JP2001290866A - 施工進捗状況管理照会システム - Google Patents

施工進捗状況管理照会システム

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JP2001290866A
JP2001290866A JP2000103788A JP2000103788A JP2001290866A JP 2001290866 A JP2001290866 A JP 2001290866A JP 2000103788 A JP2000103788 A JP 2000103788A JP 2000103788 A JP2000103788 A JP 2000103788A JP 2001290866 A JP2001290866 A JP 2001290866A
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Kazuhiko Mori
和彦 森
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Iida Sangyo Co Ltd
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Iida Industry Co Ltd
Iida Sangyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新築、増改築及び補修工事を問
わず、住宅、構築物等の施工は個々に異なる状況で行わ
れ、施工後に簡単に分解や復元して施工工程を調査する
ことが困難な場合が多い。このような工事等の施工の工
程管理は勿論、施主に対しても情報を提供し、施工の進
捗を計ることができる施工進捗状況管理照会システムを
提供する。 【解決手段】 インターネット等のネットワー
ク化されたコンピューター環境において、施工業者から
の施工内容等に関する基本情報１、施工進捗状況情報
９、施工工程等の変更情報７、施主への連絡情報を時間
管理下に蓄積すると共に施工業者及び施主に随時提供す
る一方、施主からの随時情報６を時間管理下に蓄積する
と共に施工業者及び施主に随時提供することからなる施
工進捗状況管理照会システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅、構築物等の
施工進捗状況管理照会システムに関する。
【０００２】
【従来の技術と課題】従来、新築、増改築及び補修工事
を問わず、住宅、構築物等の施工は個々に異なる状況で
行われ、施工後に簡単に分解や復元して施工工程を調査
することが困難な場合が多い。このような工事等の施工
の工程管理は、一部においてコンピュータを使用して管
理することはあっても、あくまでも施工業者に関しての
みであり、施主（ユーザー）に対して情報を提供するこ
とは少なく、提供しても施主には専門的な用語が理解で
きず難解、且つ内容的に不充分なものが多々あった。
【０００３】また、施主が、現場監督のように全作業工
程を見ることは事実上不可能であり、工程のうち重要な
特定の工程を立ち会って見ることはあっても、個々の作
業は、ほとんど立ち会えないのが現状である。
【０００４】また、作業進捗状況は、当初の作業スケジ
ュールどおりに進捗するとは限らず、往々にして変更に
なることが多く、当初のスケジュールにしたがって、施
主が立会いを希望して休暇日程を調整しても、直前に変
更になることもあり、また変更になっても施工業者から
施主に変更連絡が行くとは限らない場合もある。
【０００５】したがって、施主は施工については、施工
業者を信頼して任せるしかなく、施主が不具合点を見つ
けても、施工業者への連絡の煩雑さ等の問題がある。
【０００６】また、施工業者にとっても、施工工程の管
理は、現場監督の目視・判断に頼らざるを得ず、施工の
状態を直接確認できず、現場監督任せにせざるを得ない
面が大きい。
【０００７】また、前述のごとく、住宅等の構築物は、
重要な部分を占める構造躯体は一旦完成してしまうと、
チェック・点検は一部を破壊しないと行うことができな
い等の課題があるからといって、これを、検査結果等と
共に施工業者が画像等に記録してコンピュータに格納
し、随時閲覧可能にすることは容易なことではない。
【０００８】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、イン
ターネット等のネットワーク化されたコンピューター環
境において、現場監督等を含む施工業者からの施工内容
及び施工工程に関する基本情報、施工進捗状況に関する
進捗状況情報、施工工程又は施工内容等の変更に関する
変更情報、施主への連絡事項等からなる連絡情報を時間
管理下に蓄積すると共に施工業者及び施主に随時提供す
る一方、施主の要望、クレーム、承諾及び連絡事項等か
らなる随時情報を時間管理下に蓄積し、施工業者及び施
主に随時提供することからなる施工進捗状況管理照会シ
ステムを提供するものである。
【０００９】本発明によれば、本システムを施工業者に
提供して施工内容及び施工工程に関する基本情報を入力
するように促し、入力された基本情報を蓄積し、次い
で、施工業者の施工進捗状況を日時間を追って入力する
ように促し、また、施工工程又は施工内容等の変更に関
する変更情報、施主への連絡情報等がある場合には、こ
れも入力を促して、これら全ての情報を時間管理下に蓄
積すると共に施工業者及び施主に随時提供するから、施
工業者は自己のコンピュータに施工スケジュール、施工
状況情報、施主からの要望等の全ての情報を蓄積するこ
となく、本システムにアクセスすればその閲覧と蓄積が
でき、施主は自己の物件の施工工程の施工スケジュール
と進捗状況を現場に直接見にいかなくても、施工業者が
提供した前記情報をインターネット等を通じて確認で
き、それを見て疑問点、不具合点を発見した場合等に、
施工業者に随時に連絡して補修指示等を行うことができ
る。
【００１０】また、本発明は、請求項１に記載の施工進
捗状況管理照会システムにおいて、分譲住宅等の公開可
能な施工に関しては施工業者からの基本情報、進捗状況
情報、変更情報及び連絡情報等を第３者が読み出しでき
るように提供する一方、売買契約交渉後のような場合に
随時に識別番号、パスワード、声紋、暗号ソフトウエア
等からなる識別情報により特定された者のみに読み出し
可能に提供するようにした施工進捗状況管理照会システ
ムを提供するものである。
【００１１】本発明によれば、分譲住宅等の公開可能な
施工に関しては施工業者からの基本情報、進捗状況情
報、変更情報及び連絡情報等をインターネット等を通じ
て第３者が読み出しできるように提供することにより、
信頼性のある住宅を公開して販売促進を計ることができ
ると共に、第３者は通常の建て売り住宅等では見ること
ができない施工内容を知ることにより、安心して売買契
約を結ぶことができると共に、売買契約交渉後に随時に
識別情報により特定された者のみに読み出し可能に情報
が提供されるから、購買者の必要とするプライバシイや
機密情報は保たれることとなる。
【００１２】また、本発明は、請求項１又は２のいずれ
かに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、施
工業者に基本情報作成用の標準スケジュールを提供する
と共に、施工業者が標準スケジュールに変更を加えた場
合の標準スケジュールの変更とその変更理由、変更前後
の対比等からなる変更した情報を基本情報に含めてなる
施工進捗状況管理照会システムを提供するものである。
【００１３】本発明システムによれば、施工業者はシス
テムから提供された基本情報作成用の標準スケジュール
に基づいて自己の施工スケジュール等を容易に作成する
ことができると共に、施工業者が標準スケジュールや施
工内容に変更を加えた場合、その理由と変更前後の対比
等の変更した事情を基本情報に含めることにより、施工
業者にも施主にも後々まで本施工の特徴が良く分かるよ
うにすることができる。
【００１４】また、本発明は、請求項１乃至３のいずれ
かに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、基
本情報には施工業者、現場監督、各工程毎の下職、協力
会社等の画像を含めたプロフィールが含まれていること
