JP2001307565A - 同軸ケーブル - Google Patents
同軸ケーブルInfo
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- JP2001307565A JP2001307565A JP2000117901A JP2000117901A JP2001307565A JP 2001307565 A JP2001307565 A JP 2001307565A JP 2000117901 A JP2000117901 A JP 2000117901A JP 2000117901 A JP2000117901 A JP 2000117901A JP 2001307565 A JP2001307565 A JP 2001307565A
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- drain
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- coaxial cable
- cable
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B11/00—Communication cables or conductors
- H01B11/18—Coaxial cables; Analogous cables having more than one inner conductor within a common outer conductor
- H01B11/20—Cables having a multiplicity of coaxial lines
- H01B11/206—Tri-conductor coaxial cables
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B11/00—Communication cables or conductors
- H01B11/18—Coaxial cables; Analogous cables having more than one inner conductor within a common outer conductor
- H01B11/20—Cables having a multiplicity of coaxial lines
- H01B11/203—Cables having a multiplicity of coaxial lines forming a flat arrangement
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- Communication Cables (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 信号(シグナル)コアケーブルとドレイン
(リターンパス)コアケーブルとの間の伝送特性が均一
で、良好な高周波伝送路特性で、信号(シグナル)コア
ケーブルと比較してドレイン(リターンパス)コアケー
ブルの伝送速度に差が生じないTDMS用の同軸ケーブ
ルを提供する。 【解決手段】 本発明の第1の形態による同軸ケーブル
11は、直径および一端を持って長手方向に沿って延び
る中心導体13と、誘電体材料を持ち中心導体13をく
るむ内部誘電体15と、誘電体15の回りに周配された
リターンパス17と、リターンパス17を覆う外部誘電
体19と、外部誘電体19を覆って遮蔽するシールド部
21と、シールド部21を覆う外部被膜シース23とを
有する。外部誘電体19は、内部誘電体15の誘電体材
料と同一である。
(リターンパス)コアケーブルとの間の伝送特性が均一
で、良好な高周波伝送路特性で、信号(シグナル)コア
ケーブルと比較してドレイン(リターンパス)コアケー
ブルの伝送速度に差が生じないTDMS用の同軸ケーブ
ルを提供する。 【解決手段】 本発明の第1の形態による同軸ケーブル
11は、直径および一端を持って長手方向に沿って延び
る中心導体13と、誘電体材料を持ち中心導体13をく
るむ内部誘電体15と、誘電体15の回りに周配された
リターンパス17と、リターンパス17を覆う外部誘電
体19と、外部誘電体19を覆って遮蔽するシールド部
21と、シールド部21を覆う外部被膜シース23とを
有する。外部誘電体19は、内部誘電体15の誘電体材
