JP2001306723A

JP2001306723A - 集会情報提供システム

Info

Publication number: JP2001306723A
Application number: JP2000118927A
Authority: JP
Inventors: Masao Kawahara; 正夫川原
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2000-04-20
Filing date: 2000-04-20
Publication date: 2001-11-02

Abstract

(57)【要約】【課題】ネットワークを介して集会情報を提供可能にす
ると共に集会の付帯品をネットワーク上から申し込み可
能とし、この申し込まれた付帯品を宅配可能にする。【解決手段】宗家（喪主）７は、関係者１０に葬儀の通
知を行うと共に、検索番号を通知する。関係者１０は、
クライアント２を操作して、会葬広告業者９のサーバ３
にアクセスし、検索番号をサーバ３に送る。サーバ３
は、この検索番号に基づきデータベース４を検索し、対
応する葬儀情報１１をクライアント２に出力する。この
とき関係者１０は、クライアント２からサーバ３に対
し、香典、花輪、生花等の申し込みを行うことができ
る。香典の申し込みが行われたときは、会葬広告業者９
は、宅配業者５に宅配を依頼する。宅配業者５は、関係
者１０へハンケチ等を届け、その代金として香典等を預
かりこれを葬儀業者８に宅配する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して集会情報を提供すると共に集会の付帯品をネットワ
ーク上から申し込み可能としてこの申し込まれた付帯品
を宅配するシステムに関し、更に詳しくは、インターネ
ットを介して葬儀情報を提供すると共に葬儀の香典等を
インターネット上から申し込み可能としてこの申し込ま
れた香典等を宅配する集会情報提供システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】冠婚葬祭やパーティ等の各種集会が各地
で行われている。例えば、葬儀は、まず喪主と葬儀業者
との間で葬儀の打ち合わせを行い、日時や会場等の葬儀
の内容を決定し、この内容に基づき行われる。喪主は、
葬儀の内容が決定すると、故人の関係者に対し葬儀の内
容を通知する。この葬儀の通知は、一般的に電話や郵送
等により行われる。

【０００３】一方、葬儀の通知を受けた関係者は、葬儀
日時前には必要に応じて葬儀業者に生花・花輪等の申し
込みを行い、葬儀に参列するときには香典等を持参し、
この香典等を葬儀受付に渡して葬儀に参列していた。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ところで、従来におい
ては、葬儀の通知を受けた関係者が、葬儀に関する必要
な情報を得るためには、葬儀業者を含む葬儀関係者又は
喪主に対し直接連絡を取る以外に方法はなかった。従っ
て、連絡先の都合によっては、連絡が取れない場合があ
り、葬儀の通知を受けた関係者が即時に葬儀に関する情
報を得ることができず、たいへん不便であった。

【０００５】また、葬儀に参列する予定でいた者が葬儀
日時近日若しくは当日になって緊急な用事が発生し葬儀
に参列できなくなったときには、葬儀に持参する予定で
いた香典等を渡すことができないという問題を生じてい
た。従って、故人と親密な関係にあった者にとっては、
心痛な思いの残る問題であった。

【０００６】また、葬儀に参列する者の住所や葬儀場所
が、離島等の遠隔地や交通不便の地にあるときは、通
常、葬儀への参列が困難であった。そのため、香典等を
渡すこともできなかった。また、郵便等の手段により、
香典を喪主に渡す方法も考えられるが、これでは、故人
に対して失礼であり、現実的には香典を渡す手段はなか
った。

【０００７】また、故人との関係が親密でなく、葬儀に
参列するまでもないが、わずかながらでも気持ちとして
香典を渡したいという人もいる。しかしながら、このよ
うな人にとっても、郵便等の手段により香典を渡すのは
故人に対して失礼であり、現実的に香典を渡す手段はな
かった。

【０００８】本発明の課題は、上記実情に鑑み、ネット
ワークを介して集会情報を提供可能にすると共に集会の
付帯品をネットワーク上から申し込み可能とし、この申
し込まれた付帯品を宅配可能にする集会情報提供システ
ムを提供することである。