からなる施工進捗状況管理照会システムを提供するもの
である。
【００１５】本発明のよれば、基本情報から施主等が施
工業者、現場監督、各工程毎の下職、協力会社等の画像
を含めたプロフィールを知り、信頼性と意思の伝達を円
滑に計ることができる。
【００１６】また、本発明は、請求項１乃至４に記載の
施工進捗状況管理照会システムにおいて、施工スケジュ
ールに従う進捗状況情報の入力はその日の施工スケジュ
ールの施工項目のチェックで行われるようにした施工進
捗状況管理照会システムを提供するものである。
【００１７】本発明によれば、進捗状況が施工スケジュ
ール通りであれば、進捗状況情報の入力はその日の施工
スケジュールの施工項目のチェックで簡単に行うことが
でき、現場監督等の進捗状況入力を迅速、簡素化し、入
力の促進を計ることができる。
【００１８】また、本発明は、請求項１乃至５に記載の
施工進捗状況管理照会システムにおいて、現場監督は毎
日パソコン等を通じて施工進捗状況と当日の作業予定を
送受信してから外出又は業務を開始するものとし、処理
が行われないときは本システムから定時に現場監督の携
帯電話等又は施工業者に警告を発するようにした施工進
捗状況管理照会システムを提供するものである。
【００１９】本発明によれば、現場監督は毎日パソコン
等を通じて施工進捗状況と当日の作業予定を送受信して
から外出又は業務を開始するから、現場監督に毎朝スケ
ジュールの確認を行うようにすることができるのみなら
ず、前日の進捗状況の入力確認がなされ、施工業者及び
施主は、施工進捗状況と当日の作業予定を確実に把握す
ることができ、処理が行われないときは定時に現場監督
の携帯電話等又は施工業者に警告を発することにより、
確実に施工進捗状況を入力するように促すことができ
る。
【００２０】また、本発明は、請求項１乃至６のいずれ
かに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、進
捗状況情報には各工程各工種毎の検査項目毎の静止画又
は動画等からなる画像データを有する検査結果が含まれ
ていることからなる施工進捗状況管理照会システムを提
供するものである。
【００２１】本発明によれば、進捗状況情報に含まれる
工程毎の検査項目の検査結果から施工工程の終了が静止
画又は動画等からなる画像データにより明白に確認され
ると共に、工程毎の検査項目の検査結果のデータは、施
工業者の管理者等に対して施工の良し悪しの判断業務を
容易にし、また、将来的な不具合・トラブル発生時に、
完工後には検査できない部分の調査を容易にし、問題解
決に役立つこととなる。
【００２２】また、本発明は、請求項１乃至７のいずれ
かに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、各
工程の完了を知らせる進捗状況情報が、現場監督及び下
職等の少なくとも二人以上の同一性を認められる画像デ
ータを含んだ個々別々の工程完了情報からなる施工進捗
状況管理照会システムを提供するものである。
【００２３】本発明によれば、現場監督及び下職等の少
なくとも二人以上の同一性を認められる画像データを含
んだ個々別々の工程完了情報によって、各工程の完了情
報の確実性を確保することができる。
【００２４】また、本発明は、請求項１乃至８のいずれ
かに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、進
捗状況情報の各工程の完了を確認してからその工程の下
職への支払指示を出すようにした施工進捗状況管理照会
システムを提供するものである。
【００２５】本発明によれば、進捗状況情報における各
工程の完了の確認と、その工程の下職への支払指示を関
連付けることにより、工程の完了促進と工程完了後の支
払を確実にすることができる。
【００２６】また、本発明は、請求項１乃至９のいずれ
かに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、進
捗状況情報には前工程が必須工程の場合に前工程が完了
しないと次の工程の施工指示が出せないようにしてある
施工進捗状況管理照会システムを提供するものである。
【００２７】本発明によれば、前の必須工程が完了しな
いと次の工程の施工指示が出せないようにしてあるか
ら、確実に必須工程を完了することができると共に、手
抜き工事等を防止をすることができる。
【００２８】また、本発明は、請求項１乃至１０のいず
れかに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、
施工業者又は施主のパソコン等又は携帯電話等に届けら
れた情報を写真又は動画等からなる画像データ又は音声
等で読み出し可能にした施工進捗状況管理照会システム
を提供するものである。
【００２９】本発明によれば、施工業者又は施主のパソ
コン等又は携帯電話等に届けられた情報を写真又は動画
等からなる画像データ又は音声等で読み出し可能にした
ことにより、情報を明確に伝達することができる。
【００３０】また、本発明は、請求項１乃至１１のいず
れかに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、
施工業者又は施主が各情報を認識したことを確認する閲
覧確認手段を各情報に設けてなる施工進捗状況管理照会
システムを提供するものである。
【００３１】本発明によれば、施工業者又は施主が相手
に提供した情報を、閲覧確認手段により入力することに
より相手方が閲覧したか否か確認し、対処することがで
き、本発明システムを有効活用し、施工を円滑に促進す
ることができる。
【００３２】また、本発明は、請求項１乃至１２のいず
れかに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、
進捗状況情報、連絡情報又は随時情報に入力遅延がある
時に施工業者、現場監督、下職又は施主のパソコン等又
は携帯電話等に音声、振動、発光等からなる警告を発し
入力を促すようにした施工進捗状況管理照会システムを
提供するものである。
【００３３】本発明によれば、施工業者、現場監督、下
職又は施主のパソコン等又は携帯電話等に音声、振動、
発光等からなる警告を発し、進捗状況情報、連絡情報又
は随時情報の入力遅延を知らせて、入力を促進すること
ができる。なお、随時情報に関しては緊急の場合にのみ
警告を発するようにする等、状況に応じて警告を発する
ようにすることは勿論可能である。
【００３４】また、本発明は、請求項１乃至１３のいず
れかに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、
施主の不在連絡により施主の指定するネットワーク機能
を有するパソコン等又は携帯電話等に発信することがで
きるようにした施工進捗状況管理照会システムを提供す
るものである。
【００３５】本発明によれば、施主は不在時に出先で施
工の進捗状況情報を受けると共に、それに対処すること
ができる。
【００３６】また、本発明は、請求項１乃至１４のいず
れかに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、
進捗状況情報に施工スケジュールからの遅れがある場合
に、施工業者に警告を発し、その対策の入力を促すよう
にした施工進捗状況管理照会システムを提供するもので
ある。
【００３７】本発明によれば、進捗状況情報に施工スケ
ジュールからの遅れがある場合に、施工業者に警告を発
し、その対策の入力を促すことができる。
【００３８】また、本発明は、請求項１乃至１５のいず
れかに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、
進捗状況情報に施工スケジュールの変更がある場合に、
変更後の施工スケジュール、変更理由、変更前後のスケ
ジュールの比較等からなる変更情報の入力を促し、施主
に通知することからなる施工進捗状況管理照会システム
を提供するものである。
【００３９】本発明によれば、施主等に、施工スケジュ
ールの変更、変更後の施工スケジュール、変更理由、変
更前後のスケジュールの比較等からなる変更情報を明確
に知らせることができる。
【００４０】また、本発明は、請求項１乃至１６のいず
