JP2001296827A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2001296827A
JP2001296827A JP2000117225A JP2000117225A JP2001296827A JP 2001296827 A JP2001296827 A JP 2001296827A JP 2000117225 A JP2000117225 A JP 2000117225A JP 2000117225 A JP2000117225 A JP 2000117225A JP 2001296827 A JP2001296827 A JP 2001296827A
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signal
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button
vehicle
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JP2000117225A
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English (en)
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Fumihisa Mizuochi
文久 水落
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 様々な内容を表示可能とするとともに、機器
のコストダウン、小型化を実現することができる表示装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】 キャラクタ表示をするためのコモン信号
C1、セグメント信号S1及びグラフィック表示をする
ためのコモン信号C2、セグメント信号S2を用いて表
示をする第1の表示部77と、キャラクタ表示をするた
めのコモン信号C1、セグメント信号S1を用いて表示
をする第2の表示部78を備え、第2の表示部78によ
り、第1の表示部77が表示するためのキャラクタ表示
及びグラフィック表示を示すコモン信号C1、セグメン
ト信号S1及びコモン信号C2、セグメント信号S2を
生成するだけで、コモン信号C1、セグメント信号S1
を第2の表示部78に出力して駆動することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の画面を有す
る表示装置に関し、詳しくは、車載用音響機器に備えら
れ、音響内容及び使用者の操作内容を複数の画面で表示
する表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば2つの表示画面を備える表
示装置では、それぞれの表示画面に対応した表示用ドラ
イバを備えることが多かった。すなわち、従来の表示装
置では、第1の表示画面、第2の表示画面の2つが存在
するときには、第1の表示画面を駆動するための第1の
表示用ドライバ、第2の表示画面を駆動するための第2
の表示用ドライバを備え、例えばCPUにより各表示用
ドライバが制御されることにより、第1の表示画面と第
2の表示画面をそれぞれ異なる表示内容とすることが多
かった。
【0003】例えば、音響機器において、記録媒体に記
録した音楽をスピーカ装置から放音するときには、使用
者の操作内容に従って操作内容を第1の液晶画面に表示
するとともに、記録媒体から音響データを読み出して放
音している音楽の内容を第2の液晶画面に表示すること
がある。このとき、音響機器には、第1の液晶画面用の
液晶ドライバに操作内容を示す信号を入力し、第2の液
晶画面用の液晶ドライバに音響データを示す信号を入力
し、それぞれの液晶ドライバが独立に動作することが多
かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車載用音響
機器では、収容スペースに制限がある関係上、小型化を
考慮して設計されることが多い。しかし、上述した従来
の音響機器では、複数の液晶画面を備える場合、それぞ
れの液晶画面に対応した複数の液晶ドライバを備える必
要があり、小型化を実現することが困難であり、したが
って、複数の液晶画面を備えることが困難であるという
問題点があった。
【0005】更に、複数の液晶画面ごとに液晶ドライバ
を搭載することは、音響機器のコストダウンを実現する
上で問題となることが多かった。
【0006】更にまた、車載用音響機器においても、様
