JP2001307983A - ステージ装置及び露光装置 - Google Patents

ステージ装置及び露光装置

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JP2001307983A
JP2001307983A JP2000119926A JP2000119926A JP2001307983A JP 2001307983 A JP2001307983 A JP 2001307983A JP 2000119926 A JP2000119926 A JP 2000119926A JP 2000119926 A JP2000119926 A JP 2000119926A JP 2001307983 A JP2001307983 A JP 2001307983A
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interferometer
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Tomohide Hamada
智秀 浜田
Hiroshi Shirasu
廣 白数
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Electron Beam Exposure (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動部重量を増加させることなく長いストロ
ークを実現することができ、高い制御性能と高い位置決
め精度が得られるステージ装置を提供する。 【解決手段】 長尺鏡75,77を可動しない部分に固
定し、ステージ装置の可動部PSTの軽量化を実現する
とともに、ステージを駆動する駆動部(アクチュエー
タ)とレーザ干渉計の読み取りの相対位置がステージ移
動によって変わらない構成とする。ステージ位置制御の
ためのアクチュエータとステージ位置計測のためのレー
ザ干渉計読み取り位置とが、ステージの位置によらず常
に一定となるため、制御コントローラの設計が容易とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体デバイスや
液晶表示パネルの製造工程で基板にパターンを露光する
露光装置及びその露光装置に組み込まれるステージ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のステップ・アンド・スキャ
ン方式の走査型露光装置の概略図、図9はその基板ステ
ージ(XYステージ)の概略構成を示す斜視図である。
光源201からの露光用の照明光ILは、均一な照度分
布でマスク207を照明する。マスク207上のパター
ンの投影光学系211を介した像が、フォトレジストが
塗布された基板252に投影露光される。マスク207
はマスクステージRST上に保持され、マスクステージ
RSTはマスクベースRSB上でスキャン方向であるY
方向に例えばリニアモータにより駆動される。Y移動鏡
208及び外部のレーザ干渉計209によりマスク20
7のY座標が計測され、このY座標が装置全体の動作を
統轄制御する主制御系210に供給される。主制御系2
10は、マスクステージ駆動系219を介してマスク2
07の位置及び移動速度の制御を行う。
【0003】また、後述するリニアモータ駆動XYステ
ージの天板部238の上端に固定されたY軸用の移動鏡
250、及び外部のレーザ干渉計246により、感光基
板252のY座標が常時モニタされ、検出されたY座標
が主制御系210に供給されている。主制御系210
は、供給された座標に基づいて駆動系223を介してX
リニアモータ224,226及びYリニアモータ23
2,234の動作を制御する。
【0004】次に、感光基板252を載置して移動する
基板ステージ(XYステージ)について図9を用いて説
明する。XYステージ200は、定盤212と、定盤2
12上に固定されたガイドバーとしてのXガイド214
と、定盤212上面及びXガイド214に沿ってX方向
に移動可能な第1の移動体216と、この第1の移動体
216を構成する移動ガイドとしてのYガイド222に
沿ってX方向に直交するY方向に移動可能な第2の移動
体236とを備えている。Xガイド214は定盤212
上のY方向の一端面近傍にX方向に沿って配置されてい
る。第1の移動体216は、定盤212上にXガイド2
14に近接してX方向に沿って配置された第1のYガイ
ド搬送体218と、それと平行に定盤212上に配置さ
れた第2のYガイド搬送体220と、それらの間に架設
されたY方向に延びるYガイド222とを有している。
【0005】定盤212上のXガイド214のY方向の
一側には、第1のXリニアモータ224の固定子224
Aが、Xガイド214に近接してX方向に延設されてい
る。また、定盤212上のY方向の他端部近傍で第2の
Yガイド搬送体220のY方向の他側には、第2のXリ
ニアモータ226の固定子226Aが、X方向に延設さ
れている。第1のXリニアモータ224の可動子224
Bは、連結部材228を介してYガイド222の一端に
連結されており、第2のXリニアモータ226の可動子