れかに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、
施主が工事に立ち会いたいときは、施工スケジュール表
の該当工程を指定して立ち会い希望日時の入力ができ、
施工業者、現場監督等に通知して双方の日時を調整して
立ち会いスケジュールを決定することからなる施工進捗
状況管理照会システムを提供するものである。
【００４１】本発明によれば、施主が工事に立ち会いた
いときに、施工スケジュール表の該当工程を指定して立
ち会い希望日時の入力ができ、施工業者、現場監督等に
通知して双方の日時を調整して立ち会いスケジュールを
決定することができる。
【００４２】また、本発明は、請求項１乃至１７のいず
れかに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、
進捗状況情報がリアルタイムの現場の施工状況の静止画
又は動画からなる映像を含んでいる施工進捗状況管理照
会システムを提供するものである。
【００４３】本発明によれば、施主、又は、施工業者等
の管理者が、現場に立ち会えなくても、施工進捗状況を
リアルタイムに現場から送られてくる静止画又は動画か
らなる映像により監視することができる。
【００４４】また、本発明は、請求項１８に記載の施工
進捗状況管理照会システムにおいて、施主又はシステム
が施工に不具合点や疑問点を発見したとき、施工業者又
は現場監督のパソコン等又は携帯電話等に警告を伝達す
ることからなる施工進捗状況管理照会システムを提供す
るものである。
【００４５】本発明によれば、施主又はシステムが施工
に不具合点や疑問点を発見したとき、施工業者又は現場
監督のパソコン等又は携帯電話等に警告を伝達すること
ができる。
【００４６】また、本発明は、請求項１乃至１９のいず
れかに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、
施主又はシステムのクレームに基づく補修計画のスケジ
ュール管理を行うことができるようにした施工進捗状況
管理照会システムを提供するものである。
【００４７】本発明によれば、施主又はシステムのクレ
ームに基づく補修計画のスケジュール管理を行うことが
できる。
【００４８】また、本発明は、請求項１乃至２０のいず
れかに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、
連絡情報が現場監督又は下職の位置補足情報を含んでい
る施工進捗状況管理照会システムを提供するものであ
る。
【００４９】本発明によれば、現場監督又は下職からの
連絡情報が、現場監督又は下職の位置補足情報を含んで
いることにより、その情報が間違いなく現場からのもの
であることを確認することができる。
【００５０】また、本発明は、請求項２１に記載の施工
進捗状況管理照会システムにおいて、現場監督又は下職
の位置補足情報は、その携帯する位置補足機能を有する
携帯電話等の所在によって行うことができる施工進捗状
況管理照会システムを提供するものである。
【００５１】本発明によれば、現場監督又は下職の位置
補足情報を、その携帯する携帯電話等の所在によって自
動的に行うことができる。
【００５２】また、本発明は、請求項１乃至２２のいず
れかに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、
現場監督又は下職の行動予定表の現場と携帯電話等によ
る位置補足システムの位置との一致、不一致を確認し、
施工業者又は施主に定期報告することができる施工進捗
状況管理照会システムを提供するものである。
【００５３】本発明によれば、施工業者又は施主は、現
場監督又は下職の行動予定表の現場と携帯電話等による
位置補足システムの位置との一致、不一致を確認して、
その行動管理を容易に行うことができる。
【００５４】また、本発明は、請求項１乃至２３のいず
れかに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、
施工業者からの施工内容及び施工工程に関する基本情
報、施工進捗状況に関する進捗状況情報、施工工程又は
施工内容等の変更に関する変更情報、施主への連絡情報
等施主への連絡情報に、一般基礎知識、規格、法規等に
関する簡単な説明が付加してある施工進捗状況管理照会
システムを提供するものである。
【００５５】本発明によれば、施工業者の情報につい
て、一般的な工程や専門用語や業界言葉が施主に分から
ない場合等に、その言葉をクリック等により指定する
か、検索すること等により、詳細説明を閲覧することが
できる。
【００５６】また、本発明は、請求項１乃至２４のいず
れかに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、
現場監督、遅延工事、建物、施主、施工工程、クレーム
等からなる各情報の検索機能が付加してある施工進捗状
況管理照会システムを提供するものである。
【００５７】本発明によれば、システムに記録された各
工程、主要部材等により各情報を後で検索することがで
きるから、部材や工程毎の業者名や製品製造メーカーか
ら、取り扱い方法、故障や保証期間やアフターサービス
窓口等を知ることができる。
【００５８】また、本発明は、請求項１乃至２５のいず
れかに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、
施工進捗状況、施工遅延状況、変更工程、遅延原因、変
更原因、遅延現場監督、遅延業者等からなる各情報の分
析機能が付加してある施工進捗状況管理照会システムを
提供するものである。
【００５９】本発明によれば、分析機能によって、施工
の進捗状況の特徴を把握することができる。
【００６０】また、本発明は、請求項１乃至２６のいず
れかに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、
施工業者及び施主等の代わりに各情報の全てを蓄積して
施工業者及び施主に随時照会可能に提供することからな
る施工進捗状況管理照会システムを提供するものであ
る。
【００６１】本発明によれば、施工業者及び施主は、自
己のコンピュータに施工関連情報を蓄積する必要が無く
なり、随時に本システムに接続して全情報を知ることが
できる。
【００６２】また、本発明は、請求項１乃至２７のいず
れかに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、
施工終了後一定期間随時照会可能にした施工進捗状況管
理照会システムを提供するものである。
【００６３】本発明によれば、施工完了後においても、
保証期間内の間、或いは情報提供契約期間の間、本シス
テムに接続して施工状況を調査することができる。
【００６４】また、本発明は、請求項１乃至２８のいず
れかに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、
連絡情報或いは随時情報が緊急の場合には、施主、施工
業者、現場監督又は下職のパソコン等又は携帯電話等に
文字、音声、振動、発光等からなる警告を発するように
した施工進捗状況管理照会システムを提供するものであ
る。
【００６５】本発明によれば、緊急の場合には、施主、
施工業者、現場監督又は下職のパソコン等又は携帯電話
等に、随時に警報を発することにより、情報の早急な閲
覧を促すことができる。
【００６６】
【発明の実施の形態】以下図示する実施例に基づいて本
発明の実施の形態を説明する。
【００６７】図１は住宅建築の施工業者であるホームビ
ルダーＡ，Ｂ，Ｃ等のコンピュータ、パーソナルコンピ
ュータ（以下パソコンと称する。）等又はインターネッ
ト等を通じてデータの送受信のできる携帯電話等と、本
発明に係るシステム提供者Ｓの施工進捗状況管理照会シ
ステムとの間のインターネット等のネットワークを通じ
ての情報の流れの構成を全体的に示すシステム構成図で
あり、図２は本発明施工進捗状況管理照会システムと施
主のパソコン等又はインターネット等を通じてデータの
送受信のできる携帯電話等との間のネットワークを通じ
ての情報の流れの構成を全体的に示すシステム構成図で
ある。
【００６８】原則として、本システムには、従来公知の
識別番号、パスワード、声紋、暗号ソフトウエア等から
