JP2001251800A - 車両用モータアシスト装置の防磁構造 - Google Patents

車両用モータアシスト装置の防磁構造

Info

Publication number
JP2001251800A
JP2001251800A JP2000059176A JP2000059176A JP2001251800A JP 2001251800 A JP2001251800 A JP 2001251800A JP 2000059176 A JP2000059176 A JP 2000059176A JP 2000059176 A JP2000059176 A JP 2000059176A JP 2001251800 A JP2001251800 A JP 2001251800A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
sensor
stator
rotor
assist device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000059176A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3687470B2 (ja
Inventor
Tomonori Shimizu
伯紀 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP2000059176A priority Critical patent/JP3687470B2/ja
Publication of JP2001251800A publication Critical patent/JP2001251800A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3687470B2 publication Critical patent/JP3687470B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/62Hybrid vehicles
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/64Electric machine technologies in electromobility
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/7072Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】モータステータから洩れ出た磁束や電波ノイズ
による回転位置センサへの悪影響を無くし、回転位置セ
ンサの検出信号にノイズの発生を低減する。 【解決手段】エンジンに発電動機を直結して設け、モー
タロータ82の回転位置を検出するようにセンサロータ
96に対応して配置されたセンサステータ98からなる
回転位置センサ80を設け、シリンダブロックに取付け
られたモータケース34にモータステータ及びセンサス
テータを夫々取付けて設け、クランク軸に取付けられた
ロータ取付部材36にモータロータ及びセンサロータを
夫々取付けて設けた車両用モータアシスト装置4におい
て、発電動機のモータロータ82及び/またはモータス
テータと回転位置センサのセンサステータ及びこのセン
サステータ98に接続される信号線との間にモータステ
ータから洩れ出た磁束及び/または電波ノイズを遮蔽す
る防磁部材136を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は車両用モータアシ
スト装置の防磁構造に係り、特に、発電動機のモータス
テータから洩れ出た磁束や電波ノイズによる回転位置セ
ンサへの悪影響を無くし得て、回転位置センサの検出信
号にノイズが発生することを低減し得る車両用モータア
シスト装置の防磁構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両には、動力源として燃料の燃焼によ
って駆動するエンジンに発電動機(モータ)を直結し、
エンジンの駆動力を発電動機の駆動力によりアシストす
る車両用モータアシスト装置を設けた、いわゆるハイブ
リッド車両がある。
【0003】車両用モータアシスト装置は、電気エネル
ギで駆動して発電機能を有する発電動機を設け、この発
電動機の回転位置を検出する回転位置センサを設けてい
る。車両用モータアシスト装置は、制御手段によりエン
ジン及び発電動機の運転状態を関連して制御し、要求さ
れる性能(燃費や排気有害成分値、動力性能等)を高次
元で達成している。
【0004】このような車両用モータアシスト装置とし
ては、特開平11−78556号公報、特開平11−7
8558号公報に開示されるものがある。特開平11−
