JPH0938390A - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JPH0938390A
JPH0938390A JP7193919A JP19391995A JPH0938390A JP H0938390 A JPH0938390 A JP H0938390A JP 7193919 A JP7193919 A JP 7193919A JP 19391995 A JP19391995 A JP 19391995A JP H0938390 A JPH0938390 A JP H0938390A
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美穂 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドラムの回転により絡み合いがちな被乾燥衣
類のほぐしが充分にできて、乾燥むらや、しわつき、及
び形くずれの発生を抑え得ると共に、乾燥時間の短縮化
ができるようにする。 【解決手段】 ドラム内に収容した被乾燥衣類のデータ
を検知し、その検知結果に基づいて設定した周期やある
いは回数、回転速度で上記ドラムを正逆転あるいは一方
向に間欠回転させることにより、被乾燥衣類の例えば量
や種類、湿り度といった実際のデータに合った内容でほ
ぐし運転ができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はドラム式の衣類乾燥
機に係り、中でもほぐし運転を行なうようにした衣類乾
燥機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、ドラム式の
衣類乾燥機においては、ドラムが被乾燥衣類を収容して
回転されることにより、被乾燥衣類を撹拌しつつ乾燥さ
せることを期しているものの、実際には、その折り、被
乾燥衣類どうしが絡まって、乾燥むらや、しわつき、及
び形くずれが発生し、そのほか、乾燥時間が長延化する
という問題点を有していた。
【0003】このため、乾燥運転中に、被乾燥衣類をほ
ぐすほぐし運転を行なうようにしたものが供されてい
る。このほぐし運転は、従来のものの場合、乾燥運転の
初期にドラムを短周期で正逆転させたり、あるいは被乾
燥衣類の乾燥率が所定の乾燥率に達したときにドラムを
逆転させたりするものであるが、いずれも、その正逆転
や逆転のパターンは一つであり、被乾燥衣類のほぐしに
充分な効果が得られるものではなかった。
【0004】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、被乾燥衣類のほぐしが充分
にできて、乾燥むらや、しわつき、及び形くずれの発生
を抑え得ると共に、乾燥時間の短縮化ができる衣類乾燥
機を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の衣類乾燥機においては、第1に、被乾燥衣
類を収容するドラムと、このドラムを回転駆動するドラ
ム駆動装置、及びドラム内に温風を供給する温風供給装
置とを具備するものにあって、上記ドラム内に収容した
被乾燥衣類のデータを検知する被乾燥衣類データ検知手
段を具え、その検知結果に基づいて設定した周期で上記
ドラムを正逆転させることによりほぐし運転を行なう制
御をするようにしたことを特徴とする。この第1の手段
によれば、ドラム内に収容した被乾燥衣類の実際のデー
タ(例えば量や種類、湿り度など)に応じた周期でドラ
ムを正逆転させるほぐし運転が行なわれる。
【0006】本発明の衣類乾燥機においては、第2に、
上記ほぐし運転時に、被乾燥衣類データ検知手段の検知
結果に基づいて設定した回数でもドラムを正逆転させる
制御をするようにしたことを特徴とする。この第2の手
段によれば、ほぐし運転が、ドラム内に収容した被乾燥
衣類の実際のデータに応じた周期だけでなく、回数でも
ドラムを正逆転させて行なわれる。
【0007】本発明の衣類乾燥機においては、第3に、
上記ほぐし運転時に、被乾燥衣類データ検知手段の検知
結果に基づいて設定した回転速度でもドラムを正逆転さ
せる制御をするようにしたことを特徴とする。この第3
の手段によれば、ほぐし運転が、更に、ドラム内に収容
した被乾燥衣類の実際のデータに応じた周期や回数だけ
でなく、回転速度でもドラムを正逆転させて行なわれ
る。
【0008】本発明の衣類乾燥機においては、第4に、
上記ほぐし運転を乾燥運転の初期に行なう制御をするこ
とを特徴とする。この第4の手段によれば、被乾燥衣類
が乾燥運転の初期にほぐされ、そのほぐされた状態でそ
の後の乾燥運転が行なわれる。
【0009】本発明の衣類乾燥機においては、第5に、
上記ほぐし運転を被乾燥衣類の乾燥率が所定の乾燥率に