々な表示内容を表示可能とするような要望が多く、複数
の表示画面を設けることが望まれている。
【0007】そこで、本発明は、上述したような実情に
鑑みて提案されたものであり、様々な内容を表示可能と
するとともに、機器のコストダウン、小型化を実現する
ことができる表示装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る表示装置
は、上述の課題を解決するために、第1の表示内容を示
す第1の表示信号及び第2の表示内容を示す第2の表示
信号を用いて表示をする第1の表示手段と、上記第1の
表示信号を用いて表示をする第2の表示手段とを備え、
駆動制御手段により、上記第1の表示手段で用いる上記
第1の表示信号及び上記第2の表示信号を生成して、上
記第1の表示信号を上記第1の表示手段及び上記第2の
表示手段に出力するとともに、上記第2の表示信号を上
記第1の表示手段に出力して、上記第1の表示内容及び
上記第2の表示内容を表示するように上記第1の表示手
段を制御するとともに、上記第1の表示内容を表示する
ように上記第2の表示手段を制御する。
【0009】このような表示装置では、第1の表示手段
が表示するための第1の表示内容及び第2の表示内容を
示す第1の表示信号及び第2の表示信号を生成するだけ
で、第1の表示信号を第2の表示手段に出力して第2の
表示手段も駆動することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】本発明は、例えば図1に示すような車載用
音響装置1に適用される。
【0012】この車載用音響装置1は、図示しないスピ
ーカ装置と接続され、音響信号をスピーカ装置に出力す
ることで楽音を放音させる。車載用音響装置1は、筐体
2と、パネル部3とを備える。この車載用音響装置1に
おいて、筐体2とパネル部3とはパネル支持回動機構1
1により接続され、パネル支持回動機構11によりパネ
ル部3が支持されて構成されている。
【0013】この車載用音響装置1では、パネル支持回
動機構11が回動駆動されることで、パネル部3を筐体
2に対して開閉動作する。ここで、図1では、パネル支
持回動機構11によりパネル部3を開状態としていると
きの車載用音響装置1を示し、図2ではパネル支持回動
機構11によりパネル部3を閉状態としているときの車
載用音響装置1を示す。
【0014】このような車載用音響装置1では、図3
(a)に示すように電源オフ状態では、パネル部3の他
方面3bと筐体2の前面2aとが対向して配置された閉
状態となっている。車載用音響装置1は、電源を投入す
る旨の信号に従って図3(b)に示すように第1の表示
画面3cに後述の各種内容を表示する。更に、車載用音
響装置1は、開状態とする旨の信号に従って、パネル支
持回動機構11がパネル部3の上端を回動させるように
回動駆動されることで、図3(c)に示すように、筐体
2の前面2aとパネル部3の他方面3bとが次第に隔離
される。更にパネル支持回動機構11が回動駆動するこ
とで、車載用音響装置1は、図3(d)に示すように、
筐体2の前面2aとパネル部3の他方面3bとが更に隔
離し、パネル部3の他方面3bを使用者に視認可能な開
状態となる。
【0015】筐体2は、車内の所定スペースに収容され
る大きさを有している。この筐体2の前面2aには、図
1に示す開状態において使用者に視認される記録媒体挿
入部21、記録媒体取り出し操作部22、赤外線受光部
23、リセットボタン24が設けられている。
【0016】記録媒体挿入部21は、音響信号、音響信
号に関連した付随情報等が記憶されたテープ状記録媒体
やディスク状記録媒体等の記録媒体が挿入される。
【0017】この記録媒体挿入部21の内部には、使用
者により挿入された記録媒体をローディングして内部の
記録再生ヘッドが存在する位置に記録媒体を配置するロ
ーディング機構が備えられている。
【0018】記録媒体取り出し操作部22は、使用者に
より押圧されることで記録媒体挿入部21の内部に挿入
された記録媒体を取り出すための操作入力信号を発生さ
せる。
【0019】上記ローディング機構は、記録媒体取り出
し操作部22が押圧されたことにより発生した操作入力
信号に従って記録媒体を記録媒体挿入部21から露呈す
るように取り出す。
【0020】赤外線受光部23は、車載用音響装置1を
隔離操作するためのリモートコントローラからの赤外線
信号を受信する。この赤外線受光部23は、リモートコ
ントローラの操作内容に応じた赤外線信号を受信し、操
作入力信号を生成させる。
【0021】リセットボタン24は、開状態において車