78556号公報に開示されるものは、クラッチ機構で
発生した金属粉がモータジェネレータに侵入することを
阻止する阻止部材を設けたものである。特開平11−7
8558号公報に開示されるものは、エンジンとモータ
ジェネレータとの間にモータジェネレータからの電流や
磁束を遮蔽する遮蔽部材を設けたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両用モー
タアシスト装置は、発電動機の駆動運転時や発電運転時
にモータステータから磁束や電波ノイズが洩れ出て、周
囲の機器に悪影響を及ぼす問題がある。
【0006】そこで、前述特開平11−78558号公
報に開示される車両用モータアシスト装置においては、
エンジンとモータジェネレータとの間に遮蔽部材を設け
ることにより、モータジェネレータのコイルからの漏洩
電流や漏洩磁束によって金属体から構成されるエンジン
のクランク軸の回転動作に悪影響が生じることを防止
し、回転動作の安定を図っている。
【0007】ところが、前述特開平11−78558号
公報の車両用モータアシスト装置においては、モータジ
ェネレータのステータに対するロータの回転位置を検出
する位置検出センサをステータに近接して配設している
ため、ステータから洩れ出た磁束や電波ノイズが位置検
出センサに悪影響を与える問題があり、位置検出センサ
の検出信号にノイズを発生させ、発電動機の制御精度を
低下させる不都合がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、燃料の燃焼によって駆動す
るエンジンに電気エネルギで駆動して発電機能を有する
発電動機を直結して設け、この発電動機をモータロータ
とこのモータロータに対応して配置されたモータステー
タとから構成し、前記モータステータに対して前記モー
タロータの回転位置を検出するようにセンサロータとこ
のセンサロータに対応して配置されたセンサステータと
からなる回転位置センサを設け、前記エンジンのシリン
ダブロックに取付けられたモータケースに前記モータス
テータ及びセンサステータを夫々取付けて設け、前記エ
ンジンのクランク軸に取付けられたロータ取付部材に前
記モータロータ及びセンサロータを夫々取付けて設けた
車両用モータアシスト装置において、前記発電動機のモ
ータロータ及びモータステータと前記回転位置センサの
センサステータ及び/またはこのセンサステータに接続
される信号線との間に前記モータステータから洩れ出た
磁束及び/または電波ノイズを遮蔽する防磁部材を設け
たことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の車両用モータアシスト
装置の防磁構造は、発電動機のモータロータ及びモータ
ステータと回転位置センサのセンサステータ及び/また
はこのセンサステータに接続される信号線との間に、モ
ータステータから洩れ出た磁束及び/または電波ノイズ
を遮蔽する防磁部材を設けたことにより、回転位置セン
サ及び/または信号線を発電動機から洩れ出た磁束や電
波ノイズから遮蔽することができ、回転位置センサのみ
ならず回転位置センサの検出信号が流れる信号線に対し
ても発電動機から洩れ出た磁束や電波ノイズによる悪影
響を回避することができる。
【0010】
【実施例】以下図面に基づいて、この発明の実施例を説
明する。図1〜図4は、この発明の第1実施例を示すも
のである。図4において、2は車両(図示せず)に搭載
されるエンジン、4は車両用モータアシスト装置、6は
トランスミッションである。このエンジン2は、燃料の
燃焼によって駆動するものであり、車両用モータアシス
ト装置4を介してトランスミッション6を連結してい
る。
【0011】エンジン2は、シリンダブロック8とシリ
ンダヘッド10とヘッドカバー12とロアケース14と
オイルパン16とを有し、シリンダブロック8の下部に
クランク軸18をロアケース14により軸支して設けて
いる。クランク軸18には、シリンダ20に摺動可能に
内装したピストン22をコンロッド24により連絡して
設けている。
【0012】また、エンジン2は、シリンダヘッド10
にクランク軸18と同期して回転される吸気カム軸26
及び排気カム軸28を軸支して設けている。吸気カム軸
26及び排気カム軸28は、各シリンダ20の吸気弁3
0及び排気弁32を夫々駆動する。
【0013】エンジン2のクランク軸18の出力側に
は、前記車両用モータアシスト装置4を設けている。車
両用モータアシスト装置4は、クランク軸18の出力側
端のシリンダブロック8にモータケース34を取付けて
設け、クランク軸18の出力側端にロータ取付部材36
を取付けて設けている。
【0014】前記モータケース34は、図2・図3に示
す如く、シリンダブロック8に後述するミッションケー
ス110とともに取付ボルト38により取付けて設けて
