JP2004074853A - キャブ - Google Patents

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Masahiro Nakayama
中山 昌宏
Masakuni Hayashi
林 正訓
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Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Abstract

【課題】機体旋回半径内に納まるとともに、必要な作業スペースを確保できるフロントガードを備えたキャブを提供する。
【解決手段】旋回型作業機械の機体に搭載したキャブ本体11の前面に対応して、キャブ本体11の前窓上側ガラス23および前窓下側ガラス24を保護するフロントガード12を設ける。フロントガード12は、キャブ本体11の前面よりやや小幅にガード主面部25を設け、キャブ本体11の前面と機体旋回半径Rに沿う側の側面16との間の角部に対応して、ガード主面部25の一側部にガード側面部26を機体旋回半径R内で折曲形成する。フロントガード12のガード主面部25およびガード側面部26を、複数の平面部25a,25b,26a,26bで形成する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フロントガードを備えたキャブに関する。
【0002】
【従来の技術】
図7は、旋回型作業機械としての油圧ショベルを示し、下部走行体1に対し上部旋回体2が旋回可能に設けられ、この上部旋回体2上に、オペレータの運転空間を囲むキャブ3と、エンジンおよびエンジンにより駆動される油圧源などが収納された動力装置4とが搭載され、さらに、掘削作業などをする作業装置5が搭載されている。
【0003】
キャブ3の前面には、キャブ3の前面部材としての窓ガラスを保護するためのフロントガード6が設けられている。
【0004】
図8および図9に示されるように、従来のフロントガード6は、キャブ3の前面に設けられた上下の窓ガラス7とほぼ平行の平面状に形成されており、この平面状のフロントガード6の一端部6aは、上部旋回体2の最大旋回半径である機体旋回半径Rより外部へ突出してしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図8に示されるように、キャブ3は、機体レイアウト上の制約限度一杯の位置に設置されているため、従来の平面状のフロントガード6を用いて、機体旋回半径R内にフロントガード6の全体を納めようとガード幅を縮小すれば、キャブ前面の全幅を覆うだけのガード幅を確保できず、縮小したフロントガード端6bと窓ガラス端7aとの間の領域aでは、窓ガラス7をフロントガード6によりカバーできない問題がある。
【0006】
また、フロントガード6を窓ガラス7に密着させるほど近付けると、平面状のフロントガード6でも機体旋回半径R内に収めることが可能となるが、そのような場合は、フロントガード6と窓ガラス7との間に、窓ガラス7の清掃作業などで必要な作業スペース8を確保することが困難となる問題がある。
【0007】
言い換えれば、フロントガード6と窓ガラス7との間に清掃作業などで必要な作業スペース8を確保すれば、平面状のフロントガード6の一端部6aが、機体旋回半径Rより飛出してしまう問題がある。
【0008】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、機体旋回半径内に納まるとともに、必要な作業スペースを確保できるフロントガードを備えたキャブを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載された発明は、旋回型作業機械の機体に搭載され前面および角部を介して側面が設けられたキャブ本体と、キャブ本体の前面に対応して設けられキャブ本体の前面部材を保護するフロントガードとを備え、フロントガードは、キャブ本体の前面よりやや小幅に設けられたガード主面部と、キャブ本体の前面と機体旋回半径に沿う側の側面との間の角部に対応するガード主面部の一側部に機体旋回半径内に位置して形成されたガード側面部とを具備したキャブであり、フロントガードは、ガード主面部と、その側部に機体旋回半径内で形成されたガード側面部とにより、キャブ本体の前面を全てガードする大きさを持ち、かつ、このフロントガードの全体を機体旋回半径内に収めることができ、このため、旋回型作業機械が狭い現場で必要な小旋回動作をするときも、障害物に対するフロントガードの接触を気にすることなく作業でき、作業性を向上でき、かつ、ガード主面部に対するガード側面部の構造により、キャブ本体の前面部材とガード主面部との間には十分なメンテナンス作業スペースを確保できる。