【０００９】

【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
集会の関係者により操作されるクライアントコンピュー
タと前記集会の集会情報を提供するサーバコンピュータ
と該サーバコンピュータに接続され前記集会情報を記憶
するデータベースを有するネットワークを備えたシステ
ムであって、前記サーバコンピュータは、前記クライア
ントコンピュータから送られる識別子に基づき前記デー
タベースに記憶される対応する前記集会情報を前記クラ
イアントコンピュータに出力する集会情報出力手段と、
該集会情報出力手段により出力された前記集会情報に基
づき前記クライアントコンピュータから送られる前記集
会の付帯品情報を前記データベースに記憶される前記集
会情報に付加し前記集会情報を更新する更新手段とを備
え、前記データベースに記憶される前記集会情報に付加
される前記付帯品情報に基づき、前記集会の付帯品を宅
配する付帯品宅配手段を有する集会情報提供システムで
ある。

【００１０】これにより、集会の関係者は、クライアン
トコンピュータを操作して識別子をサーバコンピュータ
に送ることにより、対応する集会情報を得ることができ
る。また、集会へ参加できなくなった関係者が、サーバ
コンピュータから送られた集会情報に基づき付帯品情報
をサーバコンピュータに送ることにより、集会に持参す
る予定でいた付帯品を所定の相手に宅配することが可能
になる。

【００１１】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明において、前記集会は葬儀であり、前記付帯品情報は
香典情報を含む構成である。これにより、葬儀の関係者
は、クライアントコンピュータを操作して識別子をサー
バコンピュータに送ることにより、対応する葬儀情報を
得ることができる。また、葬儀へ参列できなくなった関
係者が、サーバコンピュータから送られた葬儀情報に基
づき香典情報等をサーバコンピュータに送ることによ
り、葬儀に持参する予定でいた香典等を、葬儀の関係者
から喪主に宅配することが可能になる。

【００１２】請求項３記載の発明は、集会の関係者によ
り操作されるクライアントコンピュータからネットワー
クを介して送られる識別子に基づきデータベースに記憶
される対応する集会情報を前記ネットワークを介して前
記クライアントコンピュータに出力する集会情報出力手
段と、該集会情報出力手段により出力された前記集会情
報に基づき前記クライアントコンピュータから前記ネッ
トワークを介して送られる前記集会の付帯品情報を前記
データベースに記憶される前記集会情報に付加し前記集
会情報を更新する更新手段とを備えた集会情報を提供す
るサーバコンピュータである。

【００１３】これにより、サーバコンピュータは、クラ
イアントコンピュータから送られる識別子に基づき集会
情報を提供することができる。また、集会の付帯品情報
を対応する集会情報に付加することが可能になる。請求
項４記載の発明は、集会の関係者により操作されるクラ
イアントコンピュータからネットワークを介して送られ
る識別子に基づきデータベースに記憶される対応する集
会情報を前記ネットワークを介して前記クライアントコ
ンピュータに出力する集会情報出力手段と、該集会情報
出力手段により出力された前記集会情報に基づき前記ク
ライアントコンピュータから前記ネットワークを介して
送られる前記集会の付帯品情報を前記データベースに記
憶される前記集会情報に付加し前記集会情報を更新する
更新手段とを備えたサーバコンピュータと、前記データ
ベースに記憶される前記集会情報に付加される前記付帯
品情報に基づき、前記集会の付帯品の宅配を指示する付
帯品宅配指示手段とを有する集会情報提供システムであ
る。

【００１４】これにより、集会情報提供システムは、ク
ライアントコンピュータから送られる識別子に基づき集
会情報を提供することができる。また、データベースに
記憶される付帯品情報に基づき、集会の付帯品の宅配を
指示することが可能になる。

【００１５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。本実施形態は、本発明の集会
情報提供システムを葬儀に適用した態様である。図１
は、本実施形態に係る葬儀情報提供システムの概略構成
図である。同図に示すように、葬儀情報提供システム１
は、葬儀の関係者１０により操作されるクライアントコ
ンピュータ（以下、単にクライアントという）２、会葬
公告業者９が有し葬儀情報を提供するサーバコンピュー
タ（以下、単にサーバという）３とこれに接続されるデ
ータベース４、及び宅配業者５を備えて構成される。ま
た、クライアント２とサーバ３は、インターネット６を
介して接続されている。尚、同図では、説明の便宜のた
め、クライアント２を１つで示しているが、実際には、
複数のクライアント２があるものとする。また、データ
ベース４は、サーバ３と直接接続されているが、インタ
ーネット６やその他ネットワークを介して接続される構
成でも良い。