いる。モータケース34は、トランスミッション6側に
円筒形状のモータステータ取付部40を設け、モータス
テータ取付部40の外周にトランスミッション6側に開
放する冷却水通路42を形成する通路壁部44を設け、
エンジン2側に円環形状のセンサステータ取付部46を
設けている。モータケース34は、通路壁部44のトラ
ンスミッション6側に冷却水通路42を閉塞する閉塞部
材48を取付ボルト50により取付けて設け、冷却水通
路42の長手方向両端に後述する発電動機78を冷却す
る冷却水を流出入させる冷却水パイプ52・54を設け
ている。
【0015】前記ロータ取付部材36は、クランク軸1
8の出力端のクランク軸側フランジ部56に第1フライ
ホイール58とともに位置決めピン60により位置決め
されて取付ボルト62により取付けて設けている。第1
フライホイール58は、外周縁にスタータドリブンギヤ
64を設けている。スタータドリブンギヤ64には、図
示しないスタータモータのスタータドライブギヤが噛合
される。
【0016】ロータ取付部材36は、前記クランク軸側
フランジ部56に取付られる円環形状のモータ側フラン
ジ部66を設け、このモータ側フランジ部66の外縁円
周方向にセンサロータ取付部68を設け、モータ側フラ
ンジ部66の内縁からトランスミッション6側に延びる
内筒部70を設け、モータ側フランジ部66の外縁から
内筒部70と同軸心にトランスミッション6側に延びる
外筒部72を設け、外筒部72の外周円周方向にモータ
ロータ取付部74を設け、外筒部72のトランスミッシ
ョン6側端に円環形状の第2フライホイール76を径外
方向に突出させて設けている。
【0017】車両用モータアシスト装置4は、クランク
軸18の出力側端に電気エネルギで駆動して発電機能を
有する発電動機(モータ)78を直結して設け、発電動
機78の回転位置を検出する回転位置センサ80を設け
ている。
【0018】発電動機78は、モータロータ82とこの
モータロータ82に対応して配置されたモータステータ
84とからなる。モータステータ84は、モータステー
タコア部86とモータステータコイル部88とを有し、
モータステータコイル部88に電力線90を接続して設
けている。
【0019】発電動機78は、モータロータ82をロー
タ取付部材36のモータロータ取付部74に位置決めし
て取付ボルト92により取付けて設け、モータステータ
84のモータステータコア部86をモータケース34の
モータステータ取付部40に位置決めして取付ボルト9
4により取付けて設けている。
【0020】回転位置センサ80は、モータステータ8
4に対してモータロータ82の回転位置を検出するよう
に、センサロータ96とこのセンサロータ96に対応し
て配置されたセンサステータ98とからなる。センサス
テータ98は、センサステータコア部100とセンサス
テータコイル部102とを有し、センサステータコイル
部102に信号線104を接続して設けている。
【0021】回転位置センサ80は、センサロータ96
をロータ取付部材36のセンサロータ取付部68に位置
決めして取付具106により取付けて設け、センサステ
ータ98のセンサステータコア部100をモータケース
34のセンサステータ取付部46に位置決めして取付ボ
ルト108により取付けて設けている。
【0022】車両用モータアシスト装置4には、第2フ
ライホイール76側にトランスミッション6を連結して
設けている。トランスミッション6は、ミッションケー
ス110をモータケース34とともに取付ボルト38に
よりエンジン2のシリンダブロック8に取付けて設けて
いる。
【0023】トランスミッション6は、図4に示す如
く、ロータ取付部材36の内筒部70とミッションケー
ス110とに入力軸受112により軸支される入力軸1
14を設け、この入力軸114と平行にミッションケー
ス110に出力軸受116により軸支される出力軸11
8を設け、入力軸114及び出力軸118と平行にミッ
ションケース110に支持されるリバースアイドラ軸1
20を設けている。
【0024】トランスミッション6は、入力軸114の
車両用モータアシスト装置4側端とロータ取付部材36
の第2フライホイール76との間にクラッチ122を設
けている。クラッチ122は、第2フライホイール76
に設けたクラッチ面部材124に入力軸114に軸方向
移動可能且つ回転不可能に設けたクラッチディスク12
6をプレッシャプレート128により押圧・離間させ、
エンジン2及び発電動機78の駆動力をトランスミッシ
ョン6に伝達・遮断する。
【0025】トランスミッション6は、クラッチ122
を介して入力する駆動力の回転速度及びトルクを入力軸
114及び出力軸118とリバースアイドラ軸120と
の間に設けた前進段及び後進段の変速ギヤ列130によ
り変換し、終減速ギヤ列132によりミッションケース
