JP2001287346A - 印刷機のシリンダ洗浄装置 - Google Patents
印刷機のシリンダ洗浄装置Info
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- JP2001287346A JP2001287346A JP2000139187A JP2000139187A JP2001287346A JP 2001287346 A JP2001287346 A JP 2001287346A JP 2000139187 A JP2000139187 A JP 2000139187A JP 2000139187 A JP2000139187 A JP 2000139187A JP 2001287346 A JP2001287346 A JP 2001287346A
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- Japan
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- cylinder
- roll brush
- cleaning device
- cleaning
- scraper
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 8
- 239000002904 solvent Substances 0.000 abstract description 17
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- 238000007790 scraping Methods 0.000 abstract description 3
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 10
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 3
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- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
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- Cleaning In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】狭隘な空間に設置することができ、かつ、洗浄
終了時にシリンダ表面から水、あるいは溶剤を完全に拭
い去る事ができるシリンダ洗浄装置を提供する。 【解決手段】シリンダー洗浄装置は図に示すごとく、洗
浄液ノズル部１４とロールブラシから汚れを掻き落とす
スクレーパー５が対向する位置に配置されている。ま
た、図の矢印ａ、矢印ｂに示すごとく、シリンダー９及
びシリンダー１１の回転方向と、ロールブラシ１を反対
方向に回転させる。
終了時にシリンダ表面から水、あるいは溶剤を完全に拭
い去る事ができるシリンダ洗浄装置を提供する。 【解決手段】シリンダー洗浄装置は図に示すごとく、洗
浄液ノズル部１４とロールブラシから汚れを掻き落とす
スクレーパー５が対向する位置に配置されている。ま
た、図の矢印ａ、矢印ｂに示すごとく、シリンダー９及
びシリンダー１１の回転方向と、ロールブラシ１を反対
方向に回転させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷機におけるロール
ブラシ形のシリンダ洗浄装置に関するものである。
ブラシ形のシリンダ洗浄装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、シリンダ洗浄装置は、図２に示す
ごとく、ロールブラシ１に対し水を吹きかけるノズル２
Ａ及び溶剤を吹きかけるノズル３Ｂとロールブラシ１か
ら汚れを掻き落とすスクレーパ５が同じ片側に配置され
ていた。
ごとく、ロールブラシ１に対し水を吹きかけるノズル２
Ａ及び溶剤を吹きかけるノズル３Ｂとロールブラシ１か
ら汚れを掻き落とすスクレーパ５が同じ片側に配置され
ていた。
【０００３】しかるに、近年、印刷機の小型化により、
隣接するシリンダの間隔が狭まり、従来技術のシリンダ
洗浄装置を設置することにより、版交換作業が困難にな
ったり、さらには、版交換作業空間を確保するため、シ
リンダ洗浄装置を設置できない場合が発生するようにな
った。
隣接するシリンダの間隔が狭まり、従来技術のシリンダ
洗浄装置を設置することにより、版交換作業が困難にな
ったり、さらには、版交換作業空間を確保するため、シ
リンダ洗浄装置を設置できない場合が発生するようにな
った。
【０００４】また、従来のシリンダ洗浄装置は、図２に
示すごとく、水、及び溶剤で湿らされたロールブラシ１
が、シリンダに接触し、シリンダから、汚れを掻き取っ
た後、スクレーパ５に接触してロールブラシから汚れを
掻き落とすように配置されているため、シリンダ９及び
シリンダ５とロールブラシ１の回転方向は、矢印ａａ、
矢印ｂｂに示すごとく、同方向であった。
示すごとく、水、及び溶剤で湿らされたロールブラシ１
が、シリンダに接触し、シリンダから、汚れを掻き取っ
た後、スクレーパ５に接触してロールブラシから汚れを
掻き落とすように配置されているため、シリンダ９及び
シリンダ５とロールブラシ１の回転方向は、矢印ａａ、
矢印ｂｂに示すごとく、同方向であった。
【０００５】その結果、洗浄終了時にシリンダ表面か
