JP2001261361A - 光ファイバ母材吊下げ支持装置 - Google Patents

光ファイバ母材吊下げ支持装置

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JP2001261361A JP2000078174A JP2000078174A JP2001261361A JP 2001261361 A JP2001261361 A JP 2001261361A JP 2000078174 A JP2000078174 A JP 2000078174A JP 2000078174 A JP2000078174 A JP 2000078174A JP 2001261361 A JP2001261361 A JP 2001261361A
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    • C03B37/012Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments
    • C03B37/014Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments made entirely or partially by chemical means, e.g. vapour phase deposition of bulk porous glass either by outside vapour deposition [OVD], or by outside vapour phase oxidation [OVPO] or by vapour axial deposition [VAD]
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピンの変形を防止でき、またピンを支持する
部分に悪影響を及ぼさず、しかも多孔質の光ファイバ母
材を主軸の鉛直線に対して傾斜させずに支持させること
ができる光ファイバ母材吊下げ支持装置を得る。 【解決手段】 主軸4の下端部の拡径部4aに可動形接
続体17を嵌める。拡径部4aと可動形接続体17とを
ピン12により可動形接続体17がピン12を中心とし
て揺動可能となるように連結する。可動形接続体17の
下部に、出発母材7の上端の拡径部7aを把持するため
の把持部14を一体に設ける。ピン12の直径を、主軸
4の下端部の拡径部4aでピン12が貫通する箇所の直
径の25〜50%の範囲に定める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、VAD法やOVD
法等で多孔質の光ファイバ母材を製造する工程や、その
工程の後で多孔質の光ファイバ母材をガラス化(脱水・
焼結)する工程で、光ファイバ母材をその出発母材の上
端側で吊下げ支持する光ファイバ母材吊下げ支持装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ母材の製造は、次のようにし
て行われている。まず、出発母材(種棒)の下端にVA
D法によりコア用の多孔質の光ファイバ母材を堆積させ
て形成し、次にこのコア用の多孔質の光ファイバ母材を
ガラス化(脱水・焼結)工程で処理を行って透明なコア
用の光ファイバ母材を得る。次に、この透明なコア用の
光ファイバ母材を出発母材として、OVD法によりクラ
ッド用の多孔質の光ファイバ母材を堆積させて形成し、
次にこのクラッド用の多孔質の光ファイバ母材をガラス
化(脱水・焼結)工程で処理を行って透明な光ファイバ
母材を得る。
【0003】このような光ファイバ母材の製造時には、
光ファイバ母材はその出発母材の上端側で光ファイバ母
材吊下げ支持装置により吊下げ支持されている。この光
ファイバ母材吊下げ支持装置としては、従来、ピン支持
タイプのものと、チャック支持タイプのものと、これら
を組み合わせたタイプのものがあった。
【0004】図3は、従来のピン支持タイプの光ファイ
バ母材吊下げ支持装置5Aの構造の縦断面図を示したも
のである。この図では、OVD法により製造された多孔
質の光ファイバ母材をガラス化(脱水・焼結)工程でガ
ラス化する場合を例にとって示している。
