JP2001309210A - デジタルカメラ - Google Patents

デジタルカメラ

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JP2001309210A
JP2001309210A JP2000127527A JP2000127527A JP2001309210A JP 2001309210 A JP2001309210 A JP 2001309210A JP 2000127527 A JP2000127527 A JP 2000127527A JP 2000127527 A JP2000127527 A JP 2000127527A JP 2001309210 A JP2001309210 A JP 2001309210A
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digital camera
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JP2000127527A
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Hisatoku Ito
久徳 伊藤
Tatsuro Izumi
達郎 泉
Yasuteru Yamano
泰照 山野
Yoshiyuki Inoue
義之 井上
Daigo Yoshioka
大吾 吉岡
Yoshio Nakagawa
善夫 中川
Shoichi Minato
祥一 湊
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手動にて焦点調節を行う際に、スプリットイ
メージを利用する焦点調節と同様の感覚で焦点調節を行
うことができるデジタルカメラを提供する。 【解決手段】 デジタルカメラにおいて撮影の際のライ
ブビュー表示の際に、表示部やEVFの表示画面の中央
に表示変更領域51を設け、表示変更領域51を上下2
つの領域511,512に分割する。一方、測距部から
の信号およびレンズ配置から被写体像の像面とCCDの
受光面との間の距離に相当する値をずれ量として求め、
ずれ量に応じて領域511,512を左右相反する方向
にずらした領域521,522に対応する画像を領域5
11,512に表示する。これにより、銀塩カメラにお
いてスプリットイメージを利用しつつ手動にて焦点調節
を行う場合と同様の感覚でデジタルカメラにおいて焦点
調節を行うことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、撮像部により被
写体の像を画像信号として取得するデジタルカメラに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、デジタルカメラの使用者の中
には、正確に焦点調節を行い、また、焦点調節の状態を
確認したいという要望が存在する。このような要望を実
現するために、焦点を合わせたい箇所をデジタルカメラ
の表示部に拡大表示させ、焦点調節の確認を行いやすく
するという手法が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
手法で焦点調節の確認を行う場合、焦点調節と同時に被
写界全体を確認することができない。その結果、画像全
体の様子を考慮した焦点調節が困難となる。一方で、デ
ジタルカメラの使用者の中には、従来の手動にて焦点調
節を行う銀塩カメラのように、スプリットイメージやマ
イクロプリズム表示により焦点調節の状態を確認したい
という要望がある。
【0004】この発明は上記課題に鑑みなされたもので
あり、画像全体の様子を確認しながら適切な焦点調節が
できるデジタルカメラを提供することを主たる目的とし
ている。また、従来の銀塩カメラの感覚で焦点調節がで
きるデジタルカメラを提供することも目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、デジ
タルカメラであって、光学系を介して被写体の像を画像
信号として取得する撮像部と、前記光学系における前記
被写体に対する像面と前記撮像部の受光面との間の距離
に相当するずれ量を検出するずれ量検出手段と、前記撮
像部により取得された前記画像信号に基づいて前記被写
体の画像を表示画面に表示する表示手段と、前記表示画
面の一部の領域である表示変更領域の表示内容を前記被
写体の画像を利用しつつ前記ずれ量に応じて変更する表
示変更手段とを備える。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載のデジ
タルカメラであって、前記表示変更手段が、前記表示変
更領域を2つの分割領域に分割し、前記2つの分割領域
の位置を相反する方向にずらした領域に対応する前記被
写体の画像を前記2つの分割領域に表示させる。
【0007】請求項3の発明は、請求項2に記載のデジ
タルカメラであって、前記2つの分割領域が前記表示変
更領域を上下に分割した領域である。
【0008】請求項4の発明は、請求項1に記載のデジ
タルカメラであって、前記表示変更手段が、前記ずれ量
に従って前記表示変更領域におけるほぼ所定間隔の画素
の画素値を変更する。
【0009】請求項5の発明は、請求項1ないし4のい
ずれかに記載のデジタルカメラであって、前記表示変更
領域が前記表示画面の中央近傍の領域である。
【0010】請求項6の発明は、請求項1ないし5のい
ずれかに記載のデジタルカメラであって、前記表示変更