載用音響装置1の設定状態等を初期化するためのボタン
である。このリセットボタン24は、使用者により押圧
されることで設定状態を初期化することを示す操作入力
信号を生成させる。
【0022】パネル部3は、パネル支持回動機構11に
支持されて図2に示す閉状態、図1に示す開状態との間
で遷移され、開閉動作される。このパネル部3は、図2
に示す閉状態において一方面3aを筐体2の前面2a側
に視認可能とし、図1に示す開状態において他方面3b
を筐体2の前面2a側に視認可能とする。このパネル部
3の他方面3bには第2の表示画面3dが設けられ、パ
ネル部3の一方面3aには第1の表示画面3cが設けら
れる。
【0023】図4に、車載用音響装置1の表示状態の遷
移を示す。図4によれば、車載用音響装置1は、電源オ
フ状態においては第1の表示画面3cを黒画面とし
(a)、電源が投入されて電源オン状態となると第1の
表示画面3cに文字等のキャラクタ表示やグラフィック
表示をし(b)、開状態とすると第2の表示画面3dに
キャラクタ表示をする(c)。
【0024】第1の表示画面3cは、図5(A)に示す
ように、複数の表示領域を有している。この第1の表示
画面3cは、表示最小単位であるセグメントごとに表示
をし、例えば、操作内容や再生している楽曲に関する情
報を文字や絵柄等で表示するためのキャラクタ表示領域
101、グラフィック表示をするためのグラフィック表
示領域102、音響信号の周波数表示をするスペクトラ
ム表示領域103、キャラクタ表示又はグラフィック表
示をするキャラクタ/グラフィック表示領域104が設
けられている。
【0025】第2の表示画面3dは、図5(B)に示す
ように、第1の表示画面3cよりも小さい表示領域11
0を有してなる。この第2の表示画面3dは、第1の表
示画面3cと同様に、表示最小単位であるセグメントご
とに表示をする。この第2の表示画面3dは、第1の表
示画面3cのキャラクタ表示領域101、文字/グラフ
ィック表示領域104に表示される文字のみを表示す
る。ここで、第2の表示画面3dは、キャラクタ表示領
域101と同じ構造の液晶画面からなる。
【0026】図6に、パネル部3の一方面3aの構成を
示す。パネル部3の一方面3aには、使用者に操作され
るリセットボタン31、閉状態から開状態とするための
開状態用ボタン32が設けられる。また、一方面3aに
は、閉状態となっているときにおいてリモートコントロ
ーラからの赤外線信号を受光する赤外線受光部33が設
けられている。更に、一方面3aには、上述の第1の表
示画面3cが設けられている。
【0027】リセットボタン31は、閉状態において車
載用音響装置1の設定状態等を初期化するためのボタン
である。このリセットボタン31は、使用者により押圧
されることで設定状態を初期化することを示す操作入力
信号を生成させる。
【0028】開状態用ボタン32は、図2に示す閉状態
から図1に示す開状態へと遷移させるためのボタンであ
る。この開状態用ボタン32は、使用者により押圧され
ることでパネル支持回動機構11を駆動して閉状態から
開状態へと遷移することを示す操作入力信号を生成させ
る。
【0029】赤外線受光部33は、電源オフ状態や、閉
状態においてリモートコントローラからの赤外線信号を
受信することで、リモートコントローラの操作内容に応
じた操作入力信号を生成する。
【0030】第1の表示画面3cは、例えば液晶、有機
EL、蛍光表示管(fluorescent indicator tube、F
L)からなり、使用者に各種情報を提示する表示機構か
らなる。この第1の表示画面3cは、他方面3bに設け
られる第2の表示画面3dよりも大きな画面面積を有し
てなる。この第1の表示画面3cは、例えば液晶からな
る場合、図示しないバック照明装置によって表示画面の
後方から照らされて各種内容を表示する。
【0031】この第1の表示画面3cは、使用者に車載
用音響装置1の動作状態や使用者の操作内容を示す文
字、スピーカ装置から放音するための音響信号に関する
文字等のキャラクタ表示や画像等のグラフィック表示を
する。
【0032】図7に、パネル部3の他方面3bの構成、
筐体2の前面2aの構成を示す。パネル部3の他方面3
bには、使用者に操作される電源オフボタン(OFF)4
1、音量調整ボタン(+、−)42、表示モード切換ボ
タン(DEPL)43、ソース切換ボタン(SOURCE)44、
モード遷移ボタン(MODE)45、AFボタン46、数字
指定ボタン(1〜6)47、TAボタン48、メニュー
ボタン(MEMU)49、リストボタン(LIST)50、音響