【００１６】図１に示すように、まず、葬儀の日時や場
所等の詳細な内容が、宗家（喪主）７と葬儀業者８との
間の打ち合わせにより決定される（両矢印ａ）。この打
ち合わせにより葬儀の内容が決定されると、葬儀業者８
は、決定された葬儀の内容を会葬公告業者９に知らせる
（矢印ｂ）。会葬公告業者９は、知らされた葬儀の内容
に基づき葬儀情報を作成し、これをデータベース４に登
録し、同時に、登録された葬儀情報に対応する固有の検
索番号を発行する。

【００１７】後に、この発行された検索番号並びに会葬
公告業者９のホームページアドレス（サーバ３のアドレ
ス）は、宗家（喪主）７から故人の関係者１０に通知さ
れる葬儀通知と共に通知される（矢印ｃ）。このように
して、葬儀通知を受けた関係者１０は、クライアント２
が備えるブラウザー（閲覧用ソフトウェア）を使用し
て、前述のホームページアドレスにアクセスし、会葬公
告業者９のサーバ３にアクセスする。これにより、クラ
イアント２の表示画面には、会葬広告業者のホープペー
ジが表示され、関係者１０は、このホームページ上から
前述の検索番号を入力する。これにより、この検索番号
がクライアント２からサーバ３に送られる。サーバ３
は、クライアント２から送られる検索番号に基づき、デ
ータベース４に記憶される、対応する葬儀情報を、クラ
イアント２に送る。これにより、クライアント２の表示
画面には、検索番号に対応する葬儀情報のウェブページ
が表示される。従って、関係者１０は、宗家（喪主）７
や葬儀業者８等に連絡することなく、容易に葬儀情報を
得ることができる（両矢印ｄ）。

【００１８】また、関係者１０は、この検索番号に対応
する葬儀情報のウェブページから、香典、花輪、及び生
花等の申し込みも行うことができる。このときは、クラ
イアント２からサーバ３に対し、香典情報、花輪情報、
及び生花情報等が送られ、これらの情報は、データベー
ス４に記憶される検索番号に対応する葬儀情報に付加さ
れ、新たにこの葬儀情報が更新される（両矢印ｄ）。

【００１９】葬儀情報に香典情報等が付加され葬儀情報
が更新されると、会葬公告業者９は、確認のため、香典
等の申し込みを行った関係者１０に連絡し、実際に香典
等の申し込みを行ったか否かを確認する（矢印ｅ）。こ
こで、香典等の申し込みの確認が得られたときには、会
葬公告業者９は、宅配業者５に連絡し、香典等の宅配を
依頼する（矢印ｆ）。

【００２０】依頼を受けた宅配業者５は、例えば、ハン
ケチ等を関係者１０に宅配する代わりに、関係者１０か
らハンケチ等の代金として香典を預かり、これを会葬広
告業者９へ宅配する（矢印ｇ、ｈ、ｉ）。尚、関係者１
０が香典の他に花輪や生花等も申し込んでいたときに
は、花輪や生花等の料金についても一緒に預かり、これ
を会葬広告業者９へ宅配する（矢印ｇ、ｈ、ｉ）。

【００２１】一方、会葬広告業者９は、関係者１０から
宅配された香典等の金額と関係者１０によりウェブペー
ジを介して申し込まれた香典等の金額が同一であるか否
かを確認する。そして、これらが同一であることを確認
した後に、香典については四十九日の間会葬広告業者９
が預かり、花輪や生花については会葬広告業者９が葬儀
業者８へ連絡し（矢印ｊ）、後に葬儀業者８により花輪
や生花が発注される。

【００２２】このようにして、会葬広告業者９は、検索
番号に対応する葬儀情報のウェブページから、香典等の
申し込みを受け付け、香典の申し込みについては、四十
九日の間まで受け付ける。そして、四十九日経過後、会
葬広告業者９は、預かっている香典を葬儀業者８に届け
（矢印ｊ）、後に、葬儀業者８から宗家（喪主）７に届
けられる（矢印ｋ）。

【００２３】これにより、関係者１０が、葬儀日時近日
若しくは当日になって緊急の用事により葬儀に参列でき
ないときでも、確実に香典を宗家（喪主）７に届けるこ
とが可能になる。また、遠隔、交通不便の地にあるため
に葬儀へ参列できない者や、葬儀に参列するまでもない
が香典を渡したいという故人と親密な関係にない者であ
っても、香典を届けることが可能になる。

