JP2001287071A - レーザ加工装置 - Google Patents

レーザ加工装置

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JP2001287071A
JP2001287071A JP2000101850A JP2000101850A JP2001287071A JP 2001287071 A JP2001287071 A JP 2001287071A JP 2000101850 A JP2000101850 A JP 2000101850A JP 2000101850 A JP2000101850 A JP 2000101850A JP 2001287071 A JP2001287071 A JP 2001287071A
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Yoshio Takahashi
良夫 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ光と液体ビームとを重畳して被加工材
に当てることにより該被加工材の加工を行うレーザ加工
装置において、より高圧の液体ビームを生成可能とす
る。 【解決手段】 レーザ光Lを出射するレーザ光出射手段
2と、液体ビームBを出射する液体ビーム出射手段11
と、レーザ光出射手段2から出射されたレーザ光Lを反
射させる反射鏡8とを備え、該反射鏡8は上記液体ビー
ム出射手段11から出射された液体ビームBを通過させ
る通過路12を有し、該通過路12の出口開口12aが
上記反射鏡8の反射面8aに形成され、上記液体ビーム
Bを上記通過路12を通して上記反射面8aに形成され
た出口開口12aから出させると共に、上記レーザ光L
を上記反射面8aの上記出口開口12aの周囲で液体ビ
ームBの進行方向に向けて反射させて該液体ビームB上
で収束させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光と液体ビ
ームとを重畳して被加工材の加工を行うレーザ加工装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、レーザ光と高圧ウォータジェ
ット等の高圧の液体ビームとを重畳して被加工材に当て
ることにより、該被加工材を切断加工等するレーザ加工
装置が知られている。
【0003】従来のこの種のレーザ加工装置としては、
例えば特公平2−1621号公報に記載されているよう
な、出射ノズルに液体流路を連通させ、該液体流路から
高圧の液体を上記ノズルに供給して該ノズルから液体ビ
ームを出射させると共に、上記液体流路を形成する流路
壁の内上記ノズルの中心軸上であって該ノズルの後方部
分を収束レンズで構成し、レーザ光をこの収束レンズ、
上記液体流路および上記ノズルを通して液体ビームの中
に入射し、この液体ビームと一緒に被加工材に当てて加
工するようにしたものや、特表平10−500903号
公報に記載されているように、出射ノズルに液体流路を
連通させ、該液体流路から高圧の液体を上記ノズルに供
給して該ノズルから液体ビームを出射させると共に、上
記液体流路を形成する流路壁の内上記ノズルの中心軸上
であって該ノズルの後方部分をガラス板で構成し、該ガ
ラス板の外側に収束レンズを配設し、レーザ光をこの収
束レンズ、上記ガラス板、上記液体流路および上記ノズ
ルを通して液体ビームの中に入射し、この液体ビームと
一緒に被加工材に当てて加工するようにしたものが知ら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なレーザ加工装置においては、液体ビームの圧が高いほ
ど加工能力が高くなり、従って、より高圧の液体ビーム
を出射させたいという要請がある。
【0005】しかしながら、上記従来のレーザ加工装置
は、いずれも液体ビーム出射用のノズルに連通する液体
流路の中にレーザ光を入射させて液体ビームの中を通し
て液体ビームと一緒に被加工材に当てるようにしている
ので、液体流路壁の一部をレンズやガラス板等のレーザ
光を透過させる透明部材で構成する必要があり、これら