なる識別情報により特定された施工業者又は施主のみが
接続することができ、情報の機密保護が計られている。
【００６９】しかし、分譲住宅等の公開可能な施工に関
しては施工業者からの基本情報、進捗状況情報、変更情
報及び連絡情報等を第３者が読み出しできるように提供
する一方、売買契約交渉後のような場合に随時に識別情
報により特定された者のみに読み出し可能に提供するこ
とができ、信頼性のある住宅を公開して販売促進を計る
ことができると共に、第３者には通常の建て売り住宅等
では見ることができない施工内容を提供することによ
り、安心して売買契約を結ぶことができるようにすると
共に、売買契約交渉後には識別情報により特定された者
のみに読み出し可能に提供されるから、機密が保たれる
こととなる。
【００７０】なお、分譲住宅会社の販売物件のホームペ
ージにリンクさせることによって、見込み客が建設の工
程を確認でき、また映像もあるため施工に対して信頼感
を持たせることができる。販売がきまったら、契約情報
を受けてリンクを自動的にはずし、以後は買主・施工業
者にのみアクセスすることができる。
【００７１】先ず、図１のステップ１は、図３に記載の
ように、施工業者であるホームビルダーの基本情報を施
工業者のパソコン等を通してインターネットにより本発
明システムのコンピュータに登録する手続であり、会社
名、所在地、支店、連絡先、連絡責任者、担当現場監
督、下職、協力会社等の情報を、会社であれば、会社の
概要、経営状況、受注実績、会社の写真、現場監督等の
人物であれば、写真、動画付の経験や資格、自己紹介等
を、本発明システムの用意したモデルケースに従って大
きな選択肢から細部の選択肢までを順を追って入力して
いき、施主が閲覧して安心して任せられるようなできる
だけ細かく情報を登録する。
【００７２】この登録内容は、原則として施主又は工事
毎に作成するものであるが、施工業者の登録すべき事項
は施主又は工事毎に異なる部分を除いて、一度入力する
と共通事項に関しては本発明システムに既登録の状態で
施工業者に提供され、施工業者は変更事項のみを入力す
ればよいこととなる。
【００７３】この基本情報は、図２のステップ２に記載
のごとく、本発明システムを介して施主のパソコン等に
インターネットを通じて随時読みとれるように提供され
る。
【００７４】次ぎに、図４のステップ３は、本発明シス
テムに施工業者が基本情報である施工スケジュールを登
録する段階である。例えば、図４に記載のごとく、Ａ氏
宅建設において、設計図、着工日等の着工情報をインタ
ーネットを通じて本発明システムに報告すると、本発明
システムからは標準的なモデルスケジュールが各工程の
モデルケースの説明と共に施工業者に送られ、施工業者
はこのモデルに従ってモデルケースと異なる点は訂正し
て施工スケジュールを完成し、また、施工業者が作成し
た施工スケジュールに問題がある場合には補充訂正を促
し、施工業者及び本システム間で確定した施工スケジュ
ールを本発明システムに記録蓄積する。
【００７５】この施工スケジュールは、図２のステップ
４に記載のごとく、工程表通知としてインターネットを
通じて直ちに施主のパソコン等又はパソコン機能を有す
る携帯電話等に随時読み出し可能に連絡され、同時に、
ステップ５に記載のように、本発明システムに入力済み
の各工程の説明が、新旧工程の比較等を含めて静止画、
動画、音声等により施主に提供される。
【００７６】この時点で、施主の要望・希望や質問事項
が、図１のステップ６のごとく、随時情報として本発明
システムを介して施工業者のパソコン等に随時読み出し
可能に送信され、図では省略したが、施工業者の回答を
本発明システムを介して施主のパソコン等に連絡し、施
工工程の作成変更等があれば、図１のステップ７に記載
のように、施工工程又は施工内容等の変更に関する変更
情報として本発明システムに送信され、記録されると共
に、図２のステップ４、５、８のごとく、変更内容の説
明をも含めて施主のパソコン等に送信される。
【００７７】施工が開始されると、図１のステップ９に
記載のごとく、施工業者から進捗状況の登録がなされ、
本発明システムに記録されると共に、図２のステップ１
０,１１のごとく、施主に提供される。
【００７８】施工においては、施工業者には、施工業者
の他に現場監督、工程毎の下職が含まれることとなる。
【００７９】進捗状況情報の入力は毎日行われるのが原
則であるが、遅延や変更がない場合には、施工スケジュ
ールに沿った進捗状況情報の入力は、その日の施工スケ
ジュールの施工項目のチェックで行われるようにするこ
とも可能である。
【００８０】また、簡便な入力手段としては、施工スケ
ジュールに遅延や変更がない場合には何も入力せず、各
工程毎の検査結果に不具合や障害や遅延があった場合
に、その点についてのみ進捗状況情報の入力を行う方法
を採用しても良い。
【００８１】好ましい実施形態としては、現場監督が毎
日パソコン等を通じて施工進捗状況と当日の作業予定を
本システム送受信してから外出又は業務を開始するもの
とし、この処理が行われないときは、本システムから定
時に現場監督の携帯電話等又は施工業者に警告を発する
ようにし、施工進捗状況を入力することを促すシステム
が好ましい。
【００８２】次ぎに、進捗状況情報には各工程各工種毎
の検査項目毎の検査結果が含まれている。
【００８３】進捗状況情報の各工程の検査結果にはデジ
タルカメラ、デジタルビデオカメラによる写真、静止画
又は動画等からなる画像データが含まれている。
【００８４】図５の実施例の場合、予定通りに一つの施
工が完了するところの進捗状況を登録するものであり、
施工業者は自分のパソコンＨ等に本発明システムからＡ
氏の施工スケジュールを読み込んで、例えば、基礎工事
の完成状態を含めて主要な施工工程の記録を、デジタル
のスチール又はビデオカメラの記録を含めて登録するこ
とができる。
【００８５】なお、デジタルのスチール又はビデオカメ
ラの記録は、ステップ１２に記載のように、現場監督の
携帯電話等を介してリアルタイムに、本発明システムに
インターネットを通じて送ることができ、図２のステッ
プ１１のごとく、施主にリアルタイムで提供することが
でき、図２のステップ１３,１４のごとく、施主が施工
工程を画像によりチェックして不具合等の要望を本発明
システムを介して、図１のステップ６のごとく、施工業
者の現場監督に伝達することができるように構成してあ
る。
【００８６】この間の状況は、図６に記載のごとく、施
主のパソコン等でステップ１３のごとくチェックした結
果「基礎ヒビあり」を、のステップ１４により本発明
システムＳを介して、のステップ６を介して施工業者
のパソコン等に連絡し、ステップ１６のごとく、「ひび
割れ確認」と「補修工事」を画像を含めて行い、のス
テップ９のごとく、進捗状況情報として本発明システム
に送り、のステップ１７のごとく、施主のパソコン等
に送ってリアルタイムで施工工事を監視することができ
る。
【００８７】また、このリアルタイムの施工伝達システ
ムは、棟上日に施主が出席できないような場合に、現場
からの映像と音声を施主のパソコン等に提供することが
できる。
【００８８】なお、画像の撮影が当該物件であるかどう
かは、現場監督の所在確認可能な携帯電話等の所在によ
っても、確認することができる。
【００８９】特に、各工程の完了を知らせる進捗状況情
報は、図７に記載のように、現場監督及び下職等の少な
くとも二人以上のデジタルカメラ、デジタルビデオカメ
ラ等による静止画又は動画からなる画像データを含んだ
別々の工程完了情報を、ステップ２８、２９のごとく、
携帯電話等を通じてインターネットでリアルタイムにシ
ステムに送信すると、ステップ２６のごとく、本システ
ムは両者の同一性を確認し、例えば、下職の情報に誤り
があれば、ステップ２７のごとく、その携帯電話等に警
告して再度の情報入力を促し、両者の同一性の確認から
その工程の完了を確定し、ステップ３０，３１のごと
く、施工業者であるホームビルダーのパソコンＨや施主
のパソコンＵに送信する。
【００９０】また、このとき、本システムは、進捗状況
情報の各工程の完了を確認して、ホームビルダーのパソ
コンＨに下職へ費用支払指示を出し、下職への支払を促
すことができる。
【００９１】また、同様に、本システムから施工業者へ
の進捗状況情報には、前工程が完了しないと次の工程の