110に軸支した差動機134に伝達し、図示しない左
右の駆動車軸に伝達する。
【0026】このように、この車両用モータアシスト装
置4は、エンジン2に電気エネルギで駆動して発電機能
を有する発電動機78を直結して設け、発電動機78の
回転位置を検出する回転位置センサ80を設け、モータ
ケース34及びロータ取付部材36に発電動機78及び
回転位置センサ80を取付けて設けている。
【0027】この車両用モータアシスト装置4は、発電
動機78のモータロータ82及びモータステータ84と
回転位置センサ80のセンサステータ98及び/または
このセンサステータ98に接続される信号線104との
間に、モータステータ84から洩れ出た磁束及び/また
は電波ノイズを遮蔽する防磁部材136を設けている。
【0028】防磁部材136は、防磁性を有する非磁性
体のアルミニウム、ステンレス、鋼、銅等の素材により
形成して設けている。また、防磁部材136は、内周側
のモータロータ82とセンサステータ98のセンサステ
ータコイル部102との間に位置される厚肉部分138
と、外周側のモータステータ84とセンサステータ98
のセンサステータコア部100及びセンサステータ取付
部46との間に位置される薄肉部分140とから、略円
環板形状に形成して設けている。
【0029】防磁部材136は、センサステータ98及
びセンサステータ取付部46と対向する側に収納溝部1
42を径方向に指向させて形成して設けている。この収
納溝部142には、センサステータ98に接続される信
号線104を収納する。この防磁部材136は、最薄
部、例えば収納溝部142の形成により薄くなった薄肉
部分140の最薄部140aの厚さを2mm以上の厚さ
に形成して設け、発電動機78のモータロータ82と対
向する部位の厚肉部分138に最厚部138aを形成し
て設けている。
【0030】防磁部材136は、センサステータ98及
び/または信号線104を覆うように、センサステータ
98とともにモータケース34のセンサステータ取付部
46に前記取付ボルト108により共締めして取付けて
設けている。この取付ボルト108は、アルミニウムや
ステンレス等の非磁性体の素材により形成して設ける。
また、モータケース34とロータ取付部材36とは、防
磁性を有する非磁性体のアルミニウムにより形成して設
ける。
【0031】なお、回転位置センサ80のセンサステー
タ98に接続される信号線104は、モータケース34
の透孔144から空間146を通り外部に導かれ、制御
手段(図示せず)に接続される。また、発電動機78の
モータステータ84に接続される電力線90は、信号線
104と離間してモータケース34の空間146を通り
外部に導かれ、制御手段(図示せず)に接続される。
【0032】次に、この第1実施例の作用を説明する。
【0033】車両用モータアシスト装置4は、燃料の燃
焼によって駆動するエンジン2に発電動機78を直結
し、制御手段によりエンジン2及び発電動機78の運転
状態を関連して制御することにより、エンジン2の駆動
力を発電動機78の駆動力によりアシストするととも
に、エンジン2の余剰の駆動力により発電し、要求され
る性能(燃費や排気有害成分値、動力性能等)を高次元
で達成する。
【0034】この車両用モータアシスト装置4の防磁構
造は、回転位置検出センサ80のセンサステータ98及
び/または信号線104を覆う防磁部材136を設けて
いる。発電動機78の駆動運転時や発電運転時にモータ
ステータ84から漏れ出る磁束及び/または電波ノイズ
は、回転位置検出センサ80のセンサステータ98及び
信号線104を覆う防磁部材136により遮蔽され、回
転位置検出センサ80や信号線104に到ることがな
い。
【0035】これにより、この車両用モータアシスト装
置4の防磁構造は、回転位置センサ80のみならず、回
転位置センサ80の検出信号が流れる信号線104に対
しても、発電動機78から漏れ出た磁束や電波ノイズに
よる悪影響を回避することができる。
【0036】このため、この車両用モータアシスト装置
4の防磁構造は、回転位置センサ80の検出信号にノイ
ズが発生することを低減することができ、発電動機78
の制御精度を向上することができる。
【0037】また、この車両用モータアシスト装置4の
防磁構造は、防磁部材136をセンサステータ98とと
もにモータケース34に取付ける取付ボルト108を非
磁性体の素材により形成して設け、モータケース34と
ロータ取付部材36とを防磁性を有する非磁性体のアル
ミニウムにより形成して設けていることにより、発電動
機78から漏れ出た磁束や電波ノイズによる回転位置セ
ンサ80への悪影響をさらに確実に回避することがで
き、回転位置センサ80の検出信号にノイズが発生する
ことをさらに低減することができる。
【0038】さらに、この車両用モータアシスト装置4
