JP2001296865A - 楽曲管理データベースシステム及び楽曲共同制作支援システム - Google Patents

楽曲管理データベースシステム及び楽曲共同制作支援システム

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JP2001296865A
JP2001296865A JP2000108759A JP2000108759A JP2001296865A JP 2001296865 A JP2001296865 A JP 2001296865A JP 2000108759 A JP2000108759 A JP 2000108759A JP 2000108759 A JP2000108759 A JP 2000108759A JP 2001296865 A JP2001296865 A JP 2001296865A
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music
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music data
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JP2000108759A
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Tetsuro Majima
哲朗 間嶋
Mitsuhiro Ishii
光博 石井
Hiroaki Sato
裕明 佐藤
Keizo Kondo
啓三 近藤
Ayumi Shindo
歩 新藤
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Original Assignee
MUDIX Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 楽曲共同制作を有効に支援すると共に、制作
された楽曲の各素材データを適正に管理できる楽曲管理
データベース及び楽曲共同制作支援システムを提供す
る。 【解決手段】 楽曲共同制作が開始されると、サーバ1
に楽曲制作のプロジェクトが発生すると共にプロジェク
トが公募され、それに従って参加者が端末3から楽曲の
素材データを説明文を添付して提供される。そして提供
された素材データが素材毎に楽曲管理DB2に記憶・管
理され、コード進行表、テンポ等の楽曲情報に基づいて
素材データの選択が為され、一つの曲として編集されて
音楽を完成させる楽曲共同制作支援システムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、楽曲を共同で制作
するための支援システムに係り、特に楽曲共同制作を効
率的に行うと共に、作成された楽曲を適正に管理する楽
曲管理データベース及び楽曲共同制作支援システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の楽曲の共同制作は、基本的にはス
タジオにミュージシャンをプロデューサが集めて録音す
ることが行われていた。また、最近は、コンピュータを
利用した楽曲作りが行われており、コンピュータで制作
された楽曲データを持ち寄って1つの曲を完成させると
いうことが行われている。
【0003】また、最近、インターネットを介して音楽
配信を行うサイトが出現するようになり、完成された楽
曲をユーザがダウンロードして楽しむことができるよう
になっている。
【0004】尚、音楽配信に関する従来技術として、平
成11年(1999年)11月30日公開の特開平11
−328850号「情報配信システム」(出願人:ソニ
ー株式会社、発明者:勝又泰他)がある。この発明は、
配信するコンテンツの保護を十分図ると共に、正当な課
金を行うことがきる情報配信システムとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の楽曲の共同制作方法では、予めプロデューサによっ
て選ばれたミュージシャンによって制作されるものであ
るので、楽曲制作の自由度、または楽曲制作の予想外の
展開というものが期待できず、楽曲共同制作を面白味の
あるものとすると共に任意のミュージシャンの参加を有
効に支援できないという問題点があった。
【0006】また、上記従来の音楽配信システムでは、
