JP2001255851A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2001255851A JP2000064433A JP2000064433A JP2001255851A JP 2001255851 A JP2001255851 A JP 2001255851A JP 2000064433 A JP2000064433 A JP 2000064433A JP 2000064433 A JP2000064433 A JP 2000064433A JP 2001255851 A JP2001255851 A JP 2001255851A
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Masahito Matsunami
將仁 松浪
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低温ポリシリコンを用いた液晶表示装置にお
いて、低電力化と信頼性の向上を図ること。 【解決手段】 トランジスタ14、液晶セル15、及び
補助容量12からなる画素をマトリクス状に配設した液
晶パネルにおいて、走査線駆動回路16から選択された
走査線Gに対してゲート信号を与え、信号線駆動回路1
7から信号線Sを介して表示信号を与える。また補助容
量線駆動回路10を設け、各走査線の補助容量12に対
してフレーム毎に極性が反転する電圧を供給する。こう
するとランジスタ14の出力電圧の振幅は、補助容量1
2の影響を受けて増加する。このため信号線駆動回路1
7の出力電圧を低減でき、低温ポリシリコンを用いた回
路素子の信頼性を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低温ポリシリコン
を用いた液晶パネルに対して信号線電圧を低減した液晶
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、低温ポリシリコンを用いた液晶表
示装置は、軽量薄型といった点から注目され、様々な機
器の表示装置として実用化されている。図4は低温ポリ
シリコンを用いた従来の液晶表示装置の回路構成図であ
る。点線部で示す表示領域11は、透明基板を用いてア
クティブマトリクスの液晶パネル上に形成され、画像を
表示する領域である。この液晶パネルは走査線G1、G
2、G3・・・Gnによって走査され、信号線S1、S
2、S3・・によって表示信号が与えられる。
【0003】第1の透明基板に形成された走査線G1、
G2・・Gnと信号線S1、S2・・との交差部にトラ
ンジスタ14が配置される。トランジスタ14は第1の
透明基板上に低温ポリシリコンを用いて形成された薄膜
トランジスタ(TFT)であリ、そのゲートは走査線G
に接続され、ソースは信号線Sに接続される。各トラン
ジスタ14のドレインに接続された画素電極部に液晶セ
ル15が配置される。また各トランジスタ14のドレイ
ンに補助容量12の一端が接続され、その他端は共通の
補助容量線13に接続される。
【0004】走査線駆動回路16は各走査線G1、G2
・・Gnを順次に走査して1水平期間毎に1行分の画素
列を選択する。信号線駆動回路17は各信号線S1、S
2・・を通して表示信号を出力し、1水平期間内で走査
線駆動回路16により選択された1行分の液晶セル15
に対してトランジスタ14を介して画素電圧を与える。
また各液晶セル15を挿んで対向電極18とその配線ラ
インが第2の透明基板に形成される。対向電極駆動回路
19は対向電極18を介して全ての液晶セルに共通の対
向電圧を印加する。
【0005】従来の液晶パネルの補助容量12の他端は
補助容量線13を通して電源回路の固定電圧出力端又は
回路アースに接続されている。こうして表示信号と対向
電圧の差に等しい駆動電圧が画素電圧として夫々の液晶
セル15に印加され、液晶セル15の光学特性が制御さ
れる。
【0006】以上のトランジスタ14、走査線駆動回路
16、信号線駆動回路17は、液晶パネルのTFTアレ
イ基板となる第1の透明基板に低温ポリシリコンを用い
て形成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図5は、図4に示す従
来の液晶表示装置の各画素(液晶セル)に印加される電
圧波形図である。同図において、パルス状の信号Gsig
は走査線駆動回路16から各走査線Gi(i=1〜n)
に出力されるゲート信号であり、1行分の各画素の選択
時には電圧がVghとなり、非選択時には電圧がVglに保