達して以後行なう制御をするようにしたことを特徴とす
る。この第5の手段によれば、ほぐし運転が、その実行
のタイミングを逸することなく行なわれる。
【0010】本発明の衣類乾燥機においては、第6に、
上記ほぐし運転を行なった後に被乾燥衣類データ検知手
段による被乾燥衣類データの検知を再度行ない、その検
知結果に基づいてその後の運転の制御をするようにした
ことを特徴とする。この第6の手段によれば、ほぐし運
転後の運転が、ほぐし運転を行なった結果による被乾燥
衣類のデータに応じて行なわれる。
【0011】本発明の衣類乾燥機においては、第7に、
上記ドラムの正逆転周期を段階的又はランダムに増減さ
せてほぐし運転を行なう制御をするようにしたことを特
徴とする。この第7の手段によれば、より変化に富む方
法でほぐし運転が行なわれる。
【0012】本発明の衣類乾燥機においては、第8に、
上記ドラムの正逆転に代えて一方向の間欠回転でほぐし
運転を行なう制御をするようにしたことを特徴とする。
この第8の手段によれば、より経済的な構成でほぐし運
転が行なわれる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につき、
図1ないし図9を参照して説明する。まず図2には衣類
乾燥機全体の構成を示しており、外箱1の前面部の中央
部に衣類出入口2を形成し、且つ、この出入口2を開閉
する扉3を枢設している。外箱1の内部には、乾燥室を
構成するドラム4を収容しており、このドラム4の前面
部の径大な開口部5を、外箱1内の上記衣類出入口2周
囲の部分に固定したドラム前支え6で回転可能に支承
し、後面部の中心部に設けたシャフト7を、外箱1の後
部に架設したドラム後支え8で同じく回転可能に支承し
ている。
【0014】又、このドラム4の後面部とドラム後支え
8との間には、ケーシング9を配設しており、このケー
シング9内には、ファン10をドラム4の上記シャフト
7に回転可能に取付けて配設している。
【0015】ここで、ファン10は、前翼部10aと後
翼部10bとを有する両翼形で、熱交換材(伝熱材)か
ら成ることにより後述のごとく除湿器としても機能する
ようになっており、ドラム4外の外箱1内上部に配設し
たモータ11により、プーリ12、ベルト13、及びプ
ーリ14を介して回転駆動されるようになっている。
又、ドラム4は同モータ11によりプーリ15及びベル
ト16を介して回転駆動されるようになっており、従っ
て、それらがドラム4を回転駆動するドラム駆動装置と
して機能するようになっている。モータ11は正逆両方
向に回転可能なものである。
【0016】ケーシング9内の後半部は、中央部が、ド
ラム後支え8に形成した外気通し口17と、外箱背板1
8の中央部に形成した外気取入口19とにより機外と連
通し、下部が、外箱背板18の下部に形成した外気戻し
口20により同じく機外と連通している。
【0017】他方、ケーシング9内の前半部は、中央部
が、ケーシング9に形成した吸気口21と、ドラム4の
後部中央部に形成した排気口22とにより、フィルタ2
3を間に置いてドラム4内と連通し、下部が、ケーシン
グ9に形成した吐気口24と、これに接続した連結ダク
ト25、この連結ダクト25に接続したヒータダクト2
6、及びドラム前支え6の前部下部に形成した温風吹出
口27により、ドラム4内と連通している。ヒータダク
ト26内にはヒータ28を配設しており、特にこのヒー
タ28は正の温度特性を有するPTCヒータから成って
いて、更に図3に示すように、第1のヒータ28a及び
第2のヒータ28bから成っている。
【0018】ここで、モータ11がオンされれば、この
モータ11により、プーリ15からベルト16を介して
ドラム4が回転されると同時に、プーリ12からベルト
13及びプーリ14を介してファン10が回転される。
このファン10の回転により、ドラム4内の空気はフィ
ルタ23を通って、更にドラム4の排気口22からケー
シング9の吸気口21、ケーシング9内前半部、吐気口
24、連結ダクト25、ヒータダクト26を順に通り、
ドラム4内に戻される。又、外箱1外の後方からは、機
外の空気が外箱背板18の外気取入口19から外気通し
口17、ケーシング9内後半部、外気戻し口20を順に
通って外箱1外に戻されるもので、これらにより、ケー
シング9内ではドラム4内の空気と外箱1外の空気とが
ファン10を境に接して熱交換され、ドラム4内の空気
の除湿が行なわれる。
【0019】しかして、その除湿された空気は、ヒータ
28がオンされていれば、上記ヒータダクト26を通る
過程で、そのヒータ28に熱せられて温風と化し、ドラ
ム4内に供給されて被乾燥衣類(図示せず)の乾燥に供
するものであり、従って、それらのケーシング9、ファ
