JP2002063383A - 創作音楽作品の集中仲介方法、システム及び記録媒体 - Google Patents

創作音楽作品の集中仲介方法、システム及び記録媒体

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JP2002063383A JP2000248883A JP2000248883A JP2002063383A JP 2002063383 A JP2002063383 A JP 2002063383A JP 2000248883 A JP2000248883 A JP 2000248883A JP 2000248883 A JP2000248883 A JP 2000248883A JP 2002063383 A JP2002063383 A JP 2002063383A
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creative music
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 創作音楽作品の盗用を防止しつつ創作された
創作音楽作品とそれを求める音楽関係者との間のマッチ
ングを可能とする創作音楽作品の集中仲介方法、システ
ム及び記録媒体を提供する。 【解決手段】 創作音楽作品の集中仲介方法は、カセッ
トテープ、CD、MO等の記録手段に記録した創作音楽
作品と共に少なくとも創作者の氏名、連絡先を受理する
工程S1と、受理した創作音楽作品を創作者の氏名を含
むインデックスを付与して保管する工程S4と、そし
て、アクセス権を有する利用者にのみ記録手段に記録さ
れた創作音楽作品を公開する工程S12とを備えて構成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、レコード、CD、
ライブ演奏といった音楽活動が未だなされていない創作
(オリジナルな)音楽作品、典型的には、創作された作
詞、創作された作曲、創作された演奏又は演奏方法、歌
唱の集中仲介方法、創作音楽作品の集中仲介システム及
び前記集中仲介方法を実行するプログラムを記録したコ
ンピュータ読取可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【先行技術】レコード、CDといった音楽製品に収録さ
れた楽曲、ライブ演奏といった音楽活動で演奏される楽
曲は、言うなれば、数千・数万の候補から選び抜かれた
優秀作品である。毎日、世界中で、プロ、アマを問わず
沢山の作曲家、作詞家、演奏家が凌ぎを削って創作活動
を行っており、その内のほんの一握りの作品だけが音楽
製品として、あるいは、演奏される楽曲として日の目を
見ることとなる。
【0003】このような創作された作詞、作曲、演奏
(演奏技法等の創作を含む)が、現実に、音楽製品とし
て、あるいは、演奏される楽曲として日の目を見ること
となるまでの過程は、作曲を例にとると次の通りであ
る。作曲家は、特定の歌詞を念頭において、又は、その
ような歌詞を前提とすることなくメロディーを創作す
る。これをギター、ピアノといった手ごろな楽器を用い
て演奏しこれをカセットテープ等に録音する。録音され
たカセットテープはデモテープと呼ばれるもので、新人
アーチストが自らの楽曲を録音し、レコード会社の人
間、プロデューサ等の音楽関係者に聞いてもらうために
作成する場合にも用いられる。
【0004】レコード会社の人間、プロデューサ等の音
楽関係者は、このデモテープを聞いて、そのメロディー
に最適な歌い手を決定し、作詞家に依頼して曲に詞を付
けたり必要に応じて編曲を行った後、音楽作品として録
音を行う。この作品を収めたマスター原版は、CD(レ
コード、MO等の他の記録手段の場合も同様)制作会社
に回されCD、レコード、MO等といった音楽製品の形
で大量生産される。上記の流れは一例で、歌手及び/又
は歌詞が先に決まっている状況で作曲家に作曲の依頼が
行われる場合もあれば、作詞・作曲・演奏・歌唱等を一
括してシンガーソングライターと呼ばれる歌手に依頼す
る場合もある。なお、創作された演奏とは、例えば、各
地を転々として門付け芸人からスタートして、民謡の伴
奏に過ぎなかった津軽三味線を独自の演奏芸術にまで到
達させた高橋竹山による演奏、沖縄ポップと呼ばれる特
殊な楽器を用いた独特の音楽、和太鼓を用いた演奏等で
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
にして日の目を見た作品も、全てが大衆の支持を受けて
ミリオンセラーとなるわけではなく、むしろ、その内の
少数の作品だけが爆発的な販売枚数を記録するに過ぎな
い。そして、大多数の作品、歌い手、演奏家達は、大衆
から忘れられ、何時ともなく表舞台から消え去って行
く。レコード会社の人間、プロデューサ等の音楽関係者
にとって、自らが手がけるアーチストが成功を収めるの
か、あるいは、失敗者として消え去るものであるのかは
死活問題であり、より良い曲、より良い詞を求めて日夜
奮闘し続けている。その結果、作曲・作詞の依頼は、一
部の著名な作曲家・作詞家に集中する傾向があった。同
様の事は、歌手についても言え、売れている歌手には著
名な作曲家・作詞家の作品が供給されるが、海のものと
も山のものとも分からないような新人歌手にはなかなか
良い曲、良い歌詞のものが回らないというのが現実であ
った。その結果、歌手を抱えているプロダクション(歌
手自身を含む)の側から見ると、歌手の個性や好みに合
致しないというものが多数存在していた。
【0006】さらに、近年、音楽の一ジャンルとして、
コンピュータシステムを音楽製作の現場に利用して全く
新しいタイプの音楽を創作するデスクトップ・ミュージ
ックが台頭してきている。身近なコンピュータを利用で
きるのでアマチュア作曲家や音楽家達に歓迎されてい
る。かかる音楽は、コンピュータの諸機能、とりわけ、
記憶機能を創作や演奏の過程に利用したもので、デジタ
ル・ポップやテクノ・ポップもこれらの系譜である。典
型的には、シンセサイザーの電子発振器により発生させ
た音を記憶、可変、時間移動、模倣などの特性を用いて
あらゆる音楽分野の音、メロディーを創生する。これ
に、サンプラーを用いてシンセサイザーでは再現が困難
な現実音(レコード等に録音された音楽を含む)をデジ
タル変換して半導体に記憶させたものと合成し、音、メ
ロディーの質、幅、深み、形態を変化させて全く新しい
楽曲を創作することも行われている。
【0007】ところが、かかる新しいタイプの音楽は、
前述したデモテープ(CD、MO等の他の記録手段を含
む)を作成して音楽関係者に送り付けても、返事もこな
ければ送り返されてもこないということになっていた。
音楽関係者の側からすると、この種のデモテープは毎日
のように送られてきており、内容も貧弱で聞く気がしな
い、というのが正直な感想であった。一方、デモテープ
を送付した側は、そのように扱われていることを知る由
も無く、毎日、聞いてもらったかどうか、聞いてもらっ
たとしたら内容が悪かったのかどうか気を揉みながら生
活をするということを余儀なくされていた。そして、結
局は返事がないということで、音楽への情熱を無くして
いくというのが、通り相場となっていた。
【0008】このように、新鮮で人を引き付ける魅力あ
る作曲、作詞等の要望が一方であり、他方で自らの魂を
傾けた創作作品があるにもかかわらず、それらが上手く
噛み合わないのは、この業界が旧態然とした一対一の交
渉によって物事を進め、多対多のこれらを繋ぐインター
フェイスとしての仕組みが確立されていないからであ
る。よって、このようなインターフェイスの確立が強く
求められていたのである。
【0009】よって、本発明が解決すべき課題は、創作
音楽作品の盗用を防止しつつ創作された創作音楽作品と
それを求める音楽関係者との間のマッチングを可能とす
る創作音楽作品の集中仲介方法、システム及び記録媒体
を提供することにある。ここで、請求項1に記載の発明
は、多数の創作音楽作品と多数の音楽関係者との間で需
要と供給とを上手くマッチングすることができる創作音
楽作品の集中仲介方法を提供することを目的とする。
【0010】ここで、請求項2に記載の発明は、著作権
契約上弱い立場になりがちな創作者を補助することがで
きる創作音楽作品の集中仲介方法を提供することを目的
とする。ここで、請求項3に記載の発明は、登録資格の
ない場合にも、JASRAC登録に伴う利益を享受でき
