JP2001251429A - 携帯電話を使用した音声翻訳システムおよび携帯電話 - Google Patents

携帯電話を使用した音声翻訳システムおよび携帯電話

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JP2001251429A
JP2001251429A JP2000058877A JP2000058877A JP2001251429A JP 2001251429 A JP2001251429 A JP 2001251429A JP 2000058877 A JP2000058877 A JP 2000058877A JP 2000058877 A JP2000058877 A JP 2000058877A JP 2001251429 A JP2001251429 A JP 2001251429A
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Japan
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voice
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JP2000058877A
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English (en)
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Toru Kutsuzawa
徹 沓澤
Hiroto Hayashi
裕人 林
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NET TEIMENTO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異言語使用の他人ともコミュニケーションが
図れると共に、携帯電話自体が大型化したり高価格化せ
ず、しかも翻訳された内容が本人も確認可能となるこ
と。 【解決手段】 この音声翻訳システム1は、音声を送受
信可能な携帯電話2と、この携帯電話2から送信されて
きた所定の言語による音声を他の言語による音声に翻訳
すると共にその翻訳された音声を携帯電話2に返信する
翻訳センター3とを具備し、返信された音声を携帯電話
2から出力する。また、他の音声翻訳システムでは、携
帯電話2から送信されてきた所定の言語による音声を他
の言語による文字情報に翻訳すると共に、その翻訳され
た文字情報を携帯電話2に返信し、返信された文字情報
を携帯電話2に表示している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同時通訳が可能と
なる携帯電話を使用した音声翻訳システムおよび当該シ
ステムに利用される携帯電話に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から携帯端末を利用した種々の自動
翻訳システムが知られている。たとえば、特開平9−6
5424号公報で示される自動翻訳システムは、マイク
付きの携帯端末から音声情報を基地局に流し、基地局内
の自動翻訳装置によって他の言語に翻訳する。そして、
その翻訳された音声情報等を他の携帯端末に送信し、翻
訳サービスを提供するものとなっている。
【0003】さらに、特開平11−110389号公報
には、入力された会話文を選択された言語の会話文に翻
訳し、その翻訳会話文を接続した携帯電話から送信する
携帯型翻訳機が開示されている。
【0004】また、特開2000−10999号公報に
は、使用言語の異なる不特定多数の利用者間で音声情報
によって手軽に各種の情報を送受信できるようにした翻
訳通信装置が開示されている。すなわち、音声情報をそ
の言語種や英語のテキスト情報として保存すると共に、
情報入手者の使用言語を検知して、その言語に合った音
声や文字情報をその情報入手者の端末へ送信することが
可能となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平9−65424
号公報に開示されている技術は、国際会議場などで行わ
れる翻訳サービスを単に室外でも自由に得られるように
したものに過ぎない。すなわち、この翻訳サービスを受
ける者は、すべて携帯端末を保有しなければならず、閉
鎖的なシステムとなっている。また、話者は、単に自分
の音声を入力するのみで、どのように翻訳されているか
の確認ができず、翻訳された言語を受信する者が、どの