領域の位置を設定する領域設定手段をさらに備え、前記
ずれ量が前記表示変更領域の位置に対応したずれ量であ
る。
【0011】請求項7の発明は、請求項1ないし6のい
ずれかに記載のデジタルカメラであって、前記表示変更
領域が円形である。
【0012】請求項8の発明は、請求項1ないし7のい
ずれかに記載のデジタルカメラであって、焦点調節動作
を自動と手動との間で切り替える切替手段をさらに備
え、前記切替手段により焦点調節動作が手動に切り替え
られた際に前記表示変更手段が能動化される。
【0013】請求項9の発明は、デジタルカメラであっ
て、光学系を介して被写体の像を画像信号として取得す
る撮像部と、前記光学系における前記被写体に対する像
面と前記撮像部の受光面との間の距離に相当するずれ量
を検出するずれ量検出手段と、前記撮像部により取得さ
れた前記画像信号に基づいて前記被写体の画像を表示画
面に表示する表示手段と、前記表示画面に前記ずれ量を
示す表示を合成する表示合成手段とを備える。
【0014】
【発明の実施の形態】<1. 第1の実施の形態>図1
はデジタルカメラ1の前面側外観を示す斜視図であり、
図2はデジタルカメラ1の背面側外観を示す斜視図であ
る。
【0015】図1に示すように、デジタルカメラ1はカ
メラ本体10に着脱自在なレンズユニット12を装着し
た構造となっており、カメラ本体10の上部前方には被
写体に向けて必要に応じてフラッシュ光を発するフラッ
シュ101が設けられる。また、上面にはデジタルカメ
ラ1に撮影動作を行わせるレリーズボタン102、通常
撮影とセルフ撮影とを切り替えるセルフ撮影切替ボタン
103、および、簡易表示部104が配置される。
【0016】セルフ撮影切替ボタン103は押されるご
とに通常撮影とセルフ撮影とを切り替えるボタンであ
り、セルフ撮影ではセルフタイマーを用いた遅延撮影が
行われる。また、簡易表示部104は主としてLCDに
より構成され、撮影条件、セルフ撮影における設定内
容、撮影時のコマ番号、その他、各種動作モードにおけ
る設定内容等を表示する。
【0017】さらに、カメラ本体10の前面にはレンズ
ユニット12を取り外すためのレンズ取り外しボタン1
05、および、焦点調節動作を自動と手動との間で切り
替えるAF/MF切替スイッチ106が配置される。
【0018】レンズユニット12は複数のレンズを鏡胴
が保持する構成となっており、複数のレンズにより構成
される光学系は被写体からの光をカメラ本体10内部の
固体撮像素子配列であるCCDへと導く。これにより、
CCD上に被写体の像が結像される。また、レンズユニ
ット12内部にはレンズを移動させるための駆動機構も
設けられる。レンズは自動焦点時にはモータにより駆動
され、一方、手動調整時にはフォーカス環121とズー
ム環122が回転操作されることで、フォーカスとズー
ムのそれぞれの動作が行われる。
【0019】カメラ本体10の背面には図2に示すよう
に、動作モードを切り替えるモード切替レバー111、
撮影された画像や操作メニュー等を表示する表示部11
2、および、表示部112の表示に従って操作を行うた
めのアクセスボタン113が配置される。アクセスボタ
ン113は中央ボタン113aの上下左右に上ボタン1
13b、下ボタン113c、左ボタン113dおよび右
ボタン113eを配置した構成となっている。
【0020】さらに、背面上部にはファインダ窓114
および合焦表示ランプ115が設けられ、カメラ本体1
0の側方には外部記録媒体であるメモリカードを挿入す
るためのスリット状の挿入口を有するカードスロット1
16が設けられる。ファインダは液晶表示器を有するE
VF(electric view finder)となっており、ファイン
ダ窓114からは撮影時の画像を見ることができる。
【0021】モード切替レバー111は、デジタルカメ
ラ1の動作モードを撮影モードと再生モードとの間で切
り替えるレバーであり、さらに、電源をOFFとする状
態への切り替えも行う。
【0022】撮影モードでは、CCDにて取得された被
写体の画像が表示部112にライブビュー表示される。
なお、ファインダ窓114を介して撮影範囲の確認が行
われてもよい。そして、使用者がレリーズボタン102
を半押し状態とすることにより、フォーカスロック等の
撮影準備が行われ、全押しを行うことにより撮影動作が
実行される。また、セルフ撮影切替ボタン103が押さ
れることにより通常撮影とセルフ撮影とが切り替えられ
る。撮影モードではズーム環122を一方向に操作する
ことでレンズがテレ側に移動し、他方に操作するとレン
ズがワイド側に移動する。
【0023】また、撮影モード(ただし、自動焦点調節
が行われる場合)においてレリーズボタン102が半押
し状態にされた際に撮影準備が完了すると、合焦表示ラ
ンプ115が点灯し、使用者にレリーズボタ」ン102
の全押しを行ってよい旨が通知される。一方、被写体が
至近距離に存在するために撮影不能である場合やフラッ
シュ101を点灯するために充電中である場合には、レ
リーズボタン102が半押しされると合焦表示ランプ1
15が点滅して使用者に撮影不能である旨が通知され
る。
【0024】再生モードでは、表示部112に撮影によ
り取得された画像が表示される。このとき、アクセスボ
タン113の上ボタン113bを押すことにより記録さ
れている画像が順送りにて再生表示され、下ボタン11
3cを押すことにより記録されている画像が逆送りにて
再生表示される。また、再生モードでは必要に応じて複
数の撮影画像がサムネイル画像として表示部112に表