施工指示が出せないようにし、必須の施工工程の管理を
確実にすることができる。
【００９２】施工後における施主による進捗状況の照会
は、図２のステップ１８に記載のごとく、本発明システ
ムに接続して進捗状況照会ステップから、工程表を呼び
出し、照会すべき工程をクリック等により指定すると、
工程検査を含めた進捗状況が画像により不具合連絡や補
修の状況、遅延、変更、遅延や変更理由等の情報の記録
を含めて確認することができる。
【００９３】また、本発明システムは、進捗状況スケジ
ュールから、例えば、棟上日の日程や時間を、図２のス
テップ１９のように、施主にインターネットを通じて連
絡し、同様に、施工業者とも連絡して立ち会いスケジュ
ールを組むことができるように構成してある。
【００９４】また、図２のステップ２０に記載のよう
に、施主であるユーザーが通常のパソコン設置場所にい
ない不在時に、そのパソコン等に代えてインターネット
等を通じてデータの送受信のできる携帯電話等に連絡を
入れて欲しいときには、本発明システムに不在転送登録
することによって、進捗状況等を携帯電話等に受けるこ
とができるようにすることができる。
【００９５】また、本発明システムは、施工業者からの
進捗状況が施工スケジュール通りに行われてない場合、
図１のステップ２１に記載のように、施工状況の報告を
促し、報告遅れの理由、施工遅延理由、延期後の日程等
のスケジュール変更、変更理由、着手日、現状の画像報
告、各種検査項目、検査結果、検査結果による補修計
画、補修結果の確認、施工完了時の連絡先、次工程の説
明等を施工業者に、ステップ７の施工工程変更登録、ス
テップ９の進捗状況登録により入力を促すことができる
ように構成してある。
【００９６】また、図１のステップ２２に記載のよう
に、本発明システムは、施工現場の現場監督の携帯電話
等の所在から、常時、所在位置確認ができるように構成
してあり、ステップ２３、２４のごとく、施工業者のホ
ームビルダーや施主の問い合わせに対して、所在通知や
要望の伝達ができるように構成してある。
【００９７】また、本発明システムは、施主の本システ
ム閲覧及び利用状況を記録すると共に、図１のステップ
２５に記載のように、施工業者からのユーザー利用状況
確認の問い合わせに対して、各施工工程毎の閲覧・利用
状況を確認し通知することができるように構成してあ
る。
【００９８】また、本発明システムは、施工業者又は施
主のパソコン等又は携帯電話等に音声、振動、発光等か
らなる着信表示機能を設けることができる。
【００９９】また、本発明システムは、施工業者又は施
主のパソコン等又は携帯電話等に届けられた情報を、文
字、音声又は画像で読み出し可能にすることができる。
【０１００】また、本発明システムは、施工中は勿論、
施工完了後においても、連絡情報或いは随時情報が緊急
の場合には、施主、施工業者、現場監督又は下職のパソ
コン等又は携帯電話等に音声、振動、発光等からなる警
告を発し、緊急情報の閲覧を促すことができる。
【０１０１】また、本発明システムには、現場監督、遅
延工事、建物、施主、施工工程、クレーム等からなる各
情報の検索機能が付加してあり、システムに記録された
各工程、主要構造部材等により各情報を後で検索するこ
とにより、部材や工程毎の下職名や製品製造メーカー、
取り扱い方法、故障や保証期間やアフターサービス窓口
等を知ることができる。
【０１０２】また、本発明システムには、施工進捗状
況、施工遅延状況、変更工程、遅延原因、変更原因、遅
延現場監督、遅延業者等からなる各情報の分析機能が付
加してあり、施工遅延状況、遅延原因、遅延業者等の傾
向や特徴を把握することができる。
【０１０３】また、本発明システムは、施工業者及び施
主等の代わりに各情報の全てを蓄積して施工業者及び施
主に、年中無休で２４時間随時照会可能に提供するもの
であり、施工業者及び施主は、自己のコンピュータに施
工関連情報を蓄積する必要が無くなり、随時に本システ
ムに接続して全情報を知ることができる。
【０１０４】また、本発明システムは、施工終了後、例
えば、建物引き渡しから１０年とか、途中検査で定期検
査して期間が延長した場合には２０年のように、一定期
間随時照会可能にし、保証期間内の間、或いは情報提供
契約期間の間、本システムに接続して施工状況を調査す
ることができるように構成することができる。
【０１０５】
【発明の効果】以上の通り、本発明に係る施工進捗状況
管理照会システムによれば、インターネット等のネット
ワーク化されたコンピューター環境において、現場監督
等を含む施工業者からの施工内容及び施工工程に関する
基本情報、施工進捗状況に関する進捗状況情報、施工工
程又は施工内容等の変更に関する変更情報、施主への連
絡事項等からなる連絡情報を時間管理下に蓄積すると共
に施工業者及び施主に随時提供する一方、施主の要望、
クレーム、承諾及び連絡事項等からなる随時情報を時間
管理下に蓄積し、施工業者及び施主に随時提供すること
によって、本システムを施工業者に提供して施工内容及
び施工工程に関する基本情報を入力するように促し、入
力された基本情報を蓄積し、次いで、施工業者の施工進
捗状況を日時間を追って入力するように促し、また、施
工工程又は施工内容等の変更に関する変更情報、施主へ
の連絡情報等がある場合に、これも入力を促して、これ
ら全ての情報を時間管理下に蓄積すると共に施工業者及
び施主に随時提供するから、施工業者は自己のコンピュ
ータに施工スケジュール、施工状況情報、施主からの要
望等の全ての情報を蓄積することなく、本システムにア
クセスすればその閲覧と蓄積ができ、施主は自己の物件
の施工工程の施工スケジュールと進捗状況を現場に直接
見にいかなくても、施工業者が提供した前記情報をイン
ターネット等を通じて確認でき、それを見て疑問点、不
具合点を発見した場合等に、施工業者に随時に連絡して
補修指示等を行うことができ、施工業者と施主との双方
のコミュニケーションが計れ、相互の信頼関係の醸成が
できる効果があると共に、施工業者には、施工スケジュ
ールの作成、管理が容易にでき、施工データの維持管理
コストの軽減が計れ、アフターサービスの向上、紛争の
解決に役立つ一方、施主には、業者や、現場監督等のプ
ロフィールが分かるので安心でき、施工の進捗情報がい
つどこでも確認することができ、現場に立ち会えなくて
も施工状況の確認ができ、施工データが保存されること
により安心であり、将来発生する不具合に対応が容易
で、住宅の価値の向上につながる等の効果がある。
【０１０６】また、本発明は、請求項１に記載の施工進
捗状況管理照会システムにおいて、分譲住宅等の公開可
能な施工に関しては施工業者からの基本情報、進捗状況
情報、変更情報及び連絡情報等を第３者が読み出しでき
るように提供する一方、売買契約交渉後のような場合に
随時に識別番号、パスワード、声紋、暗号ソフトウエア
等からなる識別情報により特定された者のみに読み出し
可能に提供するようにした構成を有することにより、信
頼性のある住宅を公開して販売促進を計ることができる
効果があると共に、第３者は通常の建て売り住宅等では
見ることができない施工内容を知ることにより、安心し
て売買契約を結ぶことができると共に、売買契約交渉後
には随時に識別情報により特定された者のみに読み出し
可能に情報が提供されるから、購買者の必要とするプラ
イバシイや機密情報は保たれる等の効果がある。
【０１０７】また、本発明は、請求項１又は２のいずれ
かに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、施
工業者に基本情報作成用の標準スケジュールを提供する
と共に、施工業者が標準スケジュールに変更を加えた場
合の標準スケジュールの変更とその変更理由、変更前後
の対比等からなる変更した情報を基本情報に含めてなる
構成を有することにより、施工業者はシステムから提供
された標準スケジュールに基づいて自己の施工スケジュ
ール等を容易に作成することができると共に、施工業者
が標準スケジュールや施工内容に変更を加えた場合、そ
の理由と変更前後の対比等の変更した事情を基本情報に
含めることにより、施工業者にも施主にも後々まで本施
工の特徴が良く分かるようにすることができる効果があ
る。
【０１０８】また、本発明は、請求項１乃至３のいずれ
