JP2001302954A - 無色化可能なインクおよびそれを用いたインクジェットプリンター - Google Patents

無色化可能なインクおよびそれを用いたインクジェットプリンター

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JP2001302954A JP2000124780A JP2000124780A JP2001302954A JP 2001302954 A JP2001302954 A JP 2001302954A JP 2000124780 A JP2000124780 A JP 2000124780A JP 2000124780 A JP2000124780 A JP 2000124780A JP 2001302954 A JP2001302954 A JP 2001302954A
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    • C09D11/00Inks
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱により容易かつ速やかに無色化できるイン
ク、および該インクを用いた記録用紙を再利用するのに
適したインクジェットプリンターを提供する。 【解決手段】 少なくとも発色剤、顕色剤、消色剤を溶
媒中に溶解又は分散させたインクであって、40℃以下
の常温で発色剤と顕色剤との化学結合により発色し、1
00℃以上で該化学結合が崩壊し、顕色剤と消色剤との
化学結合により無色化するものであることを特徴とする
インク。該インクを用いたインクジェットプリンター。
更に消去用の加熱機構を設けた記録消去兼用インクジェ
ットプリンター。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無色化可能なイン
クおよびそれを用いたインクジェットプリンターに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、OA化の普及により、各種情報の
データ量は急速に拡大しており、それら情報の出力のた
めの印刷および複写などの分野では、このような情報量
の増大に伴い、記録媒体としての紙等を大量に消費し、
資源保護の点において問題がある。この問題を解決する
ため、繰り返し記録できることが要求されるようになっ
ており、電子写真記録、静電気録の分野、或いは印刷用
及びプリンター用インクなどの分野において繰り返し記
録の検討がなされている。
【0003】このような繰り返し記録ができるものとし
て、特開平4−362935号公報には、印字および印
刷後、近赤外線で消去し、再度同一部分に印刷可能な記
録材料が提案されているが、消色用の近赤外線を必要と
するため装置が複雑となり、また消し残りがあるという
問題がある。また、特開平7−81236号公報には、
呈色性化合物、顕色剤、消色作用を有する有機リン化合
物からなる減感剤を含有する消色可能なインクが提案さ
れているが、消色が不十分であり、白紙状態に戻すこと
が困難であるという問題がある。更にまた、特開平10
−88046号公報には、呈色性化合物、顕色剤、およ
び呈色性化合物と顕色剤のうちの一方を優先的に溶解す
る性質を有する消色剤を含有する消去可能なインクが提
案されているが、消色が十分ではなく、また消色におい
て加熱後、更に急冷を施す必要があり煩雑である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、記録画像が
熱により容易かつ速やかに、しかも完全に消去すること
ができ、記録済用紙を記録の消去により再び記録用紙と
して繰り返し使用できる記録画像を形成できるインク、
特にインクジェットプリンター用インクを提供すること
を特徴とする。また本発明は、そのインクを用いたイン
クジェットプリンター、及び従来のインクジェットプリ
ンター並の構成で、記録と消去を1つの装置で同時に又
は選択して行うことができ、装置の軽量化、薄型化、短
小化、低コスト化の図れるインクジェットプリンターを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、少なく
とも発色剤、顕色剤、消色剤を溶剤中に溶解又は分散さ
せたインクであって、40℃以下の常温で該発色剤と該
顕色剤とが化学反応により結合して発色するものであ