示され、上下左右のボタン113b〜113eを用いて
画像を仮選択し、中央ボタン113aを押すことによ
り、選択決定された画像が拡大表示される。
【0025】図3はデジタルカメラ1の構成を示すブロ
ック図である。図3に示すようにデジタルカメラ1では
主制御部2に各種構成が電気的に接続されることによ
り、主制御部2がデジタルカメラ1の全体動作を制御す
るようになっている。主制御部2には各種演算処理を行
うCPU21および動作プログラム221を記憶するメ
モリ22を有しており、CPU21がプログラム221
に従って演算処理を行うことによりデジタルカメラ1の
動作が実現される。
【0026】レンズユニット12内の光学系を介して形
成された被写体像の画像信号を発生するCCD31は信
号処理部32を介して主制御部2に接続され、CCD3
1からの画像信号は信号処理部32によりデジタル信号
に変換されるとともに適宜必要な画像処理が施される。
【0027】レンズユニット12が装着されるとレンズ
ユニット12とカメラ本体10とが電気的に接続され、
レンズ駆動部33はレンズの配置を制御する信号をレン
ズユニット12に与えるとともに、現在のレンズの配置
をレンズユニット12から受け取る。
【0028】測距部34は、カメラ本体10内にて位相
差検出方式により被写体までの距離を計測する部位であ
り、測光部35は被写体の明るさを計測する部位であ
る。これらはカメラ本体10内に配置されて計測値を主
制御部2へと送り出す。測距部34は撮影される画像中
の複数の位置で被写体までの距離を計測することができ
るようにされている。露出制御部36は使用者により設
定された露出補正量や測光部35からの計測値に基づい
て露出値を求める。
【0029】撮影が行われる際には、測距部34からの
計測結果に基づいてレンズ駆動部33によりレンズ駆動
量の算出およびレンズの移動制御が行われ、露出制御部
36により求められた露出値に基づいてレンズユニット
12内の絞りの制御、および、CCD31の露出時間
(シャッタスピード)の制御が行われる。
【0030】また、使用者に対して出力を行う表示部1
12およびEVF117、使用者からの入力を受け付け
るアクセスボタン113、レリーズボタン102および
AF/MF切替スイッチ106、並びに、図3では図示
を省略しているが簡易表示部104、モード切替レバー
111、セルフ撮影切替ボタン103等も適宜、駆動回
路やインターフェイスを介して主制御部2に接続され
る。
【0031】電源37はCCD31へは所定の高電圧
で、主制御部2や他の構成に対しても所定レベルの電圧
で電力供給を行う。フラッシュ駆動部38は、主制御部
2からの信号に基づいてフラッシュ電源の充電のための
昇圧制御やフラッシュ101の発光制御を行う。
【0032】記録部39は信号処理部32からの画像信
号を記録するためにカメラ本体10に固定的に設けられ
た画像メモリであり、記録部39に取得された画像(正
確には、画像データ)は必要に応じてカードスロット1
16を介して記録媒体であるメモリカード9に保存され
る。メモリカード9としては、例えば、SRAMが利用
され、複数枚の画像が記録可能とされる。メモリカード
9に画像を記録することによりメモリカード9を介して
画像のデータを別途用意されたコンピュータへと転送す
ることができる。
【0033】図4は手動にて焦点調節が行われる際にC
PU21がプログラム221に従って演算処理を行うこ
とにより実現される機能構成を他の構成とともに示すブ
ロック図であり、図4中のずれ量検出部41および表示
制御部42(表示変更部421を含む。)がCPU21
等により実現される機能を示している。
【0034】ずれ量検出部41は測距部34からの計測
結果とレンズ駆動部33からのレンズ配置の情報とから
フォーカシングのずれ量、すなわち、レンズユニット1
2における被写体の像面とCCD31の受光面との間の
距離に相当する値を求める部位である。なお、既述のよ
うに測距部34は被写体上の複数の位置に対する距離を
計測するが、この実施の形態では後述するように、ずれ
量の算出の際に利用される距離は計測された複数の距離
から選択された1つとなっている。また、ずれ量として
はフォーカシングのずれの量に相当する指標であればど
のようなものが求められてもよく、合焦状態にするため
のレンズの移動量やモータの駆動信号のステップ数など
が利用されてもよい。
【0035】表示制御部42は、表示部112およびE
VF117の表示を制御する部位であり、表示部112
に撮影時のライブビュー表示や撮影済みの画像の再生表
示を行うとともに撮影時のライブビュー表示をEVF1
17にも行う。
【0036】表示制御部42内の表示変更部421は、
AF/MF切替スイッチ106により手動による焦点調
節へと切り替えられた際に表示部112やEVF117
の表示内容の変更を行う部位である。表示変更部421
にはずれ量検出部41およびアクセスボタン113から
の信号が入力されるが、その詳細な動作については後述
する。
【0037】図5および図6は撮影時におけるデジタル
カメラ1の撮影動作の流れを示す流れ図である。撮影動
作では、まず、AF/MF切替スイッチ106の状態が
確認され(ステップS11)、自動により焦点調節動作
が行われる場合には、AFモードにおける撮影動作へと
移行し、手動により焦点調節動作が行われる場合には、
MFモードにおける撮影動作(ステップS2)へと移行
する。
【0038】AFモードにおける撮影動作では、使用者
によりレリーズボタン102が半押しされると(ステッ