【0010】
請求項2に記載された発明は、請求項1記載のキャブにおいて、ガード主面部からガード側面部にわたって設けられた補強体を備え、補強体は、キャブ本体内に位置するオペレータからの視線に沿って平面方向を配置した複数の補強板により形成されたものであり、ガード主面部からガード側面部にわたって設けられた補強体により、ガード主面部に対するガード側面部の形成による強度低下を補強でき、ガード主面部とガード側面部との間の部分に強度を補強できるが視界を遮るおそれの大きい補強部材を用いる必要がなく、かつ補強体は、オペレータからの視線に沿って平面方向を配置した複数の補強板により形成することで、この補強体がオペレータの視界の邪魔にならず、オペレータの前方視界を確保できる。
【0011】
請求項3に記載された発明は、請求項1または2記載のキャブにおいて、キャブ本体の前面部材とフロントガードのガード主面部との間に設けられた清掃時に手を挿入するための清掃用クリアランスを具備したものであり、ガード主面部に対しガード側面部を設けた構造により、機体旋回半径内に納まるフロントガードでありながら、キャブ本体の前面部材とガード主面部との間には十分な清掃用クリアランスを設けることも可能であり、フロントガードをキャブ本体より取外すことなく、キャブ本体の前面部材を容易に清掃できるだけのスペースを確保できる。
【0012】
請求項4に記載された発明は、請求項1乃至3のいずれか記載のキャブにおいて、フロントガードのガード主面部およびガード側面部が、複数の平面部で形成されたものであり、ガード主面部およびガード側面部を曲面形状でなく、複数の平面部で形成したので、製作性が良く、製作コストを抑えることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図1乃至図3を参照しながら、また、他の実施の形態を図4乃至図6を参照しながら、それぞれ詳細に説明する。
【0014】
先ず、図1乃至図3に示された一実施の形態を説明する。
【0015】
図1および図2に示されるように、キャブ3は、油圧ショベルなどの旋回型作業機械の機体としての上部旋回体2(図7)に搭載されたキャブ本体11と、キャブ本体11の前面に対応して設けられキャブ本体11の前面部材を保護するフロントガード12とを備えている。
【0016】
キャブ本体11は、天板部13にヒンジ14により天窓15が開閉自在に取付けられ、図1に示されるように機体旋回半径Rに沿う側の側面16が円弧状に形成され、この側面16に昇降口17が開口され、この昇降口17に、円弧状の側面16に沿って摺動可能に設けられた円弧状のスライド式ドア18が、開閉操作用の取手19により開閉可能に設けられている。
【0017】
キャブ本体11の前面側には、図2に示されるように膨出状に彎曲形成された前面フレーム21が設けられ、この前面フレーム21の上端部にライト22が取付けられ、前面フレーム21の枠内に、キャブ本体11の前面部材としての前窓上側ガラス23および前窓下側ガラス24がそれぞれ設けられている。前窓上側ガラス23は、前窓下側ガラス24に対して角度をもって傾斜状に設置されている。
【0018】
フロントガード12は、これらの前窓上側ガラス23および前窓下側ガラス24を外部からの飛散物等から防護するものであり、機械的強度の大きい透明な板部材、例えば耐衝撃性などに優れたポリカーボネート板などを用いて一体に構成されている。
【0019】
図1に示されるように、このフロントガード12は、キャブ本体11の前面よりやや小幅に設けられたガード主面部25と、キャブ本体11の前面と機体旋回半径Rに沿う側の側面16との間の角部に対応するガード主面部25の一側部に機体旋回半径R内に位置して折曲形成されたガード側面部26とを具備している。
【0020】