【0005】石英ガラス等よりなる炉心管1の上蓋2の
孔3を、主軸4が貫通するようにピン支持タイプの光フ
ァイバ母材吊下げ支持装置5Aが設けられている。この
光ファイバ母材吊下げ支持装置5Aにより多孔質の光フ
ァイバ母材6がその出発母材7の上端側で吊下げ支持さ
れている。この場合、出発母材7は、透明なコア用の光
ファイバ母材からなり、この出発母材7の外周にクラッ
ド用の多孔質ガラス層8が積層された構造になってい
る。光ファイバ母材吊下げ支持装置5Aは、主軸4の下
端の支持筒部9に出発母材7の上端部が挿入され、これ
ら支持筒部9と出発母材7の嵌め合い部で両者に水平向
きで設けられた貫通孔10,11にピン12が差し込ま
れて出発母材7が該ピン12を中心として揺動可能とな
るように連結された構造になっている。このような光フ
ァイバ母材吊下げ支持装置5Aは、多孔質の光ファイバ
母材6に不純物が混入しないように石英ガラス等で作ら
れている。炉心管1の外周には、多孔質の光ファイバ母
材6を加熱するヒータ13が配置されている。
【0006】図4は、従来のチャック支持タイプの光フ
ァイバ母材吊下げ支持装置5Bの構造の縦断面図を示し
たものである。この図でも、OVD法により製造された
多孔質の光ファイバ母材をガラス化(脱水・焼結)工程
でガラス化する場合を例にとって示している。
【0007】このチャック支持タイプの光ファイバ母材
吊下げ支持装置5Bは、主軸4の下端にチャックよりな
る把持部14が一体に設けられ、この把持部14にはそ
の一面に開口された拡径部挿入空間15が設けられると
共に、該把持部14には拡径部挿入空間15の下部の支
え部14aに出発母材挿入スリット16が設けられた構
造になっている。このような光ファイバ母材吊下げ支持
装置5Bも、多孔質の光ファイバ母材6に不純物が混入
しないように石英ガラス等で作られている。
【0008】かかる光ファイバ母材吊下げ支持装置5B
では、多孔質の光ファイバ母材6はその出発母材7を出
発母材挿入スリット16に挿入し、該出発母材7の上端
の拡径部7aを把持部14の支え部14aで支えること
により吊下げ支持されている。
【0009】図5及び図6は従来のピン支持タイプとチ
ャック支持タイプとを組み合わせた光ファイバ母材吊下
げ支持装置5Cの構造を示したもので、90°異なる位置
でのそれぞれ縦断面図ある。
【0010】この光ファイバ母材吊下げ支持装置5C
は、主軸4の下端部に可動形接続体17が嵌められ、主
軸4の下端部と可動形接続体17とはこれらを水平向き
に貫通する貫通孔18,19にピン12が通されて可動
形接続体17が該ピン12を中心として揺動可能となる
ように連結されている。可動形接続体17の下部には、
出発母材7の上端の拡径部7aを把持するためのチャッ
クよりなる把持部14が一体に設けられている。この把
持部14にも、その一面に開口された拡径部挿入空間1
5が設けられると共に、該把持部14には拡径部挿入空
間15の下部の支え部14aに出発母材挿入スリット1
6が設けられている。可動形接続体17と把持部14に
は、主軸4の向きと出発母材7の軸心の位置が一致する
ように調整するカーボンネジ20が螺合されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示す従来のピン支持タイプの光ファイバ母材吊下げ支持
装置5Aでは、出発母材7に貫通孔11をあけてピン1
2を通すので、出発母材7の機械的強度が下がる問題点
がある。また、ピン12の直径を大きくできず、該ピン
12が細いので、該ピン12が熱変形し易い問題点があ
る。
【0012】この問題点を解決するために、主軸4の軸
線に沿ってガス通路を設け、このガス通路に冷却ガスを
流すことによってピン支持タイプの光ファイバ母材吊下
げ支持装置5Aの機械的強度の低下を防ぐ構造のものが
提案されている(特許第2683757号)。しかしな
がら、このような構造では、冷却ガスの流量制御,炉心
管等の反応容器の内圧制御による逆流防止,ガス継手の
回転結合部の漏れ防止等の手段が必要になり、装置の運
用保守コストが割高になる問題点がある。
【0013】一方、図4に示す従来のチャック支持タイ
プの光ファイバ母材吊下げ支持装置5Bでは、出発母材