るようにする創作音楽作品の集中仲介方法を提供するこ
とを目的とする。ここで、請求項4に記載の発明は、登
録対象形態である商品化された記録媒体以外の記録媒体
に創作音楽作品が記録されている場合にも、JASRA
C登録に伴う利益を享受できるようにする創作音楽作品
の集中仲介方法を提供することを目的とする。
【0011】ここで、請求項5記載の発明は、再生時に
おけるスピードを向上させることができる創作音楽作品
の集中仲介方法を提供することを目的とする。ここで、
請求項6記載の発明は、著作権侵害があった場合に著作
権存在の立証を確実に行えるようにした創作音楽作品の
集中仲介方法を提供することを目的とする。ここで、請
求項7記載の発明は、利用者に所望の創作音楽作品群の
みを供給可能な創作音楽作品の集中仲介方法を提供する
ことを目的とする。ここで、請求項8記載の発明は、創
作者側に当該創作者が最も知りたいと思っている情報を
供給できるようにした創作音楽作品の集中仲介方法を提
供することを目的とする。
【0012】ここで、請求項9記載の発明は、多数の創
作音楽作品から絞込み行って特定のものだけにすること
ができる創作音楽作品の集中仲介方法を提供することを
目的とする。ここで、請求項10記載の発明は、インタ
ーネットを用いて多数の創作音楽作品と多数の音楽関係
者との間で需要と供給とを上手くマッチングすることが
できる創作音楽作品の集中仲介方法を提供することを目
的とする。ここで、請求項11記載の発明は、インター
ネットを用いて多数の創作音楽作品と多数の音楽関係者
との間で需要と供給とを上手くマッチングすることがで
きる創作音楽作品の集中仲介システムを提供することを
目的とする。
【0013】ここで、請求項12記載の発明は、多数の
創作音楽作品から絞込み行って特定のものだけにするこ
とができる創作音楽作品の集中仲介システムを提供する
ことを目的とする。ここで、請求項13記載の発明は、
著作権侵害があった場合に著作権存在の立証を確実に行
えるようにした創作音楽作品の集中仲介システムを提供
することを目的とする。ここで、請求項14記載の発明
は、創作者側に当該創作者が最も知りたいと思っている
情報を供給できるようにした創作音楽作品の集中仲介シ
ステムを提供することを目的とする。ここで、請求項1
5記載の発明は、請求項1〜10に記載された創作音楽
作品の集中仲介方法を実行させるプログラムを記載した
コンピュータ読取可能な記録媒体を提供することを目的
とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものである。本発明の第一の態様は、
カセットテープ、CD、MO等の記録手段に記録した創
作音楽作品と共に少なくとも創作者の氏名、連絡先を受
理する工程と、受理した創作音楽作品を創作者の氏名を
含むインデックスを付与して保管する工程と、そして、
アクセス権を有する利用者にのみ前記記録手段に記録さ
れた創作音楽作品を公開する工程とを備えて構成されて
なる創作音楽作品の集中仲介方法を提供する。
【0015】初めに、カセットテープ、CD、MO等の
記録手段に記録した創作音楽作品を受理する。これを、
順次、創作者の氏名を含むインデックスを付与して保管
する。これにより、多数の創作音楽作品を集中して保管
することが可能となる。かかる創作音楽作品を聞きたい
と欲するレコード会社の人間、プロデューサ等の音楽関
係者は、アクセス権を取得する。そして、このアクセス
権が認証された場合のみ、記録手段に記録された創作音
楽作品を公開する。これにより、創作音楽作品の盗用を
防止しつつ、多数の創作音楽作品と多数の音楽関係者と
の間で需要と供給とを上手くマッチングすることができ
る。
【0016】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の創作音楽作品の集中仲介方法において、さらに、一
の利用者により当該創作音楽作品が採用されることに決
定した場合に、創作者を代理して、集中仲介機関が当該
利用者と著作権関連の契約を締結すると共に、当該集中
仲介機関はその創作者とマネージメント契約を締結する
工程を備えて構成されていることを特徴とする。著作権
契約上弱い立場になりがちな創作者、特に、このような
著作権契約に慣れていない新人が不利な立場とならない
ように、集中仲介機関が当該利用者と著作権関連の契約
を締結すると共に、当該集中仲介機関はその創作者とマ
ネージメント契約を締結する。この場合に、集中仲介機
関は、創作者との間で、JASRACから作曲家、作詞
家に支払われる著作権料に対し所定割合の手数料を徴収
するように契約することもできる。創作者、音楽関係者
からなる利用者、集中仲介機関の間の利益の配分をバラ
ンスすることができる。
【0017】請求項3に記載の本発明は、請求項1に記
載の創作音楽作品の集中仲介方法において、さらに、受
理した創作音楽作品を、本人に代わってJASRAC
(日本音楽著作権協会)へ登録する工程を備えて構成さ
れていることを特徴とする。JASRACは、その登録
の条件として、「原則として過去1年以内に、第三者に
よって、日本国内で著作物が公表されていること。」を
要求している。ここでの「作品公表実績」とは、「A.
録音実績(大手メーカなどの製作による全国発売のC
D,ミュージックテープ,ビデオであって著作物が使わ
れていること。ただし、自主製作盤、委託盤及びこれに
準ずるものは除く。)、B.出版実績(大手出版社発行
などの全国に流通する出版物で著作物が使われているも
の。ただし、自費出版、委託出版及びこれに準ずるもの
は除く。)、C.演奏実績(第三者主催で、かつ、入場
料を徴収する演奏会(JASRACの許諾を受けている
もの)において著作物が使われていること。)、ただ
し、ライブハウス、ホテルのラウンジ他社交場での演奏
は除かれる。」D.放送実績(NHKや民間放送のテレ
ビ・ラジオにおいて著作物が使われていること。ただ
し、有線放送・コミュニティ放送、コマーシャル放送等
は除く。)のいずれかの実績を有することを意味する。
【0018】これらの条件は、アマチュア・プロを問わ
ず、新人の作曲家、作詞家、あるいは、自分の楽曲を自
分で演奏しながら歌うミュージシャンの卵にとってクリ
アすすることのできない条件である。そして、それが故
に、自らの名前では自己の創作音楽作品をJASRAC
に登録することはできない。集中仲介機関が、受理した
創作音楽作品を、本人に代わってJASRAC(日本音
楽著作権協会)へ登録することで、JASRAC登録に
伴う利益、具体的には、第三者が創作音楽作品の使用し
た場合の使用料の分配を享受できるようにする。
【0019】請求項4に記載の本発明は、請求項1に記
載の創作音楽作品の集中仲介方法において、JASRA
Cにおける登録対象形態である商品化された記録媒体以
外の記録媒体に創作音楽作品が記録されている場合に、
集中仲介機関が、届け出られた創作音楽作品が本人のも
のであることを証明する証明証を発行する工程を備えて
構成されていることを特徴とする。
【0020】記録手段がJASRACにおける登録対象
形態である商品化された記録媒体、例えば、CD、カセ
ットテープ、レコード等である場合には、集中仲介機関
は当該CD等を用いてJASRACへの登録を受けるこ
とができる。従って、少なくともその申請日には当該創
作音楽作品が創作されていたことの証拠となる。一方、
記録手段が商品化されたもの以外である場合には、JA
SRACへの登録はそのままでは不可能となるため、集
中仲介機関が、届け出られた創作音楽作品が本人のもの
であることを証明する証明証を発行する。これにより、
著作権侵害の問題が発生した場合も、少なくとも当該創
作音楽作品の集中仲介機関における受理日には当該創作
音楽作品が創作されていたことの証拠とすることができ
る。
【0021】請求項5に記載の本発明は、請求項1に記
載の創作音楽作品の集中仲介方法において、前記創作音
楽作品の保管工程が、多数の中から創作音楽作品を短時
間に選択して再生できる一の形態の記録手段に記録して
保管することを特徴とする。デモテープ、CD、MOと
いった種々の形態の記録手段をそのまま集中仲介機関で
保管した場合、その内容を聞きたいという利用者が現れ
た場合に迅速に対応することができない。また、機械を
使って自動的に再生することも、費用との関係で難し
い。そこで、多数のものの中から特定の創作音楽作品を
短時間に選択して再生できる一の形態の記録手段に記録
して保管する。これにより、再生要求への対応を迅速且