の防磁構造は、発電動機78の電力線90と回転位置セ
ンサ80の信号線104とを離間してモータケース34
の空間146を通り外部に導いていることにより、発電
動機78の電力線90のノイズが回転位置センサ80の
出力する検出信号に進入するのを阻止することができ、
回転位置センサ80の検出信号にノイズが発生すること
を低減することができる。
【0039】図5は、第2実施例を示すものである。第
2実施例の車両用モータアシスト装置4は、発電動機7
8のモータロータ82及びモータステータ84と回転位
置センサ80のセンサステータ98及び/または信号線
104との間に第1の防磁部材148を設け、この第1
の防磁部材148に一部を重ならせて発電動機78のモ
ータロータ82と回転位置センサ80のセンサロータ9
6及びセンサステータ98のセンサステータコイル部1
02との間に第2の防磁部材150を設けている。
【0040】第1の防磁部材148は、厚肉部分152
と薄肉部分154とから略円環板形状に形成し、信号線
104の収納溝部156を形成し、厚肉部分152にモ
ータロータ82から離間するように段差部158を形成
して設ける。第2の防磁部材150は、モータ側フラン
ジ部66にセンサロータ96により支持される支持部1
60と外筒部72に沿うように嵌合される嵌合部162
とモータロータ82及び段差部154間に位置される突
出部164とから略断面ハット形状に形成して設ける。
【0041】第2実施例の車両用モータアシスト装置4
は、センサステータ98及び/または信号線104を覆
う第1の防磁部材148によってモータステータ84か
ら漏れ出る磁束及び/または電波ノイズが遮蔽すること
ができ、センサステータ98及び信号線104に至るこ
とがなく、また、第1の防磁部材148に一部を重なら
せてセンサロータ96及びセンサステータ98を覆う第
2の防磁部材150によってモータステータ84から漏
れ出てセンサロータ96側から回り込む磁束及び/また
は電波ノイズを遮蔽することができ、センサステータ9
8に到ることがない。
【0042】これにより、第2実施例の車両用モータア
シスト装置4の防磁構造は、回転位置センサ80及び信
号線104に対する発電動機78から漏れ出た磁束や電
波ノイズによる悪影響をさらに確実に回避することがで
き、回転位置センサ80の検出信号にノイズが発生する
ことをさらに低減することができ、発電動機78の制御
精度を向上することができる。
【0043】図6は、第3実施例を示すものである。第
3実施例の車両用モータアシスト装置4は、モータケー
ス34のセンサロータ取付部46のモータステータ84
と対向する側に収納溝部166を径方向に指向させて形
成して設け、収納溝部166の径方向中心側にセンサロ
ータ取付部46の第1フライホイール58と対向する側
に貫通する貫通孔168を形成して設け、信号線104
を収納溝部166に収納するとともに貫通孔168によ
り第1フライホイール58と対向する側に貫通させ、回
転位置センサ80のセンサステータコイル部102に第
1フライホイール58側から接続して設けたものであ
る。
【0044】第3実施例の車両用モータアシスト装置4
は、信号線104をセンサロータ取付部46に設けた収
納溝部166に収納して貫通孔168に貫通し、回転位
置センサ80のセンサステータコイル部102に第1フ
ライホイール58側から接続して設けたことにより、信
号線104をモータステータ84から離間させて配置す
ることができ、発電動機78から漏れ出た磁束や電波ノ
イズの影響を受けにくくすることができ、また、防磁部
材170の厚肉部172及び薄肉部174に信号線10
4用の収納溝部142(図1参照)を設ける必要がない
ことにより、防磁部材170を厚く形成することがで
き、発電動機78から漏れ出た磁束や電波ノイズの遮蔽
機能を向上することができる。
【0045】これにより、第3実施例の車両用モータア
シスト装置4の防磁構造は、回転位置センサ80及び信
号線104に対する発電動機78から漏れ出た磁束や電
波ノイズによる悪影響をさらに確実に回避することがで
き、回転位置センサ80の検出信号にノイズが発生する
ことをさらに低減することができ、発電動機78の制御
精度を向上することができる。
【0046】なお、上述実施例においては、モータケー
ス34やロータ取付部材36、取付ボルト108を防磁
性を有する非磁性体により形成して設けたが、信号線1
04を覆う被覆材176を防磁性を有する非磁性体によ
り形成して設けることによって、発電動機78から漏れ
出た磁束や電波ノイズによる信号線104への悪影響を
さらに確実に回避することができ、回転位置センサ80
の検出信号にノイズが発生することをさらに低減するこ
とができる。
【0047】
【発明の効果】このように、この発明の車両用モータア
シスト装置の防磁構造は、発電動機と回転位置センサ及