持される。電圧Vcom は対向電極駆動回路19の出力す
る対向電圧であり、ここでは直流電圧が用いられる。ま
た太い実線で示す出力電圧Vd はトランジスタ14のド
レイン電圧を示し、液晶セル15の画素電極に印加され
る。出力電圧Vd はフレーム周期で出力レベルが対向電
圧Vcom を中心に正及び負側に変化する。トランジスタ
14のゲートの選択時は、当該走査線上にある液晶セル
15は、信号線を介して供給される信号電圧Vsig に充
電されるが、トランジスタ14の寄生容量であるドレイ
ン−ゲート間の容量(図示せず)の影響で、ゲート信号
Gsig がVghからVglに変化したとき、出力電圧Vd が
Vsig より更にVptだけ低くなる。こうして、対向電圧
Vcom と出力電圧Vd の差の電圧Vdlが駆動電圧(画素
電圧)として液晶セル15に印加される。
【0008】図6は液晶セルの駆動電圧Vdlと透過率と
の相関を示す特性図である。同図より、液晶セルを白か
ら黒まで状態を変化させるためには、閾値電圧Vdl0 以
上の駆動電圧を必要とする。また、液晶セルは交流駆動
が必要なので、図5に示すように、信号電圧Vsig の振
幅Vspp は駆動電圧Vdlの2倍の電圧が必要となる。そ
の結果、信号線Sに出力すべき電圧振幅が大きくなり、
液晶表示装置の消費電力が大きくなってしまうという課
題があった。更に、一般的に低温ポリシリコンで形成さ
れた回路素子に大きな電力を消費させると、信頼性が低
下するという問題点もあった。
【0009】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、信号線の電圧振幅を小さくす
ることにより、液晶表示装置の消費電力を少なくすると
共に、その結果として低温ポリシリコンで形成された液
晶パネル上の回路素子の信頼性を向上させることを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、第1の基板に複数の走査線及び複数の信号線を設
け、前記走査線と前記信号線との交差部にスイッチング
素子を設け、前記スイッチング素子の出力端に接続され
た画素電極と第2の基板に形成された対向電極との間に
液晶セルを配設し、前記スイッチング素子の出力端に前
記液晶セルに対する補助容量となるコンデンサを接続し
た表示部と、前記表示部の各走査線を順次に走査し、1
水平期間毎に1行分の表示信号を液晶セルに与えるため
のタイミングを制御する走査線駆動回路と、前記走査線
駆動回路により選択された1行分の液晶セルに画素電圧
を印加するための表示信号を出力する信号線駆動回路
と、各液晶セルの対向電極に対向電圧を与える対向電極
駆動回路と、同一走査線の液晶セルの補助容量のコンデ
ンサに対して、フレーム周期に同期して電圧が変化する
補助容量駆動電圧を与える補助容量駆動回路と、を具備
することを特徴とする。
【0011】本願の請求項2の発明は、請求項1の液晶
表示装置において、前記表示部、前記走査線駆動回路、
前記信号線駆動回路、前記補助容量駆動回路、前記対向
電極駆動回路は、同一の液晶パネルに形成されたことを
特徴とする。
【0012】本願の請求項3の発明は、請求項2の液晶
表示装置において、前記走査線駆動回路、前記信号線駆
動回路、前記補助容量駆動回路、前記対向電極駆動回路
の内少なくとも1回路は、前記スイッチング素子と同一
プロセスの低温ポリシリコンで形成したことを特徴とす
る。
【0013】本願の請求項4の発明は、請求項1〜3の
いずれか1項の液晶表示装置において、前記表示部は、
前記液晶セル単位で外光の反射率を制御して画像を表示
する反射型であることを特徴とする。
【0014】本願の請求項5の発明は、請求項1〜4の
いずれか1項の液晶表示装置において、前記補助容量駆
動回路は、同一走査線の液晶セルの補助容量のコンデン
サに対して、当該走査線のゲート信号の立ち下がり直後
に前記表示信号の電圧極性と同方向にレベルが変化する
電圧を補助容量駆動電圧として出力することを特徴とす
る。
【0015】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明の実施の
形態1における液晶表示装置について、図1〜図3を用
いて説明する。図1は本実施の形態における液晶表示装
置の回路構成図であり、従来の液晶表示装置と同一部分
は同一の番号を付けて説明する。
【0016】点線部で示す表示領域11は、所定の画像
を複数の画素で表示する表示部であり、第1及び第2の
透明基板を用いてアクティブマトリクスの液晶パネル上
に形成される。この表示部は走査線G1、G2、G3・
・・Gnによって走査され、信号線S1、S2、S3・
