JP2001257937A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JP2001257937A
JP2001257937A JP2000069066A JP2000069066A JP2001257937A JP 2001257937 A JP2001257937 A JP 2001257937A JP 2000069066 A JP2000069066 A JP 2000069066A JP 2000069066 A JP2000069066 A JP 2000069066A JP 2001257937 A JP2001257937 A JP 2001257937A
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JP2000069066A
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Koichi Yoshimitsu
浩一 吉満
Masahiro Kawachi
昌宏 河内
Hironobu Ichimura
博信 一村
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化され、高密度にパターン配置された回
路基板においても、クロストークによる画像への影響を
防止する。 【解決手段】 フレキシブルな回路基板25cにおい
て、1つの面の第2の配線パターン25l側にチップコ
ンデンサ29aやIC29bの電子部品を集中して実装
し、他の面の第1の配線パターン25k側に、ケーブル
30の信号線を接続する出力信号ランド48、垂直転送
パルスランド50、水平転送パルスランド52、Vdamm
y56を集中して配置している。CCD出力信号パター
ン45と高周波信号の水平転送パルスパターン51およ
びランド52との間に、CCDの駆動電源ラインのパタ
ーン53を介在させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は固体撮像装置、更に
詳しくは固体撮像素子に接続される回路基板の回路パタ
ーンに特徴のある固体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の固体撮像装置では、セラミック製
の回路基板が使用され、その回路基板上には、CCD入
出力信号を伝送するパターンが配置され、かつ増幅用の
ICやコンデンサ等の電子部品が実装されていた。高周
波信号である水平転送パルスや、比較的周波数が低い垂
直転送パルス等の駆動信号は、信号線が直接固体撮像素
子のリードに接続されることにより伝送されていた。
【0003】一方、固体撮像装置の小型化のために有効
な回路基板として、固体撮像素子の駆動信号、出力信号
を伝送するパターンやランドを一つの回路基板に配置す
る、例えばポリイミドを使用したフレキシブルな回路基
板を用いた固体撮像装置が種々提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フレキ
シブルな回路基板の場合、1つの回路基板に固体撮像素
子への入出力信号に関わるすべてのパターンを配置する
ため、回路のパターンが高密度になり、特に、高周波の
水平転送パルスと出力信号のパターンが隣接した場合、
出力信号に水平転送パルスの高周波ノイズ成分が伝播す
るクロストーク現象が発生し、出力画像にノイズ等が発
生するといった虞がある。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、小型化され、高密度にパターン配置された回路
基板においても、クロストークによる画像への影響を防
止することができる固体撮像装置を提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の固体撮像装置
は、固体撮像素子及び前記固体撮像素子に接続された回
路基板とを具備した固体撮像装置において、前記回路基
板に設けられた、前記固体撮像素子からの出力信号を伝
送するパターンと前記固体撮像素子を駆動する水平転送
信号を伝送するパターンとの間に、前記水平転送信号及
び前記出力信号とは異なる電気信号を伝送するパターン
を介在させて構成される。
【0007】請求項4の固体撮像装置は、固体撮像素子
と、前記固体撮像素子に接続された回路基板と、前記回
路基板の1つの面に実装され、前記固体撮像素子の出力
を増幅するICを含む少なくとも1つの電子部品と、前
記回路基板の他の面に設けられた、外部よりの信号線を
接続する少なくとも1つのランド、前記固体撮像素子か
らの出力信号を前記ICの入力まで伝送する第1のパタ
ーン、前記固体撮像素子を駆動する水平転送信号を前記
固体撮像素子に伝送する第2のパターン、及び前記第1
のパターンと前記第2のパターンとの間に設けられた少
なくとも1つの第3のパターンとを備えて構成される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について述べる。
【0009】図1ないし図7は本発明の第1の実施の形
態に係わり、図1は内視鏡装置のシステムの構成を示す
構成図、図2は図1の電子内視鏡の先端部内の構成を示
す断面図、図3は図2の固体撮像装置の構成を説明する
第1の説明図、図4は図2の固体撮像装置の構成を説明
する第2の説明図、図5はフレキシブル回路基板のパタ
ーン、ランドの状態を示す図3のA矢視図、図6はGN
D周辺のパターン構成を説明する図3のB矢視図、図7
は使用領域切り出し前の図3のフレキシブル回路基板を
説明する図である。
【0010】図1に示す内視鏡システム1は電磁妨害対
策手段を備えた第1の実施の形態の電子内視鏡2と、こ
の電子内視鏡2が接続されることにより、照明光を供給
する光源装置3と、電子内視鏡2にスコープケーブル4
を介して接続され、電子内視鏡2に内蔵された後述する
固体撮像素子(以下、CCDと略記)25に対する信号
処理を行うビデオプロセッサ5と、このビデオプロセッ
サ5と接続されたモニタケーブルを介して入力される映
像信号を表示するカラーモニタ6とから構成される。
【0011】この電子内視鏡2は体腔内等に挿入される
細長の挿入部7と、この挿入部7の後端に形成された操
作部8と、この操作部8から延出されたユニバーサルコ
ード部9と、このユニバーサルコード部9の端部に設け
られ、光源装置3に着脱自在で接続されるスコープコネ
クタ部10とを有する。このスコープコネクタ部10の
側部には接点コネクタ部10aが設けられ、この接点コ
ネクタ部10aに着脱自在の電気コネクタ4aを設けた
スコープケーブル4の他端は電気コネクタ4bによりビ
デオプロセッサ5に着脱自在で接続される。
【0012】上記挿入部7は固体撮像装置22を設けた
先端部12と、この先端部12の後端に形成された湾曲
自在の湾曲部13と、この湾曲部13の後端から操作部
8の前端に至る長尺の可撓管部21とからなる。操作部