び/または信号線との間に防磁部材を設けたことによ
り、回転位置センサ及び信号線を発電動機から洩れ出た
磁束や電波ノイズから遮蔽することができ、回転位置セ
ンサのみならず回転位置センサの検出信号が流れる信号
線に対しても発電動機から洩れ出た磁束や電波ノイズに
よる悪影響を回避することができる。
【0048】このため、この車両用モータアシスト装置
の防磁構造は、回転位置センサの検出信号にノイズが発
生することを低減することができ、発電動機の制御精度
を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示す車両用モータアシスト装置の
発電動機及び回転位置センサの要部拡大断面図である。
【図2】車両用モータアシスト装置の断面図である。
【図3】図2の矢印3による車両用モータアシスト装置
の正面図である。
【図4】車両用モータアシスト装置を設けたエンジンの
断面図である。
【図5】第2実施例を示す発電動機及び回転位置センサ
の要部拡大断面図である。
【図6】第3実施例を示す発電動機及び回転位置センサ
の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
2 エンジン 4 車両用モータアシスト装置 6 トランスミッション 8 シリンダブロック 18 クランク軸 34 モータケース 36 ロータ取付部材 78 発電動機 80 回転位置センサ 82 モータロータ 84 モータステータ 96 センサロータ 98 センサステータ 104 信号線 136 防磁部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料の燃焼によって駆動するエンジンに
    電気エネルギで駆動して発電機能を有する発電動機を直
    結して設け、この発電動機をモータロータとこのモータ
    ロータに対応して配置されたモータステータとから構成
    し、前記モータステータに対して前記モータロータの回
    転位置を検出するようにセンサロータとこのセンサロー
    タに対応して配置されたセンサステータとからなる回転
    位置センサを設け、前記エンジンのシリンダブロックに
    取付けられたモータケースに前記モータステータ及びセ
    ンサステータを夫々取付けて設け、前記エンジンのクラ
    ンク軸に取付けられたロータ取付部材に前記モータロー
    タ及びセンサロータを夫々取付けて設けた車両用モータ
    アシスト装置において、前記発電動機のモータロータ及
    びモータステータと前記回転位置センサのセンサステー
    タ及び/またはこのセンサステータに接続される信号線
    との間に前記モータステータから洩れ出た磁束及び/ま
    たは電波ノイズを遮蔽する防磁部材を設けたことを特徴
    とする車両モータアシスト装置の防磁構造。
  2. 【請求項2】 前記回転位置センサのセンサステータと
    前記防磁部材とは、前記モータケースに非磁性体から形
    成される取付ボルトにより取付けて設けたこと特徴とす
    る請求項1に記載の車両用モータアシスト装置の防磁構
    造。
  3. 【請求項3】 前記防磁部材は、最薄部の厚さを2mm
    に形成して設けたこと特徴とする請求項1に記載の車両
    用モータアシスト装置の防磁構造。
  4. 【請求項4】 前記モータケースとロータ取付部材と
    は、アルミニウムにより形成して設けたこと特徴とする
    請求項1に記載の車両用モータアシスト装置の防磁構
    造。
  5. 【請求項5】 前記防磁部材は、前記発電動機のモータ
    ロータと対向する部位に最厚部を形成して設けたこと特
    徴とする請求項1に記載の車両用モータアシスト装置の
    防磁構造。
JP2000059176A 2000-03-03 2000-03-03 車両用モータアシスト装置の防磁構造 Expired - Fee Related JP3687470B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000059176A JP3687470B2 (ja) 2000-03-03 2000-03-03 車両用モータアシスト装置の防磁構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000059176A JP3687470B2 (ja) 2000-03-03 2000-03-03 車両用モータアシスト装置の防磁構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001251800A true JP2001251800A (ja) 2001-09-14
JP3687470B2 JP3687470B2 (ja) 2005-08-24

