JP2001274203A - 2メタル基板とbga構造 - Google Patents

2メタル基板とbga構造

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JP2001274203A
JP2001274203A JP2000088512A JP2000088512A JP2001274203A JP 2001274203 A JP2001274203 A JP 2001274203A JP 2000088512 A JP2000088512 A JP 2000088512A JP 2000088512 A JP2000088512 A JP 2000088512A JP 2001274203 A JP2001274203 A JP 2001274203A
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copper foil
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via hole
foil
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Kenji Yamaguchi
健司 山口
Toyoharu Koizumi
豊張 小泉
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Hitachi Cable Ltd
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Hitachi Cable Ltd
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  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ブラインドビアホールの穴埋め加工を行うこと
により製造工程を減少させ、生産性及び信頼性を高めた
2メタル基板とBGAの構造を提供することにある。 【解決手段】接着剤層無しの両面銅被覆積層板を構成す
る銅箔1/ベース材2/銅箔4の構成の片面側の銅箔表
面よりレーザ光7でブラインドビアホール17を形成
し、このブラインドビアホール17にCuめっき13を
施して導通化した2メタル基板において、前記ブライン
ドビアホール17の開口部分のみを、前記Cuめっき1
3後に、順次Niめっき18及びAuめっき8して、ブ
ラインドビアホール17を穴埋する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、BGA(Ball Gri
d Array )用の2層配線TAB(Tape AutomatedBondin
g)テープ等、絶縁性基板の両面に配線パターンを有し
た2メタル基板(2層配線板)に関し、特に配線ピッチ
80μm以下を得るのに適した2メタル基板およびこれ
をベース材とするBGA構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器の小型軽量化に伴い、その構成
部品についても一層の高機能化、高密度化が図られてい
る。近年、LSIなどの半導体素子の実装部品は高集積
化と共に多ピン化が進められ、これに対応するため、B
GA(Ball Grid Array )/CSP(Chip Size Packag
e or Chip Scale Package )のようにピンピッチが広く
とれ、ベアチップの採用が可能なパッケージ実装技術の
開発が行われている。また、高密度実装化を推進するに
当たっては、TABテープやプリント配線板などの基板
のファインパターン化が図られ、さらにプリント配線板
ではビルドアップ多層配線板のように基板の多層化が進
められている。
【0003】TABテープにおいてはポリイミドテープ
をベース材としてその片面に配線パターンを形成した1
メタルTABテープが一般的であるが、パソコンなどに
搭載されるチップは高周波化が進んでおり、これに伴い
伝送速度の早い回路の必要性が高まってきていることか
ら、これに対応したTABテープとしてポリイミドテー
プをベース材としてその上下に配線パターンを形成した
2メタル(2層配線)TABテープが実用化されてい
る。
【0004】この2メタルTABテープを製造する従来
技術としては、図9に示すように、2枚の銅箔1、4間
に絶縁層としてポリイミド樹脂層2を有する接着剤無し