8には湾曲操作ノブ14が設けられ、グリップ部18を
把持してこの湾曲操作ノブ14を操作することにより湾
曲部13を湾曲することができる。また、操作部8の側
面には送気・送水制御を行う送気・送水制御部15と、
吸引の制御を行う吸引制御部16とが設けてある。さら
に、この操作部8の頂部には複数のスイッチ17aを設
けたスイッチ部17が設けてある。図1に示すように挿
入部7、操作部8、ユニバーサルコード部9内には照明
光を伝送する図1に図示しないライトガイドが挿通さ
れ、このライトガイドの後端はスコープコネクタ部10
に至り、光源装置3内部のランプから供給される照明光
を伝送し、先端部12の照明窓20に固定された先端面
から前方に出射し、患部などの被写体を照明する。
【0013】また、挿入部7内には図示しない送気・送
水管路が挿通され、この送気・送水管路は操作部8で送
気・送水制御部15に接続され、さらにユニバーサルコ
ード部9内を挿通された送気・送水管路を介してその端
部はスコープコネクタ部10に至り、光源装置3内の送
気・送水機構と接続される。
【0014】また、挿入部7内に挿通された図示しない
吸引管路は操作部8の前端付近で2つに分岐し一方は鉗
子口11bに連通し、他方は吸引制御部16を介してユ
ニバーサルコード部9内の吸引管路と連通し、スコープ
コネクタ部10の図示しない吸引口金に至る。
【0015】また、吸引管路に示すように先端部12で
開口する先端開口11aとなり、この先端開口11aは
吸引動作時には吸引を行う吸引口となり、鉗子口11b
から鉗子を挿入した場合には鉗子が突出される鉗子出口
となる。
【0016】一方、照明された被写体は、図2に示すよ
うに、照明窓20に隣接して設けた観察窓19に取り付
けた対物光学系ユニット23によりその結像位置に配置
された固体撮像装置22のCCD25に結像し、このC
CD25により光電変換される。このCCD25にはケ
ーブル(或いは信号ケーブル)30が接続され、このケ
ーブル30はスコープコネクタ部10内に収納した図示
しないノイズ低減器を介してスコープケーブル4と接続
され、このスコープケーブル4はビデオプロセッサ5と
接続される(図1参照)。
【0017】図2ないし図4を基に固体撮像装置22お
よびそれを構成するCCD25について説明する。
【0018】CCD25の表面には、所定面積のイメー
ジエリア25fとCCD25の駆動出力や駆動電源を伝
送する接続部25hが形成されたチップ25aと、チッ
プ25a上に接合されたCCDカバーガラス25bが設
けられている。チップ25a上の一辺にバンプ25eが
設けられ、バンプ25e上にて、フレキシブルな回路基
板25cが接続されている。
【0019】回路基板25cは、例えば、ポリイミドで
形成された軟性の基材25jの両面に銅等の導電体を素
材とする第1の配線パターン25kおよび第2の配線パ
ターン25lが形成されている。第1の配線パターン2
5kはチップ25a近傍で基材25jから露出してお
り、インナーリード25dを形成する。このインナーリ
ード25dと接続部25hとがバンプ25eを介して熱
圧着により接続され、チップ25aと回路基板25cと
の間でCCD25への入力信号が授受されるようなって
いる。回路基板25c上には、ノイズを除去するための
コンデンサのようなチップ部品(以下、チップコンデン
サとも記す)29aや、CCD出力信号を増幅するため
の集積回路(以下、ICとも記す)29b等が実装され
ている。
【0020】インナーリード25dは屈曲部で構成され
ており、回路基板25cは角度θをもつ様に配置されて
いる。θは例えば10〜20°が好ましいが、角度θで
傾けた回路基板25cの第2の配線パターン25l上に
実装されるチップ部品29a、集積回路29bの最大高
さの位置90は、CCD25の最大外形の大きさ91の
範囲を逸脱しない様に設定されている。
【0021】さらに回路基板25c上の第1の配線パタ
ーン25k上のランド部25i、チップ部品29aの電
極部にケーブル30を構成する同軸信号線39、40、
単純線41が例えば半田で接続されている。
【0022】同軸信号線39によりCCD25への駆動
信号が、図示しないプロセッサより伝送される。また同
軸信号線40により、集積回路29bで増幅されたCC
D25からの出力信号が図示しないプロセッサへ伝送さ
れる。また単純線41により、CCD25への駆動電源
が図示しないプロセッサより伝送される。同軸信号線3
9や同軸信号線40の外部導体42は、一括してCCD
25のGNDに接続される。例えばCCD25のGND
に導通しているチップ部品29aのGND電極に直接接
続されている。一方単純線41は駆動電源ラインに設け
られた電子部品29の電極に直接接続されている。
【0023】CCDカバーガラス25bには、カバーガ
ラス26が貼付され、カバーガラス26がCCDホルダ
27に嵌合固定されている。先端部12には、対物光学
系ユニット23を有しており、対物レンズ群24が対物
レンズ枠28に配置されている。CCDホルダ27およ
びチップ25a、CCDカバーガラス25bの近傍にお
いて、被覆部材44で被覆されている。
【0024】CCDホルダ27の内視鏡基端側には、補
強部材32がCCDホルダ27に外嵌、固定され、補強
部材32内には、例えばエポキシ系の接着剤33が充填
されている。これにより、CCD25全体およびケーブ
ル30の外周に接着剤が充填され、強度が確保される。
またCCDホルダ27、およびCCDホルダ27に外嵌
された補強部材32、およびケーブル30の外周には、
CCDホルダ27先端側端部までの範囲において被覆部
材34で被覆されている。
【0025】なお、補強部材32は、CCD25、集積
回路29b、同軸信号線39、40を被覆し、シールド
作用も兼ね備えている。
【0026】固体撮像装置22は、対物光学系ユニット
23を構成する対物レンズ枠28とCCDホルダ27と
の間でピント出しされ、例えばエポキシ系接着剤によ
り、嵌合固定されている。
【0027】内視鏡挿入部7の先端部12は、先端構成
部本体35とその先端側で外嵌固定された先端カバー3
6等からなり、対物光学系ユニット23が先端構成部本
体35の観察窓19に連通する取付孔43に挿入され、
先端構成部本体35と対物レンズ枠28の両者が、例え
ば図示しないビス等で固定されている。CCD25の詳
細について説明する。
【0028】(チップとカバーガラスの封止に関して)
CCDカバーガラス25bにチップ25aを接合する
際、1つの接合基準面25rが設けられている。
【0029】接合基準面25rに対応するチップ25a
およびCCDカバーガラス25bのそれぞれの面を、図
示しない基準面をもつ治具に突き当てる。
【0030】イメージエリア25fの水平方向端部25
tとCCDカバーガラス25bの水平方向端面25s
は、ある一定以上の距離を保つようにチップ25aとC
CDカバーガラス25bが配置されている。例えば、イ
メージエリア端25tからカバーガラス端25sは0.
