JP2001289493A - 空気調和機の制御方法 - Google Patents

空気調和機の制御方法

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JP2001289493A
JP2001289493A JP2000104914A JP2000104914A JP2001289493A JP 2001289493 A JP2001289493 A JP 2001289493A JP 2000104914 A JP2000104914 A JP 2000104914A JP 2000104914 A JP2000104914 A JP 2000104914A JP 2001289493 A JP2001289493 A JP 2001289493A
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JP
Japan
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fan motor
air conditioner
microcomputer
current
voltage
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JP2000104914A
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English (en)
Inventor
Seiji Nakajima
誠二 中島
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】空気調和機等のファンモーターの温度過熱を確
実に停止し、この時外部に警報信号を伝える制御方法を
低コストで提供すること。 【解決手段】マイコン1からのファンモーター出力信号
とCT電流をAND(論理和)を計算する(ステップS
7)。マイコン1に設定した所定値(ファンモーター出
力の大きさを設定した値)とCT電流が正常値の範囲に
あるかどうかを判断する(ステップS8)。この結果が
ともに正常値の範囲にあればステップS11へ飛び処理
が終了し、CT電流の値が正常値の範囲外であれば、C
T電圧とマイコン1の初期設定電圧と比較し故障と予想
される場合のファンモーター11の暫定運転を開始する
(ステップS9〜S10)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気調和機の制
御装置に係り、詳しくは、ファンモーター温度異常時の
保護回路の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、例えば特開平5−180547
号公報に示された従来の冷媒圧縮機用保護装置の電気系
統図を示す回路図である。
【0003】この保護回路の動作としては、インターナ
ルサーモ20に交流200Vを印加し、温度上昇によっ
てインターナルサーモ20が動作し、それをフォトカプ
ラ21を経由して運転制御を行うマイコン(図示せず)
に信号を入力しており、ファンモーター温度上昇→イン
ターナルサーモ20の動作→マイコンへ入力→ファンモ
ーターを停止のように動作していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ファン
モーターの温度過熱を確実に停止し、この時外部に警報
信号を伝える方法をコストをかけずに実現することが要
望されていた。
【0005】また、一旦ファンモーターが過熱しインタ
ーナルサーモが動作する(130℃で動作し、85℃で
復帰する)と復帰するまで約1時間を要するため、イン
ターナルサーモが動作を事前に予測し、できるだけ空気
調和機の運転を停止させないようにすることが要望され
ていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、圧縮機と、室外熱交換器
及びファンモーターと、室内熱交換器とから構成される
空気調和機において、前記空気調和機のファンモーター
がある一定の温度に達した時、前記ファンモーター内の
インターナルサーモを直切りし電源の供給を停止するこ
とである。
【0007】請求項2に記載の発明は、圧縮機と、室外
熱交換器及びファンモーターと、室内熱交換器とから構
成される空気調和機において、前記ファンモーターから
電圧を検出する電圧検出手段が具備されファンモーター
から検出される電圧に基づき故障予知を行い、故障が予
想される場合は暫定運転モードを行うことである。
【0008】以上のように、本発明による空気調和機の
作用としては、ファンモーターを直切するため安全、確
実に停止させることができるとともに、電流検知やファ
ンモーター出力信号のAND回路で警報を判断し、イン
ターナルサーモが動作するまで暫定運転モードによる延
命運転が可能となる。
【0009】また、コントロール基板上から200V回
路を減らすことで基板面積を小さくしコストダウンを図
ることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0011】一般に、空気調和機等に具備されるファン