完成された楽曲のみを商品としてユーザに配信するばか
りであるので、楽曲を構成する各素材データ若しくは楽
曲に採用されなかった素材データの有効利用を図ること
ができないという問題点があった。
【0007】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、楽曲共同制作を有効に支援すると共に、制作された
楽曲の各素材データを適正に管理できる楽曲管理データ
ベース及び楽曲共同制作支援システムを提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための本発明は、楽曲管理データベースシステム
において、楽曲データを、コード進行、テンポ、メロデ
ィの音程差、小節当たりの音符数を含む楽曲情報と共に
記憶し、コード進行、テンポ、メロディの音程差、小節
当たりの音符数を検索キーとして該当する楽曲データを
検索可能としたものであり、楽曲という感覚的なデータ
を容易に検索できる。
【0009】また、本発明は、上記楽曲管理データベー
スシステムにおいて、楽曲情報に対して特定の検索キー
によって複数の楽曲データを選択し、当該楽曲データを
繋ぎ合わせて一連の楽曲を生成可能としたものであり、
楽曲完成を容易に実現できる。
【0010】また、本発明は、楽曲管理データベースシ
ステムにおいて、共同制作によって完成された楽曲を構
成する複数の楽曲データはデータ毎に管理され、完成楽
曲内での使用比率に応じて配当金の受け取りを可能とし
たものであり、著作権管理を明確かつ容易に行うことが
できる。
【0011】また、本発明は、楽曲共同制作支援システ
ムにおいて、新規プロジェクトの申請を受け付け、プロ
ジェクト公募し、参加者から提供される楽曲データを管
理し、楽曲データを特定して、楽曲データを組み合わせ
て楽曲を生成するものであり、楽曲の共同制作を有効に
支援することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
しながら説明する。尚、以下で説明する機能実現手段
は、当該機能を実現できる手段であれば、どのような回
路又は装置であっても構わず、また機能の一部又は全部
をソフトウェアで実現することも可能である。更に、機
能実現手段を複数の装置によって実現してもよく、複数
の機能実現手段を単一の装置で実現してもよい。
【0013】本発明の実施の形態に係る楽曲管理データ
ベース(本楽曲管理DB)は、共同制作された楽曲の素
材データを素材単位で管理すると共に、コード進行、テ
ンポ等の検索キーで検索可能とし、楽曲の素材データを
組み合わせて音楽として利用するためのプロ用のデータ
ベース(DB)である。このような本楽曲管理DBによ
り、音楽制作コストを大幅に低減できるものである。
【0014】また、本楽曲管理DBは、楽曲をコード進
行、テンポ等の検索キーで検索し、当該検索キーの条件
に合致する楽曲データを組み合わせて音楽を自動生成す
るものであり、音楽制作の行程を短縮し、制作コストを
低減できるものである。
【0015】本発明の実施の形態に係る楽曲共同制作支
援システムは、楽曲共同制作が開始されると、サーバに
楽曲制作のプロジェクトが発生すると共にプロジェクト
が公募され、それに従って参加者が端末からプロジェク
ト参加の楽曲を説明文を添付して提供される。そして提
供された素材データ(サンプル)が楽曲管理DBに記憶
され、更にサンプルのコード進行表、テンポ等の楽曲情
報に基づいてプロジェクトで用いられる素材データの選
択が為され、一つの曲として編集されて音楽を完成させ
るために用いられる支援システムである。これにより、
音楽制作作業をネット上に分散し、ミュージシャンを拘
束することなく、またスタジオを不要として、音楽制作
を低コストで行うことができるものである。
【0016】本発明の実施の形態に係る楽曲共同制作支
援システム(本システム)について、図1を用いて説明
する。図1は、本発明の実施の形態に係る楽曲共同制作
支援システムの概略図である。本システムは、図1に示
すように、楽曲の共同制作が為されるサーバ1と、楽曲
データを記憶すると共に管理する楽曲管理データベース
(楽曲管理DB)2と、楽曲共同制作に参加するために
用いられる複数の端末3とから構成されている。
【0017】尚、図1では、サーバ1と端末3とを有線
回線で接続しているが、無線回線で接続するようにして
もよい。ここで、有線回線としては、例えば、光ケーブ
