JP3452788B2 - 写真フィルムの映像を歌詞の背景に表示するカラオケ装置 - Google Patents
写真フィルムの映像を歌詞の背景に表示するカラオケ装置Info
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- JP3452788B2 JP3452788B2 JP05847398A JP5847398A JP3452788B2 JP 3452788 B2 JP3452788 B2 JP 3452788B2 JP 05847398 A JP05847398 A JP 05847398A JP 5847398 A JP5847398 A JP 5847398A JP 3452788 B2 JP3452788 B2 JP 3452788B2
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- photographic film
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はカラオケ装置に関す
るものであり、より具体的には、写真フィルムの映像を
歌詞の背景に表示するカラオケ装置に関する。
るものであり、より具体的には、写真フィルムの映像を
歌詞の背景に表示するカラオケ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のカラオケ装置は、カラオケ楽曲の
カラオケデータを処理して伴奏音楽と歌詞画像をスピー
カとディスプレイに同期して出力する。その一方で、ビ
デオＣＤなどの内部映像格納部に記憶された映像情報を
処理してムード映像を再生する。このムード映像を背景
映像として歌詞画像をスーパーインポーズ表示する。
カラオケデータを処理して伴奏音楽と歌詞画像をスピー
カとディスプレイに同期して出力する。その一方で、ビ
デオＣＤなどの内部映像格納部に記憶された映像情報を
処理してムード映像を再生する。このムード映像を背景
映像として歌詞画像をスーパーインポーズ表示する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】カラオケ装置のディス
プレイに表示される背景映像の内容は、当然のことなが
らカラオケ利用者とは全く関係がない。そのため、カラ
オケ会場において背景映像を見て楽しむという人は少な
いであろう。
プレイに表示される背景映像の内容は、当然のことなが
らカラオケ利用者とは全く関係がない。そのため、カラ
オケ会場において背景映像を見て楽しむという人は少な
いであろう。
【０００４】ここで、カラオケボックスなど同伴者毎に
カラオケを利用する場合を想定する。この場合、カラオ
ケ利用者はカラオケの場を単なる歌唱目的で利用すると
いうより、同伴者同士の親睦を深めることを目的として
利用していると言うことができる。このことを考える
と、背景映像として同伴者に共通した映像を表示すれ
ば、より親睦が深まることが期待できる。
カラオケを利用する場合を想定する。この場合、カラオ
ケ利用者はカラオケの場を単なる歌唱目的で利用すると
いうより、同伴者同士の親睦を深めることを目的として
利用していると言うことができる。このことを考える
と、背景映像として同伴者に共通した映像を表示すれ
ば、より親睦が深まることが期待できる。
【０００５】確かに、カラオケ装置の中には外部映像入
力端子を備えているものもある。そして、この端子とビ
デオテーププレーヤなどのビデオ出力端子などを接続す
ることによって、利用者が用意したビデオテープの内容
を背景映像として表示することができる。
力端子を備えているものもある。そして、この端子とビ
デオテーププレーヤなどのビデオ出力端子などを接続す
ることによって、利用者が用意したビデオテープの内容
を背景映像として表示することができる。
【０００６】しかし、ビデオカメラの普及率を考えると
全ての利用者が必ずしも背景映像として利用するための
ビデオテープを用意できるとは限らない。また、そのビ
デオテープにしてもカラオケ会場で表示させたい映像を
整理して収録しておく必要がある。そのためには高価な
