JP2001309628A - モータポンプ - Google Patents

モータポンプ

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JP2001309628A
JP2001309628A JP2000117944A JP2000117944A JP2001309628A JP 2001309628 A JP2001309628 A JP 2001309628A JP 2000117944 A JP2000117944 A JP 2000117944A JP 2000117944 A JP2000117944 A JP 2000117944A JP 2001309628 A JP2001309628 A JP 2001309628A
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stator core
rotor
partition
motor pump
motor
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JP2000117944A
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English (en)
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Shinichi Isobe
晋一 磯部
Toshiaki Nakamura
俊晃 中村
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
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  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】コストアップを招くことなしにうず電流損失を
抑制し、これにより発熱を抑制すると共に、モータ出力
および効率を高めることができるモータポンプの提供。 【解決手段】各ステータコア7は、同一形状の複数の磁
性薄板71をロータ6の回転軸線Y方向とは直交する方
向に複数枚積層することにより、隔壁5と対面する方向
の断面形状が正方形に形成され、ステータコア7は、こ
のステータコア7を構成する磁性薄板71の面方向中心
線aと積層方向中心線bと対角線c、cのいずれもが、
ロータ6の回転軸心y方向を向かない範囲内で同一方向
に捩られた状態で配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、アキシャルギャ
ップ型モータポンプに関し、特に、モータ出力、効率の
向上技術に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、アキシャルギャップ型モータポ
ンプとしては、例えば、特開平8−214475号公報
「電動ウオータポンプ」に記載のもの(従来例1のモー
タポンプ)、および、特開平10−196587号公報
「偏平型モータ組込み方型ポンプ」(従来例2のモータ
ポンプ)が知られている。従来例1のモータポンプは、
隔壁で隔てられたモータ室とポンプ室とを形成するケー
シングと、軟磁性材料の塊状鉄心からなりモータ室内に
設けられた複数のステータコアと、該複数のステータコ
アに面対向して配設された突極を構成するロータマグネ
ット(永久磁石)を有しポンプ室内に回動自在に設けら
れた羽根車(インペラ)とを備え、図8に要部平面図を
示すように、前記ステータコア101は、その磁軸方向
に延びて穿設されると共にロータマグネットとの対向面
にその始端および終端がそれぞれ開口した冷却通路10
2を有し、前記隔壁は、冷却通路102をポンプ室へ連
通する貫通孔を有し、冷却通路101がポンプ室と連通
されてポンプ室内の流体が冷却通路内に循環可能に形成
されたものである。この従来例1のモータポンプでは、
上述のようにステータコア101に冷却通路102を穿
設することにより、経済性重視の観点から、ステータコ
ア101に軟磁性材からなる塊状棒材を用いた場合の問
題点、即ち、ステータコア101にうず電流が流れ、こ
れにより、ステータコア101の磁化を妨げてモータ効
率を低下させると共に、発熱量が大きくなるという問題
点を解決しようというものである。
【0003】従来例2のモータポンプは、装置を大型化