2層Cu貼りCCL(Copper Clad Laminate)テープ3
をベース材として用意し(図9(a))、その片面の銅
箔4にフォトレジスト6を付け、露光・エッチングによ
りビアホールパターンを持つCu配線パターン34を形
成した後(図9(b)〜(e))、レーザー加工により
ビアホールパターン部から銅箔1に達するブラインドビ
アホール17をポリイミド樹脂層2に形成する(図9
(f))。次いで、そのブラインドビアホール17内に
Cuめっき13を行って、Cu配線パターン34と他側
の銅箔1とを連結する(図9(f)〜(h))。さらに
他の片面にフォトレジとエッチングによりCu配線パタ
ーンを形成する。Cu配線パターンを両面に形成した
後、その上に必要に応じてフォトソルダレジストあるい
はエポキシ系ソルダレジストを印刷法で塗布してコート
し、その後ベークを行う。そして配線パターン上にNi
/Auめっき等を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ベース
材が接着剤レスのため加工工程が多くなることと、ブラ
インドビアホール(ブラインドビア)構造のためCuめ
っき層で導通化しても、ブラインドビアホールの充満が
不十分で、次のフォトレジストのコート時に気泡が発生
し、Cu層の配線エッチング時に断線となり、歩留りの
低下し配線ピッチ:50μm以下のCSP(Chip Scale
Package)用BGAとして使えない。
【0006】そこで本発明の目的は、上記課題を解決
し、接着剤レスの両面Cu貼りベーステープにCu表面
よりレーザー(直径80μm以下)で穴開け後、ブライ
ンドビアホールを形成してブラインドビアホールの開口
部分のみをCuめっき後、NiめっきとAuめっきした
構造にすることで、ブラインドビアホールの穴埋め加工
ができ、これにより製造工程を減少させること、さらに
は使用する配線の銅箔の種類を限定せずに生産性及び信
頼性を高めた2層配線TABテープ等の2メタル基板と
BGA構造とを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、両面銅接着剤レスベース材のブラインド
ビアホール構造をレーザー加工で行うことと、ブライン
ドビアホールとその周辺にのみCuめっきとNiめっ
き、Auめっきする構造とすることを、要点とするもの
であり、具体的には次のように構成したものである。
【0008】(1)請求項1の発明は、接着剤層無しの
両面銅被覆積層板を構成する銅箔/ベース材/銅箔構成
の片面側の銅箔表面よりレーザ光でブラインドビアホー
ルを形成し、このブラインドビアホールに銅めっきを施
して導通化した2メタル基板において、前記ブラインド
ビアホールの開口部分のみを、前記Cuめっき後に、順
次Niめっき及びAuめっきして、前記ブラインドビア
ホールを穴埋めしたことを特徴とする。
【0009】(2)請求項2の発明は、請求項1記載の
2メタル基板において、前記両面銅被覆積層板の銅箔
が、圧延箔、電解箔又は電解箔のいずれか1の銅箔材料
から成ることを特徴とする。
【0010】(3)請求項3の発明は、請求項1又は2
記載の2メタル基板において、前記両面銅被覆積層板の
ベース材が、ポリイミド、BTレジン、ガラスエポキシ
いずれか1の樹脂から成り、その吸水率が2.8以下
(23℃の水中24時間浸漬試験)であることを特徴と
する。
【0011】(4)請求項4の発明は、請求項1、2又
は3記載の2メタル基板において、上記Cuめっき、N
iめっき及びAuめっきしたブラインドビアホールに、
さらにNi、Au、あるいはSnはんだめっき層を形成
したことを特徴とする。
【0012】(5)請求項5の発明はBGA構造を対象
としたものであり、請求項1、2、3又は4記載の2メ
タルTABテープに半導体素子を搭載して前記銅箔の配
線パターンの一方と接続し、その配線パターンとビアホ
ールを通して導通する他方の銅箔の配線パターンにはん
だボールを設けたことを特徴とする。
【0013】(要点の補足説明) (a)ブラインドビアホールの開口部分のみ、即ちブラ
インドビアホール及びその周辺のみをCuめっき後、N
iめっき及びAuめっきする構造にすること。
【0014】ブラインドビアホール及びその周辺のみを
Cuめっき後、NiめっきとAuめっきする構造にする
ことでブラインドビアホールの穴埋めを行う。特にNi
めっきは、めっきの付け回りが良好であり、穴埋めに効
果的である。なお、その後、Niめっきの上にAuめっ
