JP2001255576A - ストロボ装置 - Google Patents

ストロボ装置

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JP2001255576A
JP2001255576A JP2000068341A JP2000068341A JP2001255576A JP 2001255576 A JP2001255576 A JP 2001255576A JP 2000068341 A JP2000068341 A JP 2000068341A JP 2000068341 A JP2000068341 A JP 2000068341A JP 2001255576 A JP2001255576 A JP 2001255576A
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JP
Japan
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reflector
discharge tube
flash discharge
flash
trigger
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Application number
JP2000068341A
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English (en)
Inventor
Haruhiko Yuhara
晴彦 湯原
Mitsuo Fukuya
光男 福家
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West Electric Co Ltd
Original Assignee
West Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、組立作業を簡素化して作業効率を
向上させることができるストロボ装置を提供することを
目的とする。 【解決手段】 本発明によるストロボ装置14は、閃光
放電管2へのトリガー電圧の印加手段であるトリガー部
材16が、弾性を有する導電材料にて第1端部16aに
把持部21を、第2端部16bに端子保持部22を設け
て形成され、閃光放電管2が反射傘3に装着された状態
でその弾性により把持部21で閃光放電管2に装着され
ると共に当接部16cで反射傘3に当接するものであ
り、トリガー部材16の装着作業を簡素化することでス
トロボ装置14の組立性を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、閃光放電管、反射
傘、光学パネル等から構成され、プリント基板上に形成
されるストロボ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、閃光放電管、反射傘、光学パ
ネル等から構成され、プリント基板上に形成されるスト
ロボ装置は、例えばフィルム付きカメラの分野において
種々の装置が提案、あるいは実用化されている。
【0003】一般的に、閃光放電管へのトリガー電圧の
印加手段は、閃光放電管と当接する反射傘及びトリガー
トランスの出力端に接続されるトリガーリード線を使用
して形成されるものが知られている。
【0004】トリガーリード線の反射傘への電気的、機
械的な接続方法としてはリード線を反射傘に機械的に押
し付ける方法や直接半田付けする方法あるいは反射傘に
貼付した導電テープへ半田付けする方法が知られてい
る。
【0005】しかし、いずれの方法もトリガーリード線
を所定の位置に保持した上での半田付け等の接続作業を
行うものであるため工程数が増加してしまうという問題
を含んでいた。
【0006】また、トリガーリード線には高電圧が供給
されるため、他の電気部品に対するノイズ対策、絶縁対
策の点から配線処理に大きな注意を払う必要があった。
【0007】そこで、このような問題に鑑みてトリガー
リード線に代えてトリガー部材を備えるストロボ装置が
特開平10−62844号に開示されている。図5はそ
の分解斜視図であり、ストロボ装置1は閃光放電管2、
反射傘3、該反射傘3の前面に配置される光学パネル