せずにマグネットカップリングを用いて軸封の問題を解
決できる偏平型モータ組み込み型ポンプを提供すること
を目的とし、図10に示すように、巻線(ステータコイ
ル)201を巻回した鉄心(ステータコア)202を内
部に有する偏平型モータ収納ケース203と、ポンプ入
口204とポンプ出口205とを有しポンプインペラ2
06を具備した従動ロータ207を内蔵し隔壁208を
介して偏平型モータ収納ケースと一体となるポンプケー
シング209と、隔壁208に設けられた従動ロータ2
07の軸受210と、従動ロータ207に設けられた突
極を構成する磁石211とを有し、磁石211を隔壁2
08を隔てて鉄心(ステータコア)202に相対する位
置に設けた構造としたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、従来
例1のモータポンプにあっては、以下に述べるような問
題点があった。即ち、軟磁性材からなる塊状棒材のステ
ータコアに流れるうず電流は、図9に示すように、ステ
ータコア101に穿設された冷却通路102により、そ
の通路は変化するものの、ステータコア材の磁路に係る
占有体積に対するうず電流損失の割合は低減しない。な
ぜならば、次式(電気学会発行の電気学会大学講座 電
気機器学 第10ページに記載されている式)により、
うず電流損失は鋼板の厚みの2乗に比例することになる
が、ステータコア101のロータ対向面に穴を開口させ
ることが厚みを小さくしたことにはならないから、うず
電流損失を低減する効果は得られないことになる。
【数1】 また、ステータコア101に巻かれるコイル103に電
流を加えた時に流れる磁束の磁路を考えると、ステータ
コア101のロータ対向面に穴が形成されることによっ
て、磁路断面積が減少することになり、さらに、ステー
タコア101とロータとの間のギャップも磁気回路から
見ると大きくなってギャップでの磁気回路損失が増大
し、従って、モータ出力および効率を低下させることに
なる。なお、以上のような問題の対策として、アキシャ
ルギャップ型モータのステータコアにおいて、軟磁性材
からなる塊状棒材のステータコアを回転軸線方向と直交
する方向に鋼板等を積層した鉄心の構成にすることによ
り、うず電流損失を低減することは可能である。しかし
ながら、複数のステータコアを周方向に近接配置させる
ためには、各ステータコアにおけるロータ対向面方向の
断面形状を円形もしくは台形にする必要があることか
ら、ステータコアを積層形成するためには、形状の異な
る多数枚の薄板を組み合わせる必要があり、このため、
薄板をプレスする金型が複雑になると共に、積層組み付
け工程が面倒で手間を要し、従って、コストアップを招
くことになる。
【0005】次に、従来例2のモータポンプは、軸封の
ために従動ロータ207の磁石211とステータコア2
02との間を完全に仕切る隔壁208が、非磁性材料で
構成されたものであったため、この隔壁208の厚さt
と隔壁208と従動ロータ207の磁石211との間に
形成される実際のエアギャップLgとの和が、等価エア
ギャップL(=t+Lg)となってしまい、従って、特
に、リラクタンス力によって回転するモータにおいて
は、等価エアギャップLが大きくなりすぎることで、大
きなトルクを発生させることができず、従って、モータ
出力および効率を低下させることになるという問題点が
あった。
【0006】本発明は、上述のような従来の問題点に着
目してなされたもので、コストアップを招くことなしに
うず電流損失を抑制し、これにより発熱を抑制すると共
に、モータ出力および効率を高めることができるモータ
ポンプを提供すること目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】 上述の目的を達成する
ために本発明請求項1記載のモータポンプでは、それぞ
れケーシング内に設けられるモータ室とポンプ室との間
が隔壁で画成され、前記ポンプ室内には、回転自在なイ
ンペラを備えると共に前記隔壁との間に所定のエアギャ
ップを設けて回転方向に複数の突極が配置されたロータ
が設けられ、前記モータ室内には、前記隔壁を介し前記
突極と対面する状態で前記ロータの回転方向に複数のス
テータコアが配置され、該各ステータコアにはステータ
コイルが巻回されたモータポンプにおいて、前記各ステ
ータコアが、同一形状の複数の磁性薄板を前記ロータの