かに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、基
本情報に、施工業者、現場監督、各工程毎の下職、協力
会社等の画像を含めたプロフィールが含まれていること
から、本発明によれば、基本情報から施主等が施工業
者、現場監督、各工程毎の下職、協力会社等の画像を含
めたプロフィールを知り、信頼性と意思の伝達を円滑に
計ることができる効果がある。
【０１０９】また、本発明は、請求項１乃至４に記載の
施工進捗状況管理照会システムにおいて、施工スケジュ
ールに従う進捗状況情報の入力はその日の施工スケジュ
ールの施工項目のチェックで行われるようにした構成に
より、進捗状況が施工スケジュール通りであれば、その
日の施工スケジュールの施工項目のチェックで簡単に行
うことができ、現場監督等の進捗状況入力を迅速、簡素
化し、入力の促進を計ることができる効果がある。
【０１１０】また、本発明は、請求項５に記載の施工進
捗状況管理照会システムにおいて、現場監督は毎日パソ
コン等を通じて施工進捗状況と当日の作業予定を送受信
してから外出又は業務を開始するものとし、処理が行わ
れないときは本システムから定時に現場監督の携帯電話
等又は施工業者に警告を発するようにした構成により、
現場監督に毎朝スケジュールの確認を行うようにするこ
とができるのみならず、前日の進捗状況の入力確認がな
され、施工業者及び施主は、施工進捗状況と当日の作業
予定を確実に把握することができ、処理が行われないと
きは定時に現場監督の携帯電話等又は施工業者に警告を
発することにより、確実に施工進捗状況を入力するよう
に促すことができる効果がある。
【０１１１】また、本発明は、請求項１乃至６のいずれ
かに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、進
捗状況情報には各工程各工種毎の検査項目毎の静止画又
は動画等からなる画像データを有する検査結果が含まれ
ていることから、施工工程の終了が静止画又は動画等か
らなる画像データにより明白に確認されると共に、工程
毎の検査項目の検査結果のデータにより、施工業者の管
理者等に対しては施工の良し悪しの判断業務を容易に
し、また、将来的な不具合・トラブル発生時に、完工後
には検査できない部分の調査を容易にし、問題解決に役
立つ効果がある。
【０１１２】また、本発明は、請求項１乃至７のいずれ
かに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、各
工程の完了を知らせる進捗状況情報が、現場監督及び下
職等の少なくとも二人以上の同一性を認められる画像デ
ータを含んだ個々別々の工程完了情報からなる構成を有
することにより、各工程の完了情報の確実性を確保する
ことができる。
【０１１３】また、本発明は、請求項１乃至８のいずれ
かに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、進
捗状況情報の各工程の完了を確認してからその工程の下
職への支払指示を出すようにした構成を有することによ
り、工程の完了促進と工程完了後の支払を確実にするこ
とができる効果がある。
【０１１４】また、本発明は、請求項１乃至９のいずれ
かに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、進
捗状況情報には前工程が必須工程の場合には前工程が完
了しないと次の工程の施工指示が出せないようにしてあ
る構成により、確実に必須工程を完了することができる
ようにすると共に、手抜き工事等を防止をすることがで
きる効果がある。
【０１１５】また、本発明は、請求項１乃至１０のいず
れかに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、
施工業者又は施主のパソコン等又は携帯電話等に届けら
れた情報を写真又は動画等からなる画像データ又は音声
等で読み出し可能にした構成により、情報を明確に伝達
することができる効果がある。
【０１１６】また、本発明は、請求項１乃至１１のいず
れかに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、
施工業者又は施主が各情報を認識したことを確認する閲
覧確認手段を各情報に設けてなる構成を有することによ
り、施工業者又は施主が相手に提供した情報を、相手方
が閲覧したか否か確認し、対処することができ、本発明
システムを有効に活用し、施工を円滑に促進することが
できる効果がある。
【０１１７】また、本発明は、請求項１乃至１２のいず
れかに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、
進捗状況情報、連絡情報又は随時情報に入力遅延がある
時に、施工業者、現場監督、下職又は施主のパソコン等
又は携帯電話等に音声、振動、発光等からなる警告を発
し入力を促すようにした構成を有することにより、施工
業者、現場監督、下職又は施主に有効な警告を発し、進
捗状況情報、連絡情報又は随時情報の入力遅延を知らせ
て、入力を促進することができる効果がある。
【０１１８】また、本発明は、請求項１乃至１３のいず
れかに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、
施主の不在連絡により施主の指定するネットワーク機能
を有するパソコン等又は携帯電話等に発信することがで
きるようにした構成を有することにより、施主は不在時
に出先で施工の進捗状況情報を受けると共に、それに対
処することができる効果がある。
【０１１９】また、本発明は、請求項１乃至１４のいず
れかに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、
進捗状況情報に施工スケジュールからの遅れがある場合
に、施工業者に警告を発し、その対策の入力を促すよう
にした構成を有することにより、施工の進捗を促すこと
ができる効果がある。
【０１２０】また、本発明は、請求項１乃至１５のいず
れかに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、
進捗状況情報に施工スケジュールの変更がある場合に、
変更後の施工スケジュール、変更理由、変更前後のスケ
ジュールの比較等からなる変更情報の入力を促し、施主
に通知することからなる構成を有することにより、施主
等に施工スケジュールの変更理由とその内容を明確に知
らせることができる効果がある。
【０１２１】また、本発明は、請求項１乃至１６のいず
れかに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、
施主が工事に立ち会いたいときは、施工スケジュール表
の該当工程を指定して立ち会い希望日時の入力ができ、
施工業者、現場監督等に通知して双方の日時を調整して
立ち会いスケジュールを決定することからなる構成を有
するから、施工立ち会い日程を容易に設定することがで
きる効果がある。
【０１２２】また、本発明は、請求項１乃至１７のいず
れかに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、
進捗状況情報がリアルタイムの現場の施工状況の静止画
又は動画からなる映像を含んでいる構成を有するから、
現場に立ち会えなくとも自宅又は出先でリアルタイムで
施工状況を自分の目で確認することができる効果があ
る。
【０１２３】また、本発明は、請求項１８に記載の施工
進捗状況管理照会システムにおいて、施主又はシステム
が施工に不具合点や疑問点を発見したとき、施工業者又
は現場監督のパソコン等又は携帯電話等に警告を伝達す
ることからなる構成を有することにより、現場にいなく
ても自分の意見を伝達することができ、不具合に対処す
ることができる効果がある。
【０１２４】また、本発明は、請求項１乃至１９のいず
れかに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、
施主又はシステムのクレームに基づく補修計画のスケジ
ュール管理を行うことができる構成を有するから、補修
計画に迅速に対応することができる効果がある。
【０１２５】また、本発明は、請求項１乃至２０のいず
れかに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、
連絡情報が現場監督又は下職の位置補足情報を含んでい
ることにより、現場監督又は下職の連絡情報が確かに現
場から送られているものであることを確認することがで
きる。
【０１２６】また、本発明は、請求項２１に記載の施工
進捗状況管理照会システムにおいて、現場監督又は下職
の位置補足情報は、その携帯する携帯電話等の所在によ
って行うことができることから、現場監督又は下職の位
置を自動的に把握することができる効果がある。
【０１２７】また、本発明は、請求項１乃至２２のいず
れかに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、
現場監督又は下職の行動予定表の現場と携帯電話等によ
る位置補足システムの位置との一致、不一致を確認し、
施工業者又は施主に定期報告することができる構成を有
することにより、現場監督又は下職の行動管理を容易に
行うことができる。
【０１２８】また、本発明は、請求項１乃至２３のいず
れかに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、
施工業者からの施工内容及び施工工程に関する基本情
報、施工進捗状況に関する進捗状況情報、施工工程又は
施工内容等の変更に関する変更情報、施主への連絡情報
等施主への連絡情報に、一般基礎知識、規格、法規等に
関する簡単な説明が付加してあることにより、施工進捗
状況情報に含まれる基礎知識、専門用語、規則等を容易
に理解することができる効果がある。
【０１２９】また、本発明は、請求項１乃至２４のいず
れかに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、
現場監督、遅延工事、建物、施主、施工工程、クレーム
等からなる各情報の検索機能が付加してある構成によ
り、システムに記録された各工程、主要部材等により各
情報を検索することができるから、部材や工程毎の業者
名や製品製造メーカーから、取り扱い方法、故障か否か
のチェックや保証期間やアフターサービス窓口等を容易
に知ることができる効果がある。
【０１３０】また、本発明は、請求項１乃至２５のいず
れかに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、
施工進捗状況、施工遅延状況、変更工程、遅延原因、変
更原因、遅延現場監督、遅延業者等からなる各情報の分
析機能が付加してあることにより、分析によって、施工
の進捗状況に現れた傾向や特徴を容易に把握することが
できる効果がある。
【０１３１】また、本発明は、請求項１乃至２６のいず
れかに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、
施工業者及び施主等の代わりに各情報の全てを蓄積して
施工業者及び施主に随時照会可能に提供することからな
る構成を有することにより、施工業者及び施主は、自己
のコンピュータに施工関連情報を蓄積する必要が無くな
り、随時に本システムに接続して全情報を知ることがで
きる効果がある。
【０１３２】また、本発明は、請求項１乃至２７のいず
れかに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、
施工終了後一定期間随時照会可能にした構成を有するこ
とにより、施工完了後において、保証期間内の間、或い
は情報提供契約期間の間、本システムに接続して施工状
況を随時に分析調査することができる効果がある。
【０１３３】また、本発明は、請求項１乃至２８のいず
れかに記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、
連絡情報或いは随時情報が緊急の場合には、施主、施工
業者、現場監督又は下職のパソコン等又は携帯電話等に
文字、音声、振動、発光等からなる警告を発するように
した構成を有することにより、緊急の場合に、施主、施
工業者、現場監督又は下職のパソコン等又は携帯電話等
に、情報の早急な閲覧を促すことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明システムの一実施例の要部を全体的
に概略して示すシステム説明図。
【図２】 本発明システムの一実施例の他の要部を全
体的に概略して示すシステム説明図。
【図３】 その要部の概略説明図。
【図４】 その他の要部の概略説明図。
【図５】 その他の要部の概略説明図。
【図６】 その他の要部の概略説明図。
【図７】 その他の要部の概略説明図。

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 インターネット等のネットワー
    ク化されたコンピューター環境において、現場監督等を
    含む施工業者からの施工内容及び施工工程に関する基本
    情報、施工進捗状況に関する進捗状況情報、施工工程又
    は施工内容等の変更に関する変更情報、施主への連絡事
    項等からなる連絡情報を時間管理下に蓄積すると共に施
    工業者及び施主に随時提供する一方、施主の要望、クレ
    ーム、承諾及び連絡事項等からなる随時情報を時間管理
    下に蓄積すると共に施工業者及び施主に随時提供するこ
    とからなる施工進捗状況管理照会システム。
  2. 【請求項２】 請求項１に記載の施工進捗状況
    管理照会システムにおいて、分譲住宅等の公開可能な施
    工に関しては施工業者からの基本情報、進捗状況情報、
    変更情報及び連絡情報等を第３者が読み出しできるよう
    に提供する一方、売買契約交渉後のような場合に随時に
    識別番号、パスワード、声紋、暗号ソフトウエア等から
    なる識別情報により特定された者のみに読み出し可能に
    提供するようにした施工進捗状況管理照会システム。
  3. 【請求項３】 請求項１又は２のいずれかに記
    載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、施工業者
    に基本情報作成用の標準スケジュールを提供すると共
    に、施工業者が標準スケジュールに変更を加えた場合の
    標準スケジュールの変更とその変更理由、変更前後の対
    比等からなる変更した情報を基本情報に含めてなる施工
    進捗状況管理照会システム。
  4. 【請求項４】 請求項１乃至３のいずれかに記
    載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、基本情報
    には施工業者、現場監督、各工程毎の下職、協力会社等
    の画像を含めたプロフィールが含まれていることからな
    る施工進捗状況管理照会システム。
  5. 【請求項５】 請求項１乃至４に記載の施工進
    捗状況管理照会システムにおいて、施工スケジュールに
    従う進捗状況情報の入力はその日の施工スケジュールの
    施工項目のチェックで行われるようにした施工進捗状況
    管理照会システム。
  6. 【請求項６】 請求項１乃至５に記載の施工進
    捗状況管理照会システムにおいて、現場監督は毎日パソ
    コン等を通じて施工進捗状況と当日の作業予定を送受信
    してから外出又は業務を開始するものとし、処理が行わ
    れないときは定時に現場監督の携帯電話等又は施工業者
    に警告を発するようにした施工進捗状況管理照会システ
    ム。
  7. 【請求項７】 請求項１乃至６のいずれかに記
    載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、進捗状況
    情報には各工程各工種毎の検査項目毎の写真又は動画等
    からなる画像データを有する検査結果が含まれているこ
    とからなる施工進捗状況管理照会システム。
  8. 【請求項８】 請求項１乃至７のいずれかに記載
    の施工進捗状況管理照会システムにおいて、各工程の完
    了を知らせる進捗状況情報は、現場監督及び下職等の少
    なくとも二人以上の同一性を認められる画像データを含
    んだ別々の工程完了情報からなる施工進捗状況管理照会
    システム。