4、プリント基板5、一対の電極接片6,6、トリガー
トランス7、該トリガートランス7の出力端である端子
7aと反射傘3とを電気的に接続するトリガー部材であ
るトリガー接片8とから構成されている。
【0008】反射傘3は閃光放電管2が挿通される開口
9を備えている。
【0009】光学パネル4は反射傘3に挿通された閃光
放電管2を反射傘3の内背面に押し当てる押圧部10、
トリガー接片8が装着される装着孔11を備えている。
【0010】プリント基板5は光学パネル4の装着を許
容する装着部12を備えている。
【0011】トリガー接片8は光学パネル4の装着孔1
1と係合する係合突部8a、反射傘3の背面と当接する
第1端部8b、トリガートランス7の端子7aと電気的
に接続される第2端部8cを備え、弾性を有する導電材
料から形成されている。
【0012】一対の電極接片6,6はプリント基板5に
固着されて閃光放電管2の一対の主電極13,13と電
気的に接続される。
【0013】上記ストロボ装置1は、例えば閃光放電管
2を反射傘3の開口9に挿通した後、光学パネル4を反
射傘3に装着する。
【0014】次に、トリガー接片8をその係合突部8a
が装着孔11と係合するように光学パネル4へ装着す
る。このとき、トリガー接片8の第1端部8bは自身の
弾性によって反射傘3の背面と当接する。
【0015】次いで、閃光放電管2、反射傘3、トリガ
ー接片8の装着された光学パネル4からなる組立体を、
電極接片6,6、トリガートランス7が固着されたプリ
ント基板5の装着部12に装着する。
【0016】さらに、閃光放電管2の主電極13,13
と電極接片6,6間、トリガー接片8と端子7a間をそ
れそれ半田付けすることによりストロボ装置1が完成す
る。
【0017】このとき、閃光放電管2は光学パネル4の
押圧部10にて反射傘3の内背面に押し当てられ、した
がって端子7aに出力されるトリガー電圧は、トリガー
接片8、反射傘3、閃光放電管2の外表面に施されてい
る図示していない透明な電極を介して閃光放電管2に印
加されることになる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述したストロボ装置
1は、トリガー接片8を装着する際に第1係合突部8a
を光学パネル4の装着孔11へ係合させる組立作業を必
要とする。
【0019】このため、光学パネル4及びプリント基板
5に既に装着されている反射傘3等の部品が上述した組
立作業時に障害となることが考えられ、組立作業効率は
決して良いとは言えなかった。
【0020】また、トリガー接片8の第1端部8bを撓
ませながら反射傘3に押し当てるようにして、互いに小
さな装着孔11と第1係合突部8aとを係合させる細か
な作業を要するので係合不良を避けるために大きな注意
を払う必要があり、この点においても組立作業効率が良
いとは言い難かった。
【0021】本発明は、トリガー部材の第1端部に直接
又は反射傘を介して閃光放電管を把持する把持部を設
け、且つこの第1端部を反射傘と当接させることにより
微小な爪等での係合が不要であり組立作業の簡素化を実
現するとともに係合不良等の危惧もなくして作業効率を
向上させることができるストロボ装置を提供するもので
ある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明のストロボ装置
は、閃光放電管に装着されるとともに弾性を有する導電
材料から形成され、少なくとも反射傘と当接する第1端
部及びトリガートランスの出力端と電気的に接続される
第2端部を有するトリガー部材を有し、該トリガー部材
は第1端部に連なって直接又は反射傘を介して閃光放電
管を把持する把持部を備えて形成される。
【0023】これにより、トリガー部材は自身の弾性に
より閃光放電管を把持する形態で閃光放電管に装着さ
れ、第1端部が反射傘に当接せしめられ、第2端部はプ
リント基板への装着状態においてトリガートランスの出
力端と当接又は半田付けされる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、管状の閃光放電管と、前記閃光放電管が挿通される
開口を備えた反射傘と、前記反射傘の前面に装着される
光学パネルと、前記光学パネルの装着部を有するプリン