回転軸線方向とは直交する方向に積層することにより前
記隔壁と対面する方向の断面形状が方形に形成されてい
る手段とした。
【0008】請求項2記載のモータポンプでは、請求項
1に記載のモータポンプにおいて、前記ステータコアを
構成する薄板の面方向中心線と積層方向中心線と対角線
のいずれもが、前記ロータの回転軸心方向を向かない範
囲内で同一方向に捩られた状態で配置されている手段と
した。
【0009】請求項3記載のモータポンプでは、請求項
1または2に記載のモータポンプにおいて、前記突極が
永久磁石で構成されている手段とした。
【0010】請求項4記載のモータポンプでは、請求項
1〜3のいずれかに記載のモータポンプにおいて、前記
隔壁における各ステータコア対向面部分が各ステータコ
ア対向面付近から隔壁の厚さ方向に渡って磁性材料で構
成され、その他の部分が非磁性材料で構成されている手
段とした。
【0011】請求項5記載のモータポンプでは、請求項
4に記載のモータポンプにおいて、前記隔壁の各磁性材
料部分における前記突極侵入方向側端部がステータコア
対向面側より突極対向面側の方が前記突極の回転方向と
は逆方向に突出するように形成されている手段とした。
【0012】請求項6記載のモータポンプでは、請求項
4に記載のモータポンプにおいて、前記隔壁における各
磁性材料部分が前記各ステータコアと一体に構成されて
いる手段とした。
【0013】
【作用】 本発明請求項1に記載のモータポンプでは、
上述のように構成されるため、各ステータコイルへの通
電制御を行うことにより、インペラを備えたロータを回
転させ、これによりポンプ作用を生じさせることができ
る。そして、前記各ステータコイルが巻回されたステー
タコアが磁性薄板を前記ロータの回転軸線方向とは直交
する方向に積層することにより構成されることで、積層
される薄板の厚さが薄くなるため、後に詳述するよう
に、うず電流損失を大幅に低減させることができるよう
になり、これにより、うず電流による発熱が抑制される
と共に、モータ出力および効率が向上する。また、各ス
テータコアが同一形状の複数の磁性薄板を積層すること
により構成されるため、薄板をプレスする金型が簡略化
され、かつ、積層組み付け工程も簡略化されるため、コ
ストアップを招くこともない。
【0014】請求項2記載のモータポンプでは、請求項
1に記載のモータポンプにおいて、前記ステータコアを
構成する薄板の面方向中心線と積層方向中心線と対角線
のいずれもが、前記ロータの回転軸心方向を向かない範
囲内で同一方向に捩られた状態で配置されることによ
り、ステータコアにおける隔壁と対面する方向の断面形
状が方形に形成されていても、コーナー部分同士の干渉
を回避させることができるため、ステータコイルの巻数
を減らすことなしに複数のステータコアを周方向に近接
配置させることが可能となり、これにより、大型化およ
び出力や効率の低下を共に回避することができるように
なる。さらに、ステータコアの捩じれにより、ステータ
コアがロータに対し徐々に入り込むスキュー効果が得ら
れ、これにより、モータのトルクリプルや振動が抑制さ
れる。
【0015】請求項3記載のモータポンプでは、請求項
1または2に記載のモータポンプにおいて、前記突極を
永久磁石で構成することにより、出力および効率を高め
ることができるようになる。
【0016】請求項4記載のモータポンプでは、請求項
1〜3のいずれかに記載のモータポンプにおいて、前記
隔壁における各ステータコア対向面部分が各ステータコ
ア対向面付近から隔壁の厚さ方向に渡って磁性材料で構
成され、その他の部分が非磁性材料で構成されることに
より、軸封のための隔壁を設けても、その厚み分が等価
エアギャップを増加させることがなくなるため、モータ
出力および効率を低下させることなしに、軸封が行える
ようになる。
【0017】請求項5記載のモータポンプでは、請求項
4に記載のモータポンプにおいて、前記隔壁の各磁性材
料部分における前記突極侵入方向側端部がステータコア
対向面側より突極対向面側の方が前記突極の回転方向と
は逆方向に突出するように形成されることで、空間磁束
ベクトルの向きによって、ロータの突極に働くリラクタ
ンストルクを大きくすることができ、これにより、モー
タ出力および効率を高めることができるようになる。
【0018】請求項6記載のモータポンプでは、請求項
4に記載のモータポンプにおいて、前記隔壁における各
磁性材料部分が前記各ステータコアと一体に構成される