1mm以上確保する様配置されている。これにより、カ
バーガラス端25sに反射した光線が、イメージエリア
25fに入射することを防いでいる。なお、これらCC
Dカバーガラス25b端部とイメージエリア25f端部
の位置関係は、CCDのUP、DOWN、RIGHT、
LEFTのいずれの方向においても同様に0.1mm以
上の距離をもって配置される。この関係により、すきま
部25u、25yが生じる様に配置される。
【0031】図3、図4において、チップ25aとCC
Dカバーガラス25bの接合は、例えば紫外線硬化によ
る。この場合、チップ表面部25zには紫外線硬化型接
着剤が塗布される。すきま部25u、25yには、CC
Dカバーガラス25bを配置した際、塗布した紫外線硬
化型接着剤がはみ出し、第2の封止25m、25xに示
す様に、はみ出した接着剤が硬化し、封止が行われる様
になっている。この封止は、封止樹脂端25nの位置に
示す様に、チップ25aの側面全域にわたって行われ
る。
【0032】第1の封止樹脂25gは、CCDカバーガ
ラス25bの側面31に接し、チップ25aおよびイン
ナーリード25dを被覆する様に設けられている。
【0033】なお、インナーリード25dは第1の配線
パターン25k側のパターンの延長上に設けており、第
1の配線パターン25kの導体が基材25jによりチッ
プ25aに対して絶縁される様になっている。
【0034】第1の封止樹脂25gの先端は、回路基板
25c上の位置25oまで配置され、基材25jの端部
25pよりさらにオーバーラップ25qする様に設けら
れる。これにより、インナーリード25dが露出するこ
とがなく、この部分のパターンの断線を防ぐことが出来
る。
【0035】また第1の封止樹脂25gは、CCDカバ
ーガラス側面31に接するとともに黒色の樹脂が用いら
れ、これにより光学的なフレア等の不具合を防止するこ
とが出来る。
【0036】(クロストークの防止手段)図5を基に本
実施の形態に係る回路基板のパターンの構成について説
明する。
【0037】フレキシブルな回路基板25cにおいて、
1つの面の第2の配線パターン25l側にチップコンデ
ンサ29aやIC29bの電子部品を集中して実装し、
他の面の第1の配線パターン25k側に、ケーブル30
の信号線を接続する出力信号ランド48、垂直転送パル
スランド50、水平転送パルスランド52、Vdammy5
6を集中して配置している。
【0038】CCD出力信号は、第1の配線パターン2
5k側の面のパターン45によって伝送され、スルーホ
ール46によって第2の配線パターン25l側に実装さ
れたIC29bに導通している。IC29bにより増幅
された信号は、IC29bより延出した図示しないパタ
ーンがスルーホール47を介してランド48に導通して
いる。
【0039】駆動信号については、水平転送パルスはパ
ターン51で伝送され、ランド52に導通している。一
方垂直転送パルスは、パターン49で伝送し、ランド5
0に導通している。
【0040】また、ノイズ成分を伝送するVダミー信号
はIC29bより延出した図示しない第2の配線パター
ン25l側のパターン、スルーホール55、第1の配線
パターン25k側のランド56に導通している。
【0041】これらランド48、50、52、56には
信号線が接続され、図示しないプロセッサからの入出力
信号が授受される様になっている。
【0042】本実施の形態では、CCD出力信号パター
ン45と高周波信号の水平転送パルスパターン51およ
びランド52との間に、CCDの駆動電源ラインのパタ
ーン53を介在させている。
【0043】(GNDの配置)図6を基にフレキシブル
な回路基板のGNDの周辺を説明する。
【0044】チップ25aのGNDラインは第1の配線
パターン25k、スルーホール29fを介して第2の配
線パターン25l上のパターン29eに設けられてい
る。パターン29eは回路基板25cの端部に沿って設
けられている。GND電極29d上には、チップコンデ
ンサ29aのGND電極が実装されている。
【0045】またパターン29eはさらにIC29bの
GND29cへも導通している。
【0046】パターン29eを回路基板25c端部に沿
う様に配置しているので、チップコンデンサ29aの実
装やIC29bが効率よく配置出来、回路基板の小型化
を実現することが出来る。
【0047】(フレキシブル回路基板の構成)図7は、
CCD25の領域を切り出す前のフレキシブル回路基板
60(25c)の構成を示したものである。
【0048】このフレキシブル回路基板60の状態で、
CCDの電気特性を検査する為に、端部には端子64が
設けられている。端子64で、CCD25に入力される
駆動信号、および出力信号、駆動電源等、すべてのCC
Dへの入出力信号が検出される様になっている。端子6
4には図示しない検査装置の検査用端子が端子64に接
触する様になっている。フレキシブル回路基板60を検
査装置に位置決め、固定する為に、孔61が少なくとも
2箇所に設けられている。
【0049】固体撮像装置22に使用する為に、フレキ
シブル回路基板60からCCD25の領域を切り出す様
になっており、この切り出し方法について説明する。
【0050】フレキシブル回路基板60には、開口部6
2a、62b、62cが設けられている。この開口部を
基準に、切断線63a、63b、63cに沿って確実に
25が切り出される様になっている。開口部62aは他
の開口部62b、62cと比較してその面積を大きくと
られている。固体撮像装置22の小型化に従って、フレ
キシブル回路基板内のパターン配置も高密度になる傾向
がある。例えばCCD駆動電源パターン53は切断線6
3aの近傍に位置しており、切り出し時にCCD駆動電
源パターン53を破損するとCCDの機能を損なうおそ
