JP2001253010A - 化粧天板 - Google Patents

化粧天板

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JP2001253010A JP2000069827A JP2000069827A JP2001253010A JP 2001253010 A JP2001253010 A JP 2001253010A JP 2000069827 A JP2000069827 A JP 2000069827A JP 2000069827 A JP2000069827 A JP 2000069827A JP 2001253010 A JP2001253010 A JP 2001253010A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メラミン化粧板を用いたメラミン化粧天板に
代わるメラミン化粧天板と同等な性能を有するリサイク
ル可能な化粧天板を提供することである。 【解決手段】 非ハロゲン系熱可塑性樹脂からなる合成
樹脂製シート上に電子線硬化型樹脂からなる表面保護層
を形成した化粧シートを鋼板の一方の面に接着剤層を介
して貼着したことを特徴とする化粧天板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デスク、テーブ
ル、カウンター等の表面に用いられる意匠性に優れた化
粧天板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、デスク、テーブル、カウンター等
の表面には、表面硬度が大きく、耐汚染性や折り曲げ等
の加工適性に優れることなどから、木目、石目、布目、
あるいは、各種抽象模様等の印刷を施したチタン紙にメ
ラミン樹脂等の熱硬化型樹脂を含浸すると共に乾燥して
後に加熱加圧成形して熱硬化させた、いわゆる、メラミ
ン化粧板を鋼板等の基板に接着剤層を介して貼着した化
粧天板が用いられている。
【0003】しかし、前記メラミン化粧板に用いるチタ
ン紙は高価であり、当然のことながら前記メラミン化粧
板を用いた化粧天板も高価なものにならざるを得ず、ま
た、前記メラミン化粧板を鋼板等の基板に貼着した化粧
天板は、メラミン化粧板と鋼板等の基板との分別が困難
であり、通常、スクラップとして廃棄処分されている。
【0004】そのために、表面硬度、耐汚染性、折り曲
げ等の加工適性等においてメラミン化粧板を用いた化粧
天板と同程度の性能を有する安価な化粧天板が求められ
ると共に、地球環境を鑑みたリサイクルの観点から、分
別可能な化粧天板が求められていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上記
問題に鑑みてなされたものであって、本発明の目的とす
るところは、メラミン化粧板を用いたメラミン化粧天板
と同程度の諸性能、具体的には、耐擦傷性、耐磨耗性、
耐汚染性、あるいは、折り曲げ等の加工適性を有する化
粧天板であって、かつ、廃棄時に焼却しても有害なガス
が発生することがなく、リサイクル可能な素材を容易に
分別することができる環境に優しい化粧天板を安価に提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するために、請求項1記載の本発明の化粧天板は、
非ハロゲン系熱可塑性樹脂からなる合成樹脂製シート上
に電子線硬化型樹脂からなる表面保護層を形成した化粧
シートを鋼板の一方の面に接着剤層を介して貼着したこ
とを特徴とするものである。このように構成することに
より、表面硬度が大きく、耐汚染性や折り曲げ等の加工
適性に優れた化粧天板とすることができる。また、リサ
イクルの観点においても、化粧シートを貼着したままの
化粧天板を溶解炉に投入することにより、鉄のみを容易
に取り出すことができ、再利用することができる。
【0007】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の化粧天板において、前記非ハロゲン系熱可塑性樹脂
がオレフィン系熱可塑性樹脂からなることを特徴とする
ものである。このように構成することにより、環境にも
優しく、安価な化粧天板とすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】上記の本発明について、以下に詳