モード切換ボタン(SOUND)51、決定ボタン(ENTER)
52、楽曲選択ボタン(DISC+、DISC−)53、早送り
/巻戻しボタン54、低音切換ボタン(D-BASS)55、
閉動作ボタン(CLOSE)56が設けられる。更に、他方
面3bには、第2の表示画面3dが設けられる。
【0033】電源オフボタン41は、車載用音響装置1
の電源をオフとするために設けられる。この電源オフボ
タン41は、使用者に押圧されることで電源をオフとす
ることを示す操作入力信号を生成させる。
【0034】音量調整ボタン42は、車載用音響装置1
がスピーカ装置から放音させている状態において、放音
する音量を調整するために設けられる。この音量調整ボ
タン42は、使用者に押圧されることで音量を調整する
ことを示す操作入力信号を生成させる。
【0035】表示モード切換ボタン43は、第2の表示
画面3dの表示モードを変更するために設けられる。こ
の表示モード切換ボタン43は、使用者に押圧されるこ
とで表示モードを切り換える操作入力モードを生成させ
る。
【0036】ソース切換ボタン44は、車載用音響装置
1に接続されたスピーカ装置から放音するときの音源
(ソース)を切り換えるために設けられる。ここで、音
源としては、放送音源、テープ状記録媒体、ディスク状
記録媒体がある。このソース切換ボタン44は、使用者
に押圧されることで、上記各音源を切り換えることを示
す操作入力信号を生成させる。
【0037】モード遷移ボタン45は、車載用音響装置
1の動作モードを切り換えるために設けられる。このモ
ード遷移ボタン45は、使用者に押圧されることで動作
モードを切り換えることを示す操作入力信号を生成させ
る。
【0038】数字指定ボタン47は、再生する曲順等を
指定するに際して番号を指定するために設けられる。こ
の数字指定ボタン47は、使用者に押圧されることで番
号を指定することを示す操作入力信号を生成させる。
【0039】メニューボタン49は、車載用音響装置1
の設定項目等を選択するために設けられる。このメニュ
ーボタン49は、使用者に押圧されることで、メニュー
画面を表示し、早送り/巻戻しボタン54によりメニュ
ーを選択することを示す操作入力信号を生成させる。
【0040】音響モード切換ボタン51は、スピーカ装
置から放音する音響の音響周波数モード等を切り換える
ために設けられる。この音響モード切換ボタン51は、
使用者に押圧されてモードが選択されることで、モード
を切り換えることを示す操作入力信号を生成させる。
【0041】決定ボタン52は、上述の車載用音響装置
1の動作モード、車載用音響装置1の各種設定を決定す
るために設けられる。この決定ボタン52は、使用者に
押圧されることで選択内容を決定することを示す操作入
力信号を生成させる。
【0042】楽曲選択ボタン53は、図示しないチェン
ジャー等に収納された複数の記録媒体のうち再生する記
録媒体を選択するために設けられる。この楽曲選択ボタ
ン53は、使用者に押圧されることで記録媒体を選択す
ることを示す操作信号操作を生成させる。
【0043】また、この楽曲選択ボタン53は、上述の
車載用音響装置1の動作モードや、各種設定をしている
ときに、設定する内容を選択するときのカーソル表示を
上下移動させるために設けられる。この楽曲選択ボタン
53は、使用者に押圧されることでカーソル表示を上下
移動させるとともに、表示内容を変更させることを示す
操作入力信号を生成させる。
【0044】早送り/巻戻しボタン54は、指定された
記録媒体に記録された楽曲を選択するためや、再生中の
楽曲内において早送り再生及び巻き戻し再生をするため
に設けられる。この早送り/巻戻しボタン54は、使用
者に押圧されることで楽曲を選択することを示す操作入
力信号や、早送り再生や巻き戻し再生をすることを示す
操作入力信号を生成させる。
【0045】低音切換ボタン55は、スピーカ装置から
低周波数帯域の音響を放音することを切り換えるために
設けられる。この低音切換ボタン55は、使用者に押圧
されることで低周波数帯域の音響の放音をオン/オフ切
り替えすることを示す操作入力信号を生成させる。
【0046】閉動作ボタン56は、図1に示す開状態か
ら図2に示す閉状態に切り換えるために設けられる。こ
の閉動作ボタン56は、使用者に押圧されることでパネ
ル支持回動機構11が駆動して閉状態となることを示す
操作入力信号を生成させる。
【0047】このような車載用音響装置1では、開状態
と閉状態とを遷移させることで、第1の表示画面3c又
は第2の表示画面3dを視認可能とすることができるの