れがある。CCD駆動電源パターン53の破損を防止す
るために開口部が大きく設定され、切断作業の領域を小
さくする様になっている。一方開口部62b、63cは
その開口部が切断線63aより小さく設けられている
が、切断線63b、63cの近傍では、CCDの機能を
損なうパターンの破損の可能性は低いので、切断領域が
大きく設けられている。
【0051】またフレキシブル回路基板60をCCD2
5より大きく設定したことにより、検査時の取り扱いが
容易になり、かつ開口部と位置決め用孔61をフレキシ
ブル回路基板60内に設けたことにより、必要な領域C
CD25を精度よく切り出すことが出来る。
【0052】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、上述の電子部品の実装と、ランドをそれぞれ回路基
板の別々の面の第2の配線パターン25l、第1の配線
パターン25kに集中して設けたことにより、パターン
間隔の余裕をとることが出来、クロストークによるCC
D出力信号へのノイズ伝播を防止できる。
【0053】また、CCD出力信号と水平転送パルスの
パターンとの間に、駆動電源等の別の信号のパターンを
設けたことにより、両者の間隔を広く設定できると共に
シールド効果も得られるので、CCD出力信号へのクロ
ストークを防止し、画像の劣化を防止することが出来
る。
【0054】図8は本発明の第2の実施の形態に係るフ
レキシブル回路基板の構成を示す図である。
【0055】第2の実施の形態は、第1の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0056】本実施の形態では、図8に示すように、固
体撮像素子70は、チップ72とガラスリッド71、フ
レキシブルな回路基板73を有している。
【0057】回路基板73上には、第1の駆動信号パタ
ーン76とそれに導通するランド79、第2の駆動信号
パターン77とそれに導通するランド80、その他CC
D入出力信号のパターン74、その他のパターン78お
よびその他のランド81、82にて構成されている。こ
れらのパターンとランドの構成を表1に示した。
【0058】
【表1】 第2の実施の形態に係る配置は、CCD出力信号のパタ
ーン74と水平転送パルスの第1の駆動信号パターン7
6との間に、CCD駆動電源のパターン78と垂直転送
パルスの第2の駆動信号パターン77が配置されてい
る。
【0059】CCD出力信号のパターンには、比較的低
周波の垂直転送パルスのパターンが近接しており、クロ
ストークによる信号は伝播しにくい。高周波信号である
水平転送パルスのパターンはより離れた位置に配置され
ており、クロストークによる画像への影響は受けにく
い。
【0060】また、パターン74のICへ入るまでの長
さ83を短縮することにより、長さ83のインピーダン
スを小さくでき、同様にクロストークによる画像への影
響を軽減することが出来る。
【0061】以下、固体撮像装置の小型化を図ることの
できる実施の形態について説明する。
【0062】固体撮像装置の小型化を図る第1の実施の
形態について、図9及び図10を参照して説明する。
【0063】図9に示すように、固体撮像素子102に
は、受光部を覆うように四角形のカバーガラス101が
アクリル系の紫外線硬化型の接着剤にて接合されてい
る。この接着剤はエポキシ系の接着剤でも良い。そし
て、この固体撮像素子102の受光部の下側には列状の
ポンディングパッドが形成されていて、このポンディン
グパッドには、ポンディングパッド上に形成されるAu
等のバンプを介して、回路基板106が実装されるフレ
キシブル回路基板104のインナーリード105が接続
されている。つまり、フレキシブル回路基板104によ
り、固体撮像素子102と回路基板106とが電気的に
接続されている。
【0064】このフレキシブル回路基板104は、電気
絶縁性のポリイミドよりなるキャリアテープ基材上11
3に銅箔等の金属箔を接着し、この金属箔をフォトリソ
グラフィ技術により所望のパターンに形成することで、
多数のインナーリード105、配線パターン、そして、
ランドを形成している。尚、固体撮像装置100では、
キャリアテープ基材上113を固体撮像素子102側に
配置することで、固体撮像素子102とフレキシブル回
路基板104の導体部114である配線パターンやラン
ドとのショートを防止している。
【0065】そして、このフレキシブル回路基板104
はインナーリード105を屈曲させることで固体撮像素
子102の側面より後方へ延出するように配置され、イ
ンナーリード105の屈曲部はエポキシ系の黒色の補強
樹脂112にて保護している。
【0066】次に、回路基板106には、基板の両面に
電子部品が実装できるように電子部品接続用の導体部が
形成されており、固体撮像素子102側の面には発熱量
の少ない電子部品107、例えばコンデンサ等が配置さ
れ、固体撮像素子102より遠方側の面には発熱量の大
きな電子部品108を配置している。
【0067】発熱量の大きな電子部品108を固体撮像
素子102から離れた位置に配置することで、固体撮像
素子102に対する発熱量の大きな電子部品108の発
熱の影響を低減することができるので、固体撮像素子の
劣化を防止することができる。
【0068】また、固体撮像素子102の裏面には、固
体撮像素子102と発熱量の少ない電子部品107との
絶縁を確実にするために絶縁部材103が配置されてい
る。そして、この絶縁部材103を配置することで、固
体撮像素子102と電子部品107が実装される回路基
板106との間隔を極力短くすることができるので、固
体撮像装置100を小型化することができる。
【0069】そして、この回路基板106の側面に形成
