JP2001314084A - 電源装置と、電動機駆動装置および空気調和機 - Google Patents

電源装置と、電動機駆動装置および空気調和機

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JP2001314084A
JP2001314084A JP2000129123A JP2000129123A JP2001314084A JP 2001314084 A JP2001314084 A JP 2001314084A JP 2000129123 A JP2000129123 A JP 2000129123A JP 2000129123 A JP2000129123 A JP 2000129123A JP 2001314084 A JP2001314084 A JP 2001314084A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽負荷時に出力される直流電圧の過上昇やハ
ンチングを抑制した電源装置と、それを用いた電動機駆
動装置および空気調和機を提供する。 【解決手段】 スイッチング動作制御手段11は、力率
を改善し、かつ負荷7に出力する直流電圧が所定の目標
直流電圧になるようにスイッチング素子4のスイッチン
グ動作を制御するとき、交流電源1からの入力電流の目
標電流実効値を下限値規制するとともに、前記直流電圧
が前記目標電圧より大きい第1のレベル以上になれば前
記スイッチング動作を停止し、前記直流電圧が前記目標
直流電圧より大きく前記第1のレベル未満の第2のレベ
ル以下になれば前記スイッチング動作を再開するように
制御する。これにより、軽負荷時における前記直流電圧
が第1のレベルと第2のレベルとの間に抑制され、過上
昇やハンチングを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業用や民生用の
電子機器に安定な直流電圧を供給する電源装置と、それ
を用いた電動機駆動装置および空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、家電機器や産業機器の普及に伴っ
て電力系統に高調波電流が流入し、各種機器の発熱や誤
動作などの問題が発生するようになった。これらの問題
に対して各種機器には高調波対策が求められ、それに伴
って機器内の電源装置には、リアクタとスイッチング素
子のスイッチング動作とによるエネルギー蓄積効果を利
用し、力率を改善しながら出力電圧を昇圧する交流直流
変換回路が用いられるようになった。
【0003】図18は上記従来の電源装置の構成を示す
ブロック図である。図18において、1は交流電源、2
は整流回路、3はリアクタ、4はスイッチング素子、5
はダイオード、6は平滑用コンデンサ、7は負荷、8は
電流検出手段、9は入力電圧検出手段、10は直流電圧
検出手段、11はスイッチング動作制御手段である。こ
こでは、整流回路2、リアクタ3、スイッチング素子
4、ダイオード5、および平滑用コンデンサ6が交流直
流変換回路を構成し、スイッチング動作制御手段11が
スイッチング素子4の動作を制御している。
【0004】上記構成における動作について説明する。
図19は上記従来例の制御動作を示すフローチャートで
ある。直流電圧検出手段10で得られた直流電圧には、
交流直流変換回路の特性上、図2(b)に示したような
交流電源周波数の2倍の周波数のリップル成分を発生す
る。直流電圧にリップル成分が含まれたまま以降に述べ
る制御演算を行うと、目標電流実効値においてリップル
成分が冗長され、最終的には入力電流波形に歪みが生じ
てしまう。このリップル成分を排除するために、カット
オフ周波数の低いローパスフィルタ12により平滑化さ
れた直流電圧を得る。一方、目標電圧演算手段13は、
直流電圧の所定の目標直流電圧を演算して設定してい
る。電圧比較手段14は、上記の平滑化された直流電圧
と上記目標直流電圧とを比較して電圧差分値を求めてい
る。
【0005】目標電流実効値演算手段15は、上記の電
圧差分値と電圧ゲインとを乗算して目標電流実効値を得
る。目標電流瞬時値演算手段16は、入力電圧検出手段
9で得られた交流電源1の電圧を正規化し、その値と目
標電流実効値演算手段15で得られた目標電流実効値と
を乗算して目標電流瞬時値を得る。電流比較手段17で
は、上記の目標電流瞬時値と電流検出手段8が検出する
入力電流とを比較して電流差分値を求める。PWMデュ
ーティ演算手段18は、前記電流差分値と電流ゲインと
を乗算し、スイッチング素子4をオンとするパルス幅を
演算する。PWM出力判定手段19は、PWMデューテ
ィ演算手段18で得られたパルス幅でのスイッチング動
作を行うか否かを、制御の動作指令などに基づいて判定
する。上記のスイッチング動作が正常に実行されること
により、交流電源電圧と入力電流とが同相、すなわち力
率が1となるように、かつ直流電圧が所定の目標直流電
圧となるように制御される。
【0006】この従来の電源装置では、その出力に接続
される負荷7が制御可能な消費電力よりも小さい軽負荷
であるとき、上記のスイッチング動作を行うと直流電圧
が前記目標直流電圧以上に急上昇してしまう。たとえ
ば、出力に電動機が接続されている場合において、電動
機が停止または低速で回転しているような場合に直流電
圧が過昇圧状態となる。これは、カットオフ周波数の低
いローパスフィルタ12の時定数が大きく、軽負荷時に
おける直流電圧の急上昇を認識しないまま以降の制御お
よびスイッチング動作が行われるためである。
【0007】特開平7−115788号公報に記載され
た手段では、負荷が電動機である場合に、軽負荷時の直
流電圧の過昇圧を防止するために、電動機の停止中また
は電動機の消費電力が小さいときにスイッチング動作を
完全に停止して過昇圧を防止しようとしている。また、
特開平10−127083号公報に記載された手段で
は、直流電圧と目標直流電圧との差が所定のしきい値以
上になった場合にスイッチング動作を停止して過昇圧を
防止しようとしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電源
装置において、軽負荷時にスイッチング動作を完全に停
止する手段では、たとえば、商用電源を使用した場合、
スイッチング動作の停止時に交流直流変換回路はコンデ
ンサインプット回路となり、出力される直流電圧は概ね
140V程度になる。この値は、交流電源電圧に依存し
て任意には定められない。さらに、直流電圧の所定の目
標直流電圧を170Vとすると、スイッチング動作の開
始と停止とに伴う直流電圧の変動幅は約30Vとなり、