226Bは、連結部材230を介してYガイド22の他
端に連結されている。このため、第1、第2のXリニア
モータ224,226の可動子224B,226Bの移
動によって第1の移動体216がX方向に駆動されるよ
うになっている。
【0006】Yガイド222のX方向の一側と他側に
は、第1、第2のYリニアモータ232,234の固定
子232A,234AがY方向に沿って配置され、第
1、第2のYガイド搬送体218,220間に懸架され
ている。第1、第2のYリニアモータとしてもムービン
グマグネット型のリニアモータが使用されている。
【0007】第2の移動体236は、Yガイド222を
上下から挟む状態で相互に平行にかつ定盤212の上面
(基準面)にほぼ平行に配置された天板238及び底板
240と、これらの天板238と底板240とをYガイ
ド22の両側で相互に連結する一対のY方向軸受体24
2,242とを有している。これらのY方向軸受体24
2,242は、Yガイド222との間に所定のギャップ
を形成した状態でYガイド222に平行に配置されてい
る。これらのY方向軸受体242,242の外面には、
第2の移動体236の駆動手段を構成する前述した第
1、第2のYリニアモータ232,234の可動子23
2B,234B(但し、234Bは図示せず)が取り付
けられており、Yリニアモータ232,234の可動子
232B,234Bの移動によって第2の移動体236
がY方向に駆動されるようになっている。
【0008】天板部238は載物ステージを兼ねてお
り、この天板部238の上面には、定盤212上に固定
されたX座標計測用レーザ干渉計244及びY座標計測
用レーザ干渉計246から放射されるレーザ光を反射す
る長尺のX移動鏡248、長尺のY移動鏡250及び感
光基板252が搭載されている。第1、第2のXリニア
モータ224,226、第1、第2のYリニアモータ2
32,234が駆動されると、これに応じて感光基板2
52が搭載された第2の移動体236がX,Y2次元方
向に移動し、その移動位置がレーザ干渉計244,24
6によって計測される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の露光装置においては、ステージ装置の可動部
(可動ステージ)に長尺鏡を載置する構成をとる必要が
あり、可動ステージのストロークを長くするとより長い
長尺鏡を可動部に載せることになり、重量・慣性の増大
に伴う制御性の劣化、駆動推力の増大をもたらしてい
た。更に、感光基板252は、今後増々大きくなること
が予想され、可動ステージも大型化の一途をたどること
が予想される。また従来は、ステージ移動に伴い、ステ
ージ駆動位置(Yリニアモータ232,234の駆動軸
の位置)とステージ座標読み取り位置(長尺鏡250へ
のレーザ干渉計246からの距離計測用レーザ光の入射
位置)とが相対的に変化してしまう構成であったため、
機械系のダイナミクスがステージ位置と共に変化し、制
御しにくいという問題もあった。そのため、位置決め精
度、位置決め時間、等速性能を得るために機械系の剛性
や、減衰性能をアップさせる必要があり、高価な材質を
使用したり複雑な形状にしなくてはならず、コストアッ
プを招いていた。
【0010】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑み、可動部重量を増加させることなく長いストローク
を実現することのできる可動ステージ装置を提供するこ
とを目的とする。また、本発明は、ステージが移動して
もステージ駆動位置とステージ座標読み取り位置とが相
対的に変化せず、高い制御性能と高い位置決め精度が得
られるステージ装置を提供することを目的とする。さら
に、本発明は、このようなステージ装置を組み込んだ高
性能の露光装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点の解決のため
に本発明では、長尺鏡を可動しない部分に固定し、ステ
ージ装置の可動部の軽量化を実現するとともに、ステー
ジを駆動する駆動部(アクチュエータ)とレーザ干渉計
の読み取りの相対位置がステージ移動によって変わらな
い構成とした。本発明のステージ装置によると、ステー
ジ位置制御のためのアクチュエータとステージ位置計測
のためのレーザ干渉計読み取り位置とが、ステージの位
置によらず常に一定となるため、制御コントローラの設
計が容易となり、位置決め精度向上に有利である。
【0012】すなわち、本発明によるステージ装置は、
第1方向(Y方向)と第2方向(X方向)とに移動可能
な可動ステージ(PST)と、ベース部材(19)に設
けられた長尺鏡(75,77)に対する前記可動ステー
ジ(PST)の位置を検出する位置検出装置とを備えた
ステージ装置(13,15)において、長尺鏡(75,
77)に対する可動ステージ(PST)の位置を検出す
る検出光(L1,L2,L3)を可動ステージに設けら
れた光学装置(干渉計ユニット)(81,82,83;
121,122,123)を介して長尺鏡(75,7
7)に送光する送光光学系(91,92,93;13
1,132,133)と、可動ステージ(PST,RS
T)の第1方向の移動に応じて、前記送光光学系(9