ト基板と、前記プリント基板に固着されその出力端より
前記閃光放電管のトリガー電圧を出力するトリガートラ
ンスと、前記プリント基板に固着され前記閃光放電管の
一対の主電極と電気的に接続される電極接片と、前記閃
光放電管に装着されるとともに弾性を有する導電材料か
ら形成され少なくとも前記反射傘と当接する第1端部及
び前記出力端と電気的に接続される第2端部を有するト
リガー部材とを有し、前記反射傘は係合突起を備えて導
電材料から形成され、前記光学パネルは前記係合突起と
係合する係合孔の他、押圧部、係合爪を備えて形成さ
れ、前記プリント基板は前記装着部に前記係合爪と係合
する係合部を備えて形成され、前記トリガー部材の前記
第1端部には直接又は前記反射傘を介して前記閃光放電
管を把持する把持部が形成され、前記閃光放電管は前記
反射傘の前記光学パネルへの装着状態において前記押圧
部により前記反射傘の内背面に押圧され、前記反射傘は
前記係合突起と前記係合孔との係合により前記光学パネ
ルに装着され、前記光学パネルは前記係合爪と係合部と
の係合により前記プリント基板に装着され、前記トリガ
ー部材は閃光放電管の反射傘への装着状態において前記
弾性により前記把持部で前記閃光放電管に装着され、該
装着状態において前記第1端部が前記反射傘に当接せし
められ、前記トリガー部材は前記光学パネルの前記プリ
ント基板への装着状態において前記第2端部が前記出力
端と当接又は半田付けされるストロボ装置であり、トリ
ガー部材の閃光放電管への取り付け作業を簡略化するこ
とができるという作用を有する。
【0025】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載のストロボ装置におけるトリガー部材を、線材
により形成し、第1端部は前記反射傘と当接する当接
部、該当接部に連なる把持部を備え、第2端部には前記
端子を嵌入させて保持する端子保持部を備え、該端子保
持部と前記把持部とは連結部を介して連接され、前記把
持部は前記閃光放電管の外径よりも小径であり開放部を
有する略環状に前記線材を湾曲させることにより形成さ
れ、前記当接部は前記線材を前記把持部よりも前記反射
傘が配置される方向へ屈曲させることにより形成され、
前記端子保持部は中心軸が前記端子に対して直交するよ
う前記第2端部をコイル状に複数回巻回して形成され、
前記連結部は前記光学パネルの前記プリント基板への装
着状態にて前記把持部及び前記端子保持部をそれぞれ所
望の位置に配置させる適宜形状に形成され、前記把持部
は前記弾性により前記開放部を広げながら拡開して前記
閃光放電管を把持することにより前記閃光放電管に装着
され、前記端子保持部は互いに隣接する巻回要素の間隙
に嵌入した前記端子を保持するように構成したものであ
り、請求項1と同様の作用を有する。
【0026】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1に記載のストロボ装置における光学パネルに前記トリ
ガー部材の前記連結部と当接する突出部を設け、該突出
部は前記当接部を前記反射傘に当接させる方向へ前記連
結部を押圧するように構成したものであり、請求項1と
同様の作用を有する。
【0027】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1に記載のストロボ装置におけるトリガー部材を、狭長
な薄板で形成したものであって前記把持部と前記第2端
部とをつなぐ連結部を有し、前記把持部は板幅を前記第
1端部から長手方向に沿って2分割し、一方を前記反射
傘の背面の少なくとも一部を抱持する形状に湾曲させた
反射傘保持部、他方を前記反射傘保持部と協働して前記
閃光放電管の支持が可能な放電管支持部とし、且つ前記
閃光放電管の外径と同程度以下のギャップを有する空間
を設けて形成され、前記把持部にて弾性により前記反射
傘を介して前記閃光放電管を把持することにより前記閃
光放電管及び前記反射傘に対して装着されるように構成
したものであり、請求項1と同様の作用を有する。
【0028】(実施例1)以下、本発明の一実施の形態
について図面とともに説明する。
【0029】図1は、本発明によるストロボ装置の一実
施例についてその構成を示す分解斜視図、図2は同完成
斜視図であり、図中、図5と同符号の要素は同一機能の
要素を示している。
【0030】ストロボ装置14は閃光放電管2、該閃光
放電管2の挿着を許容する反射傘3、該反射傘3の前面
に配置される光学パネル15、プリント基板5、該プリ
ント基板5に固着されて閃光放電管2の一対の主電極1
3,13と接続する電極接片6,6、プリント基板5上
に固着されてトリガー電圧を出力するトリガートランス
7、該トリガートランス7の出力端である端子7aと反
射傘3とを電気的に接続するトリガー部材16とから構
成されている。
【0031】反射傘3は閃光放電管2が挿通される開口
9及び光学パネル15と係合するための係合突起17を
備えている。
【0032】光学パネル15は反射傘3に挿通された閃
光放電管2を反射傘3の内背面に押し当てる押圧部1
0、上記係合突起17と係合する係合孔18、プリント
基板5と係合するための係合爪19を備える。
【0033】プリント基板5は光学パネル15の装着を
許容する装着部12が形成されるとともに上記係合爪1
9と係合する係合部20が設けられている。
【0034】トリガー部材16は弾性を有する線状の導
電材料から形成され、第1端部16aに把持部21、第
2端部16bに端子保持部22を設け、互いが連結部2
3を介して連接された形状のものである。ここで把持部
21よりも先端部を反射傘3が配置される方向、図1で
は右方向へ屈曲させて当接部16cを形成する。
【0035】把持部21は閃光放電管2の外径よりも若
干小径の略環状に開放部21aを有するように第1端部
16aを湾曲させて形成されており、自身の弾性により
開放部21aを広げながら拡開しその略環状部で閃光放
電管2を把持する。
【0036】端子保持部22は中心軸が端子7aに対し
て直交するよう第2端部16bをコイル状に複数回、好
ましくは2ないし3回巻回して形成したもので、該端子
保持部22は互いに隣接する巻回要素22aの間隙22
bに端子7aを嵌入することにより当該端子7aを保持
する。
【0037】連結部23は、光学パネル15がプリント
基板5へ装着された状態での把持部21及び端子保持部
22をそれぞれ所定の位置に配置させるとともにノイズ
対策等のために図示していない他の電気部品との位置関
係を考慮した適宜形状に形成されている。
【0038】さらに、光学パネル15にトリガー部材1
6の連結部23と当接することにより当接部16cを反
射傘3に当接させる方向へ連結部23を押圧する突出部
24を設けることで、閃光放電管2へ装着されるトリガ
ー部材16の当接部16cをより確実に反射傘3へ当接
させることができる。
【0039】以上のような構成からなる本発明の一実施
例は、例えば以下のような作業により完成される。
【0040】上記ストロボ装置14は、例えば閃光放電
管2を反射傘3の開口9に挿通するとともにトリガー部
材16の把持部21を僅かに拡開させ開放部21aを広
げて自身の弾性により閃光放電管2へ装着した後、係合
突起17を係合孔18と係合させて光学パネル15を反
射傘3に装着する。このとき、閃光放電管2は光学パネ
ル15の押圧部10にて反射傘3の内背面に押し当てら
れ、トリガー部材16の当接部16cは反射傘3と当接
する位置に配置する。
【0041】次いで、光学パネル15の係合爪19をプ
リント基板5の係合部20に係合させて、トリガー部材
16の装着された閃光放電管2、反射傘3、光学パネル
15からなる組立体を、電極接片6、トリガートランス
7が固着されたプリント基板5の装着部12に装着す
る。したがって端子7aに出力されるトリガー電圧は、
トリガー部材16、反射傘3、閃光放電管2の外表面に
施されている図示していない透明な電極を介して閃光放
電管2に印加されることになる。
【0042】これにより、閃光放電管2の一対の主電極
13,13は電極接片6,6と当接あるいは近接せしめ
られ、またトリガー部材16の端子保持部22もトリガ
ートランス7の端子7aと当接あるいは近接せしめら
れ、接続可能になる。
【0043】上述した一対の主電極13,13と電極接
片6間及びトリガー部材16の端子保持部22と端子7
a間を、例えば半田付けにより電気的、機械的に連結す
ることにより、図2にその完成斜視図を示したように図
1に示した一実施例は完成することになる。
【0044】また、端子保持部22と端子7a間の接続