のレンズやガラス板等の透明部材は通常脆性材であって
強度が低く、その結果液体流路中の液体にかけることの
できる圧力はこれらの透明部材の強度によって制限さ
れ、より高圧の液体ビームを生成することが困難である
という問題を有している。
【0006】また、それらの透明部材は脆性材であるこ
とから、種々の原因により破損する虞が考えられ、仮に
破損すると高圧水が飛散し、装置広範囲の損傷につなが
るという問題も有している。
【0007】本発明の目的は、上記事情に鑑み、上記の
ような透明部材の強度によって制限されることなくより
高圧の液体ビームを生成することのできるレーザ加工装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるレーザ加
工装置は、上記目的を達成するため、レーザ光と液体ビ
ームとを重畳して被加工材に当てることにより該被加工
材の加工を行うレーザ加工装置であって、上記レーザ光
を出射するレーザ光出射手段と、上記液体ビームを出射
する液体ビーム出射手段と、上記レーザ光出射手段から
出射されたレーザ光を反射させる反射面と、上記液体ビ
ーム出射手段から出射された液体ビームを通過させる通
過路とを有し、該通過路の出口開口が上記反射面に形成
された反射鏡とを備え、上記液体ビームを上記通過路を
通して上記反射面に形成された出口開口から出させると
共に、上記レーザ光を上記反射面の上記出口開口の周囲
で上記液体ビームの進行方向に向けて反射させ該液体ビ
ーム上で収束させるように構成したことを特徴とする。
【0009】上記レーザ加工装置においては、上記反射
鏡よりも上記レーザ光の進行方向後方側に上記レーザ光
を収束させる収束レンズを設け、上記反射面にこの収束
レンズを通過した収束途中のレーザ光を入射させること
により、上記反射面で反射したレーザ光を収束させるよ
うに構成することができる。
【0010】また、上記レーザ加工装置においては、上
記反射鏡よりも上記レーザ光の進行方向前方側に、上記
レーザ光を収束させる収束レンズであって、上記液体ビ
ームを通過させる通過路を有する収束レンズを設け、上
記反射面により反射したレーザ光をこの収束レンズを通
過させることにより収束させるように構成することがで
きる。
【0011】また、上記レーザ加工装置においては、上
記反射鏡として凹面反射鏡を用い、該反射鏡の凹状反射
面でレーザ光を反射させることにより、該反射面で反射
したレーザ光を収束させるように構成することができ
る。
【0012】
【発明の効果】本発明のレーザ加工装置は、従来のよう
に出射ノズルに高圧液体を供給するための液体流路中に
レーザ光を入射させて該レーザ光を液体ビームの中を通
すようにするのではなく、反射鏡に液体ビームの通過路
を形成し、液体ビームをこの通過路を通して反射面に形
成した出口開口から出させると共に反射面の出口開口周
囲でレーザ光を液体ビームの進行方向に向けて反射させ
て液体ビーム上で収束させるようにしたので、液体通路
壁にレーザ光を通過させるためのレンズやガラス板等の
透明部材を設ける必要が無く、従ってそのような透明部
材による圧力制約が無く、ノズルから出射する前の液体
に所望の高圧を付与することができ、それによってより
高圧の液体ビームを生成することができ、より高い加工
能力を実現できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に
係るレーザ加工装置の第1実施形態を示す図である。
【0014】図示のレーザ加工装置は、レーザ光Lを出
射するレーザ光出射手段2と、該レーザ光出射手段2か
ら出射されたレーザ光Lを大径化するビームエクスパン
ダ4と、該ビームエクスパンダ4を通ったレーザ光Lを
収束させる収束レンズ6と、該収束レンズ6を通った収
束途中のレーザ光Lを反射させる反射鏡8と、液体ビー
ムBを出射する液体ビーム出射手段10とを備えてな
る。
【0015】上記レーザ光出射手段2としてはYAGレ
ーザ、ヨウ素レーザあるいは炭酸ガスレーザ等のレーザ
発振器を使用することができる。上記レーザ光としては
例えば出力500Wで波長1.06μmのレーザ光を使
用することができる。
【0016】上記ビームエクスパンダ4は、レーザ光L
の径を大きくすることによって後述する反射面上の出口
開口12aによるレーザ光の散乱損失を小さくするため
のものであり、上記レーザ光出射手段2から出射される
レーザ光Lの中心軸Laにビームエクスパンダ4の光軸
を一致させて配設されている。
【0017】上記収束レンズ6は、石英製のレンズであ
って、その光軸を上記レーザ光の中心軸Laに一致させ
た状態て有底角筒状のハウジング11の側壁11aに配
設され、ビームエクスパンダ4により大径化されたレー
ザ光Lを収束させる。
【0018】上記反射鏡8は、高強度モリブデン製の反
射鏡であって、反射面8aが平面である平面反射鏡であ
り、上記収束レンズ6の光軸(上記レーザ光の中心軸L
a)に対して45度傾けてかつ反射面8aを収束レンズ
6側に向けた状態で、上記ハウジング11の上部に配設
されている。また、この反射鏡8は、上記収束レンズ6
に対して、該収束レンズ6を通過したレーザ光Lが収束
する前の位置に、つまり収束レンズ6を通過した収束途
中のレーザ光Lを受けて該レーザ光Lを反射させる位置
に配設されている。
【0019】また、この反射鏡8には上記液体ビームB
を通過させる通過路12が形成されている。この通過路
12は、上記レーザ光出射手段2から出射されるレーザ
光の中心軸Laに対して垂直な方向に直線状に貫通させ
て形成され、直径が液体ビームBの直径よりも大径に形
成され(本実施形態では後述するように液体ビームBの
直径が0.2mmであるのに対し、通過路12の直径は
1mmに設定されている)、かつ液体ビームBが中を通
って出てくる出口開口12aが反射面8aに形成されて
いると共に、この出口開口12aは上記レーザ光の中心
軸La上に位置せしめられている。つまり、上記通過路
12はその中心軸12bが上記レーザ光の中心線Laと
交差する位置に形成されている。
【0020】上記反射鏡8の上方には上記液体ビーム出
射手段10が配設されている。該液体ビーム出射手段1
0は、出射ノズル10aからビーム直径約0.2mmの
液体ビーム(高圧ウォータジェット)Bを出射するもの
であり、液体ビームBの中心軸Baが上記通過路12の
中心軸12bと一致するように該通過路12に対して位
置決めされている。
【0021】上記ハウジングの底壁11bには上記通過
路の中心軸12bと交わる位置に出口孔11cが形成さ
れ、該出口孔11cには加工ノズル14が配設されてい
る。
【0022】上記反射鏡8は、上述のようにレーザ光の
中心軸Laに対して反射面8aを45度傾けて配設さ
れ、かつ通過路12がその中心軸12bがレーザ光の中
心軸Laと垂直であってその出口開口12aがレーザ光
の中心軸La上に位置するように設定されており、また
液体ビームBはその中心軸Baが通過路の中心軸12b
とほぼ一致するように出射されるので、上記レーザ光出
射手段2から出射されビームエクスパンダ4で大径化さ
れて収束レンズ6に入射したレーザ光Lは、該収束レン
ズ6による収束作用を受けると共に収束途中で上記反射
鏡8により上記通過路の中心軸12b方向に向けて反射
され、反射されたレーザ光Lは、液体ビームBを中心と
してその周りから液体ビームBと同方向に進むと共に徐
々に径が細くなって液体ビームB上(通過路の中心軸1
2b上)にて上記加工ノズル14の外側位置で収束し、
該収束位置で液体ビームBと結合する。
【0023】上記レーザ加工装置においては、この液体
ビームBとレーザ光Lとの結合位置に被加工材16を位
置させ、被加工材16に収束したレーザ光Lと液体ビー
ムBとを一緒に当てることにより該被加工材16の加工
を行う。例えば、被加工材16の一例である厚さ0.5
mmの薄いガラス板に上記収束したレーザ光Lと液体ビ
ームBとを結合させて一緒に当てながら該ガラス板を上
記液体ビームの中心軸Baに対して略垂直な面内で移動
させることにより、該ガラス板の切断加工が行われる。
【0024】上記ビームエクスパンダ4と収束レンズ6
との間であってレーザ光Lの光路上には、該レーザ光の
中心軸Laに対して45度傾けて波長選択ミラー18が
配設されている。このミラー18は、上記レーザ光Lは
透過させるが自然光は反射させる波長選択膜が収束レン
ズ6側の面18aに形成されており、その上方にはCC
Dカメラ等の観察カメラ20が配設され、上記反射鏡8
および波長選択ミラー18を介して上記加工ノズル14
近傍を観察可能に構成されている。この様な構成によ
り、レーザ光Lの照射に支障を生じさせることなく、波
長選択ミラー18および反射鏡8を介して加工ノズル1
4周辺の状態を観察カメラ20で撮像して観察すること
ができ、この観察の結果レーザ光Lの収束位置と液体ビ
ームBとの間に位置ずれが生じている場合には、図示し
ないX−Yテーブルによって液体ビーム出射手段10を
上記通過路の軸線12bに垂直な面内で適宜移動させる
ことにより液体ビームBの位置を調節し、該液体ビーム
Bの位置とレーザ光Lの収束位置とを合致させることが
できる。また、レーザ光Lの収束位置と液体ビームBと
の位置合わせされている状態において液体ビームBが加
工ノズル14の中心に位置しない場合には、図示しない
駆動手段により加工ノズル14を同じく通過路の中心軸
12bに垂直な面内で移動させて液体ビームBを加工ノ
ズル14の中心に位置させるように調整することができ
る。
【0025】また、上記ハウジング11はその内部がほ
ぼ密閉された状態になっており、側壁11aにガス吹込
口22が設けられ、この吹込口22からガスを所定圧力
で注入可能に構成されている。この様にハウジング10
内に所定圧力でガスを吹き込むことにより、ハウジング
11内を常に正圧に保つことができる。上記液体ビーム
Bは被加工材16に当たって跳ね返りその際跳ね返った
高圧水が上記加工ノズル14からハウジング11内に入
り込む可能性があり、跳ね返った高圧水がハウジング1
1内に入り込むと水滴が反射面8aに付着してレーザ光
照射に悪影響を及ぼす虞があるが、上記ハウジング11
内にガスを注入してハウジング11内を正圧に保つこと
により、被加工材16に当たって跳ね返った高圧水が加
工ノズル14からハウジング11内に入るのを抑制する
ことができる。また、このようにハウジング11内を正
圧に保つことにより液体ビームBの広がりを抑制するこ
ともできる。
【0026】次に、本発明の第2実施形態について、そ
の要部を示す図2を参照しながら説明する。
【0027】この第2実施形態は、図1に示す第1実施
形態と比較すると、第1実施形態における収束レンズ6
を備えておらず、ハウジング側壁11aの第1実施形態
において収束レンズ6が設けられていた位置にレーザ光
Lを透過させるガラス板30が配設され、上記反射鏡8
よりもレーザ光Lの進行方向前方側に収束レンズ32を
設けた点が異なり、それ以外の点については第1実施形
態と同様に構成されている。即ち、第1実施形態では反
射鏡8に入射する前に収束レンズ6でレーザ光Lを収束
させるようにしていたが、この第2実施形態ではレーザ
光Lを反射鏡8により反射された後に収束レンズ32で
収束させるようにしたものであり、上記収束レンズ32
は、ハウジング11内において反射鏡8よりもレーザ光
Lの進行方向前方側に、該レンズ32の光軸を上記反射
鏡8で反射されたレーザ光Lの中心軸に一致させて(反
射鏡8に形成されている液体ビームBの通過路12の中
心軸12bと一致させて)配設されると共に、該収束レ
ンズ32には上記液体ビームBが通過する通過路32a
が、該通過路32aの中心軸32bを上記反射鏡の通過
路の中心軸12bに一致させて形成されている。かかる
構成により、反射鏡8で反射されたレーザ光Lは収束レ
ンズの通過路32aを通って出てきた液体ビームBを中
心としてその周りから液体ビームBと同方向に進むと共
に徐々に径が細くなって液体ビームB上(通過路の中心
軸12b上)にて上記加工ノズル14の外側位置で収束
し、該収束位置で液体ビームBと結合する。
【0028】次に、本発明の第3実施形態について、そ
の要部を示す図3を参照しながら説明する。
【0029】この第3実施形態は、図1に示す第1実施
形態と比較すると、第1実施形態における収束レンズ6
を備えておらず、ハウジング側壁11aの第1実施形態
において収束レンズ6が設けられていた位置にレーザ光
Lを透過させるガラス板30が配設され、かつ、第1実
施形態では反射面8aが平面状の平面反射鏡8を用いて
いたが、その平面反射鏡8に代えて、凹面(軸はづし放
物面)状の反射面34aを有する凹面反射鏡34を使用
している点が第1実施形態と異なり、それ以外の点につ
いては第1実施形態と同様に構成されている。即ち、第
1実施形態では収束レンズ6でレーザ光Lを収束させる
ようにしていたが、この第3実施形態では収束レンズ6
を使用せず、凹面反射鏡34を使用し、これによってレ
ーザ光Lを反射させると共に収束させるように構成して
いる。勿論、凹状反射面32aは、反射したレーザ光L
が液体ビームBを中心としてその周りから液体ビームB
と同方向に進むと共に徐々に径が細くなって液体ビーム
B上(通過路の中心軸12b上)にて上記加工ノズル1
4の外側位置で収束し、該収束位置で液体ビームBと結
合するように、その形状や配置態様を設定されている。
【0030】上記第1〜第3実施形態においては、従来
のように出射ノズルに連通する高圧液体流路中にレーザ
光を入射させないので、高圧がかかる液体流路壁にレー
ザ光を通過させるためのレンズやガラス板等の透明部材
を設ける必要が無く、従ってそのような透明部材による
圧力制約が無く、その結果従来の方法では最大50Kg
/cmであったのに対し、200Kg/cm以上の
加圧が可能となり、これにより液体ビームBの流速が高
まり、かつ微小径の液体ビームBが得られるため熱溶融
物の残存が少なく、切断部直線性の優れた高品位のレー
ザ加工が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す図
【図2】本発明の第2の実施形態の要部を示す図
【図3】本発明の第3の実施形態の要部を示す図
【符号の説明】
2 レーザ光出射手段 6 収束レンズ 8 反射鏡 8a 反射面 10 液体ビーム出射手段 12 通過路 12a 出口開口 16 被加工材 32 収束レンズ 34 反射鏡 34a 反射面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光と液体ビームとを重畳して被加
    工材に当てることにより該被加工材の加工を行うレーザ
    加工装置であって、 上記レーザ光を出射するレーザ光出射手段と、 上記液体ビームを出射する液体ビーム出射手段と、 上記レーザ光出射手段から出射されたレーザ光を反射さ
    せる反射面と、上記液体ビーム出射手段から出射された
    液体ビームを通過させる通過路とを有し、該通過路の出
    口開口が上記反射面に形成された反射鏡とを備え、 上記液体ビームを上記通過路を通して上記反射面に形成
    された出口開口から出させると共に、上記レーザ光を上
    記反射面の上記出口開口の周囲で上記液体ビームの進行
    方向に向けて反射させ該液体ビーム上で収束させるよう
    に構成したことを特徴とするレーザ加工装置。
  2. 【請求項2】 上記反射鏡よりも上記レーザ光の進行方
    向後方側に上記レーザ光を収束させる収束レンズを設
    け、上記反射面にこの収束レンズを通過した収束途中の
    レーザ光を入射させることにより、上記反射面で反射し
    たレーザ光を収束させるように構成したことを特徴とす
    る請求項1記載のレーザ加工装置。
  3. 【請求項3】 上記反射鏡よりも上記レーザ光の進行方
    向前方側に、上記レーザ光を収束させる収束レンズであ
    って、上記液体ビームを通過させる通過路を有する収束
    レンズを設け、上記反射面により反射したレーザ光をこ
    の収束レンズを通過させることにより収束させるように
    構成したことを特徴とする請求項1記載のレーザ加工装
    置。
  4. 【請求項4】 上記反射鏡として凹面反射鏡を用い、該
    反射鏡の凹状反射面でレーザ光を反射させることによ
    り、該反射面で反射したレーザ光を収束させるように構
    成したことを特徴とする請求項1記載のレーザ加工装
    置。
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