部分でどのような反応をするかの生きた情報を得にくい
ものとなっている。
【0006】また、特開平11−110389号公報に
示されている技術は、従来の文字による携帯型翻訳機を
音声入力可能としたに過ぎないものとなっている。この
ため、携帯型翻訳機内に翻訳に必要とされる機能を入れ
込む必要があり、携帯型翻訳機の重量が増し、大型化す
ると共に、高価格となってしまう。しかも、携帯電話を
保有している人にとっては、携帯端末とは言いながら、
ある程度の大きさの端末を携帯電話とは別に、常に持ち
運びする必要があり、煩わしいものとなる。
【0007】さらに、特開2000−10999号公報
の翻訳通信装置は、従来のデータベース検索や、データ
ベース入力を音声によって行えるようにしたに過ぎない
ものであり、同時通訳システムとしては使用できない。
しかも、情報提供者は、その提供する情報が他の言語で
どのように表現されているかの確認ができない。
【0008】本発明は、異言語使用の他人ともコミュニ
ケーションが図れると共に、携帯電話自体が大型化した
り高価格化せず、しかも翻訳された内容が本人も確認可
能となる携帯電話を使用した音声翻訳システムおよびそ
のシステムに利用される携帯電話を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明の携帯電話を使用した音声翻訳システムは、
音声を送受信可能な携帯電話と、この携帯電話から送信
されてきた所定の言語による音声を他の言語による音声
に翻訳すると共にその翻訳された音声を携帯電話に返信
する翻訳センターとを具備し、返信された音声を携帯電
話から出力している。
【0010】このため、携帯電話の保有者は、自分が使
用している言語と違う言語を使用している他人に対し
て、通常どおり自分が使用している言語でコミュニケー
ションが取れることとなる。すなわち、携帯電話保有者
が携帯電話で話したい内容を翻訳センターに送信する
と、翻訳センターはコミュニケーションを取りたい相手
の人が使用する他の言語に翻訳(通訳)して、その内容
を音声にて返信する。このため、携帯電話の保有者は、
自分の意思を相手に簡単かつ確実に伝えることができ
る。
【0011】しかも、翻訳機能は、翻訳センターが担う
こととなるので、携帯電話自体は大型化せず、高価格化
もしない。さらには、翻訳された内容が携帯電話から音
声情報として出力されてくるので、携帯電話の保有者も
その内容を把握でき、ある程度分かる言語の場合、正し
く翻訳されているかの確認ができると共に、相手の反応
がどの当たりで変わるかを逐次確認できる。
【0012】なお、翻訳センターとしては、通訳可能な
人間を配置したり、自動的に翻訳する自動翻訳装置を配
置したり、言語や時間帯などによって両者を適宜組みあ
わせたりすることができる。また、携帯電話としては、
通常の携帯電話の他に各種のモバイル機器に組み込ませ
る態様や接続される態様も含むものとする。
【0013】また、他の発明は、上述の発明の携帯電話
を使用した音声翻訳システムに加え、翻訳センターに
は、携帯電話から送信されてきた所定の言語による音声
を他の言語による音声に自動的に翻訳する自動翻訳装置
を配置している。
【0014】このように、自動翻訳装置を翻訳センター
に配置しているので、翻訳者(通訳者)の数を削減で
き、低価格なシステムとすることができる。また、自動
翻訳装置は、一定のレベルを常に維持するので、ばらつ
きのない安定した品質の翻訳が可能となる。
【0015】また、他の発明は、上述の発明に加え、翻
訳センターは、携帯電話から送信されてきた所定の言語
を他の言語に翻訳して返信すると共に他の言語が送信さ
れてきたときには、所定の言語に逆翻訳して返信してい
る。
【0016】このように、一方の言語から他方の言語
へ、他方の言語から一方の言語へと双方向の翻訳が可能
となるため、話す言語が異なってもコミュニケーション
のスムーズ化を図ることができる。すなわち、携帯電話
に入力して言語が翻訳されてその携帯電話から出力され
るので、言語が異なる者が交互に携帯電話に入力し送信
さえすれば、相手の理解できる言語が携帯電話から出力
され、自分の意思を互いに相手に伝えることが可能とな
る。
【0017】さらに、他の発明は、上述の各発明に加
え、携帯電話に、通常の電話交信を行う通常電話モード
と、翻訳を行う翻訳電話モードとを切り替える翻訳用ス
イッチを設けている。
【0018】この構成によって、携帯電話を簡単に翻訳
(通訳)用の機器に切り替えることができる。また、ス
イッチを切り替えることで、翻訳電話モードから通常電
話モードに変更できるため、通常の携帯電話としても十