は、トリガー部材16の弾性を用いて端子保持部22に
端子7aを適宜強度で挟持させることで上記半田付け処
理を施さなくても極めて簡単に実現できることは詳述す
るまでもない。
【0045】なお、プリント基板5における電極接片
6、トリガートランス7との係合部分にはストロボ装置
14の電気回路の一部を形成する導電パターンが形成さ
れ、それぞれ半田付けすることにより上記電極接片6等
は上記電気回路と接続されている。
【0046】また、本発明のストロボ装置14ではトリ
ガー部材16は自身の弾性により閃光放電管2を把持す
る状態で装着されるため、組立途中の段階でも所定の位
置に固定されて不用意に移動することがないため端子保
持部22と端子7aとの半田付けを自動化することも可
能になる。
【0047】(実施例2)図3は本発明によるストロボ
装置における他の実施の形態についてその構成を示す分
解斜視図、図4は同完成斜視図であり、図中、図1と同
符号の構成要素は同一の構成要素を示している。
【0048】ストロボ装置25は閃光放電管2、反射傘
3、光学パネル15、プリント基板5、一対の電極接片
6,6、トリガートランス7、該トリガートランス7の
出力端である端子7a及び反射傘3と接続するトリガー
部材26とから構成されている。
【0049】トリガー部材26は弾性を有する導電材料
の狭長な薄板で構成され、把持部27が設けられた第1
端部26aと第2端部26bとが連結部28を介して一
体的に形成されている。
【0050】把持部27は板幅を第1端部26aから長
手方向中間部26cまで長手方向に沿って2分割し、一
方を反射傘3の背面の端部3a付近を抱持できる形状に
湾曲させた反射傘保持部27aとし、他方を反射傘保持
部27aと協働して閃光放電管2の支持が可能な程度の
長さで平坦に形成した放電管支持部27bとし、且つ閃
光放電管2の外径よりも若干狭いもしくは同程度のギャ
ップを有する空間27cを設けて形成されている。した
がって、自身の弾性により空間27cを拡開することに
より閃光放電管2と反射傘3とを挟み込むことができ
る。
【0051】また、放電管支持部27bは反射傘保持部
27aと協働して反射傘3を介して閃光放電管2の支持
が可能であれば、その形状は何ら限定されるものではな
く、例えばトリガー部材26の長手方向において閃光放
電管2の外径と同程度あるいはそれ以上の曲率に湾曲さ
せる、閃光放電管2を安定して支持できるV溝やガイド
となるリブを設ける、閃光放電管2を抱え込むようにし
て第1端部26aを起曲するなど様々な形状とすること
が可能である。
【0052】第2端部26bはトリガートランス7の出
力端7aと電気的、機械的に接続される。図3、4中で
は第2端部26bは平坦な形状で示されているが、これ
に限るものではなく、端子7aが当接する箇所にガイド
溝を設けるあるいは端子7aの挿入を許容する筒形等の
形状にしてもよい。
【0053】連結部28は、光学パネル15がプリント
基板5へ装着した状態での把持部27及び第2端部26
bをそれぞれ所定の位置に配置させるとともにノイズ対
策等のために図示していない他の電気部品との位置関係
を考慮した適宜形状に形成されている。
【0054】以上のような構成からなる本実施例は、例
えば以下のような作業により完成される。
【0055】上記ストロボ装置25は、例えば反射傘3
背面の端部3aにトリガー部材26の反射傘保持部27
aを被着させるとともに空間27cを拡開しながら空間
27c及び開口9へ閃光放電管2を挿通する。
【0056】これにより、トリガー部材26は自身の弾
性により把持部27で閃光放電管2及び反射傘3を把持
し、換言すれば、反射傘3を介して反射傘保持部27a
と放電管支持部27bとで閃光放電管2を挟持し、閃光
放電管2に装着される。
【0057】次いで、係合突起17を係合孔18と係合
させて光学パネル15を反射傘3に装着し、光学パネル
15の係合爪19をプリント基板5の係合部20に係合
させて、トリガー部材26の装着された閃光放電管2、
反射傘3、光学パネル15からなる組立体を、電極接片
6、トリガートランス7が固着されたプリント基板5の
装着部12に装着する。
【0058】このとき、閃光放電管2の一対の主電極1
3,13は電極接片6,6と当接あるいは近接せしめら
