JP2001269499A - ドラム内の衣類の量を判定する負荷量判定方法 - Google Patents

ドラム内の衣類の量を判定する負荷量判定方法

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JP2001269499A
JP2001269499A JP2001065981A JP2001065981A JP2001269499A JP 2001269499 A JP2001269499 A JP 2001269499A JP 2001065981 A JP2001065981 A JP 2001065981A JP 2001065981 A JP2001065981 A JP 2001065981A JP 2001269499 A JP2001269499 A JP 2001269499A
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drum
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clothes
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久典 ▲広▼瀬
Hisanori Hirose
Koichi Kuroda
晃一 黒田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータを停止させることなく負荷量を判定で
きる電気衣類乾燥機を提供する。 【構成】 マイコン32により、モータ1を駆動するた
めの駆動電源の通電角をモータ1が回転を開始するまで
徐々に増加させ、モータ1が回転を始めたときの通電角
の大きさに基づいてドラム4内の衣類の量を判定する方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドラム内の衣類の量を
判定する負荷量判定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の電気衣類乾燥機は、回転しながら
衣類を乾燥させるドラム内に投入された衣料の量(以下
負荷量という)を判定する負荷量判定装置を備え、ドラ
ム内の負荷量に応じて乾燥時間を設定して効率的な乾燥
動作を行えるようにしたものがあり、このような電気衣
類乾燥機としては、例えば特開平4−189398号公
報に示されるものがある。
【0003】ここで、この電気衣類乾燥機に備えられた
負荷量判定装置は、ドラムを回転させるモータに所定時
間通電し、その直後に通電をオフし、その通電オフ期間
内におけるモータの回転数の減衰時間により衣類の量を
判定するようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の電気衣類乾燥機においては、負荷量を判定するた
めには電源を投入してモータを回転させた後、一旦モー
タを停止させなければならないという問題点があった。
【0005】本発明は、モータを停止させることなく負
荷量を判定できる負荷量判定方法を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、投入された衣
類を回転させるドラムと、前記ドラムを回転させるモー
タと、 前記モータを駆動する駆動電源とを備え、前記
モータが回転を開始するまで前記駆動電源の通電を徐々
に増加させ、該モータが回転を始めたときの通電の大き
さに基づいて前記ドラム内の衣類の量を判定することを
特徴とするドラム内の衣類の量を判定する負荷量判定方
法である。
【0007】
【作用】そして、この負荷量判定方法により、モータを
駆動するための駆動電源の通電をモータが回転を開始す
るまで徐々に増加させ、モータが回転を始めたときの通
電の大きさに基づいてドラム内の衣類の量を判定するこ
とができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0009】図1は、本発明の一実施例に係る電気衣類
乾燥機の側面断面図である。
【0010】同図において、1は、プーリ2、Vベルト
3を介してドラム4を回転させるモータである。なお、
5はVベルト3に張力を加えるためのアイドラプーリで
ある。また、このモータ1は、ファンプーリ6、丸ベル
ト7を介して熱交換型両面ファン(以下両面ファンとい
う)8を回転させるためのものである。
【0011】ここで、モータ1により両面ファン8が回
転すると、半導体ヒータ9により加熱された熱気が、シ
リンダカバー10に形成された通気孔11より矢印Aに
示すようにドラム4内に入り、ドラム4内で衣類と熱交
換して高温多湿の空気となるようになっている。
【0012】なお、この高温多湿となった空気は、矢印
Bに示すようにフィルタカバー12、リントフィルタ1
3、仕切板14、両面ファン8を通った後、矢印Cに示
すように循環ダクト15を通り、再び半導体ヒータ9に