プS12)、図3に示す測距部34からの計測結果に基
づいてレンズユニット12内のレンズの移動量が求めら
れ、レンズ駆動部33がレンズの配置を制御することに
より自動的に焦点調節が行われる(ステップS13)。
【0039】そして、CCD31の受光面上の被写体像
が合焦状態となると合焦表示ランプ115が点灯し、フ
ォーカスロックが行われる(ステップS14)。
【0040】また、使用者による設定や測光部35から
の計測結果に基づいて露出制御部36が露出値を求め、
絞り値および露出時間が決定される(ステップS1
5)。なお、レリーズボタン102の半押しが解除され
た場合には、通常撮影の最初の段階へと戻る。また、レ
リーズボタン102が半押しの状態において露出値の算
出が繰り返し行われる(ステップS16)。
【0041】レリーズボタン102が全押しされると露
出動作、すなわち、撮影が行われる(ステップS1
7)。すなわち、図3において露出制御部36により求
められた露出値に従ってCCD31の電荷蓄積時間およ
びレンズユニット12内の絞りが制御され(さらには、
シャッタも制御される構成となっていてもよい)、CC
D31からの画像信号が信号処理部32を介して記録部
39に記録される。このとき、必要に応じてフラッシュ
101が発光する。撮影が終了すると、合焦表示ランプ
115が消灯する(ステップS18)。
【0042】その後、使用者の操作に応じて適宜、画像
のデータが記録部39からカードスロット116を介し
てメモリカード9へと転送される。なお、図示を省略し
ているが、1回の撮影動作が終わると動作モードが切り
替えられるまで通常撮影の動作の最初の段階へと戻る。
【0043】ステップS11にてAF/MF切替スイッ
チ106がMFモードに設定されていると確認された場
合、図6に示すMFモードにおける撮影動作へと移行す
る(ステップS2)。
【0044】MFモードでは、まず、ずれ量検出部41
(図4参照)がフォーカシングのずれ量を検出する(ス
テップS21)。すなわち、現在のレンズ配置(あるい
は、基準位置からのフォーカス環121の回転方向およ
び回転量)をレンズ駆動部33から取得し、デジタルカ
メラ1から被写体までの距離(正確には被写体上の複数
の位置のうち、後述する選択された位置までの距離)を
測距部34から取得する。そして、現在のレンズ配置に
よる被写像の像面とCCD31の受光面との間の距離に
相当する値をずれ量として求める。
【0045】一方、AF/MF切替スイッチ106がM
Fモードへと切り替えられた際に、表示制御部42の表
示変更部421が能動化され、ずれ量検出部41から表
示変更部421へとずれ量が入力される。表示変更部4
21はずれ量に応じて表示部112およびEVF117
に表示されるライブビュー時の被写体の画像の変更を行
い、これにより、実質的にずれ量を表示する(ステップ
S22)。このように、デジタルカメラ1では手動によ
る焦点調節動作へと切り替えられると自動的にずれ量の
表示が行われるようになっている。
【0046】図7ないし図9は、ずれ量に応じて変更さ
れる表示部112(EVF117についても同様であ
る。)の表示例を示す図である。なお、図9は合焦状態
における表示を示しており、図7は図8よりも画像中央
部でのずれ量が大きい場合の表示を示している。図7な
いし図9に示すように、デジタルカメラ1では従来の銀
塩カメラにおけるスプリットイメージと同様の表示をず
れ量に応じて表示部112に表示するようになってい
る。
【0047】図7において、中央の円はスプリットイメ
ージが表示される表示変更領域51を示しており、表示
変更領域51は上下2つの分割領域511,512に分
割されている。図7の分割領域511には符号521に
表示されるべき画像が表示され、分割領域512には符
号522にて示す領域に表示されるべき画像が表示され
る。すなわち、2つの分割領域511,512にはこれ
らの位置を相反する方向にずらした領域521,522
に対応する画像が表示される。
【0048】両分割領域511,512に表示される画
像をずらす量は、ずれ量検出部41からのずれ量が大き
いほど大きくされる。したがって、図7よりもずれ量の
小さい図8の場合、両分割領域511,512に表示さ
れる画像のずれの程度が小さくされる。その結果、両分
割領域511,512の境界線53における画像の不一
致の程度は図7よりも図8の方が小さくなる。なお、合
焦状態である図9の場合、境界線53における画像のず
れは生じない。
【0049】ここで、フォーカス環121を回転操作す
ると手動にて焦点調節が行われる(ステップS23)。
すなわち、レンズ駆動部33からの信号によりレンズユ
ニット12内のフォーカスレンズの移動が行われる(ス
テップS24)。これに伴い、再度、ずれ量の検出が行
われ、ずれ量に応じたスプリットイメージの表示が行わ
れる(ステップS21,S22)。
【0050】また、デジタルカメラ1では図10に示す
ように、表示変更領域51の位置を変更することができ
るようにされている。具体的には、中央ボタン113a
を操作する等して位置変更モードへと移行した上で、ア
クセスボタン113の上下左右ボタン113b〜113
eを操作すると、操作に従って表示変更領域51の位置
が変更される(ステップS25)。このとき、多点計測
を行う測距部34のいずれかの計測位置へと移動するよ
うになっている。
【0051】表示変更領域51の位置が変更されると、
測距部34にて計測された被写体上の複数の位置までの
距離のうち、表示変更領域51の位置に対応した距離が
