JP2001268782A - モータロック検出装置 - Google Patents

モータロック検出装置

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JP2001268782A JP2000074770A JP2000074770A JP2001268782A JP 2001268782 A JP2001268782 A JP 2001268782A JP 2000074770 A JP2000074770 A JP 2000074770A JP 2000074770 A JP2000074770 A JP 2000074770A JP 2001268782 A JP2001268782 A JP 2001268782A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】モータの自己判断時におけるモータ駆動音を低
減することができるモータロック検出装置の提供。 【解決手段】モータを所定時間だけ回転駆動させてモー
タのロック状態を検出するモータロック検出装置におい
て、モータの駆動電源電圧を検出する電源電圧検出手段
aと、電源電圧検出手段aで検出された電源電圧が所定
値未満である時はオンデューティ比100%でモータを
駆動させ、電源電圧が所定値以上である時はオンデュー
ティ比100%より小さなデューティ比でモータを駆動
させるモータ駆動手段bと、モータ駆動手段bによるモ
ータ駆動が終了した時に発生する逆起電力を検出する逆
起電力検出手段cと、逆起電力検出手段cにおいて逆起
電力が検出されない場合にモータがロック状態にあると
判定するモータロック状態判定手段dと、備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、モータを含むポ
ンプ駆動系の異常、即ち、モータのロック状態を検出す
るモータロック検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、モータロック検出装置として
は、例えば、特開平8−3103761号公報「アンチ
スキッド制御装置」に記載のものが知られている。この
従来例におけるモータロック検出装置(モータ回転状態
自己診断手段)は、ポンプ駆動用モータを所定駆動時間
だけ回転駆動させてその回転状態を自己診断する場合
に、電源電圧検出手段で検出した電源電圧が設定値以下
である時に長めの第1設定時間だけモータを駆動させ、
また、電源電圧が設定値を越えている時に第1の設定時
間より短い第2の設定時間だけモータを駆動させるよう
にしたものであった。また、この自己診断時におけるモ
ータ駆動はオンデューティ比100%で駆動させるよう
になっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、従来
例のモータロック検出装置にあっては、上述のように、
自己診断時においてオンデューティ比100%でモータ
を駆動させるようになっていたため、モータ駆動音が大
きく、従って、搭乗者に不快感を与えるという問題点が
あった。
【0004】本発明は、上述のような従来の問題点に着
目してなされたもので、モータの自己診断時におけるモ
ータ駆動音を低減することができるモータロック検出装
置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上述の目的を達成する
ために本発明請求項1記載のモータロック検出装置で
は、図1のクレーム対応図に示すように、モータを所定
時間だけ回転駆動させてモータのロック状態を検出する
モータロック検出装置において、前記モータの駆動電源
電圧を検出する電源電圧検出手段aと、該電源電圧検出
手段aで検出された電源電圧が所定値未満である時はオ
ンデューティ比100%でモータを駆動させ、電源電圧
が所定値以上である時はオンデューティ比100%より
小さなデューティ比でモータを駆動させるモータ駆動手
段bと、該モータ駆動手段bによるモータ駆動が終了し
た時に発生する逆起電力を検出する逆起電力検出手段c
と、該逆起電力検出手段cにおいて逆起電力が検出され
ない場合にモータがロック状態にあると判定するモータ
ロック状態判定手段dと、備えている手段とした。
【0006】請求項2記載のモータロック検出装置で
は、モータを所定時間だけ回転駆動させてモータのロッ
ク状態を検出するモータロック検出装置において、オン
デューティ比100%より小さなデューティ比でモータ
を駆動させる第1駆動手段と、オンデューティ比100
%でモータを駆動させる第2駆動手段と、前記第1駆動
手段および第2駆動手段によるモータ駆動が終了した時
に発生する逆起電力を検出する逆起電力検出手段と、前
記第1駆動手段によりモータを駆動させ該モータ駆動が
終了した時に逆起電力が検出されるとモータが正常であ
ると判定し、逆起電力が検出されない時は前記第2駆動
手段によりモータを駆動させ該モータ駆動が終了した時
に逆起電力が検出されるとモータが正常であると判定
し、逆起電力が検出されない時はモータがロック状態に
あると判定するモータロック状態判定手段と、を備えて
いる手段とした。
【0007】
【作用】 本発明請求項1に記載のモータロック検出装
置では、上述のように、電源電圧検出手段aで検出され
た電源電圧が所定値未満である時はオンデューティ比1
00%でモータを駆動させるが、電源電圧が所定値以上
である時はオンデューティ比100%より小さなデュー
ティ比でモータを駆動させるようにしたことにより、モ
ータロック状態でなく、かつ、電源電圧が所定値以上で
ある時は、モータの自己診断時におけるモータ駆動音を
低減させることができるようになる。また、まず、電源
電圧を検出することにより、モータ駆動電源のオンデュ
ーティ比を検出電圧に応じた最適な値に設定することが
可能となる。
【0008】請求項2記載のモータロック検出装置で
は、上述のように、まず、第1駆動手段により、オンデ
ューティ比100%より小さなデューティ比でモータを
駆動させ、その駆動終了時に逆起電力が検出されない場
合にのみ、第2駆動手段により、オンデューティ比10
0%でモータを駆動させてモータロック状態を判定する
ようにしたことで、駆動電圧が十分でありかつモータロ
ック状態にない時は、モータの自己診断時におけるモー
タ駆動音を低減させることができるようになる。また、
モータの駆動と判定を2回行うことで、検出精度の向上
が可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態を図
面により詳述する。 (発明の実施の形態1)図2は本発明の実施の形態1の
モータロック検出装置の概要を示す基本構成図であり、
図において、Aはアンチスキッド制御装置、1は液圧ポ
ンプ駆動用モータ、2はバッテリ(電源)、Bはモータ
ロック検出装置、3はバッテリ電圧検出回路(電源電圧
検出手段)、4はモータ駆動回路、5は誘導電圧検出回
路(逆起電力検出手段)、6はモータロック状態判定回
路(モータロック状態判定手段)、7は警告灯を示す。
【0010】前記モータロック状態判定装置Bにおける
判定制御内容を図3のフローチャートにより説明する。
まず、ステップS1では、前記バッテリ電圧検出回路3
で検出されたバッテリ電圧検出値VB1を読み込み、続
くステップS2ではバッテリ電圧検出値VB1が設定電
圧V (例えば、規定電圧14Vに対し、12V)以
上であるか否かを判定し、YES(VB1≧V )で
ある時はステップS3に進んでモータPWM(パルスワ
イズモジュレーション)駆動信号SPMをONした後、
ステップS5へ進み、NO(VB1<V )である時
はステップS4に進み、モータ駆動回路4において通常
モータ駆動信号SNMをONした後、ステップS5へ進
む。
【0011】そして、このステップS5では、第2の設
定時間tS2(例えば1sec )でタイムアップするソフ
トウエアタイマをセットし、そのカウント値t を1
だけインクリメントした後、ステップS6に進み、カウ
ント値t が第2の設定時間tS2に達したか否かを
判定し、NO(t <tS2)である時は前記ステッ
プS5に戻り、YES(t ≧tS2)である時は、
タイムアップしたものとしてステップS7に進む。な
お、前記第2の設定時間tS2は、バッテリ電圧が高電
圧でありかつモータ1を含むポンプ駆動系が固着状態と
なっている場合に、モータ1に駆動電流を流しても異常
発熱を生じない程度の時間に設定されている。
【0012】このステップS7では、再度バッテリ電圧
検出値VB2を読み込み、続くステップS8では、この
バッテリ電圧検出値VB2が設定電圧値V (例えば
10V)以上であるか否かを判定し、YES(VB2
)である時は、そのままステップS11に進み、
NO(VB2<V )である時は、ステップS9に進
む。
【0013】このステップS9では、前記ステップS
5、S6における第2の設定時間t と通算して第1
の設定時間tS1(例えば4.5sec )となる設定時間
S3(例えば3.5sec )でタイムアップするソフト
ウエアタイマをセットし、そのカウント値t を1だ
けインクリメントした後、ステップS10に進み、カウ
ント値t が設定時間tS3に達したか否かを判定
し、NO(t <tS3)である時は前記ステップS
9に戻り、YES(t ≧tS3)である時は、タイ
ムアップしたものとしてステップS11に進む。なお、
前記第1の設定時間は、バッテリ電圧が低電圧でありか
つモータ1を含むポンプ駆動系が固着状態を生じていな
い正常である時にモータ1を確実に回転駆動できる程度
の時間に設定されている。
【0014】ステップS11では、前記ステップS3ま
たはS4でONしたモータPWM駆動信号SPMまたは
通常モータ駆動信号SNMをOFF状態にした後、ステ
ップS12に進み、リレー接点等の作動遅れ等の応答遅
れを生じた場合を考慮する所定時間tS4(例えば20
msec )でカウントアップするソフトウエアタイマをセ
ットし、そのカウント値t を1だけインクリメント
した後、ステップS13に進み、カウント値t が設
定時間tS4に達したか否かを判定し、NO(t
S4)である時は前記ステップS12に戻り、YES
(t ≧tS4)である時は、タイムアップしたもの
としてステップS14に進む。
【0015】ステップS14では、モータロック状態判
定回路6において、誘導電圧検出回路5で検出された誘
起電圧検出値(モータ1の回転により誘起される逆起電
力値であり、この発明の実施の形態1では、モータ検出
電圧VMPから読み込まれる。)V を読み込んだ
後、ステップS15に進み、モータ1が正常であるか否
かを判定する。この判定は、誘起電圧検出値V (モ
ータ検出電圧VMR)のレベルを見ることにより行わ
れ、モータ検出電圧VMPがローレベル(誘起電圧検出
値V がハイレベル)である時は、モータ1が正常回
転状態状態であると判断してステップS16に進み、ア
ンチスキッド制御許可フラグFASを1にセットし、こ
れで1回のフローを終了する。
【0016】また、前記モータ検出電圧VMPがハイレ
ベル(誘起電圧検出値V がローレベル)である時
は、モータ1を含むポンプ駆動系に固着が発生した異常
状態であると判断してステップS17に進む。そして、
このステップS17では、ポンプ駆動系の固着異常を表
す履歴を不揮発メモリまたはバックアップ電源が供給さ
れた履歴格納メモリに格納し、続くステップS18で
は、ハイレベルの警告灯7を点灯させ、続くステップS
19では、アンチスキッド制御許可フラグFASを0に
リセットした後、これで1回のフローを終了する。
【0017】次に、前記モータロック状態判定装置Bに
おける判定制御内容を、図4〜7のタイムチャートによ
り説明する。 (イ)モータ正常時でバッテリ電圧が高い場合(VB1
≧V ) モータ1を含むポンプ駆動系に異常がなく、かつ、バッ
テリ2の電圧が規定電圧14Vに対し、12V以上であ
る時は、図4に示すように、モータPWM駆動信号S
PMをONすることにより、オンデューティ比100%
より低いオンデューティ比(例えば、50%。なお、こ
のオンデューティ比はバッテリ電圧検出値VB2に反比
例して可変設定される。)でモータ1を第1の設定時間
だけ駆動させた後、モータPWM駆動信号SPM
をOFFにすると、応答遅れを考慮した設定時間tS4
を経過した時点におけるモータ検出電圧VMPがローレ
ベルとなる。これは、モータ1を含むポンプ駆動系に異
常がなく、モータ1が正常に回転していた場合には、モ
ータ1への駆動信号をOFFにしても、慣性力でモータ
1が回転することで逆起電力が発生して誘起電圧検出値
がハイレベルとなるため、一時的にモータ検出電
圧VMPがローレベルとなる。
【0018】従って、このモータ検出電圧VMPのレベ
ルがモータON・OFF閾値以下であるか否かを判定す
ることにより、モータ1を含むポンプ駆動系の正常状態
を判定することができる。そして、以上のように、モー
タ1の電源電圧となるバッテリ2の電圧が12V以上で
ある時はオンデューティ比100%より小さなデューテ
ィ比でモータ1を駆動させるようにしたことにより、バ
ッテリ2の電圧が所定値以上である時は、モータ1の自
己診断時におけるモータ駆動音を低減させることができ
ることになる。
【0019】(ロ)モータ正常時でバッテリ電圧が低い
場合(VB1<V ) モータ1を含むポンプ駆動系に異常がなく、かつ、バッ
テリ2の電圧が12V未満である時は、図5に示すよう
に、通常モータ駆動信号SNMをONすることにより、
オンデューティ比100%でモータ1を駆動させる点が
相違するもので、以後の判定処理は前記(イ)同様であ
る。
【0020】(ハ)モータ異常時 以上とは逆に、図6に示すようにモータPWM駆動信号
PMをOFFにし、または、図7に示すように通常モ
ータ駆動信号SNMをOFFにし、応答遅れを考慮した
設定時間tS4を経過した時点におけるモータ検出電圧
MPがモータON・OFF閾値を越えている場合は、
モータ1を含むポンプ駆動系に固着が発生した異常状態
であるとの判定がなされることになる。
【0021】以上説明してきたように、この発明の実施
の形態1のモータロック検出装置によれば、バッテリ電
圧検出回路3で検出されたバッテリ電圧検出値VB1
12V未満である時はオンデューティ比100%でモー
タを駆動させるが、12V以上である時はオンデューテ
ィ比100%より小さなデューティ比でモータ1を駆動
させるようにしたことにより、モータロック状態にな
く、かつ、バッテリ電圧検出値VB1が所定値以上であ
る時は、モータ1の自己診断時におけるモータ駆動音を
低減させることができるようになるという効果が得られ
る。
【0022】また、まず、バッテリ電圧検出値VB1
検出することにより、モータ駆動電源のオンデューティ
比を検出電圧値に応じた最適な値に設定することが可能
となり、これにより、モータ駆動電源のオンデューティ
比を極力下げることができるようになる。
【0023】(発明の実施の形態2)次に、発明の実施
の形態2のモータロック検出装置について説明する。な
お、この発明の実施の形態2のモータロック検出装置
は、前記発明の実施の形態1とは、モータロック状態判
定装置Bにおける判定制御の内容を異にするものであ
り、その他の構成は前記発明の実施の形態1と同様であ
るため、同様の構成部分には同一の符号を付してその説
明を省略し、相違点について説明する。
【0024】即ち、この発明の実施の形態2では、ま
ず、オンデューティ比100%より小さなデューティ比
でモータ1を駆動させことにより、モータ1の自己診断
を行い、その結果正常とは判定できない場合にのみ、オ
ンデューティ比100%でモータ1を駆動させてモータ
1の自己診断を行うようにしたものである。
【0025】まず、前記モータロック状態判定装置Bに
おける判定制御内容を、図8のフローチャートにより説
明する。まず、ステップS1では、モータPWM駆動信
号SPMをONした後、ステップS3へ進み、モータ駆
動回数カウントC を0にリセットすると共に、続く
ステップS4では、第2の設定時間tS2(例えば1se
c )でタイムアップするソフトウエアタイマをセット
し、そのカウント値t を1だけインクリメントした
後、ステップS5に進み、カウント値t が第2の設
定時間tS2に達したか否かを判定し、NO(t
S2)である時は前記ステップS4に戻り、YES
(t ≧tS2)である時は、タイムアップしたもの
としてステップS6に進む。なお、前記第2の設定時間
S2は、バッテリ電圧が高電圧でありかつモータ1を
含むポンプ駆動系が固着状態となっている場合に、モー
タ1に駆動電流を流しても異常発熱を生じない程度の時
間に設定されている。
【0026】このステップS6では、前記バッテリ電圧
検出回路3で検出されたバッテリ電圧検出値V を読
み込み、続くステップS7では、このバッテリ電圧検出
値V が設定電圧値V (例えば10V)以上である
か否かを判定し、YES(V ≧V )である時は、
そのままステップS11に進み、NO(V <V
である時は、ステップS8に進む。
【0027】このステップS8では、前記ステップS
4、S5における第2の設定時間t と通算して第1
の設定時間tS1(例えば4.5sec )となる設定時間
S3(例えば3.5sec )でタイムアップするソフト
ウエアタイマをセットし、そのカウント値t を1だ
けインクリメントした後、ステップS9に進み、カウン
ト値t が設定時間tS3に達したか否かを判定し、
NO(t <tS3)である時は前記ステップS8に
戻り、YES(t ≧tS3)である時は、タイムア
ップしたものとしてステップS10に進む。なお、前記
第1の設定時間は、バッテリ電圧が低電圧でありかつモ
ータ1を含むポンプ駆動系が固着状態を生じていない正
常である時にモータ1を確実に回転駆動できる程度の時
間に設定されている。
【0028】ステップS10では、前記ステップS1ま
たは後述のステップS2でONしたモータPWM駆動信
号SPMまたは通常モータ駆動信号SNMをOFF状態
にした後、ステップS11に進み、リレー接点等の作動
遅れ等の応答遅れを生じた場合を考慮する所定時間t
S4(例えば20msec )でカウントアップするソフト
ウエアタイマをセットし、そのカウント値t を1だ
けインクリメントした後、ステップS12に進み、カウ
ント値t が設定時間tS4に達したか否かを判定
し、NO(t <tS4)である時は前記ステップS
11に戻り、YES(t ≧tS4)である時は、タ
イムアップしたものとしてステップS13に進む。そし
て、このステップS13では、モータ駆動回数カウント
を1だけインクリメントした後、ステップS14
に進む。
【0029】ステップS14では、モータロック状態判
定回路6において、誘導電圧検出回路5で検出された誘
起電圧検出値V を読み込んだ後、ステップS15に
進み、モータ1が正常であるか否かを判定する。この判
定は、誘起電圧検出値V(モータ検出電圧VMP)の
レベルを見ることにより行われ、モータ検出電圧V MP
がローレベル(誘起電圧検出値V がハイレベル)で
ある時は、モータ1が正常回転状態状態であると判断し
てステップS16に進み、アンチスキッド制御許可フラ
グFASを1にセットし、これで1回のフローを終了す
る。
【0030】また、前記モータ検出電圧VMPがハイレ
ベル(誘起電圧検出値V がローレベル)である時
は、モータ1を含むポンプ駆動系に固着が発生した異常
状態である可能性があると判断してステップS17に進
む。そして、このステップS17では、モータ駆動回数
カウントC が2以上であるか否かを判定し、NO
(C <2)である時は、ステップS2に進んで、モ
ータ駆動回路4において通常モータ駆動信号SPMをO
Nした後、前記ステップS4〜ステップS15を繰り返
す。その結果、ステップS15において、モータ検出電
圧VMPがローレベル(誘起電圧検出値V がハイレ
ベル)であるとの判定がなされた時は、モータ1が正常
回転状態状態であると判断してステップS16に進み、
アンチスキッド制御許可フラグFASを1にセットし、
これで1回のフローを終了する。
【0031】また、前記ステップS17の判定がYES
(C ≧2)である時は、ステップS18に進み、ポ
ンプ駆動系の固着異常を表す履歴を不揮発メモリまたは
バックアップ電源が供給された履歴格納メモリに格納
し、続くステップS19では、ハイレベルの警告灯7を
点灯させ、続くステップS20では、アンチスキッド制
御許可フラグFASを0にリセットした後、これで1回
のフローを終了する。
【0032】次に、前記モータロック状態判定装置Bに
おける判定制御内容を、図9〜11のタイムチャートに
より説明する。 (イ)モータ正常時でバッテリ電圧が高い場合 モータ1を含むポンプ駆動系に異常がなく、かつ、バッ
テリ電圧が高いときは、図9に示すように、まず、モー
タPWM駆動信号SPMをONすることにより、オンデ
ューティ比100%より低いオンデューティ比(例え
ば、50%)でモータ1を第1の設定時間t だけ駆
動させた後、モータPWM駆動信号SPMをOFFにす
ると、応答遅れを考慮した設定時間tS4を経過した時
点におけるモータ検出電圧VMPがローレベルとなる。
これは、モータ1を含むポンプ駆動系に異常がなく、モ
ータ1が正常に回転していた場合には、モータ1への駆
動信号をOFFにしても、慣性力でモータ1が回転する
ことで逆起電力が発生して誘起電圧検出値V がハイ
レベルとなるため、一時的にモータ検出電圧VMPがロ
ーレベルとなる。
【0033】従って、このモータ検出電圧VMPのレベ
ルがモータON・OFF閾値以下であるか否かを判定す
ることにより、モータ1を含むポンプ駆動系の正常状態
を判定することができる。そして、以上のように、モー
タ1を含むポンプ駆動系が正常であり、かつ、モータ1
のバッテリ電圧が高い時は、オンデューティ比100%
