JP2001275362A - 圧電トランス駆動回路 - Google Patents

圧電トランス駆動回路

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JP2001275362A
JP2001275362A JP2000084369A JP2000084369A JP2001275362A JP 2001275362 A JP2001275362 A JP 2001275362A JP 2000084369 A JP2000084369 A JP 2000084369A JP 2000084369 A JP2000084369 A JP 2000084369A JP 2001275362 A JP2001275362 A JP 2001275362A
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Takashi Noma
隆嗣 野間
Ichiro Yamawaki
一郎 山脇
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力コンデンサのESR損による効率低下を
抑制でき、入力リップル電圧を小さくできる圧電トラン
ス駆動回路を提供する。 【解決手段】 オートトランス6の1次側端子を入力電
源の一方と圧電トランス1の1次側電極の一方の電極に
接続し、オートトランス6の2次側端子を圧電トランス
の1次側電極のもう一方の電極に接続し、オートトラン
ス6の中間端子と入力電源の他端との間をオン,オフす
るトランジスタ7を接続し、圧電トランス1の2次側電
圧をダイオード2とコンデンサ3とで整流し、抵抗4と
5とによって分圧し、その分圧した電圧に応じてVCO
9が駆動信号を発振し、駆動回路8がその駆動信号に応
じてトランジスタ7を駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は圧電トランス駆動
回路に関し、たとえば冷陰極管などの放電灯点灯用圧電
トランスインバータや、DC−DC圧電コンバータに用
いられる圧電トランス駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】圧電トランスはその入力インピーダンス
が容量性のため、スイッチング素子で直接駆動すると、
入力容量を充放電するためのエネルギが大きく損失が大
きくなってしまう。そこで、従来より、純E級駆動と呼
ばれる、コイルと共振させて零ボルトスイッチさせる回
路方式が広く用いられている。
【0003】図7は特開平8−237960号公報に記
載された純E級駆動回路の一例を示す図である。図7に
おいて、スイッチング素子Trは繰返しオン,オフ駆動
され、オン時間の間に電磁エネルギがコイルLに蓄えら
れる。スイッチング素子Trがオフすると、そのエネル
ギは圧電トランスTの入力容量と共振して、半波正弦波
状の波形が圧電トランスTに入力される。この場合、圧
電トランスTに印加される半波正弦波のピーク電圧は電
源電圧の約3倍となり、純E級駆動を用いることで圧電
トランスTへの入力信号を昇圧する機能を有している。
【0004】しかしながら、液晶バックライト用インバ
ータのようなアプリケーションにおいては、圧電トラン
スTに大きな昇圧比が必要となり、図7に示した回路構
成では昇圧比不足となる場合がある。
【0005】図8は特開平8−237960号公報に記
載された例を示す。この図8に示した例では、スイッチ
ング素子Tr1の出力を絶縁電磁トランスT1の昇圧に
より圧電Tトランスの昇圧を補助するものである。
【0006】図9は特開平8−45681号公報の図3
に記載されたものであり、この図9ではトランスの代わ
りにオートトランス(巻上げトランス)T2を用いて、
スイッチング素子Tr2でスイッチングするものであ
る。このようなオートトランスT2を用いることによ
り、2次巻線の巻線数を絶縁トランスよりも少なくでき
るため、太い巻線を用いて巻線の抵抗分による損失を小
さくできるという効果がある。
【0007】図10は特開平8−340680号公報の
図4に記載されたものである。この例では、スイッチン
グ素子Tr3をオンしている期間に電磁エネルギをコイ
ルL1に蓄えて、スイッチング素子Tr3がオフの期間
に共振させるものであり、この点において図7の構成と
同じであるが、圧電トランスTに印加される電圧の直流
成分は少ないため、電極の銀マイグレーションが発生し
ないという効果がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の図7〜図9に示
した従来例においては、次のような問題がある。すなわ