また、目標直流電圧を200Vとすると、直流電圧の変
動幅は約60Vとなる。この直流電圧の変動許容範囲に
ついては、この電源装置が用いられるシステムによって
異なるが、上記のように交流電源電圧をより高く昇圧し
ようとするシステムほど直流電圧の変動幅は大きくな
り、不利である。
【0009】一方、直流電圧と目標直流電圧との差が所
定のしきい値以上になった場合にスイッチング動作を停
止する手段では、軽負荷時の直流電圧を任意の目標直流
電圧付近にすることができるが、以下の課題を有してい
た。
【0010】すなわち、図20(b)に示したように、
軽負荷時のスイッチング動作では直流電圧が過昇圧して
も、直流電圧の目標直流電圧に所定のしきい値を加算し
た電圧までしか上昇しない。しかし、図19に示したカ
ットオフ周波数の低いローパスフィルタ12の時定数が
遅い影響により、直流電圧が目標直流電圧未満に減少し
てもローパスフィルタ12によるフィルタ演算値は直流
電圧の目標直流電圧よりも大きいため、しばらくはスイ
ッチング動作が再開されない。この結果、直流電圧の変
動幅が前記しきい値以上になってしまう。
【0011】本発明は上記の課題を解決するもので、装
置規模を増大させることなく軽負荷時における直流電圧
の変動幅を極力抑制でき、より安定に電力を供給できる
電源装置と、それを用いた電動機駆動装置および空気調
和機を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる本発明
は、少なくともスイッチング素子とリアクタとダイオー
ドとを備えて前記スイッチング素子のスイッチング動作
により交流電源から直流電圧を得る交流直流変換回路
と、前記スイッチング素子の動作を制御するスイッチン
グ動作制御手段とを備え、前記スイッチング動作制御手
段は、力率を改善しながら所定の前記直流電圧を得るよ
うに前記交流直流変換回路に流れる入力電流の目標電流
実効値および目標電流実効値を設定してスイッチング動
作を制御するとき、前記目標電流実効値に下限値規制を
行うとともに、出力される前記直流電圧が所定の目標直
流電圧より大きい第1のレベル以上になれば前記スイッ
チング動作を停止し、前記直流電圧が所定の前記目標直
流電圧より大きく前記第1のレベル未満である第2のレ
ベル以下になればスイッチング動作を再開するように制
御する電源装置である。
【0013】本発明により、軽負荷時における直流電圧
の変動を第1のレベルと第2のレベルとの間に抑制する
ことができる。
【0014】請求項2に係わる本発明は、少なくともス
イッチング素子とリアクタとダイオードとを備えて前記
スイッチング素子のスイッチング動作により交流電源か
ら直流電圧を得る交流直流変換回路と、前記スイッチン
グ素子の動作を制御するスイッチング動作制御手段とを
備え、前記スイッチング動作制御手段は、力率を改善し
ながら所定の前記直流電圧を得るように前記交流直流変
換回路に流れる入力電流の目標電流実効値および目標電
流瞬時値を設定してスイッチング動作を制御するとき、
前記目標電流実効値に下限値規制を行うとともに、出力
される前記直流電圧が所定の目標直流電圧より大きい第
1のレベル以上になれば前記スイッチング動作を停止
し、前記直流電圧が所定の前記目標直流電圧より大きく
前記第1のレベル未満である第2のレベル以下で、かつ
交流電源の交流電源電圧のゼロクロスタイミングでスイ
ッチング動作を再開するように制御する電源装置であ
る。
【0015】本発明により、軽負荷時における直流電圧
の変動を第1のレベルと第2のレベルとの間に抑制する
とともに、スイッチング動作を再開するときに過大な入
力電流が流れないようにすることができる。
【0016】請求項3ないし請求項5に係わる本発明
は、第1のレベルおよび第2のレベルを負荷量、または
前記負荷量を反映する入力電流ないし目標電流実効値に
対応して変えて制御する請求項1ないし請求項2のいず
れかに係わる電源装置である。
【0017】本発明により、軽負荷時の直流電圧の変動
を第1のレベルと第2のレベルとの間に抑制しながら、
負荷が増加してもスイッチング動作の停止が発生しない
ようにすることができる。
【0018】請求項6に係わる本発明は、第1のレベル
および第2のレベルを交流電源の1/2サイクル内で変
えて制御する請求項1ないし請求項5のいずれかに係わ
る電源装置である。
【0019】本発明により、前記直流電圧におけるリッ
プル成分の影響によるスイッチング動作の停止を防止し
ながら、軽負荷時の直流電圧の変動を第1のレベルと第
2のレベルとの間に抑制することができる。
【0020】請求項7に係わる本発明は、スイッチング
動作制御手段にマイクロコンピュータまたはデジタルシ
グナルプロセッサのいずれかを用いた請求項1ないし請
求項6のいずれかに係わる電源装置である。
【0021】本発明により、マイクロコンピュータまた
はデジタルシグナルプロセッサの優れた演算機能を活用
できるとともに、制御に用いる定数の任意な設定を容易
にすることもできる。
【0022】請求項8に係わる本発明は、請求項1ない
し請求項7に係わる本発明の電源装置の出力に電動機を
駆動するためのインバータを設けた電動機駆動装置であ
る。
【0023】本発明により、インバータから出力される
交流電圧の変動が小さく、安定に動作する電動機駆動装
置を実現することができる。
【0024】請求項9に係わる本発明は、請求項8に係
わる本発明の電動機駆動装置を用いた空気調和機であ
る。
【0025】本発明により、安定に動作する空気調和機
を実現することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】請求項1に係わる本発明は、少な
くともスイッチング素子とリアクタとダイオードとを備
えて前記スイッチング素子のスイッチング動作により交
流電源から直流電圧を得る交流直流変換回路と、前記交
流直流変換回路に流れる入力電流を検出する電流検出手
段と、前記交流電源の交流電源電圧を検出する入力電圧
検出手段と、前記交流直流変換回路が出力する直流電圧
を検出する直流電圧検出手段と、前記入力電流と前記交
流電源電圧と前記直流電圧とから前記入力電流の目標電
流実効値および目標電流瞬時値を演算しながら力率を改
善するように、かつ、前記直流電圧が所定の目標直流電
圧になるように前記スイッチング素子の動作を制御する
スイッチング動作制御手段とを備え、前記スイッチング
動作制御手段は、前記目標電流実効値を下限値規制する
とともに、前記直流電圧が所定の前記目標直流電圧より
大きい第1のレベル以上になれば前記スイッチング動作
を停止し、前記直流電圧が所定の前記目標直流電圧より