ら、水、あるいは溶剤を完全に拭い去る事ができず、シ
リンダ表面が完全に乾くまでに多少の時間を要した。
ら、水、あるいは溶剤を完全に拭い去る事ができず、シ
リンダ表面が完全に乾くまでに多少の時間を要した。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の欠点
に鑑み、狭隘な空間に設置することができ、かつ、洗浄
終了時にシリンダ表面から水、あるいは溶剤を完全に拭
い去る事ができるシリンダ洗浄装置を提供することにあ
る。
に鑑み、狭隘な空間に設置することができ、かつ、洗浄
終了時にシリンダ表面から水、あるいは溶剤を完全に拭
い去る事ができるシリンダ洗浄装置を提供することにあ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のシリンダ洗浄装置は図１に示すごとく、ロ
ールブラシ１に対し水を吹きかけるノズル２及び溶剤を
吹きかけるノズル３とロールブラシから汚れを掻き落と
すスクレーパ５が対向する位置に配置されている。
め、本発明のシリンダ洗浄装置は図１に示すごとく、ロ
ールブラシ１に対し水を吹きかけるノズル２及び溶剤を
吹きかけるノズル３とロールブラシから汚れを掻き落と
すスクレーパ５が対向する位置に配置されている。
【０００８】また、図１の矢印ａ、矢印ｂに示すごと
く、シリンダ９及びシリンダ１１の回転方向と、ロール
ブラシ１を反対方向に回転させる。
く、シリンダ９及びシリンダ１１の回転方向と、ロール
ブラシ１を反対方向に回転させる。
【０００９】
【作用】この結果、図１に示すごとく、本発明のシリン
ダ洗浄装置では、狭隘な空間に設置しても、版交換作業
空間を狭めることがない。
ダ洗浄装置では、狭隘な空間に設置しても、版交換作業
空間を狭めることがない。
【００１０】また、本発明ごとくロールブラシ１に対し
水を吹きかけるノズル２及び溶剤を吹きかけるノズル３
とロールブラシから汚れを掻き落とすスクレーパー５が
対向する位置に配置することによって、図１の矢印ａ、
矢印ｂに示すごとく、シリンダ９及びシリンダ１１の回
転方向と、ロールブラシ１を反対方向に回転させてもシ
リンダの洗浄効果を落とすことがない。
水を吹きかけるノズル２及び溶剤を吹きかけるノズル３
とロールブラシから汚れを掻き落とすスクレーパー５が
対向する位置に配置することによって、図１の矢印ａ、
矢印ｂに示すごとく、シリンダ９及びシリンダ１１の回
転方向と、ロールブラシ１を反対方向に回転させてもシ
リンダの洗浄効果を落とすことがない。
【００１１】その結果、洗浄終了時には、シリンダ表面
上の水、あるいは溶剤は、十分拭い取られており、短時
間でシリンダ表面が乾燥する。
上の水、あるいは溶剤は、十分拭い取られており、短時
間でシリンダ表面が乾燥する。
【００１２】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。本
実施例ではシリンダはブランケット胴である。図１にお
いて、１はロールブラシ、７はロールブラシ駆動用モー
タであり、ギヤを介してロールブラシ１と連結されてい
る。
実施例ではシリンダはブランケット胴である。図１にお
いて、１はロールブラシ、７はロールブラシ駆動用モー
タであり、ギヤを介してロールブラシ１と連結されてい
る。
【００１３】洗浄開始時、ロールブラシ１はモータ７に
より回転駆動され、同時に水スプレーパイプ３より水が
噴射され、ロールブラシ１が水で湿される。
より回転駆動され、同時に水スプレーパイプ３より水が
噴射され、ロールブラシ１が水で湿される。
【００１４】ロールブラシ１が水で湿されると、洗浄装
置全体が前進し、図１に示すごとくロールブラシ１がブ
ランケット胴９とブランケット胴１１に同時に接触す
る。
置全体が前進し、図１に示すごとくロールブラシ１がブ
ランケット胴９とブランケット胴１１に同時に接触す
る。
【００１５】ロールブラシ１がブランケット胴９とブラ
ンケット胴１１に同時に接触した状態で、ロールブラシ
１は回転を続け、主に紙紛汚れを掻き落とす。
ンケット胴１１に同時に接触した状態で、ロールブラシ
１は回転を続け、主に紙紛汚れを掻き落とす。
【００１６】次に、溶剤スプレーパイプ２より溶剤が噴
射され、ロールブラシ１は溶剤で湿される。
射され、ロールブラシ１は溶剤で湿される。
【００１７】溶剤で湿されたロールブラシ１は回転を続
け、主にインク汚れを掻き落とす。
け、主にインク汚れを掻き落とす。
【００１８】ロールブラシ１に付着した、紙紛あるいは
インクは、スクレーパ５で掻き落とされ、ドレーンパン
８に落ちる。
インクは、スクレーパ５で掻き落とされ、ドレーンパン
８に落ちる。
【００１９】ブランケット胴の汚れの程度に応じ、水の
噴射時間、溶剤の噴射時間を可変にすることもできる。
噴射時間、溶剤の噴射時間を可変にすることもできる。
【００２０】また、４はスプレーパイプドレインパンで
あり、水スプレーパイプ３、あるいは溶剤スプレーパイ
プ２より液だれがあった場合、たれた液を受け、ブラン
ケット胴１１に液がたれるのを防いでいる。
あり、水スプレーパイプ３、あるいは溶剤スプレーパイ
プ２より液だれがあった場合、たれた液を受け、ブラン
ケット胴１１に液がたれるのを防いでいる。
【００２１】所定時間、ロールブラシ１がブランケット
胴９とブランケット胴１１に同時に接触した状態で回転
を続けてブランケット胴を洗浄した後、シリンダ洗浄装
置全体が、図３に示す待機位置に戻る。
胴９とブランケット胴１１に同時に接触した状態で回転
を続けてブランケット胴を洗浄した後、シリンダ洗浄装
置全体が、図３に示す待機位置に戻る。