ち、これらの回路構成では、スイッチング素子がオフの
期間には、共振電流は入力電源を通って回生される。し
かし、一般に直流電源と圧電トランス駆動装置との間は
インダクタンスの多いリード線などで接続されるため、
共振電流の通過が阻害される。このような問題を解決す
るために、一般には圧電トランス電源装置の入力端に入
力コンデンサを付加し、共振電流成分のほとんどが入力
コンデンサをバイパスするように設計される。しかし、
その場合、入力コンデンサのESR成分により損失が発
生し、かつ入力リップル電圧も大きいという問題があ
る。
【0009】これに対して、図10に示した回路構成の
場合、スイッチング素子Tr3がオフのときの共振電流
はコイルLと圧電トランスTのみで構成されるループを
通るため、入力コンデンサには共振電流が流れない。こ
のため、図7〜図9の構成に比べて効率を改善でき、か
つ入力リップル電圧が小さくできるという効果がある。
【0010】このような効果については、特開平8−3
40680号公報には記載されていないが、本願発明者
らの実験結果からこのような効果が確認された。しかし
ながら、図10に示した従来例の場合、図8および図9
に示したような電磁トランスによる予備昇圧機能がない
ため、圧電トランスの昇圧比が不足した場合にはそれを
解決する方法がないという課題がある。
【0011】それゆえに、この発明の主たる目的は、入
力コンデンサのESR損による効率低下を抑制でき、入
力リップル電圧を小さくできるような圧電トランス駆動
回路を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は圧電トランス
駆動回路であって、1次側電極の一方が入力電源の一方
に接続された圧電トランスと、入力電源の圧電トランス
1次側電極と接続された側にその1次側端子が接続さ
れ、圧電トランス1次側電極の他端にその2次側端子が
接続されたオートトランスと、オートトランスの中間端
子と入力電源の他方との間に接続されるスイッチング素
子と、スイッチング素子を駆動する駆動手段とを備えて
構成される。
【0013】他の発明は、圧電トランス駆動回路であっ
て、圧電トランスと、圧電トランスの1次側の両電極に
1次側および2次側の両端子が接続され、かつ中間端子
が入力電源の一方に接続されたオートトランスと、オー
トトランスの1次側または2次側端子と入力電源の他方
との間に接続されるスイッチング素子と、スイッチング
素子を駆動する駆動手段とを備えて構成される。
【0014】好ましくは、駆動手段は、圧電トランスの
出力電圧または出力電流に応じて発振周波数を可変制御
する発振回路と、発振回路の発振出力に基づいてスイッ
チング素子を駆動する駆動回路とを含むことを特徴とす
る。
【0015】さらに、より好ましくは圧電トランスの2
次側電極に接続される負荷を含み、駆動手段は、負荷に
流れる電流を検出し、その電流に基づく電圧と外部から
与えられる電圧とを比較する比較回路と、比較回路の出
力に基づいて発振周波数を可変制御する発振回路と、発
振回路の発振出力に基づいてスイッチング素子を駆動す
る駆動回路とを含むことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】図1はこの発明をDC−DCコン
バータに適用した第1の実施形態を示す図である。図1
において、圧電トランス1の1次側入力電極の一方はオ
ートトランス6の2次側端子に接続され、他方の入力電
極は入力電源に接続される。圧電トランス1の2次側出
力電極はダイオード2とコンデンサ3とからなる整流回
路に接続される。整流回路の出力電圧は直列接続された
抵抗4と5とによって分圧され、その分圧電圧がVCO
(電圧制御発振器)9に与えられる。VCO9は入力電
圧の大きさに応じてその出力信号の周波数を可変する。
【0017】VCO9の出力信号は駆動回路8に入力さ
れ、駆動回路8は入力された信号に応じてトランジスタ
7のゲートを駆動する。ここで、駆動回路8はVCO9
とともに駆動手段を構成している。トランジスタ7のド
レインとソースはオートトランス6の2次端子と接地間
に接続されていて、トランジスタ7はそのゲートが制御
されることによりオートトランス6の中間端子の電位と
接地電位との間を繰返しオン,オフする。オートトラン
ス6の1次側端子は入力電源に接続され、入力電源側と
接地間には入力コンデンサ10が接続されている。
【0018】次に、図1に示した実施形態の動作につい
て説明する。トランジスタ7がオンすると、入力電源か
らオートトランス6の1次側巻線に電流が流れ、電磁エ
ネルギが蓄えられる。トランジスタ7がオフするとその
電流はオートトランス6の2次側巻線を経由して圧電ト
ランス1の入力端子に流れ、オートトランス6の1次,
2次間巻線インダクタンスと圧電トランス1の入力容量
のLC共振により、ほぼ半波正弦波の波形が圧電トラン
ス1に印加される。
【0019】このとき、オートトランス6の1次巻線と
2次巻線の巻線比率を1:nとすると、オートトランス
6により1+n倍の昇圧ゲインをかせぐことができる。
さらに、トランジスタ7のオフ期間の共振電流は入力コ
ンデンサ10には流れないため、入力コンデンサ10の
ESR成分による損失増加を低減できる。
【0020】圧電トランス1の入力に印加された電圧
は、圧電トランス1により電圧変換され、ダイオード2
とコンデンサ3とからなる整流回路で整流されてDC−
DCコンバータの出力電圧が抵抗4と5とからなる分圧
回路で分圧され、その分圧電圧が一定となるように駆動
手段により駆動周波数が制御される。
【0021】図2は図1に示した圧電トランスの周波数
−昇圧ゲイン特性を示す図である。圧電トランス1は一
般に共振周波数よりも高い周波数領域において効率が高
いため、図2の共振周波数よりも右側の領域を用いるも
のとする。今、DC−DCコンバータの出力電圧が不足
した場合、VCO9に入力される制御電圧が低下する。
VCO9は制御電圧が下がった場合には出力発振信号の
周波数を下げるように設計されているものとすると、駆
動回路8からトランジスタ7に出力される駆動信号の周
波数も低下する。すると、圧電トランス1の昇圧比が大
きくなり、初期の出力電圧不足が解消される方向に制御
がかかる。逆に、DC−DCコンバータの出力電圧が過
剰になった場合には、駆動周波数は高くなり、やはり所
望の一定出力電圧が得られるように周波数が制御される
ことになる。
【0022】上述の如く、この実施形態によれば、トラ
ンジスタ7のオフ期間における共振電流回生経路に入力
コンデンサが入っていないため、入力コンデンサのES
R損による効率低下を抑制でき、入力リップル電圧も小
さくできる。また、オートトランス6を用いた予備昇圧
機能を有するため、圧電トランス1の昇圧比が不足する
場合に用いると効果を高めることができる。
【0023】図3はこの発明の他の実施形態として放電
灯を点灯用インバータに適用した場合の第2の実施形態
を示す図である。図3において、圧電トランス1のそれ
ぞれの1次側入力電極はオートトランス11の1次側お
よび2次側端子に接続される。オートトランス11の1
次側と接地間にはトランジスタ12が接続され、このト
ランジスタ12は接地電位とオートトランス11の1次
側端子の電位との間を繰返しオン,オフする。また、オ
ートトランス11の中間端子には入力電圧が与えられ、
この中間端子と接地間には入力コンデンサ10が接続さ
れる。
【0024】圧電トランス1の2次側出力電極は放電管
13の一方に接続され、放電管13の他方は管電流検出
抵抗14に接続される。管電流検出抵抗14の両端に生
じた電圧はダイオード2とコンデンサ3とからなる整流
回路に入力され、その整流出力電圧はオペアンプ15の
反転入力に印加される。オペアンプ15の非反転入力に
は外部から調光電圧が与えられ、オペアンプ15はこの
調光電圧と検出電圧との差電圧を積分する。オペアンプ
15の出力電圧はVCO9に入力され、VCO9の出力
に応じて駆動回路8がトランジスタ12を駆動する。こ
の実施形態においては、駆動回路8とVCO9とオペア
ンプ15と整流回路により駆動手段が構成されている。
【0025】次に、図3に示した実施形態の動作につい
て説明する。トランジスタ12がオンすると入力電源か
らオートトランス11の1次側巻線に電流が流れ、電磁
エネルギが蓄えられる。トランジスタ12がオフすると
その電流はオートトランス11の2次側巻線を経由して
圧電トランス1の入力端子に流れ、オートトランス11
の1次,2次間巻線インダクタンスと圧電トランス1の
入力容量のLC共振により、ほぼ半波正弦波の波形が圧
電トランス1に印加される。このとき、オートトランス
11の1次巻線と2次巻線の巻線比率を1:nとする
と、オートトランス11により1+n倍の昇圧ゲインを
かせぐことができる。
【0026】さらに、トランジスタ12のオフ期間の共
振電流は入力コンデンサ10側には流れないため、入力
コンデンサ10のESR成分による損失増加を低減でき
る。
【0027】さらに、図3に示した実施形態では、圧電
トランス1の両1次電極には逆位相の電圧が印加され
る。このため、1次電極電圧の絶対値が図1に示した実
施形態に比べて小さくできるため、1次側電極の絶縁保
護が容易になるという効果も奏することができる。