り、かつ該発色剤と顕色剤との結合は100℃以上の高
温下で崩壊し、遊離した顕色剤と該消色剤とが化学反応
により結合して無色化するものであることを特徴とする
インクが提供される。また、本発明によれば、少なくと
も給紙機構A、記録機構B、排紙機構Cとを設けたイン
クジェットプリンターにおいて、インクとして上記のイ
ンクを用いたことを特徴とするインクジェットプリンタ
ーが提供される。また、本発明によれば、上記のインク
ジェットプリンターにおいて、給紙機構Aと記録機構B
の間の画像支持体の搬送経路中に、さらに選択的に発熱
する加熱機構Dを設けたことを特徴とする記録消去兼用
インクジェットプリンターが提供される。また、本発明
によれば、上記のインクジェットプリンターにおいて、
前記給紙機構Aを、記録専用の画像支持体を収納する第
1の給紙機構a1と、上記のインクで記録された画像支
持体を収納する第2の給紙機構a2とで構成し、画像支
持体搬送経路長手方向にa2次いでa1の順に配置し、a
1とa2の間の画像支持体搬送経路中に加熱機構Dを設け
たものであって、しかもa1から画像支持体が搬送され
る場合には、記録機構Bのみを作動させ、またa2から
画像支持体が搬送される場合には、記録機構B及び加熱
機構Dを作動させる管理手段E1を設けたとを特徴とす
る記録消去兼用インクジェットプリンターが提供され
る。更に、本発明によれば、上記のインクジェットプリ
ンターにおいて、前記給紙機構Aを、未使用の画像支持
体を収納する第1の給紙機構a4と、上記のインクで記
録された画像支持体を収納する第2の給紙機構a2と、
2から搬送された画像支持体の記録消去を行った画像
支持体を収納する第3の給紙機構a3とで構成し、画像
支持体搬送経路長手方向にa2、次いでa3の順に配置
し、a2とa3の間の画像支持体搬送経路中に加熱機構D
を設けたものであって、しかもa3又はa4からの画像支
持体が搬送される場合には記録機構Bのみを作動させ、
またa2から画像支持体が搬送される場合には記録機構
Bおよび加熱機構Dを作動させる管理手段E2と、前記
3又はa4を選択する手段Fとを設けたことを特徴とす
る記録消去兼用インクジェットプリンターが提供され
る。更にまた、本発明によれば、さらに記録要求を管理
する管理手段Gを設け、該管理手段からの記録要求がな
い場合には、第2の給紙機構a2から画像支持体を搬送
し、加熱機構のみを作動させて記録消去のみを行い、記
録消去した画像支持体を第1の給紙機構a1に収納する
か、または第3の給紙機構a3に収納する手段を設けた
ことを特徴とする上記の記録消去兼用インクジェットプ
リンターが提供される。
【0006】
【発明の実施の形態】先ず、本発明のインクについて説
明する。本発明のインクは、少なくとも発色剤と顕色剤
と消色剤とを溶液中に溶解又は分散させたものであっ
て、40℃以下の常温で該発色剤と該顕色剤が化学反応
により結合して発色するものであり、かつ100℃以上
の高温下で該発色剤と顕色剤との結合が崩壊し、遊離し
た顕色剤と消色剤とが化学反応により結合し、無色化
(消色)するものである。このような発色−消色のメカ
ニズムを図1に示す。図1の(a)の状態は、40℃以
下の常温での発色状態を示すものであり、インク粒(1
00)には溶剤中に発色剤(101)、顕色剤(10
2)、消色剤(103)が溶解しており、発色剤(10
1)と顕色剤(102)が化学反応により結合状態Cと
なっている。また(b)の状態は、前記(a)の状態を
100℃以上の高温(T)下に加熱後の消色状態を示す
ものであり。結合状態(C)は温度により変化し、崩壊
し、遊離となった顕色剤(102)と消色剤(103)
とが化学反応により結合し無色化する。従ってこの温度
下において画像支持体(記録用紙)上のインク粒(10
0)は無色透明となり画像支持体(記録用紙)の色と同
化する。更に常温では、(b)の状態は安定に保持され
るので画像支持体(記録用紙)は再記録可能となる。
【0007】本発明のインクに用いる発色剤としては、
3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジメ
チルアミノフタリド(慣用名クリスタルバイオレットラ
クトン)、3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)
−6−ジエチルアミノフタリド、3,3−ビス(p−ジ