編集機器や煩雑な編集作業が必要となる。さもなくば、
興味のない映像も含めて全部の収録映像を垂れ流すしか
ない。
全ての利用者が必ずしも背景映像として利用するための
ビデオテープを用意できるとは限らない。また、そのビ
デオテープにしてもカラオケ会場で表示させたい映像を
整理して収録しておく必要がある。そのためには高価な
編集機器や煩雑な編集作業が必要となる。さもなくば、
興味のない映像も含めて全部の収録映像を垂れ流すしか
ない。
【０００７】その点、写真フィルムであれば誰でも用意
することができる。さらに、特別な編集作業をしなくて
もコマ単位で所望の写真画像を指定できる。
することができる。さらに、特別な編集作業をしなくて
もコマ単位で所望の写真画像を指定できる。
【０００８】そこで本発明は、利用者が用意した写真フ
ィルムの写真画像を簡単な操作で背景映像として表示で
きる全く新規なカラオケ装置を提供することを目的とし
ている。
ィルムの写真画像を簡単な操作で背景映像として表示で
きる全く新規なカラオケ装置を提供することを目的とし
ている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この発明に係るカラオケ
装置は、つぎの事項（１）〜（６）により特定されるも
のである。 （１）内部映像格納部と、フィルムスキャナ装置と、予
約手段とを備え、映像源切替処理と、スキャナ制御処理
とを行い、歌詞字幕に背景映像を合成表示するカラオケ
装置であること （２）内部映像格納部は、カラオケ用のムード映像情報
を格納すること （３）フィルムスキャナ装置は、利用者が写真フィルム
を着脱でき、装着された写真フイルムを１コマずつ読み
取って映像信号に変換すること （４）予約手段は、楽曲番号に写真表示命令を付随させ
て演奏予約可能であること （５）映像源切替処理は、楽曲番号に写真表示命令がな
い予約曲の演奏時にはムード映像情報を背景映像として
出力し、楽曲番号に写真表示命令が付いた予約曲の演奏
に際してスキャナ制御処理を行うこと （６）スキャナ制御処理は、予約曲の演奏に先だって写
真フィルムが装着されているか否か判断し、装着されて
いなければ装着を促す表示をさせ、装着を確認すると写
真フィルムによる映像信号を背景映像として出力するこ
と
装置は、つぎの事項（１）〜（６）により特定されるも
のである。 （１）内部映像格納部と、フィルムスキャナ装置と、予
約手段とを備え、映像源切替処理と、スキャナ制御処理
とを行い、歌詞字幕に背景映像を合成表示するカラオケ
装置であること （２）内部映像格納部は、カラオケ用のムード映像情報
を格納すること （３）フィルムスキャナ装置は、利用者が写真フィルム
を着脱でき、装着された写真フイルムを１コマずつ読み
取って映像信号に変換すること （４）予約手段は、楽曲番号に写真表示命令を付随させ
て演奏予約可能であること （５）映像源切替処理は、楽曲番号に写真表示命令がな
い予約曲の演奏時にはムード映像情報を背景映像として
出力し、楽曲番号に写真表示命令が付いた予約曲の演奏
に際してスキャナ制御処理を行うこと （６）スキャナ制御処理は、予約曲の演奏に先だって写
真フィルムが装着されているか否か判断し、装着されて
いなければ装着を促す表示をさせ、装着を確認すると写
真フィルムによる映像信号を背景映像として出力するこ
と
【００１０】
【００１１】
【００１２】
【発明の実施の形態】＝＝＝カラオケ装置の基本的な構
成と動作＝＝＝ 図１は本発明の実施例におけるカラオケ装置の構成図を
示している。内部にＣＰＵ、ＲＡＭ、ＲＯＭを含む中央
制御部１１が周辺各構成部に対しデータバス１００や制
御バス１１０を介してデータ通信や各種制御を行ってこ
のカラオケ装置１を統括している。
成と動作＝＝＝ 図１は本発明の実施例におけるカラオケ装置の構成図を
示している。内部にＣＰＵ、ＲＡＭ、ＲＯＭを含む中央
制御部１１が周辺各構成部に対しデータバス１００や制
御バス１１０を介してデータ通信や各種制御を行ってこ
のカラオケ装置１を統括している。
【００１３】ハードディスク装置１２はカラオケ楽曲の
