JP3180301B2 - 走査露光方法、走査型露光装置及び前記方法を使用するデバイス製造方法 - Google Patents

走査露光方法、走査型露光装置及び前記方法を使用するデバイス製造方法

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JP3180301B2 JP28998592A JP28998592A JP3180301B2 JP 3180301 B2 JP3180301 B2 JP 3180301B2 JP 28998592 A JP28998592 A JP 28998592A JP 28998592 A JP28998592 A JP 28998592A JP 3180301 B2 JP3180301 B2 JP 3180301B2
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    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70216Mask projection systems
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば半導体集積回路
又は液晶表示素子等をリソグラフィ工程で製造する際に
使用される投影露光装置に関し、特に所謂スリットスキ
ャン露光方式で露光を行う投影露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子又は液晶表示素子等をリソグ
ラフィ工程で製造する際に、露光光のもとでフォトマス
ク又はレチクル(以下「レチクル」と総称する)のパタ
ーン像を投影光学系を介して感光基板上に投影する投影
露光装置が使用されている。斯かる装置として、スリッ
トスキャン露光方式の投影露光装置が知られている。
【0003】図6は従来のスリットスキャン露光方式の
投影露光装置を示し、この図6において、光源系1から
射出された露光光ILは、ミラー2、視野絞り3、リレ
ーレンズ4、ミラー5及びコンデンサーレンズ6を経て
均一な照度でレチクル7を照明する。光源系1は、水銀
灯又はレーザー光源等の光源及びオプティカルインテグ
レータ等より構成されている。また、視野絞り3の配置
面とレチクル7の下面のパターン形成面とは共役であ
り、視野絞り3によりレチクル7のパターン形成面にス
リット状の照明領域が設定されている。この場合、レチ
クル7に平行な面内で図6に平行な方向をX方向、図6
に垂直な方向をY方向として、スリット状の照明領域の
長手方向がY方向に設定され、レチクル7とそのスリッ
ト状の照明領域との相対走査の方向はX方向であるとす
る。
【0004】レチクル7は、レチクル7にX方向及びY
方向への移動並びに回転を行うレチクルXYθステージ
8の上に保持され、レチクルXYθステージ8はレチク
ル側ベース9上に摺動自在に支持されている。レチクル
XYθステージ8上の相対走査方向であるX方向の一端
に移動鏡10が固定され、X軸用のレーザー干渉計11
からのレーザービームが移動鏡10により反射されてい
る。X軸用のレーザー干渉計11は、移動鏡10からの
レーザービームと参照鏡からのレーザービームとの干渉
ビームを光電変換することにより、レチクルXYθステ
ージ8のX方向の座標を検出している。また、レチクル
XYθステージ8の相対走査の方向に垂直なY方向の座
標及び回転角は、図示省略した静電容量センサーにより
計測されている。X軸用のレーザー干渉計11の計測座
標及びそれら静電容量センサーによる計測結果が主制御
系12に供給され、主制御系12はレチクルXYθステ
ージ8の移動速度、位置及び回転角を露光シーケンスに
応じて設定する。
【0005】露光光ILのもとで、レチクル7上のパタ
ーンの像が投影光学系13を介してウエハ14上に投影
露光される。この際、ウエハ14上の1ショット分の領
域に対して、レチクル7上のスリット状の照明領域の共
役像、即ち投影光学系13の露光フィールドが小さいの
で、レチクル7を例えば−X方向に走査するのに同期し
てウエハ14をX方向に一定速度で走査することによ
り、ウエハ14上の1ショット分の領域への露光が行わ
れる。そのため、ウエハ14は、ウエハ14にX方向及
びY方向への移動を行うウエハXYステージ15上に保
持され、ウエハXYステージ15はウエハ側ベース16
上に摺動自在に支持されている。
【0006】また、ウエハXYステージ15上のX方向
の端部に移動鏡17が固定され、X軸用のレーザー干渉
計18からのレーザービームが移動鏡17により反射さ
れている。図示省略するも、ウエハXYステージ15上
のY方向の端部に移動鏡が固定され、図示省略したY軸
用のレーザー干渉計からのレーザービームがその移動鏡
により反射されている。X軸用のレーザー干渉計18及
びY軸用のレーザー干渉計は、それぞれウエハXYステ
ージ15上の移動鏡からのレーザービームと参照鏡から
のレーザービームとの干渉光を光電変換して、ウエハX
Yステージ15のX座標及びY座標を検出する。これら
X座標及びY座標も主制御系12に供給され、主制御系
12はウエハXYステージ15の移動速度及び位置を露
光シーケンスに応じて設定する。
【0007】次に、従来のスリットスキャン露光方式で
露光を行う際の、ウエハ14及びレチクル7の相対走査
方法について説明する。先ず、露光時にはウエハ14
は、露光面の各点でそれぞれ露光量が一定になるように
等速度でX方向に走査する必要があるため、レーザー干
渉計18の計測結果に基づいて速度制御が行われる。具
体的に、レーザー干渉計18の計測結果であるX方向の
座標の微分値に適当なフィルタリングを施して、その値
が一定になるように制御される。
【0008】一方、投影光学系13のレチクル7からウ
エハ14への縮小倍率をβ(β<1)とすると、その際
のレチクル7の−X方向への走査は、レーザー干渉計1
8による計測結果に対して縮小倍率の逆数である1/β
を乗じた値と、レーザー干渉計11による計測結果との
差を算出し、この差が0になるように位置制御すること
によって行われていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記の如き従来の技術
においては、ウエハ14及びレチクル7の相対走査時の
速度安定性が要求される。そのため、ウエハXYステー
ジ15及びレチクルXYθステージ8として、それぞれ
比較的大きな重量を有し、慣性を利用した外乱の影響が
少ないステージを採用することによって、安定した等速
度運動でウエハ14及びレチクル7を相対走査してい
た。
【0010】それら比較的大きな重量を持つウエハXY
ステージ15及びレチクルXYθステージ8は等速運動
中は安定している。しかしながら、レチクル7とウエハ
14との相対位置(レーザー干渉計の計測結果の差)が
ずれた場合には、その重量のために制御性が悪くなり、
ウエハ14上に露光された像に歪が生ずる一因になると