より加熱されるようになっている。
【0013】ところで、両面ファン8が回転すると、後
カバー16に形成された複数の空気穴17から冷却空気
が機内に吸い込まれ、両面ファン8の、後カバー16に
臨む前面を冷却した後、後カバー16の下部に形成され
た排気穴18から排気されるようになっている。
【0014】そして、この冷却空気により両面ファン8
の後面も間接的に冷却され、これにより後面に接触する
高温多湿の空気が冷却されて衣類に含まれていた水分が
蒸気から再び凝縮して水滴となる。この後、この水滴は
両面ファン8により振り飛ばされて循環ダクト15の排
水口19より機外へ排水されるようになっている。
【0015】なお、同図において、20はモータ1の回
転数を検知するための回転センサ、21aはドラム4か
ら排出された空気温度を測定する第1感熱素子、21b
は両面ファン8を通過し、半導体ヒータ9により再加熱
される前の空気温度を測定する第2感熱素子、21cは
半導体ヒータ9で再加熱された空気温度を測定する第3
感熱素子である。また、4aはドアである。
【0016】ところで、電気衣類乾燥機の所定位置には
図2に示すようなブロック構成とされた負荷量判定装置
としての機能を有するマイコン23が配設されている。
【0017】同図において、24は回転センサ20から
の回転検知信号に基づいてモータ1の回転開始及び回転
数情報をマイコン23に出力する回転数検知回路、25
は図示しない操作部に設けられた各種キーの操作情報を
マイコン23に伝える入力キー回路、26はドア4aが
閉じられたことをマイコン23に伝えるドア・スイッ
チ、27は操作部に設けられた各種ランプを点滅させる
LED点灯回路である。
【0018】また、28は電源電圧の変動を判定する電
源電圧判定回路、29は乾燥動作が終了したことを知ら
せるブザー回路、30はモータ1や半導体ヒータ9に対
する通電を制御すると共に、過電流等が生じた場合には
自動的に電源をオフとするためのAPO(オート・パワ
ー・オフ)30aを作動させる負荷駆動回路である。
【0019】さらに、31は電源回路32から供給され
る商用電源(図3のa参照)を整流し、その整流波形
(図3のb参照)に基づきゼロクロス信号(図3のc参
照)を検出するゼロクロス信号検出回路である。
【0020】一方、マイコン23は、電源回路32から
商用電源が供給された後、操作部のスタートSWがON
となると、電源周波数の半波を0°〜180°まで区切
り、その半波に対してモータ1に対する通電を開始する
までの角度(図3のd,e参照)である導通角を設定す
るようにしている。なお、本実施例においては、導通角
を170°に設定する。
【0021】そして、その導通角に同期させて負荷駆動
回路30に設けられた図4に示すモータ駆動回路部30
AのトライアックTrcをオンとしてモータ1に通電す
る一方、ゼロクロス信号検出回路31により電源電圧が
0となったことを検知すると、トライアックTrcをオ
フしてモータ1の通電を停止するようにしている。
【0022】即ち、スタートSWがONとなると、モー
タ1は導通角が170°〜180°までの間だけ、言い
換えれば通電角(=180°−導通角)10°で通電さ
れるようになる。なお、同図において、Trはトライア
ックTrcにマイコン23からの制御信号を供給するた
めのトランジスタ、C1はトライアックTrcの作動を
制御するコンデンサ、C2はモータ1の主コイルと補助
コイルとの間に接続されたコンデンサである。
【0023】そして、この通電角のときにモータ1が回
転し、これを回転数検知回路24からの回転検知信号に
て検知すると、予めマイコン23内に記憶している通電
角・負荷量テーブルに基づき、その時の通電角(10
°)から負荷量を判断し、乾燥に要する時間(以下乾燥
残り時間という)を、例えば10分と決定し、この時間
を操作部に表示するようにしている。
【0024】なお、マイコン23はモータ1が回転を開
始した後、モータ回転制御プログラムをスタートさせ、
回転開始フラグをセットすると共に導通角を0°にして
全波通電し、以後モータ回転数が目標回転数となるよう
制御するようにしている。
【0025】ところで、負荷量が多いときには、通電角
が10°ではモータ1が回転しない。この場合には、ゼ
ロクロス信号検出回路31からのゼロクロス信号が入力
されると、導通角を1°減じ、導通角が169°のとき
にモータ1に通電するようにする。そして、これでもモ
ータ1が回転しない場合には、モータ1が回転を始める
まで1°ずつ導通角を減らしてゆく。言い換えれば、図
3のeの斜線部に示すように、モータ1に対する通電角
を徐々に増やしてゆくようにする。
【0026】そして、モータ1が回転を始めた時の通電
角が、例えば75°ならば通電角・負荷量テーブルに基
づき乾燥残り時間を30分、85°ならば1時間という
ように決定するようにしている。なお、マイコン23
は、乾燥残り時間を決定すると乾燥残り時間を決定した
ことを示すフラグを立てるようにしている。
