JP2001263544A - 非透過型複合ホース - Google Patents
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Abstract
の冷媒輸送用ホースや燃料ホースにおいて、ホースに作
用する曲げ,変形,延伸等の力から金属箔を保護する。 【解決手段】 ラミネート層の内外両側を、ホースの柔
軟性を維持できる程度の薄膜樹脂層でサンドイッチ状に
挟着し、これによってラミネート層を固定,保護すると
共に、併せて冷媒等に対する非透過性を更に向上させ
る。
Description
に関し、更に詳しくは、金属箔又は金属蒸着層を含んだ
ラミネート層を薄膜樹脂層で挟んだサンドイッチ構造の
非透過層を有する非透過型複合ホースに関する。本発明
に係る非透過型複合ホースは、その具体的な実施形態に
応じて、主として自動車用の、二酸化炭素冷媒等の冷媒
輸送用ホース、燃料ホース等に特に好ましく用いられる
ものである。
る二酸化炭素冷媒等の冷媒輸送用ホースにおいては、シ
ステムメンテナンスや環境面の配慮等から、冷媒非透過
型のホースが強く求められており、そのための有力な対
策の一つとして、金属箔又は金属蒸着層を含んだラミネ
ート層をホースに組み込むことが行われている。燃料ホ
ースにおいても、環境面の配慮から燃料非透過型のホー
スが求められており、上記ラミネート層の利用は極めて
有効であると考えられる。
ト層をホースに組み込む場合、例えば最内層に耐冷媒性
/耐燃料性や冷媒非透過性/燃料非透過性の優れたゴム
材料層を設け、その外側をラミネート層として、更に耐
圧を要求される場合にはその外側に中間ゴム層等を介し
て補強糸層を設け、最外層に耐候性ゴム材料等からなる
ゴム外管層を設けるのが通常であった。
ように構成された非透過型ホースでは、ホース中におい
てラミネート層が十分に固定もしくは補強された構造と
なっていないため、冷媒の加圧,車体の振動,衝撃等に
起因してホースに作用し得るホースの曲げや変形,ホー
ス管壁部の延伸等の変位がラミネート層にもダイレクト
に伝達され、その結果、金属箔の破損等を招いて、ホー
スの非透過性を損ない易かった。
透過型複合ホースにおいて、その金属箔の破損等を有効
に防止することを、解決すべき課題とする。本願発明者
は、ラミネート層を薄膜樹脂層によって挟んだサンドイ
ッチ構造がこの目的に極めて好適であり、かつ、薄膜樹
脂層を適正に構成することでホースに必要な柔軟性も確
保し得ることを知って、本願発明を完成した。
課題を解決するための本願第1発明(請求項1に記載の
発明)の構成は、金属箔又は金属蒸着層を含んだラミネ
ート層と、その内外両側に隣接する薄膜樹脂層とによっ
て、サンドイッチ構造の非透過層が形成されている、非
透過型複合ホースである。
めの本願第2発明(請求項2に記載の発明)の構成は、
前記第1発明に係る非透過層がホースの最内層を構成し
ている、非透過型複合ホースである。
めの本願第3発明(請求項3に記載の発明)の構成は、
前記第1発明に係る非透過層の内側に更にゴム材料層が
設けられている、非透過型複合ホースである。
めの本願第4発明(請求項4に記載の発明)の構成は、
前記第1発明〜第3発明に係る非透過層の外側には、補
強層及びゴム外管層が設けられている、非透過型複合ホ
ースである。
めの本願第5発明(請求項5に記載の発明)の構成は、
前記非透過層と第4発明に係る補強層の間には、中間ゴ
ム層が設けられている、非透過型複合ホースである。
めの本願第6発明(請求項6に記載の発明)の構成は、
前記第1発明〜第5発明に係るラミネート層が、以下
1)〜3)のいずれかに樹脂フィルムを積層したテープ
状のラミネートシートを、螺旋巻き又は縦添え巻きする