選択され、選択された距離およびレンズユニット12内
のレンズ配置からずれ量検出部41により新たなずれ量
が求められる(ステップS21)。すなわち、表示変更
領域51の位置はフォーカス状態(ずれ量)を検出する
領域の位置を示しており、ずれ量検出部41では表示変
更領域51に位置に応じたずれ量が求められる。そし
て、ずれ量に応じて表示変更領域51の表示が更新され
る(ステップS22)。
【0052】使用者が表示変更領域51の表示を見なが
ら以上の操作を行うことにより、表示部112の表示画
面上の所望の位置における焦点調節が撮影者の意図に合
わせて行われる。焦点調節が完了すると、レリーズボタ
ン102を半押しすることにより、露出制御部36にて
露出値が繰り返し求められる状態へと移行し(ステップ
S26〜S28)、レリーズボタン102の全押しが行
われると露出動作が行われる(ステップS28,S2
9)。これにより、CCD31にて画像が画像信号とし
て取得され、記録部39に画像データとして記録され
る。画像データは使用者の操作により適宜、メモリカー
ド9に保存される。なお、撮影後は撮影動作の最初の段
階へと戻る。
【0053】以上のように、デジタルカメラ1では手動
にて焦点調節を行う際に、表示部112(EVF117
であってもよい。)にスプリットイメージと同様の表示
を行うようになっている。これにより、スプリットイメ
ージを参照しながら手動にて焦点調節を行う銀塩カメラ
と同様の感覚にて焦点調節を行うことができる。
【0054】また、スプリットイメージによるずれ量の
表示は画像の全体的な様子を損なうことのない表示方法
であることから、画像全体の様子を確認しながら適切な
焦点調節を行うことができる。
【0055】さらに、デジタルカメラ1では多点にて測
距を行うことにより、スプリットイメージが表示される
表示変更領域51をおよそ任意の位置に移動することが
でき、表示画面の好みの位置で焦点調節を行うことがで
きる。
【0056】<2. 第2の実施の形態>図11ないし
図13は第2の実施の形態に係るデジタルカメラにおけ
るずれ量の表示の様子を例示する図である。なお、第2
の実施の形態に係るデジタルカメラの構成および動作は
ずれ量の表示態様を除き、第1の実施の形態と同様であ
り、以下の説明において適宜、第1の実施の形態にて用
いた符号を付して説明を行う。
【0057】第2の実施の形態に係るデジタルカメラ1
では、手動による焦点調節(ステップS2)の際に、銀
塩カメラにおけるマイクロプリズム表示とほぼ同様の表
示を行うようになっている。すなわち、図11に示すよ
うに、表示変更部421によりずれ量に応じて表示内容
が変更される表示変更領域51が設定されており、ずれ
量が大きいほど表示変更領域51の画像がマイクロプリ
ズムのボイルド効果と類似した陰影を有する画像へと変
更される。
【0058】図11は図12に示す例よりもずれ量が大
きい場合の表示例を示しており、図13は合焦状態にお
ける表示例を示している。図11ないし図13に示すよ
うに表示変更領域51においてずれ量が大きいほど陰影
の程度が大きくなるように表示変更領域51の表示が変
更される。
【0059】表示変更部421による表示の変更はマイ
クロプリズムによる陰影と類似していればどのような手
法が利用されてもよく、例えば、ほぼ所定間隔にて画素
の色を黒に変更するようにしてもよい。この場合、ずれ
量が大きくなるほど表示変更領域51における黒の画素
が占める割合を増加させることにより、フォーカスのず
れの程度を表現することができる。
【0060】また、表示変更領域51内にほぼ所定間隔
にて複数の微小領域を定め、ずれ量が大きいほど1つの
微小領域内の画素値をこの微小領域に含まれるある画素
の画素値に変更するようにしてもよい。この場合、ずれ
量が大きくなるほど表示変更領域51内においてモザイ
ク状の表示が行われる。
【0061】
【0062】このように、表示変更部421において、
ずれ量の増加に伴って表示変更領域51内のほぼ所定間
隔の画素の画素値を変更することにより(原則として、
ずれ量が大きいほど多くの画素の画素値が変更され
る。)、マイクロプリズムによる表示と類似した陰影を
表示変更領域51に表示することができる。そして、表
示変更領域51の表示が他の部分の表示と同様の表示状
態となった場合には、合焦状態であると認識することが
可能となる。
【0063】なお、第1の実施の形態と同様に、表示変
更領域51の表示画面上での位置は適宜変更可能とさ
れ、表示変更領域51の位置に対応するずれ量に応じて
表示変更が行われる。
【0064】以上のように、第2の実施の形態に係るデ
ジタルカメラ1では手動にて焦点調節を行う際に、表示
部112(EVF117であってもよい。)にマイクロ
プリズム表示を類似した表示を行うようになっており、
マイクロプリズム表示を参照しながら手動にて焦点調節
を行う銀塩カメラと同様の感覚にて焦点調節を行うこと
ができる。
【0065】また、マイクロプリズム表示によるずれ量
の表示は画像の全体的な様子を損なうことのない表示方
法であることから、画像全体の様子を確認しながら適切
な焦点調節を行うことができる。
【0066】<3. 第3の実施の形態>次に、自動焦
点調節を利用しつつ手動焦点調節を行う例について説明
する。なお、デジタルカメラ1の構成は第1の実施の形
態と同様であるものとする。
【0067】図14は、第3の実施の形態におけるデジ
タルカメラ1の動作の流れを示す流れ図である。まず、
第1の実施の形態におけるAFモードの場合と同様に、