分に機能させることができる。
【0019】加えて、他の発明は、上述の各発明の携帯
電話を使用した音声翻訳システムに加え、翻訳電話モー
ドに切り替えたときには、携帯電話内のスピーカ部の音
量をアップさせるようにしている。
【0020】翻訳電話モードに切り替わると、スピーカ
の音量がアップするので、翻訳センターから送信されて
きた翻訳済音声がコミュニケーションを取りたい人にも
十分聞き取ることができるようになる。このため、相手
が多少離れていてもコミュニケーションを取ることが可
能となる。しかも、通常電話モード時には、スピーカ音
量が下がるため、その交信内容を他人に聞かれてしまう
危険性が減少する。
【0021】また、他の発明の携帯電話を使用した音声
翻訳システムは、音声を送信可能であると共に送信され
てきた文字情報を表示可能な携帯電話と、この携帯電話
から送信されてきた所定の言語による音声を他の言語に
よる文字情報に翻訳すると共に、その翻訳された文字情
報を携帯電話に返信する翻訳センターとを具備し、返信
された文字情報を携帯電話に表示するようにしている。
【0022】このため、携帯電話の保有者は、自分が使
用している言語と違う言語を使用している他人に対し
て、通常どおり自分が使用している言語でコミュニケー
ションが取れることとなる。すなわち、携帯電話保有者
が携帯電話で話したい内容を翻訳センターに送信する
と、翻訳センターはコミュニケーションを取りたい相手
の人が使用する他の言語に翻訳(通訳)して、その内容
を文字にて返信する。このため、携帯電話の保有者は、
携帯電話の表示部に表示された文字を相手に見せること
で、自分の意思を相手に簡単かつ確実に伝えることがで
きる。
【0023】しかも、翻訳機能は、翻訳センターが担う
こととなるので、携帯電話自体は大型化せず、高価格化
もしない。さらには、翻訳された内容が携帯電話から文
字情報として出力されてくるので、携帯電話の保有者も
その内容を把握でき、ある程度分かる言語の場合、正し
く翻訳されているかの確認ができると共に相手の反応が
どの当たりで変わるかを逐次確認できる。
【0024】さらに、他の発明は上述の発明に加え、翻
訳センターには、携帯電話から送信されてきた所定の言
語による音声を翻訳された文字情報に自動的に翻訳する
と共にその文字情報と同一の言語による音声に自動的に
翻訳する自動翻訳装置が配置され、携帯電話は、返信さ
れた文字情報の表示に加え、さらに翻訳されて返信され
てきた音声を出力している。
【0025】このように、入力された言語を他の言語の
文字情報として自動的に翻訳すると共に、他の言語の音
声情報として自動的に翻訳する自動翻訳装置が翻訳セン
ターに配置されているので、文字と音声の両者で翻訳内
容を相手に伝えることができ、確実な意思伝達が可能と
なる。
【0026】また、本発明の携帯電話は、通常の電話交
信を行う通常電話モードと、マイク部に入力した音声を
送信すると共にその音声の他の言語に翻訳された音声を
受信して出力する翻訳電話モードとを有している。
【0027】この携帯電話は、通常の電話交信を伝える
のに加え、送信した内容が他の言語に翻訳されて返信さ
れてきたときに、その翻訳された内容を受信できるた
め、この携帯電話1台で、通常の電話交信用と翻訳(通
訳)用の2機能を実行することが可能となる。しかも、
翻訳されてきた内容を音声として出力するため、コミュ
ニケーションのための流れがスムーズとなる。
【0028】また、他の発明は、上述の発明の携帯電話
に加え、通常電話モードと翻訳電話モードとを切り替え
る翻訳用スイッチを有している。
【0029】この構成によって、携帯電話を簡単に翻訳
(通訳)用の機器に切り替えることができる。また、ス
イッチを切り替えることで、翻訳電話モードから通常電
話モードに変更できるため、通常の携帯電話としても十
分に機能させることができる。
【0030】さらに、他の発明の携帯電話は、上述の各
発明に加え、所定の電話番号の送信によって翻訳電話モ
ードに自動的に切り替わるようにしている。
【0031】所定の電話番号、たとえば翻訳(通訳)を
行う翻訳センターの電話番号を指定して電話すると、そ
の電話番号を送信したことを携帯電話が検知する等し
て、翻訳電話モードに切り替わる。このため、スイッチ
を押す等の余分な動作をしなくても、翻訳用(通訳用)
として携帯電話が機能することとなる。
【0032】加えて、他の発明は、上述の各発明の携帯
電話に加え、翻訳電話モードの際には、通常電話モード
時に比較して内部のスピーカ部の音量がアップすると共
に内部のマイク部の感度がアップするようにしている。