  9. 【請求項９】 請求項１乃至８のいずれかに記載
    の施工進捗状況管理照会システムにおいて、進捗状況情
    報の各工程の完了を確認してからその工程の下職への支
    払指示を出すようにした施工進捗状況管理照会システ
    ム。
  10. 【請求項１０】 請求項１乃至９のいずれかに記
    載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、進捗状況
    情報には前工程が必須工程の場合に前工程が完了しない
    と次の工程の施工指示が出せないようにしてある施工進
    捗状況管理照会システム。
  11. 【請求項１１】 請求項１乃至１０のいずれかに
    記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、施工業
    者又は施主のパソコン等又は携帯電話等に届けられた情
    報を写真又は動画等からなる画像データ又は音声等で読
    み出し可能にした施工進捗状況管理照会システム。
  12. 【請求項１２】 請求項１乃至１１のいずれかに
    記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、施工業
    者又は施主が各情報を読んだことを確認する閲覧確認手
    段を各情報に設けてなる施工進捗状況管理照会システ
    ム。
  13. 【請求項１３】 請求項１乃至１２のいずれかに
    記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、進捗状
    況情報、連絡情報又は随時情報に入力遅延がある時に施
    工業者、現場監督、下職又は施主のパソコン等又は携帯
    電話等に音声、振動、発光等からなる警告を発し入力を
    促すようにした施工進捗状況管理照会システム。
  14. 【請求項１４】 請求項１乃至１３のいずれかに
    記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、施主の
    不在連絡により施主の指定するネットワーク機能を有す
    るパソコン等又は携帯電話等に発信することができるよ
    うにした施工進捗状況管理照会システム。
  15. 【請求項１５】 請求項１乃至１４のいずれかに
    記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、進捗状
    況情報に施工スケジュールからの遅れがある場合に、施
    工業者に警告を発し、その対策の入力を促すようにした
    施工進捗状況管理照会システム。
  16. 【請求項１６】 請求項１乃至１５のいずれかに
    記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、進捗状
    況情報に施工スケジュールの変更がある場合に、変更後
    の施工スケジュール、変更理由、変更前後のスケジュー
    ルの比較等からなる変更情報の入力を促し、施主に通知
    することからなる施工進捗状況管理照会システム。
  17. 【請求項１７】 請求項１乃至１６のいずれかに
    記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、施主が
    工事に立ち会いたいときは、施工スケジュール表の該当
    工程を指定して立ち会い希望日時の入力ができ、施工業
    者、現場監督等に通知して双方の日時を調整して立ち会
    いスケジュールを決定することからなる施工進捗状況管
    理照会システム。
  18. 【請求項１８】 請求項１乃至１７のいずれかに
    記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、進捗状
    況情報がリアルタイムの現場の施工状況の静止画又は動
    画からなる映像を含んでいる施工進捗状況管理照会シス
    テム。
  19. 【請求項１９】 請求項１８に記載の施工進捗状
    況管理照会システムにおいて、施主又はシステムが施工
    に不具合点や疑問点を発見したとき、施工業者又は現場
    監督のパソコン等又は携帯電話等に警告が行くことから
    なる施工進捗状況管理照会システム。
  20. 【請求項２０】 請求項１乃至１９のいずれかに
    記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、施主又
    はシステムのクレームに基づく補修計画のスケジュール
    管理を行うことができるようにした施工進捗状況管理照
    会システム。
  21. 【請求項２１】 請求項１乃至２０のいずれかに
    記載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、連絡情
    報が現場監督又は下職の位置補足情報を含んでいる施工
    進捗状況管理照会システム。
  22. 【請求項２２】 請求項２１に記載の施工進捗状況
    管理照会システムにおいて、現場監督又は下職の位置補
    足情報は、その携帯する携帯電話等の所在によって行う
    ことができる施工進捗状況管理照会システム。
  23. 【請求項２３】 請求項１乃至２２のいずれかに記
    載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、現場監督
    又は下職の行動予定表の現場と携帯電話等による位置補
    足システムの位置との一致、不一致を確認し、施工業者
    又は施主に定期報告することができる施工進捗状況管理
    照会システム。
  24. 【請求項２４】 請求項１乃至２３のいずれかに記
    載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、施工業者
    からの施工内容及び施工工程に関する基本情報、施工進
    捗状況に関する進捗状況情報、施工工程又は施工内容等
    の変更に関する変更情報、施主への連絡情報等施主への
    連絡情報に、一般基礎知識、規格、法規等に関する簡単
    な説明が付加してある施工進捗状況管理照会システム。
  25. 【請求項２５】 請求項１乃至２４のいずれかに記
    載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、現場監
    督、遅延工事、建物、施主、施工工程、クレーム等から
    なる各情報の検索機能が付加してある施工進捗状況管理
    照会システム。
  26. 【請求項２６】 請求項１乃至２５のいずれかに記
    載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、施工進捗
    状況、施工遅延状況、変更工程、遅延原因、変更原因、
    遅延現場監督、遅延業者等からなる各情報の分析機能が
    付加してある施工進捗状況管理照会システム。
  27. 【請求項２７】 請求項１乃至２６のいずれかに記
    載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、施工業者
    及び施主等の代わりに各情報の全てを蓄積して施工業者
    及び施主に随時照会可能に提供することからなる施工進
    捗状況管理照会システム。
  28. 【請求項２８】 請求項１乃至２７のいずれかに記
    載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、施工終了
    後一定期間随時照会可能にした施工進捗状況管理照会シ
    ステム。
  29. 【請求項２９】 請求項１乃至２８のいずれかに記
    載の施工進捗状況管理照会システムにおいて、連絡情報
    或いは随時情報が緊急の場合には、施主、施工業者、現
    場監督又は下職のパソコン等又は携帯電話等に文字、音
    声、振動、発光等からなる警告を発するようにした施工
    進捗状況管理照会システム。
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