このフロントガード12のガード主面部25およびガード側面部26の周縁部には、周側板部27が一体に設けられている。この周側板部27のうち、ガード主面部25側の上部、中段部および下部には、L形の取付金具28がそれぞれ設けられ、ガード側面部26側の上部、中段部および下部には、「へ」字形の取付金具29がそれぞれ設けられ、これらの取付金具28,29がキャブ本体11の前面フレーム21にボルトなどにより固定されている。
【0021】
ガード主面部25は、前窓上側ガラス23に対応する平面部25aと前窓下側ガラス24に対応する平面部25bとが角度をもって一体化されたものであり、同様に、ガード側面部26は、前窓上側ガラス23に対応する平面部26aと前窓下側ガラス24に対応する平面部26bとが角度をもって一体化されたものである。前窓上側ガラス23に対応する各平面部25a,26aは、やや傾斜状に設置され、前窓下側ガラス24に対応する各平面部25b,26bは、垂直状に設置されている。
【0022】
すなわち、図3に示されるように、フロントガード12のガード主面部25およびガード側面部26は、複数の平面部25a,25b,26a,26bで形成されている。このように、ガード主面部25およびガード側面部26を曲面形状ではなく、複数の平面部25a,25b,26a,26bで形成したので、製作性が良く、製作コストを抑えることができる。
【0023】
さらに、図2に示されるように、キャブ本体11の前面部材すなわち前窓上側ガラス23および前窓下側ガラス24と、フロントガード12のガード主面部25との間には、清掃時に手を挿入するための十分な清掃用クリアランス31が設けられている。この十分な清掃用クリアランス31は、ガード主面部25に対しガード側面部26を折曲形成して機体旋回半径R内に収めたことで、確保できる。
【0024】
次に、この図1乃至図3に示された実施の形態の作用効果を説明する。
【0025】
フロントガード12は、ガード主面部25と、その側部に機体旋回半径R内で折曲形成されたガード側面部26とにより、キャブ本体11の前面を全てガードする大きさを持ったフロントガード12の全体を機体旋回半径R内に収めることができる。
【0026】
このため、旋回型作業機械が狭い現場で必要な小旋回動作をするときも、障害物に対するフロントガード12の接触を気にすることなく作業でき、作業性を向上でき、かつ、ガード主面部25に対するガード側面部26の折曲構造により、キャブ本体11の前面部材とガード主面部25との間には十分なメンテナンス作業スペースを確保できる。
【0027】
特に、ガード主面部25に対するガード側面部26の折曲構造により、機体旋回半径R内に納まるフロントガード12でありながら、キャブ本体11の前面部材とガード主面部25との間には十分な清掃用クリアランス31を設けることも可能であり、フロントガード12をキャブ本体11より取外すことなく、キャブ本体11の前面部材、すなわち前窓上側ガラス23および前窓下側ガラス24を容易に清掃できるだけのスペースを確保できる。
【0028】
さらに、図1に示されるように、キャブ本体11内で着座姿勢にあるオペレータのアイポイント32から前窓上側ガラス23および前窓下側ガラス24を通して外部を見ることのできる視界の範囲は、図8に示された従来のものと同様のものを確保でき、フロントガード12の取付金具28,29などがオペレータの視界を遮ることを防止できる。
【0029】
次に、図4乃至図6に示された他の実施の形態を説明する。なお、図1乃至図3に示された一実施の形態と同様の部分には、同一符号を付して、その説明を省略する場合もある。
【0030】
図4および図5に示されるように、旋回型作業機械の機体すなわち上部旋回体に搭載されたキャブ本体11の前面フレーム21に対応して、キャブ本体11の前面部材すなわち前窓上側ガラス23および前窓下側ガラス24を保護するフロントガード12が設けられ、図4に示されるように、このフロントガード12が、キャブ本体11の前面よりやや小幅に設けられたガード主面部25と、キャブ本体11の前面と機体旋回半径Rに沿う側の側面16との間の角部に対応してガード主面部25の一側部に機体旋回半径R内で折曲形成されたガード側面部26とを具備している構成は、図1および図2に示されたキャブと同様である。
【0031】
図5に示されるように、キャブ本体11の前面部材とフロントガード12のガード主面部25との間に、清掃時に手を挿入するための清掃用クリアランス31が設けられた構成も、図1および図2に示されたキャブと同様である。