モーターは、過電流や長時間運転、モーター機器の異常
等の様々な要因により装置温度が上昇し、モーター本体
の故障を引き起こし空気調和機の運転ができなくなるば
かりでなく、機器から出火を起こすなどのことが考えら
れる。
【0012】そのため、ファンモーターの制御回路にイ
ンターナルサーモを付帯させ、このインターナルサーモ
が温度上昇を感知して動作したら、その動作信号フォト
カプラを経由してマイコンに送信し警報を表示し、ファ
ンモーターの運転を停止させていた。
【0013】また、インターナルサーモは200V電源
を使用するため、制御回路には通常の弱電回路で構成さ
れる制御回路とともに200Vで動作する回路が必要と
なり、200V回路をプリント基板上に構成する場合、
プリント配線が太くなる又配線間隔を広く取る必要があ
った。
【0014】このため、空気調和機等の200V電源を
使用する制御基板は、基板面積が大きくなりコスト的に
も高価なものを必要としていた。
【0015】図1は、制御構成図を示す。図において、
10はコントロール基板6の電源、2はインターナルサ
ーモ、3はCT(カレントトランス)センサー、4はマ
イコン1の出力とCTの電流のAND回路、5はCTか
ら読み取った電圧をあらかじめセットしてある電圧と
(Rで可変するファンモーター11の定格100%でセ
ットする)コンパレータである。
【0016】図2は、図1の制御回路の動作を示すフロ
ー図である。
【0017】ステップS1でマイコンからのファンモー
ター起動信号を発し、ファンモーターの3相入力電源中
のR相がスイッチ(1×)によりONされる(ステップ
S2)。
【0018】続いて、インターナル2を経由してファン
モーターが通電され(ステップS3)、3相入力電源中
のS相にCT(カレントトランス)が接続される(ステ
ップS4)。
【0019】ステップS5で、インターナル2が通電し
ているかどうか判定し、通電していなければステップS
11へ飛び処理が終了し、通電していればCT電流(過
電流)を検知する(ステップS6)。
【0020】次ぎに、マイコン1からのファンモーター
出力信号とCT電流をAND(論理和)を計算する(ス
テップS7)。
【0021】マイコン1に設定した所定値(ファンモー
ター出力の大きさを設定した値)とCT電流が正常値の
範囲にあるかどうかを判断する(ステップS8)。
【0022】この結果がともに正常値の範囲にあればス
テップS11へ飛び処理が終了し、CT電流の値が正常
値の範囲外であれば、CT電圧とマイコン1の初期設定
電圧と比較し故障と予想される場合のファンモーター1
1の暫定運転を開始する(ステップS9〜S10)。
【0023】最後に、ステップS11で処理を終了し、
再びこれら一連の処理を繰り返す。
【0024】以上、本発明を上記実施の形態に基づいて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0025】
【発明の効果】以上に説明したように本発明の空気調和
機の制御方法は、制御回路にはインターナルサーモ入力
による200V回路が削減できるためプリント基板面積
を小さくし、製造コストを削減することができる。
【0026】またファンモーターの入力電源を直切でき
るためマイコンの異常(システム暴走等)等にかかわら
ず安全、確実に停止させることができる。
【0027】また、CTによる電流検知やファンモータ
ー出力信号の論理和で警報判断を行うことにより精度を
向上するとともに、CT入力によるインターナルサーモ
停止にいたるまでの暫定運転モードを備えるため、突然
空気調和機の運転が停止してしまい修理が完了するまで
使用できなくケースを極力避けながら、機器の修理を行
うことができるため、ユーザーにとっての利便性を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和機の制御回路の一実施形
態を示した概略構成図である。
【図2】本発明の制御回路の動作を示すフロー図であ
る。
【図3】従来の空気調和機の制御回路を示すものであ
る。
【図4】従来のファンモーターの保護回路を示すもので
ある。
【符号の説明】
2 インターナルサーモ 11 ファンモーター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機と、室外熱交換器及びファンモータ
    ーと、室内熱交換器とから構成される空気調和機におい
    て、前記空気調和機のファンモーターがある一定の温度
    に達した時、前記ファンモーター内のインターナルサー
    モを直切りし電源の供給を停止することを特徴とする空
    気調和機の制御方法。
  2. 【請求項2】圧縮機と、室外熱交換器及びファンモータ
    ーと、室内熱交換器とから構成される空気調和機におい
    て、前記ファンモーターから電圧を検出する電圧検出手
    段が具備されファンモーターから検出される電圧に基づ
    き故障予知を行い、故障が予想される場合は暫定運転モ
    ードを行うことを特徴とする空気調和機の制御方法。
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