伴奏音楽と歌詞画像を生成するためのカラオケデータを
多数曲分蓄積している。中央制御部１１はリモコン送信
器１７や操作パネル１８から入力されたリクエスト入力
を操作制御部１９を介して受け取ると、そのリクエスト
入力順に従って該当のカラオケデータを順次処理してい
く。すなわち、リクエスト楽曲に対応するカラオケデー
タをハードディスク装置１２から取りだし、伴奏音楽生
成データ（ＭＩＤＩデータなど）をシンセサイザ１３に
転送し、伴奏音楽を生成させる。この伴奏音楽はミキシ
ングアンプ１４でマイクロホン１５より入力された歌唱
音声と混合されてスピーカ１６に出力される。
伴奏音楽と歌詞画像を生成するためのカラオケデータを
多数曲分蓄積している。中央制御部１１はリモコン送信
器１７や操作パネル１８から入力されたリクエスト入力
を操作制御部１９を介して受け取ると、そのリクエスト
入力順に従って該当のカラオケデータを順次処理してい
く。すなわち、リクエスト楽曲に対応するカラオケデー
タをハードディスク装置１２から取りだし、伴奏音楽生
成データ（ＭＩＤＩデータなど）をシンセサイザ１３に
転送し、伴奏音楽を生成させる。この伴奏音楽はミキシ
ングアンプ１４でマイクロホン１５より入力された歌唱
音声と混合されてスピーカ１６に出力される。
【００１４】一方、カラオケデータ中の歌詞描出データ
を伴奏音楽の生成処理に同期してビデオＲＡＭ２０に転
送し、歌詞画像を順次ビットマップ展開させる。映像制
御部２１はこの歌詞画像をビデオＣＤプレーヤ２２から
出力される背景映像にスーパーインポーズしてディスプ
レイ２３に出力する。
を伴奏音楽の生成処理に同期してビデオＲＡＭ２０に転
送し、歌詞画像を順次ビットマップ展開させる。映像制
御部２１はこの歌詞画像をビデオＣＤプレーヤ２２から
出力される背景映像にスーパーインポーズしてディスプ
レイ２３に出力する。
【００１５】なお、カラオケ装置１はフィルムスキャナ
装置３０が付随しており、このスキャナ装置３０に現像
済みの写真フィルムを装着することで写真フィルム上の
適宜なコマの写真画像を歌詞画像の背景映像としてディ
スプレイ２３に表示できるようになっている。以下、こ
の写真表示機能について説明する。
装置３０が付随しており、このスキャナ装置３０に現像
済みの写真フィルムを装着することで写真フィルム上の
適宜なコマの写真画像を歌詞画像の背景映像としてディ
スプレイ２３に表示できるようになっている。以下、こ
の写真表示機能について説明する。
【００１６】＝＝＝写真表示機能＝＝＝
フィルムスキャナ装置の構成
図２はフィルムスキャナ装置３０の構成を示している。
スキャナ制御部３１は内部にＣＰＵ、ＲＡＭ、ＲＯＭを
含むマイコンであり、カラオケ装置本体１の中央制御部
１１とデータバス１００や制御バス１１０を介して各種
データ通信を行うとともに、各構成部と各種データ通信
を行うことでフィルムスキャナ装置３０を統括してい
る。
スキャナ制御部３１は内部にＣＰＵ、ＲＡＭ、ＲＯＭを
含むマイコンであり、カラオケ装置本体１の中央制御部
１１とデータバス１００や制御バス１１０を介して各種
データ通信を行うとともに、各構成部と各種データ通信
を行うことでフィルムスキャナ装置３０を統括してい
る。
【００１７】フィルム装着部３２を一体的に備えたフィ
ルムローディング部３３はＡＰＳ（Advanced photo sys
tem ）の規格に対応したデータ読み取り手段やフィルム
ローディング機構を備えている。すなわち、ＡＰＳフィ
ルムカートリッジ（以下、カートリッジ）４０をフィル
ム装着部３２にドロップイン方式で装填すると、カート
リッジ４０のデータディスクからフィルム枚数（全コマ
数）などのデータを読みとってスキャナ制御部３１に転
送する。また、スキャナ制御部３１からの制御信号を受
け取ってカートリッジ４０内の写真フィルム（以下、フ
ィルム）４１を引き出したり巻き戻したりして、所定の
コマを読み取り窓３５の位置に合わせる。
ルムローディング部３３はＡＰＳ（Advanced photo sys
tem ）の規格に対応したデータ読み取り手段やフィルム
ローディング機構を備えている。すなわち、ＡＰＳフィ