より小さなデューティ比でモータ1を駆動させるだけで
すむため、モータ1の自己診断時におけるモータ駆動音
を低減させることができることになる。
【0034】(ロ)モータ正常時でバッテリ電圧が低い
場合 モータ1を含むポンプ駆動系に異常がないが、バッテリ
電圧が低い時は、図10に示すように、オンデューティ
比100%より低いオンデューティ比ではモータ1が回
転せず、これにより、モータ異常判定がなされるため、
このような場合は、2回目に通常モータ駆動信号SNM
をONすることにより、モータ1を回転させることがで
き、その結果、モータ1の正常を判定することができ
る。
【0035】(ハ)モータ異常時 以上とは逆に、図11に示すように、1回目にモータP
WM駆動信号SPMをON後OFFにし、および、2回
目に通常モータ駆動信号SNMをON後OFFにし、そ
れぞれ応答遅れを考慮した設定時間tS4を経過した時
点におけるモータ検出電圧VMPのいずれもががモータ
ON・OFF閾値を越えている場合は、モータ1を含む
ポンプ駆動系に固着が発生した異常状態であるとの判定
がなされることになる。
【0036】以上説明してきたように、この発明の実施
の形態1のモータロック検出装置によれば、上述のよう
に、まず、オンデューティ比100%より小さなデュー
ティ比でモータ1を駆動させ、その駆動終了時にモータ
1の正常を判定できない場合にのみ、オンデューティ比
100%でモータ1を駆動させてモータロック状態を判
定するようにしたことで、バッテリ電圧が十分でありか
つモータ1を含むポンプ駆動系に異常がない時は、モー
タ1の自己診断時におけるモータ駆動音を低減させるこ
とができるようになるという効果が得られる。また、モ
ータ1の駆動と判定を2回行うことで、検出精度の向上
が可能となる。
【0037】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、具体的な構成はこれらの発明の実施の形
態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない
範囲における設計変更等があっても本発明に含まれる。
【0038】例えば、発明の実施の形態では、逆起電力
の検出をモータ検出電圧から読み込むようにしたが、別
に検出するようにしてもよい。また、発明の実施の形態
では、アンチスキッド制御装置の液圧ポンプ駆動用モー
タに本発明を適用した例を示したが、その他の全てのモ
ータのロック状態を検出する場合に適用することができ
る。
【0039】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明請求項1
に記載のモータロック検出装置にあっては、モータの駆
動電源電圧を検出する電源電圧検出手段と、該電源電圧
検出手段で検出された電源電圧が所定値未満である時は
オンデューティ比100%でモータを駆動させ、電源電
圧が所定値以上である時はオンデューティ比100%よ
り小さなデューティ比でモータを駆動させるモータ駆動
手段と、該モータ駆動手段によるモータ駆動が終了した
時に発生する逆起電力を検出する逆起電力検出手段と、
該逆起電力検出手段において逆起電力が検出されない場
合にモータがロック状態にあると判定するモータロック
状態判定手段と、備えている手段としたことで、モータ
ロック状態になく、かつ、電源電圧が所定値以上である
時は、モータの自己診断時におけるモータ駆動音を低減
させることができるようになるという効果が得られる。
また、まず、電源電圧を検出することにより、モータ駆
動電源のオンデューティ比を検出電圧に応じた最適な値
に設定することが可能となる。
【0040】請求項2記載のモータロック検出装置で
は、オンデューティ比100%より小さなデューティ比
でモータを駆動させる第1駆動手段と、オンデューティ
比100%でモータを駆動させる第2駆動手段と、前記
第1駆動手段および第2駆動手段によるモータ駆動が終
了した時に発生する逆起電力を検出する逆起電力検出手
段と、前記第1駆動手段によりモータを駆動させ該モー
タ駆動が終了した時に逆起電力が検出されるとモータが
正常であると判定し、逆起電力が検出されない時は前記
第2駆動手段によりモータを駆動させ該モータ駆動が終
了した時に逆起電力が検出されるとモータが正常である
と判定し、逆起電力が検出されない時はモータがロック
状態にあると判定するモータロック状態判定手段と、を