つ自動的に行えるようにする。また、インターネットで
の使用を容易とすることができる。
【0022】請求項6に記載の本発明は、請求項5に記
載の創作音楽作品の集中仲介方法において、各創作音楽
作品の一の形態の記録手段への記録が、少なくとも、記
録年月日及び創作者名と共に改変不能な形態で行われる
ことを特徴とする。各創作音楽作品の一の形態の記録手
段への記録が、改変不能な形態で行われており、且つ、
記録年月日及び創作者名と共に記録されていることを立
証することにより、著作物及びその創作年月日の真正を
立証することが簡単にできるようになる。請求項7に記
載の本発明は、請求項1に記載の創作音楽作品の集中仲
介方法において、さらに、所定期間毎に、記録されてい
る創作音楽作品の作者、ジャンル、作品の概要等を記載
した一覧表を作成し、アクセス権を有する者に利用可能
とする工程を備えて構成されていることを特徴とする。
集中仲介機関に保管された創作音楽作品の数が多数とな
った場合、この一覧表により、利用者の要望するタイプ
の創作音楽作品を容易に選択できるようにする。
【0023】請求項8に記載の本発明は、請求項1に記
載の創作音楽作品の集中仲介方法において、さらに、各
創作音楽作品について公開された回数、アクセス者の一
般情報等のアクセス情報を当該作品の創作者に提供する
工程を備えて構成されていることを特徴とする。創作者
側に当該創作者が最も知りたいと思っている情報、具体
的には、一覧表等で自らの作品がどのように紹介されて
いるのか、自分の作品にアクセスが何回あったのか、ど
のような利用者からアクセスがあったのか等のアクセス
情報を、いつでも自由に取り出せるようにする。これに
より、創作者側の精神的イライラを和らげ、また、次な
る創作活動の参考とすることができる。
【0024】請求項9に記載の本発明は、請求項1に記
載の創作音楽作品の集中仲介方法において、創作音楽作
品公開工程が、多数記録されている創作音楽作品を、ジ
ャンル別、創作者別、音楽専門家による推薦曲、複数試
験者によるアンケート結果、創作者側からの一押し曲情
報、指定期間のいずれか一又は複数により絞込んだ後、
アクセス権を有する者に創作音楽作品を公開することを
特徴とする。例えば、一覧表に記載される創作音楽作品
の数が多数となり、利用者側が希望するタイプの創作音
楽作品を短時間で検索できないことが予想される場合に
有効である。絞込みのための項目としては、「Jポッ
プ、映画音楽、ラップといったジャンル別」、「創作者
別」、「最新のものから1ケ月以内のものといった期間
別」等従来の絞込み項目に加えて、「音楽専門家等によ
る推薦やコメントに基づく選別」、「音楽製品の需要者
によるアンケート結果」、「創作者が複数創作した作品
の中で特に優れていると推挙するもの」等種々の項目が
ある。これらを、単独であるいは任意の組み合わせのも
のを「AND」及び/又は「OR」条件で用いることが
できる。
【0025】請求項10に記載の本発明は、請求項1〜
9に記載の創作音楽作品の集中仲介方法において、創作
音楽作品の保管工程をインターネット等の通信回線上の
ホストコンピュータで行い、創作音楽作品の受理工程
を、記録手段の創作音楽作品を創作者端末においてイン
ターネット等の通信回線を介して送信可能な電子データ
化した後、ホストコンピュータに送信されたものについ
て行い、また、創作音楽作品の公開工程も、アクセス権
を有する者にインターネット等の通信回線を介して行う
ことを特徴とする。
【0026】本発明方法は、インターネット等の通信回
線を用いて効果的に行うことができる。先ず、創作音楽
作品の受理工程は、記録手段の創作音楽作品を創作者端
末においてインターネット等の通信回線を介して送信可
能な電子データ化した後、ホストコンピュータに送信さ
れたものについて行う。創作者は、自分の端末記録手段
がデモテープの場合には、テープ再生装置を、CDの場
合にはCDドライブを、また、MOの場合にはMOドラ
イブをコンピュータに接続して再生し、これを少なくと
も創作者名、連絡先と共に、インターネット等の通信回
線を介して送信可能な電子データ化する。かかる電子デ
ータは、インターネット等の通信回線を介して送信され
る。ホストコンピュータは、このようにして送信されて
きた電子データを受理することにより、創作音楽作品の
受理工程を実行する。
【0027】ホストコンピュータは、受理した電子デー
タに創作者の氏名を含むインデックスを付与してホスト
コンピュータのメモリ又はホストコンピュータに接続し
た外付けのメモリ等に保管することにより、創作音楽作
品の保管工程を実行する。メモリへの保管は、好ましく
は、多数の中から特定の創作音楽作品を短時間に選択し
て再生できる一の形態の記録手段、例えば、大容量ハー
ドディスク、光ディスク、光磁気ディスクのいずれかに
記録して行う。創作音楽作品の電子データと共に記録年
月日、創作者名を改変不能な光ディスクに記録すれば、
後日、著作権侵害事件が発生した時に、当該著作物の創
作時期及び内容の真正を容易に立証できることとなる。
【0028】ホストコンピュータでは、所定期間、例え
ば、1ケ月毎に、メモリに蓄積されている創作音楽作品
の作者、ジャンル、作品の概要等を記載した一覧表を作
成し、これをアクセス権を有する者に利用可能とするこ
とが好ましい。ホストコンピュータに蓄積された創作音
楽作品の数が多数となった場合、この一覧表により、利
用者の要望するタイプの創作音楽作品を容易に選択でき
るようにする。ホストコンピュータは、また、各創作音
楽作品について公開された回数、アクセス者の一般情報
等のアクセス情報を獲得し、それをメモリに記憶させて
おくことが好ましい。そして、当該作品の創作者から問
い合わせがあった場合に、かかるアクセス情報を、いつ
でもインターネットを介して自由に取り出せるようにす
る。
【0029】ホストコンピュータは、また、メモリに蓄
積された膨大な数の創作音楽作品から利用者が要望する
ものだけを絞り込んで提供できるように、複数の絞込み
項目を用意しておくことが好ましい。かかる絞込み項目
中から利用者に適宜のものを選択してもらい、当該絞込
み項目の選択されたものを検索キーワードとして、記録
されている多数の創作音楽作品から絞り込む。
【0030】ホストコンピュータは、そのようにして絞
り込んだ創作音楽作品のみを、インターネットを介して
アクセス権を有する者に公開することにより、創作音楽
作品の公開工程を実行することができる。利用者端末か
ら、インターネットを介してホストコンピュータに、か
かる絞込み項目を含んだ絞込みメニューを要求すること
ができるように構成することもできる。
【0031】本発明の第二の態様は、創作音楽作品の創
作者が利用する創作者端末と、集中仲介機関が管理する
ホストコンピュータと、そして、プロデューサ、歌手、
レコード会社担当者等の音楽製品の製作に携わる者であ
ってホストコンピュータに対するアクセス権を有する者
が利用する利用者端末とをインターネット等の通信回線
を介して接続してなる創作音楽作品の集中仲介システム
を提供する。創作者端末は、カセットテープ、CD、M
O等の記録手段に記録した創作音楽作品をインターネッ
ト等の通信回線を介して送信可能な電子データに変更す
る手段と、そして、ホストコンピュータにアクセスして
電子データと共に少なくとも創作者の氏名を送信する手
段とを備えている。
【0032】利用者端末は、聞いてみたい創作音楽作品
を選択してホストコンピュータに指示する手段と、ホス
トコンピュータから送られてきた創作音楽作品の電子デ
ータを楽曲情報に変換する手段と、変換された楽曲情報
を楽曲として再生するスピーカ手段(イヤホーン、ヘッ
ドホーン等の個人専用の聴覚手段を含む。)とを備えて
いる。全ての創作音楽作品を順番に聞くよう構成するこ
とも可能で、その場合、創作音楽作品の選択指示手段
は、省略することができる。一覧表からの聞きたい創作
音楽作品の選択実行は、キーボード、マイクによる音声
認識、あるいは、ディスプレイの所定の位置を接触する
ことにより命令を伝えるタッチパネル等従来周知の種々
の手段を用いて行うことができる。
【0033】ホストコンピュータは、創作者端末から送
られてくる電子データを創作者の氏名を含むインデック
ス情報と関連して蓄積させる制御手段と、電子データを
記録する第一のメモリと、第一メモリに記録された創作
音楽作品についての概要、創作者、ジャンル等の検索情
報を記載した一覧表を作成する制御手段と、検索情報を
記録する第二のメモリと、創作音楽作品の公開を求めて
アクセスしてくる利用者端末がアクセス権を有するか否
かの判断の基礎となるID情報を蓄積する第三のメモリ
と、現実にアクセスした利用者端末がアクセス権を有す
るか否かを第三メモリにおける情報を参照して判断する
制御手段と、現実にアクセスした利用者端末がアクセス
権を有する場合に第二メモリに記録された検索情報を記
載した一覧表を利用者端末に送信する制御手段と、そし
て、利用者端末によって選択された創作音楽作品の電子
データを前記第一メモリから呼び出して当該利用者端末
に送信する制御手段とを備えている。
【0034】請求項12に記載の本発明は、請求項11
に記載の創作音楽作品の集中仲介システムにおいて、さ
らに、ホストコンピュータが、多数記録されている創作
音楽作品を、ジャンル別、創作者別、音楽専門家による
推薦曲、複数試験者によるアンケート結果、創作者側か
らの一押し曲情報、指定期間等の絞込み項目により絞り
込むための絞込みメニューを作成する制御手段と、絞込
みメニューを記録する第四のメモリと、第四メモリに記
録された絞込みメニューを利用者端末に送信する制御手
段と、利用者端末により選ばれた絞込み項目に従って一
覧表に記載されるべき検索情報を絞り込む制御手段とを
備えており、一方、利用者端末が、ホストコンピュータ
からの絞込みメニューを利用者に提示する提示手段と、
絞込みメニューに記載された絞込み項目を選択指定する
制御手段と、選択された絞込み項目をホストコンピュー
タに送信する制御手段とを備えてなることを特徴とす
る。
【0035】絞込みの実行は、利用者端末に設置された
キーボード、マイクによる音声認識、あるいは、ディス
プレイの所定の位置を接触することにより命令を伝える
タッチパネル等従来周知の種々の手段を用いて行うこと
ができる。請求項13に記載の本発明は、請求項11に
記載の創作音楽作品の集中仲介システムにおいて、第一
メモリが、各創作音楽作品の電子データを少なくとも記
録年月日及び創作者名と共に記録するROMであること
を特徴とする。
【0036】請求項14に記載の本発明は、請求項11
に記載の創作音楽作品の集中仲介システムにおいて、さ
らに、ホストコンピュータが、各創作音楽作品について
公開された回数、アクセス者の一般情報等のアクセス情
報を蓄積する制御手段と、アクセス情報を記録する第五
のメモリと、創作音楽作品の創作者端末から要求があっ
た場合に第五メモリから当該創作者の創作に係る創作音
楽作品についてアクセス情報を呼び出し当該創作者端末
に送信する制御手段とを備えており、一方、創作者端末
が、ホストコンピュータに対しアクセス情報を要求する
制御手段を備えてなることを特徴とする。
【0037】請求項15に記載の本発明は、カセットテ
ープ、CD、MO等の記録手段に記録した創作音楽作品
と共に少なくとも創作者の氏名、連絡先を受理する受理
部と、受理した創作音楽作品を創作者の氏名を含むイン
デックスを付与して保管する保管部と、そして、アクセ
ス権を有する利用者にのみ、前記保管部から当該創作音
楽作品が記録されている記録手段を取り出し当該創作音
楽作品を当該利用者に公開する公開部とを備えて構成さ
れてなる創作音楽作品の集中仲介システムを提供する。
本発明の第三の態様は、請求項1〜10に記載の創作音
楽作品の集中仲介方法を実行するプログラムを記録した
コンピュータ読取可能な記録媒体を提供する。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る創作音楽作品
の集中仲介方法、創作音楽作品の集中仲介システム及び
記録媒体を実施の形態及び図面に基づいて、更に詳しく
説明する。図1は、本発明に係る創作音楽作品の集中仲
介方法の一実施形態のブロック図である。
【0039】図示されているように、本発明に係る創作
音楽作品の集中仲介方法の好ましい一実施形態は、概略
的に、創作音楽作品の受理工程S1と、受理した創作音
楽作品を創作者などのインデックスを付して集中仲介機
関が保管する工程S4と、膨大な数の創作音楽作品の中
から利用者が要求するものを厳選するための絞込みメニ
ューを作成する工程S5と、集中仲介機関への利用者か
らのアクセス工程S6と、当該利用者がアクセス権を有
するか否か確認する工程S7と、アクセス権を有する場
合に絞込みメニューを提示する工程S8と、利用者によ
る絞込み項目の選定S9と、絞込み項目により厳選され
た創作音楽作品についての一覧表の作成工程S10と、
(利用者による聞いてみたい創作音楽作品の選択指定工
程S11と)、指定された創作音楽作品を取り出し当該
利用者に対して公開する工程S12と、利用者による気
に入った創作音楽作品の採用の意志表示工程S13と、
そして、創作者に代わって当該利用者との間で著作権契
約を締結すると共に、当該創作者とマネージメント契約
を締結する工程S14とを含んで構成されている。
【0040】なお、選択指定工程S11は、絞込み項目
により厳選された創作音楽作品の数が十分に小さな数
値、例えば、予定している時間内に全てを聞くことがで
きないような数である場合に、利用者が付加的にさらな
る絞込みを行う際実行されるものである。図示された好
ましい実施形態では、受理した創作音楽作品を、本人に
代わってJASRAC(日本音楽著作権協会)へ登録す
る工程S2を備えて構成されている。JASRACが要
求している登録条件をクリアすることができないプロ・
アマの新人作曲家、作詞家、あるいは、自分の楽曲を自
分で演奏しながら歌うミュージシャンの卵にも、JAS
RAC登録に伴う利益を享受できるようにしたものであ
る。JASRACにおける登録対象形態である商品化さ
れた記録媒体以外の記録媒体に創作音楽作品が記録され
ている場合には、後日、著作権侵害の問題が発生する可
能性が高い。本実施形態では、かかる場合に備えて集中
仲介機関が届け出られた創作音楽作品が本人のものであ
ることを証明する証明証を発行する工程S3を備えてい
る。
【0041】創作音楽作品は、通常、カセットテープ、
CD、MO等の記録手段に記録して集中仲介機関に持ち
込まれる。創作音楽作品の保管は、多数の中から創作音
楽作品を短時間に選択して再生できる一の形態の記録手
段に記録することにより行うことが好ましい。デモテー
プ、CD、MOといった種々の形態の記録手段をそのま
ま集中仲介機関で保管した場合、その内容を聞きたいと
いう利用者が現れた場合に迅速に対応することができな
いからである。一の形態の記録手段に記録することによ
り、再生要求への対応を迅速且つ自動的に行えるように
することができ、また、インターネットでの使用を容易
とすることができる。一の形態の記録手段への記録は、
少なくとも、記録年月日及び創作者名と共に改変不能な
形態で行われることが好ましい。著作物及びその創作年
月日の真正を立証することが簡単にできるようになるか
らである。
【0042】後日、当該創作音楽作品を特定するための
創作者の氏名や、タイトル、あるいは、音楽関係者によ
る採用の意思表示があった場合の連絡先も受理時に検索
用の原簿に記録される。検索用の原簿は、整理・検索が
容易なコンピュータ上で作成することが好ましい。な
お、本発明方法をインターネットを利用して実施する場
合、創作音楽作品の集中仲介機関への届け出・創作音楽
作品のホストコンピュータへの保管・利用者への当該創
作音楽作品の公開その他は全て電子データの形態で行わ
れるため、検索用の原簿も当然コンピュータ上で作成さ
れる。それ以外の場合には、持ち込まれた記録手段は、
記録手段別に、創作者別に、受理日順に及び/又はジャ
ンル別に分けて保管される。検索用の原簿には、また、
ジャンルの別についての情報や、創作者・創作音楽作品
の概要、音楽専門家による推薦曲、複数試験者によるア
ンケート結果、創作者側からの一押し曲情報を記録する
こともできる。
【0043】創作者・創作音楽作品の概要とは、年齢、
性別、出身地、ソロ・グループの別、今までの音楽活動
など人に関する情報や音楽の傾向、ビート、声の質とい
った作品についての情報を簡単な文章で表したものであ
る。音楽専門家による推薦曲とは、特定の音楽専門家に
依頼してその人の感性で創作音楽作品の良し悪しの判断
をしてもらおうとするものである。ある種の音楽専門家
は、売れる曲を探すという点において動物的感を有して
いると言われており、これは、音楽の創作能力やそのよ
うな創作音楽作品を世に売り出すプロデュース能力とは
別のものである。このような音楽専門家の推薦を参考に