ルムカートリッジ（以下、カートリッジ）４０をフィル
ム装着部３２にドロップイン方式で装填すると、カート
リッジ４０のデータディスクからフィルム枚数（全コマ
数）などのデータを読みとってスキャナ制御部３１に転
送する。また、スキャナ制御部３１からの制御信号を受
け取ってカートリッジ４０内の写真フィルム（以下、フ
ィルム）４１を引き出したり巻き戻したりして、所定の
コマを読み取り窓３５の位置に合わせる。
【００１８】光源やレンズなどを含む光学系３４と２次
元ＣＣＤ３６が読み取り窓３６に対して向かい合った位
置に配設されている。光学系からの光が読み取り窓３５
を通してフィルム４１を透過することで、この位置にあ
るコマの写真画像がＣＣＤ３６上に結像する。
元ＣＣＤ３６が読み取り窓３６に対して向かい合った位
置に配設されている。光学系からの光が読み取り窓３５
を通してフィルム４１を透過することで、この位置にあ
るコマの写真画像がＣＣＤ３６上に結像する。
【００１９】ＣＣＤ３６は、この写真画像の光学情報に
相当する電気信号を発生する。画像処理部３７は、内部
にビデオＡ／Ｄコンバータ、ビデオＤ／Ａコンバータお
よびビデオＲＡＭなどを含み、ＣＣＤ３６で光電気変換
された信号をサンプリングして処理し、デジタルデータ
化された写真画像を内部のビデオＲＡＭにビットマップ
展開する。そして、このビットマップ画像をＮＴＳＣ規
格の映像信号に変換して出力する。
相当する電気信号を発生する。画像処理部３７は、内部
にビデオＡ／Ｄコンバータ、ビデオＤ／Ａコンバータお
よびビデオＲＡＭなどを含み、ＣＣＤ３６で光電気変換
された信号をサンプリングして処理し、デジタルデータ
化された写真画像を内部のビデオＲＡＭにビットマップ
展開する。そして、このビットマップ画像をＮＴＳＣ規
格の映像信号に変換して出力する。
【００２０】なお、本実施例では２次元のＣＣＤを使用
するタイプのフィルムスキャナ装置としているが、１次
元（ライン）ＣＣＤを使用してこのＣＣＤがフィルム上
を走査することで写真画像を読み取るタイプとしてもよ
い。
するタイプのフィルムスキャナ装置としているが、１次
元（ライン）ＣＣＤを使用してこのＣＣＤがフィルム上
を走査することで写真画像を読み取るタイプとしてもよ
い。
【００２１】カラオケ楽曲の演奏時における写真表示
機能の動作 本実施例では、利用者があるカラオケ楽曲の演奏中に写
真表示機能を作動させたい場合、リモコン送信器１７や
操作パネル１８から演奏予約用の一連の楽曲番号に引き
続いて所定の操作キーを押す。それにより、写真表示機
能の作動命令が楽曲番号とともに操作制御部１９および
データバス１００を介して中央制御部１１に転送され
る。中央制御部１１は、この命令を受けて、当該楽曲を
演奏処理するときは写真表示機能を作動させるものとし
て演奏予約処理する。もちろん、該当の楽曲が演奏を開
始する直前など適宜な時期にカートリッジ４０をフィル
ム装着部３２に装填すると自動的にその直後の楽曲演奏
時にこの機能が作動するようにしてもよい。
機能の動作 本実施例では、利用者があるカラオケ楽曲の演奏中に写
真表示機能を作動させたい場合、リモコン送信器１７や
操作パネル１８から演奏予約用の一連の楽曲番号に引き
続いて所定の操作キーを押す。それにより、写真表示機
能の作動命令が楽曲番号とともに操作制御部１９および
データバス１００を介して中央制御部１１に転送され
る。中央制御部１１は、この命令を受けて、当該楽曲を
演奏処理するときは写真表示機能を作動させるものとし
て演奏予約処理する。もちろん、該当の楽曲が演奏を開
始する直前など適宜な時期にカートリッジ４０をフィル
ム装着部３２に装填すると自動的にその直後の楽曲演奏
時にこの機能が作動するようにしてもよい。
【００２２】中央制御部１１は、該当の楽曲の演奏処理
に先だって、フィルム装着部３２にカートリッジ４０が
装填されているかどうかをスキャナ制御部３１に問い合
わせる。もしカートリッジ４０が装填されていない旨の
データが返送されてきたときは通常の背景映像を表示す
るモードによってこの楽曲の演奏処理を開始する。もち
ろん、カートリッジ４０の装填を促す表示をするための