備えている手段としたことで、駆動電圧が十分でありか
つモータロック状態にない時は、モータの自己診断時に
おけるモータ駆動音を低減させることができるようにな
るという効果が得られる。また、モータの駆動と判定を
2回行うことで、検出精度の向上が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クレーム対応図である。
【図2】本発明の実施の形態1のモータロック検出装置
の概要を示す基本構成図である。
【図3】本発明の実施の形態1のモータロック検出装置
の判定制御内容を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態1のモータロック検出装置
の判定制御内容(モータ正常時、バッテリ電圧高時)を
示すタイムチャートである。
【図5】本発明の実施の形態1のモータロック検出装置
の判定制御内容(モータ正常時、バッテリ電圧低下時)
を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態1のモータロック検出装置
の判定制御内容(モータ異常時)を示すタイムチャート
である。
【図7】本発明の実施の形態1のモータロック検出装置
の判定制御内容(モータ異常時)を示すタイムチャート
である。
【図8】本発明の実施の形態2のモータロック検出装置
の判定制御内容を示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態2のモータロック検出装置
の判定制御内容(モータ正常時、バッテリ電圧高時)を
示すタイムチャートである。
【図10】本発明の実施の形態2のモータロック検出装
置の判定制御内容(モータ正常時、バッテリ電圧低下
時)を示すタイムチャートである。
【図11】本発明の実施の形態2のモータロック検出装
置の判定制御内容(モータ異常時)を示すタイムチャー
トである。
【符号の説明】
A アンチスキッド制御装置 B モータロック検出装置 1 液圧ポンプ駆動用モータ 2 バッテリ(電源) 3 バッテリ電圧検出回路(バッテリ電圧検出手段) 4 モータ駆動回路 5 誘導電圧検出回路(逆起電力検出手段) 6 モータロック状態判定回路(モータロック状態判定
手段) 7 警告灯

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータを所定時間だけ回転駆動させてモー
    タのロック状態を検出するモータロック検出装置におい
    て、 前記モータの駆動電源電圧を検出する電源電圧検出手段
    と、 該電源電圧検出手段で検出された電源電圧が所定値未満
    である時はオンデューティ比100%でモータを駆動さ
    せ、電源電圧が所定値以上である時はオンデューティ比
    100%より小さなデューティ比でモータを駆動させる
    モータ駆動手段と、 該モータ駆動手段によるモータ駆動が終了した時に発生
    する逆起電力を検出する逆起電力検出手段と、 該逆起電力検出手段において逆起電力が検出されない場
    合にモータがロック状態にあると判定するモータロック
    状態判定手段と、を備えていることを特徴とするモータ
    ロック検出装置。
  2. 【請求項2】モータを所定時間だけ回転駆動させてモー
    タのロック状態を検出するモータロック検出装置におい
    て、 オンデューティ比100%より小さなデューティ比でモ
    ータを駆動させる第1駆動手段と、 オンデューティ比100%でモータを駆動させる第2駆
    動手段と、 前記第1駆動手段および第2駆動手段によるモータ駆動
    が終了した時に発生する逆起電力を検出する逆起電力検
    出手段と、 前記第1駆動手段によりモータを駆動させ該モータ駆動
    が終了した時に逆起電力が検出されるとモータが正常で
    あると判定し、逆起電力が検出されない時は前記第2駆
    動手段によりモータを駆動させ該モータ駆動が終了した
    時に逆起電力が検出されるとモータが正常であると判定
    し、逆起電力が検出されない時はモータがロック状態に
    あると判定するモータロック状態判定手段と、を備えて
    いることを特徴とするモータロック検出装置。
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