することにより、レコード会社の人間、プロデューサ等
の音楽関係者は、短時間に膨大な数の創作音楽作品の中
から売れる可能性の高いものだけを厳選することができ
る。かかる音楽専門家は、単数である必要はなく複数の
ものの推薦を個別に又は共同で掲載することができる。
かかる音楽専門家による推薦は有料で行うことも、成功
報酬制とすることも、あるいは、全く無料とすることも
できる。
【0044】複数試験者によるアンケート結果とは、例
えば、対象とされる創作音楽作品の需要者層から複数人
を選定して作品の良し悪しについてアンケート調査を行
いその結果について情報を掲載するものである。創作音
楽作品が売れるか否かは、結局のところ需要者に受入れ
られるものであるか否かに掛かっているからである。創
作者側からの一押し曲情報とは、一般に、能力あるアー
チストは多数の創作音楽作品を有しているが、創作者本
人が最も売れる、できが良い、あるいは、気に入ってい
ると推薦するものを情報として掲載するものである。自
分の作品は自分が最もよく知っている、という経験則か
らの情報である。
【0045】これらの情報は、膨大な数の創作音楽作品
の中からレコード会社の人間、プロデューサ等の音楽関
係者に絞込みを掛ける際の絞込み項目として利用するこ
とも、あるいは、一覧表に記載する一般情報として利用
することも可能である。これら、絞込み項目は、単独で
用いる他複数のものを組み合わせて利用することも可能
である。例えば、「アンケート結果が良く、50曲以上
の創作音楽作品を持つ創作者が一押し曲として推薦して
おり、さらに、最新の2週間以内の受理案件であるも
の」といった絞り込みを行うことができる。従って、創
作音楽作品が数万、数十万といった膨大な数であって
も、数曲から数十曲程度に絞り込むことができる。従っ
て、一曲当たり2〜10分かかるものであっても数時間
から数日で全てを聞き切ることが可能となる。これによ
り、要望する創作音楽作品を極めて短期間に探し出すこ
とができる利点を有する。
【0046】また、かかる集中仲介機関を利用すること
によりそれ程の努力をすることなく要望する創作音楽作
品を探し出すことができることから、極めて多忙なレコ
ード会社の人間、プロデューサ等の音楽関係者であって
も頻繁に利用することが期待される。よって、有能なプ
ロ・アマの新人創作家が世に出るチャンスがそれだけ拡
大する革新的効果がある。絞込みメニュー作成工程S5
は、前述したように、膨大な数の創作音楽作品の中から
利用者が要求するものを厳選するためのものである。例
示されたものの他、種々の絞込み項目が存在することは
理解されるべきである。例えば、創作音楽作品の一部、
例えば、出だしから3小節までといったものや、受理さ
れた順位で3曲ごとといった方法で絞り込みこともでき
る。
【0047】集中仲介機関への利用者からのアクセス工
程S6は、インターネットを利用したシステムではホス
トコンピュータへの利用者からのアクセスという形で行
われ、それ以外の場合は、利用者が直接集中仲介機関に
出向いて行う。本発明に係る創作音楽作品の集中仲介方
法では、創作音楽作品が盗用されるのを防止する観点か
ら創作音楽作品を聞くことができる人間の範囲を限定し
ている。従って、利用を欲する人間は、集中仲介機関に
対して予めアクセス権を取得しておく必要がある。そし
て、集中仲介機関又はそれが管理するホストコンピュー
タに利用者からアクセスがあった場合、アクセス権を有
するか否か必ず確認する。インターネットを利用したシ
ステムでは、アクセス権を有する利用者ごとにID情報
を蓄積しておき、当該ID情報を参照することによって
行う。アクセス権を有することが判明した場合、絞込み
メニュー提示工程S8が実行される。
【0048】利用者は、かかる絞込みメニューに記載さ
れた絞込み項目を選定することによって絞込み項目選定
工程S9を実行する。インターネットを利用したシステ
ムにおける選択実行は、利用者端末に設置されたキーボ
ード、マイクによる音声認識装置、あるいは、ディスプ
レイの所定の位置を接触することにより命令を伝えるタ
ッチパネル装置等従来周知の種々の手段を用いて行うこ
とができる。コンピュータを用いないシステムでは、検
索用の原簿を参照して、個々の絞込み項目に合致する創
作音楽作品が記録されている記録手段を取り出すことと
なる。
【0049】インターネットを利用したシステム等コン
ピュータを用いるシステムでは、絞込み項目により厳選
された創作音楽作品についての一覧表を作成する工程S
10が設けられている。この一覧表は、絞込みを掛けな
い状態でも作成することもできるが、その場合、一覧表
自体が膨大なものとなる。一覧表は、所定期間毎に作成
することもでき、また、利用者にペーパとして出力又は
ホストコンピュータのアクセス権のある者のみ開ける一
ファイルとして提示することもできる。ペーパとして出
力すると、創作音楽作品についてのコメントなどを書き
込むメモとして利用することができる。もちろん、かか
る一覧表を作成することなく、絞込み項目により厳選さ
れた創作音楽作品を順次提示することも可能である。
【0050】絞込み項目により厳選された創作音楽作品
の数が十分に小さな数値とならない場合、創作音楽作品
の選択指定工程S11により利用者が付加的にさらなる
絞込みを行うことができる。公開工程S12では、この
ようにして選定された創作音楽作品が保管場所から取り
出され当該利用者に対して提示される。インターネット
を利用したシステムでは、ホストコンピュータのメモリ
から選定された創作音楽作品の電子データが呼び出さ
れ、インターネットを通じて利用者端末に送信される。
【0051】採用の意志表示工程S13では、利用者
は、気に入った創作音楽作品を特定することによって採
用の意志を表明する。インターネットを利用したシステ
ムでは、前述と同様に、利用者端末に設置されたキーボ
ード、マイクによる音声認識装置、あるいは、ディスプ
レイの所定の位置を接触することにより命令を伝えるタ
ッチパネル装置等従来周知の種々の手段を用いて行うこ
とができる。そして、著作権契約締結工程S14では、
集中仲介機関が創作者に代わって当該利用者との間で著
作権契約を締結する。同時に、オプションとして、集中
仲介機関と創作者との間でマネージメント契約を締結す
ることもできる。
【0052】このように、本実施形態では、カセットテ
ープ、CD、MO等の記録手段に記録した創作音楽作品
を受理し、これを、順次、創作者の氏名を含むインデッ
クスを付与して保管する。これにより、多数の創作音楽
作品を集中して一括保管(物理的に一ケ所であることを
要しない)することが可能となる。また、かかる創作音
楽作品は、盗用の心配のないアクセス権を取得した者の
み限定されているため、創作音楽作品の盗用を防止しつ
つ、多数の創作音楽作品と多数の音楽関係者との間で需
要と供給とを上手くマッチングすることができる。さら
に、一の利用者により当該創作音楽作品が採用されるこ
とに決定した場合に、創作者を代理して、集中仲介機関
が当該利用者と著作権関連の契約を締結すると共に、当
該集中仲介機関はその創作者とマネージメント契約を締
結する工程を備えているため、著作権契約上弱い立場に
なりがちな新人創作者が手厚く保護される効果を有す
る。
【0053】図2は、創作音楽作品へのアクセス情報を
その創作者に提供するプロセスの詳細を説明したブロッ
ク図である。集中仲介機関、インターネットを利用する
システムにあってはそれが管理するホストコンピュータ
(以下、「集中仲介機関」と称する。)は、利用者から
アクセスがあった場合であって当該利用者がアクセス権
を有することが判明した時に、当該利用者がどのような
創作音楽作品を聞いたのか、その創作音楽作品に対して
採用の意思表示をしたのかを、逐次、アクセス情報とし
て蓄積するS20。アクセス情報としては、前記の他、
創作者に対して開示しても良い範囲の一般情報、例え
ば、利用者がレコード会社関係であるとか、同一の作品
を日を置いて複数回聞いているとかの情報も含ませるこ
とができる。創作者が欲しがるであろう情報であって創
作者に対して開示しても良い範囲の全ての情報を含む。
【0054】創作者から集中仲介機関にアクセス情報の
要求があったS21場合、集中仲介機関は、要求者が当
該創作音楽作品の創作者であるか否かを確認しS22、
その確認がとれた場合には、要求者に対して当該創作音
楽作品について蓄積されていたアクセス情報を提供する
S23。創作音楽作品の内容と同様に、その作品に対す