1,92,93;131,132,133)を前記第1
方向(Y方向)に移動させる移動装置(72,102)
とを備えたことを特徴とする。
【0013】ベース部材(19)は可動ステージ(PS
T)を移動可能に支持している。移動装置(72,10
2)は可動ステージ(PST)を前記第1方向(Y方
向)に移動させるものとすることができる。また、可動
ステージ(PST)を第2方向(X方向)に移動させる
ステージ移動装置を備える。可動ステージ(PST)を
第2方向(X方向)に移動させるステージ移動装置が可
動ステージ(PST)を移動させる移動軸と、可動ステ
ージ(PST)に設けられた光学装置(干渉計ユニッ
ト)(81,82,83;121,122,123)と
長尺鏡(75,77)の間の光軸とはほぼ一致している
ことが好ましい。
【0014】位置検出装置は、ベース部材(19)とは
振動的に分離した振動分離部材(79)に配置された検
出器(干渉計レシーバ78)を備えている。本発明によ
る露光装置は、マスクステージ(RST)に保持された
マス(R)のパターンを基板ステージ(PST)に保持
された基板(P)に露光する露光装置(11)におい
て、マスクステージ(RST)と基板ステージ(PS
T)との少なくとも一方のステージとして、前述のステ
ージ装置を用いたことを特徴とする。この露光装置(1
1)は、マスク(R)のパターンを基板(P)に投影す
る投影光学系(PL)を備えるものとすることができ
る。投影光学系(PL)と長尺鏡(75,77)とは共
通の部材により保持することができる。また、長尺鏡を
投影光学系と一体化された部材に構成してもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。ここでは、本発明のステージ装置
を、マスクとしてのレチクルのパターンを角形のガラス
基板に露光するステップ・アンド・スキャン方式の露光
装置に適用する場合の例を用いて説明する。この露光装
置においては、本発明のステージ装置をマスクを保持し
て移動するマスクステージ及びガラス基板を保持して移
動する基板ステージの両方に適用するものとする。
【0016】図1は、本発明による露光装置11の一例
を示す概略図である。この露光装置11は、照明光学系
12、マスクRを保持して移動するマスクステージ装置
(ステージ装置)13、投影光学系PL、投影光学系P
Lを保持する本体コラム14、ガラス基板Pを保持して
移動する基板ステージ装置(ステージ装置)15等を備
えている。なお、本実施の形態では、一例として800
×950mmの大型のガラス基板Pに液晶表示素子パタ
ーンを露光するものとする。
【0017】照明光学系12は、例えば特開平9−32
0956号公報に開示されているように、光源ユニッ
ト、シャッタ、2次光源形成光学系、ビームスプリッ
タ、集光レンズ系、マスクブラインド、及び結像レンズ
系(いずれも不図示)から構成され、マスクステージ装
置13に保持されたマスクR上の矩形(あるいは円弧
状)の照明領域を照明光ILにより均一な照度で照明す
る。
【0018】本体コラム14は、設置床FDの上面に載
置された装置の基準となるベースプレートBPの上面に
複数(ここでは4つ、ただし図1では前面側の2つのみ
図示)の防振台16を介して保持された第1コラム17
と、この第1コラム17上に設けられた第2コラム18
とから構成されている。この防振台16は、ダンピング
材としてゴム等の弾性材を用いたパッシブ型のものが配
置されている。
【0019】第1コラム17は、4つの防振台16によ
ってほぼ水平に支持され、基板ステージ装置15を構成
する矩形のベース19と、このベース19の上面の4隅
の部分に鉛直方向に沿ってそれぞれ配設された4本の脚
部20と、これら4本の脚部20の上端部を相互に連結
すると共に第1コラム17の天板部を構成する境筒定盤
21とを備えている。ベース19は石定盤から構成され
ている。ない。この石定盤にセラミックを溶射してコー
トすれば石定盤の欠けによる面精度の劣化を防ぐことが
できる。この境筒定盤21の中央部には、平面視円形の
開口部21Aが形成され、この開口部21A内に投影光
学系PLが上方から挿入されている。この投影光学系P
Lには、その高さ方向の中央やや下方の位置にフランジ
FLが設けられており、フランジFLを介して投影光学
系PLが境筒定盤21によって下方から支持されてい
る。
【0020】第2コラム18は、境筒定盤21の上面に
投影光学系PLを囲むように立設された4本の脚部22
と、これら4本の脚部22の上端部相互間を連結する天
板部、すなわちマスクステージ装置13を構成するベー
ス23とを備えている。ベース23の中央部には、照明
光ILの通路となる開口23Aが形成されている。な
お、ベース23の全体又は一部(開口23Aに相当する
部分)を光透過性材料により形成してもよい。このよう
にして構成された本体コラム14に対する設置床FDか
らの振動は、防振台16によってマイクロGレベルで絶
縁されている。
【0021】投影光学系PLとしては、その光軸AXの
方向がZ軸方向とされ、ここでは、両側テレセントリッ
クな光学配置となるように光軸AX方向に沿って所定間
隔で配置された複数枚のレンズエレメントからなる屈折