れ、またトリガー部材26の第2端部26bもトリガー
トランス7の端子7aと当接あるいは近接せしめられ
る。
【0059】さらに、閃光放電管2は光学パネル15の
押圧部10にて反射傘3の内背面に押し当てられ、した
がって端子7aに出力されるトリガー電圧は、トリガー
部材26、反射傘3、閃光放電管2の外表面に施されて
いる図示していない透明な電極を介して閃光放電管2に
印加されることになる。
【0060】上述した一対の主電極13,13と電極接
片6,6間及びトリガー部材26の第2端部26bと端
子7a間を、例えば半田付けにより電気的、機械的に連
結することにより、図4にその完成斜視図を示したよう
に図3に示した本実施例は完成することになる。
【0061】また、第2端部26bと端子7a間の接続
は、トリガー部材26の弾性を用いて第2端部26bに
端子7aを適宜強度で当接させるようにすることで上記
半田付け処理を施さなくても極めて簡単に実現できるこ
とは詳述するまでもない。
【0062】なお、プリント基板5における電極接片
6、トリガートランス7との係合部分にはストロボ装置
25の電気回路の一部を形成する導電パターンが形成さ
れ、それぞれ半田付けすることにより上記電極接片6等
は上記電気回路と接続されている。
【0063】また、本発明のストロボ装置25ではトリ
ガー部材26は反射傘3を介して閃光放電管2を把持
し、これらを一体に保持する状態で装着されるため、組
立途中の段階でも所定の位置に固定されて不用意に移動
することがないため第2端部26bと端子7aとの半田
付けを自動化することも可能になる。
【0064】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明のストロボ
装置は、弾性を有する導電材料で形成するトリガー部材
に直接又は間接的に閃光放電管を把持する把持部を含
み、反射傘と当接する第1端部を設けたものであり、把
持部の弾性力を用いて閃光放電管を把持させることでト
リガー部材の装着が可能となり、トリガー部材装着作業
の簡素化及び確実性の向上を実現するだけでなく、トリ
ガートランスの出力端との接続部分の半田付け自動化も
可能とし組立性に優れた作業効率の高いストロボ装置を
提供することができる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるストロボ装置の一実施例の構成を
示す分解斜視図
【図2】同じくストロボ装置の一実施例の構成を示す完
成斜視図
【図3】本発明によるストロボ装置における他の実施例
の構成を示す分解斜視図
【図4】同じくストロボ装置における他の一実施例の構
成を示す完成斜視図
【図5】従来のストロボ装置の構成を示す分解斜視図
【符号の説明】
2 閃光放電管 3 反射傘 3a 端部 5 プリント基板 6 電極接片 7 トリガートランス 7a 端子(出力端) 9 開口 10 押圧部 12 装着部 13 主電極 14,25 ストロボ装置 15 光学パネル 16,26 トリガー部材 16a,26a 第1端部 16b,26b 第2端部 17 係合突起 18 係合孔 19 係合爪 20 係合部 21,27 把持部 21a 開放部 22 端子保持部 22a 巻回要素 22b 間隙 23,28 連結部 24 突出部 26c 長手方向中間部 27a 反射傘保持部 27b 放電管支持部 27c 空間

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管状の閃光放電管と、前記閃光放電管が挿
    通される開口を備えた反射傘と、前記反射傘の前面に装
    着される光学パネルと、前記光学パネルの装着部を有す
    るプリント基板と、前記プリント基板に固着されその出
    力端より前記閃光放電管のトリガー電圧を出力するトリ
    ガートランスと、前記プリント基板に固着され前記閃光
    放電管の一対の主電極と電気的に接続される電極接片
    と、前記閃光放電管に装着されるとともに弾性を有する
    導電材料から形成され少なくとも前記反射傘と当接する
    第1端部及び前記出力端と電気的に接続される第2端部
    を有するトリガー部材とを有し、前記反射傘は係合突起
    を備えて導電材料から形成され、前記光学パネルは前記
