JP2001307139A - 地図表示装置、記録媒体及び地図表示方法 - Google Patents

地図表示装置、記録媒体及び地図表示方法

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JP2001307139A JP2000126861A JP2000126861A JP2001307139A JP 2001307139 A JP2001307139 A JP 2001307139A JP 2000126861 A JP2000126861 A JP 2000126861A JP 2000126861 A JP2000126861 A JP 2000126861A JP 2001307139 A JP2001307139 A JP 2001307139A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 三簡単なパラメータの設定と加減乗除の簡単
な演算で座標変換でき、処理負担の軽減、処理の高速化
を可能にし、奥行きのある地図及び地図上に立体的な建
造物を重ねて表示できるようにする。 【解決手段】 2次元座標及び高さ情報により構成され
る地図データを格納する情報記憶手段3と、該情報記憶
手段に記憶された2次元座標及び高さ情報を2次元座標
上に座標変換する座標変換手段11と、座標変換手段に
より座標変換された地図を表示する表示手段6とを備
え、2次元矩形を台形に変換する台形変換パラメータ1
2を設定し座標変換する。台形変換パラメータは、変換
しようとする台形と該台形に対応する矩形のサイズに関
する情報であり、矩形と台形を対応させた簡単なパラメ
ータの設定と計算で奥行きのある地図、さらに高さを有
する立体的な建造物を地図上に座標変換して重ねて表示
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地図データの座標
を変換して変換した座標により地図を表示する地図表示
装置、記録媒体及び地図表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】経路探索や経路案内の機能を有する車両
用ナビゲーション装置では、進行方向の情報を判りやす
く提供できるように走行イメージを立体的に表示する装
置や車両の現在位置周辺の道路地図を遠方よりも拡大し
て表示する、いわゆる鳥瞰図表示方式により道路地図を
表示する装置等が提案されている(特開平1−2636
88号公報、特開平8−160853号公報、特開平8
−166249号公報、特開平8−292720号公
報、特開平9−127861号公報等参照)。
【0003】従来提案されている装置のあるものは、例
えば鳥瞰図上の一部にウインドウ表示領域を設けて広域
地図を表示し、さらには鳥瞰図の範囲を枠で表示するこ
とにより、鳥瞰図の欠点である距離感が把握しにくくな
るのを解消し、道路地図範囲の広さがわかりにくくなる
のを解消している。また、あるものは、表示領域の上辺
側所定範囲内に平面地図又は平面地図に近い鳥瞰図を表
示することにより、遠方の道路状況が判りにくくなるの
を解消し、遠方の道路情報を正確に把握できるようにし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、鳥瞰図を表示
する場合、三角関数を用いて2次元地図データから座標
変換すると、処理が煩雑になり時間がかかるという不具
合があり、地図データが多いとその不具合はさらに顕著
になり、視点の高さのデータを用いて3次元的に座標計
算を行う方式になると、さらに処理が遅くなるなどの不
具合がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するものであって、三角関数や視点の高さを用いるこ
となく簡単なパラメータの設定と加減乗除の簡単な演算
で座標変換でき、処理負担の軽減、処理の高速化を可能
にし、奥行きのある地図及び地図上に立体的な建造物を
重ねて表示できるようにするものである。
【0006】そのために本発明の地図表示装置は、2次
元座標及び高さ情報により構成される建造物データを格
納する情報記憶手段と、該情報記憶手段に記憶された2
次元座標を2次元座標上に座標変換する第1座標変換手
段と、前記第1座標変換手段により座標変換された2次
元座標を前記高さ情報に基づいて座標変換する第2座標
変換手段と、前記第1座標変換手段及び第2座標変換手
段により座標変換された座標に基づいて建造物を表示す
る表示手段とを備えたことを特徴とし、前記第1座標変
換手段は、2次元矩形を台形に変換する台形変換パラメ
ータを設定し座標変換し、前記第2座標変換手段は、前
記第1座標変換手段により座標変換されたY座標値を用
いて座標変換し、前記高さ情報は、建造物の階数である
ことを特徴とするものである。
【0007】また、地図表示装置用記録媒体としては、
2次元座標及び高さ情報により構成される建造物データ
と、2次元座標を2次元座標上に座標変換し、該座標変
換された2次元座標を高さ情報に基づいて座標変換し表
示するプログラムとを記録したことを特徴とし、地図表
示方法としては、建造物の2次元座標を2次元座標上に
座標変換し、該座標変換された2次元座標を建造物の高
さ情報に基づいて座標変換して表示することを特徴と
し、2次元座標(X,Y)から座標変換されるY座標値
sy及びY座標値sy上の高さ情報Hの座標変換される
Y座標値sy′は、横の長さg、縦の長さLの矩形を上
辺の長さa、下辺の長さb、縦の長さLの台形に座標変
換するとき、〔数3〕 であることを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る地図表示装
置の実施の形態を示す図であり、2次元座標により構成
される地図データから地図を展開して表示する場合の座
標変換パラメータや経路案内に関する情報を入力する入
力装置1、自車両の現在位置に関する情報を検出する現
在位置検出装置2、2次元座標により構成される地図デ
ータ、経路の算出に必要なナビゲーション用データ、経
路案内に必要な表示/音声の案内データ、さらに地図を
表示、経路算出、案内を行うためのプログラム(アプリ
ケーション及び/又はOS)等が記録されている情報記
憶装置3、ナビデータ処理手段として地図の表示処理、
経路探索処理、経路案内に必要な表示/音声案内処理、
さらにシステム全体の制御を行う中央処理装置4、車両
の走行に関する情報である、例えば道路情報、交通情報
を送受信したり、車両の現在位置に関する情報を検出し
たり、さらに現在位置に関する情報を送受信したりする
情報送受信装置5、経路案内に関する情報を出力するデ
ィスプレイやスピーカその他の出力装置6から構成され
ている。つまり、本発明に係る地図表示装置をナビゲー
ション装置に適用した例を示している。
【0009】入力装置1は、地図を選択して目的地を入
力したり、運転者の意志によりナビゲーション処理を中
央処理装置4に指示する機能を備えている。その機能を
実現するための手段として、目的地を電話番号や地図上
の座標などにて入力したり、経路案内をリクエストした
りするタッチスイッチやジョグダイアル等のリモートコ
ントローラ等を用いることができる。また、本発明では
音声入力による対話を行うための装置を備えており、音
声入力装置として機能する。また、ICカードや磁気カ
ードに記録されたデータを読み取るための記録カード読
み取り装置を付加することもできる。また、ナビゲーシ
ョンに必要なデータを蓄積し、運転者の要求により通信
回線を介して情報提供する情報センターや、地図データ
や目的地データ、簡易地図、建造物形状地図などのデー
タを有する携帯型の電子装置等の情報源との間でデータ
のやりとりを行うためのデータ通信装置を付加すること
もできる。
【0010】現在位置検出装置2は、衛星航法システム
(GPS)を利用して車両の現在位置情報を入手するも
の、車両の進行方位を、例えば地磁気を利用することに
より絶対方位で検出する絶対方位センサ、車両の進行方
位を、例えばステアリングセンサ、ジャイロセンサを利
用することにより相対方位で検出する相対方位センサ、
例えば車輪の回転数から車両の走行距離を検出する距離
センサ等から構成される。
【0011】情報記憶装置3は、ナビゲーション用のプ
ログラム及びデータを記憶した外部記憶装置で、例えば
CD−ROM等からなっている。プログラムは、経路探
索などの処理を行うためのプログラム、本実施例記載の
フローチャートに示される処理プログラムや経路案内に
必要な表示出力制御、音声入力により対話的に案内を行
うためのプログラム及びそれに必要なデータ、音声案内
に必要な音声出力制御を行うためのプログラム及びそれ
に必要なデータが格納されている。記憶されるデータと
しては、地図データ、探索データ、案内データ、マップ
マッチングデータ、目的地データ、登録地点データ、道
路データ、交差点等分岐点の画像データ、ジャンル別デ
ータ、ランドマークデータ等のファイルからなり、ナビ
ゲーション装置に必要なすべてのデータが記憶されてい
る。地図データは、所定単位毎のブロックに区分けされ
て矩形の形で記憶されている。なお、本発明は、CD−
ROMにはデータのみ格納し、プログラムは中央処理装
置に格納するタイプのものにも適用可能である。ここで
は、情報記憶装置として、CD−RAMを例に挙げた
が、DVD−ROM等の光ディスク、フロッピィディス
ク等の磁気ディスク、MO等の光磁気ディスクでもよ
い。
【0012】中央処理装置4は、種々の演算処理を実行
するCPU、情報記憶装置3のCD−ROMからプログ
ラムを読み込んで格納するフラッシュメモリ、フラッシ
ュメモリのプログラムチェック、更新処理を行うプログ
ラム(プログラム読み込み手段)を格納したROM、設
定された目的地の地点座標、道路名コードNo.等の探
索された経路案内情報や演算処理中のデータを一時的に
格納するRAMからなっている。また、この他にも図示
は省略するが、ディスプレイ等の出力装置に表示するた
めのデータを格納するフレームメモリ、入力装置1から
の音声入力による対話処理を行ったり、CPUからの音
声出力制御信号に基づいて情報記憶装置3から読み出し
た音声、フレーズ、1つにまとまった文章、音等を合成
してアナログ信号に変換してスピーカに出力する音声プ
ロセッサ、通信による入出力データのやり取りを行う通
信インタフェースおよび現在位置検出装置2のセンサ信
号を取り込むためのセンサ入力インタフェース、内部ダ
イアグ情報に日付や時間を記入するための時計などを備
えている。なお、前記した更新処理を行うプログラムを
外部記憶装置に格納しておいてもよい。
【0013】プログラム、その他ナビゲーションを実行
するためのプログラムは全て外部記憶媒体であるCD−
ROMに格納されてもよいし、それらプログラムの一部
または全てが本体側のROM42に格納されていてもよ
い。この外部記憶媒体に記憶されたデータやプログラム
が外部信号としてナビゲーション装置本体の中央処理装
置に入力されて演算処理されることにより、種々のナビ
ゲーション機能が実現される。
【0014】ナビゲーション装置は、上記のように外部
記憶装置のCD−ROMからプログラムを読み込むため
の比較的大容量のフラッシュメモリ、CDの立ち上げ処
理を行うプログラム(プログラム読み込み手段)を格納
した小容量のROMを内蔵する。フラッシュメモリは、
電源が切断しても記憶情報が保持される、つまり不揮発
性の記憶手段である。そして、CDの立ち上げ処理とし
て、プログラム読み込み手段であるROMのプログラム
を起動してフラッシュメモリに格納したプログラムチェ
ックを行い、情報記憶装置3のCD−ROMのディスク
管理情報等を読み込む。プログラムのローディング処理
(更新処理)は、この情報とフラッシュメモリの状態か
ら判断して行われる。
【0015】情報送受信装置5は、衛星航法システム
(GPS)を利用して情報を入手するGPS受信装置、
FM多重放送、電波ビーコン、光ビーコン等を利用して
情報を入手するためのVICS(登録商標)情報受信装
置、携帯電話、パソコン等を利用することにより、情報
センター(例えばATIS)や他車両と情報を双方向に
通信するためのデータ送受信装置等から構成される。
【0016】出力装置6は、運転者が必要な時に案内情
報を音声および/または画面により出力したり、中央処
理装置4でナビゲーション処理されたデータなどをプリ
ント出力する機能を備えている。そのための手段とし
て、中央処理装置4で処理したデータや情報記憶装置3
に格納されたデータを画面表示するために展開、描画す
るメモリ、メモリに描画したイメージデータを表示する
ディスプレイ、中央処理装置4で処理したデータや情報
記憶装置3に格納されたデータをプリント出力するプリ
ンタ、経路案内を音声で出力するスピーカなどを備えて
いる。
【0017】ディスプレイは、簡易型の液晶表示器等に
より構成されており、中央処理装置4が処理する地図の
表示データや案内データに基づき展開、描画された交差
点拡大図画面、目的地名、時刻、距離、進行方向矢印等
を表示する。ディスプレイに表示する画像データは、2
値画像データ(ビットマップデータ)であり、中央処理
装置4が処理する地図の表示データや案内データをシリ
アル通信等で使用する通信線を使用し、また、他の通信
線を兼用して受信し、出力装置6内でメモリに展開、描
画した後、指示された表示範囲をディスプレイの画面に
表示する。
【0018】このディスプレイは、運転席近傍のインス
トルメントパネル内に設けられており、運転者はこれを
見ることにより自車両の現在地を確認したり、またこれ
からの経路についての情報を得ることができる。また、
図示は省略するが、ディスプレイの表示画面にタッチパ
ネル、タッチスクリーン等を含むタブレットを使用し、
画面に触れる、或いは画面をなぞることにより、地点入
力、道路入力等を行えるように構成してもよい。
【0019】次に、2次元座標系上において地図データ
の2次元座標を奥行きのある遠近図に座標変換して行う
地図表示について説明する。図2は本発明に係る地図表
示装置による台形座標変換アルゴリズムを説明するため
の図、図3は建造物の高さデータの座標変換アルゴリズ
ムを説明するための図である。中央処理装置4の変換パ
ラメータ12は、地図の矩形座標を台形座標に変換する
台形変換パラメータや曲面の座標を投影平面の座標に座
標変換する曲面変換パラメータなどの座標変換パラメー
タを保持するものである。座標変換部11は、2次元座
標により構成される地図データを変換パラメータ12に
保持された座標変換パラメータに基づき座標変換を行う
ものであり、この座標変換した地図データを描画して出
力装置6の画面に台形変換した地図(遠近図)が表示さ
れる。
【0020】まず、図2(A)に示すような2次元地図
データの座標空間を対象として、図2(B)に示すよう
な台形への座標変換を行う場合の台形変換パラメータに
ついて説明する。まず、2次元地図データの矩形に関し
ては、図2(A)に示すように幅(X方向の長さの2分
の1)gが設定され、台形に関しては、図2(B)に示
すように上辺の長さ(X方向の長さの2分の1)a、及
び下辺の長さ(X方向の長さの2分の1)bが設定さ
れ、そして、矩形及び台形に共通の縦の長さ(Y方向の
長さ)Lが設定される。
【0021】これらのパラメータに基づき地図データの
P(X,Y)から座標変換部3により変換される新たな
座標がP1(sx,sy)であるとすると、まず、Y座
標値syは、台形の上辺の長さaと縦の長さLの積及び
台形の上下辺の長さの差(b−a)とY座標値との積の
和{aL+(b−a)Y}に対する台形の下辺の長さb
と縦の長さLとY座標値との積b・L・Yの比、つま
り、〔数4〕 ただし、k1 =b・L k2 =a・L k3
(b−a) により求められる。また、X座標値sxは、台形の下辺
の長さbから台形の上下辺の長さの差(b−a)にY座
標値を乗じて台形の縦の長さLで除した値(b−a)s
y/Lを減じ、矩形のX方向の長さgに対するX座標値
の比を乗じて、つまり、〔数5〕 ただし、k4 =g k5 =b k6 =(b−
a)/L により求められる。
【0022】以下に、まずY座標の変換について説明す
る。図2(A)において斜めの直線の式は、〔数6〕 で表される。そこで、この斜めの直線が変換後も直線と
して保たれるように、且つX座標が等分割となるように
変換後の地図を仮定し、この直線ともう1つの2次元地
図データにおけるX座標値が一定の直線により図2
(B)に示すメッシュの三角形を考える。これらは相似
となるので、それぞれの三角形の辺の長さの比率を考え
る。まず、三角形の縦の長さの比が(L−sy):sy
となる。これに対し、三角形の底辺の長さは、上辺がa
−Xa/g、下辺がb+Xb/gとなる。したがって、
相似三角形の辺の長さの比が等しいことから、〔数7〕
(L−sy):sy=(a−Xa/g):(b+Xb/
g) となる。この〔数7〕と上記〔数6〕からXを消去する
と、〔数4〕が求められる。また、上辺a、下辺bに変
換される固定値gのX座標値を縦の長さsyに対応させ
ると、(b−a)sy/Lとなるから、任意のX座標値
では、gとXとの比を乗じることにより〔数5〕が求め
られる。
【0023】次に、ビル等の立体的な建造物について同
様に台形変換を用いた2次元的な座標変換により立体的
に表示する場合について説明する。例えばビルは、階数
nのデータを有するときには、平均的な階高hを階数n
に乗じてn×h=Hとして高さを求め、また、階数nで
はなく、タワーのように全体としての高さHのデータを
有するときにはその高さHに基づき座標変換を行う。Y
座標値syにおける高さHのY座標値sy′への座標変
換は、2次元平面上で変換されたX座標値sxとY座標
値syの上に例えば〔数8〕を用いてY座標値の加算値
ΔYを求めることにより行うことができる。
【0024】〔数8〕 sy′=sy+ΔY ただし、k7 =(b−a)/b・L=k3 /k1 したがって、図3(A)に示すように(sx1,sy
1)の地点で高さHの建物の頂点座標値は、〔数9〕 (sx1,sy1+ΔY)={sx1,sy1+(1−
7 sy)H} となり、このようにして変換した各座標を線で結び、枠
内を所定の色で塗りつぶし、奥の方から順にこの処理を
行って重ね書きすることにより、図3(B)に示すよう
な表示を行うことができる。
【0025】上記のように台形変換パラメータとして、
a,b,g,Lから、或いはこれらからk1 〜k7 を算
出して、これらと座標値(X、Y)、高さhから立体的
な建造物についての台形変換を簡単な加減乗除の計算に
より実行することができる。したがって、ビルに限ら
ず、家屋や橋等立体的な建造物についても全て同様にし
て立体的に描画でき、例えば図6で後述するように建造
物のデータとして、建造物の形状を表す座標列(ポリゴ
ンデータ)と、建造物の階数情報(又は建造物の高さ)
からなる場合、2次元座標からなる各点及び建造物の階
数情報から上記のように座標変換して、現在位置から所
定距離以内の建造物だけ描画することにより更に描画レ
スポンスの向上を図ることができ、現在位置が移動する
に伴って、その現在位置から所定距離以内の建造物のみ
を立体表示することも簡単に行うことができる。
【0026】具体的には、現在位置検出装置により検出
された現在位置と各建造物との距離を算出し、その距離
が所定距離以内か否かを判断する。その判断結果が所定
距離以内であれば上記座標変換を行って立体表示する。
ここで、距離を算出する際、現在位置と建造物の中心点
との距離でもよいし、現在位置と建造物の形状を表す座
標列のうち1つの座標との距離でもよい。目的地までの
案内において、ユーザが建造物の形状を参考にしながら
運転できるようにするには、目的地までの経路沿いにの
み建造物を建てるようにしたり、現在位置から所定距離
以内でかつ経路沿い、その他上記の表示態様を組み合わ
せてもよい。また、現在位置から所定距離以内でかつ現
在位置からの距離に応じて建造物の高さHを増減させて
もよい。つまり、現在位置近傍では建造物の高さHをそ
のまま用い、現在位置から遠ざかるに従い、高さHの値
を小さくする。また、建造物の表示を行う場合、所定の
高さ以上の建造物や車両の現在位置より前方に位置する
建造物のみ立体表示し、所定の高さに達しない建造物や
車両の現在位置より後方に位置する建造物は同一の高さ
で立体表示もしくは立体表示ではなく平面表示したり、
立体交差等においては正確な表示を行えるようにするた
めに、高さの低いものから描画するなど、描画する建造
物の順序や選択は自由に組み合わせ可能であることはい
うまでもない。
【0027】また、上記〔数5〕では、P(X,Y)か
らP′(X,sy)とした後、そのsyを用いてP1
(sx,sy)を求めたが、syを用いずX,Yの座標
値からsxを求めてもよい。例えば、〔数5〕におい
て、syにYを用いsx′を求めると、P(X,Y)
は、図2(B)に示すP1′(sx′,sy)に変換さ
れて台形から膨らむので、座標変換した結果はお椀形状
になる。
【0028】次に、本発明の地図表示装置を備えた車両
用ナビゲーション装置の例を説明する。図4は情報記憶
装置に格納された主要なデータファイルの構成例を示す
図、図5は現在位置中心の地図の表示処理の例を説明す
るための図、図6は建造物形状地図のデータ構造の例を
示す図、図7は階数から高さ情報への変換テーブルの例
を示す図である。
【0029】案内道路データファイルは、図4(A)に
示すように、道路数nのそれぞれに対して、道路番号、
長さ、道路属性データ、形状データのアドレス、サイズ
および案内データのアドレス、サイズの各データからな
り、経路探索部により経路を算出し経路案内を行うため
に必要なデータとして格納される。道路番号は、分岐点
間の道路毎に方向(往路、復路)別に設定されている。
道路属性データは、道路案内補助情報データであり、形
状データは、図4(B)に示すように、各道路の複数の
ノード(節)で分割したとき、ノード数mのそれぞれに
対して東経、北緯からなる座標データを有している。案
内データは、図4(C)に示すように、交差点(または
分岐点)名称、信号機データ、ランドマークデータ、注
意点データ、道路名称データ、道路名称音声データ、行
き先データのアドレス、サイズの各データからなる。
【0030】情報記憶装置3に記憶する建造物形状地図
のデータ構造は、例えば図6(A)に示すように建造物
のデータ数Nの次にN個の各建造物のデータが記憶され
る。そして、各建造物のデータは、建造物の名称、番地
(住所)、種別、建造物の形状、高さ、詳細の各情報か
らなる。名称は、ビルであればそのビル名、個人の家屋
であればその居住者名、施設であればその施設名、道路
であれば「中央通り」、「国道1号」のように道路種別
や通り名であり、番地(住所)は、その建造物の番地で
ある。建造物の形状は、形状を表す座標数nとその座標
値(x0 ,y0)、(x1 ,y1 )、………、
(xn-1 ,yn-1 )であり、種別は、一般の家屋、マン
ション、オフィスビル、公共施設、道路、公園等の情報
である。高さは、階数や高さ(m)の情報である。高さ
を階数で格納している場合には、図7に示すようなテー
ブルを用いて高さ(m)の情報に変換する。そして詳細
は、例えばテナントビルであれば各入居者に関する情報
であり、名称数mと各テナントについて、名称、電話番
号、部屋番号、分類(レストラン、コンビニ、……等の
業種、事業内容)に関する情報である。したがって、図
6(B)に示すように建造物の形状に関する情報として
座標値を順に読み出して線で結び描画し表示することに
よって、例えばビルや家屋の平面形状や公園の地形を出
力することができる。
【0031】車両用ナビゲーション装置では、中央処理
装置4により、まずイニシャライズ処理を行ってCD−
ROMからナビゲーションプログラムを読み出し、フラ
ッシュメモリに格納して起動すると、現在位置検出装置
2により現在位置を検出する処理を行い、現在位置を中
心としてその周辺地図を表示すると共に、現在位置の名
称等を表示する。次に、電話番号や住所、施設名称、登
録地点等を用いて目的地を設定する処理を行い、現在位
置から目的地までの経路探索処理を行う。この経路探索
の結果、目的地に到着するまでの経路は、案内する道路
番号を並べた案内道路番号データとして設定される。経
路が決まると、現在位置検出装置2による現在位置追跡
を行いながら、目的地に到着するまで経路案内の表示出
力・音声出力の処理を行う。本発明では、例えば上記現
在位置検出処理や目的地設定処理、経路案内表示処理に
おいて、ディスプレイの地図の座標を変換して現在位置
から遠くなるほど広域になる遠近図を表示し、現在位置
等より方位によらず同じ距離感が得られるようにしてい
る。
【0032】本発明に係る地図表示装置では、台形変換
のパラメータを用いて現在位置に対応した遠近図を表示
する場合、図5に示すようにまず遠近図表示のモードに
なっているか否かを判断し(ステップS11)、遠近図
表示のモードの場合には上述した〔数4〕及び〔数5〕
における台形変換パラメータa、b、L等を設定する。
即ち、どのような地図範囲を表示装置に表示するかを設
定する(ステップS12)。次にその地図範囲における
4隅の東経・北緯座標を取得し(ステップS13)、こ
の東経・北緯座標を〔数4〕及び〔数5〕のsx、sy
にそれぞれ代入、即ち、逆変換することにより、矩形地
図上における表示すべき地図範囲が決定される(ステッ
プS14)。この地図範囲は逆台形の形となる。次に、
この逆台形の領域に係る地図ブロックを選択してCD−
ROMより選択された地図ブロックを読み出し、RAM
に格納する(ステップS15)。そして、選択された地
図ブロック内の2次元座標をそれぞれ〔数4〕及び〔数
5〕に代入して座標変換を行い(ステップS16)、再
びRAMに格納する。しかる後、変換された座標を表示
装置の画面座標に変換してフレームメモリに描画するこ
とによりディスプレイ等の表示装置に表示する(ステッ
プS17)。上記ステップS11において遠近図表示の
モードになっていなければ、通常の平面地図を表示す
る。この図5における処理が本発明における座標変換手
段による座標変換処理の1例である。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、2次元座標及び高さ情報により構成される建
造物データを格納する情報記憶手段と、該情報記憶手段
に記憶された2次元座標を2次元座標上に座標変換する
第1座標変換手段と、前記第1座標変換手段により座標
変換された2次元座標を前記高さ情報に基づいて座標変
換する第2座標変換手段と、前記第1座標変換手段及び
第2座標変換手段により座標変換された座標に基づいて
建造物を表示する表示手段とを備えたことを特徴とし、
前記第1座標変換手段は、2次元矩形を台形に変換する
台形変換パラメータを設定し座標変換し、前記第2座標
変換手段は、前記第1座標変換手段により座標変換され
たY座標値を用いて座標変換し、前記高さ情報は、建造
物の階数であるので、矩形と台形を対応させた簡単なパ
ラメータの設定と計算で奥行きのある地図に座標変換で
き、さらに高さを有する立体的な建造物を座標変換して
地図上に重ねて表示することができる。したがって、三
角関数や視点の高さを用いることなく加減乗除の簡単な
演算で座標変換でき、処理負担の軽減、処理の高速化を
可能にし、奥行きのある地図及び地図上に重ねて立体的
な建造物を表示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る地図表示装置の実施の形態を示
す図である。
【図2】 本発明に係る地図表示装置による台形座標変
換アルゴリズムを説明するための図である。
【図3】 建造物の高さデータの座標変換アルゴリズム
を説明するための図である。
【図4】 案内道路データ等の構成例を示す図である。
【図5】 現在位置中心の地図の表示処理の例を説明す
るための図である。
【図6】 建造物形状地図のデータ構造の例を示す図で
ある。
【図7】 階数から高さ情報への変換テーブルの例を示
す図である。
【符号の説明】
1…入力装置、2…現在位置検出装置、3…情報記憶装
置、4…中央処理装置、5…情報送受信装置、6…出力
装置、11…座標変換部、12…変換パラメータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 枡田 浩義 愛知県岡崎市岡町原山6番地18 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 長坂 秀則 愛知県岡崎市岡町原山6番地18 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 黒田 宣英 愛知県岡崎市岡町原山6番地18 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 Fターム(参考) 2C032 HB02 HB05 HB08 HB22 HB23 HB24 HB25 HC14 HC16 HC23 HC31 HD16 2F029 AA02 AB01 AB07 AB13 AC02 AC09 AC14 AC18 AC19 AC20 AD08 5B050 BA09 BA17 CA04 CA07 DA10 EA07 EA19 EA27 FA02 5H180 AA01 BB02 BB04 BB12 BB13 BB15 CC12 FF04 FF05 FF13 FF22 FF27 FF35 9A001 HZ24 HZ29 JJ11 JJ78

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次元座標及び高さ情報により構成され
    る建造物データを格納する情報記憶手段と、該情報記憶
    手段に記憶された2次元座標を2次元座標上に座標変換
    する第1座標変換手段と、前記第1座標変換手段により
    座標変換された2次元座標を前記高さ情報に基づいて座
    標変換する第2座標変換手段と、前記第1座標変換手段
    及び第2座標変換手段により座標変換された座標に基づ
    いて建造物を表示する表示手段とを備えたことを特徴と
    する地図表示装置。
  2. 【請求項2】 前記第1座標変換手段は、2次元矩形を
    台形に変換する台形変換パラメータを設定し座標変換す
    ることを特徴とする請求項1記載の地図表示装置。
  3. 【請求項3】 前記第2座標変換手段は、前記第1座標
    変換手段により座標変換されたY座標値を用いて座標変
    換することを特徴とする請求項1記載の地図表示装置。
  4. 【請求項4】 前記高さ情報は、建造物の階数であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の地図表示装置。
  5. 【請求項5】 2次元座標及び高さ情報により構成され
    る建造物データと、2次元座標を2次元座標上に座標変
    換し、該座標変換された2次元座標を高さ情報に基づい
    て座標変換し表示するプログラムとを記録したことを特
    徴とする地図表示装置用記録媒体。
  6. 【請求項6】 建造物の2次元座標を2次元座標上に座
    標変換し、該座標変換された2次元座標を建造物の高さ
    情報に基づいて座標変換して表示することを特徴とする
    地図表示方法。
  7. 【請求項7】 2次元座標(X,Y)から座標変換され
    るY座標値syは、横の長さg、縦の長さLの矩形を上
    辺の長さa、下辺の長さb、縦の長さLの台形に座標変
    換するとき、〔数1〕 であることを特徴とする請求項6記載の地図表示方法。
  8. 【請求項8】 前記Y座標値sy上の高さ情報Hの座標
    変換されるY座標値sy′は、〔数2〕 であることを特徴とする請求項6記載の地図表示方法。
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WO2022174490A1 (zh) * 2021-02-19 2022-08-25 平安科技(深圳)有限公司 三维电子地图构建方法、装置、电子设备和存储介质

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