JP2001298346A - 弾性表面波装置 - Google Patents

弾性表面波装置

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JP2001298346A JP2000112525A JP2000112525A JP2001298346A JP 2001298346 A JP2001298346 A JP 2001298346A JP 2000112525 A JP2000112525 A JP 2000112525A JP 2000112525 A JP2000112525 A JP 2000112525A JP 2001298346 A JP2001298346 A JP 2001298346A
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Yoshiko Ishino
佳子 石野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化し易い弾性表面波装置を供することを
目的とする。 【解決手段】 圧電性基板1上に金属薄膜パターン2で
櫛形電極10を3つ以上作り、隣合う上記櫛形電極の中
心から中心までの距離をそれぞれD1、D2とすると
き、次の関係を満足するようにした。 nλ0/2<|D1−D2|≦(n/2+0.1)λ0 λ0:弾性表面波装置上の1波長に相当する長さ n:0を含む整数

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は弾性表面波装置に
関するもので、特に小型化、高性能化、低損失化、多機
能化を実現した弾性表面波装置を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的な弾性表面波装置は、図12また
は図13に示すように、圧電性基板1の表面上部に、櫛
形電極を含む金属パターン2を形成し、パッケージ3に
圧電性基板1を接着剤4を用いて接着し、櫛形電極と導
通のあるパターン2とパッケージ1とを金属ワイヤ5を
用いて接続した後、カバー6で封止をして製造する図1
2のような構造か、あるいは、ワイヤを用いず、図13
のように金属接点7を用いたフリップチップ構造で製作
される。
【0003】この種の弾性表面波装置における従来の金
属パターン構成例を図17を参照しながら説明する。図
17は、櫛形電極を含む金属パターン2を、圧電性基板
1の上面に形成した模式図である。ここに示した金属パ
ターン例は、3個の櫛形電極10a、10b、10cと
その両端に反射器11a、11bを有する。なお、ここ
でいう櫛形電極とは、2個のすだれ状電極の電極指を弾
性表面波の進行方向に交互に組み合わせて配置した一組
の電極を指している。8aは入力端子、9a、9bは出
力端子である。
【0004】この櫛形電極について、従来最も多く用い
られている配列構造は図17の例のように、櫛形電極を
等間隔に並べて配列する方法である。すなわち、隣合う
櫛形電極の中心から中心までの距離をD1、D2とする
と、D1=D2になされている。なお、図17は3個の
櫛形電極間を持つ3電極型構造であるが、これは3電極
を超える数でもかまわない。この配列方法は従来より広
く知られている基本的な配列方法である。
【0005】次に動作を説明する。先ず、櫛形電極10
a、10b、10cと、その伝播方向の両端に置いた反
射器11a、11bの間で弾性表面波が伝播し、出力さ
れる原理を簡単に説明する。弾性表面波は、圧電性基板
1の表面を基板の性質で決まる方向に伝播する。入力電
気信号は、入力電極構造で決まる波形の弾性表面波に変
換される。発生した弾性表面波は、出力電極の構造で決
まる波形の弾性表面波を受けて、再度電気に変換され、
出力電気信号として出力される。
【0006】一般的な配列構成として、例えばトランス
バーサル型と共振器型の励振方法がある。これら配列構
成の違いにより、変換方法と出力特性が異なる。
【0007】トランスバーサル型弾性表面波装置の構成
を図14に示す。これは、入力パルスが入力櫛形電極の
形状でフーリエ変換されて発生した弾性表面波を、隣接
した出力櫛形電極で重み付けして逆フーリエ変換し、弾
性表面波から電気に変換して特定の周波数を得るという
励振方法である。このトランスバーサル型は入出力電極
構造の合成波として得られるため、広帯域のフィルタの
設計に向く。しかし、端部の電極では電極のない方向に
弾性表面波が漏れ出してしまうので損失が大きい。
【0008】一方、共振器型弾性表面波装置の構成を図
15に示す。これは、櫛形電極の端部に反射器を有し、
入力櫛形電極から発生する弾性表面波を反射器で反射
し、反射器間で閉じ込めて電極構造で決まる波を共振さ
せる励振方法である。この共振と共振による時間のずれ
を用いて、出力櫛形電極から電気として出力させる。
【0009】この共振器型弾性表面波装置は、全体の構
造で共振する弾性表面波のみを取り出すが、共振現象は
元々範囲が狭い所で起こるものなので、一般に周波数が
狭帯域のフィルタの設計に向く。また、反射器によって
弾性表面波を内部に閉じ込める構造のため、外部への漏
れ出しが少なく、低損失化が可能である。
【0010】さて、一般的な弾性表面波装置で、従来か
らの設計方法1として、図17について説明する。図1
7は弾性表面波を伝播する弾性表面波装置である。この
弾性表面波が伝播する基板1の面上に弾性表面波の伝播
方向と垂直に金属パターン2による櫛形電極10a、1
0b、10cとその両側に反射器11a、11bを並べ
て配置する。この櫛形電極は、それぞれ対向する櫛部が
入出力端子と接地(GND)に一方ずつ接続される。こ
のとき、中央の電極を入力端子8aに、その両側の電極
を出力端子9a、9bに接続する。これは逆に、中央の
電極を出力端子に、その両側の電極を入力端子に接続す
る構造でもよい。
【0011】この弾性表面波装置上の1波長相当長さを
λ0とし、3つの櫛形電極の中心間距離をD1、D2と
する。入力出力電極につき、1つまたは複数の櫛形電極
が存在する場合、隣り合う櫛形電極間距離については、
一般的に図17のように同一の値(D1=D2)を用い
ることが多い。これは最も単純で基本的な構成であり、
従来からよく用いられている。しかし、小型化、多機能
化の要求が厳しくなる中、これに応じるため、寸法的な
限界がかなり逼迫してきた。そこで、最小限の弾性表面
波装置内に多くの機能を盛り込むことが必要となった。
【0012】これに対し、弾性表面波装置の従来設計方
法2として、特開平5−145367号公報に示された
ものがある。これは櫛形電極の中心間距離をD1、D2
とした場合、 |D1−D2|=n・λ0/2 ただし、λ0:中心周波数での1波長 n:整数 とすることを特徴としている。従来設計方法2の構造を
簡略化して図18に示す。
【0013】例えば共振器型弾性表面波装置で3電極の
場合について、図17のように櫛形電極を等間隔に並べ
た構造の周波数特性である図19と、図18のように特
開平5−145367号公報に基づく構造の周波数特性
である図20とを比較する。その結果、図19に比べ図
20の方が、通過特性13が示すように通過帯域から離
れるにつれ、帯域外特性のピークが小さくなる所があ
り、減衰量については明らかに改善し、その効果は絶大
である。しかし一方、通過帯域内にリップル14が必ず
発生する。
【0014】図18の構造で実際に装置を作ってみる
と、やはり図23のように通過帯域内にリップル14が
発生し、これが性能的に非常に問題であった。しかも、
ここで発生するリップルは、製造バラツキで深さが変化
し、その位置で損失が決まってしまうため、量産上でも
問題であった。
【0015】例えば携帯電話のフィルタとして用いる場
合、多くの方式で図16のように帯域幅を分割して使用
している。この場合、特定の周波数で急激な変化を起こ
すリップル14が発生すると、システムの誤動作や、異
常の発生、電波が途切れる等のトラブルを生じる可能性
がある。
【0016】このため、特開平5−145367号公報
のものでは、減衰量は非常によく改善されるものの、通
過帯域内にリップルが発生する図20のような性能の特
性は、市場要求性能を満足しても、リップルで嫌われて
製品化に至らないという問題があった。
【0017】そこで、発明者は、特開平5−14536
7号公報に示された条件でのシミュレーションでパラメ
ータを変え、リップルが解消しないか試してみた。
【0018】3電極共振器型の構成で、交差幅のみを変
化させた場合の特性が図21であり、周波数特性は通過
帯域内でやや変化するが、リップル14の位置は変化し
ないことが判明した。
【0019】同様に、IDT−反射器間距離を変化させ
た場合の特性が図22であり、同じくリップル14はな
くならなかった。
【0020】すなわち、特開平5−145367号公報
に示されたものは、減衰量を得る上で非常に効果的であ
り、理論的にも矛盾はないが、構造上で不要な帯域内リ
ップルが発生する。
【0021】また、別の従来装置として特開平9−23
8047号公報に示されたものがある。しかし、これは
特開平5−145367号で開示されていない部分につ
いて開示されたもので、具体的な改善策が示されてはい
ない。この特開平9−238047号公報では、櫛形電
極間距離をD1、D2とした場合、 0+nλ0=nλ0<D1<(n+1/2)λ0=1
/2λ+nλ0 1/2λ0+mλ0=(m+1/2)λ0<D2<
(m+1)λ0 D1≠D2+(k−1/2)λ0 (λ0:1波長相当長さ。n,m,k:整数)の、
の全てを満たすものとしている。これは、D1とD2
が逆の位置にあってもいいとしている。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】従来の一般的な設計方
法では、単独で使用する場合は帯域外減衰量に問題があ
った。また、帯域外減衰量を改善した特開平5−145
367号公報の場合も、通過帯域内にリップルが発生す
るという問題があった。
【0023】この発明は、不要な通過帯域内リップルが
なく、単独でも良好な減衰量を得ることが可能な弾性表
面波装置を得ることを目的とするものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】この発明に係る弾性表面
波装置は、圧電基板上に形成された少なくとも3個の櫛
形電極と、これら櫛形電極の両端に配置された反射器と
を有する弾性表面波装置であって、隣合う上記櫛形電極
の中心から中心までの距離をそれぞれD1、D2とする
とき、次の関係を満足するようにしたものである。 nλ0/2<|D1−D2|≦(n/2+0.1)λ0 ただしλ0:弾性表面波装置上の1波長に相当する長さ n:0を含む整数
【0025】また、弾性表面波装置が共振器型構成にな
されているものである。
【0026】また、弾性表面波装置がトランスバーサル
型構成になされているものである。
【0027】また、3以上の櫛形電極を有するものであ
る。
【0028】また、1つまたは複数の櫛形電極に間引き
またはアポタイズ重み付けを実施したものである。
【0029】また、反射器の形状を台形にしたものであ
る。
【0030】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態1に係る弾性表面波装置の基本的な構造例を図1を
用いて説明する。図1は弾性表面波を伝播する圧電性基
板1の伝播する面上に、弾性表面波の伝播方向に対して
垂直に3個の櫛形電極10a、10b、10cを配し、
その両側に反射器11a、11bを配している。櫛形電
極はそれぞれ対向する櫛部が入出力端子と接地(GN
D)に一方ずつ接続される。そして、中央の電極を入力
端子8aに、その両側の電極を出力端子9a、9bに接
続する。これは逆に、中央の電極を出力端子に、その両
側の電極を入力端子に接続する構造でもよい。
【0031】この弾性表面波装置上の1波長相当長さを
λ0とし、相隣合う3個の櫛形電極の中心から中心まで
の距離をそれぞれD1、D2とする。従来の設計方法で
は、どのようにしてもリップルがなくならないため、発
明者は、シミュレーションを通過帯域内リップルに注目
し、多方面で細かく実験した。その結果、櫛形電極中心
間距離D1とD2の差を極僅かずつ変化させると、格段
に帯域内リップルのレベルが変化することが判明した。
櫛形電極中心間距離の差を変えて、詳しくシミュレーシ
ョンした結果を図2にグラフとして示している。
【0032】この結果、通過帯域内にリップルが生じ
ず、帯域外性能を改善するためには、図1に示すよう
に、櫛形電極中心間距離の2つD1、D2について、 nλ0/2<|D1−D2|≦(n/2+0.1)λ0 ただし、λ0:弾性表面波装置上の1波長に相当する長
さ n:0を含む整数 を満足すればよいことが分かった。この範囲は、従来の
理論では発見できなかったものである。
【0033】ここで、図1ではD1<D2だが、図3の
ように、D1>D2でもよい。また、図4のように5電
極からなる多電極構造であっても同様の効果が得られ
る。
【0034】図1の構造例を基に、櫛形電極本数の組合
せを適当に決めた構造で、LiTaO3 基板上のシミュ
レーションを実施した結果が、図5の周波数特性であ
る。これから明らかなように、通過帯域内に特開平5−
145367号公報に示す構造で必ず生じていた凹みが
明らかになくなった。つまり、この発明の効果として、
リップルの解消と、その凹み分の低損失化、凹みがなく
なるための製造安定性の改善、帯域外減衰量の改善、高
性能な弾性表面波装置の小型化が実現された。
【0035】また、櫛形電極中心間距離の差を固定すれ
ば櫛形電極中心間距離を変えてもリップルが発生しない
ので、櫛形電極中心間距離を自由に選ぶことができ、設
計の自由度が格段に広がるという効果がある。
【0036】また、この構成は共振器型であっても、ト
ランスバーサル型であっても、電極数が3電極を超える
数であっても同様の効果が得られる。
【0037】実施の形態2.図6はこの発明の実施の形
態2に係る弾性表面波装置の特性を示すものである。図
1の構成を基に、櫛形電極本数の組合せを適当に決めた
構造で実際に作って測定した結果が図6である。この結
果、シミュレーションと同様の効果が得られ、リップル
の解消と、その凹み分の低損失化、凹みがなくなるため
の製造安定性の改善、小型化、特開平5−145367
号公報と同等の減衰量が確認できた。
【0038】また、櫛形電極中心間距離の差を固定する
と、やはり櫛形電極中心間距離を自由に選んでもリップ
ルは発生せず、設計の自由度が格段に広がった。これ
は、LiTaO3 基板で実施したが、基板に依存する性
質ではないため、他の圧電性基板でも同様の効果が得ら
れる。
【0039】また、この構成は共振器型であっても、ト
ランスバーサル型であっても、電極数が3電極を超える
数であっても同様の効果が得られる。
【0040】実施の形態3.図7はこの発明の実施の形
態3に係る弾性表面波装置の特性を示すもので、図1の
構造と櫛形電極の電極指の対数(対をなす数)を変えた
構造でシミュレーションした結果である。この結果、櫛
形電極の本数や組合せや電極数を変えても、シミュレー
ションと同様にリップルが発生しなかった。このため、
実施の形態1に示す式の範囲内であれば、低損失で高減
衰量を維持しながら、櫛形電極の構造や櫛形電極中心間
距離を自由に選ぶことができ、設計の自由度が格段に広
がるという効果がある。
【0041】また、この構成は共振器型であっても、ト
ランスバーサル型であっても、電極数が3電極を超える
数であっても同様の効果が得られる。
【0042】実施の形態4.実施の形態1に示す式を満
足すれば通過帯域から離れた場所の減衰量は改善する
が、近傍の帯域外減衰量は変化を殆ど受けないので改善
には別の方法が必要である。図8は弾性表面波装置の一
部に間引き重み付けを実施したものである。
【0043】図8の構造を基に実際に製作すると、通過
帯域近傍で減衰量が改善した。この効果として、低損失
を維持しながらさらなる高減衰量を得ることが出来るの
で、小型化に有利であり、設計の自由度もさらに広がる
という効果がある。この重み付け方法は間引き以外に、
アポタイズの間引き等の方法でもよい。
【0044】また、この構成は共振器型構造でも、トラ
ンスバーサル型構造でも、電極が3電極を超える数であ
ってもよい。
【0045】実施の形態5.図9は共振器型弾性表面波
装置の反射器11a、11bを台形にしたものである。
反射器を台形にすることにより、通過帯域近傍に発生す
る反射器リップルのレベルが図10(a)から同図
(b)のように緩和された。この効果として、優れた帯
域外減衰量と低損失を維持したまま、急峻性も改善でき
るという効果がある。この結果、通常は複数の弾性表面
波装置の組合せで性能を改善するのに対し、1つの弾性
表面波装置で対応できるため、従来に比べて小型化に非
常に有利である。
【0046】また、面積が小さくなるため、量産に有効
である。この構造は左右の反射器が非対称であるが、図
11のように対称形状でもよい。
【0047】また、この構成は共振器型構造でも、トラ
ンスバーサル型構造でも、電極が3電極を超える数であ
ってもよい。
【0048】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、通過帯
域内リップルが無く、かつ、帯域外減衰量を従来のもの
に比べ改善した弾性表面波装置を得ることができる。
【0049】また、櫛形電極の重み付けの方法と対数等
の組合せを選べば、特に通過帯域近傍の帯域外減衰量に
ついて改善した弾性表面波装置ができる。
【0050】また、反射器のリップルによる、通過帯域
とその近傍特性劣化を緩和した弾性表面波装置を作るこ
とができる。
【0051】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る弾性表面波装
置を示す平面図である。
【図2】 実施の形態1で実施した櫛形電極間距離差と
帯域内リップルのシミュレーション結果を示す図であ
る。
【図3】 実施の形態1に係る別の弾性表面波装置を示
す平面図である。
【図4】 実施の形態1に係る別の弾性表面波装置を示
す平面図である。
【図5】 実施の形態1の周波数特性シミュレーション
結果を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態2に係る弾性表面波装
置の周波数特性実測結果を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態3の周波数特性シミュ
レーション結果を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態4に係る弾性表面波装
置を示す平面図である。
【図9】 この発明の実施の形態5に係る弾性表面波装
置を示す平面図である。
【図10】 実施の形態5の周波数特性シミュレーショ
ン結果を示す図である。
【図11】 実施の形態5に係る別の弾性表面波装置を
示す平面図である。
【図12】 一般的な弾性表面波装置の構造を示す断面
図である。
【図13】 一般的な別の弾性表面波装置の構造を示す
断面図である。
【図14】 トランスバーサル型弾性表面波装置を説明
する図である。
【図15】 共振器型弾性表面波装置を説明する図であ
る。
【図16】 実応用分野での周波数分割例を示す図であ
る。
【図17】 従来の弾性表面波装置(1)を示す平面図
である。
【図18】 従来の別の弾性表面波装置(2)を示す平
面図である。
【図19】 従来の弾性表面波装置(1)の周波数特性
を示す図である。
【図20】 従来の弾性表面波装置(2)の周波数特性
を示す図である。
【図21】 従来の弾性表面波装置(2)の交差幅変更
時の通過特性を示す図である。
【図22】 従来の弾性表面波装置(2)の櫛形電極−
反射器間距離変更時の通過特性を示す図である。
【図23】 従来の弾性表面波装置(2)の周波数特性
実測結果を示す図である。
【符号の説明】
1 圧電性基板、 2 金属薄膜パタ
ーン、3 パッケージ、 4 接着
剤、5 金属ワイヤ、 6 カバー、
7 金属接点、 8a 入力端子、8
b 入力端子、 9a 出力端子、9
b 出力端子、 9c 出力端子、9
d 出力端子、 9e 出力端子、1
0a 櫛形電極、 10b 櫛形電極、
10c 櫛形電極、 10d 櫛形電
極、10e 櫛形電極、 11a 反射
器、11b 反射器、 12 間引
き型櫛形電極、13 通過特性、 1
4 リップル。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電基板上に形成された少なくとも3個
    の櫛形電極と、これら櫛形電極の両端に配置された反射
    器とを有する弾性表面波装置であって、隣合う上記櫛形
    電極の中心から中心までの距離をそれぞれD1、D2と
    するとき、次の関係を満足するようにしたことを特徴と
    する弾性表面波装置。 nλ0/2<|D1−D2|≦(n/2+0.1)λ0 ただしλ0:弾性表面波装置上の1波長に相当する長さ n:0を含む整数
  2. 【請求項2】 共振器型構成になされていることを特徴
    とする請求項1記載の弾性表面波装置。
  3. 【請求項3】 トランスバーサル型構成になされている
    ことを特徴とする請求項1記載の弾性表面波装置。
  4. 【請求項4】 3以上の櫛形電極を有することを特徴と
    する請求項1乃至請求項3のいずれか一項記載の弾性表
    面波装置。
  5. 【請求項5】 1つまたは複数の櫛形電極に間引きまた
    はアポタイズ重み付けを実施したことを特徴とする請求
    項1乃至請求項4のいずれか一項記載の弾性表面波装
    置。
  6. 【請求項6】 反射器の形状を台形にしたことを特徴と
    する請求項1乃至請求項5のいずれか一項記載の弾性表
    面波装置。
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