7の上端の拡径部7aの形状を精度よく加工することが
難しく、加工精度は一般的に±0.2 mm程度のため、出発
母材7をチャック14に再現性よく鉛直に吊下げること
が難しい問題点がある。その結果、図7(A)に示すよ
うに多孔質の光ファイバ母材6が主軸4の鉛直線に対し
てある角度θ(±0.2°程度)で傾斜して振れ回るた
め、ガラス化(脱水・焼結)された光ファイバ母材6´
が図7(B)に示すように曲り、この光ファイバ母材6
´から製造される光ファイバのコアの偏心やクラッドの
非円化等の品質の劣化を引き起こす問題点がある。
【0014】図5及び図6に示すピン支持タイプのもの
とチャック支持タイプのものとを組み合わせたタイプの
光ファイバ母材吊下げ支持装置5Cでは、把持部14は
可動形接続体17を介してピン12で主軸4に揺動可能
となるように連結している関係上、出発母材7の上端の
拡径部7aの形状が精度よく加工される必要はなく、加
工精度が±0.2 mm程度であっても、多孔質の光ファイバ
母材6をその自重を利用して主軸4の鉛直線に対して傾
斜させずに支持させることができる利点はあるが、ピン
12が細いので該ピン12が熱変形し易い問題点があ
る。
【0015】本発明の目的は、ピンの変形を防止でき、
また該ピンを支持する部分に悪影響を及ぼさず、しかも
多孔質の光ファイバ母材を主軸の鉛直線に対して傾斜さ
せずに支持させることができる光ファイバ母材吊下げ支
持装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、光ファイバ母材の出発母材の上端部を主軸の下端部
に支持させることにより光ファイバ母材を主軸に吊下げ
支持するために、主軸の下端部に可動形接続体が嵌めら
れ、主軸の下端部と可動形接続体とはこれらを水平向き
に貫通するピンにより可動形接続体が該ピンを中心とし
て揺動可能となるように連結され、可動形接続体の下部
に出発母材の上端の拡径部を把持するための把持部が一
体に設けられている光ファイバ母材吊下げ支持装置を改
良するものである。
【0017】請求項1に記載の光ファイバ母材吊下げ支
持装置においては、ピンの直径は主軸の下端部で該ピン
が貫通する箇所の直径の25〜50%の範囲に定められ
ている。
【0018】このような太さにピンの直径を定めると、
該ピンの直径が適度に太くなり、該ピンの熱変形を防止
することができ、また該ピンを支持する部分に機械的強
度の低下等の悪影響を及ぼすこともない。しかも、可動
形接続体がピンにより揺動自在に支持されているので、
光ファイバ母材をその自重を利用して主軸の鉛直線に対
して傾斜しないように支持させることができる。
【0019】請求項2に記載の発明は、光ファイバ母材
の出発母材の上端部を主軸の下端部に支持させることに
より光ファイバ母材を主軸に吊下げ支持するために、主
軸の下端部に可動形接続体が嵌められ、主軸の下端部と
可動形接続体とはこれらを水平向きに貫通する第1のピ
ンにより可動形接続体が該第1のピンを中心として揺動
可能となるように連結され、可動形接続体の下部に出発
母材の上端の拡径部を把持するための把持部の上部が嵌
められ、可動形接続体と把持部の上部とは第1のピンと
交差する向きの第2のピンにより把持部が該第2のピン
を中心として揺動可能となるように連結されている光フ
ァイバ母材吊下げ支持装置を改良するものである。
【0020】請求項2に記載の光ファイバ母材吊下げ支
持装置においては、第1のピンの直径は主軸の下端部の
該第1のピンが貫通する箇所の直径の25〜50%の範
囲に定められ、第2のピンの直径は把持部の上部の該第
2のピンが貫通する箇所の直径の25〜50%の範囲に
定められている。
【0021】このような太さに第1,第2のピンの直径
を定めると、これらピンの直径が適度に太くなり、これ
らピンの熱変形を防止することができ、また該ピンを支
持する部分に機械的強度の低下等の悪影響を及ぼすこと
もない。しかも、可動形接続体が第1のピンにより主軸
に揺動自在に支持され、把持部が第2のピンにより可動
形接続体に揺動自在に支持されているので、光ファイバ
母材をその自重を利用して主軸の鉛直線に対して傾斜し
ないように支持させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1(A)(B)は、本発明に係