Family

ID=18579670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000059176A Expired - Fee Related JP3687470B2 (ja) 2000-03-03 2000-03-03 車両用モータアシスト装置の防磁構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3687470B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6628021B2 (en) * 1999-12-17 2003-09-30 Aisin Aw Co., Ltd. Hybrid vehicle driving apparatus electrical motor having magnetic flux leakage shielded position sensor
US6666289B2 (en) * 2000-09-18 2003-12-23 Suzuki Motor Corporation Magnetism prevention structure of a motor assist apparatus for a vehicle
JP2006254570A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Suzuki Motor Corp ハイブリッド駆動装置
JP2006273186A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Honda Motor Co Ltd ハイブリッド車両用駆動装置およびハイブリッド車両用駆動装置の製造方法
JP2012179991A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Aisin Aw Co Ltd 車両駆動装置
CN106130257A (zh) * 2016-08-26 2016-11-16 哈尔滨电机厂有限责任公司 定子端部漏磁通阻隔结构
JP2018154259A (ja) * 2017-03-17 2018-10-04 マツダ株式会社 ハイブリッド車両の動力伝達装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6628021B2 (en) * 1999-12-17 2003-09-30 Aisin Aw Co., Ltd. Hybrid vehicle driving apparatus electrical motor having magnetic flux leakage shielded position sensor
US6666289B2 (en) * 2000-09-18 2003-12-23 Suzuki Motor Corporation Magnetism prevention structure of a motor assist apparatus for a vehicle
JP2006254570A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Suzuki Motor Corp ハイブリッド駆動装置
JP2006273186A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Honda Motor Co Ltd ハイブリッド車両用駆動装置およびハイブリッド車両用駆動装置の製造方法
JP2012179991A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Aisin Aw Co Ltd 車両駆動装置
CN106130257A (zh) * 2016-08-26 2016-11-16 哈尔滨电机厂有限责任公司 定子端部漏磁通阻隔结构
JP2018154259A (ja) * 2017-03-17 2018-10-04 マツダ株式会社 ハイブリッド車両の動力伝達装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3687470B2 (ja) 2005-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3651575B2 (ja) 車両の推進装置
KR100681860B1 (ko) 모터
KR100688098B1 (ko) 하이브리드차용 구동장치
KR100627030B1 (ko) 하이브리드차용 구동장치
JP3915392B2 (ja) 車両用モータアシスト装置の防磁構造
US6679796B2 (en) Transmission unit for hybrid vehicle
US20030024749A1 (en) Hybrid vehicle propulsion apparatus
US20100120569A1 (en) Driving apparatus for hybrid vehicle
JP2001182645A (ja) クランク軸スタータ発電機
CN109017262B (zh) 一种发动机和电机总成和一种车辆驱动装置
WO2006114970A1 (en) Oil path structure
JP2001251800A (ja) 車両用モータアシスト装置の防磁構造
US20080164100A1 (en) Oil Path Structure
JP7094332B2 (ja) エンジンとモータのアセンブリ
US6336434B1 (en) Engine unit of outboard motor
US20020033605A1 (en) Power transmission structure of a motor assist apparatus for a vehicle
JP2005192341A (ja) ハイブリッド車用駆動装置
JP6817455B2 (ja) 内燃機関のバルブタイミング制御装置
JP4306108B2 (ja) ハイブリッド車用駆動装置
WO2023139833A1 (ja) 回転電機
EP3312420A1 (en) Engine
JP7418259B2 (ja) 駆動装置
JP2023132739A (ja) 回転電機
JP2547776Y2 (ja) 内燃機関のパルスゼネレータ
JP2005218254A (ja) 一方向クラッチ及び発電機用アウタロータの組立体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050411

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050517

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050530

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 3687470

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080617

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090617

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090617

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100617

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110617

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110617

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120617

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120617

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130617

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130617

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees