JP2001279722A - 建設機械のカウンタウェイト - Google Patents
建設機械のカウンタウェイトInfo
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- JP2001279722A JP2001279722A JP2000092278A JP2000092278A JP2001279722A JP 2001279722 A JP2001279722 A JP 2001279722A JP 2000092278 A JP2000092278 A JP 2000092278A JP 2000092278 A JP2000092278 A JP 2000092278A JP 2001279722 A JP2001279722 A JP 2001279722A
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Abstract
業の容易化を図る。 【解決手段】 建設機械のカウンタウェイト12の背面
中央と左右の側面とに窓13,14を設け、三方の窓を
通じてエンジン等の保守点検を行う。点検後は、窓に窓
カバー16,17を装着して遮蔽する。窓カバーは、裏
面にバネ性のリブプレートが取付けられていて、リブプ
レートを窓の周囲の溝へ係合させることにより固定さ
れ、着脱が容易である。
Description
ンタウェイトに関するものであり、特に、建設機械のエ
ンジンや周辺補機類の保守点検作業の容易化を図ったカ
ウンタウェイトに関するものである。
は、揚重時のバランスをとるために本体の背面にカウン
タウェイトが取付けられていて、本体後部に配置されて
いるエンジン室の背面及び後部左右両側面がカウンタウ
ェイトによって遮蔽されている。したがって、エンジン
室内のエンジンや補機類の保守点検は、機械室の上方や
下方から行うことになり、整備性が悪いという問題があ
る。
設機械においては、カウンタウェイトの後方への突出量
を可及的に短縮し、且つ十分な安定度を確保するため
に、カウンタウェイトが相対的に大型化する結果、エン
ジンや補機等とカウンタウェイトとの間隙が狭くなり、
エンジン等の保守点検に際してカウンタウェイトを建設
機械から取外さなければならない場合が多く、保守点検
作業に時間と多大な手間がかかる。
としては、カウンタウェイトの背面に窓を形成し、この
窓に開閉可能なカバーをヒンジまたはボルトによって取
付けたカウンタウェイトや、エンジン室内へ手を挿入で
きるように切欠きを設けたカウンタウェイト等が提案さ
れている。
面に形成した窓に、カバーをヒンジまたはボルトによっ
て取付けたカウンタウェイトは、建設機械の背面側から
エンジン室内の機器の点検整備が可能であるが、左右側
面は閉鎖されているので、点検や整備が不可能な箇所が
あり、整備性に改善の余地がある。
は、窓を形成したものよりも強度の低下が大きく、例え
ば、建設機械の旋回時にカウンタウェイトが障害物と干
渉したときに、割れや欠損が起こりやすいという問題が
ある。
ることなく整備性をさらに改善するために解決すべき技
術的課題が生じてくるのであり、本発明は上記課題を解
決することを目的とする。
達成するために提案するものであり、建設機械のエンジ
ン室の背面に装着されるカウンタウェイトであって、カ
ウンタウェイトの背面と左右両側面とにエンジン室へ通
じる窓を形成し、窓を通じて外部からエンジン室内の保
守点検ができるように構成するとともに、各窓に着脱自
在な窓カバーを装着したことを特徴とする建設機械のカ
ウンタウェイトを提供するものである。
は上下縁部にバネ性のリブプレートを取付け、カウンタ
ウェイトの窓の周囲に窓カバーのリブプレートと嵌合対
偶を構成する溝部を形成し、カウンタウェイトへ窓カバ
ーを嵌着及び取外し自在とした建設機械のカウンタウェ
イトを提供するものである。
図に従って詳述する。図1及び図2は建設機械の一例と
してパワーショベル1を示し、下部走行体2の上に上部
旋回体3が搭載されている。下部走行体2は左右にクロ
ーラ走行装置4を備えており、後部の駆動輪5によりク
ローラ6を回転駆動して走行する。上部旋回体3にはブ
ーム7、アーム8、及びバケット9からなる掘削装置が
設けられており、前部の左側に運転室10が配置されて
いる。
り、エンジン室11内にエンジンとオルタネータやラジ
エータ等の補機類並びに油圧ポンプ等が配置されてい
て、エンジン室11の後部にカウンタウェイト12が装
着されている。
が上部旋回体3の旋回中心を円中心とする円弧形曲面と
なっており、上部旋回体3の旋回時にカウンタウェイト
12が周囲の物体と干渉する虞れを軽減している。カウ
ンタウェイト12には、エンジン室11内のエンジン等
の保守点検の容易化を図って、背面中央と左右の側面と
に窓13,14,15を設けてあり、3個の窓13,1
4,15にそれぞれ窓カバー16,17,18を装着し
てある。
部分の断面図であり、背面の左右中央を貫通している窓
14の周囲に、窓カバー17とほぼ同一寸法の浅い凹部