きを施すのは、あとでNiめっきとAuめっきを再度実
施するときの密着性と耐酸化性(工程での熱履歴による
酸化の防止)を向上するためである。
【0015】このブラインドビアホールの穴埋めによ
り、フォトレジストの塗布後のベークによる発泡でのフ
ォトレジストの破れを防止し、しかもその穴埋めにより
加工工程を減少させることができる。
【0016】(b)ベース材は、ポリイミド、BTレジ
ン、ガラスエポキシで吸水率が、2.8以下(23℃の
水中24時間浸漬試験)であること。
【0017】これは、はんだリフロー時にベース材の吸
水率が大きいと、ベース材と銅箔との間で剥離する、い
わゆるホップコーン現象が発生し、BGA構造としては
信頼性のないものとなり、使えなくなることによる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施形態に
基づいて説明する。
【0019】(実施形態1、図1〜図2)図1及び図2
に、本発明の2メタル基板とBGA構造の第1の実施形
態を示す。
【0020】図1(a)は、2層CCL(Copper Clad
Laminate)テープ3つまり接着剤無し両面銅被覆積層板
(ここでは接着剤層レスの両面銅キャストベース材)を
示す。この2層CCLテープ3の材料構成は、厚さ18
μmの三井金属製の高温高伸び箔のHTE箔である銅箔
1/厚さ50μmのポリイミド樹脂層2/厚さ18μm
の三井金属製の高温高伸び箔HTE箔である銅箔4の構
成である。即ち、三井金属製の高温高伸び箔のHTE箔
厚さ18μmを用い、接着剤レス両面銅被覆の2層CC
L(厚さ18μm/50μm/18μm)キャスティン
グ材を作成した。なお、銅箔1は後に信号層として、ま
た銅箔4は後にグランド層となる部分である。
【0021】次に、図1(b)に示すように、ダイレク
トレーザ(レーザ光7)を用いて、片面の銅箔4とポリ
イミド樹脂層2に、デバイスホール9とブラインドビア
ホール17の穴あけ加工を実施した。
【0022】その穴あけ加工した銅箔4上に、ブライン
ドビアホール17及びその周辺のみを残してフォトレジ
ストをコーティングし、図1(c)に示すように、Cu
めっき13を15μm厚さ施して、ブラインドビアホー
ル17を導通化した。しかし、これだけではブラインド
ビアホールの充満が不十分で、次のフォトレジストのコ
ート時に気泡が発生し、Cu層の配線エッチング時に断
線する可能性がある。そこで、続いて、このブラインド
ビアホール17のCuめっき13上に、Niめっき18
を8μm厚さでめっきし、さらに、その上にAuめっき
8を1μm厚さで施し、これによりブラインドビアホー
ル17の完全な穴埋めを行った。
【0023】次に、ドライフィルムレジストを両面に貼
り、Cuエッチングにより、めっきした銅箔4の層側
に、新たにグランドパターンを形成する一方、めっきし
ない反対の銅箔1の層側には、ビームリード25を持つ
配線パターン(配線ピッチ50μm)を形成した(図1
(d))。
【0024】次に、図1(e)に示すように、感光性系
ソルダレジスト6を印刷塗布し、露光・現像してフォト
ソルダレジスト6をパターニング(10μmの加工精
度)し、1.0%アルカリ水溶液(NaOH)で現像
後、150℃でベークして硬化(硬化後の厚さ20μ
m)することにより、はんだボール用ビア6aを形成し
た。その後、配線パターンにNi/Auめっきを行い製
品のBGA用2層配線TABテープとした。
【0025】また、比較のため、通常の銅箔である日本
電解製のSLP箔を用いた接着剤無し両面銅被覆CC
L、即ち、厚さ18μmの日本電解製SLP箔である銅
箔1/厚さ50μmのポリイミド樹脂層2/厚さ18μ
mの日本電解製SLP箔である銅箔1から成る2層CC
Lテープを用いて上記と同じ工程で製品を作成した。
【0026】続いて、図2に示すように、上記BGA用
2層配線TABテープを用いてBGA構造の半導体装置
を構成した。まず、図2(f)に示すように、インナリ
ードボンディング10でLSlチップ12のAl素子電
極にダイレクト接合した。その後、封止樹脂23によ
り、接合部を封止した。また、グランド面つまり銅箔4
の側に、接着剤19を介してステフナー20を張り付け
た。さらに、はんだボール用ビア6aにはんだボールを
リフローして、図2(g)に示すように、直径0.6mm
のはんだボール16を計864個搭載した。
【0027】かくして得られた本実施形態と比較例のB
GA構造の特性試験として、両者を85℃×85%RH
に196時間保持し吸湿後、温度サイクルを、−65℃
(30分保持)+150℃(30分保持)を2000サ
イクル実施し、比較検討した。その結果、上記比較例で
は2000サイクルまで両者の組み合わせの製品がリー
ド断線が発生せず、本発明の接着剤ありの組み合わせで
は良好な結果が得られた。
【0028】上記実施形態では、デバイスホール有りの
形態について説明したが、本発明はこれに限られるもの
ではなく、図3〜図4のようにビームリードをダイレク
トでバンプにボンディングする場合や、図5〜図6のよ
うにデバイスホール無しのフリップチップや、図7〜図
8のようにボンディングタイプのTABテープにも応用
することが可能である。
【0029】(実施形態2、図3〜図4)図3〜図4
に、ビームリード25をダイレクトでバンプにボンディ
ングする形態例を示す。
【0030】図3(a)に示すように、上述の厚さ18
μmの三井金属製の高温高伸び箔のHTE箔である銅箔
1/厚さ50μmのポリイミド樹脂層2/厚さ18μm
の三井金属製の高温高伸び箔HTE箔である銅箔4の構
成である2層CCLテープ3を用意する。
【0031】次に、図3(b)に示すように、レーザ光
7を用いて、片面の銅箔1とポリイミド樹脂層2に、デ
バイスホール9とブラインドビアホール17を穴あけ加
工する。
【0032】その穴あけ加工した銅箔1上に、ブライン
ドビアホール17及びその周辺のみを残してドライフィ
ルム26を設け、図3(c)に示すように、Cuめっき
13を15μm厚さで施して、ブラインドビアホール1
7を導通化する。続いて、このブラインドビアホール1
7のCuめっき13上に、Niめっき18を8μm厚さ
で施し、さらに、その上にAuめっき8を1μm厚さで
施し、以てブラインドビアホール17の完全な穴埋めを
行う。
【0033】次に、ドライフィルムレジストを両面に貼
り、Cuエッチングにより、めっきした銅箔1の層側
に、配線パターン(配線ピッチ50μm)を形成する一
方、めっきしてない反対の銅箔4の層側には、ビームリ
ード25を持つ配線パターンを形成する(図4
(d))。
【0034】次に、図4(d)に示すように、感光性系
ソルダレジスト6を印刷塗布し、露光・現像してフォト
ソルダレジスト6をパターニング(10μmの加工精
度)し、1.0%アルカリ水溶液(NaOH)で現像
後、150℃でベークして硬化(硬化後の厚さ20μ
m)することにより、はんだボール用ビア6aを形成す
る。その後、配線パターンにNi/Auめっきを行い製
品のBGA用2層配線TABテープとする。
【0035】続いて、図4(d)に示すように、はんだ
ボール用ビア6aの形成されていない側に、ダイアタッ
チ剤11を介してLSlチップ12を固定する。
【0036】次に、図4(e)示すように、ボンディン
グツールによりビームリード25を押し下げて切断し、
そのままLSlチップ12のAl素子電極にダイレクト
接合する。その後、封止樹脂23により、接合部を封止
する。そして、はんだボール用ビア6aにはんだボール
16をリフローして搭載する。
【0037】(実施形態3、図5〜図6)図5〜図6
に、デバイスホール無しのフリップチップの形態例を示
す。
【0038】まず、図5(a)に示すように、厚さ18
μmの三井金属製の高温高伸び箔のHTE箔である銅箔
1/厚さ50μmのポリイミド樹脂層2/厚さ18μm
の三井金属製の高温高伸び箔HTE箔である銅箔4の構
成である2層CCLテープ3を用意する。
【0039】次に、図5(b)に示すように、レーザ光
を用いて、片面の銅箔4とポリイミド樹脂層2に、ブラ
インドビアホール17を穴あけ加工する。その穴あけ加
工した銅箔4上に、ブラインドビアホール17及びその
周辺のみを残してドライフィルム26を設け、図5
(c)に示すように、Cuめっき13を15μm厚さで
施して、ブラインドビアホール17を導通化する。続い
て、このブラインドビアホール17のCuめっき13上
に、Niめっき18を8μm厚さで施し、さらに、その
上にAuめっき8を1μm厚さで施し、以てブラインド
ビアホール17の完全な穴埋めを行う。
【0040】次に、ドライフィルムレジストを両面に貼
り、Cuエッチングにより、めっきした銅箔4の層側
に、配線パターン(配線ピッチ50μm)を形成する一
方、めっきしてない反対の銅箔1の層側には、フリップ
チップ接合領域27を持つ配線パターンを形成する(図
6(d))。
【0041】次に、図6(d)に示すように、感光性系