制御を行ってもよい。
に先だって、フィルム装着部３２にカートリッジ４０が
装填されているかどうかをスキャナ制御部３１に問い合
わせる。もしカートリッジ４０が装填されていない旨の
データが返送されてきたときは通常の背景映像を表示す
るモードによってこの楽曲の演奏処理を開始する。もち
ろん、カートリッジ４０の装填を促す表示をするための
制御を行ってもよい。
【００２３】カートリッジ４０の装填を確認すると、ま
ず、映像制御部２１の映像信号入力をフィルムスキャナ
装置３０側の系統に切り替えさせる。つぎに、この楽曲
の演奏時間をカラオケデータ中から取得し、全コマ数を
スキャナ制御部３１から受け取る。そして、演奏時間を
全コマ数で割った時間を各コマの表示時間として設定す
る。
ず、映像制御部２１の映像信号入力をフィルムスキャナ
装置３０側の系統に切り替えさせる。つぎに、この楽曲
の演奏時間をカラオケデータ中から取得し、全コマ数を
スキャナ制御部３１から受け取る。そして、演奏時間を
全コマ数で割った時間を各コマの表示時間として設定す
る。
【００２４】演奏処理を開始するとスキャナ制御部３１
に対し、設定した表示時間間隔でフィルム４１上の最初
のコマから１コマずつその写真画像を順次読み取ってそ
の映像信号を順次出力させるように指示する。スキャナ
制御部３１はフィルムローディング部３３を制御し、指
示された表示時間間毎に１コマ分だけ順次フィルム４１
を繰り出させる。また、画像処理部３７を制御してコマ
を切り替える毎にビデオＲＡＭ内のデータを更新させ、
そのコマの写真画像の映像信号を順次出力させる。
に対し、設定した表示時間間隔でフィルム４１上の最初
のコマから１コマずつその写真画像を順次読み取ってそ
の映像信号を順次出力させるように指示する。スキャナ
制御部３１はフィルムローディング部３３を制御し、指
示された表示時間間毎に１コマ分だけ順次フィルム４１
を繰り出させる。また、画像処理部３７を制御してコマ
を切り替える毎にビデオＲＡＭ内のデータを更新させ、
そのコマの写真画像の映像信号を順次出力させる。
【００２５】なお、スキャナ制御部３１がコマの切替時
にその旨を示すデータを送出することで、中央制御部１
１が映像制御部２１に対しフェードイン／アウトなどの
適宜な映像表現で各写真画像を切り替えさせるように制
御してもよい。
にその旨を示すデータを送出することで、中央制御部１
１が映像制御部２１に対しフェードイン／アウトなどの
適宜な映像表現で各写真画像を切り替えさせるように制
御してもよい。
【００２６】＝＝＝その他＝＝＝
上記実施例においてフィルムスキャナ装置はＡＰＳに対
応しているが、通常の３５ｍｍフィルムに対応させるこ
とも可能である。例えば、所定コマ数毎にフィルムが分
断された現像済みのネガフィルムであれば、パーソナル
コンピュータ用の周辺装置として利用されている普通の
フィルムスキャナ装置のように、この分断フィルム上の
コマ数分の読み取り窓を設けたトレイを使用したローデ
ィング機構を採用することが考えられる。
応しているが、通常の３５ｍｍフィルムに対応させるこ
とも可能である。例えば、所定コマ数毎にフィルムが分
断された現像済みのネガフィルムであれば、パーソナル
コンピュータ用の周辺装置として利用されている普通の
フィルムスキャナ装置のように、この分断フィルム上の
コマ数分の読み取り窓を設けたトレイを使用したローデ
ィング機構を採用することが考えられる。
【００２７】図３はそのローディング機構の概略を示し
ている。各コマの位置が読み取り窓３６に合うようにフ
ィルム４１がトレイ５０上に装着されており、このトレ
イ５０を前後に移動させて所定のコマをＣＣＤ３５の読
み取り領域に合わせることで所定のコマの写真画像を読
み取っている。また、スライドフィルムなどコマの１つ
１つが分離されているフィルムであれば、スライドプロ
ジェクタなどに利用されているマガジンタイプのローデ
ィング機構を採用すればよい。
ている。各コマの位置が読み取り窓３６に合うようにフ
ィルム４１がトレイ５０上に装着されており、このトレ
イ５０を前後に移動させて所定のコマをＣＣＤ３５の読