大きく前記第1のレベル未満である第2のレベル以下に
なれば前記スイッチング動作を再開するように制御する
電源装置である。
【0027】本発明において、交流直流変換回路、電流
検出手段、入力電圧検出手段、および直流電圧検出手段
の構成については従来例と同じでよい。一方、スイッチ
ング動作制御手段は、従来例の構成および動作に加え
て、目標電流実効値を下限値規制するとともに、直流電
圧が目標直流電圧より大きい第1のレベル以上になれば
スイッチング動作を停止し、前記直流電圧が前記目標直
流電圧よりも大きく前記第1のレベルより小さい第2の
レベル以下になればスイッチング動作を再開するように
制御する。ここで、第1のレベルは、出力される直流電
圧の上限として設定するレベルであり、第2のレベルは
下限として前記第1のレベル未満に設定するレベルであ
り、それぞれ任意に設定可能である。また、目標電流実
効値の下限値規制は、目標電流実効値演算手段が演算す
る前記目標電流実効値に下限値を設けることであり、軽
負荷になっても算出される目標電流実効値が上記下限値
よりも小さくならないように作用する。
【0028】これにより、スイッチング動作制御手段
は、軽負荷時には目標電流実効値が軽負荷に見合う値よ
りも大きい前記下限値に設定して前記直流電圧を上昇さ
せ、これに対応してスイッチング動作が停止と再開とを
行うことにより前記直流電圧を前記第1のレベルと前記
第2のレベルとの間に抑制する。なお、負荷が大きくな
った場合にはスイッチング動作の停止および再開はなく
なって直流電圧は前記目標直流電圧に収束する。
【0029】請求項2に係わる本発明は、少なくともス
イッチング素子とリアクタとダイオードとを備えて前記
スイッチング素子のスイッチング動作により交流電源か
ら直流電圧を得る交流直流変換回路と、前記交流直流変
換回路に流れる入力電流を検出する電流検出手段と、前
記交流電源の交流電源電圧を検出する入力電圧検出手段
と、前記交流直流変換回路が出力する直流電圧を検出す
る直流電圧検出手段と、前記入力電流と前記交流電源電
圧と前記直流電圧とから前記入力電流の目標電流実効値
および目標電流瞬時値を演算しながら力率を改善するよ
うに、かつ、前記直流電圧が所定の目標直流電圧になる
ように前記スイッチング素子の動作を制御するスイッチ
ング動作制御手段とを備え、前記スイッチング動作制御
手段は、前記目標電流実効値を下限値規制するととも
に、前記直流電圧が所定の前記目標直流電圧より大きい
第1のレベル以上になれば前記スイッチング動作を停止
し、前記直流電圧が所定の前記目標直流電圧より大きく
前記第1のレベル未満である第2のレベル以下で、か
つ、前記交流電源電圧のゼロクロスタイミングで前記ス
イッチング動作を再開するように制御する電源装置であ
る。
【0030】本発明において、スイッチング動作制御手
段は、請求項1に係わる本発明と同様に軽負荷時におけ
る直流電圧の変動を第1のレベルと第2のレベルとの間
に抑制するとともに、交流電源電圧のゼロクロスタイミ
ングでスイッチング動作を再開することにより、スイッ
チング動作の再開時において交流直流変換回路に過大な
突入電流が流れることを防止する。
【0031】請求項3に係わる本発明は、スイッチング
動作制御手段は、交流直流変換回路の出力に接続される
負荷量に対応して第1のレベルおよび第2のレベルを変
化させて制御する請求項1ないし請求項2のいずれかに
係わる電源装置である。
【0032】本発明において、スイッチング動作制御手
段は、負荷の大きさに対応して第1のレベルと第2のレ
ベルを変化させ、その第1のレベルと第2のレベルに対
して請求項1ないし請求項2に係わる本発明の制御を行
う。すなわち、負荷の増大に伴って直流電圧におけるリ
ップル成分が増加したとき、リップル成分を伴う直流電
圧はリップル成分を含まない場合よりも第1のレベルを
超え易くなり、第1のレベルを超えた時点でスイッチン
グ動作が停止する場合が発生する。その対策として、直
流電圧と第1のレベルとのマージンを確保できるよう
に、負荷の大きさに対応して第1のレベルを大きくし、
また、変動幅を維持するために第2のレベルも大きくす
る。これにより、負荷が大きくなってリップル成分が増
加してもスイッチング動作が停止する事態を防止する。
実施例では、負荷が電動機である場合に、その回転数が
負荷の大きさに対応するとして、回転数に対して第1の
レベルおよび第2のレベルを段階的、または連続的に変
える。
【0033】請求項4に係わる本発明は、スイッチング
動作制御手段は、負荷量を反映する入力電流に対応して
第1のレベルおよび第2のレベルを変化させて制御する
請求項3に係わる電源装置である。
【0034】本発明において、電流検出手段が検出する
入力電流は負荷量を反映しており、したがって、スイッ
チング動作制御手段は、前記入力電流に対応して第1の
レベルおよび第2のレベルを変えて制御することによ
り、請求項3に係わる本発明と同様に、負荷が大きくな
ってリップル成分が増加してもスイッチング動作が停止
する事態を防止する。また、負荷量を検出するための新
たな手段を設ける必要をなくする。
【0035】請求項5に係わる本発明は、スイッチング
動作制御手段は、負荷量を反映する目標電流実効値に対
応して第1のレベルおよび第2のレベルを変化させて制
御する請求項3に係わる電源装置である。
【0036】本発明において、スイッチング動作制御手
段で設定される目標電流実効値は負荷量を反映してお
り、したがって、スイッチング動作制御手段は、前記目
標電流実効値に対応して第1のレベルおよび第2のレベ
ルを変えて制御することにより、請求項3に係わる本発
明と同様に、負荷が大きくなってリップル成分が増加し
てもスイッチング動作が停止する事態を防止する。ま
た、負荷量を検出するための新たな手段を設ける必要を
なくする。
【0037】請求項6に係わる本発明は、スイッチング
動作制御手段は、第1のレベルと第2のレベルを交流電
源の1/2サイクル内で変化させて制御する請求項1な
いし請求項5のいずれかに係わる電源装置である。
【0038】本発明において、第1のレベルと第2のレ
ベルを交流電源の1/2サイクル内で変化させることに
より前記交流電源の周波数の2倍の周波数を有するリッ
プル成分に同期して変化させ、その変化の振幅を負荷量
に対応させることができる。これにより、軽負荷時にお
ける直流電圧の変動幅を第1のレベルと第2のレベルと
の間に抑制するとともに、負荷量が増したときにはリッ
プル成分を含む直流電圧の瞬時値と第1のレベルとのマ
ージンを常に一定値に確保してスイッチング動作が停止
する事態を防止する。
【0039】請求項7に係わる本発明は、スイッチング