【0028】圧電トランス1の入力に印加された電圧
は、圧電トランス1により昇圧されて放電管13に加え
られる。放電管13の管電流は検出抵抗14によって電
圧変換され、ダイオード2とコンデンサ3とによって整
流されてオペアンプ15に与えられ、オペアンプ15は
この検出電圧と調光電圧との差を積分し、その積分電圧
に応じてVCO9が発振し、駆動回路8がトランジスタ
12を制御する。
【0029】この制御についてより具体的に説明する。
この場合も、図2に示すように、共振周波数よりも右側
の領域を用いて周波数制御されるものとする。
【0030】今、放電管電流が不足した場合を考える
と、管電流検出電圧と整流電圧ともに低下し、オペアン
プ15の反転入力に加わる電圧が低下する。すると、オ
ペアンプ15の出力電圧は積分定数で定まる時定数で上
昇する。VCO9は制御電圧が上がった場合には出力発
振信号の周波数を下げるように設計されているものとす
ると、駆動回路8からトランジスタ12に出力される駆
動信号の周波数も低下する。すると、圧電トランス1の
昇圧比が大きくなり、初期の管電流圧不足が解消される
方向に制御がかかる。
【0031】逆に、放電管電流が過剰になった場合に
は、駆動周波数が高くなり、やはり所望の一定管電流が
得られるように周波数が制御される。このとき、整流回
路の出力電圧と調光電圧とはほぼ同一になるように制御
がかかるため、調光電圧を変化させることにより放電管
電流を可変でき、ひいては放電管13の輝度を調整でき
る。
【0032】上述の図1および図3に示した両実施形態
の効果をさらに説明するために、図4〜図6の(a)に
従来の回路構成とこの発明の実施形態の回路構成を示
し、(b)にそれぞれの回路における波形図を示す。ま
た、この場合の電気特性の測定結果を表1に示す。
【0033】
【表1】
【0034】図4(b)と図5(b)および図6(b)
とを比較すると、図5および図6のようにこの発明の実
施形態を用いることにより、入力リップル電圧がやや小
さくなっている様子がわかる。また、表1を見れば明ら
かなように、この発明の実施形態を用いることにより効
率が若干改善されている様子もわかる。これらの特性改
善は入力コンデンサに流れる共振電流が減少した結果と
して説明できる。
【0035】図4(b)と図5(b)とを比較すると、
圧電トランスの1次側に印加される電圧(Vp)の対接
地電圧のピーク電圧はいずれも45V程度となってい
る。これに対して、図6(b)の場合、圧電トランスの
1次側電圧のピーク(VpとVdの大きい方)はVdm
ax=27Vとなっており、ピーク電圧が減少している
ことがわかる。圧電トランス1次側電圧のピーク電圧は
入力電圧にほぼ比例し、オートトランスの巻数比により
変化するが、図6(a)の回路構成(第2の実施形態の
構成)を用いることにより、その絶対値を小さくできる
ことになる。電圧が50Vを超える部分については、人
が感電しないように絶縁しなければならない。しかし、
図6(a)に示す構成を用いることにより、1次側電圧
を低下させることができるので、絶縁を省略できる場合
があり、コストと寸法の面でメリットがある。
【0036】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0037】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、圧電
トランスの1次側電極の一方を入力電源の一方に接続
し、入力電源の圧電トランス1次側電極と接続された側
にオートトランスの1次側端子を接続し、圧電トランス
の1次側電極の他端に2次側を接続し、オートトランス
の中間端子と入力電源の他方との間にスイッチング素子
を接続し、このスイッチング素子を駆動手段により駆動
するようにしたので、スイッチング素子のオフ期間の回
生共振電流が入力コンデンサに流れない。このため、従
来例に比較して入力コンデンサのESR損による効率低
下を抑制でき、入力リップル電圧も小さくできる。ま
た、オートトランスを用いた予備昇圧機能を有するた
め、圧電トランスの昇圧比が不足する場合にも用いると
その効果が大きくなる。
【0038】また、他の発明では、圧電トランスの1次
側の両電極にオートトランスの1次側および2次側の両
端子を接続し、中間端子を入力電源の一方に接続し、オ
ートトランスの1次側または2次側端子と入力電源の他
方との間にスイッチング素子を接続し、このスイッチン
グ素子を駆動手段で駆動するようにしたので、先の発明
の効果に加えて、圧電トランス入力電極の対地電圧絶対
値を小さくできる。このため、1次側電極の絶縁保護を
省略できる場合があり、コストおよび寸法面で効果を奏
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明をDC−DCコンバータに適用した
第1の実施形態を示す図である。
【図2】 図1に示した圧電トランスの周波数−昇圧ゲ
イン特性を示す図である。
【図3】 この発明を放電管点灯用インバータに適用し
た場合の第2の実施形態を示す図である。
【図4】 従来例の回路要部と各部の波形を示す図であ
る。
【図5】 この発明の第1の実施形態の回路の主要部と
その各部の波形を示す図である。
【図6】 この発明の第2の実施形態の回路の主要部と
その各部の波形図である。
【図7】 第1の従来例を示す回路図である。
【図8】 第2の従来例を示す回路図である。
【図9】 第3の従来例を示す回路図である。
【図10】 第4の従来例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 圧電トランス、2 ダイオード、3 コンデンサ、
4,5 抵抗、6,11 オートトランス、7,12
トランジスタ、8 駆動回路、9 VCO、13 放電
管、14 管電流検出抵抗、15 オペアンプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K072 AA01 AC02 CA14 5H007 AA08 BB03 CA02 CB04 CB07 CB09 CB25 CC07 CC32 DA03 DA05 DA06 DC02 DC05 EA09 5H730 AS01 AS02 AS11 BB11 BB57 DD04 DD26 EE02 EE07 EE19 EE37 EE48 EE79 FD01 FD31 FG07 FV05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次側電極の一方が入力電源の一方に接
    続された圧電トランスと、前記入力電源の前記圧電トラ
    ンス1次側電極と接続された側にその1次側端子が接続
    され、前記圧電トランス1次側電極の他端にその2次側
    端子が接続されたオートトランスと、 前記オートトランスの中間端子と前記入力電源の他方と
    の間に接続されるスイッチング素子と、 前記スイッチング素子を駆動する駆動手段とを備えた、
    圧電トランス駆動回路。
  2. 【請求項2】 圧電トランスと、 前記圧電トランスの1次側の両電極に1次側および2次
    側の両端子が接続され、かつ中間端子が入力電源の一方
    に接続されたオートトランスと、 前記オートトランスの1次側または2次側端子と前記入
    力電源の他方との間に接続されるスイッチング素子と、 前記スイッチング素子を駆動する駆動手段とを備えた、
    圧電トランス駆動回路。
  3. 【請求項3】 前記駆動手段は、 前記圧電トランスの出力電圧または出力電流に応じて発
    振周波数を可変制御する発振回路と、 前記発振回路の発振出力に基づいて前記スイッチング素
    子を駆動する駆動回路とを備えたことを特徴とする、請
    求項1に記載の圧電トランス駆動回路。
  4. 【請求項4】 さらに、前記圧電トランスの2次側電極
    に接続される負荷を含み、 前記駆動手段は、 前記負荷に流れる電流を検出し、その電流に基づく電圧
    と外部から与えられる電圧とを比較する比較回路と、 前記比較回路の出力に基づいて、発振周波数を可変制御
    する発振回路と、 前記発振回路の発振出力に基づいて、前記スイッチング
    素子を駆動する駆動回路とを備えたことを特徴とする、
    請求項3に記載の圧電トランス駆動回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7388041B2 (en) 2006-03-24 2008-06-17 Accessories Marketing, Inc. Puncture sealing agent for a tire, and process for producing the same
KR101809099B1 (ko) 2010-12-27 2018-01-19 엘지디스플레이 주식회사 디씨-디씨컨버터 및 이를 포함하는 표시장치

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KR101809099B1 (ko) 2010-12-27 2018-01-19 엘지디스플레이 주식회사 디씨-디씨컨버터 및 이를 포함하는 표시장치

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