ル、CATVケーブル等が予定され、無線回線として
は、例えば、無線LAN等が予定される。また、サーバ
1と端末3とを接続するネットワークとして、インター
ネット、イントラネットであっても構わない。
【0018】次に、本システムの各部を具体的に説明す
る。サーバ1は、図2に示すように、会員登録を行う会
員登録手段11と、プロジェクト発生を処理するプロジ
ェクト発生処理手段12と、プロジェクトの公募を行う
プロジェクト公募処理手段13と、楽曲管理DB2にお
ける楽曲データを管理する楽曲管理手段14と、楽曲管
理DB2における素材データの検索を行う検索手段15
と、楽曲管理DB2における素材データを編集する編集
手段16とから構成されている。図2は、本発明の実施
の形態に係るサーバの内部機能構成ブロック図である。
【0019】会員登録手段11は、端末3を用いて新規
会員の登録を受け付け、楽曲管理DB若しくはサーバ1
内の特定の記憶エリアに会員の情報を登録記憶するもの
である。プロジェクト発生処理手段12は、プロジェク
トを指揮するプロデューサからの申請を受け付け、一連
のプロジェクトの管理処理を行うものである。
【0020】プロジェクト公募手段13は、会員参加型
のプロジェクトであれば全会員にプロジェクトの内容を
公開し、参加者を募る処理を行うものである。楽曲管理
手段14は、楽曲管理DB2への素材データの入出力を
行い、楽曲データとそれに付属する楽曲情報とを対応づ
けて記憶させるものである。
【0021】検索手段15は、楽曲提供者の個人情報又
は楽曲情報に基づいて楽曲データを検索するものであ
る。編集手段16は、検索手段15で楽曲管理DB2内
の楽曲データを検索し、検索した楽曲データを組み合わ
せて楽曲を完成させるものである。
【0022】楽曲管理データベース(楽曲管理DB)2
は、図3に示すように、共同制作の過程で提供された楽
曲データと、楽曲提供者の個人情報と、提供楽曲を説明
する楽曲情報とを記憶する。図3は、本発明の実施の形
態に係る楽曲管理データベース内の情報内容を示す概略
図である。
【0023】個人情報としては、氏名、性別、生年月
日、会員ID、登録履歴等があり、楽曲情報としては、
コード進行、テンポ、メロディの音程差、小節当たりの
音符数等があり、楽曲データとしては、MIDI(Musi
cal Instrument Digital Interface)データ、サウンド
データがある。
【0024】端末3は、指示を入力する入力部と、処理
の状況を表示するための表示部と、サーバ1からの楽曲
データを記憶する記憶部を備えており、図4に示すよう
に、会員登録の申請を行う会員申請手段31と、プロデ
ューサがプロジェクトの発生を申請するプロジェクト申
請手段32と、プロデューサがプロジェクトの公募を申
請するプロジェクト公募申請手段33と、参加者がプロ
ジェクトへのエントリーを行うエントリー手段34と、
楽曲データの検索を行う検索指示手段35と、検索した
楽曲データをダウンロードして記憶する楽曲データ記憶
手段36と、記憶した楽曲データの編集処理を行う編集
処理手段37とを備えている。図4は、本発明の実施の
形態に係る端末の内部機能構成ブロック図である。
【0025】会員申請手段31は、サーバ1に対して会
員登録の申請処理を行うものである。プロジェクト申請
手段32は、プロデューサによってプロジェクトの発生
をサーバ1に対して申請処理を行うものである。プロジ
ェクト公募申請手段33は、プロデューサがプロジェク
トの公募を会員に知らせるためにサーバ1に対して申請
処理を行うものである。
【0026】エントリー手段34は、プロジェクト公募
に対して参加する旨をエントリーする処理を行うもので
ある。検索指示手段35は、楽曲管理DB2への検索指
示を行うものである。楽曲データ記憶手段36は、検索
の結果、楽曲データを楽曲管理DB2からサーバ1を介
してダウンロードして記憶するものである。編集処理手
段37は、ダウンロードした楽曲データを編集処理等を
行うものである。
【0027】次に、本システムにおける前提を説明す
る。本システムは、予め会員登録が必要であり、会員と
しては、プロフェッショナルなミュージシャンを対象に
したマスター会員と、アマチュアミュージシャンを対象
としたジュニア会員と、非ミュージシャンを対象とした
オーディエンス会員とがある。マスター会員とジュニア
会員との区別は、例えば、音楽事業者連盟の会員か否か