動作制御手段にマイクロコンピュータまたはデジタルシ
グナルプロセッサのいずれかを用いた請求項1ないし請
求項6のいずれかに係わる電源装置である。
【0040】本発明において、マイクロコンピュータま
たはデジタルシグナルプロセッサは、スイッチング動作
制御手段における各制御動作をプログラムによる動作で
実行し、個別部品による構成よりもコンパクトな構成を
実現するとともに、優れた演算機能により速やかに制御
し、また、制御に関する定数の任意な設定を容易にす
る。
【0041】請求項8に係わる本発明は、請求項1ない
し請求項7のいずれかに係わる電源装置と、前記電源装
置における交流直流変換回路が出力する直流電圧を電動
機駆動のための交流電圧に変換するインバータとを備え
た電動機駆動装置である。
【0042】本発明において、本発明の電源装置が安定
な直流電圧を供給し、インバータは前記直流電圧を安定
な交流電圧に変換して電動機を駆動し、回転ムラや脱調
を防止する。
【0043】請求項9に係わる本発明は、請求項8に係
わる電動機駆動装置により圧縮機用電動機を駆動するよ
うに構成した空気調和機である。
【0044】本発明において、請求項8に係わる本発明
の電動機駆動装置が安定な交流電圧により圧縮機用電動
機を駆動する。
【0045】以下、本発明の実施例について説明する。
【0046】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の実施例1につい
て図面を参照しながら説明する。本実施例は請求項1に
係わる。
【0047】図1は、本実施例の構成を示すブロック図
である。なお、従来例と同じ構成要素には同一符号を付
与している。
【0048】図1において、図の上部に示した交流直流
変換回路は、交流電源1の出力をダイオードブリッジに
よる整流回路2で整流し、整流回路2で得られる電圧を
リアクタ3を介してスイッチング素子4によりスイッチ
ングし、スイッチング素子4の両端電圧をダイオード5
を介して平滑用コンデンサ6により平滑して負荷7に供
給する。なお、交流直流変換回路には、交流直流変換回
路に流れる入力電流を検出する電流検出手段8と、交流
電源電圧を検出する入力電圧検出手段9と、交流直流変
換回路が出力する直流電圧を検出する直流電圧検出手段
10とが配されている。
【0049】スイッチング素子4の動作はスイッチング
動作制御手段11によって制御される。まず、直流電圧
検出手段10で得られた直流電圧は、カットオフ周波数
の低いローパスフィルタ12によって平滑化された直流
電圧となる。これは、交流直流変換回路の特性に起因し
て発生する、図2(b)に示したような、交流電源周波
数の2倍の周波数のリップル成分を排除するためであ
る。たとえば、このリップル成分が含まれたまま制御演
算を行うと、目標電流実効値においてリップル成分が冗
長され、最終的には入力電流波形に歪みが生じてしま
う。また、直流電圧検出手段10で得られた直流電圧
を、PWM出力判定手段19にも入力している。
【0050】つぎに、電圧比較手段14では、上記の平
滑化された直流電圧と目標電圧演算手段13により設定
された所定の目標直流電圧とを比較して電圧差分値を求
める。つぎに、目標電流実効値演算手段15では、上記
の電圧差分値と電圧ゲインとを乗算して目標電流実効値
を得る。つぎに、目標電流瞬時値演算手段16では、入
力電圧検出手段9で得られた交流電源電圧を正規化し、
その値と前記目標電流実効値とを乗算して目標電流瞬時
値を得る。つぎに、電流比較手段17では、上記の目標
電流瞬時値と電流検出手段8で得られる入力電流とを比
較して電流差分値を求める。つぎに、PWMデューティ
演算手段18では、上記の電流差分値と電流ゲインとを
乗算し、スイッチング素子4をオンとするパルス幅を演
算する。最後に、PWM出力判定手段19では、PWM
デューティ演算手段18で得られたパルス幅でのスイッ
チング動作を行うか否かを、制御の動作指令などに基づ
いて判定するようにしている。
【0051】本実施例が従来例と異なる点は、上記制御
を行うスイッチング動作制御手段11において、目標電
流実効値演算手段15により演算される目標電流実効値
に下限値規制を行うとともに、PWM出力判定手段19
でのスイッチング動作を行うか否かの判定条件として、
直流電圧検出手段10で得られた直流電圧が所定の目標
直流電圧より大きい第1のレベル以上になればスイッチ
ング動作を停止すると言う条件と、前記直流電圧が前記
所定の目標直流電圧より大きく第1のレベル未満である
第2のレベル以下になればスイッチング動作を再開する
と言う条件とを設けたことにある。
【0052】図3および図4に示した具体例において、
交流電源電圧を100V、直流電圧の所定の目標直流電
圧を170V、スイッチング動作を停止する第1のレベ
ルを200V、スイッチング動作を再開する第2のレベ
ルを195V、目標電流実効値の下限を1A相当の値と
したときの軽負荷時における動作について説明する。
【0053】負荷7が電流の実効値として1A以上を必
要としない軽負荷時においても、目標電流実効値が下限
値規制により強制的に1A相当の値となっているため、
直流電圧は目標直流電圧である170V以上に昇圧され
る。昇圧が進み、第1のレベルである200Vになると
一旦、スイッチング動作が停止されるため、直流電圧は
下降する。第2のレベルである195Vまで下降すると
スイッチング動作が再開され、直流電圧はふたたび昇圧
する。この動作が繰り返されるため、直流電圧の変動幅
は5Vとなる。負荷7が電流の実効値として1A以上が
必要となってくれば、図4(b)に示したように、19
5V〜200Vの直流電圧は目標直流電圧である170
Vに収束する。このように、軽負荷時の直流電圧の変動
を任意に設定できる第1のレベルと第2のレベルとの間
に抑制することができ、それに伴って直流電圧の変動幅
も小さくすることも可能で、さらに、負荷の状態を判別
しなくても自動的に目標直流電圧に収束させることがで
きる。
【0054】以上のように本実施例によれば、従来例で
述べた軽負荷時にスイッチング動作を完全停止する方法
においてスイッチング動作の停止中は交流電源電圧に依
存して任意の直流電圧にすることができなかったり、直
流電圧と目標直流電圧との差が所定のしきい値以上にな
った場合にスイッチング動作を停止する方法においてロ
ーパスフィルタによる遅れ時間の影響で直流電圧の変動
幅が前記しきい値以上になると言った課題を解消し、軽
負荷時に直流電圧の変動を第1のレベルと第2のレベル
との間に抑制することができる。
【0055】(実施例2)以下、本発明の実施例2につ
いて図面を参照しながら説明する。本実施例は請求項2