ソルダレジスト6を印刷塗布し、露光・現像してフォト
ソルダレジスト6をパターニング(10μmの加工精
度)し、1.0%アルカリ水溶液(NaOH)で現像
後、150℃でベークして硬化(硬化後の厚さ20μ
m)することにより、はんだボール用ビア6aを形成す
る。その後、配線パターンにNi/Auめっきを行い製
品のBGA用2層配線TABテープとする。
【0042】続いて、図6(d)に示すように、はんだ
ボール用ビア6aの形成されていない側に、ダイアタッ
チ剤11を介してLSIチップ12を固定する。このと
き、銅箔1のフリップチップ接合領域27に、LSIチ
ップ12のAl素子電極が、フリップチップ接合14に
てダイレクトに接合する。そして接合部をアンダフィル
剤15により封止する。
【0043】最後に、図6(e)示すように、はんだボ
ール用ビア6aに、はんだボール16をリフローして搭
載する。
【0044】(実施形態4、図7〜図8)図7〜図8
に、ボンディングタイプのTABテープに応用する形態
例を示す。
【0045】まず、図7(a)に示すように、厚さ18
μmの三井金属製の高温高伸び箔のHTE箔である銅箔
1/厚さ50μmのポリイミド樹脂層2/厚さ18μm
の三井金属製の高温高伸び箔HTE箔である銅箔4の構
成である2層CCLテープ3を用意する。
【0046】次に、図7(b)に示すように、レーザ光
を用いて、片面の銅箔4とポリイミド樹脂層2に、ブラ
インドビアホール17を穴あけ加工する。その穴あけ加
工した銅箔4上に、ブラインドビアホール17及びその
周辺のみを残してドライフィルム26を設け、図7
(c)に示すように、Cuめっき13を15μm厚さで
施して、ブラインドビアホール17を導通化する。続い
て、このブラインドビアホール17のCuめっき13上
に、Niめっき18を8μm厚さで施し、さらに、その
上にAuめっき8を1μm厚さで施し、以てブラインド
ビアホール17の完全な穴埋めを行う。
【0047】次に、ドライフィルムレジストを両面に貼
り、Cuエッチングにより、めっきした銅箔4の層側
に、配線パターン(配線ピッチ50μm)を形成する一
方、めっきしてない反対の銅箔1の層側には、ボンディ
ング接合領域28を持つ配線パターンを形成する(図6
(d))。
【0048】次に、図8(d)に示すように、感光性系
ソルダレジスト6を印刷塗布し、露光・現像してフォト
ソルダレジスト6をパターニング(10μmの加工精
度)し、1.0%アルカリ水溶液(NaOH)で現像
後、150℃でベークして硬化(硬化後の厚さ20μ
m)することにより、はんだボール用ビア6aを形成す
る。その後、配線パターンにNi/Auめっきを行い製
品のBGA用2層配線TABテープとする。
【0049】続いて、図8(d)に示すように、はんだ
ボール用ビア6aの形成されていない側に、ダイアタッ
チ剤11を介してLSIチップ12を固定し、そのAl
素子電極と銅箔1のボンディング接合領域28とをワイ
ヤボンディング22により結線する。
【0050】そして、図8(e)示すように、接合部を
アンダフィル剤15により封止し、はんだボール用ビア
6aに、はんだボール16をリフローして搭載する。
【0051】上記実施形態2〜4の2層配線板およびB
GA構造は、気泡によるフォトレジストの破れが無くな
り配線のエッチングによる断線が無く、温度サイクル試
験の繰り返し熱応力の負荷に対しての信頼性の優れた、
微細配線(ピッチ80μm以下)の2層配線TABテー
プあるいは2層配線板およびBGA構造のパッケージを
供給できた。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、次のよう
な優れた効果を奏する。
【0053】(1)請求項1、2および5に記載の発明
によれば、ブラインドビアホールの穴埋めが可能とな
り、気泡によるフォトレジストの破れが無くなり、配線
のエッチングによる断線が無く、信頼性の高い2メタル
基板とCSP・BGA構造を提供することができた。
【0054】(2)請求項3、5に記載の発明によれ
ば、両面銅被覆積層板のベース材が吸水率が低いポリイ
ミド樹脂層などから成るため、2層配線TABテープの
耐マイグレーション特性が向上した。また銅箔除去後の
銅箔粗化面の転写によるポリイミドの粗さによりフォト
ソルダレジストとの密着も高く信頼性がある。
【0055】(3)請求項4、5に記載の発明によれ
ば、上記Cuめっき、Niめっき及びAuめっきしたブ