ことで、ステータコアと隔壁との間に空間が形成されな
いため、その分磁路抵抗が小さくなり、これにより、モ
ータ出力おおび効率の向上が図れるようになり、また、
部品点数の削減によるコストダウンと、組立精度の向上
が図れるようになる。
【0019】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態を図
面により詳述する。 (発明の実施の形態1)図1はこの発明の実施の形態1
のアキシャルギャップ型モータポンプを示す縦断面図で
あり、この図に示すように、それぞれ非磁性材料からな
るケーシング1、2内に設けられるモータ室3とポンプ
室4との間が同じく非磁性材料からなる隔壁5で画成さ
れている。
【0020】前記ポンプ室4内には、上面側に回転自在
なインペラ61を備えると共に前記隔壁5と対面する下
面側には該隔壁5との間に所定のエアギャップを設けて
回転方向に永久磁石よりなる複数の突極62が配置され
たロータ6が設けられ、このロータ6は磁性材料で構成
されると共に、その回転軸63が前記隔壁5を貫通し、
モータ室3に設けた非磁性材料よりなる軸受け部31に
回転自在に軸支されている。
【0021】前記モータ室3内には、前記隔壁5を介し
前記突極62と対面する状態で前記ロータ6の回転方向
に6つの磁性材料よりなるステータコア7が磁性材料か
らなるバックヨーク8に取り付けられた状態で配置され
ていて、該各ステータコア7にはそれぞれステータコイ
ル9が巻回されている。
【0022】前記各ステータコア7は、図2の要部拡大
平面図に示すように、同一形状の複数の磁性薄板71を
前記ロータ6の回転軸線Y方向とは直交する方向に複数
枚積層することにより、隔壁5と対面する方向の断面形
状が正方形に形成されている。
【0023】また、このステータコア7は、このステー
タコア7を構成する磁性薄板71の面方向中心線aと積
層方向中心線bと対角線c、cのいずれもが、ロータ6
の回転軸心y方向を向かない範囲内で同一方向に捩られ
た状態で配置されている。ちなみに、図2に示すこの発
明の実施の形態1では、積層方向中心線bと一方の対角
線cとの間にロータ6の回転軸心yが来るように捩じら
れた状態で設けられている。
【0024】この発明の実施の形態1のモータポンプ
は、上述のように構成されるため、各ステータコイル9
への通電制御を行うことにより、インペラ61を備えた
ロータ6を回転させ、これによりポンプ作用を生じさせ
ることができる。
【0025】そして、各ステータコイル9が巻回された
ステータコア7が磁性薄板71をロータ6の回転軸線Y
方向とは直交する方向に多数枚積層して構成されること
により、積層される各磁性薄板71の厚さが薄くなるた
め、うず電流損失を大幅に低減させることができるよう
になる。
【0026】即ち、前記式(1)に示すように、うず電
流損失は鋼板の厚みの2乗に比例することになるため、
上述のように磁性薄板71の厚さが薄くなることによ
り、うず電流損失を大幅に低減させることができるよう
になる。従って、うず電流による発熱が抑制されると共
に、モータ出力および効率を向上させることができるよ
うになるという効果が得られる。
【0027】また、各ステータコア7が同一形状の複数
の磁性薄板71を積層することにより構成されるため、
薄板71をプレスする金型が簡略化され、かつ、積層組
み付け工程も簡略化されるため、コストアップを招くこ
ともない。
【0028】また、前記ステータコア7を構成する薄板
の積層方向中心線bと一方の対角線cとの間にロータ6
の回転軸心yが来るように各ステータコア7が捩じられ
た状態で設けられることで、ステータコア7における隔
壁5と対面する方向の断面形状が方形に形成されていて
も、コーナー部分同士の干渉を回避させることができる
ため、ステータコイル9の巻数を減らすことなしに複数
のステータコア7を周方向に近接配置させることが可能
となり、これにより、大型化および出力や効率の低下を
共に回避することができるようになるという効果が得ら
れる。
【0029】さらに、以上のようにステータコア7が捩
じられて配置されることにより、ステータコア7がロー
タ6に対し徐々に入り込むスキュー効果が得られ、これ
により、モータのトルクリプルや振動を抑制できるよう
になるという効果も得られる。また、前記突極62が永
久磁石で構成されることにより、モータ出力および効率