に係わる。
【0056】図5は、本実施例の構成を示すブロック図
である。なお、実施例1と同じ構成要素には同一符号を
付与している。
【0057】本実施例が実施例1と異なる点は、図5に
示したように、入力電圧検出手段9で得られた交流電源
電圧をPWM出力判定手段19に入力し、直流電圧が第
2のレベル以下で、かつ交流電源電圧のゼロクロスタイ
ミングでスイッチング動作を再開するようにしたことに
ある。他の動作は実施例1と同じである。
【0058】スイッチング動作制御手段11において、
目標電流実効値演算手段15では、実施例1と同様に、
目標電流実効値に下限値規制を行う。本実施例では、図
6のフローチャートに示したように、PWM出力判定手
段19でのスイッチング動作を行うか否かの判定条件
に、直流電圧検出手段10で得られた直流電圧が所定の
目標直流電圧より大きい第1のレベル以上になればスイ
ッチング動作を停止すると言う条件と、所定の目標直流
電圧より大きく第1のレベル未満である第2のレベル以
下で、かつ、入力電圧検出手段9で得られる交流電源電
圧から割り出した交流電源電圧のゼロクロスタイミング
でスイッチング動作を再開すると言う条件を設けてい
る。具体例として、入力電圧検出手段9は、ダイオード
ブリッジによる整流回路2で得られる電圧を抵抗分圧し
て出力し、PWM出力判定手段19では、分圧された前
記電圧が0になったタイミングを交流電源電圧のゼロク
ロスタイミングとして認識する。
【0059】以下、実施例1と同様に、交流電源電圧を
100V、図3に示したように、所定の直流電圧の目標
直流電圧を170V、スイッチング動作を停止する第1
のレベルを200V、第2のレベルを195V、目標電
流実効値の下限値を1A相当の値としたときの軽負荷時
における動作について説明する。
【0060】図6は、本実施例の動作を示すフローチャ
ート、図7は、本実施例の軽負荷時における動作を示す
波形図である。負荷7が電流の実効値として1A以上必
要としない軽負荷時においても、目標電流実効値が下限
値規制により強制的に1A相当の値となっているため、
直流電圧は目標直流電圧である170V以上に昇圧され
る。昇圧が進み、200Vになると一旦、スイッチング
動作が停止されるため、直流電圧は下降する。195V
まで下降すると、PWM出力判定手段19では交流電源
1の交流電源電圧のゼロクロスタイミングが認識される
のを待ち、認識されるとスイッチング動作を再開し、直
流電圧はふたたび昇圧される。交流電源電圧のゼロクロ
スタイミングを待つ間、図7(c)に示したように、直
流電圧は若干下降を続けるが、軽負荷であるためその下
降は緩やかであり、195Vからの下降値はほぼ無視で
きる程度であった。以上の動作が繰り返されるため、直
流電圧の変動幅はほぼ5Vとなる。
【0061】以上のように本実施例によれば、入力電圧
検出手段9で得られる交流電源電圧から割り出した交流
電源電圧のゼロクロスタイミングでスイッチング動作を
再開しているため、スイッチング動作再開時に急峻な突
入電流が流れることがなくなった。
【0062】なお、図8は、入力電圧検出手段9の他の
構成を示す回路図である。ダイオードブリッジによる整
流回路2で得られる電圧を抵抗分圧する構成の他に、図
8に示したように、交流電源1の出力ラインにフォトカ
プラ9aを接続し、このフォトカプラ9aの2次側の電
圧を検出結果とするように構成してもよい。
【0063】(実施例3)以下、本発明の実施例3につ
いて図面を参照しながら説明する。本実施例は請求項3
に係わる。
【0064】図9は、本実施例の構成を示すブロック図
である。なお、実施例1と同じ構成要素には同一符号を
付与している。
【0065】本実施例が実施例1ないし実施例2と異な
る点は、図9に示したように、交流直流変換回路が出力
する直流電圧を交流電圧に変換するインバータ20と、
インバータ20に接続された電動機21とで負荷7と
し、スイッチング動作制御手段11は、電動機21の回
転数を検出する回転数検出手段22を備え、第1のレベ
ルと第2のレベルとを前記回転数に対応して変化させて
制御することにある。
【0066】上記構成における動作について説明する。
本発明の電源装置は従来例と比較して軽負荷時の直流電
圧の変動幅が小さいため、電動機21を回転ムラや脱調
の確率が小さい状態に駆動することができる。このと
き、回転数検出手段22で得られる電動機21の回転数
はPWM出力判定手段19に入力され、負荷量の情報と
して扱われる。すなわち、電動機21の回転数が大きい
ときは負荷量が大きく、回転数が小さいときは負荷量は
小さいと言うことになる。
【0067】また、PWM出力判定手段19では入力さ
れた電動機21の回転数、すなわち負荷量によってスイ
ッチング動作を停止する直流電圧の第1のレベルと、ス
イッチング動作を再開する第2のレベルとを変化させ
る。これは、交流直流変換回路が出力する直流電圧には
交流電源周波数の2倍の周波数のリップル成分が発生
し、その幅は負荷量に比例して変化する訳であるが、た
とえば、負荷量が大きくなって直流電圧のリップル成分
が大きくなったとき、直流電圧と第1のレベルとのマー
ジンを確保して、リップル成分の影響を受けてスイッチ
ング動作が不本意に停止しないようにするためである。
【0068】図10は、上記マージンが確保されていな
い場合の動作を示す波形図である。たとえば、図10に
示したように、直流電圧の所定の目標直流電圧を170
Vとし、これに対し軽負荷時の直流電圧をできるだけ前
記目標直流電圧に近づけるためにスイッチング動作を停
止する第1のレベルを180V、スイッチング動作を再
開する第2のレベルを175Vとすれば、電動機21の
回転前や回転数が小さい軽負荷時においては、直流電圧
は175V〜180Vとなる。ところが、電動機21の
回転数が大きくなった場合には、直流電圧のリップル成
分が大きくなり、そのピーク値が第1のレベルである1
80Vを超過することでスイッチング動作が停止してし
まい、交流直流変換回路に流れる入力電流の波形は歪ん
でしまう。
【0069】しかし、本実施例では、図11に示したよ
うに、電動機21の回転数、すなわち負荷量に対応して
直流電圧の第1のレベルと第2のレベルとを変化させる
ことにより、軽負荷時には直流電圧を175V〜180
Vの間に維持して目標直流電圧170Vに極力近づける
とともに、負荷量が大きくなったときには、たとえば、
電動機21の回転数が50Hz以上のときには第1のレ
ベルが200Vとなり、直流電圧のリップル成分が20
Vp−pであっても20Vのマージンを確保してスイッ
チング動作を停止させないようにする。