る評価であるアクセス情報も、創作者以外に漏れないよ
うに構成されている。創作者は、集中仲介機関に自らの
創作音楽作品に対するアクセス状況及びその評価をいつ
でも自由に取り出せるようになっているため、創作者側
の精神的イライラを和らげ、また、次なる創作活動の参
考とすることができる。特に、インターネットを利用し
たシステムでは、通信回線を用いて簡単且つリアルタイ
ムにアクセス情報を得ることができるため、創作活動へ
の良い刺激となる。図3は、図1の創作音楽作品の集中
仲介方法をインターネットを利用したシステムで実行し
た場合を説明したブロック図である
【0055】本実施態様は、図1の創作音楽作品の保管
工程S4をインターネット等の通信回線上のホストコン
ピュータで行い、図1の創作音楽作品の受理工程S1
を、記録手段の創作音楽作品を創作者端末においてイン
ターネット等の通信回線を介して送信可能な電子データ
化した後、ホストコンピュータに送信されたものについ
て行いS32、また、図1の創作音楽作品の公開工程S
12も、アクセス権を有する者にインターネット等の通
信回線を介して行うものである。
【0056】先ず、記録手段の創作音楽作品を創作者端
末においてインターネット等の通信回線を介して送信可
能な電子データ化した後S30、ホストコンピュータに
送信するS31。創作者は、自分の端末記録手段がデモ
テープの場合には、テープ再生装置を、CDの場合には
CDドライブを、また、MOの場合にはMOドライブを
創作者端末であるコンピュータに接続して再生し、これ
を少なくとも創作者名、連絡先と共に、インターネット
等の通信回線を介して送信可能な電子データ化する。か
かる電子データは、インターネット等の通信回線を介し
て送信される。ホストコンピュータは、このようにして
送信されてきた電子データを受理することにより、創作
音楽作品の受理工程を実行するS32。
【0057】ホストコンピュータは、受理した電子デー
タに創作者の氏名を含むインデックスを付与してホスト
コンピュータのメモリ又はホストコンピュータに接続し
た外付けのメモリ等に保管するS33。メモリへの保管
は、典型的には、多数の中から特定の創作音楽作品を短
時間に選択して再生できる一の形態の記録手段、例え
ば、大容量ハードディスク、光ディスク、光磁気ディス
クのいずれかに記録して行う。創作音楽作品の電子デー
タと共に記録年月日、創作者名を改変不能な光ディスク
に記録することができる。後日、著作権侵害事件が発生
した時に、当該著作物の創作時期及び内容の真正を容易
に立証できる効果がある。
【0058】ホストコンピュータでは、所定期間、例え
ば、1ケ月毎に、メモリに蓄積されている創作音楽作品
の作者、ジャンル、作品の概要等を記載した一覧表を作
成し、これをアクセス権を有する者のみが利用可能なフ
ァイルにおいて公開することが好ましい。出版物のよう
なハードコピーを作成し、郵送することも可能である。
ホストコンピュータに蓄積された創作音楽作品の数が多
数となった場合、この一覧表により、利用者の要望する
タイプの創作音楽作品を容易に選択できる効果がある。
【0059】ホストコンピュータは、また、各創作音楽
作品について公開された回数、アクセス者の一般情報等
のアクセス情報を獲得し、それをメモリに記憶・蓄積す
るS42。このアクセス情報は、当該作品の創作者から
問い合わせがあった場合に、かかるアクセス情報を提示
するS43。創作者が、いつでもインターネットを介し
てアクセス情報を自由に取り出せるようにする。ホスト
コンピュータは、また、メモリに蓄積された膨大な数の
創作音楽作品から利用者が要望するものだけを絞り込ん
で提供できるように、複数の絞込み項目を用意しておく
ことが好ましい。かかる絞込み項目は絞込みメニューと
して作成するS34。利用者からホストコンピュータに
アクセスがありS35、アクセス権があることが確認さ
れた場合S36、絞込みメニューはインターネットを介
して利用者端末に送信され、そのモニタに提示されるS
37。
【0060】利用者が絞込みメニューから適宜の絞込み
項目を選択した場合S38、ホストコンピュータでは当
該情報を取得して、絞込み項目の選択されたものを検索
キーワードとして、メモリに記録されている多数の創作
音楽作品から条件を満足するものだけを取り出す。ホス
トコンピュータは、そのようにして絞り込んだ創作音楽
作品のみを一覧表として利用者端末に送信しS39、又
は、一覧表の作成を省略して、直接選定された創作音楽
作品をインターネットを介してアクセス権を有する者に
公開するS40。
【0061】利用者端末から、インターネットを介して
ホストコンピュータに、かかる絞込み項目を含んだ絞込
みメニューを要求することができるように構成すること
もできる。このようにして取得されたアクセス情報は、
創作音楽作品ごとにメモリに蓄積されS42、創作者か
らの要求に応えてインターネットを介して供給されるS
43。
【0062】図4は、本発明に係る創作音楽作品の集中
仲介方法を、インターネットを利用して実施するシステ
ムの構成を説明するための概略ブロック図である。図4
に示されているように、本発明に係る創作音楽作品の集
中仲介システムの一実施形態は、概略的に、創作音楽作
品の創作者が利用する多数の創作者端末10と、集中仲
介機関が管理するホストコンピュータ20と、そして、
プロデューサ、歌手、レコード会社担当者等の音楽製品
の製作に携わる者であって前記ホストコンピュータに対
するアクセス権を有する者が利用する複数の利用者端末
30とをインターネット等の通信回線40を介して接続
してなるものである。
【0063】創作者端末10の利用者は、集中仲介機関
で定める条件、例えば、入会金が1000円で一作品に
つき月50円の登録料を支払うことに合意する限り何人
であっても良い。従って、極めて膨大な数のプロ・アマ
の作曲家、作詞家、アーチストが参加することとなる。
他方、利用者端末30を利用する者は、創作音楽作品の
盗用を防止することが本システムの健全な運営の要とな
る事項でることから、プロデューサ、歌手、レコード会
社担当者等の音楽製品の製作に携わる者であってホスト
コンピュータ40に対するアクセス権を有する比較的少
数の者(数百〜数千)に限定される。
【0064】登録する際、登録の対象となった創作音楽
作品が採用されることとなった場合に、創作者を代理し
て、集中仲介機関が当該利用者と著作権関連の契約を締
結すると共に、当該集中仲介機関はその創作者とマネー
ジメント契約を締結することができる旨の取極めを交わ
すこともできる。著作権契約上弱い立場になりがちな創
作者、特に、このような著作権契約に慣れていない新人
が不利な立場とならないようにすることができる効果が
ある。この場合に、集中仲介機関は、創作者との間で、
JASRACから作曲家、作詞家に支払われる著作権料
に対し所定割合の手数料を徴収するように契約すること
もできる。創作者の側からすると、創作音楽作品が売れ
て初めて集中仲介機関への支払義務が生じるものであ
り、本システムを通じて創作音楽作品が日の目を見る可
能性が高くなることとのバランスから前記「所定の割
合」は両者の合意により決定される。また、かかる収入
源の確保により、入会金及び登録料を低く抑えることが
できることが期待され、金銭的に余裕がないことが予想
される新人アーチストの参加を促進することができる効
果がある。
【0065】ホストコンピュータへのアクセス権は、所
定の条件を満たす、例えば、プロデューサ、歌手、レコ
ード会社担当者等の音楽製品の製作に携わる者が取得で
きる。従って、従来、作曲家や作詞家を選ぶ権利を与え
られていなかった者、例えば、新人歌手や力の弱いレコ
ード会社担当者も、ホストコンピュータ20にアクセス
して希望に沿う創作音楽作品を探し出すことができるチ
ャンスがでてくる効果がある。また、売り込みまでに時
間がないような場合も、迅速且つ簡単に高品質の創作音
楽作品が見つかる可能性が高くなる効果がある。
【0066】図5は、図4に示された創作音楽作品の集
中仲介システムの創作者端末10の構成を詳細に示した
構成図である。創作者端末10は、CPU12内に、カ
セットテープ、CD、MO等の記録手段に記録した創作
音楽作品をインターネット等の通信回線を介して送信可
能な電子データに変更する電子データへの変換手段12
aと、そして、ホストコンピュータ20にアクセスして
電子データと共に少なくとも創作者の氏名を送信する送
信手段12bとを備えている。