料と同一である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同軸ケーブルに関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】DVI(Digital Vidual
Interface)には、DFP(Digital
Flat Panel)規格の一つのTDMS(Tr
ansmission Minimized Diff
erential Signaling)回路が使用さ
れている。TDMS回路用の伝送ケーブルとして、1本
のTwin−nax ケーブルや、外部導体に添え線
(ドレイン線)を付加した同軸ケーブルを2本使用して
いる。
Interface)には、DFP(Digital
Flat Panel)規格の一つのTDMS(Tr
ansmission Minimized Diff
erential Signaling)回路が使用さ
れている。TDMS回路用の伝送ケーブルとして、1本
のTwin−nax ケーブルや、外部導体に添え線
(ドレイン線)を付加した同軸ケーブルを2本使用して
いる。
【0003】TDMS回路用の伝送ケーブルを介するこ
とにより、トランスミッタ(送信側)からレシーバ(受
信側)までのシステム−アプリケーション間の動作が、
リンクしている。尚、TDMS回路の動作状態において
必要不可欠なリターン電流をパスさせる線路(リターン
パス)としてドレイン線が必要不可欠である。
とにより、トランスミッタ(送信側)からレシーバ(受
信側)までのシステム−アプリケーション間の動作が、
リンクしている。尚、TDMS回路の動作状態において
必要不可欠なリターン電流をパスさせる線路(リターン
パス)としてドレイン線が必要不可欠である。
【0004】ところで、従来例のおのおのの同軸ケーブ
ル信号線は、中心導体の回りの誘電体が、外部被膜の高
誘電材料のものとは、異なった低誘電材料から成る。
ル信号線は、中心導体の回りの誘電体が、外部被膜の高
誘電材料のものとは、異なった低誘電材料から成る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
はTDMS用ではないため、同軸ケーブル信号線(シグ
ナル線)とドレイン線(リターンパス)との間の伝送特
性が不均一になるという欠点がある。
はTDMS用ではないため、同軸ケーブル信号線(シグ
ナル線)とドレイン線(リターンパス)との間の伝送特
性が不均一になるという欠点がある。
【0006】また、従来例のTwin−nax ケーブ
ルでは、ドレイン線が誘電体加工を施していない撚り線
を使用しているため、高周波伝送路時のEMI特性を司
るインダクタンス、インピーダンス、コンダクイタン
ス、キャパシタンスが信号線と比較して異なる可能性が
高い。
ルでは、ドレイン線が誘電体加工を施していない撚り線
を使用しているため、高周波伝送路時のEMI特性を司
るインダクタンス、インピーダンス、コンダクイタン
ス、キャパシタンスが信号線と比較して異なる可能性が
高い。
【0007】更には、周波数応答も異なるため厳密には
信号線と比較してドレイン線(リターンパス)は、伝送
速度に差が発生してしまう。
信号線と比較してドレイン線(リターンパス)は、伝送
速度に差が発生してしまう。
【0008】そこで、本発明の技術的課題は、信号(シ
グナル)コアケーブルとドレイン(リターンパス)コア
ケーブルとの間の伝送特性が均一になり、良好な高周波
伝送路特性で、信号(シグナル)コアケーブルと比較し
てドレイン(リターンパス)コアケーブルの伝送速度に
差が生じないTDMS用の同軸ケーブルを提供すること
である。
グナル)コアケーブルとドレイン(リターンパス)コア
ケーブルとの間の伝送特性が均一になり、良好な高周波
伝送路特性で、信号(シグナル)コアケーブルと比較し
てドレイン(リターンパス)コアケーブルの伝送速度に
差が生じないTDMS用の同軸ケーブルを提供すること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、前記課
題を解決するために次の手段を採用する。
題を解決するために次の手段を採用する。
【0010】(1) 直径および一端を持って長手方向
に沿って延びる中心導体と、誘電体材料を持ち該中心導
体をくるむ内部誘電体と、該内部誘電体の回りに周配さ
れたリターンパス用外部導体と、該リターンパス用外部