【0033】このように、翻訳電話モードのときに、ス
ピーカ部の音量が上がり、マイク部の感度がアップする
ため、翻訳センターから送信されてきた翻訳済音声がコ
ミュニケーションを取りたい人にも十分聞き取ることが
できるようになる。このため、携帯電話保有者や会話相
手が携帯電話から多少離れていても、コミュニケーショ
ンを取ることが可能となる。しかも、通常電話モード時
には、スピーカ音量が下がるため、その交信内容を他人
に聞かれてしまう危険性が減少する。
【0034】さらに、他の発明は上述の各発明に加え、
マイク部に入力した音声が他の言語による文字情報とし
て送信されてきたときに、その文字情報を表示する表示
部を有している。
【0035】このように翻訳された音声に加え、翻訳さ
れた文字情報を表示する表示部を有しているので、音声
と文字によって翻訳内容を伝えることができ、伝えたい
内容を確実に相手に伝達可能となる。
【0036】また、他の発明の携帯電話は、通常の電話
交信を行う通常電話モードと、マイク部に入力した音声
を送信すると共にその音声の他の言語に翻訳された文字
情報を受信して表示部に表示する翻訳電話モードとを有
している。
【0037】この携帯電話は、通常の電話交信を伝える
のに加え、送信した内容が他の言語に翻訳されて返信さ
れてきたときに、その翻訳された内容を受信できるた
め、この携帯電話1台で、通常の電話交信用と翻訳(通
訳)用の2機能を実行することが可能となる。しかも、
翻訳されてきた内容を文字として出力するため、コミュ
ニケーションのための流れがスムーズとなる。加えて、
文字で確認できるため、伝達ミスが減少する。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図1から図8に基づいて説明する。
【0039】この実施の形態の音声翻訳システム1は、
携帯電話2を使用したシステムであり、音声を送受信可
能なこの携帯電話2と、携帯電話2から送信されてきた
所定の言語による音声を他の言語による音声に翻訳する
と共にその翻訳された音声を携帯電話2に返信する翻訳
センター3とを具備している。
【0040】この音声翻訳システム1は、さらに、数百
mから数km間隔で配置される複数の仲介基地局4と、
仲介基地局4を制御する管理基地局5とを有している。
このような構成において、携帯電話2を保有している者
(以下、携帯保有者という)6が自分の使用している言
語を近くにいる他人(以下、会話相手という)7が使用
している言語に翻訳してコミュニケーションを取りたい
ときにこの音声翻訳システム1を利用する。
【0041】携帯電話2は、本体部11とアンテナ部1
2とを有している。本体部11には、通話内容や翻訳内
容を音として出力するスピーカ部13と、通話先の電話
番号等を表示する表示部14と、この携帯電話2を通常
の電話交信を行う通常電話モードと翻訳を行う翻訳電話
モードとに切り替える翻訳用スイッチ15等を有する翻
訳機能部16と、通常の電話交信の際等に使用するボタ
ン部17と、音声を入力するマイク部18と、翻訳内容
等をスピーカ部13からではなく、イヤホンで聞くため
のイヤホン接続部19と、他のマイクを接続するための
複数のマイク接続部20とが設けられている。
【0042】スピーカ部13は、翻訳用スイッチ15を
動作させて翻訳電話モードとした際に、通常電話モード
に比べ音量がアップするように構成されている。この音
量アップは、この実施の形態では4段階となっている。
具体的には、通常電話モード時の3倍、6倍(標準)、
12倍、30倍の音量となっている。
【0043】表示部14は、通話先の電話番号等の表示
に加え、返信されてきた翻訳済の文字情報を表示可能と
なっている。また、表示部14は、翻訳機能部16を動
作させて翻訳電話モードとした際における各種の設定の
ための表示が可能となっている。
【0044】翻訳機能部16は、翻訳用スイッチ15に
加え、音量や言語選択等を設定するための機能ボタン2
1と、それぞれの選択を確定させる確定ボタン22と、
各種の設定後に翻訳センター3への接続を開始するため
の開始ボタン23とを有している。
【0045】機能ボタン21の下端には、「1」の表示
が近傍になされた言語選択ボタン部21aが配置されて
いる。翻訳用スイッチ15を押した後に、言語選択ボタ
ン部21aを押すと、図4(A)に示す画像が現れる。
例えば、「英→日(English→Japanese)」の背景を黒
くして確定ボタン22を押すと、英語から日本語への翻
訳(通訳)が可能となる。図4(A)の「次へ(NEX
T)」を確定させると、図4(B)に示す画像が表示部
14に表示される。
【0046】図4(B)に示されるものは、中国語と日
本語との翻訳(通訳)のための画面で、日本語と中国語
の両言語で表示されている。一方、図4(A)に示すよ
うに英語と日本語との間の翻訳の場合、英語と日本語の
両言語で表示される。この言語選択ボタン部21aで選
択された言語によって、以後の各表示がなされるが、こ
こでは英語と日本語との間の翻訳が選択された場合を前
提として、以後の各表示画面について説明する。
【0047】機能ボタン21の右端には、「2」の表示
が近傍になされた標準切り替えボタン部21bが配置さ
れている。ここでは、標準仕様と好み使用とを切り替え
る。標準仕様は、音量が通常電話モード時の6倍で、表
示部14へは翻訳文字を表示せず、イヤホンを使用して
もスピーカ部13の機能は働いており、マイク接続部2
0に外部マイクを接続してもマイク部18の機能が維持
される仕様となっている。なお、「標準(NORMAL)」を
選択すると、以後の選択は不要となり、表示部14の画
面には、たとえば「開始ボタンを押して下さい」の表示
が現れる。
【0048】機能ボタン部21の上端には、「3」の表
示と共にその近傍にスピーカ部13の音量を選択する音
量選択ボタン部21cが配置されている。通常電話モー
ド時に翻訳用スイッチ15を押すと、翻訳電話モードと
なるが、この時、既に音量は6倍となっている。音量選
択ボタン部21cを押すごとに、選択対象部分が切り替
わっていく(図6参照)。図6の上部には、標準の1/
2倍の音量が選択される直前の状態を示し、図6の中央
には標準の2倍が、図6の下部には標準の5倍の音量が
それぞれ選択される直前を示す。
【0049】機能ボタン部21の左端には、「4」の表
示が近傍になされた各種機能選択ボタン部21dが配置
されている。この各種機能選択ボタン部21dを押すこ
とで、表示部14は、図7に示すように、音声による翻
訳に加え、表示部14に翻訳された内容を表示したいと
きに選択する部分と、イヤホンを使用したときスピーカ
部13からは音が出ないようにしたい場合に選択する部
分と、外部マイクを使用したとき、マイク部18からは
入力ができないようにしたい場合に選択する部分の3つ
の表示がなされる。
【0050】この各種機能選択ボタン部21を押すたび
に、選択するための黒色表示部分が切り替わっていく。
また、選択されたものについては、チェック印24が付
与される。なお、マイク部18は、翻訳電話モードとな
ると、通常電話モードの3倍の感度となるように設定さ
れている。
【0051】翻訳センター3内には、携帯電話2から送
信されてくる言語を、指定された他の言語に自動的に翻
訳する自動翻訳装置31が配置されている。
【0052】この自動翻訳装置31は、図8に示すよう
に、携帯電話2から送信されてきた情報をアンテナ32
で受信した後のデータを受け取る受信部33と、その受
信部33からのデータを所定の言語の音声データとして
その内容を認識する音声認識部34と、認識された言語
を所定の言語に翻訳する翻訳部35と、翻訳された内容
を音声情報として出力する音声変換部36と、翻訳され
た内容を文字情報として出力する文字変換部37と、音
声情報や文字情報が入力し、アンテナ32から出力でき
る信号として出力する送信部38と、自動翻訳装置31
内の各部を制御する制御部39とを有している。
【0053】音声認識部34内には、日本語、英語、中
国語、仏語等の各語で音声が入力されてきたときに、そ
の内容を認識するために、日本語認識ソフトウェア、英
語認識ソフトウェア、中国語認識ソフトウェア等各種の
言語認識ソフトウェアや何語が入力されているかの検知
ソフトウェアが配置されている。翻訳部35内には、認
識された音声、たとえば会話の内容を翻訳するための日
英翻訳ソフトウェア、英日翻訳ソフトウェア、日中翻訳
ソフトウェア等各種の翻訳ソフトウェアが配置されてい
る。
【0054】次に、以上のように構成された携帯電話2
を使用した音声翻訳システム1の動作について説明す
る。なお、説明に当たっては、携帯保有者6が日本語を
話す者であり、会話相手7が英語を話す者であるとして
説明するが、他のケースの場合にも適用できることは勿
論である。
【0055】携帯保有者6が会話相手7に、たとえば
「この服はいくらですか」と尋ねたいときには、通常電
話モードになっている携帯電話2の翻訳用スイッチ15
を押す。すると、表示部14には、「翻訳電話モード」
と「TRANSLATION MODE」の表示がなされる。次に、機能
ボタン21の言語選択ボタン部21aを押す。すると、
図4(A)に示すように、「翻訳電話モード」と「TRAN