【0067】電子データへの変換手段12aにおいて、
創作音楽作品を電子データに変換する前提として、創作
音楽作品を再生する必要がある。そこで、創作音楽作品
を記録している記録手段が、デモテープの場合にはテー
プ再生装置を、CDの場合にはCDドライブを、また、
MOの場合にはMOドライブをコンピュータに接続して
再生する。図面中、参照番号14がかかる再生装置を示
している。創作音楽作品は、変換手段12aにおいて、
少なくとも創作者名、連絡先と共に、インターネット等
の通信回線を介して送信可能な電子データ化される。係
る電子データは、送信手段12bにより、インターネッ
ト等の通信回線40を介してホストコンピュータ20に
送信される。図面中、参照番号16は、創作者がホスト
コンピュータ20に対しアクセス情報を要求する際に、
その要求を入力するキーボード、マイクによる音声認
識、あるいは、ディスプレイの所定の位置を接触するこ
とにより命令を伝えるタッチパネル等従来周知の入力手
段である。
【0068】図6は、図4に示された創作音楽作品の集
中仲介システムに用いられているホストコンピュータ2
0の構成を詳細に示した構成図である。ホストコンピュ
ータ20は、受理した電子データに創作者の氏名を含む
インデックスを付与してホストコンピュータのメモリ又
はホストコンピュータに接続した外付けのメモリ等(以
下、代表して「メモリ24」と称する。)に保管するこ
とにより、創作音楽作品の保管工程を実行する。
【0069】ホストコンピュータ20は、概略的に、U
PU22と、そして、各種のデータを蓄積するメモリ2
4とを含んでいる。UPU22内には、創作者端末10
から送られてくる電子データを創作者の氏名を含むイン
デックス情報と関連して蓄積させる電子データ蓄積制御
手段22aと、メモリ24の第一部に記録された創作音
楽作品についての概要、創作者、ジャンル等の検索情報
を記載した一覧表を作成する一覧表作成制御手段22b
と、現実にアクセスした利用者端末30がアクセス権を
有するか否かを後述するメモリ24の第三部における情
報を参照して判断するアクセス権有無判断制御手段22
cと、現実にアクセスした利用者端末がアクセス権を有
する場合に後述するメモリ24の第二部に記録された検
索情報を記載した一覧表を利用者端末に送信する一覧表
送信制御手段22dと、そして、利用者端末30によっ
て選択された創作音楽作品の電子データを後述するメモ
リ24の第一部から呼び出して当該利用者端末に送信す
る電子データ送信制御手段22eとを備えている。
【0070】メモリ24は、蓄積するデータの内容によ
り複数の部分に分けられている。勿論、これらを別々の
メモリに独立して蓄積することもできる。創作音楽作品
の電子データを記録する部位は第一部であり、検索情報
を記録する部位は第二部であり、創作音楽作品の公開を
求めてアクセスしてくる利用者端末30がアクセス権を
有するか否かの判断の基礎となるID情報を蓄積する部
位は第三部である。
【0071】図示された好ましい実施例では、ホストコ
ンピュータ20のUPU22には、さらに、多数記録さ
れている創作音楽作品を、ジャンル別、創作者別、音楽
専門家による推薦曲、複数試験者によるアンケート結
果、創作者側からの一押し曲情報、指定期間等の絞込み
項目により絞り込むための絞込みメニューを作成する絞
込みメニュー作成制御手段22fと、後述するメモリ2
4の第四部に記録された絞込みメニューを利用者端末3
0に送信する絞込みメニュー送信制御手段22gと、利
用者端末30により選ばれた絞込み項目に従って一覧表
に記載されるべき検索情報を絞り込む検索情報絞込制御
手段22hとが設けられている。また、メモリ24に
は、絞込みメニューを記録する第四部がさらに設けられ
ている。
【0072】図示された好ましい実施例では、さらに、
UPU22に、各創作音楽作品について公開された回
数、アクセス者の一般情報等のアクセス情報を蓄積する
アクセス情報蓄積制御手段22jと、そして、創作音楽
作品の創作者端末10から要求があった場合に後述する
メモリ24の第五部から当該創作者の創作に係る創作音
楽作品についてアクセス情報を呼び出し当該創作者端末
10に送信するアクセス情報送信制御手段22kとが設
けられている。他方、メモリ24には、アクセス情報を
蓄積する第五部が設けられている。さらに、創作者端末
10には、ホストコンピュータ20に対しアクセス情報
を要求するアクセス情報要求制御手段12cが設けられ
ている。
【0073】図7は、図4に示された創作音楽作品の集
中仲介システムに用いられている利用者端末30の構成
を詳細に示した構成図である。利用者端末30は、概略
的に、UPU32と、各種のデータを蓄積するメモリ3
4と、そして、再生用のスピーカ手段36を含んでい
る。ここで、スピーカ手段36としては、イヤホーン、
ヘッドホーン等の個人専用の聴覚手段を含む。UPU3
2には、聞いてみたい創作音楽作品を選択してホストコ
ンピュータ20に指示する選択制御手段32aと、ホス
トコンピュータから送られてきた創作音楽作品の電子デ
ータを楽曲情報に変換する電子データの楽曲情報への変
換手段32bとが設けられている。
【0074】図示された好ましい実施例では、利用者端
末30のUPU32は、さらに、ホストコンピュータ2
0からの絞込みメニューを利用者に提示する絞込みメニ
ュー提示手段32cと、絞込みメニューに記載された絞
込み項目を選択指定する絞込項目選択制御手段32d
と、そして、選択された絞込み項目をホストコンピュー
タに送信する絞込項目送信制御手段32eとを備えてい
る。図面中、38は、一覧表からの聞きたい創作音楽作
品の選択実行を行う、あるいは、気に入った創作音楽作
品を採用したい場合にその意思表示を行う、キーボー
ド、マイクによる音声認識、あるいは、ディスプレイの
所定の位置を接触することにより命令を伝えるタッチパ
ネル等従来周知の入力手段である。
【0075】
【発明の効果】本発明の創作音楽作品の集中仲介方法に
よれば、カセットテープ、CD、MO等の記録手段に記
録した創作音楽作品と共に少なくとも創作者の氏名、連
絡先を受理する工程と、受理した創作音楽作品を創作者
の氏名を含むインデックスを付与して保管する工程と、
そして、アクセス権を有する利用者にのみ前記記録手段
に記録された創作音楽作品を公開する工程とを備えて構
成されてなるため、盗用を防止しつつ、多数の創作音楽
作品と多数の音楽関係者との間で需要と供給とを上手く
マッチングすることができる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る創作音楽作品の集中仲介方法の一
実施形態のブロック図である。
【図2】創作音楽作品へのアクセス情報をその創作者に
提供するプロセスの詳細を説明したブロック図である。
【図3】図1の創作音楽作品の集中仲介方法をインター
ネットを利用したシステムで実行した場合を説明したブ
ロック図である。
【図4】本発明に係る創作音楽作品の集中仲介方法をイ
ンターネットを利用して実施するシステムの構成を説明
するための概略ブロック図である。
【図5】図4に示された創作音楽作品の集中仲介システ
ムの創作者端末の構成を詳細に示した構成図である。
【図6】図4に示された創作音楽作品の集中仲介システ
ムに用いられているホストコンピュータの構成を詳細に
示した構成図である。
【図7】図4に示された創作音楽作品の集中仲介システ
ムに用いられている利用者端末の構成を詳細に示した構
成図である。
【符号の説明】
10 創作者端末 12 CPU 12a 変換手段、12b 送信手段、 12c アクセス情報要求制御手段 14 メモリ 16 入力装置 20 ホストコンピュータ 22 CPU 22a 変換手段、22b 送信手段、 22c アクセス情報要求手段、22d 一覧表送
信制御手段 22e 電子データ送信制御手 22f 絞込みメニュー作成制御手段 22g 絞込みメニュー送信制御手段 22h 検索情報絞込制御手段 22j アクセス情報蓄積制御手段 22k アクセス情報送信制御手段 24 メモリ 26 入力装置 30 利用者端末 32 UPU 32a 択制御手段、32b 楽曲情報への変換手
段 32c 絞込みメニュー提示手段 32d 絞込項目選択制御手段 32e 絞込項目送信制御手段 34 メモリ 36 スピーカ 38 入力手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年12月3日(2001.12.