光学系が使用されている。この投影光学系PLは、所定
の投影倍率、例えば等倍を有している。このため、照明
光学系12からの照明光ILによってマスクRの照明領
域が照明されると、マスクRを通過した照明光により、
投影光学系PLを介してマスクR上の照明領域部分のパ
ターンの等倍正立像が、表面にフォトレジストが塗布さ
れたガラス基板P上の前記照明領域に共役な露光領域に
露光される。
【0022】図2は、基板ステージ装置15の外観斜視
図である。この基板ステージ装置15は、ベース19
と、ベース19の上方に非接触で浮上支持された基板ス
テージ(ステージ本体)PSTと、基板ステージPST
を走査方向であるX軸方向に駆動するリニアモータとし
てのXリニアモータ64と、基板ステージPSTをステ
ップ移動方向であるY軸方向に駆動するリニアモータと
してのYリニアモータ65A,65Bと、Yリニアモー
タ65A,65Bによる基板ステージPSTの駆動に伴
って生じる反力を受ける反力遮断用フレーム54,55
とから構成されている。反力遮断用フレーム54,55
は、一端が床面FDに固定された支持部材62に支持さ
れることにより、ベース19に対して振動的に独立して
設置されている。この反力遮断用フレーム54,55に
より、基板ステージPSTがY方向に駆動した際に発生
する反力が床に伝達されるので、投影光学系PLにこの
反力が伝わることはない。
【0023】Xリニアモータ64は、X軸方向に沿って
延設された固定子66A,66Bと、基板ステージPS
Tが固定され固定子66に対して相対移動する可動子と
してのXキャリッジ67とから構成されている。固定子
66A,66Bは、X軸方向に沿って延設されたXガイ
ド68の上部に設けられている。そして、Xキャリッジ
67には、Xガイド68を挟んで可動部材69がXキャ
リッジ67と一体的に、かつXガイド68に対して移動
自在に設けられている。また、可動部材69は、底面側
に例えばセラミック製のエアパッド70(エアベアリン
グ)が配設されて、ベース19に対して浮上支持されて
いる。基板ステージPSTの上面には、不図示の基板ホ
ルダを介してガラス基板Pが真空吸着等により保持され
る。
【0024】Yリニアモータ65Aは、Yガイド68の
−X側端部に設けられた可動子57Aと、反力遮断用フ
レーム54上に支持される固定子59Aとから構成され
ている。また、Yリニアモータ65Bは、Y軸方向に沿
って延設されたYガイド71に沿って移動自在なYキャ
リッジ72の+X側端部に設けられた可動子57Bと、
反力遮断用フレーム55上に支持される固定子59Bと
から構成されている。各固定子59A,59Bは、可動
子57A,57Bを挟み込むように基板ステージPST
に向けて開口するコ字状を呈している。なお、Yキャリ
ッジ72の−X側端部には、Xガイド68が固定されて
いる。
【0025】基板ステージPSTのX,Y方向の座標位
置計測はレーザ干渉計を用いて行われる。基板ステージ
PSTのX方向の座標位置計測のために、ベース19上
に支持部材74を介してレーザ干渉計用の長尺境75を
固定し、基板ステージPST上にコーナキューブと平面
鏡を対とした干渉計ユニット81,82を配置してあ
る。また、基板ステージPSTのY方向の座標位置計測
のために、ベース19上に支持部材76を介してレーザ
干渉計用の長尺境77を固定し、基板ステージPST上
にコーナキューブと平面鏡を対とした干渉計83を配置
してある。レーザ干渉計ユニット81,82,83用の
レーザ光源及び受光器を収容した干渉計レシーバ78
は、一端が床面FDに固定された支持部材79に支持す
ることにより、ベース19に対して振動的に独立して設
置されている。干渉計レシーバ78は可動する必要がな
いため、従来同様、装置より離れたところに設置するこ
とができるため、レシーバの発熱影響はなく、配線を引
き回す必要もない。また、Yキャリッジ72上に干渉計
パスを構成する光路折り曲げ用の反射鏡91,92,9
3が設置されている。
【0026】図3は、本発明によるレーザ干渉計の構成
を説明するための概略平面図である。基板ステージPS
T上には、基板ステージPSTのX方向の座標位置計測
のための2個の干渉計ユニット81,82と、基板ステ
ージPSTのY方向の座標位置計測用の1個の干渉計ユ
ニット83が設置されている。また、干渉計パスを構成
する反射鏡91〜93がYガイド71に沿ってY方向に
移動するYキャリッジ72上に配置されている。干渉計
レシーバ78中のレーザ光源から出射された計測用のレ
ーザ光L1は、Yキャリッジ72上の反射鏡91で反射
されて干渉計ユニット81に入射し、干渉計ユニットの
基準鏡で反射されたレーザ光とベース19に対して固定
された長尺境75で反射されたレーザ光とが干渉計ユニ
ット81にて光干渉して発生した干渉光は、干渉計ユニ
ット81から出射したのち入射レーザ光L1と逆方向に
進行し、Yキャリッジ72上の反射鏡91で反射されて
干渉計レシーバ78に戻る。
【0027】同様に、干渉計レシーバ78中のレーザ光
源から出射されたレーザ光L2は、Yキャリッジ72上
の反射鏡92で反射されて干渉計ユニット82に入射
し、干渉計ユニットの基準鏡で反射されたレーザ光とベ
ース19に対して固定された長尺境75で反射されたレ
ーザ光とが干渉計ユニット82にて光干渉し、干渉光は
干渉計ユニット81から出射したのち入射レーザ光L2
と逆方向に進行し、Yキャリッジ72上の反射鏡92で
反射されて干渉計レシーバ78に戻る。また、干渉計レ
シーバ78中のレーザ光源から出射されたレーザ光L3
は、Yキャリッジ72上の反射鏡93で反射されて干渉
計ユニット83に入射し、干渉計ユニット83の基準鏡
で反射されたレーザ光とベース19に対して固定された
長尺境77で反射されたレーザ光との干渉によって発生
した干渉光は、入射レーザ光L3と逆方向に進行し、Y
キャリッジ72上の反射鏡93で反射されて干渉計レシ
ーバ78に戻る。
【0028】このようにYガイド71に沿って基板ステ
ージPSTと共にY方向に移動するYキャリッジ72上
に配置した反射鏡91,92,93から干渉計ユニット
81,82,83にレーザ光を入射させることにより、
Y方向に基板ステージPSTが移動しても基板ステージ
PST上の干渉計ユニット81,82,83に正確にレ
ーザ光を入射することができる。また、干渉計ユニット
81,82,83を出射した干渉光は入射光路を逆行し
て干渉計レシーバ78に戻っていく。レーザ干渉計によ
って干渉計測する箇所は、基板ステージPST上の干渉
計ユニット81,82と長尺鏡75との間の間隔、及び
干渉計ユニット83と長尺鏡77との間の距離である。
そのため、Yキャリッジ72上に干渉計パスを構成する
光学系の一部を載せているが、その部分の真直性が悪く
ても、計測誤差が発生することはない。
【0029】長尺境75は基板ステージPSTと共に移
動する干渉計ユニット81,82のY方向の移動ストロ
ークをカバーする長さを有し、長尺境77は同様に基板
ステージPSTに乗って移動する干渉計ユニット83の
X方向の移動ストロークをカバーする長さを有する。ま
た、干渉計ユニット81と長尺鏡75の間を往復するレ
ーザ光の光路は、Xリニアモータ64のX軸方向に沿っ
て延設された固定子66A上に設定されている。つま
り、干渉計ユニット81は、Xリニアモータ64の駆動
力が作用する位置において、基板ステージPSTと長尺
鏡75との間の距離を計測する。同様に、干渉計ユニッ
ト82と長尺鏡75の間を往復するレーザ光の光路はX
リニアモータ64のX軸方向に沿って延設された固定子
66B上に設定され、干渉計ユニット81は、Xリニア
モータ64の駆動力が作用する位置において、基板ステ
ージPSTと長尺鏡75との間の距離を計測する。
【0030】図4は、干渉計ユニットの構造を説明する
概略図である。ここでは干渉計ユニット81を例にとっ
て説明するが、他の干渉計ユニット82,83も同様の
構造を有する。干渉計ユニット81は、偏光ビームスプ
リッタ95、基準鏡96、コーナーキューブ97、及び
4分の1波長板98,99から構成されている。
【0031】Yキャリッジ72上の反射鏡91で反射さ
れたレーザ光L1は、干渉計ユニット81の偏光ビーム
スプリッタ95に入射し、偏光ビームスプリッタ95で
透過光成分1と反射光成分2に分割される。反射光成分
1は4分の1波長板98を通って基準鏡96で反射さ
れ、再び4分の1波長板98を通って偏光方向が90゜
回転し、偏光ビームスプリッタ95で今度は反射されて
コーナーキューブ97に入射する。コーナーキューブ9
7から戻ってきたレーザ光は再び偏光ビームスプリッタ
95で反射され、光路3を進んで基準鏡96に入射す
る。基準鏡で反射されたレーザ光は、そのまま偏光ビー
ムスプリッタ95を透過して干渉計ユニット81から出
射する。
【0032】一方、反射光成分2は4分の1波長板99
を通って長尺鏡75で反射され、再び4分の1波長板9
9を通って偏光方向が90゜回転し、偏光ビームスプリ
ッタ95を透過してコーナーキューブ97に入射する。
コーナーキューブ97から戻ってきた光は再び偏光ビー
ムスプリッタ95を透過し、光路4を進んで長尺鏡75
に入射する。長尺鏡で反射されたレーザ光は偏光ビーム
スプリッタ95で反射され、干渉計ユニット81から出
射する。
【0033】こうして、基準鏡96との間を2往復した
レーザ光と長尺鏡75との間を2往復したレーザ光との
干渉光が干渉計ユニット81から出射され、Yキャリッ
ジ72上の反射鏡91で反射された後、干渉計レシーバ
78に入射し、検出される。偏光ビームスプリッタ95
と基準鏡96との間の距離は不変である。一方、偏光ビ
ームスプリッタ95と長尺鏡75との間の距離は基板ス
テージPSTの移動によって変化し、干渉計ユニット8
1から出射する干渉光の干渉状態は干渉計ユニット81
と長尺鏡75との距離を反映したものとなり、干渉計レ
シーバ78は干渉縞の変化から干渉計ユニット81と長
尺鏡75との距離を計測する。図示の例では、干渉計ユ
ニット81による距離計測値と干渉計ユニット82によ
る距離計測値の平均をとることで基板ステージPSTの
X方向座標を求め、干渉計ユニット81と干渉計ユニッ
ト82による距離計測値の差を両干渉計ユニット81,
82のY方向距離で除算して基板ステージPSTの回転
角を計測する。また、干渉計ユニット83を用いた距離
計測値から基板ステージPSTのY方向座標を求める。