【0027】さらに、乾燥残り時間を決定した後、半導
体ヒータ9に対する通電を開始すると共に、第1、第
2、第3感熱素子21a,21b,21cからの温度情
報により乾燥制御を行うようにしている。さらに、乾燥
進行状態や電源電圧判定回路28からの信号に応じて乾
燥残り時間を補正するようにしている。
【0028】次に、このように構成された電気衣類乾燥
機の衣類乾燥動作について、図5に示すフローチャート
を用いて説明する。
【0029】電源回路32から商用電源が供給された
後、操作部のスタートSWがONとなると(判断50の
Y)、マイコン23は、導通角を170°に設定する
(処理51)。そして、この導通角においてモータ1が
回転し、これを回転数検知回路24からの回転検知信号
にて検知すると、モータ回転制御プログラムをスタート
させ、回転開始を示す1というフラグを立てる。
【0030】ここで、このフラグが立つと(判断52の
Y)、この時点では乾燥残り時間がまだセットされてい
ないので(判断53のY)、通電角・負荷量テーブルに
基づきこの通電角である10°(=180°−170
°)に対応した乾燥残り時間を決定する(処理54)と
共に、乾燥残り時間がセットされたことを示す1という
フラグを立てる(処理55)。
【0031】そして、このようにしてモータ1が回転を
開始した後は、モータ回転制御プログラムによる制御に
応じて変化する導通角に同期させてトライアックTrc
をオンオフする(処理56)一方、半導体ヒータ9に対
する通電を開始すると共に、第1,第2,第3感熱素子
21a,21b,21cからの温度情報により乾燥制御
を行う(処理57)。
【0032】また、乾燥残り時間がセットされたことか
ら(判断58のY)、乾燥進行状態や電源電圧判定回路
28からの信号に応じて乾燥残り時間を補正し(処理5
9)、衣料が所定の湿度以下となったか否かを判定し、
乾燥動作が終了したかどうかを判断する(判断61)。
【0033】そして、乾燥動作が終了していない場合に
は(判断61のN)、次の回転数検知回路24からの回
転検知信号にしたがって、再度これまで述べた処理を繰
り返す。なお、この場合、回転開始のフラグは1となり
(判断52のY)、また残り時間がセットされているの
で(判断53のY)、乾燥残り時間をカウントダウンす
ると共に、乾燥残り時間を表示するようにする(処理6
2、63)。
【0034】ところで、導通角を170°に設定し(処
理51)。そして、この導通角においてドラム4が回転
しない場合には、導通角を1°減じる(処理64)。そ
して、導通角が169°となったときからモータ1に通
電するようにし、それでも回転を開始しない場合にはモ
ータ1が回転を始めるまで1°ずつ導通角を減らしてゆ
く。
【0035】やがて、図3のeに示す矢印の箇所でモー
タ1が回転を始め、これを回転数検知回路24からの回
転検知信号にて検知すると、モータ回転制御プログラム
をスタートさせ、回転開始を示す1というフラグを立て
た後、これまで述べたステップを行なって行く。
【0036】このように、モータ1の通電角をモータ1
が回転を開始するまで徐々に増加させ、モータ1が回転
を始めたときの通電角の大きさに基づいてドラム4内の
負荷量を判定することができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、モータへ
の通電をモータが回転を開始するまで徐々に増加させ、
モータが回転を始めたときの通電の大きさに基づいてド
ラム内の負荷量を判定するようにしたので、モータを停
止させることなくモータが回転を開始した直後に負荷量
を判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電気衣類乾燥機の側面
断面図。
【図2】上記電気衣類乾燥機のマイコンのブロック図。
【図3】上記マイコンに入力される各種信号を示す面。
【図4】モータ駆動回路部の回路図。
【図5】上記電気衣類乾燥機の衣類乾燥動作を示すフロ
ーチャート。
【符号の説明】
1 モータ 4 ドラム 23 マイコン 31 ゼロクロス信号検出回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入された衣類を回転させるドラムと、 前記ドラムを回転させるモータと、 前記モータを駆動する駆動電源とを備え、 前記モータが回転を開始するまで前記駆動電源の通電を
    徐々に増加させ、該モータが回転を始めたときの通電の
    大きさに基づいて前記ドラム内の衣類の量を判定するこ
    とを特徴とするドラム内の衣類の量を判定する負荷量判
    定方法。
JP2001065981A 2001-03-09 2001-03-09 ドラム内の衣類の量を判定する負荷量判定方法 Pending JP2001269499A (ja)

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