る光ファイバ母材吊下げ支持装置における実施の形態の
第1例を示したもので、図1(A)は縦断面図、図1
(B)は側面図である。
【0023】本例の光ファイバ母材吊下げ支持装置5に
おいては、主軸4の下端部に拡径部4aが設けられ、こ
の拡径部4aの外周に筒状の可動形接続体17が嵌めら
れ、これら拡径部4aと可動形接続体17の嵌め合い部
で両者に水平向きで設けられた貫通孔18,19にピン
12が差し込まれて可動形接続体17が該ピン12を中
心として揺動可能となるように連結され、可動形接続体
17の下部には出発母材7の上端の拡径部7aを把持す
るためのチャックよりなる把持部14が一体に設けら
れ、このチャック14にはその一面に開口された拡径部
挿入空間15が設けられると共に、該チャック14には
拡径部挿入空間15の下部の支え部14aに出発母材挿
入スリット16が設けられた構造になっている。かかる
光ファイバ母材吊下げ支持装置5も、多孔質の光ファイ
バ母材6に不純物が混入しないように石英ガラス等で作
られている。
【0024】特に、本例の光ファイバ母材吊下げ支持装
置5においては、ピン12の直径は主軸4の下端部にお
ける拡径部4aで該ピン12が貫通する箇所の直径の2
5〜50%の範囲に定められており、好ましくは30〜
40%の範囲となっている。貫通孔18,19とピン1
2との直径差、即ちクリアランスは0.02mm以上1mm以
下、好ましくは0.02mm以上0.5mm 以下となっている。ま
た、主軸4の拡径部4a,可動形接続体17,把持部1
4,出発母材7の間のクリアランスは、それぞれ0.3mm
〜1.0mm 程度になっている。
【0025】このようにピン12の直径を、主軸4の下
端部における拡径部4aで該ピン12が貫通する箇所の
直径の25〜50%の範囲に定めると、該ピン12の直
径が適度に太くなり、該ピン12の熱変形を防止するこ
とができ、また該ピン12を支持する部分である該ピン
12が貫通する主軸4の下端部に機械的強度の低下等の
悪影響を及ぼすこともない。
【0026】また、この光ファイバ母材吊下げ支持装置
5では、把持部14は可動形接続体17を介してピン1
2で拡径部4aに、該ピン12を中心として揺動可能と
なるように連結しているので、出発母材7の上端の拡径
部7aの形状が精度よく加工される必要はなく、加工精
度が±0.2 mm程度であっても、多孔質の光ファイバ母材
6をその自重を利用して主軸4の鉛直線に対して傾斜さ
せずに支持させることができる。このため、この多孔質
の光ファイバ母材6をガラス化して得た光ファイバ母材
から製造される光ファイバには、前述したようなコアの
偏心やクラッドの非円形等が発生せず、品質の劣化を防
止できる。
【0027】貫通孔18,19とピン12とのクリアラ
ンスが小さ過ぎると、可動形接続体17の軽快な揺動が
妨げられ好ましくない。貫通孔18,19とピン12と
のクリアランスが大きすぎると、光ファイバ母材6を移
載する場合、不必要な揺動が発生して、移載が困難にな
る。また、ピン12が太すぎると、そのままでは該ピン
12を支持する部分である該ピン12が貫通する主軸4
の下端部に機械的強度の低下をまねき、或いは該ピン1
2を支持する部分を太くしなければならず、コストの増
大を招く。さらに、主軸4の拡径部4a,可動形接続体
17,把持部14,出発母材7の間のクリアランスが、
小さ過ぎると可動範囲が狭くなり過ぎて目的を達成する
ことができず、大きすぎると拡径部挿入空間15の位置
ずれによって生ずる心ずれ生ずるので好ましくない。
【0028】図2(A)(B)は、本発明に係る光ファ
イバ母材吊下げ支持装置における実施の形態の第2例を
示したもので、図2(A)は縦断面図、図2(B)は側
面図である。
【0029】本例の光ファイバ母材吊下げ支持装置5に
おいては、主軸4の下端部の拡径部4aに筒状の可動形
接続体17が嵌められ、これら拡径部4aと可動形接続
体17の嵌め合い部で両者に水平向きで設けられた貫通
孔18,19に第1のピン12aが差し込まれて可動形
接続体17が該第1のピン12aを中心として揺動可能
となるように連結され、筒状の可動形接続体17の下部
に出発母材7の上端の拡径部7aを把持するためのチャ