で、単一の面に複数の表示画面を設ける必要が無く、複
数の表示画面を設けることができ、装置の小型化を実現
することができる。
【0048】このように構成された車載用音響装置1で
は、図2に示す閉状態であって、電源が投入されていな
いときに第1の表示画面3cを黒色平坦状の画面とする
ことができるので、車外から見た装置外観を黒面とする
ことができ、使用者が車内に居ないときの盗難を防止す
ることができる。なお、この車載用音響装置1では、第
1の表示画面3cを黒色とする場合に限らず、暗緑色、
暗茶色等であっても良く、車外から装置の存在を視認で
きないような色であれば良い。
【0049】また、この車載用音響装置1によれば、パ
ネル部3の一方面3aに赤外線受光部33が設けられる
とともに、筐体2の前面2aに赤外線受光部23が設け
られているので、閉状態においては赤外線受光部33で
リモートコントローラからの赤外線信号を受光し、開状
態においては赤外線受光部23でリモートコントローラ
からの赤外線信号を受光することができる。
【0050】更に、車載用音響装置1は、リモートコン
トローラに設けられている電源オフボタンに相当するボ
タン等が操作されることにより、リモートコントローラ
からの赤外線信号を赤外線受光部23によって受光し、
第1の表示画面3cを黒色平坦状の画面にすることもで
きる。
【0051】つぎに、上述した車載用音響装置1の機能
的な構成について図8を参照して説明する。
【0052】図8によれば、車載用音響装置1は、各部
の動作を制御する制御部71、信号再生部72、音響出
力部73、操作入力部74、表示駆動部75がバス76
上に接続されて構成される。また、この車載用音響装置
1は、上述の第1の表示画面3cに対応した第1の表示
部77、第2の表示画面3dに対応した第2の表示部7
8を備える。
【0053】信号再生部72は、上述の記録媒体挿入部
21、ローディング機構、記録再生ヘッドに対応するも
のである。この信号再生部72は、制御部71からの制
御信号に従って、記録媒体に記録された各種情報や、音
響信号を再生する。
【0054】信号再生部72は、使用者によりディスク
状記録媒体81、テープ状記録媒体82が挿入されるこ
とで、制御部71からの制御信号に従って、これらの記
録媒体に記録されている音響情報等を再生する処理をす
る。この信号再生部72は、再生した音響信号をバス7
6を介して音響出力部73に出力する。また、この信号
再生部72は、制御部71からの制御信号に従って、音
響信号が示す楽曲についての再生時間やタイトル等の付
随情報等を表示駆動部75に出力する。
【0055】また、この信号再生部72は、車内の任意
の場所に配設されたチェンジャ装置と接続され、チェン
ジャ装置から読み出された音響信号を音響出力部73に
出力するとともに、付随情報を表示駆動部75に出力す
る。
【0056】更に、この信号再生部72は、再生した音
響信号の周波数帯域ごとの音量を検出するスペクトル解
析をする。この信号再生部72は、スペクトル解析結果
をバス76を介して表示駆動部75に出力することで第
1の表示画面3cにスペクトルを表示させる。
【0057】音響出力部73は、スピーカ装置と接続さ
れ、制御部71からの制御信号に従って、信号再生部7
2からの音響信号をスピーカ装置を駆動するための信号
に変換してスピーカ装置に出力することで放音させる。
【0058】操作入力部74は、上述のパネル部3に設
けられた各種ボタン等に対応する。この操作入力部74
は、各種ボタンが使用者に操作されたことを検出する
と、操作されたボタン種類に応じた操作入力信号を生成
する。この操作入力部74は、生成した操作入力信号を
バス76を介して制御部71に出力する。
【0059】また、この操作入力部74は、筐体2の前
面2a及びパネル部3の一方面3aに設けられた赤外線
受光部23及び赤外線受光部33に対応する。この操作
入力部74は、リモートコントローラからの赤外線信号
に基づいて操作内容を示す操作入力信号を生成して制御
部71に出力する。
【0060】第1の表示部77は、上述の図5(A)に
示す第1の表示画面3cに対応し、表示駆動部75から
の音響信号、スペクトル解析結果に従ってグラフィック
表示をするとともに、操作内容や再生内容に従ってキャ
ラクタ表示をする。この第1の表示部77は、表示駆動
部75からのコモン信号及びセグメント信号に従ってグ
ラフィック表示及びキャラクタ表示をする。
【0061】第2の表示部78は、上述の図5(B)に
示す第2の表示画面3dに対応し、表示駆動部75から
のコモン信号及びセグメント信号に従ってキャラクタ表