【００２４】次に、葬儀情報が登録されるデータベース
４のデータ構造について説明する。図２(a) はデータベ
ース４のデータ構造、同図(b) は葬儀情報のデータ構
造、同図(c) は香典情報のデータ構造、同図(d) は花輪
情報のデータ構造、同図(e)は生花情報のデータ構造で
ある。

【００２５】図２(a) に示すように、データベース４に
は、１つ又は複数の葬儀情報１１が記憶される。この葬
儀情報１１は、葬儀業者８から連絡される（図１矢印
ｂ）、葬儀内容に基づき、会葬公告業者９により作成さ
れ、データベース４に登録（記憶）される。

【００２６】図２(b) に示すように、データベース４に
記憶される各葬儀情報１１のデータ構造は、検索番号１
２、固有葬儀情報１３、固有香典情報１４、固有花輪情
報１５、固有生花情報１６を備えて構成される。検索番
号１２は、各葬儀情報１１毎に発行される、いわゆる識
別子であり、関係者１０が、関係する葬儀情報１１にア
クセスする際に参照される識別子である。葬儀固有情報
１３は、葬儀の固有情報であり、例えば、故人の氏名、
喪主の氏名、自宅住所、葬儀場名、葬儀場住所、葬儀社
名、後述するＷｅｂ生花情報、及びその他葬儀に固有の
情報を含んで構成される。

【００２７】固有香典情報１４は、図２(c) に示すよう
に、１つ又は複数の香典情報１７を含んで構成され、ク
ライアント２から香典の申し込みが行われる毎に、香典
情報１７が付加される。この香典情報１７は、香典の申
し込みを行った者（関係者１０）の情報である、名前、
住所、連絡先、電子メールアドレス、及び料金等を含ん
で構成される。

【００２８】また、固有花輪情報１５は、図２(d) に示
すように、１つ又は複数の花輪情報１８を含んで構成さ
れ、クライアント２から花輪の申し込みが行われる毎
に、花輪情報１８が付加される。この花輪情報１８は、
花輪の申し込みを行った者（関係者１０）の情報であ
る、名前、住所、連絡先、電子メールアドレス、及び料
金等を含んで構成される。

【００２９】また、固有生花情報１６は、図２(e) に示
すように、１つ又は複数の生花情報１９を含んで構成さ
れ、クライアント２から生花の申し込みが行われる毎
に、生花情報１９が付加される。この生花情報１９は、
生花の申し込みを行った者（関係者１０）の情報であ
る、名前、住所、連絡先、電子メールアドレス、及び料
金等を含んで構成される。

【００３０】また、香典、花輪、生花の申し込みを行う
者が、例えば法人等のように複数になる場合には、香典
情報１７、花輪情報１８、及び生花情報１９に、複数の
名前が含まれて構成される。次に、葬儀情報提供システ
ム１の処理の流れについてサーバ３の処理動作を中心に
説明する。

【００３１】葬儀通知を受けた関係者１０は、一緒に通
知される前述の会葬公告業者９のホームページアドレス
に基づき、クライアント２から会葬公告業者９のサーバ
３にアクセスする。これにより、クライアント２の表示
画面には、会葬公告業者９のホームページ（トップペー
ジ）が表示される。不図示ではあるが、このトップペー
ジからは、少なくとも、所定期間内に行われる葬儀の情
報を各地区毎に閲覧することができる葬儀一覧ウェブペ
ージ及び、検索番号に対応した葬儀情報１１を閲覧する
ことができるウェブページへリンクされている。

【００３２】従って、例えば、宗家（喪主）７からの葬
儀通知を受けていない者が、葬儀情報１１を知りたいと
きには、前述の葬儀一覧ウェブページから、所定の葬儀
情報１１を閲覧することができる。この場合、葬儀一覧
ウェブページ上には複数の地区が表示され、利用者が所
定の地区を、例えばマウスでクリックする等して選択す
ることにより、この地区の葬儀情報１１が一覧表示され
るように構成される。又は、葬儀一覧ウェブページ上に
地区の入力フォームを備えるように構成し、利用者がこ
の入力フォームに所定の地区を入力することにより、該
当する地区の葬儀情報１１が表示されるように構成して
も良い。但し、この葬儀一覧ウェブページには、セキュ
リティの問題から、公開される葬儀情報１１は葬儀業者
の連絡先等に限られ、詳細な葬儀情報１１は公開されな
い。従って、葬儀通知を受けていない者は、葬儀業者に
直接問い合わせなければ、詳細な葬儀情報１１を得るこ
とができないようになっている。