【0070】なお、直流電圧の第1のレベルと第2のレ
ベルは、図12に示したように、連続的に変化させると
さらによい。また、直流電圧の目標直流電圧が変化する
システムにおいては、第1のレベルを(目標直流電圧+
α)、第2のレベルを(目標直流電圧+β)とし、しき
い値αとしきい値βとをそれぞれ図13に示したように
変化させることができる。
【0071】以上のように本実施例によれば、負荷量に
対応して第1のレベルおよび第2のレベルを変化させる
ことにより、負荷量が大きい場合の直流電圧と第1のレ
ベルとのマージンを確保してリップル成分の影響に基づ
くスイッチング動作の停止を防止することができる。
【0072】(実施例4)以下、本発明の実施例4につ
いて図面を参照しながら説明する。本実施例は請求項4
に係わる。
【0073】図14は、本実施例の構成を示すブロック
図である。なお、実施例3と同じ構成要素には同一符号
を付与している。本実施例が実施例3と異なる点は、負
荷量の代わりに、負荷量に対応する入力電流に対応して
第1のレベルと第2のレベルを変化させて制御するよう
にしたことにある。
【0074】図14において、電流検出手段8で得られ
る入力電流は、交流電源1の電圧が固定されていれば負
荷7の消費電力、すなわち負荷量に比例する。したがっ
て、前記入力電流が負荷量に対応することに着目し、本
実施例では、実施例3で回転数検出手段22により得た
負荷量に代えて前記入力電流を平均演算した値を用い、
スイッチング動作を停止する直流電圧の第1のレベルと
スイッチング動作を再開する第2のレベルとを変化させ
るようにしている。
【0075】すなわち、電流検出手段8で得られる入力
電流をPWM出力判定手段19に入力し、PWM出力判
定手段19では交流直流変換回路に流れる入力電流を平
均演算し、この平均値によって、図15に示したよう
に、第1のレベルおよび第2のレベルを変化させるよう
にした。
【0076】以上のように本実施例によれば、実施例3
における回転数検出手段22のような負荷量を検出する
手段を新たに設ける必要がなくなった。
【0077】なお、本実施例では負荷量を、電流検出手
段8で得られる入力電流の平均値としたが、入力電流の
実効値またはピーク値などとしてもよいことは言うまで
もない。
【0078】(実施例5)以下、本発明の実施例5につ
いて図面を参照しながら説明する。本実施例は請求項5
に係わる。
【0079】図16は、本実施例の構成を示すブロック
図である。なお、実施例3と同じ構成要素には同一符号
を付与している。本実施例が実施例3と異なる点は、負
荷量の代わりに、負荷量に対応する目標電流実効値に対
応して第1のレベルと第2のレベルを変化させて制御す
るようにしたことにある。
【0080】図16において、本実施例では、スイッチ
ング動作制御手段11で得られる目標電流実効値が負荷
量に対応していることに着目し、実施例3の回転数検出
手段22で得られる負荷量に代えて前記目標電流実効値
を用い、目標電流実効値に対応して第1のレベルと第2
のレベルとを変化させるようにしている。すなわち、目
標電流実効値演算手段15で得られる目標電流実効値を
PWM出力判定手段19に入力し、目標電流実効値によ
って第1のレベルと第2のレベルとを変化させている。
【0081】以上のように本実施例によれば、実施例4
と同様に、実施例3における回転数検出手段22のよう
な負荷量を検出する手段を新たに設ける必要がなくなっ
た。
【0082】(実施例6)以下、本発明の実施例6につ
いて図面を参照しながら説明する。本実施例は請求項6
に係わる。
【0083】図17は、本実施例の動作を示す波形図で
ある。本実施例が実施例3ないし実施例4と異なる点
は、図17に示したように、スイッチング動作を停止す
る直流電圧の第1のレベルとスイッチング動作を再開す
る第2のレベルとを、交流電源1の1/2サイクル中
で、直流電圧に含まれる交流電源周波数の2倍の周波数
のリップル成分の変動に合わせるように変化させて制御
することにある。
【0084】これは、入力電圧検出手段9で得られる交
流電源電圧から割り出される交流電源電圧のゼロクロス
タイミングの間隔を時間計測し、つぎのゼロクロスタイ
ミング間隔内において時間経過とともに第1のレベルと
第2のレベルとを変えると言う方法で実現した。これに
より、負荷量が増したときにリップル成分を含む直流電
圧とスイッチング動作が停止する第1のレベルとのマー
ジンをいずれのタイミングにおいても一定値で確保する
ことができる。
【0085】以上のように本実施例によれば、リップル
成分を含む直流電圧とスイッチング動作が停止する第1
のレベルとのマージンをどの時点でも一定値に確保する
ことにより、負荷量が増加したときにスイッチング動作
が停止する事態を精度よく防止することができる。
【0086】(実施例7)以下、本発明の実施例7につ
いて説明する。本実施例は請求項7に係わる。
【0087】本実施例では、スイッチング動作制御手段
11での制御をすべてマイクロコンピュータによって行
うデジタル制御とした。一連の演算処理をマイクロコン
ピュータのプログラムにより実現することにより、電子
回路の組み合わせで構成した場合に比べ、極めて容易に
システム化することができた。
【0088】(実施例8)以下、本発明の実施例8につ
いて説明する。本実施例は請求項7係わる。
【0089】本実施例では、スイッチング動作制御手段
11による制御をすべてデジタルシグナルプロセッサに
よって行うデジタル制御とした。一連の演算処理をデジ
タルシグナルプロセッサのプログラムで実現することに
より、電子回路の組み合わせで構成した場合に比べて極
めて容易にシステム化することができた。とくに、デジ
タルシグナルプロセッサには乗算器が内蔵されており、
積和演算が非常に速く処理されるため演算処理時間の制
約を受けにくい構成とすることができた。
【0090】(実施例9)以下、本発明の実施例9につ
いて説明する。本実施例は請求項8および請求項9に係
わる。
【0091】本実施例では、実施例3ないし実施例8の
いずれかに係わる電源装置の出力にインバータを設けて
電動機駆動装置とし、前記電動機駆動装置を空気調和機
に搭載した。
【0092】空気調和機の圧縮機用電動機は、冷凍サイ
クルの状態によって負荷が大きく変わるため電動機駆動
用のインバータには安定な直流電圧が供給される必要が
あるが、本発明により軽負荷時の直流電圧の変動幅が小
さくなり、とくに圧縮機用電動機の起動を確実にし、起
動後も回転数の変動が少ない安定な回転を実現すること
ができた。
【0093】
【発明の効果】請求項1に係わる本発明は、少なくとも
スイッチング素子とリアクタとダイオードとを備えて前
記スイッチング素子のスイッチング動作により交流電源
から直流電圧を得る交流直流変換回路と、前記交流直流
変換回路に流れる入力電流を検出する電流検出手段と、
前記交流電源の交流電源電圧を検出する入力電圧検出手
段と、前記交流直流変換回路が出力する直流電圧を検出
する直流電圧検出手段と、前記入力電流と前記交流電源
電圧と前記直流電圧とから前記入力電流の目標電流実効
値および目標電流瞬時値を演算しながら力率を改善する
ように、かつ、前記直流電圧が所定の目標直流電圧にな
るように前記スイッチング素子の動作を制御するスイッ
チング動作制御手段とを備え、前記スイッチング動作制
御手段は、前記目標電流実効値を下限値規制するととも
に、前記直流電圧が所定の前記目標直流電圧より大きい
第1のレベル以上になれば前記スイッチング動作を停止
し、前記直流電圧が所定の前記目標直流電圧より大きく
前記第1のレベル未満である第2のレベル以下になれば
前記スイッチング動作を再開するように制御する電源装
置とすることにより、軽負荷時の直流電圧が任意に設定
可能な第1のレベルと第2のレベルとの間に収まると言
う効果を奏する。さらには、負荷の状態を判別しなくて
も自動的に目標直流電圧に収束すると言う効果も奏す
る。
【0094】請求項2に係わる本発明は、少なくともス
イッチング素子とリアクタとダイオードとを備えて前記
スイッチング素子のスイッチング動作により交流電源か
ら直流電圧を得る交流直流変換回路と、前記交流直流変
換回路に流れる入力電流を検出する電流検出手段と、前
記交流電源の交流電源電圧を検出する入力電圧検出手段
と、前記交流直流変換回路が出力する直流電圧を検出す
る直流電圧検出手段と、前記入力電流と前記交流電源電
圧と前記直流電圧とから前記入力電流の目標電流実効値
および目標電流瞬時値を演算しながら力率を改善するよ
うに、かつ、前記直流電圧が所定の目標直流電圧になる
ように前記スイッチング素子の動作を制御するスイッチ
ング動作制御手段とを備え、前記スイッチング動作制御
手段は、前記目標電流実効値を下限値規制するととも
に、前記直流電圧が所定の前記目標直流電圧より大きい
第1のレベル以上になれば前記スイッチング動作を停止
し、前記直流電圧が所定の前記目標直流電圧より大きく
前記第1のレベル未満である第2のレベル以下で、か
つ、前記交流電源電圧のゼロクロスタイミングで前記ス
イッチング動作を再開するように制御する電源装置とす
ることにより、請求項1に係わる本発明の効果ととも
に、スイッチング動作再開時に急峻な突入電流が流れる
ことがないと言う効果を奏する。
【0095】請求項3に係わる本発明は、スイッチング
動作制御手段は、交流直流変換回路の出力に接続される
負荷量に対応して第1のレベルおよび第2のレベルを変
化させて制御する請求項1ないし請求項2のいずれかに
係わる電源装置とすることにより、請求項1または請求
項2に係わる本発明の効果とともに、負荷量が大きくな
って直流電圧のリップル成分が大きくなったときにもス
イッチング動作を停止させる直流電圧と第1のレベルと
のマージンが確保できると言う効果を奏する。また、軽
負荷時における直流電圧を目標直流電圧に極力近づけら
れると言う効果も奏する。
【0096】請求項4に係わる本発明は、スイッチング
動作制御手段は、負荷量を反映する入力電流に対応して
第1のレベルおよび第2のレベルを変化させて制御する
請求項3に係わる電源装置とすることにより、請求項3
に係わる本発明の効果とともに、負荷量を検出する手段
を新たに設ける必要がなく、システムの小型軽量化、低
コスト化が図れると言う効果も奏する。
【0097】請求項5に係わる本発明は、スイッチング
動作制御手段は、負荷量を反映する目標電流実効値に対
応して第1のレベルおよび第2のレベルを変化させて制
御する請求項3に係わる電源装置とすることにより、請
求項3に係わる本発明の効果とともに、負荷量を検出す
る手段を新たに設ける必要がなく、システムの小型軽量
化、低コスト化が図れると言う効果も奏する。
【0098】請求項6に係わる本発明は、スイッチング
動作制御手段は、第1のレベルと第2のレベルを交流電
源の1/2サイクル内で変化させて制御する請求項1な
いし請求項5のいずれかに係わる電源装置とすることに
より、請求項1ないし請求項5のいずれかに係わる本発
明の効果とともに、負荷量が増したときにリップル成分
を含む直流電圧とスイッチング動作が停止する第1のレ
ベルまでのマージンがいずれのタイミングにおいても一
定値で確保されている、すなわち負荷が急減したとして
も直流電圧の過昇圧幅が一定になるため、システムの動
作信頼性が向上すると言う効果も奏する。
【0099】請求項7に係わる本発明は、スイッチング
動作制御手段にマイクロコンピュータまたはデジタルシ
グナルプロセッサのいずれかを用いた請求項1ないし請
求項6のいずれかに係わる電源装置とすることにより、
請求項1ないし請求項6のいずれかに係わる本発明の効
果とともに、電子回路の組み合わせで構成した場合に比
べ部品点数を削減し、極めて容易にシステム化すること
ができると言う効果も奏する。
【0100】請求項8に係わる本発明は、請求項1ない
し請求項7のいずれかに係わる本発明の電源装置と、前
記電源装置における交流直流変換回路が出力する直流電
圧を電動機駆動のための交流電圧に変換するインバータ
とを備えた電動機駆動装置とすることにより、電動機の
回転ムラや脱調を防止することができるとともに、直流
電圧の変動が少ない状況下で電動機の起動が行え、起動
確立を向上させると言う効果も奏する。
【0101】請求項9に係わる本発明は、請求項8に係
わる電動機駆動装置により圧縮機用電動機を駆動するよ
うに構成した空気調和機とすることにより、請求項8に
係わる本発明の効果とともに、圧縮機用電動機が停止中
においても直流電圧をあらかじめ設定される目標直流電
圧にすることができるため、送風用電動機やその他空気
調和機のアクチュエータの制御を安定に行うことができ
ると言う効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の構成を示すブロック図
【図2】同実施例における交流直流変換回路の入出力電
圧を示す波形図
【図3】同実施例における軽負荷時の動作を示す波形図
【図4】同実施例の動作を示す波形図
【図5】本発明の実施例2の構成を示すブロック図
【図6】同実施例の動作を示すフローチャート
【図7】同実施例の軽負荷時の動作を示す波形図
【図8】同実施例における入力電圧検出手段の他の構成
を示す回路図
【図9】本発明の実施例3の構成を示すブロック図
【図10】同実施例において直流電圧と第1のレベルと