メチルアミノフェニル)−6−クロルフタリド、3,3
−ビス(p−ジエチルアミノフェニル)−6−ジエチルア
ミノフタリド、3,3−ビス(p−ジブチルアミノフェ
ニル)フタリド、3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェ
ニル)−6−ジエチルアミノアザフタリド、3−ジエチ
ルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−
(N−p−トリル−N−エチルアミノ)−6−メチル−
7−アニリノフルオラン、3−N−メチル−N−アミル
アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジ
エチルアミノ−7−(o−クロルアニリノ)フルオラ
ン、3−ジブチルアミノ−7−(o−クロルアニリノ)
フルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−ア
ニリノフルオラン、6′−ブロモ−3′−メトキシ−ベ
ンゾインドリノ−ピリロスピラン、3−(2′−ヒドロ
キシ−4′−ジメチルアミノフェニル)−3−(2′−
メトキシ−5′−クロルフェニル)フタリドなどが挙げ
られる。
【0008】また、本発明のインクに用いられる顕色剤
は、上記発色剤と、40℃以下の常温で化学反応により
結合し、発色剤を発色させることができるものである。
このような顕色剤としては、p−ヒドロキシ安息香酸エ
チル、p−ヒドロキシ安息香酸ブチル、p−ヒドロキシ
安息香酸ベンジル、4,4−イソプロピリデンジフェノ
ール、4,4−イソプロピリデンビス(2−クロロフェ
ノール)、4,4−イソプロピリデンビス(2−メチル
フェノール)、4,4−イソプロピリデンビス(2,6
−ジメチルフェノール)、4−ヒドロキシフェニル−
2′−ヒドロキシフェニルスルホン、カテコール、レゾ
ルシン、チモール、フロロクリシン、フロログリシンカ
ルボン酸、N,N−ジフェニルチオ尿素、N−p−ブチ
ルフェニル−N′−フェニルチオ尿素、安息香酸、4−
ヒドロキシ−4′−クロロジフェニルスルホン、ビス
(4−ヒドロキシフェニル)スルィド、o−スルホフタ
ルイミド、5−オクチル−o−スルホフタルイミドなど
が挙げられる。
【0009】そして、発色剤と顕色剤とは上記各化合物
の中から、それらの化学反応が40℃以下の常温で生起
するようなものをそれぞれ1種又は2種以上組み合わせ
て使用することができる。
【0010】さらに、本発明のインクに用いられる消色
剤は、上記発色剤と顕色剤との化学反応により発色した
状態の化学結合が100℃以上の高温下で崩壊して遊離
した顕色剤と、化学反応により結合し、無色化する機能
を有するものである。このような消色剤としては、塩基
性を有し電子供与性有機物を無色化する機能を有するも
のである。例えば、N−メチル−N′−フェニルアセチ
ルピペラジン、N−フェニル−N′−フェニルアセチル
ピペラジン、N−ラウリル―N′−フェニルアセチルピ
ペラジン、N−ベンジル−N′−フェニルアセチルピペ
ラジン、N−フェニル−N′−p−クロルベンゾイルピ
ペラジン、N−ベンジル−N′−ベンゼンスルホニルピ
ペラジン、N−ステアリル−N′−ベンゼンスルホニル
ピペラジン、N−フェニル−N′−ベンゼンスルホニル
ピペラジン、N,N′−ビス(ベンゼンスルホニル)ピ
ペラジン、N,N′−ビス(p−クロルベンゼンスルホ
ニル)ピペラジン、N−フェニル−N′−ベンゼンスル
ホニルピペラジン、N−ブチル−N′−p−メチルベン
ゼンスルホニルピペラジン、N−ベンゾイルアミノプロ
ピル−N′−ベンゼンスルホニルピペラジン、N−ベン
ゾイルアミノブチル−N′−ベンゼンスルホニルピペラ
ジン、N−ベンゾイルアミノプロピル−N′−ブタンス
ルホニルピペラジン、N,N′−ビス(ブチルスルホニ
ル)ピペラジン、N,N′−ビス(ラウリルスルホニ
ル)ピペラジン、N,N′−ビス(シクロヘキシルスル
ホニル)ピペラジン、N−ブチルスルホニル−N′−ベ
ンゼンスルホニルピペラジン、N−(o−クロロベンゼ
ンスルホニル)−N′−ベンゼンスルホニルピペラジ
ン、N−(o−メチルベンゾイル)−N′−ベンセンス
ルホニルピペラジン、N,N′−ビス(ヘキシロイル)
ピペラジン、N,N′−ビス(シクロヘキシロイル)ピ
ペラジン、N,N′−ビス(p−メチルフェニルアセチ
ル)ピペラジン、N,N′−ビス(フェニルプロピオニ
ル)ピペラジン、N,N′−ビス(ベンゾイル)ピペラ
ジン、N,N′−ビス(m−メチルベンゾイル)ピペラ
ジン、N,N′−ビス(o−ブチリロキシベンゾイル)
ピペラジン、N,N,N′,N′−テトラブチルコハク
酸ジアミド、N,N,N′,N′−テトラステアリルコ
ハク酸ジアミド、N,N,N′,N′−テトラフェニル
アジピン酸ジアミド、N,N,N′,N′−テトラブチ
ルアジピン酸ジアミド、N,N−ジシクロヘキシル−
N′,N′−ジメチルコハク酸ジアミド、N,N′−ジ
シクロヘキシル−N,N′−ジメチルグルタル酸ジアミ
ド、N,N′−ジメチル−N,N′−ジシクロヘキシル
セバシン酸ジアミド、N,N′−ジメチル−N,N′−
ジシクロヘキシルマロン酸ジアミド、N,N,N′,
N′−テトラベンジルアジピン酸ジアミド、アジポイル
ジヒペリドン、サクシニル−ジ−3−クロロ−ε−カプ
ロラクタム、N,N′−テレフタロイルビスピペリジ
ン、N,N′−イソフタロイルビスピペリジン、N,
N′−フタロイルビスモルホリン、N,N′−イソフタ
ロイル−4−フェニルピペラジン、N,N′−フタロイ
ルビスカプロラクタム、N,N′−テレフタロイルビス
−ジブチルアミン、N,N′−イソフタロイル−ジシク
ロヘキシルアミン、N,N′−イソフタロイルビス−ジ
ベンゾイルアミノエチルアミン、N,N−テレフタロイ
ルビス(3−メチルピペリジン)、N,N′−フタロイ
ルビス(4−ベンジルピペラジン)、N,N′−イソフ
タロイルビス(2−メトキシカルボニルピペリジン)、
N,N′−テレフタロイルビス(5−エチル−2−メチ
ルピペリジン)、N,N′−ビス(ベンゾイルアミノブ
チル)ピペラジン、N−(p−クロロベンゾイルアミノ
アミル)−N′−ベンゾイルアミノプロピルピペラジ
ン、N,N′,N″−トリベンゾイル−ジエチレントリ
アミン、N,N′−イソフタロイルジ(N−シクロヘキ
シル−N−メチルアミド)、エチレンジアミン四酢酸テ
トラアニリド、エチレンジアミン四酢酸テトラシクロヘ
キシルアミドなどであり、これらの1種または2種以上
を混合して用いる消色剤の融点は80℃以上であること
が好ましい。これ以下であると画像の保存性が低下す
る。そして消色剤としては、用いた顕色剤と100℃以
上の高温下において反応性の高いものを選択使用するこ
とが好ましい。
【0011】本発明の発色剤、顕色剤、消色剤の配合割
合は、発色剤1重量部に対し、顕色剤は1〜10重量部
を用いることが好ましい。これより顕色剤が少ないとイ
ンクによる画像濃度が不十分になり、多いと成分中に占
める固形分の割合が多くなりすぎて、流動性などインク
特性を損なう。消色剤の量は発色剤1重量部に対し1〜
20重量部を用いることが好ましい。消色剤がこれより
少ないと消色が不十分になり画像が残ってしまい、イン
クの印字濃度が低下する。
【0012】本発明のインクは、上記発色剤、顕色剤、
消色剤、および必要に応じてインクに通常添加される例
えばインク組成物中の固形分を安定に分散させる界面活
性剤、分散安定剤、発色成分の光分解を抑制する紫外線
吸収剤、酸化防止剤などの安定化剤、その他湿潤剤、消
泡剤などを用いることができる。インクに用いる溶媒に
は水が好ましい。溶媒中のインク組成物の濃度は用途に
よって異なるが、0.1〜10重量%の範囲が好まし
い。これ以下では十分な印字濃度が得られず、これ以上
では粘度が高くなりすぎたり、流動性が悪くなり使用が
困難になる。溶媒中に分散されたインク組成物は、10
μm以上の粒子を含まない、サブミクロンオーダーの粒
子であることが好ましい。
【0013】本発明のインクの温度は、用途によって異
なるが、通常0.1〜10重量%の範囲であることが好
ましい。該濃度が0.1重量%未満であると十分な印刷
濃度が得られず、また10重量%を越えるとインクの粘
度が高くなりすぎる。本発明のインクをインクジェット
プリンター用に用いる場合は、該濃度は特に10重量%
以下が好ましい。該濃度が10重量%を越えると目詰ま
り等の不具合が生じる。
【0014】次に本発明のインクジェットプリンターに
ついて説明する。本発明の前記インクを用いたインクジ
ェットプリンターは、給紙機構A、記録機構B、排紙機
構Cを設けたものであり、該記録機構Bは、本発明の前
記インクを用いたものである。そして、このインクジェ