み取り領域に合わせることで所定のコマの写真画像を読
み取っている。また、スライドフィルムなどコマの１つ
１つが分離されているフィルムであれば、スライドプロ
ジェクタなどに利用されているマガジンタイプのローデ
ィング機構を採用すればよい。
【００２８】上記実施例では１曲のカラオケ楽曲に対し
て１つのＡＰＳフィルムカートリッジ内の写真画像をコ
マ送りで表示しているが、複数曲にまたがって全コマを
順次表示してもよい。
て１つのＡＰＳフィルムカートリッジ内の写真画像をコ
マ送りで表示しているが、複数曲にまたがって全コマを
順次表示してもよい。
【００２９】カラオケ楽曲の演奏中にフィルムのコマを
切り替えて１コマずつ表示せず、演奏に先だって複数コ
マ（全コマでもよい）分の写真画像を読み取っておいて
もよい（フィルム複数巻分に相当するコマを読み取って
おくこともできる。）。そして、ディスプレイの１画面
に複数コマ分の写真を同時に表示したり、全部の写真を
コマ割りにして表示させておいて利用者側で大写しにし
たい写真を指定してこのコマを全面に表示できるように
するなど、多様な利用法に対応することができる。
切り替えて１コマずつ表示せず、演奏に先だって複数コ
マ（全コマでもよい）分の写真画像を読み取っておいて
もよい（フィルム複数巻分に相当するコマを読み取って
おくこともできる。）。そして、ディスプレイの１画面
に複数コマ分の写真を同時に表示したり、全部の写真を
コマ割りにして表示させておいて利用者側で大写しにし
たい写真を指定してこのコマを全面に表示できるように
するなど、多様な利用法に対応することができる。
【００３０】
【発明の効果】写真フィルムの画像をフィルムスキャナ
装置で読み取って、その写真を歌詞の背景映像としてデ
ィスプレイに表示する機能を達成することができる。そ
のため、同伴者たちに共通した話題をカラオケ装置を介
して提供することが可能となり、場を大きく盛り上げる
ことができる。
装置で読み取って、その写真を歌詞の背景映像としてデ
ィスプレイに表示する機能を達成することができる。そ
のため、同伴者たちに共通した話題をカラオケ装置を介
して提供することが可能となり、場を大きく盛り上げる
ことができる。
【００３１】また、写真フィルムは誰でも簡単に用意で
きるため、カラオケ利用者が気軽にこの写真表示機能を
利用できる。それにより、カラオケ装置の利用度が高ま
り、カラオケ店舗などの収益を増加させることも期待で
きる。
きるため、カラオケ利用者が気軽にこの写真表示機能を
利用できる。それにより、カラオケ装置の利用度が高ま
り、カラオケ店舗などの収益を増加させることも期待で
きる。
【００３２】フィルムスキャナ装置をＡＰＳフィルムカ
ートリッジに対応させることで、より簡単な操作で写真
表示機能を利用することができる。
ートリッジに対応させることで、より簡単な操作で写真
表示機能を利用することができる。
【００３３】さらに、カラオケ楽曲の演奏時間に合わせ
て自動的に写真フィルム上の写真画像をコマ送り表示さ
せれば、写真画像を歌詞の背景映像として違和感なく表
示することが可能となる。
て自動的に写真フィルム上の写真画像をコマ送り表示さ
せれば、写真画像を歌詞の背景映像として違和感なく表
示することが可能となる。
【図１】本発明の実施例におけるカラオケ装置の構成図
である。
である。
【図２】上記実施例におけるフィルムスキャナ装置の構
成図である。
成図である。
【図３】上記フィルムスキャナ装置における他の実施例
の概略図である。
の概略図である。
１ カラオケ装置
１１ 中央制御部
３０ フィルムスキャナ装置
３１ スキャナ制御部
３３ フィルムローディング部
３６ ＣＣＤ
３７ 画像処理部
４０ ＡＰＳフィルムカートリッジ
４１ 写真フィルム
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
G10K 15/04 302
H04N 1/00
H04N 5/91 - 5/956
G03B 17/24 GAP
Claims (2)
- 【請求項１】 内部映像格納部と、フィルムスキャナ装