【0032】
図1および図2に示されたキャブと異なるのは、図6に示されるように、フロントガード12のガード主面部25からガード側面部26にわたって全体的に補強体33が追加設置された点である。
【0033】
この補強体33は、図4および図5に示されるようにキャブ本体11内に位置するオペレータのアイポイント32から発せられる視線34に沿って平面方向を配置した複数の補強板35,36により形成されたものである。
【0034】
すなわち、補強体33は、ガード主面部25およびガード側面部26の内側面に沿って縦方向に配置された複数の補強板35と、上側の平面部25a,26aと下側の平面部25b,26bとの間に配置された横方向の補強板36とを一体的に組合わせたものであり、縦方向の補強板35は、図4に示されるようにキャブ本体11内のオペレータのアイポイント32からの視線34に沿って、これらの補強板35の平面方向を配置することで、また、横方向の補強板36は、図5に示されるようにキャブ本体11内のオペレータのアイポイント32からの視線34に沿って、補強板36の平面方向を配置することで、オペレータの視界を極力妨げないようにする。
【0035】
フロントガード12のガード主面部25およびガード側面部26は複数の平面部25a,25b,26a,26bで形成されているので、図6に示されるように補強体33を直線的な補強板35,36により形成でき、製作性が良く、製作コストを抑えることができる。
【0036】
さらに、フロントガード12のガード主面部25に対するガード側面部26の折曲部分には、補強部材を用いずに、視界を確保する。
【0037】
このように、ガード主面部25からガード側面部26にわたって設けられた補強体33により、ガード主面部25に対するガード側面部26の折曲形成による強度低下を補強できるとともに、その折曲部分に強度を補強できるが視界を遮るおそれの大きい補強部材を用いる必要がなく、かつ補強体33は、オペレータからの視線34に沿って平面方向を配置した複数の補強板35,36により形成することで、この補強体33がオペレータの視界の邪魔にならず、オペレータの前方視界を確保できる。
【0038】
このような各実施の形態の作用効果をまとめると、次のようになる。
【0039】
(1) 油圧ショベルの機体旋回半径R内に納まるように、フロントガード12を途中で曲げた構造であるから、小旋回機に必要な狭い現場での旋回動作をフロントガード12の接触を気にすることなく操作でき、作業性の向上にもつながる。
【0040】
(2) フロントガード12の折曲部では折曲げによる強度低下が生じやすく、この折曲部に強度を補強する補強部材を使用すると、この補強部材が前方視界の邪魔になるので、前方視界を確保するために折曲部の補強をなくし、その分、フロントガード12の全体に補強部材すなわち補強板35,36を分散するとともに、これらの補強板35,36がオペレータの視界を妨げないように、これらの補強板35,36の平面方向を視線34と平行に配置する。このように補強部材の取付方法を工夫した構造であるから、折曲げによる強度低下をオペレータの視界の邪魔にならないような形状の補強部材で補強できる。
【0041】
(3) 前窓上側ガラス23および前窓下側ガラス24の清掃性を向上させるために、オペレータが手でこれらの前窓上側ガラス23および前窓下側ガラス24を清掃可能な程度に、これらの前窓上側ガラス23および前窓下側ガラス24とフロントガード12との間に十分な清掃用クリアランス31を確保した構造である。これにより、フロントガード12をキャブ本体11より取外すことなく、前窓上側ガラス23および前窓下側ガラス24の容易な清掃を可能としている。
【0042】
(4) キャブ本体11は、曲線のキャブデザインラインを有するが、フロントガード12は、曲線のキャブデザインラインに相似形な曲面ガードを使用せず、複数の平面部25a,25b,26a,26bで構成したので、製作性も良く、コストを抑えることが可能である。
【0043】
要するに、本キャブのフロントガード12は、取外すことなくキャブ本体11の前窓ガラスを清掃できるだけのスペースを確保しながら、通常作業時は、機体旋回半径R内に納まる構造であり、かつキャブ本体11の前面を全てガードできる大きさおよび形状を持った構造である。
【0044】