導体を覆う外部誘電体と、該外部誘電体を覆う外皮とを
有し、前記外部誘電体は、前記内部誘電体と略同一材料
から成る結果、高周波領域で、コモンモードノイズを除
去することを特徴とする同軸ケーブル。
に沿って延びる中心導体と、誘電体材料を持ち該中心導
体をくるむ内部誘電体と、該内部誘電体の回りに周配さ
れたリターンパス用外部導体と、該リターンパス用外部
導体を覆う外部誘電体と、該外部誘電体を覆う外皮とを
有し、前記外部誘電体は、前記内部誘電体と略同一材料
から成る結果、高周波領域で、コモンモードノイズを除
去することを特徴とする同軸ケーブル。
【0011】(2) 直径および一端を持って長手方向
に沿って延びる中心導体の回りに誘電体を持つ信号コア
ケーブルを一対およびドレインコアケーブルから成る3
芯線と、該3芯線の回りを遮蔽するシールド部と、該シ
ールド部の回りを覆う外部被膜とを備え、前記ドレイン
コアケーブルは、前記直径より大きいドレイン中心線
と、該ドレイン中心線を覆うドレイン絶縁体とから成る
結果、前記信号コアケーブル間のインピーダンスを大き
くして、高周波領域で、コモンモードノイズを除去する
ことを特徴とする同軸ケーブル。
に沿って延びる中心導体の回りに誘電体を持つ信号コア
ケーブルを一対およびドレインコアケーブルから成る3
芯線と、該3芯線の回りを遮蔽するシールド部と、該シ
ールド部の回りを覆う外部被膜とを備え、前記ドレイン
コアケーブルは、前記直径より大きいドレイン中心線
と、該ドレイン中心線を覆うドレイン絶縁体とから成る
結果、前記信号コアケーブル間のインピーダンスを大き
くして、高周波領域で、コモンモードノイズを除去する
ことを特徴とする同軸ケーブル。
【0012】(3) 直径および一端を持って長手方向
に沿ってそれぞれ延びる一対の中心導体と、誘電体材料
を持ち中心導体をそれぞれくるむ一対の内部誘電体と、
内部誘電体の回りにそれぞれ周配された一対の外部導体
とから成る2本のチューブを備える同軸ケーブルであっ
て、該2本のチューブを纏めて覆う外部誘電体と、該外
部誘電体を覆うシールド部と、該シールド部を覆う外部
被膜とを更に備え、前記外部誘電体は、前記一対の内部
誘電体の誘電体材料と略同一であることを特徴とする同
軸ケーブル。
に沿ってそれぞれ延びる一対の中心導体と、誘電体材料
を持ち中心導体をそれぞれくるむ一対の内部誘電体と、
内部誘電体の回りにそれぞれ周配された一対の外部導体
とから成る2本のチューブを備える同軸ケーブルであっ
て、該2本のチューブを纏めて覆う外部誘電体と、該外
部誘電体を覆うシールド部と、該シールド部を覆う外部
被膜とを更に備え、前記外部誘電体は、前記一対の内部
誘電体の誘電体材料と略同一であることを特徴とする同
軸ケーブル。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態による同軸ケ
ーブルについて図面を参照して説明する。
ーブルについて図面を参照して説明する。
【0014】図1を参照して、本発明の第1形態による
同軸ケーブル11は、単線(ストレート)チューブから
成り、直径および一端を持って長手方向に沿って延びる
中心導体13と、誘電体材料を持ち中心導体13をくる
む内部誘電体15と、内部誘電体15の回りに周配され
た網編の外部導体(リターンパス)17と、外部導体
(リターンパス)17を覆う外部誘電体(外部被膜シー
ス)19と、外部誘電体(外部被膜シース)19を覆う
シールド部21と、シールド部21を覆う外部被膜(外
皮)23とを有する。
同軸ケーブル11は、単線(ストレート)チューブから
成り、直径および一端を持って長手方向に沿って延びる
中心導体13と、誘電体材料を持ち中心導体13をくる
む内部誘電体15と、内部誘電体15の回りに周配され
た網編の外部導体(リターンパス)17と、外部導体
(リターンパス)17を覆う外部誘電体(外部被膜シー
ス)19と、外部誘電体(外部被膜シース)19を覆う
シールド部21と、シールド部21を覆う外部被膜(外
皮)23とを有する。
【0015】外部誘電体19は、誘電体15の誘電体材
料と略同一であることを特徴とする。シールド部21
は、外部被膜23の内面(裏面)に巻き付けられたアル
ミニウム製テープから成る。
料と略同一であることを特徴とする。シールド部21
は、外部被膜23の内面(裏面)に巻き付けられたアル
ミニウム製テープから成る。
【0016】図2の電気等価回路図および図3のTDM