・によって表示信号が与えられる。
【0017】第1の透明基板に形成された走査線G1、
G2・・Gnと信号線S1、S2・・との交差部にトラ
ンジスタ(TFT)14が配置される。そして各トラン
ジスタ14のドレインに接続された画素電極部に液晶セ
ル15が配置される。トランジスタ14は第1の透明基
板上に低温ポリシリコンを用いて形成された薄膜トラン
ジスタであリ、そのゲートは走査線Gに接続され、ソー
スは信号線Sに接続される。
【0018】走査線駆動回路16は各走査線G1、G2
・・Gnを順次に走査して1水平期間毎に1行分の画素
列を選択する。信号線駆動回路17は各信号線S1、S
2・・を通して表示信号を出力し、1水平期間内で走査
線駆動回路16により選択された1行分の液晶セルに対
してトランジスタ14を介して画素電圧を与える。また
各液晶セル15を挿んで対向電極18とその配線ライン
が第2の透明基板に設けられている。
【0019】対向電極駆動回路19は第2の透明基板に
形成された対向電極18を介して全ての液晶セルに共通
の対向電圧Vcom を印加する。また各画素に設けられた
補助容量12はその一端が各トランジスタ14のドレイ
ンに接続され、他端は走査線毎に異なる補助容量線13
に接続される。走査線G1に対応した補助容量線13は
補助容量線駆動回路10の第1出力端に接続され、走査
線G2に対応した補助容量線13は補助容量線駆動回路
10の第2出力端に接続される。以下も同様に接続され
る。そして走査線G1〜Gnに対応して異なるタイミン
グで補助容量駆動電圧Vst1〜Vstnが補助容量線駆動
回路10の第1出力端〜第n出力端から夫々出力される
ようにしている。
【0020】液晶セル15のスイッチング素子であるト
ランジスタ14は勿論のこと、走査線駆動回路16、信
号線駆動回路17、補助容量線駆動回路10の少なくと
も1回路又は全ての回路は、低温ポリシリコンを用いて
第1の透明基板に形成され、TFTアレイ基板が構成さ
れる。ここでアレイ基板と第2の透明基板との間隙に液
晶を充填したパネルを液晶パネルという。
【0021】図2は本実施の形態による液晶表示装置の
動作を示すタイミング図である。図2(a)は各走査線
G1,G2・・・から出力されるゲート信号Gsig 1,
Gsig 2・・・を示し、図2(b)は補助容量線駆動回
路10から出力される補助容量線駆動電圧Vst1、Vst
2・・・の変化を示す。ゲート信号Gsig 1、Gsig
2、・・・は図1の走査線駆動回路16から出力され、
走査線を選択するパルスであり、1フレームの繰り返し
周期を有している。ゲート信号Gsig の電圧は1行分の
各画素の選択時には電圧Vghになり、非選択時には電圧
Vglに保持される。補助容量線駆動電圧Vst1、Vst2
・・・は△Vstの振幅を持った2値の電圧信号であり、
補助容量12を介して各液晶セル15の一端に印加され
る。また走査線G1に対する補助容量線駆動電圧Vst1
は、ゲート信号Gsig 1が立ち下がった後、少し遅れて
振幅がΔVstだけ変化する。補助容量線駆動電圧Vst2
・・・についても同様に振幅が変化する。
【0022】図3は本実施の形態の液晶表示装置の各画
素(液晶セル)に印加される電圧の波形図である。同図
に示すゲート信号Gsig は走査線駆動回路16から選択
された走査線Gi(i=1〜n)に対して出力される。
1行分の各画素の選択時には電圧がVghとなり、非選択
時には電圧がVglになる。直流の対向電圧Vcom は対向
電極駆動回路19から出力される。トランジスタ14の
ドレインから出力される出力電圧Vd は、1フレーム周
期で出力レベルが対向電圧Vcom を中心に正及び負側に
変化する。当該ゲートの選択時は、その走査線上にある
液晶セル15は、信号線Sを介して供給される信号電圧
Vsig に充電されるが、トランジスタ14の寄生容量で
あるドレイン−ゲート間の容量Cdgの影響で、ゲート信
号GsigがVghからVglに変化したとき、出力電圧Vd
がVsig より更にVptだけ低くなった電圧に変化する。
その後補助容量駆動回路10の補助容量駆動電圧Vstが
△Vst電圧だけ立ち下がると、K・△Vstだけ出力電圧
Vd が更に低下する。こうして、対向電圧Vcom と出力
電圧Vd の差の電圧Vdlが液晶セル15の駆動電圧(画
素電圧)として印加される。
【0023】なお、上記の定数Kは次の(1)式で与え
られる。 K=Cst/(Clc+Cst+Cdg)・・・(1)式 Cst:補助容量12の容量 Clc:液晶セル15の容量 Cdg:トランジスタ14のドレイン−ゲート間の寄生容