【0034】図1に戻り、マスクステージ装置13は、
前記ベース23と、ベース23の上方に非接触で浮上支
持されたマスクステージ(ステージ本体)RSTと、マ
スクステージRSTを走査方向(相対移動方向)である
Y軸方向に所定のストロークで駆動するとともに、Y軸
方向に直交するX軸方向に微小駆動するマスク駆動系2
4と、このマスク駆動系によるマスクステージRSTの
駆動に伴って生じる反力を受ける反力遮断用フレーム
(支持部)25,26とを備えている。反力遮断用フレ
ーム25,26の基端は、図1に示される境筒定盤2
1、ベース19、及びベースプレートBPにそれぞれ形
成された開口部を介して床面FDに固定されており、マ
スクステージRSTの移動により発生する反力を床に逃
がすものである。この反力遮断用フレーム25,26に
より前述の反力が投影光学系PLに伝達されることがな
い。このため、精度の高い露光を実現することができ
る。
【0035】マスクステージ装置13の駆動系は基板ス
テージPSTの駆動系と同様の構造を有し、レーザ干渉
計を用いたマスクステージRSTの座標位置検出装置も
基板ステージPSTの座標位置検出装置と同様の構成を
有する。なお、上記の実施の形態では、固定子がステー
ジへ向けて開口するコ字状を呈する構成としたが、例え
ば図5に示すように、固定子59A,59Bが+Z方向
へ向けて開口する構成であってもよい。この場合、可動
子は固定子内へ向けて−Z方向へ垂下する形状にすれば
よい。また、上記のリニアモータであるYリニアモータ
64及びXリニアモータ65A,65Bは、ムービング
コイル型、ムービングマグネット型のどちらの形式も適
用可能である。
【0036】また、本発明は、リニアモータ以外の駆動
装置によって駆動されるステージ装置に対しても適用可
能である。図6はボールネジによって駆動される基板ス
テージ装置に本発明を適用した例を示す概略斜視図であ
り、図7はその概略平面図である。
【0037】この基板ステージ装置は、ベース19と、
ベース19の上方に位置する基板ステージPSTと、基
板ステージPSTを駆動するための機構を備える。駆動
機構は、ボールネジ114及びそれを回転駆動するXモ
ータ113と、ボールネジ104及びそれを回転駆動す
るYモータ103とを備える。基板ステージPSTの上
面には、不図示の基板ホルダを介してガラス基板Pが真
空吸着等により保持される。Yモータ103は、Yガイ
ド101に沿ってYキャリッジ102を駆動する。Yキ
ャリッジ102の−X側端部には、Xガイド111が固
定されている。基板ステージPSTは、Yモータ103
を駆動することによりYキャリッジ102と共にY方向
に移動し、Xモータ113を駆動することよりXガイド
111に沿ってX方向に移動する。
【0038】基板ステージPSTのX,Y方向の座標位
置計測は前記したステージ装置と同様にレーザ干渉計を
用いて行われる。基板ステージPSTのX方向の座標位
置計測のために、ベース19上に支持部材74を介して
レーザ干渉計用の長尺境75を固定し、基板ステージP
ST上にコーナキューブと平面鏡を対とした干渉計ユニ
ット121,122を配置してある。また、基板ステー
ジPSTのY方向の座標位置計測のために、ベース19
上に支持部材76を介してレーザ干渉計用の長尺境77
を固定し、基板ステージPST上にコーナキューブと平
面鏡を対とした干渉計123を配置してある。また、Y
キャリッジ102上に干渉計パスを構成する光路折り曲
げ用の反射鏡131,132,133が設置されてい
る。
【0039】干渉計ユニット122と長尺鏡75の間を
往復するレーザ光の光路は、Xモータ113による駆動
力が基板ステージPSTに作用する位置、すなわちボー
ルネジ114上に設定されている。こうして、干渉計ユ
ニット122は、Xモータ113の駆動力が作用する位
置において、基板ステージPSTと長尺鏡75との間の
距離を計測する。干渉計ユニット122による距離計測
値によって基板ステージPSTのX方向座標を求め、干
渉計ユニット121と干渉計ユニット122による距離
計測値の差を両干渉計ユニット121,122のY方向
距離で除算して基板ステージPSTの回転角を計測す
る。また、干渉計ユニット123を用いた距離計測値か
ら基板ステージPSTのY方向座標を求める。
【0040】本発明によると、駆動用アクチュエータと
可動部位置を計測するレーザ干渉計との相対位置が変化
しないため、ステージ可動部がX,Y座標系のどの位置
にあっても制御系の周波数応答が変化しない。そのため
制御コントローラによるフィルタリングが可能となり、
さらに高い制御性能が得られる。
【0041】また、今まで長尺鏡面の精度を維持するた
め、長尺鏡を取付ける部材の面に高い平面度が要求され
それを維持するため剛性が必要となり、どうしても分厚
く重い部品とならざるを得なかった。しかし、本発明で
は長尺鏡を固定側にもってくることが可能であるため、
長尺鏡本体の重量だけでなく、支持する部材の重量まで
も考慮することなく構成できる。そのため、平面度をま
ったく損なうことなく長尺鏡を組込むことができるよう
にもなった。
【0042】本発明による干渉計構成は、アッベ誤差を
生じることが懸念される。特に、露光中に動かない投影
光学系PLを基準とした場合においては、位置計測を行
うレーザ光側が動くことになるので、レーザ光と投影光
学系PLとの間隔(Δx又はΔy)に比例した誤差が生
じることになる。しかし、可動部(基板ステージPS
T、マスクステージRST)のX方向、Y方向、θ方向
のすべての変位をモニターしているので、その場合であ
っても、X方向の誤差をΔy・ΔθとしてY方向の誤差
をΔx・Δθとして補正をかけることでアッベ誤差をキ
ャンセルさせることができる。
【0043】上記実施の形態では、本発明のステージ装
置を露光装置11に適用する構成としたが、これに限定
されるものではなく、露光装置11以外にも転写マスク
の描画装置、マスクパターンの位置座標測定装置等の精
密測定機器にも適用可能である。基板としては、液晶表
示デバイス用のガラス基板Pのみならず、半導体デバイ
ス用の半導体ウエハや、薄膜磁気ヘッド用のセラミック
ウエハ、あるいは露光装置で用いられるマスクまたはマ
スクの原版(合成石英、シリコンウエハ)等が適用され
る。
【0044】露光装置11としては、レテクルRとガラ
ス基板Pとを同期移動してマスクRのパターンを走査露
光するステップ・アンド・スキャン方式の走査型露光装
置(スキャニング・ステッパー;米国特許第5,47
3,410号)の他に、マスクRとガラス基板Pとを静
止した状態でマスクRのパターンを露光し、ガラス基板
Pを順次ステップ移動させるステップ・アンド・リピー
ト方式の投影露光装置(ステッパー)にも適用すること
ができる。露光装置11の種類としては、液晶表示デバ
イス製造用の露光装置に限られず、ウエハに半導体デバ
イスパターンを露光する半導体デバイス製造用の露光装
置や、薄膜磁気ヘッド、撮像素子(CCD)あるいはマ
スクなどを製造するための露光装置などにも広く適用で
きる。
【0045】また、露光用照明光の光源として、超高圧
水銀ランプから発生する輝線(g線(436nm)、h
線(404.7nm)、i線(365nm))、KrF
エキシマレーザ(248nm)、ArFエキシマレーザ
(193nm)、Fレーザ(157nm)のみなら
ず、X線や電子線などの荷電粒子線を用いることができ
る。例えば、電子線を用いる場合には電子銃として、熱
電子放射型のランタンヘキサボライト(LaB)、タ
ンタル(Ta)を用いることができる。さらに、電子線
を用いる場合は、マスクRを用いる構成としてもよい
し、マスクRを用いずに直接ウエハ上にパターンを形成
する構成としてもよい。また、YAGレーサや半導体レ
ーザ等の高調波などを用いてもよい。
【0046】投影光学系PLの倍率は、等倍系のみなら
ず縮小系および拡大系のいずれでもよい。また、投影光
学系PLとしては、エキシマレーザなどの遠紫外線を用
いる場合は硝材として石英や蛍石などの遠紫外線を透過
する材料を用い、FレーザやX線を用いる場合は反射
屈折系または屈折系の光学系にし(マスクRも反射型タ
イプのものを用いる)、また電子線を用いる場合には光
学系として電子レンズおよび偏向器からなる電子光学系
を用いればよい。なお、電子線が通過する光路は真空状
態にすることはいうまでもない。また、投影光学系PL
を用いることなく、マスクRとウエハWとを密接させて
マスクRのパターンを露光するブロキシミティ露光装置
にも適用可能である。
【0047】各ステージRST,PSTの駆動機構とし
ては、二次元に磁石を配置した磁石ユニット(永久磁
石)と、二次元にコイルを配置した電機子ユニットとを
対向させ電磁力により各ステージRST,PSTを駆動
する平面モータを用いてもよい。この場合、磁石ユニッ
トと電機子ユニットとのいずれか一方をステージRS
T,PSTに接続し、磁石ユニットと電機子ユニットの
他方をステージRST,PSTの移動両側(ベース)に
設ければよい。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、精度を要
する長尺鏡を可動部に構成する必要がないため、長尺鏡
重量だけでなくそれを精度良く締結する部材も省略で
き、可動部重量を大幅に軽減できる。そのため、機械系
の共振周波数が高まり制御系の周波数応答が高くとれ、
制御性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による露光装置の一例を示す概略図。
【図2】基板ステージ装置の外観斜視図。
【図3】本発明によるレーザ干渉計の構成を説明するた
めの概略平面図。
【図4】干渉計ユニットの構造を説明する概略図。
【図5】本発明による基板ステージ装置の他の例を示す
概略図。
【図6】本発明による基板ステージ装置の他の例を示す
概略図。
【図7】図7に示した基板ステージ装置の概略平面図。
【図8】従来のステップ・アンド・スキャン方式の走査
型露光装置の概略図。
【図9】従来の基板ステージの概略構成を示す斜視図。
【符号の説明】
11…露光装置、12…照明光学系、13…マスクステ
ージ装置、14…本体コラム、15…基板ステージ装
置、16…防振台、19…ベース、20…脚部、21…
境筒定盤、22…脚部、23…ベース、24…マスク駆
動系、25,26…反力遮断用フレーム、54,55…
反力遮断用フレーム、57A,57B…可動子、59
A,59B…固定子、62…支持部材、64…Xリニア
モータ、65A,65B…Yリニアモータ、66A,6
6B…固定子、67…Xキャリッジ、68…Xガイド、
70…エアパッド、71…Yガイド、72…Yキャリッ
ジ、74…支持部材、75…長尺境、76…支持部材、
77…長尺境、78…干渉計レシーバ、79…支持部
材、81,82,83…干渉計ユニット、91,92,
93…反射鏡、95…偏光ビームスプリッタ、96…基
準鏡、97…コーナーキューブ、98,99…4分の1
波長板、101…Yガイド、102…Yキャリッジ、1
03…Yモータ、104…ボールネジ、111…Xガイ
ド、113…Xモータ、114…ボールネジ、121,
122,123…干渉計ユニット、131,132,1
33…反射鏡、200…XYステージ、201…光源
系、207…マスク、210…主制御系、211…投影
光学系、212…定盤、214…Xガイド、216…第
1の移動体、218,220…Yガイド搬送体、219
…レチクルステージ駆動系、222…Yガイド、223
…駆動系、224,226…Xリニアモータ、228…
連結部材、232,234…Yリニアモータ、236…
載物ステージ(第2の移動体)、242…Y方向軸受
体、246…レーザ干渉計、250…Y移動鏡、252
…感光基板、BP…ベースプレート、FD…設置床、I
L…照明光、L1,L2,L3…計測用レーザ光、P…
ガラス基板、PL…投影光学系、PST…基板ステー
ジ、R…マスク、RST…マスクステージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F078 CA02 CA08 CB05 CB09 CB12 CC03 3C029 AA01 AA12 AA40 5F046 BA05 CC01 CC02 CC03 CC16 CC18 DB05 DC05 DC12 GA06 GA11 GA12 GA14 5F056 CB22 CC05 EA14 FA06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1方向と第2方向とに移動可能な可動
    ステージと、ベース部材に設けられた長尺鏡に対する前
    記可動ステージの位置を検出する位置検出装置とを備え
    たステージ装置において、 前記長尺鏡に対する前記可動ステージの位置を検出する
    検出光を前記可動ステージに設けられた光学装置を介し
    て前記長尺鏡に送光する送光光学系と、 前記可動ステージの前記第1方向の移動に応じて、前記
    送光光学系を前記第1方向に移動させる移動装置とを備
    えたことを特徴とするステージ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のステージ装置において、 前記ベース部材は前記可動ステージを移動可能に支持し
    ていることを特徴とするステージ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のステージ装置にお
    いて、 前記移動装置は前記可動ステージを前記第1方向に移動
    させることを特徴とするステージ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項記載のステ
    ージ装置において、 前記可動ステージを前記第2方向に移動させるステージ
    移動装置を備えたことを特徴とするステージ装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のステージ装置において、 前記ステージ移動装置が前記可動ステージを移動させる
    移動軸と、前記可動ステージに設けられた前記光学装置
    と前記長尺鏡の間の光軸とはほぼ一致していることを特
    徴とするステージ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項記載のステ
    ージ装置において、 前記位置検出装置は、前記ベース部材とは振動的に分離
    した振動分離部材に配置された検出器を備えていること
    を特徴とするステージ装置。
  7. 【請求項7】 マスクステージに保持されたマスクのパ
    ターンを基板ステージに保持された基板に露光する露光
    装置において、 前記マスクステージと前記基板ステージとの少なくとも
    一方のステージとして、請求項1から6のいずれか1項
    記載のステージ装置を用いたことを特徴とする露光装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の露光装置において、 前記マスクのパターンを前記基板に投影する投影光学系
    を備えたことを特徴とする露光装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の露光装置において、 前記投影光学系と前記長尺鏡とは共通の部材により保持
    されていることを特徴とする露光装置。
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