SLATION MODE」の表示に加え、「言語選択(SELECT LAN
GUAGE)」等の表示が追加される。このとき、黒い背景
は、当初は、「英→日(English→Japanese)」の部分
に付加されている。
【0056】この例では、携帯保有者6が日本語を英語
へ翻訳(通訳)して欲しいため、次の「日→英」を選ぶ
必要がある。このように、他の翻訳を選ぶときは、言語
選択ボタン部21aをさらに押す。これによって、黒い
背景部分を下方に下げ、確定ボタン22を押すことで、
選択対象を確定する。もし、携帯保有者6が日本語から
英語へのみの翻訳のみならず、会話相手7が話す英語を
日本語に翻訳(通訳)して欲しい場合は、さらに下の
「英←→日(English←→Japanese)」を選択すること
となる。
【0057】日本語から英語への翻訳の選択によって、
以後の表示部14に現れる表示はすべて日本語と英語の
併記となる。なお、英語から日本語への翻訳を選択した
ときや、日本語と英語間の双方向翻訳を選択したとき
も、同様に、日本語と英語の併記となる。
【0058】次に、標準切り替えボタン部21bを押す
と、図5に示す表示となる。そして、「標準(NORMAL)」
と「好み仕様(DESIRED)」のいずれかに黒い背景を併せ
て確定ボタン22を押すことで、いずれかを選択する。
前者を選択すると、表示部14には「開始ボタンを押し
て下さい」の表示がなされる。開始ボタン23を押す
と、翻訳が開始される。すなわち、携帯電話2から入力
される日本語を、携帯電話2は翻訳センター3に送信す
る。すると、翻訳センター3では英語に翻訳した後、翻
訳済みの英語による音声を携帯電話2に返信する。携帯
保有者6は、携帯電話2を会話相手7に近づけ、アップ
した音量(通常電話モード時の6倍の音量)でその翻訳
された内容を会話相手7に確認させる。この結果、携帯
保有者6の意思が会話相手7に正しく伝達される。
【0059】後者の「好み仕様(DESIRED)」を選択する
と、表示部14には『「音量設定(VOLUME)」と「その他
(OTHERS)」を設定して下さい。』との表示がなされる。
このため、次に、音量選択ボタン部21cと、各種機能
選択ボタン部21dと、確定ボタン22とを利用して各
種の設定を行う。そして、開始ボタン23を押すこと
で、翻訳が開始される。
【0060】なお、日本語から英語への翻訳が選択され
ていると、開始ボタン23の押し動作で、その情報が翻
訳センター3内の自動翻訳装置31へ伝えられ、音声認
識部34内の日本語認識ソフトウェアと翻訳部35内の
日英翻訳ソフトウェアが動作する。なお、日本語と英語
との双方向翻訳が選択されていると、音声認識部34内
の日英識別のための検知ソフトウェア、日本語認識ソフ
トウェアおよび英語認識ソフトウェアと、翻訳部35内
の日英翻訳ソフトウェアおよび英日翻訳ソフトウェアが
動作する。
【0061】以上の実施の形態は、本発明の好適な実施
の形態の例であるが、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変更実施可能である。たとえば、翻訳センター3内
には、自動翻訳装置31の代わりに同時通訳者を配置し
ても良い。また、自動翻訳装置31と同時通訳者の両方
を配置して、言語や時間帯などによって、それらを適宜
組み合わせるようにしても良い。また、携帯電話2から
の音声入力やボタン操作によって、使用する翻訳手段を
自動翻訳装置31にするか、同時通訳者とするかの選択
ができるようにしても良い。
【0062】また、翻訳したい言語を選択する場合、携
帯電話2のボタン部17のボタン、たとえば、0〜9の
数値ボタンを押すことで、翻訳して欲しい言語をナンバ
ーで選択するようにしても良い。また、スピーカ部13
の音量を段階的に上がるようにするのではなく、リニア
に挙げることができるようにしたり、逆に音量アップが
できないようにしても良い。さらに、マイク部18の感
度アップも1段のみではなく数段にしたり、リニアにし
たり、逆に変更不能としても良い。
【0063】また、この実施の形態では、翻訳用スイッ
チ15を押した後、開始ボタン23を押すと、自動的に
翻訳センター3に接続されるようになっているが、開始
ボタン23ではなく通常の電話用のボタン部17のボタ
ンを利用して(=電話番号を入力して)、翻訳センター
3に接続するようにしても良い。また、翻訳機能部16
を設けず、所定の電話番号を入力し、送信した段階で自
動的に翻訳電話モードとなるようにしたり、翻訳センタ
ー3にアクセスした後、所定のボタン操作をすること
で、翻訳電話モードとなるようにしても良い。
【0064】また、翻訳センター3内に、送信されてき
た言語が何語であるかの検知ソフトウェア(3種類以上
の言語の検知が可能)を配置し、送られてきた言語の種
類を検知しそれと同時にその内容を認識するようにして
も良い。その場合、その検知した言語による要望、たと
えば「英語を日本語に」との要望を認識し、自動的に対
応するソフトウェアを動作させるようにするのが好まし
い。
【0065】さらに、携帯電話2としては、通常の携帯
電話の他に、携帯用のコンピュータに内蔵されるPH
S、主に電子メールのやりとりに使用されるいわゆるポ
ケットボードなどと呼ばれている携帯端末、時計型の電
話装置、コンピュータに接続される携帯電話などが含ま
れる。さらには、携帯用のインターネットアクセス機器
も、もし音声を送信できる場合は、この発明でいう携帯
電話の中に含まれる。この場合、翻訳センターは、イン
ターネットを介して接続されるものとなると共に、時に
はウェブサーバ自体を自動翻訳装置としても良い。
【0066】また、携帯電話(音声の送信が可能な端末
を含む)2が翻訳済み情報を受信する方法として、電子
メールを採用しても良い。携帯電話2で、このような電
子メールや上述した文字情報が読みやすいように、携帯
電話2に画面の拡大機能を追加するようにしても良い。
画面の拡大方法としては、機械的な拡大レンズを受信時
に挿入させる方法や、文字のポイント数を上げて文字を
大きくする方法などが採用される。また、画面の拡大と
しては、翻訳電話モードとなると自動的に拡大する方法
や、別途設けられる釦などによって画面を切り替える方
法などが採用できる。
【0067】また、上述の各実施の形態では、翻訳用の
音声を送信するものとなっているが、音声ではなく、文
字情報を送信するものにも本発明は適用できる。文字情
報を送信した場合、返信されてくるものは、翻訳済みの
音声のみ、翻訳済みの音声と翻訳済みの文字、翻訳済み
の文字のみの3通りが考えられる。どの形態を採用する
かは、目的やシステムの価格等によって決定されるもの
で、適宜な形態を所定の条件に基づいて選択することが
できる。
【0068】また、翻訳センター3を、管理基地局5内
に配置したり、その他の設備内に配置しても良い。さら
に、翻訳センター3と管理基地局5との間を有線とした
りする等、この音声翻訳システム1の一部を無線ではな
く有線としても良い。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、異言語使用の他人とも
コミュニケーションが図れると共に、携帯電話自体が大
型化したり高価格化せず、しかも翻訳された内容が本人
も確認可能となる携帯電話を使用した音声翻訳システム
およびそのシステムに利用される携帯電話を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の携帯電話を使用した音声
翻訳システムの概要を示す図である。
【図2】図1のシステムに使用される携帯電話の斜視図
である。
【図3】図2に示す携帯電話の翻訳機能部の詳細を示す
図である。
【図4】図2に示す携帯電話の言語選択ボタン部を押し
たときの表示部の状態を示す図である。
【図5】図2に示す携帯電話の標準切り替えボタン部を
押したときの表示部の状態を示す図である。
【図6】図2に示す携帯電話の音量選択ボタン部を押し
たときの表示部の状態を示す図である。
【図7】図2に示す携帯電話の各種機能選択ボタン部を
押したときの表示部の状態を示す図である。
【図8】図1のシステムに配置される翻訳センター内の
自動翻訳装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 音声翻訳システム 2 携帯電話 3 翻訳センター 11 本体部 12 アンテナ部 13 スピーカ部 14 表示部 15 翻訳用スイッチ 16 翻訳機能部 18 マイク部 31 自動翻訳装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/42 G10L 3/00 Q 5K027 3/50 551C 5K067 H04Q 7/38 H04Q 7/04 D 9A001 Fターム(参考) 5B091 AA04 CB12 CB22 CB32 5D015 KK02 5D045 AB03 AB04 5K015 AA01 AA07 AB01 AB02 AF07 GA09 5K024 AA74 BB01 BB03 CC11 DD01 DD02 EE09 FF03 FF06 GG01 5K027 AA11 BB01 DD11 DD16 FF01 FF16 FF22 HH03 HH04 HH19 HH20 HH23 MM17 5K067 AA21 BB04 DD51 EE02 EE16 HH21 9A001 FZ03 HH14 JZ01 JZ14 JZ25 JZ27

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声を送受信可能な携帯電話と、この携
    帯電話から送信されてきた所定の言語による音声を他の
    言語による音声に翻訳すると共にその翻訳された音声を
    上記携帯電話に返信する翻訳センターとを具備し、上記
    返信された音声を上記携帯電話から出力することを特徴
    とする携帯電話を使用した音声翻訳システム。
  2. 【請求項2】 前記翻訳センターには、前記携帯電話か
    ら送信されてきた所定の言語による音声を他の言語によ
    る音声に自動的に翻訳する自動翻訳装置を配置したこと
    を特徴とする請求項1記載の携帯電話を使用した音声翻
    訳システム。
  3. 【請求項3】 前記翻訳センターは、前記携帯電話から
    送信されてきた所定の言語を他の言語に翻訳して返信す
    ると共に上記他の言語が送信されてきたときには上記所
    定の言語に逆翻訳して返信することを特徴とする請求項
    1記載の携帯電話を使用した音声翻訳システム。
  4. 【請求項4】 前記携帯電話に、通常の電話交信を行う
    通常電話モードと、翻訳を行う翻訳電話モードとを切り
    替える翻訳用スイッチを設けたことを特徴とする請求項
    1、2または3記載の携帯電話を使用した音声翻訳シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記翻訳電話モードに切り替えたときに
    は、前記携帯電話内のスピーカ部の音量をアップさせる
    ようにしたことを特徴とする請求項1、2、3または4
    記載の携帯電話を使用した音声翻訳システム。
  6. 【請求項6】 音声を送信可能であると共に送信されて
    きた文字情報を表示可能な携帯電話と、この携帯電話か
    ら送信されてきた所定の言語による音声を他の言語によ
    る文字情報に翻訳すると共に、その翻訳された文字情報
    を上記携帯電話に返信する翻訳センターとを具備し、上
    記返信された文字情報を上記携帯電話に表示することを
    特徴とする携帯電話を使用した音声翻訳システム。
  7. 【請求項7】 前記翻訳センターには、前記携帯電話か
    ら送信されてきた所定の言語による音声を前記翻訳され
    た文字情報に自動的に翻訳すると共にその文字情報と同
    一の言語による音声に自動的に翻訳する自動翻訳装置が
    配置され、前記携帯電話は、返信された文字情報の表示
    に加え、さらに上記翻訳されて返信されてきた音声を出
    力することを特徴とする請求項6記載の携帯電話を使用
    した音声翻訳システム。
  8. 【請求項8】 通常の電話交信を行う通常電話モード
    と、マイク部に入力した音声を送信すると共にその音声
    の他の言語に翻訳された音声を受信して出力する翻訳電
    話モードとを有することを特徴とする携帯電話。
  9. 【請求項9】 前記通常電話モードと前記翻訳電話モー
    ドとを切り替える翻訳用スイッチを有することを特徴と
    する請求項8記載の携帯電話。
  10. 【請求項10】 所定の電話番号の送信によって前記翻
    訳電話モードに自動的に切り替わることを特徴とする請
    求項8記載の携帯電話。
  11. 【請求項11】 前記翻訳電話モードの際には、前記通
    常電話モード時に比較して内部のスピーカ部の音量がア
    ップすると共に内部のマイク部の感度がアップすること
    を特徴とする請求項8、9または10記載の携帯電話。
  12. 【請求項12】 前記マイク部に入力した音声が翻訳さ
    れて他の言語による文字情報として送信されてきたとき
    に、その文字情報を表示する表示部を有することを特徴
    とする請求項8から11のいずれか1項記載の携帯電
    話。
  13. 【請求項13】 通常の電話交信を行う通常電話モード
    と、マイク部に入力した音声を送信すると共にその音声
    の他の言語に翻訳された文字情報を受信して表示部に表
    示する翻訳電話モードとを有することを特徴とする携帯
    電話。
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