JP2001298688A - デジタルカメラ装置 - Google Patents

デジタルカメラ装置

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JP2001298688A
JP2001298688A JP2000111046A JP2000111046A JP2001298688A JP 2001298688 A JP2001298688 A JP 2001298688A JP 2000111046 A JP2000111046 A JP 2000111046A JP 2000111046 A JP2000111046 A JP 2000111046A JP 2001298688 A JP2001298688 A JP 2001298688A
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Hiroyuki Nagai
広行 永井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 静止画像に付加された音声コメントを明瞭且
つ安定に取り出す。 【解決手段】 外部記録媒体16に記録された画像ファ
イルはインターフェース回路15を通じてメモリ11に
記憶させることができる。そしてこのメモリ11に記憶
された画像ファイルが表示回路12を通じて液晶パネル
13に供給されることによって、外部記録媒体16に記
録された画像ファイルを液晶パネル13に表示すること
ができる。さらに外部記録媒体16に記録される画像フ
ァイルには例えば音声情報を設けることができる。そこ
で外部記録媒体16に記録された画像ファイルに音声情
報が含まれていた場合にはこの音声情報が音声処理回路
5で抽出されてアナログ音声信号に変換される。そして
変換されたアナログ音声信号がアンプ6を通じてスピー
カ7から放音される。これによって外部記録媒体16に
記録される画像ファイルに設けられる音声情報を再生す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば静止画像の
記録再生に使用して好適なデジタルカメラ装置に関す
る。詳しくは、静止画像に音声情報を付加することによ
って良好な静止画像の再生が行われるようにするもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えばデジタルカメラ装置においては、
記録再生される画像ファイルの中に画像以外の情報を合
わせて記録することが可能である。そこで例えば静止画
像に音声情報を付加することで、例えば撮影場所や撮影
日時、被写体の名称などの撮影環境の情報を静止画像の
再生に合わせて音声コメントとして出力することが考え
られている。これによれば、静止画像の再生に合わせて
これらの情報が音声で出力されることで、再生される静
止画像への関心を増加させて、良好な静止画像の再生を
行うことができるものである。
【0003】そこでこのような画像情報に音声情報を付
加する方法としては、例えばMPEG(Moving
Picture coding Experts Gr
oup)方式のような動画像ファイルフォーマットを用
いることが考えられる。しかしながらこのMPEG方式
は元々動画像の記録再生用に考えられたものであり、ソ
フトウェア及びハードウェアの構成が大きなものであっ
て、例えば静止画像の記録再生が基本に考えられている
ようなデジタルカメラ装置には容易に採用できるもので
はない。
【0004】また、例えばMPEG方式で画像情報と共
に音声情報を記録するには、画像情報の撮影と同時に音
声情報を記録することになるが、その場合には周囲の雑
音等が混入する可能性があり、音声が不明瞭で聞き取り
難くなったり、音量が不安定になるなどの恐れがある。
これに対して上述の撮影環境等の情報を出力する場合に
は、音声は聞き取りやすく安定したものであることが望
ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この出願はこのような
点に鑑みて成されたものであって、解決しようとする問
題点は、静止画像に音声コメントを付加しようとする場
合に、従来の装置で用いられている動画像ファイルフォ
ーマットでは、ソフトウェア及びハードウェアの構成が
大きくなり、また音声が不明瞭になったり音量が不安定
になるなどの恐れがあって、例えば静止画像の記録再生
が基本に考えられているようなデジタルカメラ装置には
容易に採用することができなかったというものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本発明において
は、デジタル化された画像情報と共に50音表に従った
音声情報を所定位置に設けた画像ファイルを形成し、こ
の画像ファイル内の音声情報を抽出して音声信号を合成
するようにしたものであって、これによれば、静止画像
に付加された撮影環境等の音声コメントを、簡単な構成
で明瞭且つ安定に取り出すことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】すなわち本発明は、静止画像を撮
影しその画像情報をデジタル化して画像ファイルを形成
すると共に画像ファイルを復元して表示する表示機能が
設けられたデジタルカメラ装置であって、デジタル化さ
れた画像情報と共に50音表に従った音声情報が所定位
置に設けられた画像ファイルが供給され、画像ファイル
内の音声情報を抽出して音声信号を合成する音声合成機
能と、合成された音声信号を出力する出力手段とが設け
られてなるものである。
【0008】以下、図面を参照して本発明を説明する
に、図1は本発明を適用したデジタルカメラ装置の一実
施形態の回路構成を示すブロック図である。なお以下の
説明では、例えばMPEG方式を用いて動画像の記録も
行うことのできる実施形態について説明するが、本発明
において動画像の記録は必須ではない。
【0009】図1において、デジタルカメラ装置の外側
に面して撮影部を形成するレンズ1が設けられ、このレ
ンズ1の内側に設けられる撮像素子(CCD)2にて、
例えば静止画像の撮影が行われる。この撮像素子2で撮
影された画像信号が画像処理回路3に供給されて画像フ
ァイルの生成が行われる。また、デジタルカメラ装置の
外側に面してマイクロフォン4が設けられる。そして例
えばMPEG方式での撮影の際にこのマイクロフォン4
で収音された音声信号が音声処理回路5に供給されて音
声情報の生成が行われる。
【0010】さらにこの音声処理回路5は、例えば音声
情報をアナログ音声信号に変換する機能も有している。
そしてこの音声処理回路5で変換されたアナログ音声信
号がアンプ6で増幅されて、例えばデジタルカメラ装置
の外側に面して設けられたスピーカ7から放音される。
また電源回路8には、例えばデジタルカメラ装置の外側
から着脱可能に設けられるバッテリーパック9で発生さ
れる入力電圧が供給され、この入力電圧からデジタルカ
メラ装置の内部回路を駆動するための安定化電圧電力が
形成される。
【0011】また、デジタルカメラ装置の外側に面して
操作キー群10が設けられる。そしてこの操作キー群1
0の操作に応答して、例えば画像処理回路3で生成され
た画像ファイルがメモリ11に記憶される。さらにこの
メモリ11に記憶された画像ファイルが表示回路12を
通じて液晶パネル13に供給される。これによって、例
えば撮像素子2で撮影された静止画像が液晶パネル13
に表示される。なおこのような操作キー群10の操作に
対する応答等の制御は、例えばマイクロコンピュータ1
4に設けられるプログラムに従って行われる。
【0012】さらにメモリ11に記憶された画像ファイ
ルが、インターフェース回路15を通じて、例えばデジ
タルカメラ装置の外側から着脱可能に設けられる外部記
録媒体16に記録される。これによって、例えば撮像素
子2で撮影された静止画像が液晶パネル13に表示さ
れ、その静止画像が所望のものであったときに、さらに
操作キー群10を操作することによってその静止画像の
画像ファイルを、インターフェース回路15を通じて外
部記録媒体16に記録させることができる。このように
して画像ファイルの外部記録媒体16への記録が行われ
る。
【0013】またこの外部記録媒体16に記録された画
像ファイルは、インターフェース回路15を通じてメモ
リ11に記憶させることもできる。そしてこのメモリ1
1に記憶された画像ファイルが表示回路12を通じて液
晶パネル13に供給されることによって、外部記録媒体
16に記録された画像ファイルを液晶パネル13に表示
することができる。またメモリ11に記憶された画像フ
ァイルが、インターフェース回路15を通じて、例えば
NTSC方式の映像信号の出力端子17に取り出され
る。
【0014】さらに外部記録媒体16に記録される画像
ファイルには、例えば音声情報を設けることができる。
そこで外部記録媒体16に記録された画像ファイルに音
声情報が含まれていた場合には、この音声情報が音声処
理回路5で抽出されてアナログ音声信号に変換される。
そして変換されたアナログ音声信号がアンプ6を通じて
スピーカ7から放音されると共に、インターフェース回
路15を通じて音声信号の出力端子18に取り出され
る。これによって、外部記録媒体16に記録される画像
ファイルに設けられる音声情報を再生することができ
る。
【0015】なお、図2には本発明を適用したデジタル
カメラ装置の一実施形態の外観の構成を示す。すなわち
図2のAは、デジタルカメラ装置の前面及び底面を示し
たものであって、前面にはレンズ1とマイクロフォン4
が外側に面して設けられ、底面にはバッテリーパック9
を着脱可能にするための開閉部が設けられる。また図2
のBは、デジタルカメラ装置の背面、上面及び側面を示
したものであって、背面には液晶パネル13とスピーカ
7が外側に面して設けられる。さらに上面には操作キー
群10と、側面には出力端子17及び18が設けられ
る。
【0016】そしてこのデジタルカメラ装置において、
底面には図2のBに示すように外部記録媒体16を着脱
可能にするための開閉部が設けられ、この外部記録媒体
16に撮像素子2で撮影された静止画像の画像ファイル
の記録が行われる。またこの外部記録媒体16に記録さ
れた画像ファイルが再生されて液晶パネル13に表示さ
れる。そしてこれらの外部記録媒体16への画像ファイ
ルの記録、及び外部記録媒体16からの画像ファイルの
再生の制御が、デジタルカメラ装置の上面に設けられる
操作キー群10によって行われる。
【0017】すなわちデジタルカメラ装置の上面に設け
られる操作キー群10には、例えば図3に示すように電
源のオンオフを制御する電源キー10a、再生(PLA
Y)と静止画像撮影(STILL)と動画像撮影(MO
VIE)の切替えを行う切替キー10b、シャッターキ
ー10cが設けられる。また再生画像の順送りを行うF
Wキー10d、再生画像の逆送りを行うRVキー10e
が設けられる。さらに音声コメントの出力を制御するコ
メントキー10fが設けられる。そしてこれらの操作キ
ー群10を用いて上述した画像ファイルの記録再生が行
われる。
【0018】さらにこれらの操作キー群10の操作によ
って外部記録媒体16に記録された画像ファイルに対し
て、例えば任意のパーソナルコンピュータ(図示せず)
を用いて音声情報の書き込みが行われる。すなわちこの
音声情報は、例えば図4に示すような50音表に従っ
て、音声コメントを例えば「フジサンヲハイケイニシテ
サツエイシマシタ」としたい場合には、“1C 35
0B 2E 2D 1A02 09 16 0C 13
0B 12 04 02 0C 1F 0C10 F
F”の16進値データが形成される。
【0019】また、この音声コメントでは、例えば1番
目の「フ」、6番目の「ハ」、14〜16番目の「ツエ
イ」、18番目の「マ」、20番目の「タ」の音声にア
クセントを置くと音質を向上させることができる。そこ
でこれらの音声にアクセントを置くための識別として、
例えば16進値の最上位ビットに“1”を加えることに
よって、“9C 35 0B 2E 2D 9A 02
09 16 0C13 0B 92 84 82 0
C 9F 0C 90 FF”の16進値データに変換
される。
【0020】一方、外部記録媒体16に記録された画像
ファイルが例えばExifファイル形式の場合には、そ
のファイルフォーマットは例えば図5に示すようになっ
ている。
【0021】ここでアドレス“00〜15”はExif
ファイルの開始を示す。アドレス“16〜21”はMa
keTagを示す。アドレス“22〜2D”はMode
lTagを示す。アドレス“2E〜39”はOrien
tationTagを示す。アドレス“3A〜46”は
XResolutionTagを示す。アドレス“47
〜52”はYResolutionTagを示す。アド
レス“53〜60”はResolutionUnitT
agを示す。アドレス“6A〜75”はDateTim
eTagを示す。
【0022】またアドレス“76〜81”はYCbCr
PositioningTagを示す。アドレス“82
〜8D”はExifIFDPointerTagを示
す。アドレス“8E〜91”はNextOffsetT
agを示す。アドレス“92〜97”はMakeを示
す。アドレス“98〜A5”はModelを示す。アド
レス“A6〜AD”はXResolutionを示す。
アドレス“AE〜B5”はYResolutionを示
す。アドレス“B6〜C9”は日付であって、この例で
は2000年1月1日を示す。
【0023】そして通常のフォーマットでは、アドレス
“CA〜F3”には最初にノーマルソフト(NORMA
LSOFT)であることを示す“4E 4F 52 4
D41 4C 53 4F 46 54 30”のデー
タが設けられて、以下のデータは“00”とされる。さ
らにアドレス“F4”以降にExifのファイルデータ
(ExifFD)が設けられる。このようにして例えば
Exifファイル形式の通常の画像ファイルが形成され
る。なお、以上のフォーマットはExifファイル形式
として周知のものである。
【0024】これに対して音声情報の書き込みを行う場
合には、例えば図6に示すように上述のアドレス“CA
〜F3”の最初に、サウンドソフト(SOUNDSOF
T)であることを示す例えば“53 4F 55 4E
44 53 4F 4654 3A”が設けられる。
そしてこれに続いて上述の音声コメントの“9C35
0B 2E 2D 9A 02 09 16 0C 1
3 0B 9284 82 0C 9F 0C 90
FF”の16進値データが設けられて、以下のデータは
“00”とされる。
【0025】このようにして、例えばExifファイル
形式の画像ファイルの中に音声コメントを形成する音声
情報の書き込みが行われる。そしてさらにこの音声情報
の再生を行う場合には、上述の音声処理回路5で音声情
報をアナログ音声信号に変換する機能として、例えば図
7に示すような構成が設けられる。
【0026】すなわち音声には母音のように声帯の振動
を伴う有声音と、子音のように声帯の振動を伴わない無