ことにより形成されている、非透過型複合ホースであ
る。 1)金属箔 2)金属箔及び補強材 3)金属蒸着層 (第7発明の構成)上記課題を解決するための本願第7
発明(請求項7に記載の発明)の構成は、前記第1発明
〜第6発明に係る非透過層における内側及び/又は外側
の薄膜樹脂層が、エチレンビニルアルコール共重合体樹
脂(EVOH),ポリアミド/変性ポリオレフィンブレ
ンド樹脂,ポリアミド樹脂又はフッ素系樹脂からなる、
非透過型複合ホースである。
めの本願第8発明(請求項8に記載の発明)の構成は、
前記第1発明〜第7発明に係る非透過層における内側及
び/又は外側の薄膜樹脂層が、20μm〜300μmの
厚さである、非透過型複合ホースである。
明においては、金属箔又は金属蒸着層を含んだラミネー
ト層を内外両側の薄膜樹脂層でサンドイッチ構造状に挟
着するので、ラミネート層が薄膜樹脂層間に挟着された
状態で固定・保護された構造となる。
変形,ホース管壁部の延伸等の力が作用しても、これら
の力は薄膜樹脂層で受け止められ(吸収又は緩和さ
れ)、ラミネート層にはダイレクトに伝達されないた
め、ラミネート層の金属箔や金属蒸着層を形成したフィ
ルムに対して捩れ,折れ,延伸等の変位力が作用せず、
金属箔や金属蒸着フィルムの破損が起こり難い。このた
め、ホースの非透過性が損なわれない。
に比較して高度の冷媒非透過性を示し、又、高温高圧時
に発現し得る二酸化炭素冷媒の超臨界状態に対してもゴ
ム内管層のような膨潤,発泡等の劣化を示さない。従っ
て非透過層、即ちその内層側の薄膜樹脂層がホースの最
内層を構成する第2発明の非透過型複合ホースは、カー
エアコン等における非透過型二酸化炭素冷媒輸送用ホー
スとして特に好適である。
ては、非透過層の内側に更にゴム材料層を設けるので、
該ゴム材料層を、例えば耐燃料膨潤性や燃料非透過性の
優れたフッ素ゴム(FKM),アクリロニトリル・ブタ
ジエンゴム(NBR)等を用いて構成することにより非
透過型燃料ホースとして好適に用いることができる。
ては、非透過層の外側に補強層及びゴム外管層を設ける
ので、これらの構成要素の一般的なメリット、即ち補強
層により耐圧性やホース強度、ゴム外管層により耐オゾ
ン性,外部衝撃からの保護作用,パイプ接続部のシール
性等を、それぞれ第1発明〜第3発明の非透過型複合ホ
ースに対して付与することができる。
ては、非透過層と補強層の間に中間ゴム層を設けるの
で、該中間ゴム層によって、非透過層と補強層との接合
性を向上させ、非透過層に加わる曲げ,変形,延伸の力
を緩和し、また非透過型複合ホース全体の柔軟性を向上
させることができる。
ては、金属箔,金属箔及び補強材,金属蒸着層のいずれ
かに樹脂フィルムを積層したテープ状のラミネートシー
トを用いてラミネート層を構成するので、ホースの曲
げ,変形,延伸に対して、樹脂フィルムの保護作用によ
り金属箔等の疲労による損傷や破断が起こり難く、高度
の非透過性を耐久的に確保することができる。
螺旋巻き又は縦添え巻きしてラミネート層を構成するの
で、筒状体であるホースにおけるラミネート層の形成を
極めて容易に行うことができる。
強材が含まれる場合には、前記樹脂フィルムの保護作用
を超える強い力でホース壁部が延伸されたり曲げられた
りした場合にも、金属箔と一緒に含まれる補強材の伸び
抵抗によって金属箔の破断を回避することができる。
ては、非透過層における内側及び/又は外側の薄膜樹脂
層を、冷媒又は燃料に対する非透過性に優れ、かつ柔軟
性も良いEVOH,ポリアミド/変性ポリオレフィンブ
レンド樹脂,ポリアミド樹脂又はフッ素系樹脂を以て構
成するので、ホースの非透過性が一層向上し、かつホー
スに対して自動車の走行振動やエンジン振動に耐える柔
軟性が与えられる。
に、非透過層における薄膜樹脂層を20μm〜300μ
mの厚さに形成した場合、該薄膜樹脂層による上記各種
の保護作用や非透過作用と、ホースの柔軟性の維持とを
特にバランス良く両立させることができる。
の形態について説明する。以下において単に「本発明」
と言うときは、第1発明〜第8発明を一括して指してい
る。
の非透過型複合ホースは各種流体輸送用の非透過型ホー
スとして利用できるが、特に冷媒輸送用ホースや燃料ホ
ース等、とりわけ自動車用のものに好ましく用いられ
る。冷媒が二酸化炭素である場合には第2発明に係る非
透過型複合ホースが好適であり、燃料ホースとしては第
3発明に係る非透過型複合ホースが好適である。
明の非透過型複合ホースは、金属箔又は金属蒸着層を含
んだラミネート層とその内外両側に隣接する薄膜樹脂層
により、サンドイッチ構造の非透過層が形成されている
ことを必須の条件とし、他のホース構成要素の有無もし
くは種類や、非透過層が組み込まれるホース中の部位
(内層,中間層等)等については必ずしも限定されな
い。
内層としても良く、第3発明のように、非透過層の内側
に更にゴム材料層を設けても良い。非透過層の内側に設
けるゴム材料層の種類は限定されないが、前記のよう
に、非透過型燃料ホースとして用いる場合にはFKM,
NBR等が好ましい。
ホース構成要素を任意の組み合わせで設けることができ
るが、第4発明のように、補強層及びゴム外管層を設け
たり、更には第5発明のように非透過層と補強層の間に
中間ゴム層を設けたりする場合が代表的である。
ト層とその内外両側の薄膜樹脂層とは、互いに接着され
ていることが好ましいが、接着されていなくても構わな
い。非透過層の構成方法は限定されないが、一般的に
は、まず内側の薄膜樹脂層を押出し成形してその外側に
ラミネート層を形成し、更に外側の薄膜樹脂層を押出し
成形する、と言う方法を用いることができる。
金属箔又は金属蒸着層を含んだラミネート構造を備える
限りにおいて限定されないが、特に好ましい実施形態
が、1)金属箔,2)金属箔及び補強材,3)金属蒸着
層のいずれかに樹脂フィルムを積層したラミネート層を
構成することである。
が、前記1)〜3)のいずれかに樹脂フィルムを積層し
たテープ状のラミネートシートを用い、これを螺旋巻き
又は縦添え巻きすることにより形成されたラミネート層
が好ましい。「螺旋巻き」とは、テープ状のラミネート
シートを全体として隙間のない筒状となるように螺旋状
に巻くことを言い、「縦添え巻き」とは、ホースを周回
できる幅のテープ状ラミネートシートをホースの軸方向
に平行に添えて隙間のない筒状となるように巻くことを
言う。
対しては、通常はその両側から樹脂フィルムを積層して
接着剤により接着又は融着し、ラミネートシートを構成
するが、3)の金属蒸着層については、金属を蒸着した
樹脂フィルムの該蒸着層側のみに他の樹脂フィルムを融
着又は接着によって積層したり、金属を蒸着した2枚の
樹脂フィルムを該蒸着層側を内側にして互いに融着又は
接着することによってラミネートシートとしても良い。
着されていなくても良いが、接着されていた方が金属箔
に対する補強材の補強効果が大きく、又、ラミネートシ
ート中において金属箔の外側に補強材が位置する形態
が、より好ましい。金属箔及び補強材とこれらに積層す
る樹脂フィルムとの間は、接着されていても、接着され
ていなくても良い。補強材の種類は限定されないが、大
きな伸び抵抗を示すと共に柔軟性の優れたワイヤーメッ
シュ,補強布材(帆布,不織布等で、好ましくは伸びの
小さいアラミド繊維,カーボン繊維,ガラス繊維等を用
いたもの)等を好ましく使用でき、高強度の樹脂フィル
ムを使用しても良い。
が、例えばポリアミド樹脂,ポリエチレンテレフタレー
ト樹脂,EVOH等を適宜用いることができる。樹脂フ
ィルムの厚さは5〜100μm程度が好ましく、余り厚
くすると螺旋巻きや縦添え巻きが困難になる。
は縦添え巻きする場合において、その端部同士を若干重
合させておけば、ラミネート層全体としての非透過性を
容易に確保でき、更にこれらの重合部を相互に接着すれ
ば、一層高度の非透過性を確保できるので、好ましい。
ト層をサンドイッチする内外両側の薄膜樹脂層の構成材
料については、樹脂材料が一般的にゴム材料と比較して
冷媒や燃料に対する非透過性が高く、かつ超臨界状態の
二酸化炭素冷媒によって膨脹や発泡等の変化を受け難い
点から、特に限定はされない。
7発明のように、冷媒や燃料に対する非透過性及び耐性
と、柔軟性とが特に優れたEVOH,ポリアミド樹脂,
あるいはエチレンやプロピレン等を基本成分とするポリ
オレフィンに不飽和カルボン酸やその誘導体をグラフト
重合させたポリアミド/変性ポリオレフィンブレンド樹
脂を挙げることができる。とりわけEVOHを用いた場
合には、万が一金属箔等に破損や破断を生じた場合で
も、冷媒等に対する非透過性は大幅には悪化しない。
イロン66,ナイロン11,ナイロン12やそれらの共
重合体等の脂肪族ポリアミド樹脂、主鎖中にメタキシレ
ンジアミン等の芳香族環を有するポリアミド樹脂等を例
示することができる。又、上記以外にも、ポリエチレン
テレフタレート,ポリブチレンテレフタレート,ポリエ
チレンナフタレート,ポリブチレンナフタレート等を例
示することができる。
の公知の任意の方法で形成することができるが、その厚
さは、内外の薄膜樹脂層がそれぞれ300μm以下、あ
るいは両層併せて500μm以下であることが、ホース
の柔軟性のために好ましい。但し、薄膜樹脂層が過剰に
薄い場合(例えば、20μm未満である場合)には、冷
媒や燃料に対する非透過性に悪影響が出たり、均一層厚
に形成することの困難さから薄膜樹脂層に欠損部を伴う
等の不具合を生じる恐れがある。
のように接着しておいた方が好ましいが、その接着手法
として、例えば接着剤により接着する方法、融着する方
法等が考えられる。
設ける場合において、この両者間に中間ゴム層を介在さ
せることができる。中間ゴム層を設けることのメリット
は、前記第5発明の「作用・効果」で記載した通りであ
るが、その構成材料としては、冷媒等に対する非透過性
や柔軟性が良く、非透過層や補強層との良好な高温接着
性を図り易いゴム材料、例えばブチルゴム(IIR),
ハロゲン化IIR,エチレン−プロピレンゴム,エチレ
ン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM),ニトリルゴ
ム(NBR)等を好ましく例示することができる。中間
ゴム層の厚さは任意であるが、例えば0.2〜1.5m
m程度とすることができる。
所定部位に補強層を設けることも好ましい。補強層とし
ては、例えばワイヤーブレード層や、補強糸をブレード
巻き,逆方向に二層スパイラル巻きしたもの、更には逆
方向の二層のスパイラル巻きの間に中間ゴム層を介在さ
せたもの等を任意に採用できる。
スの最外層に、ゴム外管層を設けることもできる。これ
に用いるゴム材料の種類は限定されないが、例えば耐候
性の良いクロロプレンゴム(CR),IIR,クロロス
ルホン化ポリエチレンゴム(CSM),EPDM等を任
意に用いることができる。
に非透過層2を設け、その外側にIIRからなる中間ゴ
ム層7、適宜な種類の補強糸をブレード巻きした補強層
8、IIRからなるゴム外管層9を順次形成している。
した厚さ150μmの内側の薄膜樹脂層3、テープ状の
ラミネートシート4を螺旋巻きすることにより形成した
ラミネート層5、EVOHを押出成形した厚さ150μ
mの外側の薄膜樹脂層6によって構成されている。
6と中間ゴム層7との間、及び中間ゴム層7と補強層8
との界面は、それぞれ適宜な接着処方のもとに加硫接着
されている。又、ラミネートシート4はその端部同士を
若干重合させ、かつその重合部を互いに接着させて螺旋
巻きされている。
前記薄膜樹脂層3,6がポリアミド樹脂を以て構成さ
れ、又、前記ラミネート層5において、テープ状のラミ
ネートシート4が両端部を若干重合させる状態で、該重
合部を互いに接着させて縦添え巻きされている。他の点
は図1のものと同様の構成である。
ネートシート4は、図3(a)及び図3(b)に示すよ
うに、熱可塑性であるPET製の薄いフィルムからなる
内側の樹脂フィルム層4aと、外側の同様な樹脂フィル
ム層4bとによって、アルミニウム製の金属箔4cと樹
脂製のシート状の補強材4dとをサンドイッチ状に貼着
してなるものである。
材4dと一体的に接着されているため、ラミネートシー
ト4に引張り力等が作用しても、補強材4dで拘束され
た金属箔4cにはかかる引張り力等が作用しない。
て、図3(c)に示すように、前記補強材4dを無く
し、内側の樹脂フィルム層4aと外側の樹脂フィルム層
4bとによって金属箔4cをサンドイッチ状に貼着して
も良い。
毎に一部切り欠いて示す斜視図である。
毎に一部切り欠いて示す斜視図である。
3(a)はその各層毎に一部切り欠いて示す斜視図、図
3(b)はその断面図、図3(c)はラミネートシート
の変更例の断面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 金属箔又は金属蒸着層を含んだラミネー
ト層と、その内外両側に隣接する薄膜樹脂層とによっ
て、サンドイッチ構造の非透過層が形成されていること
を特徴とする非透過型複合ホース。 - 【請求項2】 前記非透過層がホースの最内層を構成し
ていることを特徴とする請求項1に記載の非透過型複合
ホース。 - 【請求項3】 前記非透過層の内側に更にゴム材料層が
設けられていることを特徴とする請求項1に記載の非透
過型複合ホース。 - 【請求項4】 前記非透過層の外側には、補強層及びゴ
ム外管層が設けられていることを特徴とする請求項1〜
請求項3のいずれかに記載の非透過型複合ホース。 - 【請求項5】 前記非透過層と補強層の間には、中間ゴ
ム層が設けられていることを特徴とする請求項4に記載
の非透過型複合ホース。 - 【請求項6】 前記ラミネート層が、以下1)〜3)の
いずれかに樹脂フィルムを積層したテープ状のラミネー
トシートを、螺旋巻き又は縦添え巻きすることにより形
成されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のい
ずれかに記載の非透過型複合ホース。 1)金属箔 2)金属箔及び補強材 3)金属蒸着層 - 【請求項7】 前記非透過層における内側及び/又は外
側の薄膜樹脂層が、エチレンビニルアルコール共重合体
樹脂(EVOH),ポリアミド/変性ポリオレフィンブ
レンド樹脂,ポリアミド樹脂又はフッ素系樹脂からなる
ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載
の非透過型複合ホース。 - 【請求項8】 前記非透過層における内側及び/又は外
側の薄膜樹脂層が、20μm〜300μmの厚さである
ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載
の非透過型複合ホース。
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JP (1) | JP2001263544A (ja) |
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