で分けることが考えられる。また、オーディエンス会員
は、楽曲の共同制作に対して楽曲データを提供するもの
ではなく、共同制作によって楽曲管理DB2に蓄積され
た楽曲データを利用するためだけの会員である。
【0028】尚、会員登録には、端末3の会員申請手段
31とサーバ1の会員登録手段11を用い、氏名、電子
メールのアドレス、得意分野、その他を端末3から入力
してもらい、楽曲管理DB2に記憶する。これら登録デ
ータは、プロジェクトにおける楽曲選択の一つの基準と
して用いられると共に、楽曲管理DB2をオーディエン
ス会員等がアクセスするための基準として用いられる。
また、会員登録時には、会員に守秘義務を課せ、提供さ
れた楽曲でプロジェクトで採用されたものは、完成楽曲
内での使用比率に対応して著作権が発生し、楽曲使用に
応じて配当金が発生すること、また、採用されなかった
楽曲はデータベース化され、会員全体の財産として活用
することを確認の上、登録が為されるようになってい
る。
【0029】次に、本システムの動作について説明す
る。楽曲を制作指揮するプロデューサが、端末3からサ
ーバ1に対してプロジェクトを申請する(プロジェクト
の発生)。つまり、プロジェクトを興す会員がプロデュ
ーサとして全会員にプロジェクトの発生を申し出るもの
である。この場合、端末3のプロジェクト申請手段32
とサーバ1のプロジェクト発生処理手段12を用いて為
される。この申請によって、プロデューサには本システ
ムの使用権が与えられ、具体的にはサーバ1内又は楽曲
管理DB2内の記憶領域が相当分貸与され、会員との交
渉権を取得する。尚、本システムでは、制作行程におけ
るスケジュール管理をプロデューサが予め設定しておく
ことで、進行状況をフォローすることが可能となる。
【0030】このプロジェクトが特定のマスター会員を
プロデューサが指名する指名型であれば、プロジェクト
の公募は為されないが、マスター会員及びジュニア会員
の参加を広く呼びかける参加型であれば、楽曲イメー
ジ、スケジュール、予算等の条件を提示し、参加者を募
る。プロジェクトの公募は、端末3がサーバ1にアクセ
スした際に、端末3の画面に表示されるか、またはサー
バ1から各会員の端末3に電子メールを送信することで
為される。尚、プロジェクトの公募は、端末3のプロジ
ェクト公募申請手段33とサーバ1のプロジェクト公募
手段13によって行われる。
【0031】プロデューサの方針によっては、制作者の
みを募る場合と、楽曲や歌詞も公募する場合とに大別さ
れる。また、公募に際して、細かい条件を設定せず、シ
ンガーのプロフィールだけを公表するような場合も考え
られる。プロデューサは、ネット上で参加者達及び楽曲
制作のスケジュールを管理できるので、進捗状況を容易
に把握することができ、制作作業を円滑に行うことがで
きる。
【0032】次に、参加の意思のある会員(参加者)は
端末3からサーバ1に対してエントリーする。ここで、
エントリーした会員の中から、プロデューサが指名して
プロジェクトを組む「固定制」と、会員全員が自由に参
加できる「オープン制」の2つのパターンがある。オー
プン制の場合、エントリーの際に、参加者からサンプル
を提供してもらい、オーディション形式で、最終参加者
を選択することも考えられる。尚、エントリーは、端末
3のエントリー手段34によって為される。
【0033】参加者から提供されるサンプル(楽曲デー
タ)は、FTP(File Transfer Protocol:ファイル転
送プロトコル)を用いて楽曲管理DB2の特定エリアに
格納される。尚、FTPは、TCP/IPベースのネッ
トワークでファイル転送に用いられる通信規約又はコマ
ンドのことである。
【0034】楽曲データ提供の際に、参加者は各自説明
書を添付する。この説明書は、会員が楽曲管理DB2を
アクセスし易いようにするためのものであり、特定のフ
ォーマットに記載されることになる。例えば、楽曲のジ
ャンル、速い、遅い、明るい、暗い等、また楽曲のイメ
ージのようなものが記載されることになるが、本システ
ムでは、図3の楽曲情報がそれに該当する。
【0035】プロデューサは、提供された楽曲データの
中から制作イメージに合うものを選択して楽曲を完成さ
せる。この場合、プロデューサは、選択した参加者に対
して更に詳細な指示を出して再度楽曲データを提供させ
ることもある。プロデューサは、集めた楽曲データに対
して、編集・アレンジしてくれる者を募集することも考
えられる。
【0036】そして、このようにして完成された楽曲
は、提供者の素材データ毎に管理され、完成楽曲が利用
される場合には、その素材データの使用比率に応じて配
当金を提供者に与える権利が発生する。楽曲データは、
楽曲管理DB2に日付と共に記憶される。また、提供さ
れながらも、未使用のデータ(歌詞、旋律、編曲等)は
説明書と共にデータベース化され、以降は、会員全体の
財産として活用される。尚、楽曲データの管理は、サー
バ1の楽曲管理手段14によって為される。
【0037】プロデューサの楽曲完成のプロセスについ
てもっと具体的に説明する。第1の例として、プロデュ
ーサが楽曲(旋律)を用意し、参加会員が肉付け作業
(編曲及び音素材の提供)を行う場合を説明する。ま
ず、サーバ1上に楽曲(譜面、音データ、MIDIデー
タ等)が公開され、参加者は各自音を加える作業を行
う。例えば、参加者Aはリズムをアレンジし、打ち込み
データ又は打ち込みデータ等によって完成した音源をサ
ーバ1又は楽曲管理DB2に登録する。
【0038】加えられた音は、サーバ1上で公開され、
参加者は更に音を加えることによって楽曲を完成させて
いく。例えば、参加者Bはピアノを、参加者Cはオーケ
ストラアレンジを加え、サーバ1又は楽曲管理DB2に
登録する。プロデューサの采配で、上記音を加える作業
が繰り返され、音素材が出揃った段階でレコーディング
作業(楽曲完成作業)が終了する。
【0039】また、第2の例として、プロデューサは楽
曲の目的や概要だけを提示し、参加会員は作曲作業、肉
付け作業(編曲及び音素材の提供)を行う場合を説明す
る。まず、サーバ1上にプロデューサが設定した楽曲の
方針が公開される。例えば、公開される情報は、歌手の
プロフィール、タイアップの有無、楽曲傾向(テンポが
速いか遅いか、曲調が明るいかシックか等)である。
【0040】この方針に従って、参加会員はサーバ1に
メロディをエントリーする。この場合、完成メロディと
不完全メロディ(断片)の双方ともエントリ可能とす
る。例えば、1小節単位のエントリでも構わないし、歌
詞の応募もあり得る。
【0041】プロデューサは、エントリされたメロディ
を基に楽曲を完成させる。例えば、参加会員が完成形
(フルサイズ)でエントリしたメロディを、プロデュー
サの権限で再構成してもよい。会員Aが制作したメロデ
ィに、会員Bのメロディ4小節を差し替えることが可能
となる。
【0042】次に、サーバ1上に楽曲(譜面、音デー
タ、MIDIデータ等)が公開され、参加者は各自音を
加える作業を行う。これ以降は、第1の例と同様の処理
が為され、レコーディング作業が終了する。
【0043】次に、楽曲管理DB2に蓄積されるデータ
について詳しく説明する。蓄積されるデータとしては、
図3に示すように、楽曲データ、個人情報、楽曲情報等
がある。楽曲データとしてMIDIデータがある。MI
DIデータは、標準型MIDIファイルの形式(Standa
rd MIDI File)で提供されるもので、使用者は自分の制
作環境にデータをインポーズして使用する。キーやテン
ポの変更が容易であるというメリットがあるが、音源の
ニュアンスまでMIDIデータで管理できないため、各
会員の制作ニュアンスまでは伝わりにくいというデメリ
ットがある。
【0044】楽曲データとしてサウンドデータがある。
サウンドデータは、標準的なサウンドファイルの形式
(WAVE,AIFF等)で提供されるもので、使用者
は自分の制作環境に音を取り込むなどして使用する。音
楽的なニュアンスは伝わり易いので、ライブラリーの閲
覧には最適であるというメリットがあるが、各会員の制
作機材がバラバラであるため、各楽曲ピースを接合させ
ることは実質的に不可能であるというデメリットがあ
る。
【0045】また、個人情報には、氏名、性別、生年月
日、会員ID、登録履歴等がある。楽曲情報には、コー
ド進行、テンポ、メロディの音程差、小節当たりの音符
数等がある。楽曲情報は、会員が楽曲ピースを検索する
際の指標となるものである。以下、例1〜例3を示す。
【0046】例1として、制作楽曲のキーはC(ハ長
調)であり、展開上、F→Dm→G7というコード進行
が欲しい場合には、検索キーは、「F」「F→Dm」
「F→Dm→G7」ということになる。
【0047】例2として、制作楽曲は明るいアップテン
ポである場合には、検索キーは、「長調」と「テンポ=