Sブロック図には、図1の同軸ケーブル11を2本使用
したものが示され、1ギガヘイツ以上の高周波領域で、
コモンモードノイズを除去するように作用する。
Sブロック図には、図1の同軸ケーブル11を2本使用
したものが示され、1ギガヘイツ以上の高周波領域で、
コモンモードノイズを除去するように作用する。
【0017】図7および図8を参照して、本発明の第1
形態の変形例による同軸ケーブル110は、2本のチュ
ーブを備える。
形態の変形例による同軸ケーブル110は、2本のチュ
ーブを備える。
【0018】2本のチューブは、直径および一端を持っ
て長手方向に沿ってそれぞれ延びる中心導体131およ
び133と、誘電体材料を持ち中心導体131および1
33をくるむ内部誘電体151および153と、内部誘
電体151および153の回りに周配された網編の外部
導体(リターンパス)171および173とから成る。
て長手方向に沿ってそれぞれ延びる中心導体131およ
び133と、誘電体材料を持ち中心導体131および1
33をくるむ内部誘電体151および153と、内部誘
電体151および153の回りに周配された網編の外部
導体(リターンパス)171および173とから成る。
【0019】同軸ケーブル110は、2本のチューブの
回りには外部誘電体190と、外部誘電体190を覆う
シールド部210と、シールド部210を覆う外部被膜
(外皮)230とを有する。
回りには外部誘電体190と、外部誘電体190を覆う
シールド部210と、シールド部210を覆う外部被膜
(外皮)230とを有する。
【0020】外部誘電体190は、内部誘電体151お
よび153の誘電体材料と略同一であることを特徴とす
る。
よび153の誘電体材料と略同一であることを特徴とす
る。
【0021】次に、図4および図5を参照して、本発明
の第2形態による同軸ケーブル31は、三つ編みの複線
チューブを備える。
の第2形態による同軸ケーブル31は、三つ編みの複線
チューブを備える。
【0022】三つ編みの複線チューブは、直径および一
端を持って長手方向に沿ってそれぞれ延びる中心導体B
(参照番号32)、C(参照番号34)の回りに周配さ
れた誘電体39、41を持つ一対の信号コアケーブル3
3、35およびリターンパス用のドレインコアケーブル
37から成る。
端を持って長手方向に沿ってそれぞれ延びる中心導体B
(参照番号32)、C(参照番号34)の回りに周配さ
れた誘電体39、41を持つ一対の信号コアケーブル3
3、35およびリターンパス用のドレインコアケーブル
37から成る。
【0023】ドレインコアケーブル37は、信号コアケ
ーブル33、35の直径より大きいドレイン中心線A
(参照番号36)と、ドレイン中心線A(参照番号3
6)を覆うドレイン絶縁体43とから成る。
ーブル33、35の直径より大きいドレイン中心線A
(参照番号36)と、ドレイン中心線A(参照番号3
6)を覆うドレイン絶縁体43とから成る。
【0024】各コアケーブルが同一の伝送特性を持つよ
うに、誘電体39、41、ドレイン絶縁体43は、略同
一の低誘電率材料から成る。
うに、誘電体39、41、ドレイン絶縁体43は、略同
一の低誘電率材料から成る。
【0025】図6を参照して、信号コアケーブル33と
35との間のインピーダンスを大きくなり、1ギガヘイ
ツ以上の高周波領域で、コモンモードノイズを除去する
ように作用する。
35との間のインピーダンスを大きくなり、1ギガヘイ
ツ以上の高周波領域で、コモンモードノイズを除去する
ように作用する。
【0026】同軸ケーブル31は、三つ編みの複線チュ
ーブの回りに遮蔽するアルミマイラシールドから成るシ
ールド部44と、シールド部44の回りを覆うポリアル
ミニウムテープから成る外部被膜シース45とを有す
る。
ーブの回りに遮蔽するアルミマイラシールドから成るシ
ールド部44と、シールド部44の回りを覆うポリアル
ミニウムテープから成る外部被膜シース45とを有す
る。
【0027】尚、シールド部44および外部被膜シース
45は、錫メッキ軟銅線シールド網組のテープとPVC
シースののテープとを螺旋状に巻き付けても良い。
45は、錫メッキ軟銅線シールド網組のテープとPVC
シースののテープとを螺旋状に巻き付けても良い。
【0028】図6の同軸ケーブル31の電気等価回路図
を参照して、インピーダンスマッチングを図ると共に、
リターンパス用のドレインコアケーブル37のドレイン
中心線A(参照番号36)が中心導体B(参照番号3