レリーズボタン102が半押し状態とされると(ステッ
プS31)、測距部34の測定結果に基づいてレンズ駆
動部33がレンズユニット12を駆動し、自動焦点調節
が行われる(ステップS32)。
【0068】その後、露出制御部36による露出値の算
出、ずれ量検出部41によるずれ量の算出、および、表
示制御部42によるずれ量に応じた表示の変更が繰り返
し行われる状態となる(ステップS33〜S35)。レ
リーズボタン102が半押しとされた直後ではずれ量が
0であるため、図9に示した例のように表示変更領域5
1における表示の変更は実質的に行われない。
【0069】その後、手動にて焦点調節を行うフォーカ
ス操作が行われると(ステップS36)、レンズ駆動部
33がレンズを駆動する(ステップS37)。これによ
り、デジタルカメラ1が適正と判断する合焦状態が解除
される。このとき、再度、露出値の算出、ずれ量の検出
およびずれ量の表示が行われ、図7や図8に例示するよ
うに、表示変更領域51の表示がずれ量に応じて変更さ
れる(ステップS33〜S35)。
【0070】使用者により好みの焦点調節が行われる
と、レリーズボタン102が全押しされ(ステップS3
8)、デジタルカメラ1では露出動作が行われて画像信
号が記録部39に記録される(ステップS39)。
【0071】以上のように、スプリットイメージを利用
した画像の表示は自動焦点調節を利用しつつ手動焦点調
節を行う場合にも利用可能である。なお、表示変更領域
51の表示は第2の実施の形態のようにマイクロプリズ
ム表示とされてもよく、さらに、図10に例示したよう
に表示変更領域51が表示画面中のおよそ任意の位置に
移動可能とされてもよい。
【0072】<4. 第4の実施の形態>第1および第
2の実施の形態では、表示変更領域51における表示状
態を画像の表示内容を利用しつつ変更することにより、
すなわち、表示されている画像を利用しつつ表示変更領
域51の表示を変更することにより画像全体の雰囲気を
損なうことなく合焦状態からのずれ量を示すようにして
いる。第4の実施の形態では、表示されている画像にず
れ量を示す表示を合成することによりずれ量の表示を行
う例について説明する。なお、デジタルカメラ1の構成
は図1ないし図3に示す構成と同様であり、動作も図5
および図6に示す動作と同様である。
【0073】図15は第4の実施の形態においてずれ量
を表示するための機能構成を示すブロック図であり、第
1の実施の形態における図4に対応する図である。図1
5では図4における表示変更部421が表示合成部42
2に置き換えられている点を除いて第1の実施の形態と
同様の構成となっている。
【0074】図16および図17はずれ量を示すずれ量
表示54が合成された際の表示例を示す図である。ずれ
量表示54の合成は表示制御部42の表示合成部422
により行われる。なお、表示合成部422はAF/MF
切替スイッチ106がMFモードへと切り替えられるこ
とにより能動化される。ずれ量表示54は中央の丸印の
左右に三角印を2つずつ配列した表示となっており、ず
れ量表示54の真上の領域(以下、「注目領域」とい
う。)におけるずれ量を表示する。図16に示すように
三角印の1つが他の三角印と異なる色を有する場合には
注目領域が合焦状態でないことを示しており、図17に
示すように丸印が三角印と異なる色を有する場合には合
焦状態であることを示している。
【0075】なお、色が変更される三角印が丸印の右に
位置するか左に位置するかは、フォーカスレンズが合焦
状態の位置から近接側にずれているか無限遠側にずれて
いるかにより区別されている。例えば、丸印の左側の三
角印の色が変更されている場合には、フォーカスレンズ
が開口端側にずれていることを示している。また、色が
変更される三角印の丸印からの距離は、フォーカスレン
ズの合焦状態の位置からのずれの程度を示している。す
なわち、丸印に隣接する三角印の色が変更される場合よ
りも、最も端の三角印の色が変更される場合の方がずれ
の程度が大きいことを示している。
【0076】このようなずれ量に応じたずれ量表示54
を表示部112やEVF117の表示画像に合成する処
理は、測距部34およびレンズ駆動部33からの信号に
基づいてずれ量をずれ量検出部41が求め、表示合成部
422がずれ量に応じたずれ量表示54を画像に合成す
ることにより実現される。また、第1の実施の形態と同
様に、ずれ量表示54はアクセスボタン113を用いて
表示画面のおよそ任意の位置に移動可能とされており、
移動後のずれ量表示54は、移動後の注目領域における
ずれ量の表示へと更新される。
【0077】以上のように、第4の実施の形態では手動
にて焦点調節を行う際に、表示部112(EVF117
であってもよい。)にずれ量表示54を合成することか
ら画像の全体的な様子を把握しつつずれ量を確認しなが
ら適切な焦点調節を行うことができる。なお、第3の実
施の形態のように自動焦点調節を利用しつつ手動焦点調
節を行う際にずれ量表示54の合成が行われるようにな
っていてもよい。
【0078】<5. 変形例>第1および第2の実施の
形態では、取得された画像を利用しつつ表示変更領域5
1の表示をずれ量に応じて変更することによりスプリッ
トイメージやマイクロプリズム表示を実現している。ま
た、第4の実施の形態では、ずれ量表示54を画像に合
成することによりずれ量を表示するようにしている。
【0079】これらの実施の形態では、表示部112や
EVF117の表示画面の一部の領域にずれ量を表示す
るようにしていることから、被写体の画像全体の様子を