【００３３】一方、葬儀通知を受けた関係者１０は、葬
儀情報１１を得るために、上述の検索番号に対応した葬
儀情報１１を閲覧することができるウェブページから、
この葬儀通知と一緒に通知される前述の検索番号を入力
する。これにより、クライアント２からサーバ３に検索
番号が送られる。

【００３４】図３は、サーバ３の処理動作を示すフロー
チャートである。同図に示すように、サーバ３は、クラ
イアント２から送られる検索番号の有無を待機している
（ステップ（以下、単にＳという）３０１がＮｏ）。そ
して、上述したように、クライアント２からサーバ３に
検索番号が送られると（Ｓ３０１がＹｅｓ）、サーバ３
は、データベース４に記憶される葬儀情報１１を検索
し、検索番号に対応する葬儀情報１１に基づいた情報を
クライアント２に出力する（Ｓ３０２）。

【００３５】図４は、このとき初めにクライアント２の
表示画面に表示されるウェブページの一例である。同図
に示すように、クライアント２の表示画面には、検索番
号（ここでは、０１２３４５）に対応する葬儀情報１１
に基づいたウェブページが表示され、これには、会葬名
や故人の名前、葬儀日程等が示される。また、このウェ
ブページは、香典・花輪・生花申し込みボタン２０とそ
の他詳細情報ボタン２１を備えている。香典・花輪・生
花申し込みボタン２０は、香典・花輪・生花等の申し込
みを行うウェブページへリンクされ、その他詳細情報ボ
タン２１は、その他の葬儀情報に係る詳細情報が示され
るウェブページへリンクされている。

【００３６】ここで、関係者１０が、香典・花輪・生花
申し込みボタン２０を選択すると、クライアント２の表
示画面には、香典・花輪・生花等の申し込みを行うウェ
ブページが表示される。図５は、クライアント２の表示
画面に表示される、香典・花輪・生花等の申し込みを行
う、初めのウェブページの一例である。同図に示すウェ
ブページは、まず、関係者１０が、個人として申し込む
のか、団体として申し込むのかを選択するために設けら
れたウェブページである。すなわち、関係者１０が、個
人として申し込むのであれば、チェックボックス２２を
ＯＮにし、社名用入力フォーム２４、役職・肩書き用入
力フォーム２５、及びお名前用入力フォーム２６を入力
する。また、会社や会社の部署等のように団体として申
し込むのであれば、チェックボックス２３をＯＮにし、
お名前入力フォーム２７にその団体に属する者の名前を
入力する。尚、同図では、説明の便宜のため、お名前入
力フォーム２７を３つで示しているが、３つに限られる
ことなく、更に多く備えるようにしても良い。

【００３７】このように、チェックボックス２２又は２
３のいずれかを選択し、必要な入力フォームへの入力が
終了し、関係者１０が、次へボタン２８を選択すると、
後述する後続の申し込み用ウェブページが表示される。
関係者１０は、このウェブページより、具体的に香典・
花輪・生花等の申し込みを行う。

【００３８】尚、リセットボタン２９は、各チェックボ
ックス２２、２３、及び各入力フォーム２４〜２７をリ
セットするもので、関係者１０が、このリセットボタン
２９を選択することにより、各チェックボックス２２、
２３、及び各入力フォーム２４〜２７がリセットされ
る。

【００３９】図６は、クライアント２の表示画面に表示
される、香典・花輪・生花等の申し込みを行う、次のウ
ェブページの一例である。同図に示すウェブページから
は、香典の申し込み、Ｗｅｂ生花と生花のセットの申し
込み、Ｗｅｂ生花と花輪のセットの申し込み、花輪のみ
の申し込み、Ｗｅｂ生花のみの申し込み、を行うことが
できる。また、その他、ホームページへのリンクの申し
込み、対人地雷犠牲者に対する援助の申し込み、モンゴ
ルの寒波の義援金の申し込みも行うことができる。但
し、本実施形態では、香典の申し込みを行わないと、上
述のその他の申し込みはできないように構成されてい
る。

【００４０】各申し込みは、対応するチェックボックス
をチェックすることにより行う。すなわち、香典の申し
込みを行うときは、お香典のチェックボックス３０をチ
ェックし、香典の額を選択フォーム３１から選択する。
尚、この選択フォーム３１には、予め複数の香典の額が
設定されており、関係者１０は、この中から任意に香典
の額を選択する。

【００４１】以下、同様に、Ｗｅｂ生花と生花のセット
の申し込みを行うときはチェックボックス３２を、Ｗｅ
ｂ生花と花輪のセットの申し込みを行うときはチェック
ボックス３３を、花輪のみの申し込みを行うときはチェ
ックボックス３４を、Ｗｅｂ生花のみの申し込みを行う
ときはチェックボックス３５を、ホームページへのリン
クの申し込みを行うときはチェックボックス３６を、対
人地雷犠牲者に対する援助の申し込みを行うときはチェ
ックボックス３７を、モンゴルの寒波の義援金の申し込
みを行うときはチェックボックス３８をチェックする。
尚、香典以外の申し込みについては、既に規定料金が設
定されている。

【００４２】このようにして、各申し込みが行われる
と、随時、出力フォーム３９に、申し込みを行うことに
より発生する料金の合計が表示され、また、出力フォー
ム４０には、出力フォーム３９に表示される料金の合計
の消費税分が表示され、また、出力フォーム４１には、
出力フォーム３９に表示される料金の合計と出力フォー
ム４０に表示される消費税分との合計が表示される。

【００４３】また、花輪、生花、Ｗｅｂ生花の申し込み
において、花の種類の指定は、ウェブページ上に掲載さ
れている花、すなわち、菊５０、水仙５１、蓮５２、ゆ
り５３の中から、任意の花を選択することにより行う。
尚、上述のＷｅｂ生花とは、これを申し込むことによ
り、後述するＷｅｂ芳名帖のウェブページ上に、指定し
た生花及び申込者の名前が掲載されるものである。

【００４４】また、申込者の情報として、名前を入力フ
ォーム４２に、郵便番号を入力フォーム４３に、住所を
入力フォーム４４に、電話番号を入力フォーム４５に、
電子メールアドレスを入力フォーム４７に入力する。ま
た、希望する者は、所定のＨＰ（ホームページ）アドレ
スを入力フォーム４６に入力する。このＨＰアドレス
は、後に、不図示の他のウェブページに登録され、この
ウェブページから、ＨＰアドレスが示すウェブページに
リンクされるように構成される。

【００４５】そして、上述の、香典、花輪、生花等の申
し込みに係る入力が終了し、送信ボタン４８が選択され
ると、この香典等の申し込みにおいて入力された情報
が、クライアント２からサーバ３に送られる。尚、リセ
ットボタン４９は、上述の入力項目をリセットするとき
に選択される。

【００４６】サーバ３は、このときクライアント２から
送られる香典等の申し込みに係る情報に基づき、図３に
示すＳ３０３〜Ｓ３１０に示す処理を行う。すなわち、
クライアント２から送られる情報が、香典の申し込みに
係る情報を含むときは（Ｓ３０３がＹｅｓ）、データベ
ース４に記憶されている検索番号（ここでは０１２３４
５）に対応する葬儀情報１１の固有香典情報１４に、こ
の香典の申し込みに係る情報を新たな香典情報１７とし
て登録する（Ｓ３０４）。尚、香典の申し込みに係る情
報を含まないときは（Ｓ３０３がＮｏ）、後続の処理
（Ｓ３０４〜Ｓ３１０）は行われない。

【００４７】また、クライアント２から送られる情報
が、花輪の申し込みに係る情報を含むときは（Ｓ３０５
がＹｅｓ）、データベース４に記憶されている検索番号
（ここでは０１２３４５）に対応する葬儀情報１１の固
有花輪情報１５に、この花輪の申し込みに係る情報を新
たな花輪情報１８として登録する（Ｓ３０６）。

【００４８】また、クライアント２から送られる情報
が、生花の申し込みに係る情報を含むときは（Ｓ３０７
がＹｅｓ）、データベース４に記憶されている検索番号
（ここでは０１２３４５）に対応する葬儀情報１１の固
有生花情報１６に、この生花の申し込みに係る情報を新
たな生花情報１９として登録する（Ｓ３０８）。

【００４９】また、クライアント２から送られる情報
が、Ｗｅｂ生花の申し込みに係る情報を含むときは（Ｓ
３０９がＹｅｓ）、データベース４に記憶されている検
索番号（ここでは０１２３４５）に対応する葬儀情報１
１の固有葬儀情報１３に、このＷｅｂ生花の申し込みに
係る情報を登録する（Ｓ３１０）。