ックよりなる把持部14の柱状上部14bが嵌められ、
これら可動形接続体17と把持部14の上部14aの嵌
め合い部で第1のピン12aと交差する向き(本例で
は、直交する向き)で両者に水平向きで設けられた貫通
孔21,22に第2のピン12bが差し込まれて把持部
14が該第2のピン12aを中心として揺動可能となる
ように連結された構造になっている。把持部14の柱状
上部14bの外径は、主軸4の拡径部4aの外径とほぼ
等しく形成されている。かかる光ファイバ母材吊下げ支
持装置5も、多孔質の光ファイバ母材6に不純物が混入
しないように石英ガラス等で作られている。
【0030】特に、本例の光ファイバ母材吊下げ支持装
置5においても、第1のピン12aの直径は主軸4の下
端部における拡径部4aで該第1のピン12aが貫通す
る箇所の直径の25〜50%の範囲に定められており、
好ましくは30〜40%の範囲に定められている。第2
のピン12bの直径は把持部14の柱状上部14bで第
2のピン12bが貫通する箇所の直径の25〜50%の
範囲に定められており、好ましくは30〜40%の範囲
に定められている。貫通孔18,19と第1のピン12
aとの直径差であるクリアランス、貫通孔21,22と
第2のピン12bとの直径差であるクリアランスは、そ
れぞれ0.02mm以上1mm以下、好ましくは0.02mm以上0.5m
m 以下となっている。また、主軸4の拡径部4a,可動
形接続体17,把持部14,出発母材7の間のクリアラ
ンスは、それぞれ0.3mm 〜1.0mm程度になっている。
【0031】このように第1のピン12aの直径を、主
軸4の下端部における拡径部4aで該第1のピン12a
が貫通する箇所の直径の25〜50%の範囲に定め、第
2のピン12bの直径を、把持部14の柱状上部14b
で第2のピン12bが貫通する箇所の直径の25〜50
%の範囲に定めると、これら第1,第2のピン12a,
12bの直径が適度に太くなり、これら第1,第2のピ
ン12a,12bの熱変形を防止することができ、また
これら第1,第2のピン12a,12bを支持する部分
である、主軸4の下端部や把持部14の柱状上部14b
に機械的強度の低下等の悪影響を及ぼすこともない。
【0032】また、この光ファイバ母材吊下げ支持装置
5では、主軸4の下端部の拡径部4aに嵌めた可動形接
続体17を第1のピン12aにより可動形接続体17が
該第1のピン12aを中心として揺動可能となるように
連結し、且つ可動形接続体17の下部に嵌めた把持部1
4の上部14aを第2のピン12bにより把持部14該
第2のピン12bを中心として揺動可能となるように連
結しているので、多孔質の光ファイバ母材6をその自重
を利用して主軸4の鉛直線がなすZ軸に対して本例では
X方向にもY方向にも傾斜させずに支持させることがで
きる。
【0033】上記各例では、把持部14は可動部を有し
ない構造としたが、複数の支え部14aを設け、これら
の上端を支持部材に可動自在に支持させて、出発母材7
の上端の拡径部7aを開閉自在に把持する構造とするこ
ともできる。
【0034】また、上記例では主軸4の下端部に拡径部
4aを設けて太くしたが、主軸4のほぼ全体を下端部と
同じ太さに形成することもできる。
【0035】
【発明の効果】請求項1に記載の光ファイバ母材吊下げ
支持装置においては、ピンの直径を主軸の下端部で該ピ
ンが貫通する箇所の直径の25〜50%の範囲に定めて
いるので、該ピンの直径が適度に太くなり、該ピンの熱
変形を防止することができ、また該ピンを支持する部分
に機械的強度の低下等の悪影響を及ぼすこともない。し
かも、可動形接続体がピンにより揺動自在に支持されて
いるので、光ファイバ母材をその自重を利用して主軸の
鉛直線に対して傾斜しないように支持させることができ
る。
【0036】請求項2に記載の光ファイバ母材吊下げ支
持装置においては、第1のピンの直径を主軸の下端部の
該第1のピンが貫通する箇所の直径の25〜50%の範
囲に定め、第2のピンの直径を把持部の上部の該第2の
ピンが貫通する箇所の直径の25〜50%の範囲に定め
ているので、これらピンの直径が適度に太くなり、これ
らピンの熱変形を防止することができ、また該ピンを支
持する部分に機械的強度の低下等の悪影響を及ぼすこと