されたランド110に、リードピン109がロー付固定
されることで、固体撮像装置100が構成される。
【0070】尚、このリードピン109には、後に信号
線111が半田等で接続され、プロセッサとの信号の送
受信が可能となる。この時、信号線111は導電性接着
剤にて接続しても良い。
【0071】信号線111のリードピン109への接続
手段(例えば半田付)を、リードピン109の回路基板
106への接続手段(例えばロー付)よりも低温溶融の
材料を用いることで、誤配線等の修正のために信号線1
11をリードピン109に繰り返し再接続作業を行なっ
ても、リードピン109が回路基板106から外れるこ
と等の破損を防止することができる。
【0072】図10は図9を上面より見た固体撮像装置
100であり、リードピン109を固体撮像装置100
の中心側に折り曲げ、折り曲げられた部分に信号線11
1を接続している。これにより、信号線111の接続部
を固体撮像素子102の投影面積内に収まるよう、コン
パクトに形成することができる。
【0073】固体撮像装置の小型化を図る第2の実施の
形態について、図11ないし図14を参照して説明す
る。
【0074】図11に示す回路基板115はセラミック
積層基板である。但し、基板はガラスセラミックやガラ
スエポキシにより形成される積層基板でも良い。尚、図
9、10と同一の構成部品は共通番号を記す。
【0075】回路基板115は、図12に示すように、
4層から構成される積層基板であり、それぞれの基板の
表面及び裏面には配線パターンA、B、C、Dが形成さ
れている。そして、それら配線パターンの内A〜Cは各
基板が積層された状態で、基板側面に形成する導電パタ
ーン116により、4層の表裏面配線パターンが接続さ
れる。この導電パターン116はタングステンやモリブ
デン等からなり、積層された回路基板115の状態にて
印刷等の手段により形成される。これにより、従来、各
層の配線パターンを接続していたスルーホールやビアホ
ールを削除することができるので、基板を小型化するこ
とができる。また、スルーホール等を削除できるので基
板を安価に製作することができる。尚、積層数は4層に
限定するものではなく、更に多層基板に用いても良い。
【0076】また、各層の配線パターンは、例えば、配
線パターンDのようにリードピン117を介して接続し
ても良い。そして、このリードピン117を配置するこ
とにより、側面の導電パターン116がオープンとなっ
ても、各層の配線パターンを確実に接続することができ
ると共に、導電パターン116−1のように全ての基板
に導電パターンを形成する必要もなくなる。また、リー
ドピン117を回路基板115より後方へ延出するよう
に形成することにより、回路基板115と信号線(図示
せず)を容易に電気的に接続することができる。
【0077】図13は、側面に形成した導電パターン1
16により両面基板118の表裏面の配線パターン12
0−1、2を接続した断面図であり、両面基板118の
導電パターン116が形成される側の角部に面取り11
9が形成されたものである。面取り部119を形成する
ことにより、両面基板118の側面に導電パターン11
6を印刷により形成する際に、面取り部119に導電材
料であるタングステンやモリブデンが溜まりやすくなる
ので、表裏面の配線パターン120−1、2と側面の導
電パターン116とをより確実に接続することができ
る。
【0078】図14の回路基板122に形成される配線
パターン120は、リードピン121との間に、双方の
絶縁を確保するためのスペースαを確保している。これ
により、リードピン121に信号線123を半田付け接
続する際の半田のダレによるリードピン121と配線パ
ターン120とのショートを防止することができる。ま
た、リードピン120は回路基板119にロー付け等に
より接続されるが、スペースβを確保することで、より
確実に配線パターン120とのショートを防止すること
ができる。
【0079】固体撮像装置の小型化を図る第3の実施の
形態について、図15を参照して説明する。
【0080】図15は固体撮像装置100を正面から見
た図であり、図15(a)ないし(c)、に示すように
カバーガラス101が、フレキシブル回路基板104か
ら固体撮像素子102の受光部124へ向けて所定量突
出する複数のインナーリード105の先端に当接してい
る。
【0081】これにより、カバーガラス101を固体撮
像素子102に対して正確に位置決めすることができる
ので、固体撮像装置100を小型化でき、組立作業も容
易となる。そして、この時、図15(c)に示すように
複数のインナーリード105の先端を略同一直線状に整
列させることにより、カバーガラス101を位置決めす
る時の傾きを防止することができるので、固体撮像装置
を確実に小型化することができる。
【0082】固体撮像装置の小型化を図る第4の実施の
形態について、図16ないし図18を参照して説明す
る。
【0083】図16は内視鏡の先端部に内蔵される観察
光学系である。この観察光学系は複数の対物レンズ12
5から構成される対物レンズ部126と、固体撮像装置
127から構成されている。前記複数の対物レンズ12
5は、レンズ枠128内に嵌挿され、接着剤にて固定さ
れている。129は対物レンズ同士の距離を調整・確保
する間隔管である。そして、前記複数の対物レンズ12
5の結像位置に固体撮像装置127が配置されている。
【0084】この固体撮像装置127は、カバーガラス
130と回路基板131と、固体撮像素子132から構
成され、カバーガラス130は回路基板131に形成さ
れた開口部に接着剤133にて固定され、回路基板13
1と固体撮像素子132とは金属製の、例えばAu等か