【００５０】このようにして、香典情報１７、花輪情報
１８、生花情報１９等がデータベース４に登録される
と、会葬広告業者９は、これらの情報に基づき、申込者
（関係者１０）に連絡し、申し込みの確認を行う。申し
込みが確認されると、会葬広告業者９は、宅配業者５に
連絡し、宅配を依頼する。これは、上述したように、例
えば、ハンケチ等を申込者である関係者１０に届けても
らい、その代金として、香典、花輪、及び生花等の料金
をいただき、これを会葬広告業者９に届けるように依頼
するものである。

【００５１】そして、会葬広告業者９は、関係者１０か
ら宅配された香典等の金額と関係者１０によりウェブペ
ージを介して申し込まれた香典等の金額が同一であるか
否かを確認し、これらが同一であることを確認した後
に、香典については四十九日の間預かり、花輪や生花に
ついては確認後葬儀業者８へ連絡し、後に葬儀業者８に
より花輪や生花が発注される。四十九日が経過すると、
会葬広告業者９は香典を葬儀業者８へ渡し、後に葬儀業
者８から宗家（喪主）７に渡される。

【００５２】一方、図３に示すＳ３１０の処理におい
て、Ｗｅｂ生花情報が固有葬儀情報１３に登録されるこ
とにより、このＷｅｂ生花情報に基づきＷｅｂご芳名帖
のウェブページが更新される。このＷｅｂご芳名帖のウ
ェブページには、前述の図６に示す、香典・花輪・生花
等の申し込みを行うウェブページにおいてＷｅｂ生花の
申し込みを行った人の名前やそのときに指定された花が
示され、後に、同一の検索番号の通知を受けた他の関係
者１０により閲覧可能となる。

【００５３】図７は、クライアント２の表示画面に表示
されるＷｅｂご芳名帖のウェブページの一例である。同
図に示すように、Ｗｅｂご芳名帖のウェブページには、
申込者により指定されたＷｅｂ生花、及びＷｅｂ生花の
申し込みを行った人の名前が示される。同図では、Ｗｅ
ｂ生花としてゆり５３が示されている。尚、このＷｅｂ
ご芳名帖のウェブページは、例えば、図４に示した、そ
の他詳細情報ボタンを選択することにより表示されるウ
ェブページからリンクされる。又は、その他のページか
らリンクされるように構成しても良い。

【００５４】これにより、関係者１０は、Ｗｅｂ生花の
申し込みを行った者が誰であるかを閲覧することができ
る。尚、本実施形態において、図６に示した、香典・花
輪・生花等の申し込みを行うウェブページにおいて、送
信ボタン４８を選択した後に、クライアント２の表示画
面に、例えば、ご焼香を行うＧＩＦアニメーションを表
示するように構成しても良い。

【００５５】また、本実施形態では、検索番号に対応し
た葬儀情報１１を閲覧することができるウェブページに
おいて、葬検索番号を入力することにより対応する葬儀
情報を閲覧する構成であるため、悪意の利用者により、
いたずらに検索番号が入力され、詳細な葬儀情報が公開
されることが考えられる。そこで、検索番号の他に、例
えば、喪主の名前やパスワード等を入力しなければ検索
番号に対応する葬儀情報を閲覧することができないよう
に構成しても良い。

【００５６】また、本実施形態に示したウェブページの
表示画面には、各種広告情報等を表示するように構成し
ても良い。また、本実施形態では、葬儀業者と会葬公告
業者を別の構成として示したが、葬儀業者と会葬公告業
者を同一の構成としても良い。

【００５７】また、本実施形態では、本発明に係る集会
情報提供システムを葬儀に適用した態様を示したが、こ
れを、結婚式や誕生日パーティに適用する態様であって
も良く、その他各種集会に適用可能である。例えば、本
発明に係る集会情報提供システムを結婚式や誕生日パー
ティに適用するのであれば、お祝いの品やお祝い金等が
インターネット上から申し込み可能となる。

【００５８】

【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、集会の関係者に対し、ネットワークを介して集
会情報を提供可能にすると共に、集会の付帯品をネット
ワーク上から申し込み可能とし、この申し込まれた付帯
品を宅配することが可能になる。従って、集会の付帯品
を持参して集会への参加を予定していた集会の関係者
が、集会日時の近日若しくは当日になって、緊急な用事
により集会に参加できなくなったときであっても、集会
の付帯品を確実に相手に届けることが可能になる。