しく説明する。まず、本発明の化粧天板を構成する非ハ
ロゲン系熱可塑性樹脂からなる合成樹脂製シートとして
は、低密度ポリエチレン(線状低密度ポリエチレンを含
む),中密度ポリエチレン,高密度ポリエチレン,エチ
レンαオレフィン共重合体,ホモポリプロピレン,ポリ
メチルペンテン,ポリブテン,エチレン−プロピレン共
重合体,プロピレン−ブテン共重合体,エチレン−酢酸
ビニル共重合体,エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化
物、あるいは、これらの混合物等のオレフィン系熱可塑
性樹脂、ポリエチレンテレフタレート,ポリブチレンテ
レフタレート,ポリエチレンナフタレート,ポリエチレ
ンナフタレート−イソフタレート共重合体,ポリカーボ
ネート,ポリアリレート等の熱可塑性エステル系樹脂、
ポリメタアクリル酸メチル,ポリメタアクリル酸エチ
ル,ポリアクリル酸エチル,ポリアクリル酸ブチル等の
アクリル系熱可塑性樹脂、ナイロン−6,ナイロン−66
等のポリアミド系熱可塑性樹脂、あるいは、ポリイミ
ド、ポリウレタン、ポリスチレン、アクリロニトリル−
ブタジエン−スチレン樹脂等の非ハロゲン系熱可塑性樹
脂からなるシートを挙げることができ、このシートは前
記熱可塑性樹脂が単独からなるシートであってもよい
し、また、2種以上の混合物からなるシートであっても
よいし、さらに、2以上の複数のシートからなる積層体
であってもよいが、化粧天板は、通常、優れた意匠性や
天板として要求される諸物性を有するものであり、前記
非ハロゲン系熱可塑性樹脂からなる合成樹脂性シートに
は印刷層や表面保護層が設けられると共に、エンボス加
工等により凹凸模様が設けられる。そのために、前記合
成樹脂性シートには、印刷適性やエンボス加工適性等が
求められると共に安価である必要があり、これらのこと
を考慮するとオレフィン系熱可塑性樹脂が適当である。
【0009】また、前記非ハロゲン系熱可塑性樹脂から
なる合成樹脂製シートは、無延伸の状態、あるいは、1
軸ないし2軸方向に延伸した状態のいずれの状態のシー
トであってもよいし、また、顔料等を添加した着色シー
トであっても構わないが、この合成樹脂製シートの厚さ
としては、概ね50〜300 μm程度が好ましい。また、必
要に応じて、この合成樹脂製シートの一方の面ないし両
方の面にコロナ放電処理、プラズマ処理、オゾン処理等
の易接着処理を施してもよい。また、この合成樹脂製シ
ートを構成する非ハロゲン系熱可塑性樹脂には、必要に
応じて周知の酸化防止剤、光安定剤、紫外線防止剤、あ
るいは、難燃性を付与するための無機充填剤等の各種の
添加剤を添加することができる。
【0010】次に、本発明の化粧天板を構成する表面保
護層としては、耐擦傷性、耐磨耗性、耐汚染性、折り曲
げ等の加工適性を考慮すると硬化型樹脂を用いて形成す
るのが適当であるが、特に上記の合成樹脂製シートとの
組み合わせを考慮すると、高エネルギーであって、か
つ、高効率であるといった理由から、電子線硬化型樹脂
が好適である。
【0011】電子線硬化型樹脂としては、電子線を照射
することにより、架橋重合反応を起こして3次元の高分
子構造に変化する樹脂である。電子線源としては、コッ
クロフトワルトン型、バンデグラフト型、共振変圧器
型、絶縁コア変圧器型、或いは、直線型、ダイナミトロ
ン型、高周波型灯の各種電子線加速器を用い、100 〜10
00KeV、好ましくは100 〜300 KeVのエネルギーを
もつ電子を照射するものを使用できる。
【0012】電子線硬化型樹脂としては、分子中に、
(メタ)アクリロイル基、(メタ)アクリロイルオキシ
基等のラジカル重合性不飽和基、又はエポキシ基等のカ
チオン重合性官能基を有する単量体、プレポリマー又は
ポリマー(以下、これらを総称して化合物と呼称する)
からなる。これら単量体、プレポリマー、及びポリマー
は、単体で用いるか、或いは複数種混合して用いる。
尚、本明細書で(メタ)アクリレートとは、アクリレー
ト又はメタアクリレートの意味で用いる。
【0013】ラジカル重合性不飽和基を有するプレポリ
マーとしては、ポリエステル(メタ)アクリレート、ウ
レタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリ
レート、メラミン(メタ)アクリレート、トリアジン
(メタ)アクリレート、ポリビニルピロリドン等が挙げ
られる。このプレポリマーは、通常、分子量が10000 程
度以下のものが用いられる。分子量が10000 を超えると
硬化した樹脂層の耐擦傷性、耐摩耗性、耐薬品性、耐熱
性等の表面物性が不足する。上記のアクリレートとメタ
アクリレートは共用し得るが、電子線での架橋硬化速度
という点ではアクリレートの方が速い為、高速度、短時
間で能率よく硬化させるという目的ではアクリレートの
方が有利である。
【0014】カチオン重合性官能基を有するプレポリマ
ーとしては、ビスフェノール型エポキシ樹脂、ノボラッ
ク型エポキシ樹脂、脂環型エポキシ樹脂等のエポキシ系
樹脂、脂肪族系ビニルエーテル、芳香族系ビニルエーテ
ル、ウレタン系ビニルエーテル、エステル系ビニルエー
テル等のビニルエーテル系樹脂、環状エーテル化合物、
スピロ化合物等のプレポリマーが挙げられる。
【0015】ラジカル重合性不飽和基を有する単量体の
例としては、(メタ)アクリレート化合物の単官能単量
体として、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メ
タ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、メト
キシエチル(メタ)アクリレート、メトキシブチル(メ
タ)アクリレート、ブトキシエチル(メタ)アクリレー
ト、2エチルヘキシル(メタ)アクリレート、N,N−
ジメチルアミノメチル(メタ)アクリレート、N,N−
ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−
ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−
ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、N,N
−ジベンジルアミノエチル(メタ)アクリレート、ラウ
リル(メタ)アクリレート、イソボニル(メタ)アクリ
レート、エチルカルビトール(メタ)アクリレート、フ
ェノキシエチル(メタ)アクリレート、フェノキシポリ
エチレングリコール(メタ)アクリレート、テトラヒド
ロフルフリル(メタ)アクリレート、メトキシプロピレ
ングリコール(メタ)アクリレート、2−(メタ)アク
リロイルオキシエチル−2−ヒドロキシプロピルフタレ
ート、2−(メタ)アクリロイルオキシプロピルハイド
ロゲンテレフタレート等が挙げられる。
【0016】また、ラジカル重合性不飽和基を有する多
官能単量体として、エチレングリコールジ(メタ)アク
リレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジプロ
ピレングリコール(メタ)アクリレート、ネオペンチル
グリコールジ(メタ)アクリレート、1,6ヘキサンジ
オールジ(メタ)アクリレート、1,9−ノナンジオー
ルジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ビスフェノール−A−ジ(メ
タ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メ
タ)アクリレート、トリメチロールプロパンエチレンオ
キサイドトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリト
ールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトール
テトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトール
ペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトール
ヘキサ(メタ)アクリレート、グリセリンポリエチレン
オキサイドトリ(メタ)アクリレート、トリス(メタ)
アクリロイルオキシエチルフォスフェ−ト等が挙げられ
る。
【0017】カチオン重合性官能基を有する単量体は、
上記カチオン重合性官能基を有するプレポリマーの単量
体を用いることができる。
【0018】また、電子線硬化型樹脂の溶剤としては、
塗料、インキ等に通常使用されているものを使用するこ
とができ、具体的には、トルエン、キシレン等の芳香族
炭化水素、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、酢酸エ
チル、酢酸イソプロピル、酢酸アミル等の酢酸エステル
類、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピ
ルアルコール等のアルコール類、ジオキサン、テトラヒ
ドロフラン、ジイソプロピルエーテル等のエーテル類お
よびこれらの2種以上の混合物を挙げることができる。
【0019】ところで、この電子線硬化型樹脂で表面保
護層を形成する方法としては、たとえば、この電子線硬
化型樹脂を溶液化し、グラビアコート法、ロールコート
法等の周知の塗工法で塗工することにより形成すること
ができる。この場合の塗工量としては、固形分として概
ね5〜30g/m2 、好ましくは7〜20g/m2 である。
この理由としては、5g/m2 より塗工量が少なくなる
と表面硬度が小さくなり耐擦傷性や耐磨耗性が低下し、
30g/m2 より塗工量が多くなると可撓性が低下し、折
り曲げ等の加工適性が悪くなる。
【0020】また、電子線硬化型樹脂から形成された表
面保護層に、より一層耐擦傷性、耐磨耗性を付与する場
合には、粉末状の酸化アルミニウム、炭化珪素、二酸化
珪素、チタン酸カルシウム、チタン酸バリウム、マグネ
シウムパイロボレート、酸化亜鉛、窒化珪素、酸化ジル
コニウム、酸化クロム、酸化鉄、窒化硼素、ダイアモン
ド、金剛砂、ガラス繊維等の研磨材を加えることにより
達成することができる。この研磨材の電子線硬化型樹脂
100 重量部に対する割合は1〜80重量部が適当である。
【0021】上記で説明した電子線硬化型樹脂には、必
要に応じて、染料、顔料等の着色剤、艶調製剤、増量剤
等の充填剤、消泡剤、レベリング剤、チクソトロピー性
付与剤等の添加剤を添加することができる。
【0022】また、前記合成樹脂製シートと前記表面保
護層との接着強度を向上させる目的で、前記合成樹脂製
シートと前記表面保護層との間にプライマー層を設ける
こともできる。このプライマー層としては、アクリル
樹脂とウレタン樹脂との共重合体と、イソシアネート
とからなる樹脂で形成されたものである。すなわち、プ
ライマー層は、のアクリル樹脂とウレタン樹脂との共
重合体は、末端に水酸基を有するアクリル重合体成分
(成分A)、両末端に水酸基を有するポリエステルポリ
オール成分(成分B)、ジイソシアネート成分(成分
C)を配合して反応させてプレポリマーとなし、該プレ
ポリマーにさらにジアミンなどの鎖延長剤(成分D)を
添加して鎖延長することで得られるものである。この反
応によりポリエステルウレタンが形成されると共にアク
リル重合体成分が分子中に導入され、末端に水酸基を有
するアクリル−ポリエステルウレタン共重合体が形成さ
れる。そして、このアクリル−ポリエステルウレタン共
重合体の末端の水酸基をのイソシアネートと反応させ
て硬化させることにより形成されたものである。
【0023】前記成分Aは、末端に水酸基を有する直鎖
状のアクリル酸エステル重合体が用いられる。具体的に
は、末端に水酸基を有する直鎖状のポリメチルメタクリ
レート(PMMA)が耐候性(特に光劣化に対する特
性)に優れ、ウレタンと共重合させて相溶化するのが容
易である点から好ましい。前記成分Aは共重合体におい
てアクリル樹脂成分となるものであり、分子量5000〜70
00(重量平均分子量)のものが耐候性、接着性が特に良
好であるために好ましく用いられる。また、前記成分A
は両末端に水酸基を有するもののみを用いてもよいが、
片末端に共役二重結合が残っているものを上記の両末端
に水酸基を有するものと混合して用いてもよい。共役二
重結合が残っているアクリル重合体を混合することによ
り、プライマー層と接する層、たとえば、表面保護層の
樹脂に電子線硬化型樹脂を用いた場合に、該電子線硬化
型樹脂とアクリル重合体の共役二重結合が反応するため
に特に電子線硬化型樹脂との間の接着性を向上させるこ
とができ、電子線硬化型樹脂を用いて表面保護層を形成
する場合、プライマー層を設ける方が望ましい。
【0024】前記成分Bは、ジイソシアネートと反応し
てポリエステルウレタンを形成し、共重合体においてウ
レタン樹脂成分を構成する。成分Bは両末端に水酸基を
有するポリエステルジオールが用いられる。このポリエ
ステルジオールとしては、芳香族またはスピロ環骨格を
有するジオール化合物とラクトン化合物またはその誘導
体、またはエポキシ化合物との付加反応生成物、二塩基
酸とジオールとの縮合生成物、および環状エステル化合
物から誘導されるポリエステル化合物等を挙げることが
できる。上記ジオールとしては、エチレングリコール、
プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ブタン
ジオール、ヘキサンジオール、メチルペンタンジオール
等の短鎖ジオール、1,4シクロヘキサンジメタノール
などの脂環族短鎖ジオール等を挙げることができる。ま
た、上記二塩基酸としては、アジピン酸、フタル酸、イ
ソフタル酸、テレフタル酸等を挙げることができる。ポ
リエステルポリオールとして好ましいのは、酸成分とし
てアジピン酸またはアジピン酸とテレフタル酸の混合
物、特にアジピン酸が好ましく、ジオール成分として3
−メチルペンタンジオールおよび1,4シクロヘキサン
ジメタノールを用いたアジペート系ポリエステルであ
る。
【0025】プライマー層において、成分Bと成分Cと
が反応して形成されるウレタン樹脂成分は、該プライマ
ー層に柔軟性を与え、合成樹脂製シートとの接着性に寄
与する。また、アクリル重合体からなるアクリル樹脂成
分は、前記プライマー層において耐候性および耐ブロッ
キング性に寄与する。ウレタン樹脂において、成分Bの
分子量は前記プライマー層に柔軟性を十分に発揮可能な
ウレタン樹脂が得られる範囲であればよく、アジピン酸
またはアジピン酸とテレフタル酸の混合物と、3−メチ
ルペンタンジオールおよび1,4シクロヘキサンジメタ
ノールからなるポリエステルジオールの場合、500 〜50
00(重量平均分子量)が好ましい。
【0026】成分Cは、1分子中に2個のイソシアネー
ト基を有する脂肪族または脂環族のジイソシアネート化
合物が用いられる。このジイソシアネートとしては、た
とえば、テトラメチレンジイソシアネート、2,2,4(2,4,
4)-1,6ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジ
イソシアネート、4,4'ジシクロヘキシルメタンジイソシ
アネート、1,4'シクロヘキシルジイソシアネート等を挙
げることできる。ジイソシアネート成分としては、イソ
ホロンジイソシアネートが物性およびコストが優れる点
で好ましい。上記の成分A〜Cを反応させる場合のアク
リル重合体、ポリエステルポリオール、および、後述す
る鎖延長剤の合計の水酸基(アミノ基の場合も含める)
と、イソシアネート基の当量比はイソシアネート基が過
剰となるようにする。
【0027】上記の三成分A、B、Cを60〜120 ℃で2
〜10時間程度反応させると、ジイソシアネートのイソシ
アネート基がポリエステルポリオール末端の水酸基と反
応してポリエステルウレタン樹脂成分が形成されると共
にアクリル重合体末端の水酸基にジイソシアネートが付
加した化合物も混在し、過剰のイソシアネート基および
水酸基が残存した状態のプレポリマーが形成される。こ
のプレポリマーに鎖延長剤として、たとえば、イソホロ
ンジアミン、ヘキサメチレンジアミン等のジアミンを加
えてイソシアネート基を該鎖延長剤と反応させ、鎖延長
することでアクリル重合体成分がポリエステルウレタン
の分子中に導入され、末端に水酸基を有するのアクリ
ル−ポリエステルウレタン共重合体を得ることができ
る。
【0028】こののアクリル−ポリエステルウレタン
共重合体に、のイソシアネートを加えると共に、塗工
法、塗工量(乾燥後の)を考慮して必要な粘度に調節し
た塗工液となし、たとえば、グラビアコート法、ロール
コート法等の周知の塗工法で塗工することにより、プラ
イマー層を形成することができる。前記プライマー層の
乾燥後の塗工量としては、1〜20g/m2が適当であり、好
ましくは1〜5g/m2である。また、前記プライマー層
は、上記樹脂以外に必要に応じてシリカ微粉末などの充
填剤、光安定剤、着色剤等の添加剤を添加した層として
もよい。また、のイソシアネートとしてはのアクリ
ル−ポリエステルウレタン共重合体の水酸基と反応して
架橋硬化させることが可能なものであればよく、たとえ
ば、2価以上の脂肪族または芳香族イソシアネートが使
用でき、特に熱変色防止、耐候性の点から脂肪族イソシ
アネートが望ましい。具体的には、トリレンジイソシア
ネート、キシリレンジイソシアネート、4,4'- ジシクロ
ヘキシルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイ
ソシアネート、リジンジイソシアネートの単量体、また
は、これらの2量体、3量体などの多量体、あるいは、
これらのイソシアネートをポリオールに付加した誘導体
(アダクト体)のようなポリイソシアネートなどを挙げ
ることができる。
【0029】上記の本発明について、図面等を用いてさ
らに詳しく説明する。図1は本発明にかかる化粧天板の
基本的な構成を概略的に示す断面図、図2は本発明にか
かる化粧天板に用いる化粧シートの具体的な一実施例を
示す断面図、図3は本発明にかかる化粧天板に用いる化
粧シートの具体的な他の実施例を示す断面図であり、図
中の1は化粧天板、2は鋼板、3,70は接着剤層、4,
4',4'' は化粧シート、40,40’,40''は合成樹脂製シ
ート、41は表面保護層、50は凹凸模様、51はワイピング
インキ、52,52’,52''はプライマー層、60は絵柄印刷
層、61はベタ印刷層をそれぞれ示す。
【0030】まず、図1は本発明にかかる化粧天板の基
本的な構成を概略的に示す断面図であって、化粧天板1
は、鋼板2の一方の面に接着剤層3を介して非ハロゲン
系熱可塑性樹脂からなる合成樹脂製シート40の一方の面
に電子線硬化型樹脂により形成された表面保護層41を有
する化粧シート4を前記表面保護層41が表出するように
貼合したものである。このように電子線硬化型樹脂によ
り表面保護層41を形成した化粧天板1は、表面硬度が大
きく、さらに可撓性にも富むために、耐擦傷性、耐磨耗
性、耐汚染性、折り曲げ等の加工適性に優れたものとす
ることができる。
【0031】次に、本発明の化粧天板1に用いる化粧シ
ートの具体的な実施例について説明する。図2は本発明
にかかる化粧天板に用いる化粧シートの具体的な一実施
例を示す断面図であって、化粧シート4’は前記化粧シ
ート4(図1参照)に印刷絵柄や凹凸模様などの化粧シ
ートとして本来具備すべき意匠性を付与する手段の一つ
の態様を示したものであって、具体的には合成樹脂製シ
ート(この実施例においては透明なシート)40’の一方
の面にエンボス加工を施して凹凸模様50を設け、その上
からワイピング処理を施して前記凹凸模様50の凹部内に
ワイピングインキ51を充填した後に、表出面全面にプラ
イマー層52(このプライマー層は上記で説明したプライ
マー層である)を設け、該プライマー層52上に電子線硬
化型樹脂からなる表面保護層41を形成すると共に前記合
成樹脂製シート40’の他方の面にプライマー層52’を介
して絵柄印刷層60、ベタ印刷層61を形成したものであ
る。この化粧シート4’を図1に示す前記化粧シート4
に替えて用い、この化粧シート4’の前記ベタ印刷層61
面と図1に示す前記鋼板2の一方の面とを接着剤層3を
介して貼合することにより本発明の化粧天板とすること
ができる。
【0032】図3は本発明にかかる化粧天板に用いる化
粧シートの具体的な他の実施例を示す断面図であって、
化粧シート4''は前記化粧シート4(図1参照)に印刷
絵柄や凹凸模様などの化粧シートとして本来具備すべき
意匠性を付与する別の手段の態様を示したものであっ
て、具体的には合成樹脂製シート40''の少なくとも一方
の面にコロナ放電処理、プラズマ処理、オゾン処理など
の易接着処理を施して後に、該易接着処理面(図示せ
ず)にプライマー層52''を設け、該プライマー層52''上
にベタ印刷層61、絵柄印刷層60を順に印刷形成し、さら
に前記絵柄印刷層60上に2液硬化型ウレタン樹脂等の周
知のドライラミネーション用接着剤で形成した接着剤層
70を介して合成樹脂製シート(この実施例においては透
明なシート)40’が周知のドライラミネーション法で貼
合され、該合成樹脂製シート40’の表面にエンボス加工
を施して凹凸模様50を設け、その後、図2に示した化粧
シート4’と同様に、凹凸模様50の上からワイピング処
理を施して前記凹凸模様50の凹部内にワイピングインキ
51を充填した後に、表面にプライマー層52(このプライ
マー層は上記で説明したプライマー層である)を設け、
該プライマー層52上に電子線硬化型樹脂からなる表面保
護層41を形成したものである。この化粧シート4''を図
1に示す前記化粧シート4に替えて用い、この化粧シー
ト4''の前記合成樹脂製シート40''面と図1に示す前記
鋼板2の一方の面とを接着剤層3を介して貼合すること
により本発明の化粧天板とすることができる。ところ
で、前記合成樹脂製シート40''は、一般的には着色シー
トが用いられるが、無着色シートであってもよい。ま
た、この合成樹脂製シート40''は、上記で説明した合成
樹脂製シート40と同じものを用いることができ、また、
合成樹脂製シート40で説明したと同じ理由でオレフィン
系熱可塑性樹脂が好ましい。
【0033】次に、図2に示した前記合成樹脂製シート
40’の他方の面に設けるプライマー層52’は、オレフィ
ン系熱可塑性樹脂からなる合成樹脂製シート40’と絵柄
印刷層60あるいはベタ印刷層61等の印刷層との接着性を
向上させるために設けるものであり、プライマー層52と
同様の樹脂を用いるのが好ましく、形成方法も前記プラ
イマー層52の形成方法と同じである。また、図3に示し
た合成樹脂製シート40''に設けるプライマー層52''は、
前記合成樹脂製シート40''とベタ印刷層61などの印刷層
との接着性を向上させるために設けるものであり、前記
合成樹脂製シート40''がオレフィン系熱可塑性樹脂から
なる場合には、上記で説明したプライマー層52と同様の
樹脂を用いるのが好ましく、形成方法も前記プライマー
層52の形成方法と同じである。
【0034】そして、前記凹凸模様50は加熱プレスやヘ
アライン加工などにより形成することができる。凹凸模
様50としては、たとえば、導管溝、石板表面凹凸、布表
面テクスチュア、梨地、砂目、ヘアライン、万線条溝等
である。
【0035】また、前記絵柄印刷層60および前記ベタ印
刷層61は、一般的にはグラビア印刷、オフセット印刷、
シルクスクリーン印刷等の周知の印刷法でインキを用い
て形成することができる。前記絵柄層60としては、たと
えば、木目模様、石目模様、布目模様、皮紋模様、幾何
学模様、文字、記号、線画、各種抽象模様柄であり、前
記ベタ印刷層61としては、隠蔽性を有する着色インキで
ベタ印刷したものである。図2、3においては、前記絵
柄印刷層60および前記ベタ印刷層61の両方を設けた構成
を示したが、いずれか一方の構成であっても構わない。
【0036】また、前記絵柄印刷層60および前記ベタ印
刷層61に用いるインキとしては、ビヒクルとして、塩素
化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン等の塩素化ポリ
オレフィン、ポリエステル、イソシアネートとポリオー
ルからなるポリウレタン、ポリアクリル、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体、セルロース系樹脂、ポリアミド系樹脂等を1種ない
し2種以上混合して用い、これに顔料、溶剤、各種補助
剤等を加えてインキ化したものを用いることができが、
環境問題を考慮すると、ポリエステル、イソシアネート
とポリオールからなるポリウレタン、ポリアクリル、ポ
リ酢酸ビニル、セルロース系樹脂、ポリアミド系樹脂等
の1種ないし2種以上混合した非塩素系のビヒクルが適
当であり、より好適にはポリエステル、イソシアネート
とポリオールからなるポリウレタン、ポリアクリル、ポ
リアミド系樹脂等の1種ないし2種以上混合したもので
ある。
【0037】なお、図2、3に示した化粧シート4’、
および、4''は、本発明にかかる化粧天板に用いる化粧
シートの具体的な実施例を例示したものであって、本発
明の主旨を逸脱しない範囲であれば、これに限るもので
はない。
【0038】
【実施例】次に、本発明について、以下に実施例を挙げ
てさらに詳しく説明する。 実施例1 まず、両面にコロナ放電処理を施した60μmの着色ポリ
プロピレンフィルム〔三菱化学エムケーブイ(株)製 P
B013〕の一方の面にアクリル−ウレタン樹脂〔アクリル
ポリオール100 重量部にヘキサメチレンジイソシアネー
ト5重量部を添加した樹脂〕溶液をグラビアコート法で
固形分が2g/m2 となるように塗工して印刷用プライ
マー層を形成し、該プライマー層上にアクリル−ウレタ
ン樹脂〔アクリルポリオール100 重量部にヘキサメチレ
ンジイソシアネート5重量部を添加した樹脂〕からなる
印刷インキを用いてグラビア印刷法で印刷ベタ柄層と木
目模様の印刷絵柄層とを形成した印刷シートを作製し
た。次に、両面にコロナ放電処理を施した80μmの透明
ポリプロピレンフィルム〔三菱化学エムケーブイ(株)
製 PA002〕の一方の面にドライラミネート用接着剤〔大
日精化工業製E−95L〕を固形分で20g/m2塗工する
と共に、前記印刷シートの印刷面が接着剤側に位置する
ようにして前記印刷シートと周知のドライラミネーショ
ン法で貼合して積層体を得た。次に、前記積層体の前記
透明ポリプロピレンフィルム面に導管溝の凹部を設けを
設けると共に、前記凹部を設けた前記透明ポリプロピレ
ンフィルム面全面にアクリル−ウレタン樹脂〔アクリル
ポリオール100 重量部にヘキサメチレンジイソシアネー
ト5重量部を添加した樹脂〕溶液をグラビアコート法で
固形分が2g/m2 となるように塗工して表面保護層用
プライマー層を形成し、その後に該プライマー層上に電
子線硬化型樹脂〔大日精化工業製EBD−01〕をロー
ルコート法で塗工、乾燥して後に酸素濃度200PPM以下の
環境下で電子線を照射することにより、固形分が15g/
2 の表面保護層を有する化粧シートを作製した。
【0039】次に、上記で作製した化粧シートを該化粧
シートの前記表面保護層が表出するように、エポキシ−
イソシアネート系接着剤を固形分で10g/m2塗工した脱
脂処理を施した0.8mm厚さの鋼板に加圧接着して本発
明の化粧天板を得た。
【0040】このようにして得られた本発明の化粧天板
は、黒マジックインキ(油性)の乾拭きが可能であり、
また、折り曲げ加工適性においても8Rの曲げ加工が可
能でった。
【0041】
【発明の効果】本発明は、今まで縷々説明したように、
耐擦傷性、耐磨耗性、耐汚染性に優れると共に、折り曲
げ等の加工適性においても優れる化粧天板を提供するこ
とができると共に、廃棄時に焼却しても有害なガスが発
生することがなく、さらに廃棄時にリサイクル可能な素
材を容易に分別することができるという環境に優しい化
粧天板を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる化粧天板の基本的な構成を概略
的に示す断面図である。
【図2】本発明にかかる化粧天板に用いる化粧シートの
具体的な一実施例を示す断面図である。
【図3】本発明にかかる化粧天板に用いる化粧シートの
具体的な他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 化粧天板 2 鋼板 3,70 接着剤層 4,4',4'' 化粧シート 40,40’,40'' 合成樹脂製シート 41 表面保護層 50 凹凸模様 51 ワイピングインキ 52,52’,52'' プライマー層 60 絵柄印刷層 61 ベタ印刷層
フロントページの続き Fターム(参考) 3B053 PA04 PB01 PB05 PC02 4F100 AB04C AK01A AK01B AK03A AK07 AK25 AK25J AK51 AK51G AK51J AK53G AK80A AL01 AL01G AS00B BA03 BA07 BA10A BA10C CB00 DD01 HB01 HB31 JB14B JB16A JL00 JL16

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非ハロゲン系熱可塑性樹脂からなる合成
    樹脂製シート上に電子線硬化型樹脂からなる表面保護層
    を形成した化粧シートを鋼板の一方の面に接着剤層を介
    して貼着したことを特徴とする化粧天板。
  2. 【請求項2】 前記非ハロゲン系熱可塑性樹脂がオレフ
    ィン系熱可塑性樹脂からなることを特徴とする請求項1
    記載の化粧天板。
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