声音がある。そこで有声音を発声させる時の音源として
音源パルス発生器71から出力されるパルスデータを使
用し、無声音を発声させる時にはノイズ発生器72から
出力されるノイズデータを使用する。また、口、舌など
の声道に相当するのがフィルタ75である。そして声道
の変化はフィルタ係数の変更に置き換えることができ、
この係数を変更することによって50音及びアクセント
有無を各々任意に音声出力することが可能となる。
【0027】そこで上述の音源パルス発生器71からの
パルスデータと、ノイズ発生器72からのノイズデータ
とがスイッチ73に供給され、このスイッチ73が上述
の画像ファイルから抽出される音声情報の有声音と無声
音を表すデジタルデータに従って切り換えられる。さら
にこのスイッチ73で切り換えられた信号が、増幅器7
4を通じてフィルタ75に供給され、このフィルタ75
の係数が、上述の画像ファイルから抽出される音声情報
の50音及びアクセント有無のデジタルデータに従って
変更される。
【0028】このようにして、有声音、無声音で構成さ
れる50音及びアクセント有無の発声を可能にする音声
信号のD/A変換を実現することができる。そしてこの
ような音声処理機能が音声処理回路5に設けられること
により、形成されたアナログ音声信号が上述のアンプ6
を通じてスピーカ7から放音されると共に、インターフ
ェース回路15を通じて音声信号の出力端子18に取り
出される。これによって、外部記録媒体16に記録され
る画像ファイルに設けられる音声情報の再生を行うこと
ができる。
【0029】従ってこの実施形態において、デジタル化
された画像情報と共に50音表に従った音声情報を所定
位置に設けた画像ファイルを形成し、この画像ファイル
内の音声情報を抽出して音声信号を合成することによっ
て、静止画像に付加された撮影環境等の音声コメント
を、簡単な構成で明瞭且つ安定に取り出すことができる
ものである。
【0030】これによって、静止画像に音声コメントを
付加しようとする場合に、従来の装置で用いられている
動画像ファイルフォーマットでは、ソフトウェア及びハ
ードウェアの構成が大きくなり、また音声が不明瞭にな
ったり音量が不安定になるなどの恐れがあって、例えば
静止画像の記録再生が基本に考えられているようなデジ
タルカメラ装置には容易に採用することができなかたも
のを、本発明によればこれらの問題点を容易に解消する
ことができるものである。
【0031】なお上述の実施形態において、画像ファイ
ルの形式はExifファイル形式に限らず、例えばJP
EG(Joint Photographic Ima
gecoding Experts Group)方式
においても、そのヘッダー部のアプリケーション領域等
に使用ソフトウェア名または音声情報を記録することが
できる。あるいはその他の画像ファイル形式を用いて上
述の音声情報の記録を行うこともできる。そしてこれら
の記録された音声情報を上述の装置において再生するこ
とができる。
【0032】また上述の実施形態においては、操作キー
群10の中にコメントキー10fが設けられているの
で、例えば音声コメントが不要のときや放音が禁止され
ているときには音声コメントの再生を停止することがで
きる。
【0033】さらに上述の実施形態において、画像ファ
イルの中でアドレス“CA〜F3”の最初に設けられる
サウンドソフト(SOUNDSOFT)であることを示
すデータを判別して、音声情報が記録されていることを
示す表示を行うようにしてもよい。こうすることによ
り、例えばノーマルソフトの再生のときに音声情報が再
生されないことによって生じる誤解等の恐れを解消する
ことができる。
【0034】また上述の実施形態において、例えばMP
EG方式を用いて動画像の記録再生も行うことができる
場合には、音声コメントの再生のためのアンプ6やスピ
ーカ7等は、動画像に伴う音声信号の再生に兼用するこ
とができ、回路構成を簡略化することができる。
【0035】こうして上述のデジタルカメラ装置によれ
ば、静止画像を撮影しその画像情報をデジタル化して画
像ファイルを形成すると共に画像ファイルを復元して表
示する表示機能が設けられ、デジタル化された画像情報
と共に50音表に従った音声情報が所定位置に設けられ
た画像ファイルが供給され、画像ファイル内の音声情報
を抽出して音声信号を合成する音声合成機能と、合成さ
れた音声信号を出力する出力手段とが設けられることに
より、静止画像に付加された撮影環境等の音声コメント
を、簡単な構成で明瞭且つ安定に取り出すことができる
ものである。
【0036】なお本発明は、上述の説明した実施の形態
に限定されるものではなく、本発明の精神を逸脱するこ
となく種々の変形が可能とされるものである。
【0037】
【発明の効果】従って請求項1の発明によれば、デジタ
ル化された画像情報と共に50音表に従った音声情報を
所定位置に設けた画像ファイルを形成し、この画像ファ
イル内の音声情報を抽出して音声信号を合成することに
よって、静止画像に付加された撮影環境等の音声コメン
トを、簡単な構成で明瞭且つ安定に取り出すことができ
るものである。
【0038】また、請求項2の発明によれば、音声情報
にはアクセントに係わる情報が付加され、音声合成機能
ではアクセントに係わる情報を用いて音声信号の合成が
行われることによって、再生される音声信号音質を向上
させることができるものである。
【0039】さらに請求項3の発明によれば、合成され
た音声信号を出力するか否かを選択する選択手段が設け
られることによって、例えば音声コメントが不要のとき
には音声コメントの再生を停止することができるもので
ある。
【0040】また、請求項4の発明によれば、画像ファ
イル内の音声情報の有無を表示する表示手段が設けられ
ることによって、例えばノーマルソフトの再生のときに
音声情報の無いことによって誤解等が生じる恐れを解消
することができるものである。
【0041】また、請求項5の発明によれば、動画像の
再生機能が設けられ、動画像に付随する音声信号の出力
手段と合成された音声信号の出力手段とが兼用されるこ
とによって、回路構成を簡略化することができるもので
ある。
【0042】これによって、静止画像に音声コメントを
付加しようとする場合に、従来の装置で用いられている
動画像ファイルフォーマットでは、ソフトウェア及びハ
ードウェアの構成が大きくなり、また音声が不明瞭にな
ったり音量が不安定になるなどの恐れがあって、例えば
静止画像の記録再生が基本に考えられているようなデジ
タルカメラ装置には容易に採用することができなかたも
のを、本発明によればこれらの問題点を容易に解消する
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデジタルカメラ装置の一実施形態
を示すブロック図である。
【図2】本発明によるデジタルカメラ装置の一実施形態
の外観を示す構成図である。
【図3】その説明のための要部の構成図である。
【図4】その説明のための50音表を示す線図である。
【図5】ノーマルソフトのファイルフォーマットを示す
線図である。
【図6】サウンドソフトのファイルフォーマットを示す
線図である。
【図7】音声情報をアナログ音声信号に変換する機能の
ブロック図である。
【符号の説明】 1…レンズ、2…撮像素子、3…画像処理回路、4…マ
イクロフォン、5…音声処理回路、6…アンプ、7…ス
ピーカ、8…電源回路、9…バッテリーパック、10…
操作キー群、11…メモリ、12…表示回路、13…液
晶パネル、14…マイクロコンピュータ、15…インタ
ーフェース回路、16…外部記録媒体、17…NTSC
方式の映像信号の出力端子、18…音声信号の出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/225 G10L 3/00 Q 5/907 5/04 F 5/91 H04N 5/91 R // H04N 101:00 J Fターム(参考) 5C022 AA13 AB68 AC01 AC13 AC18 AC32 AC69 AC71 AC72 CA00 5C052 AA03 AA17 AB04 CC11 DD02 DD06 EE02 EE03 GA02 GA07 GB07 GC05 5C053 FA10 FA23 FA27 GB11 GB38 JA03 JA16 KA04 KA21 KA24 LA01 5D045 AA09 AB30

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静止画像を撮影しその画像情報をデジタ
    ル化して画像ファイルを形成すると共に前記画像ファイ
    ルを復元して表示する表示機能が設けられたデジタルカ
    メラ装置であって、 前記デジタル化された画像情報と共に50音表に従った
    音声情報が所定位置に設けられた前記画像ファイルが供
    給され、 前記画像ファイル内の前記音声情報を抽出して音声信号
    を合成する音声合成機能と、 前記合成された音声信号を出力する出力手段とが設けら
    れたことを特徴とするデジタルカメラ装置。
  2. 【請求項2】 前記音声情報にはアクセントに係わる情
    報が付加され、 前記音声合成機能では前記アクセントに係わる情報を用
    いて前記音声信号の合成が行われることを特徴とする請
    求項1記載のデジタルカメラ装置。
  3. 【請求項3】 前記合成された音声信号を出力するか否
    かを選択する選択手段が設けられることを特徴とする請
    求項1記載のデジタルカメラ装置。
  4. 【請求項4】 前記画像ファイル内の前記音声情報の有
    無を表示する表示手段が設けられることを特徴とする請
    求項1記載のデジタルカメラ装置。
  5. 【請求項5】 動画像の再生機能が設けられ、 前記動画像に付随する音声信号の出力手段と前記合成さ
    れた音声信号の出力手段とが兼用されることを特徴とす
    る請求項1記載のデジタルカメラ装置。
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