なお、実施の形態では、ガード主面部25の一側部にガード側面部26を折曲状に形成しているが、彎曲状に形成しても良い。
【0045】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、フロントガードは、ガード主面部と、その側部に機体旋回半径内で形成されたガード側面部とにより、キャブ本体の前面を全てガードする大きさを持ち、かつ、このフロントガードの全体を機体旋回半径内に収めることができ、このため、旋回型作業機械が狭い現場で必要な小旋回動作をするときも、障害物に対するフロントガードの接触を気にすることなく作業でき、作業性を向上でき、かつ、ガード主面部に対するガード側面部の構造により、キャブ本体の前面部材とガード主面部との間には十分なメンテナンス作業スペースを確保できる。
【0046】
請求項2記載の発明によれば、ガード主面部からガード側面部にわたって設けられた補強体により、ガード主面部に対するガード側面部の形成による強度低下を補強でき、ガード主面部とガード側面部との間の部分に強度を補強できるが視界を遮るおそれの大きい補強部材を用いる必要がなく、かつ補強体は、オペレータからの視線に沿って平面方向を配置した複数の補強板により形成することで、この補強体がオペレータの視界の邪魔にならず、オペレータの前方視界を確保できる。
【0047】
請求項3記載の発明によれば、ガード主面部に対しガード側面部を設けた構造により、機体旋回半径内に納まるフロントガードでありながら、キャブ本体の前面部材とガード主面部との間には十分な清掃用クリアランスを設けることも可能であり、フロントガードをキャブ本体より取外すことなく、キャブ本体の前面部材を容易に清掃できるだけのスペースを確保できる。
【0048】
請求項4記載の発明によれば、ガード主面部およびガード側面部を曲面形状でなく、複数の平面部で形成したので、製作性が良く、製作コストを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るキャブの一実施の形態を示す平面図である。
【図2】同上キャブの側面図である。
【図3】同上キャブの斜視図である。
【図4】本発明に係るキャブの他の実施の形態を示す平面図である。
【図5】同上キャブの側面図である。
【図6】同上キャブのフロントガードに用いられている補強体の斜視図である。
【図7】旋回型作業機械すなわち油圧ショベルの側面図である。
【図8】従来のキャブの一例を示す平面図である。
【図9】同上従来キャブの側面図である。
【符号の説明】
2  機体としての上部旋回体
11  キャブ本体
12  フロントガード
16  側面
23,24  前面部材としての前窓上側ガラスおよび前窓下側ガラス
25  ガード主面部
26  ガード側面部
25a,25b,26a,26b  平面部
31  清掃用クリアランス
33  補強体
34  視線
35,36  補強板
R  機体旋回半径

Claims (4)

  1. 旋回型作業機械の機体に搭載され前面および角部を介して側面が設けられたキャブ本体と、
    キャブ本体の前面に対応して設けられキャブ本体の前面部材を保護するフロントガードとを備え、
    フロントガードは、
    キャブ本体の前面よりやや小幅に設けられたガード主面部と、
    キャブ本体の前面と機体旋回半径に沿う側の側面との間の角部に対応するガード主面部の一側部に機体旋回半径内に位置して形成されたガード側面部と
    を具備したことを特徴とするキャブ。
  2. ガード主面部からガード側面部にわたって設けられた補強体を備え、
    補強体は、キャブ本体内に位置するオペレータからの視線に沿って平面方向を配置した複数の補強板により形成された
    ことを特徴とする請求項1記載のキャブ。
  3. キャブ本体の前面部材とフロントガードのガード主面部との間に設けられた清掃時に手を挿入するための清掃用クリアランス
    を具備したことを特徴とする請求項1または2記載のキャブ。
  4. フロントガードのガード主面部およびガード側面部は、複数の平面部で形成された
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載のキャブ。
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