いう不都合があった。
【0011】更に、レチクル7及びウエハ14は、相対
走査方向に垂直なY方向及び回転方向に対しては実質的
に静止させる必要があり、そのためには、レチクル7と
ウエハ14との相対位置をY方向及び回転方向に調整す
る微小位置制御可能な機構が必要である。従来はウエハ
XYステージ15及びレチクルXYθステージ8がその
微小位置制御可能な機構を兼ねていた。しかしながら、
両ステージ共に比較的大きな重量を有するため、応答性
が悪いと共に制御が複雑であるという不都合があった。
即ち、従来のスリットスキャン露光方式の投影露光装置
では、相対走査方向の定速度駆動制御並びにX方向、Y
方法及び回転方向の位置合わせを同時に精度よく制御す
ることが困難であるという不都合があった。
【0012】本発明は斯かる点に鑑み、レチクル及びウ
エハの相対走査方向の定速度駆動並びにレチクルとウエ
ハとの位置合わせを同時に高精度に行うことができる、
スリットスキャン露光方式の走査露光方法を提供するこ
とを目的とする。更に本発明はその走査露光方法を実施
できる走査型露光装置、及びその走査露光方法を用いる
デバイス製造方法を提供することをも目的とする。
【0013】本発明による第1の走査型露光装置は、例
えば図1に示すように、露光光で転写用のパターンが形
成されたマスク(7)を均一な照度で照明する照明光学
系(22)と、マスク(7)上のその露光光による照明
領域を設定する視野絞りと、マスク(7)の転写用のパ
ターンの像を感光基板(14)上に投影する投影光学系
(13)とを有し、その露光光による照明領域の走査方
向にマスク(7)及び感光基板(14)を同期して走査
することにより、マスク(7)上のその露光光による照
明領域よりも広い領域の転写用のパターンの像を感光基
板(14)上に露光する走査型露光装置において、その
露光光による照明領域に対してマスク(7)をその走査
方向に等速度で走査する第1のマスク駆動手段(20)
と、第1のマスク駆動手段(20)とは独立に、マスク
(7)に平行な面内でマスク(7)に並進移動及び回転
を行わせる第2のマスク駆動手段(21)とを有する。
【0014】更に、本発明は、マスク(7)のこのマス
ク(7)に平行な面内での位置及び回転角を検出するマ
スク位置検出手段(35)と、マスク(7)の転写用の
パターン像を投影したときの共役像に対して感光基板
(14)をその走査方向に共役な方向に相対的に等速度
で走査する基板駆動手段(27)と、感光基板(14)
のこの感光基板(14)に平行な面内での位置及び回転
角を検出する基板位置検出手段(47B)と、基板位置
検出手段(47B)により検出された感光基板(14)
の位置及び回転角に応じて、第2のマスク駆動手段(2
1)を介してマスク(7)の位置及び回転角を制御する
制御手段(23)とを有するものである。次に、本発明
による第2の走査型露光装置は、走査露光のために、第
1物体と第2物体とを同期移動する走査型露光装置にお
いて、その第1物体とその第2物体とのうちの一方の物
体を移動する第1駆動手段と、その一方の物体が露光ビ
ームで走査されるようにその第1駆動手段がその一方の
物体を移動しているときに、その第1駆動手段とは独立
して、その一方の物体を移動する第2駆動手段と、その
第1物体とその第2物体とのうちの他方の物体がその露
光ビームで走査されるよう、その第1の駆動手段及びそ
の第2駆動手段とは独立して、その他方の物体を移動す
る第3駆動手段と、を備えたものである。また、本発明
による第3の走査型露光装置は、露光光で転写用のパタ
ーンが形成されたマスクを照明する照明光学系と、その
マスク上のその露光光による照射領域を設定する視野絞
りと、そのマスクの転写用パターンの像を基板上に縮小
投影する投影系と、その露光光による照射領域に対して
その基板を等速度で走査する基板駆動手段と、その基板
の走査と同期してその投影系の縮小率に応じたその基板
と異なる速度でその露光光による照射領域に対してその
マスクを走査するマスク駆動手段と、を備えた走査型露
光装置において、そのマスク駆動手段は、そのマスクを
等速度で走査するための第1駆動手段と、そのマスクを
保持する保持部材と、その第1の駆動手段に固定された
駆動機構によりその第1の駆動手段に対してその保持部
材を動かすことによりそのマスクを所定面内で2次元方
向及び回転方向に移動する第2駆動手段と、を有するも
のである。また、本発明による第4の走査型露光装置
は、露光光で転写用のパターンが形 成されたマスクを照
明する照明光学系と、そのマスク上のその露光光による
照射領域を設定する視野絞りと、そのマスクの転写用の
パターンの像を基板上に縮小投影する投影系と、その基
板を保持する基板保持部材を有しその露光光による照射
領域に対してその基板を走査する基板駆動手段と、その
基板の走査と同期してその投影系の縮小率に応じたその
基板と異なる速度でその露光光による照射領域に対して
そのマスクを走査するマスク駆動手段と、を備えた走査
型露光装置において、そのマスクの位置情報を検出する
マスク位置検出手段と、その基板の位置情報を検出する
基板位置検出手段とをさらに備え、そのマスク駆動手段
は、そのマスクを所定速度で走査するための第1駆動手
段と、そのマスクを保持するマスク保持部材と、その第
1駆動手段に固定された駆動機構によりその第1駆動手
段に対しそのマスク保持部材を動かすことによりそのマ
スクを所定面内で移動する第2駆動手段とを有し、その
第1駆動手段はそのマスクの移動速度が所定速度となる
ように速度制御され、その第2駆動手段はそのマスク位
置検出手段とその基板位置検出手段とに基づいてそのマ
スクとその基板とが所定の位置関係となるように位置制
御されるものである。また、本発明の第1のデバイス製
造方法は、本発明の走査型露光装置を用いて露光を行う
工程を含むものである。次に、本発明による走査露光方
法は、第1物体と第2物体とを同期移動する走査露光方
法において、その第1物体とその第2物体とのうちの一
方の物体が露光ビームで走査されるように該一方の物体
を第1駆動手段を用いて移動し、その第1の駆動手段が
その一方の物体を移動しているときに、その第1駆動手
段とは独立に第2の駆動手段を用いてその一方の物体を
動かし、その第1物体とその第2物体とのうちの他方の
物体が露光ビームで走査されるように、その第1の駆動
手段及びその第2駆動手段とは独立して、その他方の物
体を第3の駆動手段を用いて移動するものである。ま
た、本発明による第2のデバイス製造方法は、本発明の
走査露光方法を用いるものである。
【0015】
【作用】斯かる本発明によれば、例えば第1物体として
マスク(7)の駆動部が、相対走査駆動部及びガイド
部を有する第1のマスク駆動手段(20)と、マスク
(7)に並進移動及び回転を行わせる第2のマスク駆動
手段(21)とに分離され、これら2個の駆動手段がそ
れぞれ独立に制御される。従って、第1のマスク駆動手
段(20)としては、例えば相対走査時に安定した等速