    係合突起と係合する係合孔の他、押圧部、係合爪を備え
    て形成され、前記プリント基板は前記装着部に前記係合
    爪と係合する係合部を備えて形成され、前記トリガー部
    材の前記第1端部には直接又は前記反射傘を介して前記
    閃光放電管を把持する把持部が形成され、前記閃光放電
    管は前記反射傘の前記光学パネルへの装着状態において
    前記押圧部により前記反射傘の内背面に押圧され、前記
    反射傘は前記係合突起と前記係合孔との係合により前記
    光学パネルに装着され、前記光学パネルは前記係合爪と
    係合部との係合により前記プリント基板に装着され、前
    記トリガー部材は閃光放電管の反射傘への装着状態にお
    いて前記弾性により前記把持部で前記閃光放電管に装着
    され、該装着状態において前記第1端部が前記反射傘に
    当接せしめられ、前記トリガー部材は前記光学パネルの
    前記プリント基板への装着状態において前記第2端部が
    前記出力端と当接又は半田付けされるストロボ装置。
  2. 【請求項2】前記トリガー部材は、線材により形成さ
    れ、第1端部は前記反射傘と当接する当接部、該当接部
    に連なる把持部を備え、第2端部には前記端子を嵌入さ
    せて保持する端子保持部を備え、該端子保持部と前記把
    持部とは連結部を介して連接され、前記把持部は前記閃
    光放電管の外径よりも小径であり開放部を有する略環状
    に前記線材を湾曲させることにより形成され、前記当接
    部は前記線材を前記把持部よりも前記反射傘が配置され
    る方向へ屈曲させることにより形成され、前記端子保持
    部は中心軸が前記端子に対して直交するよう前記第2端
    部をコイル状に複数回巻回して形成され、前記連結部は
    前記光学パネルの前記プリント基板への装着状態にて前
    記把持部及び前記端子保持部をそれぞれ所望の位置に配
    置させる適宜形状に形成され、前記把持部は前記弾性に
    より前記開放部を広げながら拡開して前記閃光放電管を
    把持することにより前記閃光放電管に装着され、前記端
    子保持部は互いに隣接する巻回要素の間隙に嵌入した前
    記端子を保持する請求項1に記載のストロボ装置。
  3. 【請求項3】前記光学パネルは前記トリガー部材の前記
    連結部と当接する突出部を備え、該突出部は前記当接部
    を前記反射傘に当接させる方向へ前記連結部を押圧する
    請求項2に記載のストロボ装置。
  4. 【請求項4】前記トリガー部材は、狭長な薄板で形成し
    たものであって前記把持部と前記第2端部とをつなぐ連
    結部を有し、前記把持部は板幅を前記第1端部から長手
    方向に沿って2分割し、一方を前記反射傘の背面の少な
    くとも一部を抱持する形状に湾曲させた反射傘保持部、
    他方を前記反射傘保持部と協働して前記閃光放電管の支
    持が可能な放電管支持部とし、且つ前記閃光放電管の外
    径と同程度以下のギャップを有する空間を設けて形成さ
    れ、前記把持部にて弾性により前記反射傘を介して前記
    閃光放電管を把持することにより前記閃光放電管及び前
    記反射傘に対して装着される請求項1に記載のストロボ
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005257808A (ja) * 2004-03-09 2005-09-22 Three M Innovative Properties Co 変形可能な端子及びそれを有するストロボ発光装置
JP2012058325A (ja) * 2010-09-06 2012-03-22 Stanley Electric Co Ltd ストロボ発光装置

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JP2005257808A (ja) * 2004-03-09 2005-09-22 Three M Innovative Properties Co 変形可能な端子及びそれを有するストロボ発光装置
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