のマージンが確保されていない状態の動作を示す波形図
【図11】同実施例における第1のレベルおよび第2の
レベルの変化を示す特性図
【図12】同実施例における第1のレベルおよび第2の
レベルの他の変化を示す特性図
【図13】同実施例におけるしきい値αおよびしきい値
βの変化を示す特性図
【図14】本発明の実施例4の構成を示すブロック図
【図15】同実施例における第1のレベルおよび第2の
レベルの変化を示す特性図
【図16】本発明の実施例5の構成を示すブロック図
【図17】本発明の実施例6における第1のレベルおよ
び第2のレベルの変化を示す特性図
【図18】従来の交流直流変換回路を用いた電源装置の
一例の構成を示すブロック図
【図19】同従来例の制御動作を示すフローチャート
【図20】同従来例の軽負荷時の動作を示す波形図
【符号の説明】
1 交流電源 2 整流回路 3 リアクタ 4 スイッチング素子 5 ダイオード 6 平滑用コンデンサ 7 負荷 8 電流検出手段 9 入力電圧検出手段 9a フォトカプラ 10 直流電圧検出手段 11 スイッチング動作制御手段 12 ローパスフィルタ 13 目標電圧演算手段 14 電圧比較手段 15 目標電流実効値演算手段 16 目標電流瞬時値演算手段 17 電流比較手段 18 PWMデューティ演算手段 19 PWM出力判定手段 20 インバータ 21 電動機 22 回転数検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 正則 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5H006 AA01 AA02 AA05 BB05 CA02 CA07 CB01 CB08 CC08 DA04 DB01 DB07 DC02 DC05 FA01 FA02 5H576 AA10 BB01 BB03 BB04 CC05 DD02 DD04 EE11 EE18 FF01 HA02 HB02 JJ03 LL01 LL22 LL24 MM02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともスイッチング素子とリアクタ
    とダイオードとを備えて前記スイッチング素子のスイッ
    チング動作により交流電源から直流電圧を得る交流直流
    変換回路と、前記交流直流変換回路に流れる入力電流を
    検出する電流検出手段と、前記交流電源の交流電源電圧
    を検出する入力電圧検出手段と、前記交流直流変換回路
    が出力する直流電圧を検出する直流電圧検出手段と、前
    記入力電流と前記交流電源電圧と前記直流電圧とから前
    記入力電流の目標電流実効値および目標電流瞬時値を演
    算しながら力率を改善するように、かつ、前記直流電圧
    が所定の目標直流電圧になるように前記スイッチング素
    子の動作を制御するスイッチング動作制御手段とを備
    え、前記スイッチング動作制御手段は、前記目標電流実
    効値を下限値規制するとともに、前記直流電圧が所定の
    前記目標直流電圧より大きい第1のレベル以上になれば
    前記スイッチング動作を停止し、前記直流電圧が所定の
    前記目標直流電圧より大きく前記第1のレベル未満であ
    る第2のレベル以下になれば前記スイッチング動作を再
    開するように制御する電源装置。
  2. 【請求項2】 少なくともスイッチング素子とリアクタ
    とダイオードとを備えて前記スイッチング素子のスイッ
    チング動作により交流電源から直流電圧を得る交流直流
    変換回路と、前記交流直流変換回路に流れる入力電流を
    検出する電流検出手段と、前記交流電源の交流電源電圧
    を検出する入力電圧検出手段と、前記交流直流変換回路
    が出力する直流電圧を検出する直流電圧検出手段と、前
    記入力電流と前記交流電源電圧と前記直流電圧とから前
    記入力電流の目標電流実効値および目標電流瞬時値を演
    算しながら力率を改善するように、かつ、前記直流電圧
    が所定の目標直流電圧になるように前記スイッチング素
    子の動作を制御するスイッチング動作制御手段とを備
    え、前記スイッチング動作制御手段は、前記目標電流実
    効値を下限値規制するとともに、前記直流電圧が所定の
    前記目標直流電圧より大きい第1のレベル以上になれば
    前記スイッチング動作を停止し、前記直流電圧が所定の
    前記目標直流電圧より大きく前記第1のレベル未満であ
    る第2のレベル以下で、かつ、前記交流電源電圧のゼロ
    クロスタイミングで前記スイッチング動作を再開するよ
    うに制御する電源装置。
  3. 【請求項3】 スイッチング動作制御手段は、交流直流
    変換回路の出力に接続される負荷量に対応して第1のレ
    ベルおよび第2のレベルを変化させて制御する請求項1
    ないし請求項2のいずれかに記載の電源装置。
  4. 【請求項4】 スイッチング動作制御手段は、負荷量を
    反映する入力電流に対応して第1のレベルおよび第2の
    レベルを変化させて制御する請求項3記載の電源装置。
  5. 【請求項5】 スイッチング動作制御手段は、負荷量を
    反映する目標電流実効値に対応して第1のレベルおよび
    第2のレベルを変化させて制御する請求項3記載の電源
    装置。
  6. 【請求項6】 スイッチング動作制御手段は、第1のレ
    ベルと第2のレベルを交流電源の1/2サイクル内で変
    化させて制御する請求項1ないし請求項5のいずれかに
    記載の電源装置。
  7. 【請求項7】 スイッチング動作制御手段にマイクロコ
    ンピュータまたはデジタルシグナルプロセッサのいずれ
    かを用いた請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の
    電源装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項7のいずれかに記
    載の電源装置と、前記電源装置における交流直流変換回
    路が出力する直流電圧を電動機駆動のための交流電圧に
    変換するインバータとを備えた電動機駆動装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の電動機駆動装置により圧
    縮機用電動機を駆動するように構成した空気調和機。
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