【００２２】待機位置に戻った状態で、数秒間ロールブ
ラシ１は回転を続け、ロールブラシ１に付着した、紙紛
あるいはインクを、スクレーパ５で掻き落す。
ラシ１は回転を続け、ロールブラシ１に付着した、紙紛
あるいはインクを、スクレーパ５で掻き落す。
【００２３】ロールブラシ１に付着した、汚れがスクレ
ーパ５で掻き落された後、ロールブラシ１は停止し洗浄
を終了する。
ーパ５で掻き落された後、ロールブラシ１は停止し洗浄
を終了する。
【００２４】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。
ので、次に記載する効果を奏する。
【００２５】狭隘な空間に設置しても、版交換作業空間
を狭めることがなく印刷機の小型化に寄与する。
を狭めることがなく印刷機の小型化に寄与する。
【００２６】また、シリンダの回転方向と、ロールブラ
シを反対方向に回転させてもシリンダの洗浄効果を落と
すことがない。
シを反対方向に回転させてもシリンダの洗浄効果を落と
すことがない。
【００２７】その結果、洗浄終了時には、シリンダ表面
上の水、あるいは溶剤は、十分拭い取られており、短時
間でシリンダ表面が乾燥する。
上の水、あるいは溶剤は、十分拭い取られており、短時
間でシリンダ表面が乾燥する。
【００２８】すなわち、シリンダの自動洗浄の利便性を
失わず印刷機の小型化に寄与することができ、印刷機製
造費節減に対する経済的効果、印刷機の設置面積の減少
による経済的効果は多大である。
失わず印刷機の小型化に寄与することができ、印刷機製
造費節減に対する経済的効果、印刷機の設置面積の減少
による経済的効果は多大である。
【００２９】また、シリンダ表面が短時間で乾燥するこ
とにより、シリンダ洗浄のために、印刷を中止する時間
が短くなり、印刷の生産性を向上させる経済的効果も多
大である。
とにより、シリンダ洗浄のために、印刷を中止する時間
が短くなり、印刷の生産性を向上させる経済的効果も多
大である。
【図１】本発明のシリンダ洗浄装置の断面図である。
【図２】従来のシリンダ洗浄装置の断面図である。
【図３】本発明のシリンダ洗浄装置が洗浄動作前後に待
機する位置を示す断面図である。
機する位置を示す断面図である。
１ ロールブラシ ２ 溶剤スプレーパイプ ３ 水スプレーパイプ ２Ａ 溶剤スプレーパイプ ３Ａ 水スプレーパイプ ４ スプレーパイプドレインパン ５ スクレーパ ６ パイプカバー ７ モーター ８ ドレインパン ９ ブランケット胴１ １０ 版胴１ １１ ブランケット胴２ １２ 版胴２ １３ ケーシング １４ 洗浄液ノズル部 ｂ ブランケット胴回転方向 ａ ロールブラシ回転方向 ｂｂ ブランケット胴回転方向 ａａ ロールブラシ回転方向
Claims (2)
- 【請求項１】回転しているロールブラシに洗浄液用ノズ
ルから洗浄液を適宜噴射し、そのロールブラシをシリン
ダの表面に圧接させて汚れをかきとり、そしてその汚れ
をスクレーパでドレインパンに掻き落とすタイプのシリ
ンダ洗浄装置において、構成要素である洗浄液用ノズル
部、ロールブラシとスクレーパの装置内配置が、シリン
ダ洗浄装置が印刷機に取り付けられた状態で、印刷シリ
ンダ側に近いほうから洗浄液ノズル部、ロールブラシ、
スクレーパとレイアウトされたことを特徴とするシリン
ダ洗浄装置。 - 【請求項２】前記の洗浄液用ノズル部とロールブラシと
スクレーパの配置において、印刷シリンダの回転方向と
逆にロールブラシを回転させることを特徴とするシリン
ダ洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000139187A JP2001287346A (ja) | 2000-04-05 | 2000-04-05 | 印刷機のシリンダ洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000139187A JP2001287346A (ja) | 2000-04-05 | 2000-04-05 | 印刷機のシリンダ洗浄装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001287346A true JP2001287346A (ja) | 2001-10-16 |
Family
ID=18646679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000139187A Pending JP2001287346A (ja) | 2000-04-05 | 2000-04-05 | 印刷機のシリンダ洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001287346A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103568559A (zh) * | 2013-10-21 | 2014-02-12 | 安徽华印机电股份有限公司 | 一种胶印机橡皮滚筒的自动清洗装置 |
-
2000
- 2000-04-05 JP JP2000139187A patent/JP2001287346A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103568559A (zh) * | 2013-10-21 | 2014-02-12 | 安徽华印机电股份有限公司 | 一种胶印机橡皮滚筒的自动清洗装置 |
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