ラインドビアホールに、さらにNi、Au、あるいはS
nはんだめっき層を形成しているため、2層配線TAB
テープのブラインドビアホールの穴埋めが完全であり、
そのため、ベース材のコストが高価であっても、製造の
歩留りと生産性が向上し安定していることから量産がで
きるようになり、全体の製造コストが低下した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る2メタル基板の
製作工程を示す横断面図である。
【図2】図1の製作工程に続くBGA構造の製作工程を
示すを示す横断面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る2メタル基板の
製作工程を示す横断面図である。
【図4】図3の製作工程に続く2メタル基板の製作工程
とBGA構造の製作工程を示すを示す横断面図である。
【図5】本発明の第3の実施形態に係る2メタル基板の
製作工程を示す横断面図である。
【図6】図5の製作工程に続く2メタル基板の製作工程
とBGA構造の製作工程を示すを示す横断面図である。
【図7】本発明の第4の実施形態に係る2メタル基板の
製作工程を示す横断面図である。
【図8】図7の製作工程に続くBGA構造の製作工程を
示すを示す横断面図である。
【図9】従来の2メタル基板の製作工程を示す横断面図
である。
【符号の説明】
1 銅箔(信号層) 2 ポリイミド樹脂層 3 2層CCL(接着剤レス両面銅被覆CCL)テープ 4 銅箔(グランド層) 6 感光性ソルダレジスト 6a はんだボール用ビア 7 レーザ光 8 Auめっき 9 デバイスホール 12 LSIチップ 13 Cuめっき 16 はんだボール 17 ブラインドビアホール 18 Niめっき
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 1/11 H05K 3/00 N 3/00 3/34 505A 3/34 505 H01L 23/12 Q

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接着剤層無しの両面銅被覆積層板を構成す
    る銅箔/ベース材/銅箔構成の片面側の銅箔表面よりレ
    ーザ光でブラインドビアホールを形成し、このブライン
    ドビアホールに銅めっきを施して導通化した2メタル基
    板において、 前記ブラインドビアホールの開口部分のみを、前記Cu
    めっき後に、順次Niめっき及びAuめっきして、前記
    ブラインドビアホールを穴埋めしたことを特徴とする2
    メタル基板。
  2. 【請求項2】前記両面銅被覆積層板の銅箔が、圧延箔、
    電解箔又は電解箔のいずれか1の銅箔材料から成ること
    を特徴とする請求項1記載の2メタル基板。
  3. 【請求項3】前記両面銅被覆積層板のベース材が、ポリ
    イミド、BTレジン、ガラスエポキシいずれか1の樹脂
    から成り、その吸水率が2.8以下(23℃の水中24
    時間浸漬試験)であることを特徴とする請求項1又は2
    記載の2メタル基板。
  4. 【請求項4】上記Cuめっき、Niめっき及びAuめっ
    きしたブラインドビアに、更にNi、Au、あるいはS
    nはんだめっき層を形成したことを特徴とする請求項
    1、2又は3記載の2メタル基板。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3又は4記載の2メタルT
    ABテープに半導体素子を搭載して前記銅箔の配線パタ
    ーンの一方と接続し、その配線パターンとビアホールを
    通して導通する他方の銅箔の配線パターンにはんだボー
    ルを設けたことを特徴とするBGA構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003188314A (ja) * 2001-12-20 2003-07-04 Sony Corp 素子内蔵基板の製造方法および素子内蔵基板
JP2010050247A (ja) * 2008-08-21 2010-03-04 Hitachi Cable Ltd Tabテープおよびその製造方法
CN104701191A (zh) * 2013-12-06 2015-06-10 毅宝力科技有限公司 生产制造载体的***和方法

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