2)およびC(参照番号34)より大きく(太く)な
り、伝送ストレスを低減させる。
を参照して、インピーダンスマッチングを図ると共に、
リターンパス用のドレインコアケーブル37のドレイン
中心線A(参照番号36)が中心導体B(参照番号3
2)およびC(参照番号34)より大きく(太く)な
り、伝送ストレスを低減させる。
【0029】その結果、L、CだけでなくG、Zoも全
て均一な伝送特性が得られ、減衰率が小さくなる。
て均一な伝送特性が得られ、減衰率が小さくなる。
【0030】
【発明の効果】本発明の同軸ケーブルによれば、外部誘
電体を内部誘電体の材質と同一にすることにより、信号
(シグナル)コアケーブルとドレイン(リターンパス)
コアケーブルとの間の伝送特性が均一になるという効果
を奏する。
電体を内部誘電体の材質と同一にすることにより、信号
(シグナル)コアケーブルとドレイン(リターンパス)
コアケーブルとの間の伝送特性が均一になるという効果
を奏する。
【0031】その結果、本発明の同軸ケーブルから、良
好な高周波伝送路特性で、信号(シグナル)コアケーブ
ルと比較してドレイン(リターンパス)コアケーブルの
伝送速度に差が生じないTDMS用の同軸ケーブルを提
供できるという効果を奏する。
好な高周波伝送路特性で、信号(シグナル)コアケーブ
ルと比較してドレイン(リターンパス)コアケーブルの
伝送速度に差が生じないTDMS用の同軸ケーブルを提
供できるという効果を奏する。
【0032】また、本発明の同軸ケーブルが信号コアケ
ーブルを一対およびドレインコアケーブルから成る3芯
線を備える場合、ドレインコアケーブルは、信号コアケ
ーブルの中心導体の直径より大きいドレイン中心線を備
える結果、信号コアケーブル間のインピーダンスを大き
くして、1ギガヘイツ以上の高周波領域で、コモンモー
ドノイズを除去するという効果を奏する。
ーブルを一対およびドレインコアケーブルから成る3芯
線を備える場合、ドレインコアケーブルは、信号コアケ
ーブルの中心導体の直径より大きいドレイン中心線を備
える結果、信号コアケーブル間のインピーダンスを大き
くして、1ギガヘイツ以上の高周波領域で、コモンモー
ドノイズを除去するという効果を奏する。
【図1】本発明の実施の形態による同軸ケーブル11の
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1の同軸ケーブル11の電気等価回路図であ
る。
る。
【図3】図1の同軸ケーブル11をドライバーとレシー
バーとの間に2本使用したTDMSブロック図で、ドラ
イバーからリターンパスの電流Irが、レシーバーに流
れる一方、レシーバーからドライバーへI1およびI2
の電流がそれぞれ流れる。
バーとの間に2本使用したTDMSブロック図で、ドラ
イバーからリターンパスの電流Irが、レシーバーに流
れる一方、レシーバーからドライバーへI1およびI2
の電流がそれぞれ流れる。
【図4】本発明の第2の形態による同軸ケーブル31の
斜視図である。
斜視図である。
【図5】図4の同軸ケーブル31のV−V線に沿って切
断した断面図である。
断した断面図である。
【図6】図4の同軸ケーブル31の電気等価回路図で、
L、C、G、Zo全て均一になる。
L、C、G、Zo全て均一になる。
【図7】本発明の第1形態の変形例による同軸ケーブル
110の斜視図である。
110の斜視図である。
【図8】図7の断面図である。
A ドレイン線 B、C 中心導体 11 本発明の第1形態による同軸ケーブル 13 中心導体 15 誘電体 17 網編の外部導体(ドレイン線) 19 外部被膜シース 21 外部被膜シース(シールド部)(内面すなわち
裏面には、アルミニウム製テープから成るシールド線が
巻き付いている) 31 本発明の第2形態による同軸ケーブル 32 中心導体B 34 中心導体C 33、35 一対の信号コアケーブル 36 ドレイン中心線A 37 ドレインコアケーブル 39、41 誘電体 43 ドレイン絶縁体 45 外部被膜シース 110 同軸ケーブル 131 中心導体 133 中心導体 151 内部誘電体 153 内部誘電体 171 外部導体(リターンパス) 173 外部導体(リターンパス) 190 外部誘電体 210 シールド部 230 外部被膜(外皮)
裏面には、アルミニウム製テープから成るシールド線が