を高めることができるようになる。
【0030】従って、この発明の実施の形態1のモータ
ポンプにあっては、コストアップを招くことなしにうず
電流損失を抑制し、これにより発熱を抑制すると共に、
モータ出力および効率を高めることができるようにな
る。
【0031】次に、発明の他の実施の形態について説明
する。なお、この他の発明の実施の形態の説明に当たっ
ては、前記発明の実施の形態1と同様の構成部分につい
ては、同一の符号を付してその説明を省略し、相違点に
ついてのみ説明する。
【0032】(発明の実施の形態2)この発明の実施の
形態2のモータポンプは、図3にその縦断面図を示すよ
うに、突極62が磁性材料でロータ6と一体に形成され
たものであり、その他の点は前記発明の実施の形態1と
同様である。従って、前記発明の実施の形態1とほぼ同
様の効果が得られる。
【0033】(発明の実施の形態3)この発明の実施の
形態3のモータポンプは、図4にその縦断面図を示すよ
うに、前記ポンプ室4を構成するケーシング2には、吸
入口21および吐出口22が設けられている。そして、
このケーシング2は非磁性材料で構成されるのに対し、
モータ室3を構成するケーシング1は磁性材料で構成さ
れることにより、前記各ステータコア7が取り付けられ
るバックヨーク(8)の役目をなしている。
【0034】前記モータ室3とポンプ室4との間は、一
枚の隔壁50で完全に仕切られた状態に形成されてい
て、ロータ6はその外周縁部を軸受け部23により回転
自在に支持されている。
【0035】そして、この隔壁50は、該隔壁50にお
ける各ステータコア7との対向面部分が各ステータコア
7対向面付近から隔壁50の厚さ方向に渡って磁性材料
51で構成され、その他の部分が非磁性材料52で構成
されている。なお、前記磁性材料51部分と非磁性材料
52部分は、焼結材料等の拡散接合により一体に形成さ
れている。
【0036】この発明の実施の形態3では、以上のよう
に構成されるため、各ステータコイル9に通電すると、
各ステータコア7に磁束が発生し、この磁束は、図5の
矢印で示すように、ステータコア7→隔壁50の磁性材
料51→エアギャップLg→突極62→ロータ6→突極
62→エアギャップLg→隔壁50の磁性材料51→ス
テータコア7→ケーシング1→ステータコア7を経由す
る磁気回路を構成することになる。
【0037】そして、この磁気回路において磁圧降下の
ほとんどは、エアギャップLgと隔壁50であるが、こ
の隔壁50におけるステータコア7と接する面付近が磁
性材料51で構成されることで、隔壁50部においても
ステータコア7と同等の透磁率が得られ、、等価エアギ
ャップLは、実際のエアギャップLgと等しくなり、隔
壁50が非磁性材料の単一部材で構成される場合に比
べ、磁気回路全体の磁圧降下が大幅に減少し、総磁束量
が増大することになる。
【0038】従って、隔壁50でモータ室3側にステー
タコア7とポンプ室4側の突極62との間を完全に仕切
っても、モータ出力および効率を低下させることなし
に、完全な軸封が行えるようになる。また、非磁性隔壁
で仕切ったものに比べると、同じ出力のモータポンプを
得るためには、外形寸法あるいは長さ寸法の小型化が可
能となり、あるいは、効率を向上させることができるよ
うになる。
【0039】(発明の実施の形態4)この発明の実施の
形態4のモータポンプは、前記発明の実施の形態3の変
形例を示すもので、図6にその要部拡大断面図を示すよ
うに、前記隔壁50の各磁性材料51部分における突極
62の侵入方向側端部をステータコア7対向面側(下面
側)より突極62の対向面側(上面側)の方が、矢印で
示す突極62の回転方向とは逆方向に突出する突出部5
1aが形成されたものである。
【0040】この発明の実施の形態4では、上述のよう
に、突出部51aを形成することにより、空間磁束ベク
トルの向きによって、ロータ6の突極62に働くリラク
タンストルクを大きくすることができ、これにより、モ
ータ出力を高めることができるようになる。
【0041】(発明の実施の形態5)この発明の実施の
形態5のモータポンプは、前記発明の実施の形態3の変
形例を示すもので、図7にその要部拡大断面図を示すよ
うに、前記隔壁50における各磁性材料51部分を各ス
テータコア7と一体に構成したものである。なお、前記
ステータコア7と一体に形成された磁性材料51部分と
非磁性材料52部分は、焼結ステンレス等により一体に