【0024】次のフレームで同一走査線の各液晶セル1
5に表示信号を書き込むときは、当該走査線Giの再度
の選択時に、当該画素(i,j)の液晶セル15に対し
て信号線Sjを介して供給される信号電圧Vsig により
充電を行う。図3に示すように、トランジスタ14のド
レイン−ゲート間の寄生容量Cdgの影響で、ゲート信号
Gsig iの電圧がVghからVglに変化したとき、出力電
圧Vd がVptだけ低下する。その後、補助容量駆動回路
10の補助容量駆動電圧Vstが△Vstだけ立ち上がる
と、現在の電圧からK・△Vstだけ出力電圧Vd が上昇
する。この後は上昇した電圧が保持され、出力電圧Vd
と対向電圧Vcom との差が駆動電圧Vdlとして液晶セル
15に印加される。このように、液晶パネルが1フレ−
ム周期で交流駆動(反転駆動)される。
【0025】その結果、図3に示すように対向電圧Vco
m に対して出力電圧Vd が低くなる場合は、補助容量駆
動回路10からの信号により出力電圧Vd は(Vsig +
Vpt)より更にK・△Vstだけ対向電圧Vcom に対して
低い方向にシフトする。また、対向電圧Vcom に対し出
力電圧Vd が高くなる場合は、補助容量駆動回路10か
らの信号により出力電圧Vd は(Vsig −Vpt)より更
にK・△Vstだけ対向電圧Vcom に対して高い方向にシ
フトする。
【0026】以上のことは、液晶セル15を黒表示する
ため、駆動電圧VdlをVdl0より高い値Vdl1に設定し
た場合、 所定の駆動電圧Vdl1に対する信号電圧Vsig
の値を小さくできることを意味する。このように、液晶
セル15に与える出力電圧Vd がK・△Vstだけ対向電
圧Vcom から離れる方向にシフトするため、本実施の形
態における信号線の振幅Vspp ’は、図5に示す信号線
の振幅Vspp より小さくすることができる。
【0027】一般的に消費電力が大きいと低温ポリシリ
コンの信頼性が低下するが、このような駆動方法によれ
ば、信号線Sの出力電圧を低く抑えることができるの
で、各液晶セルを駆動する全てのトランジスタ14を初
め、信号線駆動回路17に用いられる低温ポリシリコン
素子の信頼性を向上することができる。また液晶表示装
置全体の低電力化を図ることができる。
【0028】(実施の形態2)次に本発明の実施の形態
2における液晶表示装置について説明する。本実施の形
態では、液晶パネルを反射型にすることを特徴とする。
前述した(1)式から明らかなように、補助容量駆動回
路10の出力変化△Vstにより、出力電圧Vdが上下に
シフトする割合は定数Kに比例するといえる。即ち補助
容量12の容量Cstを大きくするほど、出力電圧Vd の
シフト量が大きくなり、信号線振幅Vspp をより小さく
できる効果が得られる。
【0029】一方、反射型の液晶パネルは一般的にその
構造上(図示せず)、金属からなる反射電極がアレイ基
板全体を覆うため、反射電極と対面する補助容量12の
対向面積を1画素領域全体まで大きくとれる。そのた
め、補助容量12の容量Cstを透過型の液晶パネルより
大きくすることが可能となる。この場合、(1)式より
出力電圧Vd のシフト量が増え、信号線振幅Vspp を一
層小さくすることが可能となる。こうすると、液晶表示
装置の消費電力を更に低減することができる。特に反射
型の液晶パネルの場合は、携帯機器など低電力を要求さ
れる分野に適用されるので、その効果は非常に大きいも
のとなる。
【0030】
【発明の効果】請求項1〜3,5記載の発明によれば、
対向電圧に対してスイッチング素子の出力電圧が低くな
る場合は、補助容量駆動回路からの信号により、出力電
圧を補助容量に比例した値だけ対向電圧に対して低い方
向にシフトさせることができる。また対向電圧に対し出
力電圧が高くなる場合は、出力電圧を対向電圧に対して
高い方向にシフトさせることができる。このため液晶セ
ルを白・黒に変化さる電圧に対して信号線の振幅Vspp
を低くすることが可能となる。従って液晶表示装置の低
電力化を図ることができる。
【0031】特に請求項2記載の発明によれば、走査線
駆動回路や信号線駆動回路と同一のプロセスを用いて補
助容量駆動回路を形成することができ、何ら特別なコス
トの追加を伴うことなく液晶表示パネルを製造できる。
【0032】特に請求項3記載の発明によれば、一般的
に低温ポリシリコン素子は、消費電力が大きいと信頼性
を損なう可能性が強くなるが、信号線の電圧を低減でき
るので、低温ポリシリコン素子で構成した回路の信頼性
が向上する。
【0033】また請求項4記載の発明によれば、補助容