確認しながら焦点調節を行うことができる。また、表示
画面から視線を外す必要もない。このような効果は表示
画面の一部の領域において表示が変更されたり、ずれ量
を示す表示を合成することにより奏することができ、表
示変更領域51における表示の変更方法やずれ量表示5
4の表示態様としてはどのようなものが用いられてもよ
い。
【0080】例えば、ずれ量が大きい場合には表示変更
領域51の色が赤っぽい色に変更され、ずれ量が小さく
なると黄色っぽい色に変更され、合焦状態において表示
変更領域51が通常の色とされてもよい。また、ずれ量
表示54も図16に示すものに限定されるものではな
く、例えば、数値により示されてもよい。
【0081】また、第1の実施の形態では表示変更領域
51を上下に分割しているが、表示変更領域51が左右
に分割されるようになっていてもよい。さらには、表示
変更領域51において縦に伸びる線と横に伸びる線との
いずれが多く存在するかを基準に表示変更領域51を上
下に分割した方がよいか左右に分割した方がよいかを表
示変更部421が判断を行い、分割方法が自動的に切り
替えられるようになっていてもよい。
【0082】また、ずれ量に応じた表示変更やずれ量表
示54は撮影時の絞り値を考慮して変更されるようにな
っていてもよい。すなわち、絞りの開口が小さい場合に
は焦点深度が小さいため、微小なずれ量であっても表示
変更の程度やずれ量表示54に示されるずれ量を大きく
してもよい。
【0083】また、上記実施の形態では表示部112お
よびEVF117の表示に実質的にずれ量が示されるも
のとして説明したが、表示部112のみに、あるいは、
EVF117のみに表示変更領域51やずれ量表示54
が示されるようになっていてもよい。さらに、デジタル
カメラ1の構成も適宜変更されていてもよく、例えば、
レンズユニット12がカメラ本体10に固定されていも
よく、ファインダが光学ファインダとなっており、EV
F117が存在しなくてもよい。
【0084】また、上記実施の形態ではフォーカスレン
ズがレンズ駆動部33の制御の下、モータ等により駆動
されるものとして説明を行ったが、もちろん、手でフォ
ーカス環121が回転されてもよい。
【0085】また、上記第1の実施の形態では表示変更
領域51を上下に分割し、さらに、表示変更領域51を
円形とすることにより、スプリットイメージを用いた焦
点調節の感覚で焦点調節を行うことができるようにし、
上記第2の実施の形態においても表示変更領域51を円
形とすることによりマイクロプリズム表示を用いた焦点
調節の感覚で焦点調節を行うことができるようにしてい
るが、表示変更領域51の形状は円形に限定されるもの
ではない。
【0086】また、上記実施の形態では表示変更領域5
1の位置が変更可能であると説明したが、表示変更領域
51が表示画面の中央に固定されていてもよい。この場
合、測距部34の多点計測により取得された複数の距離
から1つの距離が算出されてもよく、測距部34が表示
画面の中央に対応する位置においてのみ被写体までの距
離を計測するようになっていてもよい。
【0087】
【発明の効果】請求項1ないし9に記載の発明では、被
写体の画像全体の様子を確認しながら適切な焦点調節を
行うことができる。
【0088】また、請求項2および3に記載の発明で
は、スプリットイメージを利用した焦点調節と同様の感
覚で焦点調節を行うことができる。
【0089】また、請求項4に記載の発明では、マイク
ロプリズム表示を利用した焦点調節と同様の感覚で焦点
調節を行うことができる。
【0090】また、請求項5に記載の発明では、表示画
面の中央にてずれ量を確認することができる。
【0091】また、請求項6に記載の発明では、ずれ量
を検出する位置を変更することができる。
【0092】また、請求項7に記載の発明では、表示変
更領域を円形とすることにより銀塩カメラのおける手動
の焦点調節に近い感覚で焦点調節を行うことができる。
【0093】また、請求項8に記載の発明では、焦点調
節動作が手動に切り替えられた際に自動的に表示変更領
域の表示をずれ量に応じて変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタルカメラの前面側外観を示す斜視図であ
る。
【図2】デジタルカメラの背面側外観を示す斜視図であ
る。
【図3】デジタルカメラの構成を示すブロック図であ
る。
【図4】手動にて焦点調節を行う際のデジタルカメラの
機能構成を示すブロック図である。
【図5】撮影動作の流れを示す流れ図である。
【図6】手動にて焦点調節を行う場合の撮影動作の流れ
を示す流れ図である。
【図7】第1の実施の形態において手動にて焦点調節を
行う場合の表示部の表示例を示す図である。
【図8】第1の実施の形態において手動にて焦点調節を
行う場合の表示部の表示例を示す図である。
【図9】第1の実施の形態において手動にて焦点調節を
行う場合の表示部の表示例を示す図である。
【図10】表示変更領域の位置を移動した際の様子を例
示する図である。
【図11】第2の実施の形態において手動にて焦点調節
を行う場合の表示部の表示例を示す図である。
【図12】第2の実施の形態において手動にて焦点調節
を行う場合の表示部の表示例を示す図である。
【図13】第2の実施の形態において手動にて焦点調節
を行う場合の表示部の表示例を示す図である。
【図14】第3の実施の形態における撮影動作の流れを
示す流れ図である。
【図15】第4の実施の形態において焦点調節を行う際
のデジタルカメラの機能構成を示すブロック図である。