形成されている。なお、磁性材料51は電気抵抗が大き
く、うず電流損失の小さな材料を用いる(前記式(1)
参照 ρが大→Peが小)。
【0042】この発明の実施の形態5では、上述のよう
に、隔壁50における各磁性材料51部分を各ステータ
コア7と一体に構成することにより、ステータコア7と
隔壁50との間に空間が形成されないため、磁路抵抗が
小さくなり、これにより、効率の向上が図れるようにな
り、また、部品点数の削減によるコストダウンと、組立
精度の向上が図れるようになる。
【0043】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、具体的な構成はこれらの発明の実施の形
態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない
範囲における設計変更等があっても本発明に含まれる。
【0044】例えば、発明の実施の形態1では、薄板の
面方向中心線と積層方向中心線と対角線のいずれもが、
前記ロータの回転軸心方向を向かない範囲内で同一方向
に捩られた状態で配置されている構造のもの例にとった
が、捩じらない従来構造のものもこの発明に含まれる。
【0045】また、発明の実施の形態1では、同一形状
の複数の磁性薄板をロータの回転軸線方向とは直交する
方向に複数枚積層することにより、隔壁と対面する方向
の断面形状が正方形に形成された例のみを示したが、異
なった形状を複数積層することにより、正方形以外の形
状にする場合も、この発明に含まれる。
【0046】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明請求項1
に記載のモータポンプにあっては、各ステータコアが、
同一形状の複数の磁性薄板を前記ロータの回転軸線方向
とは直交する方向に積層することにより前記隔壁と対面
する方向の断面形状が方形に形成されている手段とした
ことで、コストアップを招くことなしにうず電流損失を
抑制し、これにより発熱を抑制すると共に、モータ出力
および効率を高めることができるようになるという効果
が得られる。
【0047】請求項2記載のモータポンプでは、請求項
1に記載のモータポンプにおいて、前記ステータコアを
構成する薄板の面方向中心線と積層方向中心線と対角線
のいずれもが、前記ロータの回転軸心方向を向かない範
囲内で同一方向に捩られた状態で配置されている手段と
したことで、ステータコアにおける隔壁と対面する方向
の断面形状が方形に形成されていても、コーナー部分同
士の干渉を回避させることができるため、ステータコイ
ルの巻数を減らすことなしに複数のステータコアを周方
向に近接配置させることが可能となり、これにより、大
型化および出力や効率の低下を共に回避することができ
るようになる。さらに、ステータコアの捩じれにより、
ステータコアがロータに対し徐々に入り込むスキュー効
果が得られ、これにより、モータのトルクリプルや振動
を抑制することができるようになる。
【0048】請求項3記載のモータポンプでは、請求項
1または2に記載のモータポンプにおいて、前記突極が
永久磁石で構成されている手段としたことで、単に磁性
材料で構成される場合に比べ、出力および効率を高める
ことができるようになる。
【0049】請求項4記載のモータポンプでは、請求項
1〜3のいずれかに記載のモータポンプにおいて、前記
隔壁における各ステータコア対向面部分が各ステータコ
ア対向面付近から隔壁の厚さ方向に渡って磁性材料で構
成され、その他の部分が非磁性材料で構成されている手
段としたことで、軸封のための隔壁を設けても、その厚
み分が等価エアギャップを増加させることがなくなるた
め、モータ出力および効率を低下させることなしに、軸
封が行えるようになる。
【0050】請求項5記載のモータポンプでは、請求項
4に記載のモータポンプにおいて、前記隔壁の各磁性材
料部分における前記突極侵入方向側端部がステータコア
対向面側より突極対向面側の方が前記突極の回転方向と
は逆方向に突出するように形成されている手段としたこ
とで、空間磁束ベクトルの向きによって、ロータの突極
に働くリラクタンストルクを大きくすることができ、こ
れにより、モータ出力を高めることができるようにな
る。
【0051】請求項6記載のモータポンプでは、請求項
4に記載のモータポンプにおいて、前記隔壁における各
磁性材料部分が前記各ステータコアと一体に構成されて