置と、予約手段とを備え、映像源切替処理と、スキャナ
制御処理とを行い、歌詞字幕に背景映像を合成表示する
カラオケ装置であって、 内部映像格納部は、カラオケ用のムード映像情報を格納
し、 フィルムスキャナ装置は、利用者が写真フィルムを着脱
でき、装着された写真フイルムを１コマずつ読み取って
映像信号に変換し、 予約手段は、楽曲番号に写真表示命令を付随させて演奏
予約可能であり、 映像源切替処理は、楽曲番号に写真表示命令がない予約
曲の演奏時にはムード映像情報を背景映像として出力
し、楽曲番号に写真表示命令が付いた予約曲の演奏に際
してスキャナ制御処理を行い、 スキャナ制御処理は、予約曲の演奏に先だって写真フィ
ルムが装着されているか否か判断し、装着されていなけ
れば装着を促す表示をさせ、装着を確認すると写真フィ
ルムによる映像信号を背景映像として出力する カラオケ装置。 - 【請求項２】 スキャナ制御処理は、予約曲の演奏に先
だってその楽曲の演奏時間と写真フィルムの全コマ数を
取得し、その楽曲の演奏期間中に写真フィルムの全コマ
を均等に順次読み取らせて背景映像として出力する 請求項１に記載のカラオケ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05847398A JP3452788B2 (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | 写真フィルムの映像を歌詞の背景に表示するカラオケ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05847398A JP3452788B2 (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | 写真フィルムの映像を歌詞の背景に表示するカラオケ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11259079A JPH11259079A (ja) | 1999-09-24 |
| JP3452788B2 true JP3452788B2 (ja) | 2003-09-29 |
Family
ID=13085412
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05847398A Expired - Lifetime JP3452788B2 (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | 写真フィルムの映像を歌詞の背景に表示するカラオケ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3452788B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20050039128A1 (en) * | 2003-08-14 | 2005-02-17 | Ying-Hao Hsu | Audio player with lyrics display |
| CN1317910C (zh) * | 2004-11-09 | 2007-05-23 | 北京中星微电子有限公司 | 一种移动终端播放音乐的方法 |
| CN100389416C (zh) * | 2004-11-09 | 2008-05-21 | 北京中星微电子有限公司 | 一种移动终端卡拉ok播放的方法 |
| JP5431094B2 (ja) * | 2009-09-29 | 2014-03-05 | 株式会社エクシング | カラオケ送信システム、カラオケ送信方法、およびコンピュータプログラム |
-
1998
- 1998-03-10 JP JP05847398A patent/JP3452788B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11259079A (ja) | 1999-09-24 |
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