【図16】第4の実施の形態において手動にて焦点調節
を行う場合の表示部の表示例を示す図である。
【図17】第4の実施の形態において手動にて焦点調節
を行う場合の表示部の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ 12 レンズユニット 21 CPU 22 メモリ 31 CCD 41 ずれ量検出部 51 表示変更領域 106 AF/MF切替スイッチ 112 表示部 113 アクセスボタン 117 EVF 421 表示変更部 422 表示合成部 511,512 分割領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 19/02 G02B 7/11 A // H04N 101:00 G03B 3/00 A (72)発明者 山野 泰照 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 井上 義之 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 吉岡 大吾 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 中川 善夫 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 湊 祥一 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2H011 AA03 BA01 BB02 CA18 DA05 2H051 AA00 BA10 CE01 CE24 DA03 FA30 GA03 GA09 GA12 GB20 2H054 AA01 2H102 AA44 CA11 5C022 AA13 AB30 AC01 AC13 AC54

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタルカメラであって、 光学系を介して被写体の像を画像信号として取得する撮
    像部と、 前記光学系における前記被写体に対する像面と前記撮像
    部の受光面との間の距離に相当するずれ量を検出するず
    れ量検出手段と、 前記撮像部により取得された前記画像信号に基づいて前
    記被写体の画像を表示画面に表示する表示手段と、 前記表示画面の一部の領域である表示変更領域の表示内
    容を前記被写体の画像を利用しつつ前記ずれ量に応じて
    変更する表示変更手段と、を備えることを特徴とするデ
    ジタルカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデジタルカメラであっ
    て、 前記表示変更手段が、前記表示変更領域を2つの分割領
    域に分割し、前記2つの分割領域の位置を相反する方向
    にずらした領域に対応する前記被写体の画像を前記2つ
    の分割領域に表示させることを特徴とするデジタルカメ
    ラ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のデジタルカメラであっ
    て、 前記2つの分割領域が前記表示変更領域を上下に分割し
    た領域であることを特徴とするデジタルカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のデジタルカメラであっ
    て、 前記表示変更手段が、前記ずれ量に従って前記表示変更
    領域におけるほぼ所定間隔の画素の画素値を変更するこ
    とを特徴とするデジタルカメラ。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載のデ
    ジタルカメラであって、 前記表示変更領域が前記表示画面の中央近傍の領域であ
    ることを特徴とするデジタルカメラ。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載のデ
    ジタルカメラであって、 前記表示変更領域の位置を設定する領域設定手段、をさ
    らに備え、 前記ずれ量が前記表示変更領域の位置に対応したずれ量
    であることを特徴とするデジタルカメラ。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載のデ
    ジタルカメラであって、 前記表示変更領域が円形であることを特徴とするデジタ
    ルカメラ。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載のデ
    ジタルカメラであって、 焦点調節動作を自動と手動との間で切り替える切替手
    段、をさらに備え、 前記切替手段により焦点調節動作が手動に切り替えられ
    た際に前記表示変更手段が能動化されることを特徴とす
    るデジタルカメラ。
  9. 【請求項9】 デジタルカメラであって、 光学系を介して被写体の像を画像信号として取得する撮
    像部と、 前記光学系における前記被写体に対する像面と前記撮像
    部の受光面との間の距離に相当するずれ量を検出するず
    れ量検出手段と、 前記撮像部により取得された前記画像信号に基づいて前
    記被写体の画像を表示画面に表示する表示手段と、 前記表示画面に前記ずれ量を示す表示を合成する表示合
    成手段と、を備えることを特徴とするデジタルカメラ。
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