らなるバンプ134を介して接続されている。尚、この
回路基板131の対物レンズ側には信号線135が接続
され、裏面側には図17に示すように電子部品136が
実装されている。
【0085】これにより、固体撮像素子132とカバー
ガラス130の間にカバーガラス130と屈折率の異な
る空気層135を形成することができるので、光路長を
短縮することができる。また、受光部上に空気層と屈折
率の異なるマイクロレンズ(図示せず)を形成すること
により、集光度を上げることができるので、固体撮像装
置の感度を高くすることができる。この時、固体撮像素
子132よりも厚みの小さな電子部品136を回路基板
131上に実装することにより回路基板131面上のス
ペースを有効活用し、高密度実装することができるの
で、固体撮像装置127周辺を小型化することができ
る。
【0086】図18は対物レンズ部の変形例である。対
物レンズ枠137内に嵌挿される複数の対物レンズ13
8の先端と後端は、対物レンズ枠137の端部のカシメ
部139、140をカシメることにより固定される。
尚、後端側は固体撮像装置141を嵌合固定する固体撮
像装置枠142に内嵌する部分の一部を折り曲げ可能な
カシメ部140としている。
【0087】これにより、対物レンズを接着することな
く対物レンズ枠内に固定することができるので組立作業
が容易となる。
【0088】固体撮像装置の小型化を図る第5の実施の
形態について、図19ないし図21を参照して説明す
る。
【0089】図19に示す固体撮像装置143は、固体
撮像装置143の後方側の幅を小さくしたものである。
【0090】固体撮像素子144の受光部の周囲には配
線等があるので、受光部中心は必ずしも固体撮像素子1
44の中央と一致せず、片側にオフセットされる。する
と、受光部に応じて接合されるカバーガラス145もオ
フセットされた方向に大きくなる。この場合、固体撮像
素子144に接続されるフレキシブル回路基板146の
中心を固体撮像装置143中心よりも固体撮像素子14
4中心側へオフセットして配置することにより、フレキ
シブル回路基板146を固体撮像素子144後方へ折り
曲げる際に、図21に示すように固体撮像素子に略均等
に設けられたポンディングパッド部に接続されるインナ
ーリード147を屈曲させずに真っ直ぐに配置すること
ができるので、破損しづらい固体撮像装置を提供するこ
とができる。
【0091】また、図20に示すように、フレキシブル
回路基板146中心をオフセットするのではなく、フレ
キシブル回路基板146より突出するインナーリード1
47突出中心位置を同様に、固体撮像装置143中心よ
りも固体撮像素子144中心側へオフセットすることで
同様の効果を得ることができる。
【0092】固体撮像装置の小型化を図る第6の実施の
形態について、図22ないし図27を参照して説明す
る。
【0093】図22は、固体撮像素子102より後方へ
延出するフレキシブル回路基板144上に複数の電子部
品145、146が実装された固体撮像装置143であ
り、例えば、電子部品146は、フレキシブル回路基板
144上の接合パッド147に電子部品146のアルミ
電極とが、Au等のバンプ148を介してフリップチッ
プ実装されるIC等である。そして、このフレキシブル
回路基板144はキャリアテープ基材149の表裏面
に、それぞれ導体部150、151が形成されたもので
ある。
【0094】図23は、フレキシブル回路基板144の
上面図であり、破線は電子部品145及び146が実装
されるスペースであり、固体撮像素子102と電子部品
145、146とを接続するための配線パターンが多数
形成されている。そして、このフレキシブル回路基板1
44は、断面図である図24、底面図である図25に示
すように、フリップチップ実装される電子部品146の
実装面裏面側には、導体部151が形成されていない。
【0095】これにより、図26に示すように、ワーク
152上で電子部品146がフレキシブル回路基板14
4に加熱・加圧されてフリップチップ実装される時に、
電子部品146実装面の平坦性を確保することができる
ので、電子部品146が傾くことを防止でき、確実にフ
リップチップ実装することができる。
【0096】また、図27に示すようにフリップチップ
実装される電子部品146の裏面全域に導体部151を
形成することでも、同様に平坦性を確保することができ
るので、確実にフリップチップ実装することができる。
【0097】尚、少なくとも電子部品146がフリップ
チップ実装される投影面積内のみ導体部151を形成し
ないか、均一に形成することで、フレキシブル回路基板
の平坦性は確保されるので、同様に確実にフリップチッ
プ実装することができる。
【0098】本実施の形態では、フリップチップ実装さ
れる電子部品の裏面側の導体部には電子部品が実装され
ていないが、フリップチップ実装された後に、リフロー
等により裏面側に電子部品を形成することで、異なる高
密度配線が可能であり、フレキシブル回路基板を小型化
することができる。
【0099】[付記] (付記項1) 固体撮像素子に接続されたフレキシブル
回路基板を有する固体撮像装置において、前記フレキシ
ブル回路基板の1つの面に電子部品を集中して実装し、
他の面に信号線を接続するランドを集中して配置すると
ともに、前記固体撮像素子からの出力信号を伝送する回
路パターンと前記固体撮像素子を駆動する水平転送信号
を伝送するパターンとの間に、少なくとも1つの前記水
平転送信号とは異なる信号を伝送するパターンを介在さ
せたことを特徴とする固体撮像装置。
【0100】(付記項2) 前記固体撮像素子の出力信
号を伝送するパターンと水平転送信号を伝送するパター
ンとの間に、前記垂直転送信号を伝送するパターンを介