ットプリンターで記録された画像支持体(以下、該画像
支持体および前記インクで画像を記録された画像支持体
を総称して記録済用紙という)の画像は100℃以上に
加熱することにより容易に消去できるため、記録済用紙
は繰り返し使用することができる。
【0015】本発明の前記インクを用いた別のインクジ
ェットプリンターの構成の例を図2に示す。図2に示し
たインクジェットプリンターは記録画像の消去を行うこ
とができる記録消去兼用インクジェットプリンターの例
である。図2において、201は給紙機構Aであり、2
02は加熱機構Bの熱源であり、203は記録機構Bの
記録ヘッドであり、204は排紙機構Cを示す。給紙機
構201には記録済用紙が収納されており、用紙の搬送
経路中に熱源202が記録ヘッド203より手前に設置
されている。
【0016】図2に示すインクジェットプリンターで
は、熱源202と記録ヘッド203が作動状態となって
おり、給紙機構201から搬送される記録済用紙は、熱
源202により画像が消去された後、記録ヘッド203
により新たな画像が記録され、排紙機構204に搬送さ
れる。この時当然のことながら、以前記録された画像は
消去されているので、実質的に新しい用紙に記録した如
き画像が得られる。このように図2に示すインクジェッ
トプリンターにおいては記録と消去を1つの装置で行う
ことができ、記録済用紙を再利用するのに好適なインク
ジェットプリンターである。
【0017】また本発明の前記インクを用いた別のイン
クジェットプリンターの構成例を図3に示す。図3に示
したインクジェットプリンターは図2に示されたインク
ジェットプリンターを改良したものであり、記録と消去
を独立して行うことのできる記録消去兼用インクジェッ
トプリンターの例である。通常インクジェットプリンタ
ーでは、記録済用紙の回収は不特定多数の人間が断続
的、かつ不定期に行う場合が多い。また記録と消去の時
間的需要は必ずしも一致しない場合が多く、一般にプリ
ンターの稼動時間は10%未満であることが殆どであ
り、記録していない時間の方が圧倒的に多い。従って記
録していない時間に回収された記録済用紙の消去を行っ
ておけば、時間の有効活用が可能であり、図3に示した
インクジェットプリンターは、この需要を達成しうる構
成の装置である。
【0018】即ち、図3に示すインクジェットプリンタ
ーは給紙機構Aを記録専用の画像支持体を収納する第1
の給紙機構a1(2011)と、記録済用紙を収納する
第2の給紙機構a2(2012)とで構成し、搬送経路
の長手方向にa2、次いでa1の順に配置したものであ
り、a1から用紙が搬送される場合は記録ヘッド203
のみを作動させ、a2から用紙が搬送される場合は、記
録ヘッド203及び熱源202を作動させる管理手段E
1を設けたものである。
【0019】さらに記録要求を管理する管理手段Gを設
け、プリンターの記録要求がない場合は、回収された記
録済用紙を、給紙機構2012から搬送させ、同時に作
動する熱源202によって記録済用紙を記録消去し、記
録専用の給紙機構2011に収納してもよい。給紙機構
2011は記録のための用紙を収納するためのものであ
り、未使用の記録用紙なども収納してもよい。記録要求
がある場合には、給紙機構2011から記録用紙が搬送
され、記録ヘッド203により、記録が行われ、排紙機
構204により排出される。このように熱源202と記
録ヘッド203とは排他的に動作するように構成しても
よい。この構成によって、給紙機構2011に用紙が不
足した場合でも、給紙機構2012に記録済用紙が収納
されていれば、自動的に補給することができる。
【0020】更に、本発明の前記インクを用いたまた別
のインクジェットプリンターの構成例を図4に示す。図
4に示したインクジェットプリンターは前記図4に示し
たプリンターを更に改良し、給紙機構Aを、a2(20
22)、a3(2021)、a4(2020)の3段にし
たものである。即ち、給紙機構a4(2020)は主に
未使用の記録用紙を、給紙機構a2(2022)には記
録済用紙を収納するものであり、給紙機構a3(202
1)には、a2からの記録済用紙が記録消去された後収
納される。搬送経路長手方向にa2、次いでa3の順に配
置し、a2とa3の間の搬送経路中に熱源202を設けた
ものである。そしてa3又はa4から用紙が搬送される場
合は、記録ヘッド203のみを作動させ、a2から用紙
が搬送される場合は記録ヘッド203及び熱源202を
作動させる管理手段E2、及びa3、a4の選択手段Fと
を設けたものである。
【0021】記録用紙への画像の記録、消去は前記図3
に示したプリンターと同様であるが、図4に示されたプ
リンターにおいては、記録の際に給紙機構2020また
は2021を選択することができる。一般に、対外的文
書などには高い画像品質が要求されるが、それ以外、例
えば社内文書など一般文書に対しては高い画像品質は要
求されない場合が多く、しかも後者場合が文書量として
80%以上占めている。上記給紙機構2020または2
021を選択可能な構成とし、前者の場合は給紙機構2
020を、後者の場合は給紙機構2021を選択するこ
とによって、紙ゴミや省エネルギーなど、オフィスの環
境対策に多大な効果を発揮できる。
【0022】さらに、該図4に示したプリンターも、図
3に示したプリンターと同様に、記録要求を管理する管
理手段Gを設けることにより、プリンターの記録要求が
ない場合は回収された記録済用紙を給紙機構2022か
ら搬送させ、同時に作動する熱源202によって記録済
用紙を記録消去し、給紙機構2021に収納してもよ
い。また、記録要求がある場合には給紙機構2020又
は2021から記録用紙が搬送され、記録ヘッド203
により記録が行われ排紙機構204により排出される。
この場合も、前記同様熱源202と記録ヘッド203と
は排他的に動作するように構成してもよい。この構成に
よって、前記図3のプリンターと同様に用紙を自動的に
補給することができる。
【0023】図2、図3、図4に示した本発明のインク
ジェットプリンターにおいて、熱源202としては、例
えば図5(a)に示すように複写機等の定着装置に使用
されているようなハロゲンヒーター300と中空状の薄
板アルミパイプ301等より構成される熱ヒートローラ
ーか、又は図5(b)に示すようなセラミック等の面状
発熱体303に熱伝導性に優れた部材304による搬送
経路の長手方向に亘って線状な熱源等が用いられる。記
録済用紙1は搬送ガイド302に沿って搬送され、図5
(a)、(b)等の熱源202により記録済用紙1に伝
熱される。この時のニップ長(加熱部分と用紙の接触
長)と用紙の線速(搬送速度)はインクの消去温度の設
計値によって決定される。
【0024】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。
【0025】実施例 発色剤としてクリスタルバイオレットラクトン1重量
部、顕色剤として4,4′−イソプロピリデンジフェノ
ール3重量部および消色剤としてN,N′−イソフタロ
イルジ(N−シクロヘキシル−N−メチルアミド)8重
量部にイタコン酸変性ポリビニルアルコール20重量
部、蒸留水100重量部を混合し、サンドミルを用いて
粒径1〜0.1μmになるまで粉砕分散し、固形分濃度
が3重量%になるように蒸留水を加えさらに分散して本
発明のインクを作製した。
【0026】
【発明の効果】本発明のインクはそれを用いて記録した
画像を熱により容易かつ速やかに消去することができる
ため、該インクを用いることにより、記録用紙を繰り返
し使用することができる。そして、本発明のインキは熱
による無色化に極めて優れているため、これを用いた記
録を消去した再利用の記録用紙には、未使用の記録用紙
と同等の高品質の画像を記録することができる。また、
本発明のインクを用いたインクジェットプリンターは熱
により消去が容易な画像を記録することができ、記録用
紙の再利用に好適なプリンターである。このプリンター
において、記録済用紙を収納する給紙機構を別に設ける
ことによって記録要求のない場合に該給紙機構から用紙
を搬出し、記録消去を行い記録用の給紙機構に収納する
ことによって自動的にに用紙の補給をすることができ
る。また、記録済用紙の記録を消去した再利用の用紙を
収納する給紙機構を別に設けることにより、画像品質の
要求に従って未使用記録用紙又は再利用記録用紙に所望
の記録を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクの発色と消色のメカニズムを説
明するための図
【図2】本発明の記録消去兼用インクジェットプリンタ
ーの例の概略図
【図3】本発明の記録消去兼用インクジェットプリンタ
ーの別の例の概略図
【図4】本発明の記録消去兼用インクジェットプリンタ
ーの他の例の概略図