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 12/14 320 G06F 12/14 320A 17/30 120 17/30 120B G10K 15/02 G10K 15/02 Fターム(参考) 5B017 AA03 BA06 CA15 CA16 5B049 BB00 BB61 CC05 CC08 DD01 DD05 EE05 FF03 FF04 FF06 FF09 GG04 GG07 5B075 KK07 KK13 KK33 KK38 KK43 KK54 KK63 ND14 ND23 ND36 NR02 NR12 PP03 PP13 PP30 PQ04 UU40 5B082 EA11 GA11

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カセットテープ、CD、MO等の記録手段
    に記録した創作音楽作品と共に少なくとも創作者の氏
    名、連絡先を受理する工程と、受理した創作音楽作品を
    創作者の氏名を含むインデックスを付与して保管する工
    程と、そして、アクセス権を有する利用者にのみ前記記
    録手段に記録された創作音楽作品を公開する工程と、を
    備えて構成されてなる創作音楽作品の集中仲介方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の創作音楽作品の集中仲介
    方法において、さらに、一の前記利用者により当該創作
    音楽作品が採用されることに決定した場合に、創作者を
    代理して、集中仲介機関が当該利用者と著作権関連の契
    約を締結すると共に、当該集中仲介機関はその創作者と
    マネージメント契約を締結する工程を備えて構成されて
    なる創作音楽作品の集中仲介方法。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の創作音楽作品の集中仲介
    方法において、さらに、受理した創作音楽作品を、本人
    に代わってJASRAC(日本音楽著作権協会)へ登録
    する工程を備えて構成されてなる創作音楽作品の集中仲
    介方法。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の創作音楽作品の集中仲介
    方法において、JASRACにおける登録対象形態であ
    る商品化された記録媒体以外の記録媒体に創作音楽作品
    が記録されている場合に、前記集中仲介機関は、届け出
    られた創作音楽作品が本人のものであることを証明する
    証明証を発行する工程を備えて構成されてなる創作音楽
    作品の集中仲介方法。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の創作音楽作品の集中仲介
    方法において、前記創作音楽作品の保管工程は、多数の
    中から前記創作音楽作品を短時間に選択して再生できる
    一の形態の記録手段に記録して保管することを特徴とす
    る創作音楽作品の集中仲介方法。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の創作音楽作品の集中仲介
    方法において、各創作音楽作品の一の形態の記録手段へ
    の記録は、少なくとも、記録年月日及び創作者名と共に
    改変不能な形態で行われ、それによって、著作物の真正
    を立証することができるようにしてなることを特徴とす
    る創作音楽作品の集中仲介方法。
  7. 【請求項7】請求項1に記載の創作音楽作品の集中仲介
    方法において、さらに、所定期間毎に、記録されている
    創作音楽作品の作者、ジャンル、作品の概要等を記載し
    た一覧表を作成し、アクセス権を有する者に利用可能と
    する工程を備えて構成されてなる創作音楽作品の集中仲
    介方法。
  8. 【請求項8】請求項1に記載の創作音楽作品の集中仲介
    方法において、さらに、各創作音楽作品について公開さ
    れた回数、アクセス者の一般情報等のアクセス情報を当
    該作品の創作者に提供する工程を備えて構成されてなる
    創作音楽作品の集中仲介方法。
  9. 【請求項9】請求項1に記載の創作音楽作品の集中仲介
    方法において、前記創作音楽作品公開工程は、多数記録
    されている創作音楽作品を、ジャンル別、創作者別、音
    楽専門家による推薦曲、複数試験者によるアンケート結
    果、創作者側からの一押し曲情報、指定期間のいずれか
    一又は複数により絞込んだ後、アクセス権を有する者に
    創作音楽作品を公開することを特徴とする創作音楽作品
    の集中仲介方法。
  10. 【請求項10】請求項1〜9に記載の創作音楽作品の集
    中仲介方法において、創作音楽作品の保管工程をインタ
    ーネット等の通信回線上のホストコンピュータで行い、
    創作音楽作品の受理工程は、前記記録手段の創作音楽作
    品をインターネット等の通信回線を介して送信可能な電
    子データ化した後、ホストコンピュータにアクセスされ
    たものについて行い、また、前記創作音楽作品の公開工
    程も、アクセス権を有する者にインターネット等の通信
    回線を介して行うことを特徴とする創作音楽作品の集中
    仲介方法。
  11. 【請求項11】創作音楽作品の創作者が利用する創作者
    端末と、集中仲介機関が管理するホストコンピュータ
    と、そして、プロデューサ、歌手、レコード会社担当者
    等の音楽製品の製作に携わる者であって前記ホストコン
    ピュータに対するアクセス権を有する者が利用する利用
    者端末とをインターネット等の通信回線を介して接続し
    てなる創作音楽作品の集中仲介システムであって、前記
    創作者端末は、カセットテープ、CD、MO等の記録手
    段に記録した創作音楽作品をインターネット等の通信回
    線を介して送信可能な電子データに変更する手段と、そ
    して、前記ホストコンピュータにアクセスして前記電子
    データと共に少なくとも創作者の氏名を送信する手段と
    を備えており、前記利用者端末は、聞いてみたい創作音
    楽作品を選択してホストコンピュータに指示する手段
    と、ホストコンピュータから送られてきた創作音楽作品
    の電子データを楽曲情報に変換する手段と、変換された
    楽曲情報を楽曲として再生するスピーカ手段とを備えて
    おり、そして、前記ホストコンピュータは、前記創作者
    端末から送られてくる電子データを創作者の氏名を含む
    インデックス情報と関連して蓄積させる制御手段と、前
    記電子データを記録する第一のメモリと、前記第一メモ
    リに記録された創作音楽作品についての概要、創作者、
    ジャンル等の検索情報を記載した一覧表を作成する制御
    手段と、検索情報を記録する第二のメモリと、創作音楽
    作品の公開を求めてアクセスしてくる利用者端末がアク
    セス権を有するか否かの判断の基礎となるID情報を蓄
    積する第三のメモリと、現実にアクセスした利用者端末
    がアクセス権を有するか否かを前記第三メモリにおける
    情報を参照して判断する制御手段と、現実にアクセスし
    た利用者端末がアクセス権を有する場合に前記第二メモ
    リに記録された検索情報を記載した一覧表を利用者端末
    に送信する制御手段と、そして、前記利用者端末によっ
    て選択された創作音楽作品の電子データを前記第一メモ
    リから呼び出して当該利用者端末に送信する制御手段と
    を備えてなる、創作音楽作品の集中仲介システム。
  12. 【請求項12】請求項11に記載の創作音楽作品の集中
    仲介システムにおいて、さらに、前記ホストコンピュー
    タは、多数記録されている創作音楽作品を、ジャンル
    別、創作者別、音楽専門家による推薦曲、複数試験者に
    よるアンケート結果、創作者側からの一押し曲情報、指
    定期間等の絞込み項目により絞り込むための絞込みメニ
    ューを作成する制御手段と、前記絞込みメニューを記録
    する第四のメモリと、前記第四メモリに記録された絞込
    みメニューを前記利用者端末に送信する制御手段と、前
    記利用者端末により選ばれた絞込み項目に従って前記一
    覧表に記載されるべき検索情報を絞り込む制御手段とを
    備えており、前記利用者端末は、前記ホストコンピュー
    タからの絞込みメニューを利用者に提示する提示手段
    と、絞込みメニューに記載された絞込み項目を選択指定
    する制御手段と、選択された絞込み項目を前記ホストコ
    ンピュータに送信する制御手段とを備えてなる、ことを
    特徴とする創作音楽作品の集中仲介システム。
  13. 【請求項13】請求項11に記載の創作音楽作品の集中
    仲介システムにおいて、前記第一メモリは、各創作音楽
    作品の電子データを少なくとも記録年月日及び創作者名
    と共に記録するROMであることを特徴とする創作音楽
    作品の集中仲介システム。
  14. 【請求項14】請求項11に記載の創作音楽作品の集中
    仲介システムにおいて、さらに、前記ホストコンピュー
    タは、各創作音楽作品について公開された回数、アクセ
    ス者の一般情報等のアクセス情報を蓄積する制御手段
    と、前記アクセス情報を記録する第五のメモリと、前記
    創作音楽作品の創作者端末から要求があった場合に前記
    第五メモリから当該創作者の制作に係る創作音楽作品に
    ついてアクセス情報を呼び出し当該創作者端末に送信す
    る制御手段とを備えており、前記創作者端末は、前記ホ
    ストコンピュータに対しアクセス情報を要求する制御手
    段を備えてなる、ことを特徴とする創作音楽作品の集中
    仲介システム。
  15. 【請求項15】カセットテープ、CD、MO等の記録手
    段に記録した創作音楽作品と共に少なくとも創作者の氏
    名、連絡先を受理する受理部と、受理した創作音楽作品
    を創作者の氏名を含むインデックスを付与して保管する
    保管部と、そして、アクセス権を有する利用者にのみ、
    前記保管部から当該創作音楽作品が記録されている記録
    手段を取り出し当該創作音楽作品を当該利用者に公開す
    る公開部と、を備えて構成されてなる創作音楽作品の集
    中仲介システム。
  16. 【請求項16】請求項1〜10に記載の創作音楽作品の
    集中仲介方法を実行するプログラムを記録したコンピュ
    ータ読取可能な記録媒体。
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