在させたことを特徴とする付記項1に記載の固体撮像装
置。
【0101】(付記項3) 固体撮像素子チップと固体
撮像素子カバーガラスとの間のギャップ領域に対して、
両者の接合用接着剤をはみ出し硬化させることにより、
チップ周辺を封止したことを特徴とする固体撮像装置。
【0102】(付記項4) カバーガラス側面に接触
し、フレキシブル回路基板のインナーリード部を封止す
る樹脂を黒色としたことを特徴とする固体撮像装置。
【0103】(付記項5) 固体撮像素子チップとフレ
キシブル回路基板を接続するインナーリード部を屈曲さ
せたことを特徴とする固体撮像装置。
【0104】(付記項6) 必要な領域を切り出すフレ
キシブル回路基板の切断領域の一部を開口部とし、回路
に寄与するパターン近傍に沿う切断領域の一部の開口部
を、寄与しない切断領域近傍にある開口部よりも大きく
形成したことを特徴とする固体撮像装置。
【0105】(付記項7) フレキシブル回路基板上に
位置決め用の孔を少なくとも2箇所に設けたことを特徴
とする固体撮像装置。
【0106】(付記項8) 固体撮像素子チップに接続
するフレキシブル回路基板のインナーリード部を、前記
固体撮像素子チップに遠い側のパターンの延長部に設け
たことを特徴とする固体撮像装置。
【0107】(付記項9) 固体撮像素子チップに接続
するフレキシブル回路基板のインナーリード部を屈曲部
とし、前記固体撮像素子チップと前記回路基板とを角度
を持たせて配置したことを特徴とする固体撮像装置。
【0108】(付記項10) 固体撮像素子チップに接
続するフレキシブル回路基板に実装された電子部品群が
固体撮像素子パッケージ領域内に納まる範囲内で、前記
固体撮像素子チップと前記フレキシブル回路基板とを角
度を持たせて配置したことを特徴とする固体撮像装置。
【0109】(付記項11) 固体撮像素子チップに接
続するフレキシブル回路基板上に配置したGNDのパタ
ーンを、前記フレキシブル回路基板の端部に寄せて配置
したことを特徴とする固体撮像装置。
【0110】(付記項12) 固体撮像素子と電子部品
と外部リードピンが配置されるフレキシブル回路基板と
を具備した固体撮像装置において、前記外部リードピン
には信号ケーブルが接続され、前記外部リードピンと前
記信号ケーブルとの接続部が前記固体撮像素子の投影面
内に納まることを特徴とする固体撮像装置。
【0111】(付記項13) 発熱しやすい電子部品を
他の電子部品より固体撮像素子より遠方に配置したこと
を特徴とする付記項12に記載の固体撮像装置。
【0112】(付記項14) リードピンが設けられた
回路基板を具備した固体撮像装置において、前記リード
ピンおよび前記リードピンが配置される導体部と、他の
導体部との間に絶縁部を形成したことを特徴とする固体
撮像装置。
【0113】(付記項15) 積層基板を有する固体撮
像装置において、前記積層基板の各層が、基板端面に形
成された電極を介して電気接続されることを特徴とする
固体撮像装置。
【0114】(付記項16) 前記積層基板の各層がリ
ードピンにて接続されることを特徴とする付記項15に
記載の固体撮像装置。
【0115】(付記項17) 前記電極が形成される基
板端部に面取りが形成されたことを特徴とする付記項1
5に記載の固体撮像装置。
【0116】(付記項18) フレキシブル回路基板の
インナーリードが接続される電極が、固体撮像素子チッ
プ中心より等距離に形成される固体撮像装置において、
前記フレキシブル回路基板中心が固体撮像装置中心より
も前記固体撮像素子チップ中心位置方向にオフセットさ
れたことを特徴とする固体撮像装置。
【0117】(付記項19) フレキシブル回路基板の
インナーリードが接続される電極が、固体撮像素子チッ
プ中心より等距離に形成される固体撮像装置において、
前記インナーリード中心が、固体撮像装置中心よりも前
記固体撮像素子チップ中心側へオフセットされたことを
特徴とする固体撮像装置。
【0118】(付記項20) カバーガラスがフレキシ
ブル回路基板のインナーリード先端部に当接することを
特徴とする固体撮像装置。
【0119】(付記項21) 電子部品がフリップチッ
プポンディングされるフレキシブル回路基板を具備した
固体撮像装置において、少なくとも前記電子部品が実装
される面の裏面が平坦であることを特徴とする固体撮像
装置。
【0120】(付記項22) レンズをレンズ枠に固定
する対物光学系ユニットにおいて、前記レンズ枠の両端
部のレンズを前記レンズ枠にカシメにて固定したことを
特徴とする対物光学系ユニット。
【0121】(付記項23) 前記レンズ枠の内視鏡基
端側の固定は、前記レンズ枠とその後方に配置されるC
CDホルダと嵌合する領域の一部を切り曲げしカシメた
ことを特徴とする付記項22に記載の対物光学系ユニッ
ト。
【0122】(付記項24) CCDを横置き配置した
内視鏡装置において、回路基板にCCDカバーガラスが
同一表面で接合可能な開口窓を設けるとともに、開口窓
の裏面周囲にCCDよりも低く各種電子部品を実装した
ことを特徴とする内視鏡装置。
【0123】(付記項25) 前記第3のパターンは垂
直転送信号を伝送するパターンであることを特徴とする
請求項4に記載の内視鏡装置。
【0124】(付記項26) 前記第3のパターンは電
源ラインパターンであることを特徴とする請求項4に記
載の内視鏡装置。
【0125】(付記項27) 前記第3のパターンはG
NDラインパターンであることを特徴とする請求項4に
記載の内視鏡装置。
【0126】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、小
型化され、高密度にパターン配置された回路基板におい
ても、クロストークによる画像への影響を防止すること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る内視鏡装置の
システムの構成を示す構成図
【図2】図1の電子内視鏡の先端部内の構成を示す断面
【図3】図2の固体撮像装置の構成を説明する第1の説
明図
【図4】図2の固体撮像装置の構成を説明する第2の説
明図
【図5】フレキシブル回路基板のパターン、ランドの状
態を示す図3のA矢視図
【図6】GND周辺のパターン構成を説明する図3のB
矢視図
【図7】使用領域切り出し前の図3のフレキシブル回路
基板を説明する図
【図8】本発明の第2の実施の形態に係るフレキシブル
回路基板の構成を示す図
【図9】固体撮像装置の小型化を図る第1の実施の形態
を説明する第1の図
【図10】固体撮像装置の小型化を図る第1の実施の形
態を説明する第2の図
【図11】固体撮像装置の小型化を図る第2の実施の形
態を説明する第1の図
【図12】固体撮像装置の小型化を図る第2の実施の形
態を説明する第2の図
【図13】固体撮像装置の小型化を図る第2の実施の形
態を説明する第3の図
【図14】固体撮像装置の小型化を図る第2の実施の形
態を説明する第4の図
【図15】固体撮像装置の小型化を図る第3の実施の形
態を説明する図
【図16】固体撮像装置の小型化を図る第4の実施の形
態を説明する第1の図
【図17】固体撮像装置の小型化を図る第4の実施の形
態を説明する第2の図
【図18】固体撮像装置の小型化を図る第4の実施の形
態を説明する第3の図
【図19】固体撮像装置の小型化を図る第5の実施の形
態を説明する第1の図
【図20】固体撮像装置の小型化を図る第5の実施の形
態を説明する第2の図
【図21】固体撮像装置の小型化を図る第5の実施の形
態を説明する第3の図
【図22】固体撮像装置の小型化を図る第6の実施の形
態を説明する第1の図
【図23】固体撮像装置の小型化を図る第6の実施の形
態を説明する2の図
【図24】固体撮像装置の小型化を図る第6の実施の形
態を説明する第3の図
【図25】固体撮像装置の小型化を図る第6の実施の形
態を説明する第4の図
【図26】固体撮像装置の小型化を図る第6の実施の形
態を説明する第5の図
【図27】固体撮像装置の小型化を図る第6の実施の形
態を説明する第6の図
【符号の説明】
1…内視鏡システム 2…電子内視鏡 3…光源装置 4…スコープケーブル 5…ビデオプロセッサ 6…カラーモニタ 22…固体撮像装置 25…CCD 25a…チップ 25b…CCDカバーガラス 25c…回路基板 25d…インナーリード 25e…バンプ 25k…第1の配線パターン 25l…第2の配線パターン 29a…チップコンデンサ(チップ部品) 29b…IC(集積回路) 30…ケーブル 45、49、51、53…パターン 46、47、55…スルーホール 48、50、52、56…ランド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 一村 博信 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C061 BB02 CC06 DD03 JJ06 JJ15 LL02 NN01 PP08 SS01 SS04 4M118 AA10 AB01 BA08 GD03 HA40 5C024 BX02 CX03 CY48 EX21 EX24 GY01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体撮像素子及び前記固体撮像素子に接
    続された回路基板とを具備した固体撮像装置において、 前記回路基板に設けられた、前記固体撮像素子からの出
    力信号を伝送するパターンと前記固体撮像素子を駆動す
    る水平転送信号を伝送するパターンとの間に、前記水平
    転送信号及び前記出力信号とは異なる電気信号を伝送す
    るパターンを介在させたことを特徴とする固体撮像装
    置。
  2. 【請求項2】 前記回路基板はフレキシブル基板であっ
    て、前記フレキシブル基板の一方の面に電子部品を集中
    して実装し、前記フレキシブル基板の他方の面にランド
    をを集中して配置したことを特徴とする請求項1に記載
    の固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記出力信号を伝送するパターンと前記
    水平転送信号を伝送するパターンとの間に介在するパタ
    ーンは、 前記固体撮像素子を駆動する垂直転送信号を伝送するパ
    ターン、前記固体撮像素子への電源供給のためのパター
    ンあるいは前記固体撮像素子のグランドパターンの少な
    くともいずれかのパターンであることを特徴とする請求
    項1に記載の固体撮像装置。
  4. 【請求項4】 固体撮像素子と、 前記固体撮像素子に接続された回路基板と、 前記回路基板の1つの面に実装され、前記固体撮像素子
    の出力を増幅するICを含む少なくとも1つの電子部品
    と、 前記回路基板の他の面に設けられた、外部よりの信号線
    を接続する少なくとも1つのランド、前記固体撮像素子
    からの出力信号を前記ICの入力まで伝送する第1のパ
    ターン、前記固体撮像素子を駆動する水平転送信号を前
    記固体撮像素子に伝送する第2のパターン、及び前記第
    1のパターンと前記第2のパターンとの間に設けられた
    少なくとも1つの第3のパターンとを備えたことを特徴
    とする固体撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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