ン10、モータ11、プーリ12、ベルト13、プーリ
14、連結ダクト25、ヒータダクト26、及びヒータ
28がドラム4内に温風を供給する温風供給装置として
機能するようになっている。
【0020】ドラム前支え6の下部には、対を成す電極
29をドラム4内に臨ませて取付けている。この電極2
9には、ドラム4内に収容された被乾燥衣類がドラム4
の回転による撹拌で接触するものであり、その接触ごと
に電極29間の抵抗値が非接触時より低く変化するか
ら、この電極29間の単位時間当たりの抵抗値の変化の
回数(電極29から発せられる信号の数)を測定するこ
とにより、被乾燥衣類の量を検知することが可能であ
る。図4及び図5は被乾燥衣類の量と電極29から発せ
られる信号の数との関係を、被乾燥衣類の種類(タオル
と丸首シャツ)の違い(図4)、及び被乾燥衣類の脱水
率(湿り度)の違い(図5)で表わしており、被乾燥衣
類の種類及び脱水率がいずれであっても、被乾燥衣類の
量が多いほど、電極29から発せられる信号の数が多い
ことが分かる。
【0021】更に、この場合、被乾燥衣類の種類につい
ては、パイル織りのタオルの方が平織りの丸首シャツよ
り表面積が大きく、電極29に接触しやすいから、電極
29から発せられ信号の数もタオルの方が丸首シャツよ
り多くなるものであり、かくして電極29は被乾燥衣類
の種類を検知することが可能である。一方、被乾燥衣類
の脱水率については、脱水率が低い(湿り度が高い)も
のほど重量が大になるため、電極29から発せられ信号
の数も脱水率が高い(湿り度が低い)ものより多くなる
ものであり、かくして電極29は被乾燥衣類の脱水率
(湿り度)を検知することが可能である。
【0022】しかして、それら被乾燥衣類の量や種類及
び脱水率(湿り度)は被乾燥衣類のデータであり、従っ
て、電極29は被乾燥衣類データ検知手段として機能す
るようになっている。加えて、この場合、電極29間の
抵抗値の変化の度合は、接触する被乾燥衣類に残る水分
量が少なくなるほど小さくなるものであり、従って、こ
の電極29間の抵抗値の変化度を測定することにより、
被乾燥衣類の乾燥率を検知することが可能であり、従っ
て、電極29は乾燥率検知手段としても機能するように
なっている。
【0023】さて、図3には制御回路の主要構成部品を
示しており、その中枢であるマイクロコンピュータ30
は制御手段として機能するようになっていて、電源31
から整流回路32を介して必要な直流電源が供給される
ようになっている。又、このマイクロコンピュータ30
には、クロックパルス発生回路33からクロックパルス
が入力されるようになっており、そのほか、ドラム4内
から排出される温風の温度を検知すべく前記ケーシング
9の吸気口21部に配設した温度センサ34(図2参
照)から温度検知信号が入力され、スタートスイッチを
初めとした各種操作スイッチより成るスイッチ入力部3
5から各種操作スイッチ信号が入力され、前記電極29
から被乾燥衣類のデータと乾燥率とを示す信号が検知処
理回路36によりパルス信号化されて入力されるように
なっている。
【0024】そして、それらの入力並びにあらかじめ記
憶した制御プログラムに基づいて、マイクロコンピュー
タ30は、前記ヒータ28(第1のヒータ28a及び第
2のヒータ28b)と、モータ11、及び報知手段であ
るブザー37を駆動するための駆動回路38に駆動制御
信号を与えるようになっている。更に、電源31から上
記ヒータ28、モータ11、及びブザー37へと至る回
路には電源スイッチ39を介挿接続している。
【0025】次に、上記構成のものの作用を述べる。図
1に示すように、マイクロコンピュータ30は、電源が
投入され、スタートスイッチがオンされることにより、
その作動が開始(スタート)されると、最初に、電極2
9によるドラム4内の被乾燥衣類の量の検知を始める
(ステップS1)。この検知はモータ11を正転でオン
し(ステップS2)、例えば2[分]が経過したか否か
の判断をして(ステップS3)、経過したと判断された
ところで、検知を終了するものであり(ステップS
4)、すなわち、2[分]間のモータ11の正転による
ドラム4の正転で被乾燥衣類の量を検知する。
【0026】次いで、検知結果に基づいて、ドラム4
(モータ11)の正逆転周期Tと正逆転回数Nとを設定
する(ステップS5)。図6は電極29から発せられ信
号の数と検知結果(被乾燥衣類の量)、及びドラム4の
設定正逆転周期Tと設定正逆転回数Nとの関係を示して
いる。この図6で明らかなように、検知した被乾燥衣類
の量が「大」であれば、ドラム4の設定正逆転周期Tは
正転時間T1 及び逆転時間T2 ともに10[秒]であ
る。又、検知した被乾燥衣類の量が「中」であれば、ド
ラム4の設定正逆転周期Tは正転時間T1 及び逆転時間
T2 ともに20[秒]であり、検知した被乾燥衣類の量
が「小」であれば、ドラム4の設定正逆転周期Tは正転
時間T1 及び逆転時間T2 ともに30[秒]である。
【0027】一方、検知した被乾燥衣類の量が「大」で
あれば、ドラム4の正逆転回数Nは10回であり、検知
した被乾燥衣類の量が「中」であれば、ドラム4の設定
正逆転回数Nは5回で、検知した被乾燥衣類の量が
「小」であれば、ドラム4の設定正逆転回数Nは3回で
ある。
【0028】このようにドラム4の正逆転周期Tと正逆
転回数Nとを設定した後、マイクロコンピュータ30は
図示しないカウンタによるドラム4の正逆転回数のカウ
ント値nを「0」にし(ステップS6)、次いで、ほぐ
し運転に入って、モータ11の正転オンを継続しつつ、
ヒータ28をオンさせる(ステップS7)。そして、そ
の後、モータ11のオン時間tがドラム4の設定正転時
間T1 に達したか否かの判断をし(ステップS8)、達
したと判断されたところで、モータ11及びヒータ28
をともにオフさせる(ステップS9)。
【0029】この後、ドラム4が惰性回転をも含めて停
止するまでを見越した時間、例えば10[秒]が経過し
たか否かの判断をし(ステップS10)、経過したと判
断されたところで、モータ11を逆転でオンし、ドラム
4を逆転させる(ステップS11)。そして、モータ1
1のオン時間tがドラム4の設定逆転時間T2 に達した
か否かの判断をし(ステップS12)、達したと判断さ
れたところで、モータ11をオフさせる(ステップS1
3)。
【0030】更に、その後、ドラム4が惰性回転をも含
めて停止するまでを見越した時間である10[秒]が経
過したか否かの判断をし(ステップS14)、経過した
と判断されたところで、図示しないカウンタによるドラ
ム4の正逆転回数のカウント値nに「1」を加える(ス
テップS15)。そして、その結果によるカウント値n
がドラム4の設定正逆転回数Nに達したか否かの判断を
し(ステップS16)、達していないと判断されれば、
ステップS7に戻る。
【0031】これに対して、上記ステップS15で、カ
ウント値nがドラム4の設定正逆転回数Nに達した(ド
ラム4の正逆転が設定回数Nだけ行なわれた)と判断さ
れれば、ほぐし運転を終了して、通常の乾燥運転を行な
うべく、モータ11を正転でオンすると共に、ヒータ2
8もオンさせる(ステップS17)。そして、ドラム4
内の被乾燥衣類が所定の乾燥度まで乾燥されたか否かの
判断をし(ステップS18)、乾燥されたと判断された
ところで、一定時間の仕上げ運転を行ない(ステップS
19)、その後、モータ11及びヒータ28をともにオ
フさせて(ステップS20)、全運転を終了する。な
お、図7は上記のケースにおけるほぐし運転のパターン
を示している。
【0032】このように本構成のものでは、ドラム4内
に収容した被乾燥衣類のデータ(この場合、量)を電極
29で検知し、その検知結果に応じた設定周期Tでドラ
ム4を正逆転させてほぐし運転を行なうもので、従来の
一パターンでのみほぐし運転を行なっていたものとは異
なり、被乾燥衣類の実際のデータに合ったパターンでほ
ぐし運転ができるものであり、かくして、被乾燥衣類の
ほぐしが充分にできる。
【0033】図8はこのことを表わしており、被乾燥衣
類の量が多いほど、ドラム4の設定正逆転周期T中の設
定正転時間T1 及び逆転時間T2 を短くして、それだけ
頻繁に被乾燥衣類を動かすことにより、絡みを小さくで
き、すなわち、ほぐすことができる。かくして、本構成
のものの場合、乾燥むらや、しわつき、及び形くずれの
発生を抑え得るものであり、乾燥時間を短縮化すること
もできる。
【0034】併せて、上記構成のものの場合、ほぐし運
転は、電極29で検知した被乾燥衣類のデータに応じ設
定した回数でもドラム4を正逆転させて行なうもので、
これにより、被乾燥衣類の実際のデータに、より合った
パターンでほぐし運転ができる。
【0035】図9はこのことを表わしており、被乾燥衣
類の量が少ないときはドラム4内での被乾燥衣類の動き
が大きいため、ドラム4の正逆転回数Nを少なく設定し
て、時間をかけずとも、被乾燥衣類をほぐすことができ
るのに対し、被乾燥衣類の量が多いときは、ドラム4内
での被乾燥衣類の動きが小さくなるため、ドラム4の正
逆転回数Nを多く設定して、時間をかけることにより、
被乾燥衣類をほぐすことができる。
【0036】又、上記構成のものの場合、ほぐし運転
は、乾燥運転の初期に行なうもので、これにより、被乾
燥衣類をほぐした状態でその後の乾燥運転ができるの
で、乾燥むらや、しわつき、及び形くずれの発生をより
確実に抑え得、乾燥時間の一層の短縮化もできる。
【0037】更に、上記構成のものの場合、被乾燥衣類
データ検知手段は、対を成す電極29で被乾燥衣類のデ
ータを検知するもので、それは被乾燥衣類の乾燥率を検
知する乾燥率検知手段としても機能するものであるか
ら、それをそのまま利用でき、より経済的な構成でほぐ
し運転ができる。又、被乾燥衣類のデータの検知には温
度センサ34が活用され、ドラム4内からの排気温度と
外気温との差から検知することがあるが、これに比し
て、電極29による検知は高精度でもあり、従って、被
乾燥衣類の実際のデータに、より正しく合ったパターン
でほぐし運転ができる。
【0038】加えて、上記構成のものの場合、ドラム駆
動装置と温風供給装置とが共通のモータ11を駆動源と
しており、このため、ドラム4を逆転させるときにはフ
ァン10も逆転し、ケーシング9の形状(渦巻き状)か
ら送風効率が低下して、風量、風速が小さくなる。この
ように風速が小さくなると、温風吹出口27からドラム
4内への温風の行き渡り範囲が小さくなり、温風が温風
吹出口27付近で滞留気味となる。このため、その温風
吹出口27付近で被乾燥衣類が高温にさらされるように
なる可能性があるが、これに対し、上記構成のもので
は、ドラム4を逆転させるときには温風供給装置の加熱
手段であるヒータ28をオフさせるようにしているの
で、ドラム4内には単なる風が供給され、温風吹出口2
7付近で被乾燥衣類が高温にさらされることがなくなる
ので、それによる被乾燥衣類の傷みをなくすことができ
る。
【0039】以上に対して、図10は被乾燥衣類データ
検知手段の異なる例を示すもので、温風供給装置のモー
タ11側のプーリ12に取付けたマグネット41と、こ
れに対応してモータ11の取付台42に取付けたホール
素子等の磁気センサ43とから成る回転センサ44を用
いるようにしたものを示している。
【0040】この場合、被乾燥衣類の量が多いほど、モ
ータ11の回転負荷が大きくなり、モータ11の回転軸
にプーリ15と共に取付けたプーリ12の回転がしにく
くなるから、このプーリ12の回転を上記回転センサ4
4のマグネット41と磁気センサ43とで検知すること
により、被乾燥衣類のデータのうちの量の検知ができ
る。
【0041】図11は被乾燥衣類データ検知手段の更に
異なる例を示すもので、温風供給装置のファン10側の
プーリ14に取付けたマグネット45と、これに対応し
てドラム後支え8に取付けた磁気センサ46とから成る
回転センサ47を用いるようにしたものを示している。
【0042】この場合も、被乾燥衣類の量が多いほど、
モータ11の回転負荷が大きくなり、上述のプーリ12
とベルト13で繋がったプーリ14の回転がしにくくな
るから、このプーリ14の回転を上記回転センサ47の
マグネット45と磁気センサ46とで検知することによ
り、被乾燥衣類のデータのうちの量の検知ができる。
【0043】図12はこれらの回転センサ44,47を
制御回路に組込んだ構成を示しており、マイクロコンピ
ュータ30に、それらの回転センサ44,47から回転
検知信号が被乾燥衣類のデータとして入力され、それに
基づいて、マイクロコンピュータ30は、ドラム4の正
逆転周期Tと正逆転回数Nとを前述同様に設定する。な
お、これらの回転センサ44,47は、磁気センサ4
3,46をLED等の発光素子と受光素子に変え、マグ
ネット41,45を反射板に変えて、光センサタイプと
しても良い。
【0044】図13はドラム駆動装置と温風供給装置と
がそれぞれ専用のモータ48,49を駆動源として具え
るようにしたものを示している。このようにすれば、ド
ラム4を逆転させるときにも、ファン10は正転させ得
るから、風量、風速が小さくならず、よって、ヒータ2
8もオフさせる必要がなくなる。このため、ドラム4逆
転時にもドラム4内に温風を供給できて、被乾燥衣類を
傷ませることなく乾燥効率を良くすることができる。図
14はこれらのモータ48,49を制御回路に組込んだ
構成を示しており、これらのモータ48,49も、マイ
クロコンピュータ30にて、前述のモータ11同様に駆
動回路38を介して駆動制御される。
【0045】図15及び図16はほぐし運転の実行内容
の異なる例を示しており、基本的には、ほぐし運転を2
回行なうものとして、その最初のほぐし運転ではヒータ
28をオンさせることのないようにしたものを示してい
る。この場合、具体的には、前述のステップS7を省
き、ステップS9に代わるステップS101ではモータ
11のみオフさせるようにしている。
【0046】このようにすることによって、最初のほぐ
し運転の全期にわたり、ドラム4内に温風が供給される
のを避けて単なる風を供給し、これによって温風の温度
(一般的に120[℃]程度)によるしわつきや形くず
れ並びに風合の低下の発生をなくすことができる。
【0047】又、この場合、ステップS16の後には、
ステップS1〜S5同様のステップS102〜S10
6、及びステップS6〜S16同様のステップステップ
S108〜S118を経ることにより、2回目のほぐし
運転を実行する。更に、この2回目のほぐし運転中のス
テップS106とステップS108との間には、ドラム
4内の被乾燥衣類が所定の乾燥率χまで達したか否かの
判断をし(ステップS107)、達したと判断されたと
ころで、ステップS108に進む。
【0048】すなわち、この場合には、2回目のほぐし
運転を被乾燥衣類の乾燥率が所定の乾燥率に達して以後
実行するもので、被乾燥衣類が化繊類など乾燥しやすい
ものであった場合には、適当に時期を定めてほぐし運転
を実行するようにしていると、その前に被乾燥衣類が乾
燥し切ってしまってほぐし運転の意味がなくなるおそれ
があるのに対し、このように、被乾燥衣類の乾燥率が所
定の乾燥率に達して以後ほぐし運転を実行するようにす
ることにより、ほぐし運転が、その実行のタイミングを
逸することなく行なわれるようになり、かくして、被乾
燥衣類を確実にほぐした状態で乾燥させることができ
る。
【0049】更に、この場合、ステップS102〜S1
05では被乾燥衣類の量の検知を再度行ない、その検知
結果に基づいて、ステップS106では、ほぐし運転の
正逆転周期Tと正逆転回数Nとを設定し直すようにして
いる。このようにすることによって、2回目のほぐし運
転が最初のほぐし運転を行なった結果による被乾燥衣類
のデータに応じて行なわれることになり、被乾燥衣類の
最新データに合ったパターンでほぐし運転が効果的にで
きる。なお、この場合、被乾燥衣類量の再検知に基づき
設定する内容は、ステップS19の仕上げ運転の時間で
あっても良く、この場合には、仕上げ運転を被乾燥衣類
の最新データで効率良く行なうことができる。
【0050】図17はほぐし運転の実行内容の更に異な
る例を示しており、ステップS5に代わるステップS2
01で、被乾燥衣類量の検知結果に基づき、ドラム4の
正逆転周期Tと正逆転回数Nとを設定すると共に、回転
速度Rをも設定するようにしたものを示している。
【0051】ここで、先の図6は検知した被乾燥衣類の
量とドラム4の設定回転速度Rとの関係をも示してお
り、検知した被乾燥衣類の量が「大」であれば、ドラム
4の設定回転速度Rは50[rpm]であり、検知した
被乾燥衣類の量が「中」であれば、ドラム4の設定回転
速度Rは40[rpm]で、検知した被乾燥衣類の量が
「小」であれば、ドラム4の設定回転速度Rは35[r
pm]である。
【0052】又、この場合、ステップS7とステップS
8との間には、前記回転センサ44,47で検知したド
ラム4の回転速度rが設定回転速度Rであるか否かの判
断をし(ステップS202)、設定回転速度Rではない
と判断されれば、モータ11への通電比を変えてドラム
4の回転速度rが設定回転速度Rになるようにする(ス
テップS203)。この制御は、ステップS11とステ
ップS12との間でも行なう(ステップS204,S2
05)。
【0053】このようにすることにより、被乾燥衣類の
実際のデータに合ったドラム4の回転速度でほぐし運転
ができるものであり、かくして、被乾燥衣類のほぐしが
充分にできる。
【0054】図18ないし図20はほぐし運転のパター
ンのそれぞれ異なる例を示しており、図18はドラム4
の正転時間T1 と逆転時間T2 とを異ならせた(図示例
の場合、正転時間T1 より逆転時間T2 を短くした)も
のを、図19は正転時間T1と逆転時間T2 とを段階的
に増減させるようにした(図示例の場合、前段の正逆転
時間T1 ,T2 より後段の正逆転時間T1 ,T2 を短く
した)ものを、図20はドラム4を正逆転させることに
代えて一方向(図示例の場合、正転方向)に間欠回転さ
せるようにしたものをそれぞれ示している。
【0055】なお、これらはすべてパターンを逆(図1
8に示すものでは、正転時間T1 を逆転時間T2 より短
くする。図19に示すものでは、前段の正逆転時間T1
,T2 を後段の正逆転時間T1 ,T2 より短くする。
図20に示すものでは、ドラム4を逆転方向に間欠回転
させる)にしても良く、更に、図19に示すものでは、
正転時間T1 と逆転時間T2 とをランダムに増減させる
ようにしても良い。
【0056】ほぐし運転はドラム4内の被乾燥衣類に一
定の方向、一定の力を加えないようにするものであり、
上述のような様々なバリエーションが考えられる。被乾
燥衣類に一定の方向、一定の力を加えると、被乾燥衣類
に例えば四角形の布が平行四辺形に変形するような斜行
化が生じ、形態変化いわゆる形くずれを発生する。又、
特に、被乾燥衣類が絡み合った状態で一定の方向、一定
の力が加わると、形くずれするだけでなく、しわが付く
し、乾燥むらも発生する。
【0057】これに対して、ことに図18や図19に示
すパターンでほぐし運転を行なえば、より変化に富む方
法でほぐし運転が行なわれるので、乾燥むらや、しわつ
き、及び形くずれの発生をより確実に抑え得、乾燥時間
の一層の短縮化ができる。
【0058】又、図20に示すパターンでほぐし運転を
行なうものでは、正逆転するものほどのほぐし効果は得
られないが、モータ11の通断電をするスイッチング素
子が正転方向又は逆転方向についての一つのみで良く、
且つ、モータ11自体も、一方向にのみ回転するもので
良いことから、より経済的な構成でほぐし運転を行なう
ことができる。
【0059】図21はほぐし運転の設定内容の異なる例
を示しており、前述のように電極29で被乾燥衣類の量
のみならず、被乾燥衣類の種類及び脱水率の検知が可能
であるから、これらを加えてほぐし運転の内容をより細
かく設定するようにしたものを示している。特に、シー
ツ等の大物の被乾燥衣類は量からみると多そうに見える
が、ほぐし運転は正逆転の時間を長めに、回数は多めに
設定するのが好ましい。
【0060】又、この場合、ドラム4の回転速度は被乾
燥衣類の脱水率で変えるようにしてはいないが、図22
に示すように、被乾燥衣類の脱水率が低いものほど、ド
ラム4の回転速度を高く設定するようにしても良い。被
乾燥衣類は脱水率が低いものほど重いので、このように
設定することにより、ドラム4内の被乾燥衣類の動きを
良くすることができ、被乾燥衣類のほぐしが充分にでき
る。このほか、本発明は上記し且つ図面に示した実施例
にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲
内で適宜変更して実施し得る。
【0061】
【発明の効果】本発明の衣類乾燥機は以上説明したとお
りのもので、下記の効果を奏する。請求項1の衣類乾燥
機によれば、ドラム内に収容した被乾燥衣類の実際のデ
ータに合った周期でドラムを正逆転させることによるほ
ぐし運転ができて、被乾燥衣類のほぐしが充分にでき、
乾燥むらや、しわつき、及び形くずれの発生を抑え得る
と共に、乾燥時間の短縮化ができる。
【0062】請求項2の衣類乾燥機によれば、被乾燥衣
類の実際のデータに合った回数でもドラムを正逆転させ
ることによるほぐし運転ができて、被乾燥衣類のほぐし
が一層充分にできる。請求項3の衣類乾燥機によれば、
被乾燥衣類の実際のデータに合った回転速度でもドラム
を正逆転させることによるほぐし運転ができて、被乾燥
衣類のほぐしが更に充分にできる。
【0063】請求項4の衣類乾燥機によれば、被乾燥衣
類をほぐした状態でその後の乾燥運転ができて、乾燥む
らや、しわつき、及び形くずれの発生をより確実に抑え
得、乾燥時間の一層の短縮化もできる。請求項5の衣類
乾燥機によれば、ほぐし運転を実行のタイミングを逸す
ることなく行なうことができて、被乾燥衣類を確実にほ
ぐした状態で乾燥させることができる。
【0064】請求項6の衣類乾燥機によれば、ほぐし運
転後の運転を、ほぐし運転を行なった結果による被乾燥
衣類のデータに応じて行なうことができて、効果的ある
いは効率の良い運転ができる。請求項7の衣類乾燥機に
よれば、より変化に富む方法でほぐし運転を行なうこと
ができて、乾燥むらや、しわつき、及び形くずれの発生
をより確実に抑え得、乾燥時間の一層の短縮化ができ
る。
【0065】請求項8の衣類乾燥機によれば、モータの
通断電をするスイッチング素子が一つで良く、モータ自
体も一方向にのみ回転するもので良くて、より経済的な
構成でほぐし運転を行なうことができる。請求項9の衣
類乾燥機によれば、電極を利用して、より経済的な構成
でほぐし運転を行なうことができると共に、検知が高精
度にできて、被乾燥衣類の実際のデータに、より正しく
合ったパターンでほぐし運転ができる。
【0066】請求項10の衣類乾燥機によれば、ドラム
駆動装置と温風供給装置とが共通のモータを駆動源とし
ていても、ドラム逆転時に風速の遅い温風が供給される
のを避けることができ、温風吹出口付近で被乾燥衣類が
高温にさらされるのを回避できて、被乾燥衣類の傷みを
なくすことができる。請求項11の衣類乾燥機によれ
ば、ドラム逆転時にも、ファンを正転させることができ
て、風量、風速を落とさず、ヒータをオフさせる必要も
なくて、被乾燥衣類を傷ませず乾燥効率を良くすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す作用説明のためのフロ
ーチャート
【図2】一部を切除した全体の縦断側面図
【図3】概略電気構成図
【図4】被乾燥衣類のデータ判別のための特性図
【図5】被乾燥衣類の異なるデータ判別のための特性図