130以上」ということになる。ここで、テンポはBP
Mに準ずる。BPMは1分当たりの拍数である。
【0048】例3として、制作楽曲で使用できるサビの
パターンを多数聞きたい場合、検索キーは、「音程差=
14以上」や「4小節の音符数=34以上」等というこ
とになる。サビでは、一般的に高い音程を使うため、音
程差が大きくなる。また、リズムが強調されるため、音
符数が増える可能性が高い。休符に対する検索を加える
と、より精度はアップすると予想される。
【0049】次に、楽曲管理DB2における検索方法に
ついて説明する。楽曲管理DB2には、上述したデータ
が日付と共に記憶されているので、楽曲データ提供者を
キーに検索すると、楽曲データ提供者の履歴を見ること
ができる。また、コード進行、テンポ、メロディの音程
差、小節当たりの音符数等の楽曲情報に基づいて、特定
のコード進行、テンポ、サビのパターンの特徴を検索で
きるものである。特定条件で検索された結果は、画面上
に楽曲データのリストを表示するようにすると便利であ
る。このリスト表示は、条件に合う順でもよいが、アク
セス件数の多い順に表示してもよい。尚、楽曲検索に
は、端末3の検索指示手段35とサーバ1の検索手段1
5と楽曲管理DB2を用いて為される。
【0050】また、会員は、検索した楽曲データをMI
DIデータ、サウンドデータとして自分の端末3に取り
込んで編曲等を楽しむことができる。ここで、編集等
は、端末3の楽曲データ記憶手段36と編集処理手段3
7と、サーバ1の編集手段16とを用いて為されるもの
である。尚、楽曲データの提供は、MIDIデータとサ
ウンドデータの双方で為されれば、その楽曲データを利
用する会員は、好みの態様に応じて選択的に利用可能と
なる。
【0051】次に、本システムを用いた楽曲自動生成方
法について説明する。会員(プロデューサも含む)は、
上記楽曲管理DB2での検索を行い、必要とする楽曲デ
ータ(素材)を収集すると、サウンドデータを用いて音
楽的ニュアンスを聞き取り、素材の組み合わせをMID
Iデータをインポーズして接合し、全体の楽曲を完成さ
せる。尚、サウンドデータを用いずにMIDIデータを
直接接合してもよい。また、会員は、形成した楽曲デー
タの一部を編集することも可能である。ここで、
【0052】このような会員の楽曲生成が個人的なもの
であれば、無料利用とし、事業的なものであれば有料利
用とすることが考えられる。また、無名のプロデューサ
が、素材データを収集して編集し、レコード会社に持ち
込むことも可能である。
【0053】次に、オーディエンス会員について説明す
る。オーディエンス会員は、楽曲共同制作には直接的に
参加するものではないが、楽曲管理DB2から素材デー
タを収集して楽曲制作を楽しんだり、また、プロジェク
トが公開のものであれば、楽曲共同制作の過程を見て楽
しんだり、更にプロデューサがオーディション形式を採
用した場合で、人気投票を行う場合には、その投票に参
加できるものである。尚、人気投票だけでなく、不人気
投票を行うことも考えられる。
【0054】また、オーディエンス会員による人気・不
人気投票、または楽曲管理DB2へのアクセス件数等
は、マーケティングデータを提供するものである。つま
り、オーディエンス会員の年齢、性別、年収等は予め登
録されており、どの層のオーディエンス会員がどのよう
な楽曲にアクセスしたのかを統計的に把握できるもので
ある。また、会員で、楽曲データにアクセスした場合
に、その後に、その会員へ関連する電子メールを送信し
て、関心がある事項をお知らせすることも考えられる。
【0055】本システム及びこれを用いた楽曲共同制作
方法によれば、音楽制作作業をネット上の端末3に分散
し、素材のデータをサーバ1に集めることで、ミュージ
シャンを拘束したり、スタジオを確保したりする必要が
なくなり、作業の円滑化及びコストダウンを図ることが
できる効果がある。また、本システムでは、プロデュー
サが設定したスケジュールに従って作業が管理されるの
で、共同制作の進捗状況を把握し易いという効果があ
る。
【0056】また、本システム及びこれを用いた楽曲共
同制作方法によれば、会員から広く音楽素材(フレー
ズ、音源、歌詞等)を電子データで受け付け、新たな楽
曲を完成させるものであるので、リスナー(会員)が楽
曲制作に参加できる新しい音楽市場を具現化できる効果
がある。
【0057】本システムによれば、音楽素材データを素
材毎に管理しているので、素材データの使用に応じて著
作権に基づく配当金を受け取る権利が発生するので、著
作権管理が公正且つ明確に行うことができる効果があ
る。
【0058】本システムによれば、楽曲管理DB2で楽
曲情報に示すコード進行、テンポ等の検索キーを用いて
素材データを検索し易いようにしているので、楽曲とい
う感覚的なデータを容易に検索できる効果がある。
【0059】また、本システムによれば、楽曲管理DB
2から検索した素材データを楽曲データとして端末3に
取り込み、それら楽曲データを組み合わせて任意の楽曲
を制作できるので、楽曲の編集・アレンジ等を楽しむこ
とができる効果がある。
【0060】また、本システムによれば、楽曲管理DB
2から検索した楽曲データを自動的に組み合わせて楽曲
を完成することが可能であるので、素材データから検索
・編集して楽曲を容易に制作できる効果がある。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、楽曲データを、コード
進行、テンポ、メロディの音程差、小節当たりの音符数
を含む楽曲情報と共に記憶し、コード進行、テンポ、メ
ロディの音程差、小節当たりの音符数を検索キーとして
該当する楽曲データを検索可能とした楽曲管理データベ
ースシステムとしているので、楽曲という感覚的なデー
タを容易に検索できる効果がある。
【0062】また、本発明によれば、楽曲情報に対して
特定の検索キーによって複数の楽曲データを選択し、当
該楽曲データを繋ぎ合わせて一連の楽曲を生成可能とし
た楽曲管理データベースシステムとしているので、楽曲
完成を容易に実現できる効果がある。
【0063】また、本発明によれば、共同制作によって
完成された楽曲を構成する複数の楽曲データはデータ毎
に管理され、完成楽曲内での使用比率に応じて配当金の
受け取りを可能とした楽曲管理データベースシステムと
しているので、著作権管理を明確かつ容易に行うことが
できる効果がある。
【0064】また、本発明によれば、新規プロジェクト
の申請を受け付け、プロジェクト公募し、参加者から提
供される楽曲データを管理し、楽曲データを特定して、
楽曲データを組み合わせて楽曲を生成する楽曲共同制作
支援システムとしているので、楽曲の共同制作を有効に
支援することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る楽曲共同制作支援シ
ステムの概略図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るサーバの内部機能構
成ブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る楽曲管理データベー
ス内の情報内容を示す概略図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る端末の内部機能構成
ブロック図である。
【符号の説明】
1…サーバ、 2…楽曲管理データベース、 3…端
末、 11…会員登録手段、 12…プロジェクト発生
処理手段、 13…プロジェクト公募手段、 14…楽
曲管理手段、 15…検索手段、 16…編集手段、
31…会員申請手段、 32…プロジェクト申請手段、
33…プロジェクト公募申請手段、 34…エントリ
ー手段、 35…検索指示手段、 36…楽曲データ記
憶手段、37…編集処理手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 裕明 東京都台東区元浅草2−6−6 東京日産 台東ビル3F 株式会社ミューディック内 (72)発明者 近藤 啓三 東京都台東区元浅草2−6−6 東京日産 台東ビル3F 株式会社ミューディック内 (72)発明者 新藤 歩 東京都台東区元浅草2−6−6 東京日産 台東ビル3F 株式会社ミューディック内 Fターム(参考) 5B075 ND14 NK02 PP22 PQ02 5D378 LA09 MM16 MM19 MM52 MM65 MM68 PP05 PP07 QQ01 QQ31 XX43

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽曲データを、コード進行を含む楽曲情
    報と共に記憶し、コード進行を検索キーとして該当する
    楽曲データを検索可能としたことを特徴とする楽曲管理
    データベースシステム。
  2. 【請求項2】 楽曲データを、テンポを含む楽曲情報と
    共に記憶し、テンポを検索キーとして該当する楽曲デー
    タを検索可能としたことを特徴とする楽曲管理データベ
    ースシステム。
  3. 【請求項3】 楽曲データを、メロディの音程差を含む
    楽曲情報と共に記憶し、メロディの音程差を検索キーと
    して該当する楽曲データを検索可能としたことを特徴と
    する楽曲管理データベースシステム。
  4. 【請求項4】 楽曲データを、小節当たりの音符数を含
    む楽曲情報と共に記憶し、小節当たりの音符数を検索キ
    ーとして該当する楽曲データを検索可能としたことを特
    徴とする楽曲管理データベースシステム。
  5. 【請求項5】 楽曲データの提供者の個人情報を、楽曲
    データ及び楽曲情報と共に記憶し、前記提供者の個人情
    報を基に楽曲データを検索可能としたことを特徴とする
    請求項1乃至4記載の楽曲管理データベースシステム。
  6. 【請求項6】 楽曲データとしては、キーやテンポの変
    更が容易なファイル形式のデータ又は音楽的ニュアンス
    をつかみやすいファイル形式のデータを記憶することを
    特徴とする請求項1乃至5記載の楽曲管理データベース
    システム。
  7. 【請求項7】 楽曲情報に対して特定の検索キーによっ
    て複数の楽曲データを選択し、当該楽曲データを繋ぎ合
    わせて一連の楽曲を生成可能としたことを特徴とする請
    求項1乃至6記載の楽曲管理データベースシステム。
  8. 【請求項8】 検索キーとして楽曲情報のコード進行
    を、全体の楽曲の流れで特定する検索を行い、検索によ
    り選択された複数の楽曲データを繋ぎ合わせて一連の楽
    曲を生成可能としたことを特徴とする請求項7記載の楽
    曲管理データベースシステム。
  9. 【請求項9】 楽曲データとしては、キーやテンポの変
    更が容易なMIDIデータを繋ぎ合わせることを特徴と
    する請求項8記載の楽曲管理データベースシステム。
  10. 【請求項10】 共同制作によって完成された楽曲を構
    成する複数の楽曲データはデータ毎に管理され、完成楽
    曲内での使用比率に応じて配当金の受け取りを可能とし
    たことを特徴とする楽曲管理データベースシステム。
  11. 【請求項11】 共同制作のために提供された楽曲デー
    タではあるが、完成楽曲に採用されなかった楽曲データ
    を個人情報及び楽曲情報と共に記憶し、会員の端末から
    検索可能としたことを特徴とする楽曲管理データベース
    システム。
  12. 【請求項12】 端末から新規プロジェクトの申請を受
    け付けるプロジェクト発生処理手段と、全会員に前記プ
    ロジェクトの内容を公開し、参加者を募る処理を行うプ
    ロジェクト公募手段と、前記参加者から提供される楽曲
    データを楽曲情報と共にデータ毎に管理する楽曲管理手
    段と、楽曲データを特定するための検索を行う検索手段
    と、前記検索された楽曲データを組み合わせて楽曲を生
    成する編集手段とを有することを特徴とする楽曲共同制
    作支援システム。
  13. 【請求項13】 参加者から提供される楽曲データを楽
    曲情報と共にデータ毎に記憶する楽曲管理データベース
    と、 端末から新規プロジェクトの申請を受け付けるプロジェ
    クト発生処理手段と、全会員に前記プロジェクトの内容
    を公開し、参加者を募る処理を行うプロジェクト公募手
    段と、前記楽曲データと楽曲情報とを対応づけて管理す
    る楽曲管理手段と、楽曲データを特定するための検索を
    行う検索手段と、前記検索された楽曲データを組み合わ
    せて楽曲を生成する編集手段とを有するサーバとを備え
    ることを特徴とする楽曲共同制作支援システム。
  14. 【請求項14】 プロジェクト公募に対して提供された
    楽曲データについて、会員によって人気投票若しくは不
    人気投票が為され、当該投票結果に応じて楽曲データが
    特定されることを特徴とする請求項12又は請求項13
    記載の楽曲共同制作支援システム。
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