量値を大きくできるので、信号線振幅を一層小さくする
ことが可能となる。従って消費電力の低減及び回路素子
の信頼性向上を図ることができる。特に反射パネルの場
合は、携帯機器など低電力を要求される分野に適用され
るので、その効果は非常に大きいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における液晶表示装置の
回路構成図
【図2】実施の形態1の液晶表示装置の動作を示すタイ
ミング図
【図3】実施の形態1の液晶表示装置において、各画素
(液晶セル)に印加される電圧波形図
【図4】従来の液晶表示装置の回路構成図
【図5】従来の液晶表示装置において、各画素に印加さ
れる電圧波形図
【図6】液晶セルの駆動電圧と透過率の関係を示す特性
【符号の説明】
11 表示領域 12 補助容量 13 補助容量線 14 トランジスタ 15 液晶セル 16 走査線駆動回路 17 信号線駆動回路 18 対向電極 19 対向電極駆動回路 G1〜Gn 走査線 S1,S2,S3 信号線 Vst1〜Vstn 補助容量駆動電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 624 G02F 1/136 500 Fターム(参考) 2H092 KA04 KA07 KA16 KA18 NA01 NA24 NA25 NA27 PA06 2H093 NA16 NA32 NA33 NA43 NA80 NC09 NC18 NC22 NC25 NC26 NC34 ND35 ND38 ND39 ND49 NE03 NE10 5C006 AA11 AC11 AC25 AF42 AF69 BB28 BC03 BC11 FA46 FA47 5C080 AA10 BB05 DD26 DD29 EE25 FF11 JJ02 JJ04 5C094 AA22 AA31 BA03 BA43 CA19 EA04 FB01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の基板に複数の走査線及び複数の信
    号線を設け、前記走査線と前記信号線との交差部にスイ
    ッチング素子を設け、前記スイッチング素子の出力端に
    接続された画素電極と第2の基板に形成された対向電極
    との間に液晶セルを配設し、前記スイッチング素子の出
    力端に前記液晶セルに対する補助容量となるコンデンサ
    を接続した表示部と、 前記表示部の各走査線を順次に走査し、1水平期間毎に
    1行分の表示信号を液晶セルに与えるためのタイミング
    を制御する走査線駆動回路と、 前記走査線駆動回路により選択された1行分の液晶セル
    に画素電圧を印加するための表示信号を出力する信号線
    駆動回路と、 各液晶セルの対向電極に対向電圧を与える対向電極駆動
    回路と、 同一走査線の液晶セルの補助容量のコンデンサに対し
    て、フレーム周期に同期して電圧が変化する補助容量駆
    動電圧を与える補助容量駆動回路と、を具備することを
    特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示部、前記走査線駆動回路、前記
    信号線駆動回路、前記補助容量駆動回路、前記対向電極
    駆動回路は、同一の液晶パネルに形成されたことを特徴
    とする請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記走査線駆動回路、前記信号線駆動回
    路、前記補助容量駆動回路、前記対向電極駆動回路の内
    少なくとも1回路は、前記スイッチング素子と同一プロ
    セスの低温ポリシリコンで形成したことを特徴とする請
    求項2記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示部は、前記液晶セル単位で外光
    の反射率を制御して画像を表示する反射型であることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の液晶表示
    装置。
  5. 【請求項5】 前記補助容量駆動回路は、 同一走査線の液晶セルの補助容量のコンデンサに対し
    て、当該走査線のゲート信号の立ち下がり直後に前記表
    示信号の電圧極性と同方向にレベルが変化する電圧を補
    助容量駆動電圧として出力することを特徴とする請求項
    1〜4のいずれか1項記載の液晶表示装置。
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