19を形成し、凹部19内に窓カバー17を収めて、窓
カバー17の表面がカウンタウェイト12の表面と連続
するように構成しているので、窓カバー17がカウンタ
ウェイト12の表面上に突出せず、美観を損なうことが
ない。
形長方形の窓カバー17の裏面は、左右両端部を除いて
吸音材20が貼付されており、吸音材20の周縁部にク
ッション材21が貼付されている。クッション材21は
カウンタウェイト12の窓14の周縁部に弾接して、音
漏れを防ぐとともに吸音材20の縁部を保護するもので
ある。
上端から下端に亘る長さのバネ性リブプレート22が溶
接されている。図3に示すように、リブプレート22は
C形断面であって、少なくとも一方のリブプレート(図
3において上側)は、先端部が窓カバー17の中央方向
へやや傾斜する姿勢で取付けられている。カウンタウェ
イト12の凹部19には、窓カバー17のリブプレート
22に対応する溝部23が形成されていて、溝部23と
リブプレート22が嵌合対偶を構成している。尚、図示
は省略するが、カウンタウェイト12の左右両側面の窓
13,15及び左右の窓カバー16,18も、上記の背
面側窓14及び窓カバー17と同一の構成となってい
る。
イト12の窓13,14,15へ装着する際は、窓カバ
ー16,17,18を各窓13,14,15の凹部19
へ位置合わせし、窓カバー16,17,18を奥方向へ
押し込めば、溝部23へリブプレート22が嵌合し、リ
ブプレート22が溝部23の内側の壁へ弾接して窓カバ
ー16,17,18が固定される。このとき、左側のリ
ブプレート22(図3において下側)を先に溝部22へ
挿入し、続いて窓カバーの右側を奥へ押して右側のリブ
プレート22を溝部23へ嵌合させれば、円滑に窓カバ
ー16,17,18を装着できる。
て窓カバー16,17,18をカウンタウェイト12か
ら取外す場合は、窓カバー16,17,18の左端部ま
たは右端部を手で手前に引けばリブプレート22が溝部
23から外れて、簡単に窓カバー16,17,18の着
脱ができる。
ものではなく、この発明の技術的範囲内において種々の
改変が可能であり、この発明がそれらの改変されたもの
に及ぶことは当然である。
のカウンタウェイトは、背面と左右両側面に窓を設けて
いるので、エンジン室内の機器の保守点検が容易に行え
るとともに、切欠きを設けたカウンタウェイトに比較し
て強度が高く、割れや欠損のおそれも解消される。
いて窓へ嵌合させるように構成することにより、従来の
ボルト固定形窓カバーや、ヒンジ式窓カバーに比較し
て、部品点数が減少してコストが削減されるとととも
に、表面にボルトやヒンジ等が露出しないので美観も向
上する。
Claims (2)
- 【請求項1】 建設機械のエンジン室の背面に装着され
るカウンタウェイトであって、カウンタウェイトの背面
と左右両側面とにエンジン室へ通じる窓を形成し、窓を
通じて外部からエンジン室内の保守点検ができるように
構成するとともに、各窓に着脱自在な窓カバーを装着し
たことを特徴とする建設機械のカウンタウェイト。 - 【請求項2】 上記窓カバーの裏面の左右縁部または上
下縁部にバネ性のリブプレートを取付け、カウンタウェ
イトの窓の周囲に窓カバーのリブプレートと嵌合対偶を
構成する溝部を形成し、カウンタウェイトへ窓カバーを
嵌着及び取外し自在とした請求項1記載の建設機械のカ
ウンタウェイト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000092278A JP2001279722A (ja) | 2000-03-29 | 2000-03-29 | 建設機械のカウンタウェイト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000092278A JP2001279722A (ja) | 2000-03-29 | 2000-03-29 | 建設機械のカウンタウェイト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001279722A true JP2001279722A (ja) | 2001-10-10 |
Family
ID=18607633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000092278A Pending JP2001279722A (ja) | 2000-03-29 | 2000-03-29 | 建設機械のカウンタウェイト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001279722A (ja) |
Cited By (2)
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- 2000-03-29 JP JP2000092278A patent/JP2001279722A/ja active Pending
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