いる手段としたことで、ステータコアと隔壁との間に空
間が形成されないため、磁路抵抗が小さくなり、これに
より、効率の向上が図れるようになり、また、部品点数
の削減によるコストダウンと、組立精度の向上が図れる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のモータポンプを示す縦
断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1のモータポンプを示す要
部拡大平面図である。
【図3】本発明の実施の形態2のモータポンプを示す縦
断面図である。
【図4】本発明の実施の形態3のモータポンプを示す縦
断面図である。
【図5】本発明の実施の形態3のモータポンプにおける
磁束の流れを示す説明図である。
【図6】本発明の実施の形態4のモータポンプを示す要
部拡大断面図である。
【図7】本発明の実施の形態5のモータポンプを示す要
部拡大断面図である。
【図8】従来例1のモータポンプにおける要部の平面図
である。
【図9】従来例1のモータポンプにおけるうず電流の変
化状態を示す要部拡大平面図である。
【図10】従来例2のモータポンプを示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 ケーシング 3 モータ室 4 ポンプ室 5 隔壁 6 ロータ 7 ステータコア 8 バックヨーク 9 ステータコイル 21 吸入口 22 吐出口 23 軸受け部 31 軸受け部 50 隔壁 51 磁性材料 51a 突出部 52 非磁性材料 61 インペラ 62 突極 63 回転軸 71 磁性薄板 a 面方向中心線 b 積層方向中心線 c 対角線 y 回転軸心 Y 回転軸線 L 等価エアギャップ Lg エアギャップ
フロントページの続き Fターム(参考) 3H022 AA01 BA03 CA50 DA00 5H002 AA03 AA09 AB06 AE03 5H621 AA02 AA03 BB07 GA01 GA04 GA16 JK13 5H622 AA02 AA03 CA01 CA06 CB06 PP01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれケーシング内に設けられるモータ
    室とポンプ室との間が隔壁で画成され、前記ポンプ室内
    には、回転自在なインペラを備えると共に前記隔壁との
    間に所定のエアギャップを設けて回転方向に複数の突極
    が配置されたロータが設けられ、前記モータ室内には、
    前記隔壁を介し前記突極と対面する状態で前記ロータの
    回転方向に複数のステータコアが配置され、該各ステー
    タコアにはステータコイルが巻回されたモータポンプに
    おいて、 前記各ステータコアが、同一形状の複数の磁性薄板を前
    記ロータの回転軸線方向とは直交する方向に積層するこ
    とにより前記隔壁と対面する方向の断面形状が方形に形
    成されていることを特徴とするモータポンプ。
  2. 【請求項2】前記ステータコアを構成する薄板の面方向
    中心線と積層方向中心線と対角線のいずれもが、前記ロ
    ータの回転軸心方向を向かない範囲内で同一方向に捩ら
    れた状態で配置されていることを特徴とする請求項1に
    記載のモータポンプ。
  3. 【請求項3】前記突極が永久磁石で構成されていること
    を特徴とする請求項1または2に記載のモータポンプ。
  4. 【請求項4】 前記隔壁における各ステータコア対向面
    部分が各ステータコア対向面付近から隔壁の厚さ方向に
    渡って磁性材料で構成され、その他の部分が非磁性材料
    で構成されていることを特徴とする1〜3のいずれかに
    記載のモータポンプ。
  5. 【請求項5】前記隔壁の各磁性材料部分における前記突
    極侵入方向側端部がステータコア対向面側より突極対向
    面側の方が前記突極の回転方向とは逆方向に突出するよ
    うに形成されていることを特徴とする請求項4に記載の
    モータポンプ。
  6. 【請求項6】前記隔壁における各磁性材料部分が前記各
    ステータコアと一体に構成されていることを特徴とする
    請求項4に記載のモータポンプ。
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