【図面の簡単な説明】

【図１】葬儀情報提供システムの概略構成図である。

【図２】(a) はデータベース４のデータ構造、(b) は葬
儀情報のデータ構造、(c) は香典情報のデータ構造、
(d) は花輪情報のデータ構造、(e) は生花情報のデータ
構造である。

【図３】サーバの処理動作を示すフローチャートであ
る。

【図４】クライアントの表示画面に表示されるウェブペ
ージの一例である。

【図５】クライアントの表示画面に表示される、香典・
花輪・生花等の申し込みを行うウェブページの一例であ
る。

【図６】クライアントの表示画面に表示される、香典・
花輪・生花等の申し込みを行うウェブページの一例であ
る。

【図７】クライアントの表示画面に表示されるＷｅｂご
芳名帖のウェブページの一例である。

【符号の説明】

１葬儀情報提供システム２クライアントコンピュータ３サーバコンピュータ４データベース５宅配業者６インターネット７宗家（喪主）８葬儀業者９会葬広告業者１０関係者１１葬儀情報１２検索番号１３固有葬儀情報１４固有香典情報１５固有花輪情報１６固有生花情報１７香典情報１８花輪情報１９生花情報２０香典・花輪・生花申し込みボタン２１その他詳細情報ボタン２２、２３チェックボックス２４社名入力フォーム２５役職・肩書き入力フォーム２６、２７お名前入力フォーム２８次へボタン２９リセットボタン３０チェックボックス３１選択フォーム３２、３３、３４、３５、３６、３７、３８チェック
ボックス３９、４０、４１出力フォーム４２申込者入力フォーム４３郵便番号入力フォーム４４ご住所入力フォーム４５電話番号入力フォーム４６ＨＰ（ホームページ）アドレス入力フォーム４７電子メールアドレス入力フォーム４８送信ボタン４９リセットボタン５０菊５１水仙５２蓮５３ゆり ^//

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】集会の関係者により操作されるクライア
ントコンピュータと前記集会の集会情報を提供するサー
バコンピュータと該サーバコンピュータに接続され前記
集会情報を記憶するデータベースを有するネットワーク
を備えたシステムであって、前記サーバコンピュータは、前記クライアントコンピュータから送られる識別子に基
づき前記データベースに記憶される対応する前記集会情
報を前記クライアントコンピュータに出力する集会情報
出力手段と、該集会情報出力手段により出力された前記集会情報に基
づき前記クライアントコンピュータから送られる前記集
会の付帯品情報を前記データベースに記憶される前記集
会情報に付加し前記集会情報を更新する更新手段と、を備え、前記データベースに記憶される前記集会情報に付加され
る前記付帯品情報に基づき、前記集会の付帯品を宅配す
る付帯品宅配手段を有することを特徴とする集会情報提
供システム。
【請求項２】前記集会は葬儀であり、前記付帯品情報
は香典情報を含むことを特徴とする請求項１記載の集会
情報提供システム。
【請求項３】集会の関係者により操作されるクライア
ントコンピュータからネットワークを介して送られる識
別子に基づきデータベースに記憶される対応する集会情
報を前記ネットワークを介して前記クライアントコンピ
ュータに出力する集会情報出力手段と、該集会情報出力手段により出力された前記集会情報に基
づき前記クライアントコンピュータから前記ネットワー
クを介して送られる前記集会の付帯品情報を前記データ
ベースに記憶される前記集会情報に付加し前記集会情報
を更新する更新手段と、を備えたことを特徴とする集会情報を提供するサーバコ
ンピュータ。
【請求項４】集会の関係者により操作されるクライア
ントコンピュータからネットワークを介して送られる識
別子に基づきデータベースに記憶される対応する集会情
報を前記ネットワークを介して前記クライアントコンピ
ュータに出力する集会情報出力手段と、該集会情報出力
手段により出力された前記集会情報に基づき前記クライ
アントコンピュータから前記ネットワークを介して送ら
れる前記集会の付帯品情報を前記データベースに記憶さ
れる前記集会情報に付加し前記集会情報を更新する更新
手段とを備えたサーバコンピュータと、前記データベースに記憶される前記集会情報に付加され
る前記付帯品情報に基づき、前記集会の付帯品の宅配を
指示する付帯品宅配指示手段と、を有することを特徴とする集会情報提供システム。