【図5】本発明の記録消去兼用インクジェットプリンタ
ーの加熱機構の熱源の具体例を示す図
【符号の説明】
100 インク粒 101 発色剤 102 顕色剤 103 消色剤 200 記録消去兼用インクジェットプリンター 201 給紙機構(記録済用紙収納) 202 熱源 203 記録ヘッド 204 排紙機構 2011 記録専用給紙機構 2012 給紙機構(記録済用紙収納) 2020 給紙機構(未使用用紙収納) 2021 給紙機構(記録消去した用紙収納) 2022 給紙機構(記録済用紙収納) 300 ハロゲンヒーター 301 中空状の薄板アルミパイプ 302 搬送ガイド 303 面状発熱体 304 熱伝導性部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも発色剤、顕色剤、消色剤を溶
    剤中に溶解又は分散させたインクであって、40℃以下
    の常温で該発色剤と該顕色剤とが化学反応により結合し
    て発色するものであり、かつ該発色剤と顕色剤との結合
    は100℃以上の高温下で崩壊し、遊離した顕色剤と該
    消色剤とが化学反応により結合して無色化するものであ
    ることを特徴とするインク。
  2. 【請求項2】 少なくとも給紙機構A、記録機構B、排
    紙機構Cとを設けたインクジェットプリンターにおい
    て、インクとして請求項1に記載のインクを用いたこと
    を特徴とするインクジェットプリンター。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のインクジェットプリン
    ターにおいて、給紙機構Aと記録機構Bの間の画像支持
    体の搬送経路中に、さらに選択的に発熱する加熱機構D
    を設けたことを特徴とする記録消去兼用インクジェット
    プリンター。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のインクジェットプリン
    ターにおいて、前記給紙機構Aを、記録専用の画像支持
    体を収納する第1の給紙機構a1と、請求項1に記載の
    インクで記録された画像支持体を収納する第2の給紙機
    構a2とで構成し、画像支持体搬送経路長手方向にa2
    いでa1の順に配置し、a1とa2の間の画像支持体搬送
    経路中に加熱機構Dを設けたものであって、しかもa1
    から画像支持体が搬送される場合には、記録機構Bのみ
    を作動させ、またa2から画像支持体が搬送される場合
    には、記録機構B及び加熱機構Dを作動させる管理手段
    1を設けたとを特徴とする記録消去兼用インクジェッ
    トプリンター。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のインクジェットプリン
    ターにおいて、前記給紙機構Aを、未使用の画像支持体
    を収納する第1の給紙機構a4と、請求項1に記載のイ
    ンクで記録された画像支持体を収納する第2の給紙機構
    2と、a2から搬送された画像支持体の記録消去を行っ
    た画像支持体を収納する第3の給紙機構a3とで構成
    し、画像支持体搬送経路長手方向にa2、次いでa3の順
    に配置し、a2とa3の間の画像支持体搬送経路中に加熱
    機構Dを設けたものであって、しかもa3又はa4からの
    画像支持体が搬送される場合には記録機構Bのみを作動
    させ、またa2から画像支持体が搬送される場合には記
    録機構Bおよび加熱機構Dを作動させる管理手段E
    2と、前記a3又はa4を選択する手段Fとを設けたこと
    を特徴とする記録消去兼用インクジェットプリンター。
  6. 【請求項6】 さらに記録要求を管理する管理手段Gを
    設け、該管理手段からの記録要求がない場合には、第2
    の給紙機構a2から画像支持体を搬送し、加熱機構Dの
    みを作動させて記録消去のみを行い、記録消去した画像
    支持体を第1の給紙機構a1に収納するか、または第3
    の給紙機構a3に収納する手段を設けたことを特徴とす
    る請求項4又は5に記載の記録消去兼用インクジェット
    プリンター。
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