度運動が行えるような重量のあるステージ及び1軸方向
のみに高精度で長距離の駆動が可能なガイドを使用し、
第2のマスク駆動手段(21)としては、例えば並進方
向及び回転方向に微小量の動作が可能で軽量な制御性の
良好なステージ及びガイドを使用することにより、等速
性及び位置制御性の良好なスリットスキャン露光が行わ
れる。
【0016】
【実施例】以下、本発明による投影露光装置の一実施例
につき図1〜図5を参照して説明する。図1は、本例の
スリットスキャン露光方式の投影露光装置を示し、この
図1において、レチクル7に平行な面内で図1の紙面に
垂直な方向にX軸、図1の紙面に平行な方向にY軸をと
り、XY平面に垂直にZ軸をとる。また、スリットスキ
ャン露光の際の相対走査方向をX方向とする。
【0017】先ず、レチクル7用のステージ系におい
て、レチクル側ベース19にはX方向に長いエアガイド
を形成し、レチクル側ベース19上にXY平面内でX方
向に摺動自在にレチクル側走査ステージ20を載置す
る。そして、レチクル側走査ステージ20上にXY平面
内での並進及び回転ができる状態でレチクル側微動ステ
ージ21を載置し、レチクル側微動ステージ21上にレ
チクル7を保持する。露光時には、レチクル7のパター
ン領域を、照明光学系22からの露光光ILによるスリ
ット状の照明領域で照明し、そのスリット状の照明領域
に対してレチクル7をX方向に走査する。照明光学系2
2は、光源、シャッター、オプティカルインテグレー
タ、スリット状の照明領域を設定するための視野絞り及
びコンデンサーレンズ等より構成されている。
【0018】レチクル側微動ステージ21上には、3個
の移動鏡(図1では移動鏡33のみを表示)を固定し、
これら3個の移動鏡から反射されるレーザービームを用
いて、3個のレーザー干渉計(図1ではレーザー干渉計
35のみを表示)によりそれぞれレチクル側微動ステー
ジ21の位置検出を行う。これらレーザー干渉計による
計測結果を主制御系23に供給する。3個の位置計測結
果より、レチクル側微動ステージ21のXY平面内での
位置及び回転角が求められる。主制御系23は、相対走
査用の駆動装置24を介してレチクル側走査ステージ2
0の動作を制御し、微動制御用の駆動装置25を介して
レチクル側微動ステージ21の動作を制御することによ
り、レチクル7の相対走査速度及び位置の制御を行う。
【0019】露光時には、レチクル7のパターン領域内
のスリット状の照明領域のパターン像が投影光学系13
を介してウエハ14上に投影露光される。ウエハ14用
のステージ系において、ウエハ側ベース26にはX方向
に長いエアガイドを形成し、ウエハ側ベース26上にX
Y平面内でX方向に摺動自在にウエハ側Xステージ27
を載置する。そして、ウエハ側Xステージ27上にXY
平面内でY方向への移動ができる状態でウエハ側Yステ
ージ28を載置し、ウエハ側Yステージ28上にウエハ
14を保持する。なお、図示省略するも、ウエハ側Yス
テージ28とウエハ14との間には、Zステージ及びレ
ベリング用のステージ等が設けられている。ウエハ側X
ステージ27上の一端にはステッピングモーター29を
固定し、ステッピングモーター29によりボールねじ3
0を介してウエハ側Yステージ28をY方向に駆動す
る。
【0020】ウエハ側Yステージ28上には、3個の移
動鏡(図1では移動鏡45のみを表示)を固定し、これ
ら3個の移動鏡から反射されるレーザービームを用い
て、3個のレーザー干渉計(図1ではレーザー干渉計4
7Bのみを表示)によりそれぞれウエハ側Yステージ2
8の位置検出を行う。これらレーザー干渉計による計測
結果も主制御系23に供給する。3個の位置計測結果よ
り、ウエハ側Yステージ28のXY平面内での位置及び
回転角が求められる。主制御系23は、駆動装置31を
介してウエハ側Xステージ27及びウエハ側Yステージ
28の動作を制御することにより、ウエハ14の相対走
査速度及び位置の制御を行う。
【0021】図2は図1のレチクルステージ系の平面図
であり、この図2において、レチクル側ベース19上に
X方向に2列のエアーガイド19a及び19bを形成
し、エアーガイド19a及び19bの両側にそれぞれX
方向に一列に電磁石32A及び32Bを埋め込む。ま
た、エアーガイド19a及び19bの上にレチクル側走
査ステージ20を載置し、レチクル側走査ステージ20
上にレチクル側微動ステージ21を載置する。レチクル
側走査ステージ20の裏面には永久磁石が埋め込まれ、
レチクル側走査ステージ20はX方向にリニアモーター
方式で駆動される。また、リニアモーターの熱がレチク
ル側微動ステージ21側に伝導しないように、レチクル
側走査ステージ20には冷却機能(例えば、温度制御さ
れた気体または流体を循環する方式)がついている。レ
チクル側微動ステージ21のY方向の端部には、Y軸に
垂直でX方向に長い反射面を有する移動鏡33を取り付
け、レチクル側微動ステージ21のX方向の端部の2箇
所に、X軸に垂直な反射面を有する移動鏡34A及び3
4Bを取り付ける。
【0022】そして、移動鏡33に対向するようにY軸
用のレーザー干渉計35をレチクル側ベース19に対し
て固定するように配置し、移動鏡34Aに対向するよう
にX軸用のレーザー干渉計36Aをレチクル側ベース1
9に対して固定するように配置し、移動鏡34Bに対向
するように回転計測用のレーザー干渉計36Bをレチク
ル側ベース19に対して固定するように配置する。Y軸
用のレーザー干渉計35により計測されたレチクル側微
動ステージ21のY座標データRSy、X軸用のレーザ
ー干渉計36Aにより計測されたレチクル側微動ステー
ジ21のX座標データRSx、及び回転計測用のレーザ
ー干渉計36Bにより計測されたレチクル側微動ステー
ジ21の回転角データRSθを図1の主制御系23に供
給する。尚、X軸用のレーザー干渉計36Aのビーム
は、光路が長い為に独立した空調機構(図示省略)が搭
載されている。具体的には、ビーム光路を覆う固定カバ
ー(筒)を、移動鏡34Aと固定鏡(例えば投影光学系
13の鏡筒部に固定)との各々に向かうビームを射出す
るビームスプリッターと移動鏡との間の光路、及び/又
はそのビームスプリッターと固定鏡との間の光路のほぼ
全域又は一部を覆うように設ける。その固定カバーの内
部に温度制御された気体を流しても良い。
【0023】また、図2のレチクル側走査ステージ20
上には、レチクル側微動ステージ21をそれぞれX方向
に微動するアクチュエータ38,40及びレチクル側微
動ステージ21をY方向に微動するアクチュエータ42
を固定する。アクチュエータ38及び40とレチクル側
微動ステージ21との接触位置はほぼ移動鏡34A及び
34Bと対称な位置である。そして、レチクル側微動ス
テージ21は3対のばね37A,37B、39A,39
B及び41A,41Bを介してそれぞれアクチュエータ
38、40及び42の方向に付勢されている。3個のア
クチュエータ38,40及び42の変位量を調整するこ
とにより、レチクル側微動ステージ21及びレチクル7
にXY平面内での移動及び回転を行わせることができ
る。
【0024】また、レチクル7上には露光光ILにより
Y方向に長いスリット状の照明領域43が形成される
が、この照明領域43の中心43aを通りY軸に平行な
直線上に、Y軸用のレーザー干渉計35の光軸が設定さ
れている。レチクル7を回転させる際には、その照明領
域43の中心43aを軸として回転させる必要がある
が、レチクル7をX方向に走査するとその中心43aも
レチクル7上の位置が変化する。そこで、3個のアクチ
ュエータ38,40及び42の変位量を調整することに
より、その中心43aの位置に追従してレチクル7の回
転中心をずらすようにする。
【0025】図3はウエハステージ系を示す平面図であ
り、この図3において、ウエハ側ベース26上にX方向
に2列のエアーガイド26a及び26bを形成し、エア
ーガイド26a及び26bの両側にそれぞれX方向に一
列に電磁石44A及び44Bを埋め込む。また、エアー
ガイド26a及び26bの上にウエハ側Xステージ27
を載置し、ウエハ側Xステージ27上にウエハ側Yステ
ージ28を載置する。ウエハ側Xステージ27の裏面に
は永久磁石が埋め込まれ、ウエハ側Xステージ27はX
方向にリニアモーター方式で高精度に駆動される。リニ
アモーターの熱がウエハ側Yステージ28側に伝導しな
いように、ウエハ側Xステージ27には冷却機能がつい
ている。また、ウエハ側Xステージ27上にY方向に2
列のエアーガイド27a及び27bを形成し、これらエ
アーガイド27a及び27bに沿ってステッピングモー
ター29によりウエハ側Yステージ28をY方向に駆動
する。
【0026】このウエハ側Yステージ28のY方向の端
部には、Y軸に垂直でX方向に長い反射面を有する移動
鏡45を取り付け、X方向の端部には、X軸に垂直でY
方向に長い反射面を有する移動鏡46を取り付ける。そ
して、移動鏡45に対向するようにX方向に所定間隔を
開けて、Y軸用のレーザー干渉計47A及び回転計測用
のレーザー干渉計47Bをウエハ側ベース26に対して
固定するように配置し、移動鏡46に対向するようにX
軸用のレーザー干渉計48をウエハ側ベース26に対し
て固定するように配置する。Y軸用のレーザー干渉計4
7Aにより計測されたウエハ側Yステージ28のY座標
データWSy、X軸用のレーザー干渉計48により計測
されたウエハ側Yステージ28のX座標データWSx、
及び回転計測用のレーザー干渉計47Bにより計測され
たウエハ側Yステージ28の回転角データWSθが図1
の主制御系23に供給されている。
【0027】この場合、レーザー干渉計47Aの光軸と
レーザー干渉計48の光軸との交点に投影光学系13の
光軸が位置する。また、投影光学系13のY方向の側方
にオフ・アクシス方式のアライメント系49が配置され
ているが、レーザー干渉計47Bの光軸上にそのアライ
メント系49の検出中心が位置し、且つアライメント系
49の検出中心を通りX軸に平行な直線上にレーザー干
渉計48の光軸がある。また、図2のスリット状の照明
領域43の投影光学系13によるウエハ14上の共役像
の領域が、Y方向に長いスリット状の露光領域43Pで
ある。但し、図2の照明領域43のY方向の端部はレチ
クル7の遮光部で多少けられるため、露光領域43Pの
Y方向の長さは、照明領域43そのものの共役像の長さ
よりも短くなっている。
【0028】次に、図1の実施例のスリットスキャン露
光時の制御方法につき説明する。一般にレチクル7のパ
ターンはウエハ14上に縮小投影される。その理由は、
縮小投影する方がレチクル7のパターンの寸法やゴミ管
理等の点で有利となるからである。ところが、レチクル
7からウエハ14への投影倍率をβとすると、スリット
スキャン露光時は、その投影倍率βの逆数を乗じた分だ
けレチクル側のステージをウエハ側のステージに対して
高速で駆動する必要がある。従って、露光時の相対走査
及びステージ制御に対する処理能力は、レチクル側のス
テージの駆動能力に依存する場合が多い。
【0029】また、図1の主制御系23は、ウエハ14
をX方向及びY方向へ移動する際に駆動装置31にウエ
ハ用のX方向駆動指令ODWx及びY方向駆動指令OD
Wyを発する。X方向駆動指令ODWx及びY方向駆動
指令ODWyは、それぞれウエハ側Xステージ27のリ
ニアモーター及びウエハ側Yステージ28用のステッピ
ングモーター29の動きを制御するものである。更に、
主制御系23は、レチクル7を相対走査方向であるX方
向へ移動する際に、走査用の駆動装置24にレチクル用
の第1の駆動指令ODR1を発し、レチクル7にXY平
面内での移動及び回転を行わせる際に、微動用の駆動装
置25にレチクル用の第2の駆動指令ODR2を発す
る。第1の駆動指令ODR1はレチクル側走査ステージ
20のリニアモーターの動作を制御し、第2の駆動指令
ODR2はレチクル側微動ステージ21の3個のアクチ
ュエータ38,40,42(図2参照)の動作を制御す
る。
【0030】ここで図4のフローチャート及び図5を参
照して制御方法の一例を説明する。図5(a)はレチク
ル7とスリット状の照明領域43との相対的な位置関係
を示し、図5(b)はウエハ14とスリット状の露光領
域43Pとの相対的な位置関係を示す。そして、本例で
はレチクル7のパターンの縮小像を、それぞれウエハ1
4上の隣り合う2個のショット領域50A及び50Bに
順次露光するものとする。説明の便宜上、初期状態で
は、図5(a)の照明領域43の中心がレチクル17の
中心の位置Aに在り、図5(b)の露光領域43Pの中
心がウエハ14の第1のショット領域50Aの中心の位
置APに在るとする。更に、初期状態では、レチクル7
はX方向に速度V/βで走査され、ウエハ14は−X方
向に速度Vで走査されており、レチクル7とウエハ14
との相対的な位置及び回転角の誤差は0であるものとす
る。この初期状態から図4のステップ101に移行す
る。
【0031】図4のステップ101において、図1の主
制御系23は、ウエハ側Xステージ27を速度Vで−X
方向に等速で駆動し、レチクル側走査ステージ20を速
度V/βでX方向に等速で駆動する。ウエハ側Xステー
ジ27を等速で駆動するには、主制御系23はレーザー
干渉計48から供給されるX座標データWSxの微分値
をサンプリングして、この微分値が速度Vに対応する一
定値になるようにX方向駆動指令ODWxを発令する。
同様に、レチクル側走査ステージ20を等速で駆動する
には、主制御系23はレーザー干渉計36Aから供給さ
れるX座標データRSxの微分値をサンプリングして、
この微分値が速度V/βに対応する一定値になるように
第1の駆動指令ODR1を発する。
【0032】しかしながら、等速制御だけでは、レチク
ル7とウエハ14との相対的な位置ずれ及び回転が生じ
ている可能性がある。そこで、主制御系23は、ウエハ
側Yステージ28の位置制御及びレチクル側微動ステー
ジ21の位置制御を行う。即ち、主制御系23は、ウエ
ハ14側のX座標データWSxとレチクル7側のX座標
データRSx/βとの差分WSx−RSx/β、ウエハ
14側のY座標データWSyとレチクル7側のY座標デ
ータRSy/βとの差分WSy−RSy/β、ウエハ1
4側の回転角データWSθとレチクル7側の回転角デー
タRSθとの差分WSθ−RSθをサンプリングする。
【0033】そして、主制御系23は、駆動装置31に
Y方向駆動指令ODWyを発し、駆動装置25に第2の
駆動指令ODR2を発して、それら3個の差分が所定の
値になるように位置制御を行う。これにより、図5
(a)において、照明領域43の中心は位置Aからレチ
クル7のパターン領域外の位置Bに達し、図5(b)に
おいて、露光領域43Pの中心は位置APからウエハ1
4の第1のショット領域50Aの外の位置BPに達し
て、1回目のスリットスキャン露光が完了する。
【0034】次に、ステップ102において、主制御系
23は、ウエハ側Xステージ27を一度減速してからX
方向に加速するように駆動し、ウエハ側Yステージ28
を一度Y方向に加速してから減速する。これと並行し
て、主制御系23は、レチクル側走査ステージ20を減
速して、レチクル側微動ステージ21の位置を基準位置
へリセットする。これにより、図5(a)において、照
明領域43の中心は位置Bから更に外側の位置Cに達し
て停止し、図5(b)において、露光領域43Pの中心
は位置BPからウエハ14の第2のショット領域50B
の外側の位置CPに達する。この位置CPにおいて、ウ
エハ側Xステージ27は既にX方向への等速度走査を開
始している。
【0035】次に、ステップ103において、主制御系
23は、ウエハ側Xステージ27をX方向に速度Vで等
速度で駆動し、ウエハ側Yステージ28の位置を位置制
御により安定させる。これにより、ウエハ側Yステージ
28の加速及び減速による振動が減衰する。また、これ
と並行して、レチクル側走査ステージ20を−X方向に
加速する。これにより、図5(a)において、照明領域
43の中心は位置Cからレチクル7に近い位置Dに達
し、図5(b)において、露光領域43Pの中心は位置
CPからウエハ14の第2のショット領域50Bに近い
位置DPに達する。位置Dにおいて、レチクル側走査ス
テージ20はX方向へ速度V/βで等速移動を開始して
いる。従って、レチクル7とウエハ14との相対走査速
度は設計値に達しているが、レチクル7とウエハ14と
の相対位置及び相対回転角は、ずれている可能性があ
る。
【0036】そこでステップ104に移行して、主制御
系23は、ウエハ側Xステージ27を速度VでX方向に
等速で駆動し、レチクル側走査ステージ20を速度V/
βで−X方向に等速で駆動する。更に、主制御系23
は、ウエハ側Yステージ28の位置制御及びレチクル側
微動ステージ21の位置制御を行う。即ち、主制御系2
3は、ウエハ14側のX座標データWSxとレチクル7
側のX座標データRSx/βとの差分WSx−RSx/
β、ウエハ14側のY座標データWSyとレチクル7側
のY座標データRSy/βとの差分WSy−RSy/
β、ウエハ14側の回転角データWSθとレチクル7側
の回転角データRSθとの差分WSθ−RSθをサンプ
リングする。そして、主制御系23は、駆動装置31に
Y方向駆動指令ODWyを発し、駆動装置25に第2の
駆動指令ODR2を発して、それら3個の差分が所定の
値になるように位置制御を行う。
【0037】このようにしてレチクル7とウエハ14と
の位置ずれが補正される。このとき、図5(a)に示す
ように、照明領域43の中心はレチクル7のパターン領
域の外側の位置Eに在り、図5(b)に示すように、露
光領域43Pの中心はウエハ14の第2のショット領域
50Bの外側の位置EPに在る。その後、ステップ10
5において、レチクル7とウエハ14との等速度駆動及
び位置ずれ補正が完了した時点で、図5(a)に示すよ
うに、照明領域43の中心はレチクル7のパターン領域
の直前の位置Fに在り、図5(b)に示すように、露光
領域43Pの中心はウエハ14の第2のショット領域5
0Bの直前の位置FPに在る。
【0038】そして、ステップ101と同様の制御を行
うことにより、図5(a)に示すように、照明領域43
はレチクル7を中心の位置Gまで相対的に走査し、図5
(b)に示すように、露光領域43Pはウエハ14の第
2のショット領域50Bを中心の位置GPまで相対的に
走査する。その後、ステップ101以下の動作を繰り返
すことにより、ウエハ14の第2の前ショット領域50
B及びその次のショット領域へのレチクル7のパターン
の縮小像の露光が行われる。
【0039】上述のように本例によれば、レチクル7側
のステージが相対走査用のレチクル側走査ステージ20
と位置合わせ用のレチクル側微動ステージ21とに分離
され、且つレチクル側走査ステージ20とレチクル側微
動ステージ21とが独立に駆動できるようになってい
る。このため、レチクル7及びウエハ14をそれぞれ定
速度で駆動している際にも、レチクル7とウエハ14と
の位置ずれを容易且つ迅速に補正できる。従って、レチ
クル7のパターンの像を歪なくウエハ14の各ショット
領域に露光することができる。
【0040】更に、本実施例では、レチクル側走査ステ
ージ20の上にレチクル側微動ステージ21が搭載され
ている。そこで、レチクル側走査ステージ20及びレチ
クル側微動ステージ21の重量をそれぞれM1及びM2
とすると、相対走査用のリニアモーターは(M1+M
2)の重量のステージ20,21を駆動するのに対し
て、図2のアクチュエータ38,40,42は重量M2
のレチクル側微動ステージ21の駆動を行うことにな
る。従って、位置補正の応答性が良好である。また、レ
チクル側走査ステージ20上でレチクル側微動ステージ
21に加速度aを与えたときに、レチクル側走査ステー
ジ20に作用する反作用によるレチクル側走査ステージ
20の加速度をbとすると、次式が成立する。M2・a
=(M1+M2)b
【0041】従って、加速度bは加速度aよりも小さく
なり、レチクル側微動ステージ21の位置制御を行って
も、レチクル側走査ステージ20の定速走査はほとんど
影響されない。このため、安定した速度制御が行われ
る。なお、上述実施例では、投影光学系13として屈折
光学系が使用されているため、レチクル7上の照明領域
43は矩形のスリット状である。これに対して、投影光
学系13として反射屈折光学系を使用した場合等には、
レチクル7上の照明領域43は円弧状に形成されること
がある。
【0042】なお、本発明は上述実施例に限定されず本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取り得るこ
とは勿論である。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、マスクを相対走査する
ための第1のマスク駆動手段(第1駆動手段)とマスク
の位置調整を行うための第2のマスク駆動手段(第2駆
動手段)とを分離したので、マスク(第1物体)及び感
光基板(第2物体)共に等速性を保つための最適制御と
相対位置合わせのための最適制御とを分離でき、マスク
及び感光基板の相対走査方向の駆動並びにマスクと感光
基板との位置合わせを同時に高精度に行うことができる
利点がある。また、第2のマスク駆動手段は相対走査の
ための機構を含まず軽量にできるため、マスクと感光基
板との位置合わせを高い応答性で実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による投影露光装置の一実施例の全体を
示す構成図である。
【図2】図1のレチクル側ステージ系を示す平面図であ
る。
【図3】図1のウエハ側ステージを系示す平面図であ
る。
【図4】その実施例のスリットスキャン露光動作時の制
御方法の一例を示すフローチャートである。
【図5】(a)はレチクルと照明領域との相対位置関係
を示す平面図、(b)は図5(a)に対応するウエハと
露光領域との相対位置関係を示す平面図である。
【図6】従来のスリットスキャン露光方式の投影露光装
置を示す構成図である。
【符号の説明】
7 レチクル 14 ウエハ 19 レチクル側ベース 20 レチクル側走査ステージ 21 レチクル側微動ステージ 23 主制御系 26 ウエハ側ベース 27 ウエハ側Xステージ 28 ウエハ側Yステージ 35,36A,36B,47A,47B,48 レーザ
ー干渉計 43 スリット状の照明領域 43P スリット状の露光領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027 G03B 27/32 G03F 7/20 521 G03F 9/00 H01L 21/68

Claims (60)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光光で転写用のパターンが形成された
    マスクを均一な照度で照明する照明光学系と、前記マス
    ク上の前記露光光による照明領域を設定する視野絞り
    と、前記マスクの転写用のパターンの像を感光基板上に
    投影する投影光学系とを有し、 前記露光光による照明領域の走査方向に前記マスク及び
    前記感光基板を同期して走査することにより、前記マス
    ク上の前記露光光による照明領域よりも広い領域の転写
    用のパターンの像を前記感光基板上に露光する走査型
    光装置において、 前記露光光による照明領域に対して前記マスクを前記走
    査方向に等速度で走査する第1のマスク駆動手段と、 該第1のマスク駆動手段とは独立に、前記マスクに平行
    な面内で前記マスクに並進移動及び回転を行わせる第2
    のマスク駆動手段と、 前記マスクに平行な面内での前記マスクの位置及び回転
    角を検出するマスク位置検出手段と、 前記マスクの転写用のパターン像を投影したときの共役
    像に対して前記感光基板を前記走査方向と共役な方向に
    等速度で走査する基板駆動手段と、 前記感光基板に平行な面内での前記感光基板の位置及び
    回転角を検出する基板位置検出手段と、 該基板位置検出手段により検出された前記基板の回転角
    に応じて、前記第2のマスク駆動手段を介して前記マス
    クの位置及び回転角を制御する制御手段とを有すること
    を特徴とする走査型露光装置。
  2. 【請求項2】 走査露光のために、第1物体と第2物体
    とを同期移動する走査型露光装置において、 前記第1物体と前記第2物体とのうちの一方の物体を移
    動する第1駆動手段と、 前記一方の物体が露光ビームで走査されるように前記第
    1駆動手段が前記一方の物体を移動しているときに、前
    記第1駆動手段とは独立して、前記一方の物体を移動す
    る第2駆動手段と、 前記第1物体と前記第2物体とのうちの他方の物体が前
    記露光ビームで走査されるよう、前記第1の駆動手段及
    び前記第2駆動手段とは独立して、前記他方の物体を移
    動する第3駆動手段と、 を備えたことを特徴とする走査型露光装置。
  3. 【請求項3】 前記第2駆動手段は、前記一方の物体を
    回転させることを特徴とする請求項2に記載の走査型露
    光装置。
  4. 【請求項4】 前記第2駆動手段は、前記露光ビームの
    照射領域の中心を軸として前記一方の物体を回転させる
    ことを特徴とする請求項3に記載の走査型露光装置。
  5. 【請求項5】 前記一方の物体の回転中心の位置は、前
    記一方の物体上で前記一方の物体の同期移動に応じて変
    化することを特徴とする請求項3又は4に記載の走査型
    露光装置。
  6. 【請求項6】 前記第2駆動手段は、前記一方の物体を
    2次元方向に移動することを特徴とする請求項2から5
    の何れか一項に記載の走査型露光装置。
  7. 【請求項7】 前記第1駆動手段は、前記第2駆動手段
    よりも長距離にわたり前記一方の物体を移動可能である
    ことを特徴とする請求項2から6の何れか一項に記載の
    走査型露光装置。
  8. 【請求項8】 前記第2駆動手段は、前記第1駆動手段
    による前記一方の物体の移動と関連して移動しながら、
    前記一方の物体を動かすことを特徴とする請求項2から
    7の何れか一項に記載の走査型露光装置。
  9. 【請求項9】 前記第1駆動手段は、前記第2駆動手段
    を支持して移動する移動部材を有し、 前記第2駆動手段は、前記移動部材に対して前記一方の
    物体を動かすことを特徴とする請求項8に記載の走査型
    露光装置。
  10. 【請求項10】 前記第2駆動手段は、前記移動部材の
    重量なしに前記一方の物体を移動可能であることを特徴
    とする請求項9に記載の走査型露光装置。
  11. 【請求項11】 前記第2駆動手段は、アクチュエータ
    を有することを特徴とする請求項2から10の何れか一
    項に記載の走査型露光装置。
  12. 【請求項12】 前記第1駆動手段と前記第3駆動手段
    とは電磁力を用いてそれぞれ対応する前記物体を移動さ
    せることを特徴とする請求項2から11の何れか一項に
    記載の走査型露光装置。
  13. 【請求項13】 前記第1駆動手段と前記第3駆動手段
    とを用いてそれぞれ対応する前記物体を移動するための
    エアガイドをさらに備えることを特徴とする請求項2か
    ら12の何れか一項に記載の走査型露光装置。
  14. 【請求項14】 前記第1物体と前記第2物体との相対
    的な位置情報を計測する計測手段をさらに有し、 前記第2駆動手段は、前記計測手段の計測結果に基づい
    て前記一方の物体を動かすことを特徴とする請求項2か
    ら13の何れか一項に記載の走査型露光装置。
  15. 【請求項15】 前記計測手段は、前記第1物体の情報
    を計測する第1計測手段と前記第2物体の情報を計測す
    る第2計測手段とを有することを特徴とする請求項14
    に記載の走査型露光装置。
  16. 【請求項16】 前記第1計測手段及び前記第2計測手
    段は、前記同期移動の方向に関する位置情報をそれぞれ
    計測することを特徴とする請求項15に記載の走査型露
    光装置。
  17. 【請求項17】 前記第1計測手段及び前記第2計測手
    段は、前記同期移動の方向と交差する方向に関する位置
    情報をそれぞれ計測することを特徴とする請求項15又
    は16に記載の走査型露光装置。
  18. 【請求項18】 前記第1計測手段及び前記第2計測手
    段は、前記物体の回転情報をそれぞれ計測することを特
    徴とする請求項15から17の何れか一項に記載の走査
    型露光装置。
  19. 【請求項19】 前記一方の物体を保持するとともに前
    記第1駆動手段と前記第2駆動手段とにより移動可能な
    保持部材と、前記一方の物体を計測する干渉計システム
    とをさらに備え、 前記保持部材は、前記干渉計システムと共に用いられる
    反射面を有することを特徴とする請求項2から13の何
    れか一項に記載の走査型露光装置。
  20. 【請求項20】 前記干渉計システムは、前記同期移動
    の方向に関する前記一方の物体の位置情報を計測するこ
    とを特徴とする請求項19に記載の走査型露光装置。
  21. 【請求項21】 前記干渉計システムは、前記同期移動
    の方向と交差する方向に関する前記一方の物体の位置情
    報を計測することを特徴とする請求項19又は20に記
    載の走査型露光装置。
  22. 【請求項22】 前記干渉計システムは、前記一方の物
    体の回転情報を計測することを特徴とする請求項19か
    ら21の何れか一項に記載の走査型露光装置。
  23. 【請求項23】 前記第1駆動手段と前記第3駆動手段
    とは、前記一方の物体と前記他方の物体とをそれぞれ異
    なる速度で移動することを特徴とする請求項2から22
    の何れか一項に記載の走査型露光装置。
  24. 【請求項24】 前記一方の物体のパターンの像を前記
    他方の物体上に投影するための投影系をさらに備え、 前記一方の物体と前記他方の物体とは、前記投影系の縮
    小倍率に応じてそれぞれ異なる速度で移動することを特
    徴とする請求項23に記載の走査型露光装置。
  25. 【請求項25】 前記一方の物体のパターンの像を前記
    他方の物体上に投影するための投影系をさらに備え、 前記第2駆動手段は、前記投影系の投影倍率を考慮して
    前記一方の物体を動かすことを特徴とする請求項2から
    23の何れか一項に記載の走査型露光装置。
  26. 【請求項26】 前記第2駆動手段による前記一方の物
    体の移動は位置制御で行なわれることを特徴とする請求
    項2から25の何れか一項に記載の走査型露光装置。
  27. 【請求項27】 露光光で転写用のパターンが形成され
    たマスクを照明する照明光学系と、前記マスク上の前記
    露光光による照射領域を設定する視野絞りと、前記マス
    クの転写用パターンの像を基板上に縮小投影する投影系
    と、前記露光光による照射領域に対して前記基板を等速
    度で走査する基板駆動手段と、前記基板の走査と同期し
    て前記投影系の縮小率に応じた前記基板と異なる速度で
    前記露光光による照射領域に対して前記マスクを走査す
    るマスク駆動手段と、を備えた走査型露光装置におい
    て、 前記マスク駆動手段は、前記マスクを等速度で走査する
    ための第1駆動手段と、前記マスクを保持する保持部材
    と、前記第1の駆動手段に固定された駆動機構により前
    記第1の駆動手段に対して前記保持部材を動かすことに
    より前記マスクを所定面内で2次元方向及び回転方向に
    移動する第2駆動手段と、を有することを特徴とする走
    査型露光装置。
  28. 【請求項28】 前記マスクの位置情報及び回転角情報
    を検出する検出手段をさらに備え、 前記第2駆動手段は、前記検出手段の検出結果に基づい
    て前記マスクを動かすことを特徴とする請求項27に記
    載の走査型露光装置。
  29. 【請求項29】 前記検出手段は、前記保持部材に設け
    られた反射面をモニターする少なくとも3つの計測軸を
    有する干渉計を含むことを特徴とする請求項28に記載
    の走査型露光装置。
  30. 【請求項30】 前記干渉計は、前記マスク駆動手段を
    支持するベースに固定されていることを特徴とする請求
    項29に記載の走査型露光装置。
  31. 【請求項31】 前記干渉計は、前記マスクの同期移動
    の方向に用いる2つの計測軸と、前記マスクの同期移動
    の方向と交差する方向に用いる1つの計測軸とを有する
    ことを特徴とする請求項29又は30に記載の走査型露
    光装置。
  32. 【請求項32】 前記第2駆動手段は、前記第1駆動手
    段に固定された駆動機構として3つのアクチュエータを
    有し、前記照射領域の中心を軸として前記マスクが回転
    するように前記3つのアクチュエータを用いることを特
    徴とする請求項27から31の何れか一項に記載の走査
    型露光装置。
  33. 【請求項33】 露光光で転写用のパターンが形成され
    たマスクを照明する照明光学系と、前記マスク上の前記
    露光光による照射領域を設定する視野絞りと、前記マス
    クの転写用のパターンの像を基板上に縮小投影する投影
    系と、前記基板を保持する基板保持部材を有し前記露光
    光による照射領域に対して前記基板を走査する基板駆動
    手段と、前記基板の走査と同期して前記投影系の縮小率
    に応じた前記基板と異なる速度で前記露光光による照射
    領域に対して前記マスクを走査するマスク駆動手段と、
    を備えた走査型露光装置において、 前記マスクの位置情報を検出するマスク位置検出手段
    と、 前記基板の位置情報を検出する基板位置検出手段とをさ
    らに備え、 前記マスク駆動手段は、前記マスクを所定速度で走査す
    るための第1駆動手段と、前記マスクを保持するマスク
    保持部材と、前記第1駆動手段に固定された駆動機構に
    より前記第1駆動手段に対し前記マスク保持部材を動か
    すことにより前記マスクを所定面内で移動する第2駆動
    手段とを有し、 前記第1駆動手段は前記マスクの移動速度が所定速度と
    なるように速度制御され、前記第2駆動手段は前記マス
    ク位置検出手段と前記基板位置検出手段とに基づいて前
    記マスクと前記基板とが所定の位置関係となるように位
    置制御されることを特徴とする走査型露光装置。
  34. 【請求項34】 前記マスク位置検出手段は、前記マス
    ク保持部材に設けられた反射面をモニタする少なくとも
    3つの計測軸を有する干渉計を含み、 前記基板位置検出手段は、前記基板保持部材に設けられ
    た反射面をモニタする少なくとも3つの計測軸を有する
    干渉計を含み、 前記第2駆動手段は、前記投影系の縮小率と前記干渉計
    の出力値に基づいて前記マスクを並進及び回転させるこ
    を特徴とする請求項33に記載の走査型露光装置。
  35. 【請求項35】 前記第1駆動手段の速度制御は、前記
    干渉計の出力の微分値に基づいて行なわれることを特徴
    とする請求項34に記載の走査型露光装置。
  36. 【請求項36】 請求項1から35の何れか一項に記載
    の走査型露光装置を用いて露光を行う工程を含むデバイ
    ス製造方法。
  37. 【請求項37】 第1物体と第2物体とを同期移動する
    走査露光方法において、 前記第1物体と前記第2物体とのうちの一方の物体が露
    光ビームで走査されるように該一方の物体を第1駆動手
    段を用いて移動し、 前記第1の駆動手段が前記一方の物体を移動していると
    きに、前記第1駆動手段とは独立に第2の駆動手段を用
    いて前記一方の物体を動かし、 前記第1物体と前記第2物体とのうちの他方の物体が露
    光ビームで走査されるように、前記第1の駆動手段及び
    前記第2駆動手段とは独立して、前記他方の物体を第3
    の駆動手段を用いて移動することを特徴とする走査露光
    方法。
  38. 【請求項38】 前記第2駆動手段は、前記一方の物体
    を回転させることを特徴とする請求項37に記載の走査
    露光方法。
  39. 【請求項39】 前記第2駆動手段は、前記露光ビーム
    の照射領域の中心を軸として前記一方の物体を回転させ
    ることを特徴とする請求項38に記載の走査露光方法。
  40. 【請求項40】 前記一方の物体の回転中心の位置は、
    前記一方の物体上で前記一方の物体の同期移動に応じて
    変化することを特徴とする請求項38又は39に記載の
    走査露光方法。
  41. 【請求項41】 前記第2駆動手段は、前記一方の物体
    を2次元方向に移動することを特徴とする請求項37か
    ら40の何れか一項に記載の走査露光方法。
  42. 【請求項42】 前記第1駆動手段は、前記第2駆動手
    段よりも長距離にわたり前記一方の物体を移動可能であ
    ることを特徴とする請求項37から41の何れか一項に
    記載の走査露光方法。
  43. 【請求項43】 前記第2駆動手段は、前記第1駆動手
    段による前記一方の物体の移動に関連して移動しなが
    ら、前記一方の物体を動かすことを特徴とする請求項3
    7から42の何れか一項に記載の走査露光方法。
  44. 【請求項44】 前記第1駆動手段と前記第3駆動手段
    とは電磁力を用いてそれぞれ対応する前記物体を移動さ
    せることを特徴とする請求項37から43の何れか一項
    に記載の走査露光方法。
  45. 【請求項45】 前記同期移動中に、前記第2駆動手段
    により前記一方の物体を動かして、前記一方の物体と前
    記他方の物体との位置調整を行うことを特徴とする請求
    項37から44の何れか一項に記載の走査露光方法。
  46. 【請求項46】 前記第1物体と前記第2物体との相対
    的な位置関係を計測し、 該計測結果に基づいて前記第2駆動手段により前記一方
    の物体を動かすことを特徴とする請求項37から45の
    何れか一項に記載の走査露光方法。
  47. 【請求項47】 前記第1物体の情報と前記第2物体の
    情報とをそれぞれ独立に計測して、前記相対的な位置関
    係を計測することを特徴とする請求項46に記載の走査
    露光方法。
  48. 【請求項48】 前記情報は、前記同期移動の方向に関
    する位置情報を含むことを特徴とする請求項47に記載
    の走査露光方法。
  49. 【請求項49】 前記情報は、前記同期移動の方向と交
    差する方向に関する位置情報を含むことを特徴とする請
    求項47又は48に記載の走査露光方法。
  50. 【請求項50】 前記情報は、前記物体の回転情報を含
    むことを特徴とする請求項47から49の何れか一項に
    記載の走査露光方法。
  51. 【請求項51】 前記第1駆動手段及び前記第2駆動手
    段により動かされる前記一方の物体を干渉計システムを
    使って計測することを特徴とする請求項37から45の
    何れか一項に記載の走査露光方法。
  52. 【請求項52】 前記干渉計システムは、前記同期移動
    の方向に関する前記一方の物体の位置情報を計測するこ
    とを特徴とする請求項51に記載の走査露光方法。
  53. 【請求項53】 前記干渉計システムは、前記同期移動
    の方向と交差する方向に関する前記一方の物体の位置情
    報を計測することを特徴とする請求項51又は52に記
    載の走査露光方法。
  54. 【請求項54】 前記干渉計システムは、前記一方の物
    体の回転情報を計測することを特徴とする請求項51か
    ら53の何れか一項に記載の走査露光方法。
  55. 【請求項55】 前記第1駆動手段と前記第3駆動手段
    とにより、前記一方の物体と前記他方の物体とをそれぞ
    れ異なる速度で移動することを特徴とする請求項37か
    ら54の何れか一項に記載の走査露光方法。
  56. 【請求項56】 前記一方の物体と前記他方の物体と
    は、前記一方の物体のパターンの像を前記他方の物体上
    に投影するための投影系の縮小倍率に応じて、それぞれ
    異なる速度で移動することを特徴とする請求項55に記
    載の走査露光方法。
  57. 【請求項57】 前記第2駆動手段は、前記一方の物体
    のパターンの像を前記他方の物体上に投影するための投
    影系の投影倍率を考慮して前記一方の物体を動かすこと
    を特徴とする請求項37から56の何れか一項に記載の
    走査露光方法。
  58. 【請求項58】 前記第2駆動手段による前記一方の物
    体の移動は位置制御で行われることを特徴とする請求項
    37から57の何れか一項に記載の走査露光方法。
  59. 【請求項59】 前記第1駆動手段による前記一方の物
    体の移動は速度制御で行われることを特徴とする請求項
    37から58の何れか一項に記載の走査露光方法。
  60. 【請求項60】 請求項37から59の何れか一項に記
    載された走査露光方法を用いるデバイス製造方法。
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