示をする。
【0062】表示駆動部75は、制御信号とともに、ス
ピーカ装置に放音させている音響信号の内容を示す信
号、操作入力部74での操作内容を示す信号が入力され
る。この表示駆動部75は、これらの信号に基づいて第
1の表示部77及び第2の表示部78に表示駆動信号を
出力する。
【0063】表示駆動部75は、前記表示駆動信号とし
て、表示画面を構成する最小表示単位であるセグメント
ごとの表示/非表示を示すセグメント信号及び複数のセ
グメントからなる所定領域の表示/非表示を示すコモン
信号を生成する。前記コモン信号が示す所定領域は、例
えば一文字分を表示する領域を示す。
【0064】表示駆動部75は、音響信号の内容を示す
信号に従って、音響内容をグラフィック表示するための
表示駆動信号を生成する。また、この表示駆動部75
は、操作内容、楽曲のタイトルや再生時間等をキャラク
タ表示するための表示駆動信号を生成する。
【0065】このような表示駆動部75には、図9に示
すように、第1の表示部77と第2の表示部78とが並
列に接続されている。すなわち、表示駆動部75は、キ
ャラクタ表示内容を示すコモン信号C1及びセグメント
信号S1を第2の表示部78に出力するとともに、第1
の表示部77に出力するように第1の表示部77及び第
2の表示部78と接続されている。また、表示駆動部7
5は、グラフィック表示内容を示すコモン信号C2及び
セグメント信号S2を第1の表示部77に表示するよう
に接続されている。
【0066】図9に示すような接続関係を有した表示駆
動部75、第1の表示部77及び第2の表示部78によ
れば、キャラクタ表示するためのコモン信号C1及びセ
グメント信号S1を第1の表示部77及び第2の表示部
78の双方に出力し、キャラクタ表示領域101及び/
又は文字/グラフィック表示領域104、表示領域11
0にキャラクタ表示をする。また、グラフィック表示す
るためのコモン信号C2及びセグメント信号S2を第1
の表示部77のみに出力して、グラフィック表示領域1
02、文字/グラフィック表示領域104及びスペクト
ラム表示領域103にグラフィック表示をする。
【0067】このように構成された車載用音響装置1で
は、第1の表示部77にキャラクタ表示及びグラフィッ
ク表示をさせるとともに、第2の表示部78にキャラク
タ表示をさせるに際して、第1の表示部77に表示する
ための処理を行うことで、第2の表示部78も同時に駆
動することができ、2つの表示部に対応した2つの表示
駆動ドライバを備える必要が無い。したがって、この車
載用音響装置1では、単一の表示ドライバ(表示駆動部
75)で2つの表示画面を駆動させることができ、装置
の低コスト化を実現することができる。
【0068】また、この車載用音響装置1では、表示ド
ライバ(表示駆動部75)により2つの表示画面を同時
に駆動するが、一方のバック照明を点灯し、他方のバッ
ク照明を消灯することで、いずれか一方のみを表示する
ようにすることができる。
【0069】更に、この車載用音響装置1によれば、複
数の表示部を備える場合でも、単一の表示ドライバで駆
動することができるので小型化をすることができ、車内
での設置のように限定された設置スペースに収容するこ
とが容易となる。
【0070】また、この車載用音響装置1によれば、閉
状態においては大きな第1の表示画面3cで操作内容を
キャラクタ表示するとともに、音響情報の周波数特性等
をグラフィック表示し、開状態となって第1の表示画面
3cが使用者から見えない状態になっても、各種ボタン
の操作内容を第2の表示画面3dに表示することができ
る。したがって、この車載用音響装置1によれば、第1
の表示画面3cと第2の表示画面3dが異なる面に設け
られているにも拘わらず使用者の利便性を向上させるこ
とができる。
【0071】なお、本実施の形態では、本発明を車載用
音響機器に適用した一例について説明したが、映像信号
を扱う車載用音響/映像装置であっても適用可能であ
り、更には家庭用の電子機器にも適用することができ
る。
【0072】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る表示装置は、第1の表示手段が表示するための第1の
表示内容及び第2の表示内容を示す第1の表示信号及び
第2の表示信号を生成するだけで、第1の表示信号を第
2の表示手段に出力して第2の表示手段も駆動すること
ができるので、複数の表示手段により様々な内容を表示
可能とするとともに、機器のコストダウン、小型化を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した車載用音響装置のパネル部が