もない。しかも、可動形接続体が第1のピンにより主軸
に揺動自在に支持され、把持部が第2のピンにより可動
形接続体に揺動自在に支持されているので、光ファイバ
母材をその自重を利用して主軸の鉛直線に対して傾斜し
ないように支持させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)(B)は本発明に係る光ファイバ母材吊
下げ支持装置における実施の形態の第1例を示したもの
で、(A)は縦断面図、(B)は側面図である。
【図2】(A)(B)は本発明に係る光ファイバ母材吊
下げ支持装置における実施の形態の第2例を示したもの
で、(A)は縦断面図、(B)は側面図である。
【図3】従来のピン支持タイプの光ファイバ母材吊下げ
支持装置の縦断面図である。
【図4】従来の把持部支持タイプの光ファイバ母材吊下
げ支持装置の縦断面図である。
【図5】従来のピン支持タイプと把持部支持タイプとを
組み合わせた光ファイバ母材吊下げ支持装置の縦断面図
である。
【図6】従来のピン支持タイプと把持部支持タイプとを
組み合わせた光ファイバ母材吊下げ支持装置の図5とは
90°異なる位置での縦断面図である。
【図7】(A)は従来の把持部支持タイプの光ファイバ
母材吊下げ支持装置で多孔質の光ファイバ母材を傾斜状
態で吊下げ支持した状態を示す縦断面図、(B)は
(A)の状態でガラス化した光ファイバ母材の側面図で
ある。
【符号の説明】
1 炉心管 2 上蓋 3 孔 4 主軸 4a 下端部(拡径部) 5 光ファイバ母材吊下げ支持装置 5A〜5C 光ファイバ母材吊下げ支持装置 6 多孔質の光ファイバ母材 6´ ガラス化された光ファイバ母材 7 出発母材 7a 拡径部 8 クラッド用の多孔質ガラス層 9 支持筒部 10,11 貫通孔 12 ピン 12a 第1のピン 12b 第2のピン 13 ヒータ 14 把持部 14a 支え部 14b 柱状上部 15 拡径部挿入空間 16 出発母材挿入スリット 17 可動形接続体 18,19 貫通孔 20 カーボンネジ 21,22 貫通孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ母材の出発母材の上端部を主
    軸の下端部に支持させることにより前記光ファイバ母材
    を前記主軸に吊下げ支持するために、前記主軸の下端部
    に可動形接続体が嵌められ、前記主軸の下端部と前記可
    動形接続体とはこれらを水平向きに貫通するピンにより
    前記可動形接続体が該ピンを中心として揺動可能となる
    ように連結され、前記可動形接続体の下部に前記出発母
    材の上端の拡径部を把持するための把持部が一体に設け
    られている光ファイバ母材吊下げ支持装置において、 前記ピンの直径は前記主軸の下端部で前記ピンが貫通す
    る箇所の直径の25〜50%の範囲に定められている光
    ファイバ母材吊下げ支持装置。
  2. 【請求項2】 光ファイバ母材の出発母材の上端部を主
    軸の下端部に支持させることにより前記光ファイバ母材
    を前記主軸に吊下げ支持するために、前記主軸の下端部
    に可動形接続体が嵌められ、前記主軸の下端部と前記可
    動形接続体とはこれらを水平向きに貫通する第1のピン
    により前記可動形接続体が該第1のピンを中心として揺
    動可能となるように連結され、前記可動形接続体の下部
    に前記出発母材の上端の拡径部を把持するための把持部
    の上部が嵌められ、前記可動形接続体と前記把持部の上
    部とは前記第1のピンと交差する向きの第2のピンによ
    り前記把持部が該第2のピンを中心として揺動可能とな
    るように連結されている光ファイバ母材吊下げ支持装置
    において、 前記第1のピンの直径は前記主軸の下端部で前記第1の
    ピンが貫通する箇所の直径の25〜50%の範囲に定め
    られ、前記第2のピンの直径は前記把持部の上部で前記
    第2のピンが貫通する箇所の直径の25〜50%の範囲
    に定められている光ファイバ母材吊下げ支持装置。
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