【図6】ほぐし運転の設定内容を示す図
【図7】ほぐし運転の運転パターンを示す図
【図8】ほぐし運転の設定内容による効果を示す特性図
【図9】ほぐし運転の異なる設定内容による効果を示す
特性図
【図10】被乾燥衣類データ検知手段の異なる例を示す
図2相当図
【図11】被乾燥衣類データ検知手段の更に異なる例を
示す図2相当図
【図12】異なる被乾燥衣類データ検知手段を組込んだ
図3相当図
【図13】ドラム駆動装置と温風供給装置との異なる駆
動源を示す図2相当図
【図14】異なる駆動源を組込んだ図3相当図
【図15】ほぐし運転の実行内容の異なる例を示す図1
前半部相当図
【図16】ほぐし運転の実行内容の異なる例を示す図1
後半部相当図
【図17】ほぐし運転の実行内容の更に異なる例を示す
図1相当図
【図18】ほぐし運転の運転パターンの異なる例を示す
図7相当図
【図19】ほぐし運転の運転パターンの更に異なる例を
示す図7相当図
【図20】ほぐし運転の運転パターンの今一つ異なる例
を示す図7相当図
【図21】ほぐし運転の設定内容の異なる例を示す図6
相当図
【図22】ほぐし運転の設定内容の更に異なる例を示す
特性図
【符号の説明】
4はドラム、10はファン(温風供給装置)、11はモ
ータ(ドラム駆動装置、温風供給装置)、25は連結ダ
クト(温風供給装置)、28はヒータ(温風供給装置の
加熱源)、29は電極(被乾燥衣類データ検知手段、乾
燥率検知手段)、30はマイクロコンピュータ(制御手
段)、44,47は回転センサ(被乾燥衣類データ検知
手段)、48はモータ(ドラム駆動装置)49はモータ
(温風供給装置)を示す。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被乾燥衣類を収容するドラムと、このド
    ラムを回転駆動するドラム駆動装置、及びドラム内に温
    風を供給する温風供給装置とを具備するものにおいて、
    前記ドラム内に収容した被乾燥衣類のデータを検知する
    被乾燥衣類データ検知手段を具えると共に、その検知結
    果に基づいて設定した周期で前記ドラムを正逆転させる
    ことによりほぐし運転を行なう制御をする制御手段を具
    えたことを特徴とする衣類乾燥機。
  2. 【請求項2】 制御手段が、ほぐし運転時に、被乾燥衣
    類データ検知手段の検知結果に基づいて設定した回数で
    もドラムを正逆転させる制御をすることを特徴とする請
    求項1記載の衣類乾燥機。
  3. 【請求項3】 制御手段が、ほぐし運転時に、被乾燥衣
    類データ検知手段の検知結果に基づいて設定した回転速
    度でもドラムを正逆転させる制御をすることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の衣類乾燥機。
  4. 【請求項4】 制御手段が、ほぐし運転を乾燥運転の初
    期に行なう制御をすることを特徴とする請求項1記載の
    衣類乾燥機。
  5. 【請求項5】 制御手段が、ほぐし運転を被乾燥衣類の
    乾燥率が所定の乾燥率に達して以後行なう制御をするこ
    とを特徴とする請求項1記載の衣類乾燥機。
  6. 【請求項6】 制御手段が、ほぐし運転を行なった後に
    被乾燥衣類データ検知手段による被乾燥衣類データの検
    知を再度行ない、その検知結果に基づいてその後の運転
    の制御をすることを特徴とする請求項1記載の衣類乾燥
    機。
  7. 【請求項7】 制御手段が、ドラムの正逆転周期を段階
    的又はランダムに増減させてほぐし運転を行なう制御を
    することを特徴とする請求項1記載の衣類乾燥機。
  8. 【請求項8】 制御手段が、ドラムの正逆転に代えて一
    方向の間欠回転でほぐし運転を行なう制御をすることを
    特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の衣類乾
    燥機。
  9. 【請求項9】 被乾燥衣類データ検知手段が、対を成す
    電極で被乾燥衣類のデータを検知することを特徴とする
    請求項1記載の衣類乾燥機。
  10. 【請求項10】 ドラム駆動装置と温風供給装置とが共
    通のモータを駆動源とし、制御手段が、ドラムを逆転さ
    せるときに温風供給装置の加熱手段をオフさせる制御を
    することを特徴とする請求項1記載の衣類乾燥機。
  11. 【請求項11】 ドラム駆動装置と温風供給装置とがそ
    れぞれ専用のモータを駆動源とすることを特徴とする請
    求項1記載の衣類乾燥機。
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