開状態となされているときの斜視図である。
【図2】本発明を適用した車載用音響装置のパネル部が
閉状態となされているときの斜視図である。
【図3】(a)は閉状態となされている停止状態を示す
図であり、(b)は電源を投入する旨の信号に従って第
1の表示画面に各種内容を表示することを示す図であ
り、(c)は開状態とする旨の信号に従ってパネル支持
機構がしている途中の図であり、(d)は車載用音響装
置の閉状態を示す図である。
【図4】(a)は電源オフ状態においては第1の表示画
面を黒画面とすることを示す図であり、(b)は電源が
投入されて電源オン状態となると第1の表示画面に文字
表示や画像表示をすることを示す図であり、(c)は開
状態とすると第2の表示画面に文字表示をすることを示
す図である。
【図5】(A)は第1の表示画面の表示領域を示す図で
あり、(B)は第2の表示画面の表示領域を示す図であ
る。
【図6】本発明を適用した車載用音響装置のパネル部の
一方面の構成を示す正面図である。
【図7】本発明を適用した車載用音響装置のパネル部の
他方面の構成を示す平面図である。
【図8】本発明を適用した車載用音響装置の機能的な構
成を示すブロック図である。
【図9】本発明を適用した車載用音響装置を構成する表
示駆動部、第1の表示部、第2の表示部の接続関係を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 車載用音響装置、3 パネル部、3a 一方面、3
b 他方面、3c 第1の表示画面、3d 第2の表示
画面、11 パネル支持機構、23 赤外線受光部、3
2 開状態用ボタン、33 赤外線受光部、56 閉動
作ボタン、71制御部、72 信号再生部、73 音響
出力部、74 操作入力部、75 表示駆動部、77
第1の表示部、78 第2の表示部、101 文字表示
領域、102 グラフィック表示領域、103 スペク
トラム表示領域、104 文字/グラフィック表示領
域、110 表示領域

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の表示内容を示す第1の表示信号及
    び第2の表示内容を示す第2の表示信号を用いて表示を
    する第1の表示手段と、 上記第1の表示信号を用いて表示をする第2の表示手段
    と、 上記第1の表示手段で用いる上記第1の表示信号及び上
    記第2の表示信号を生成して、上記第1の表示信号を上
    記第1の表示手段及び上記第2の表示手段に出力すると
    ともに、上記第2の表示信号を上記第1の表示手段に出
    力して、上記第1の表示内容及び上記第2の表示内容を
    表示するように上記第1の表示手段を制御するととも
    に、上記第1の表示内容を表示するように上記第2の表
    示手段を制御する駆動制御手段とを備えることを特徴と
    する表示装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の表示部は、グラフィック表示
    をするグラフィック表示領域及びキャラクタ表示をする
    キャラクタ表示領域を有し、上記第2の表示部は、キャ
    ラクタ表示をするキャラクタ表示領域を有することを特
    徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 上記駆動制御手段には、音響信号と、操
    作されることで発生する操作入力信号とが入力され、上
    記駆動制御手段は、上記音響信号に基づくグラフィック
    表示をするための上記第2の表示信号を生成するととも
    に、上記操作入力信号に基づくキャラクタ表示をするた
    めの上記第1の表示信号を生成することを特徴とする請
    求項1記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 上記第1の表示手段は所定面に設けら
    れ、上記第2の表示手段は上記所定面とは異なる面に設
    けられることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 上記第1の表示内容は、キャラクタ表示
    であり、上記第2の表示内容はグラフィック表示である
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
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