巻き付いている) 31 本発明の第2形態による同軸ケーブル 32 中心導体B 34 中心導体C 33、35 一対の信号コアケーブル 36 ドレイン中心線A 37 ドレインコアケーブル 39、41 誘電体 43 ドレイン絶縁体 45 外部被膜シース 110 同軸ケーブル 131 中心導体 133 中心導体 151 内部誘電体 153 内部誘電体 171 外部導体(リターンパス) 173 外部導体(リターンパス) 190 外部誘電体 210 シールド部 230 外部被膜(外皮)
Claims (3)
- 【請求項1】 直径および一端を持って長手方向に沿っ
て延びる中心導体と、誘電体材料を持ち該中心導体をく
るむ内部誘電体と、該内部誘電体の回りに周配されたリ
ターンパス用外部導体と、該リターンパス用外部導体を
覆う外部誘電体と、該外部誘電体を覆う外皮とを有し、
前記外部誘電体は、前記内部誘電体と略同一材料から成
る結果、高周波領域で、コモンモードノイズを除去する
ことを特徴とする同軸ケーブル。 - 【請求項2】 直径および一端を持って長手方向に沿っ
て延びる中心導体の回りに誘電体を持つ信号コアケーブ
ルを一対およびドレインコアケーブルから成る3芯線
と、該3芯線の回りを遮蔽するシールド部と、該シール
ド部の回りを覆う外部被膜とを備え、 前記ドレインコアケーブルは、前記直径より大きいドレ
イン中心線と、該ドレイン中心線を覆うドレイン絶縁体
とから成る結果、前記信号コアケーブル間のインピーダ
ンスを大きくして、高周波領域で、コモンモードノイズ
を除去することを特徴とする同軸ケーブル。 - 【請求項3】 直径および一端を持って長手方向に沿っ
てそれぞれ延びる一対の中心導体と、誘電体材料を持ち
中心導体をそれぞれくるむ一対の内部誘電体と、内部誘
電体の回りにそれぞれ周配された一対の外部導体とから
成る2本のチューブを備える同軸ケーブルであって、 該2本のチューブを纏めて覆う外部誘電体と、該外部誘
電体を覆うシールド部と、該シールド部を覆う外部被膜
とを更に備え、 前記外部誘電体は、前記一対の内部誘電体の誘電体材料
と略同一であることを特徴とする同軸ケーブル。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000117901A JP2001307565A (ja) | 2000-04-19 | 2000-04-19 | 同軸ケーブル |
US09/833,980 US20010032732A1 (en) | 2000-04-19 | 2001-04-12 | Coaxial cable improved in transmission characteristic |
CNB011107235A CN1193379C (zh) | 2000-04-19 | 2001-04-17 | 改善了传输特性的同轴电缆 |
TW090109143A TW490683B (en) | 2000-04-19 | 2001-04-17 | Coaxial cable improved in transmission characteristic |
KR1020010021151A KR20010098750A (ko) | 2000-04-19 | 2001-04-19 | 전송 특성이 향상된 동축 케이블 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000117901A JP2001307565A (ja) | 2000-04-19 | 2000-04-19 | 同軸ケーブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001307565A true JP2001307565A (ja) | 2001-11-02 |
Family
ID=18629142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000117901A Pending JP2001307565A (ja) | 2000-04-19 | 2000-04-19 | 同軸ケーブル |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20010032732A1 (ja) |
JP (1) | JP2001307565A (ja) |
KR (1) | KR20010098750A (ja) |
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