JP2001249652A - マルチスクリーン表示装置、表示システム及びこれらに用いるプロジェクタ駆動回路 - Google Patents

マルチスクリーン表示装置、表示システム及びこれらに用いるプロジェクタ駆動回路

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JP2001249652A
JP2001249652A JP2000067120A JP2000067120A JP2001249652A JP 2001249652 A JP2001249652 A JP 2001249652A JP 2000067120 A JP2000067120 A JP 2000067120A JP 2000067120 A JP2000067120 A JP 2000067120A JP 2001249652 A JP2001249652 A JP 2001249652A
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貴幸 山口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マルチスクリーン表示装置において、各ユニッ
トプロジェクタ部のランプや光学部の経時変化によるユ
ニットスクリーン間の色むら、輝度むらを抑えて画質改
善する。 【解決手段】ユニットプロジェクタで上記表示デバイス
もしくは照明光学系のいずれか一方、または両方を、該
複数のユニットプロジェクタに共通の基準輝度情報に基
づき制御して複数のユニットスクリーン間の輝度むらを
抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】複数のスクリーンで1つの画
面を提供するマルチスクリーン表示装置及び複数のディ
スプレイを用いた表示システムで、特に、液晶パネルや
反射型微小ミラー方式パネル(例えばDMD(Digital
Micromirror Device)(テキサスインスツルメンツ
社の登録商標))のような表示デバイスを用いた表示装
置において、ランプ等の光源や光学系部品の経時変化等
による輝度変化・色変化に対して表示画面の画質を補償
するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の表示技術としては、例え
ば特開平10−319926号公報に記載のように、マ
ルチスクリーン全体の輝度が明るくなったときは全体の
輝度を下げ、スクリーンが全体の輝度が暗くなったとき
は全体の輝度を上げる、いわゆるシステムABL(Auto
matic Brightness Limiter)制御のものや、特開平1
1−305734号公報に記載のように、画像信号の黒
レベルを画像信号の振幅レベルに応じて上下する方式の
ものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、液晶パ
ネルやの反射型微小ミラー方式のパネルなどの表示デバ
イスを用いる方式のマルチスクリーン表示技術では、各
ディスプレイに使用されるランプ等の光源部品や光学系
部品の光学特性の経時変化にばらつきがあって、表示画
面においてその影響が出易い。例えば、図6に示すよう
に、一般に、マルチスクリーン表示装置の各ユニットス
クリーン対応の各ユニットプロジェクタの各ランプは輝
度の経時変化特性がかなり異なっている(ばらつきがあ
る)。このため、時間が経つにつれてユニットスクリー
ン間で輝度にばらつきが生じる。また、各色について
も、図7に示すように経時的に輝度のばらつきが生じ、
図8に示すようにランプ自身の色度が変化する。このた
め、表示画像(映像)の色合いが変化してユニットスク
リーン間で色むらが生じる。このようなユニットスクリ
ーン間の輝度差や色調差がマルチスクリーン全体の画質
劣化となって表れる。また、偏光板や紫外線フィルタ等
の光学部品の経時劣化のばらつき等も画質劣化の原因と
なる。従来技術は、例えば上記公報記載技術のように、
単にマルチスクリーン全体としての輝度や黒レベルを変
えてユニットスクリーン間の輝度差や色調差が目立たな
いようにする技術であって、ユニットプロジェクタ単位
で隣接ユニットスクリーン相互間等の輝度差や色調差を
なくすよう制御するものではない。また、従来技術にお
いては定期的にユニット毎の別個の輝度調整、色調調整
を行うことが考えられるが、そうした場合はそのための
手間と時間を要しかつ経済的にも負担となる。本発明の
目的は、かかる従来技術の欠点を改善し、ランプ等の光
源や、光学部品等の特性の経時変化によるユニットスク
リーン間の色調差、輝度差等を抑え、スクリーン全体と
して画質改善された画像が得られる表示技術を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、 1)ユニットプロジェクタ(一実施例:符号13、13
A〜13I)の表示デバイス(一実施例:符号3、3
r、3g、3b)からの出射光を用いてユニットスクリ
ーン(一実施例:符号1)に表示した単位画像を複数合
わせ全体画像を形成するマルチスクリーン表示装置にお
いて、ユニットプロジェクタ内で上記表示デバイスもし
くはランプ(一実施例:符号4)等光源を含む照明光学
系のいずれか一方、または両方を、該複数のユニットプ
ロジェクタに共通の基準輝度情報に基づき制御して複数
のユニットスクリーン間の輝度むらを抑えるようにした
構成とする。
【0005】2)輝度情報を複数のユニットプロジェク
タ間で比較し、該比較結果に基づき表示デバイスもしく
はランプ等光源を含む照明光学系のいずれか一方、また
は両方を制御して複数のユニットスクリーン間の輝度む
らを抑えるようにした構成とする。
【0006】3)複数のユニットプロジェクタのうち第
1のユニットプロジェクタ(一実施例:符号13)から
得られる第1の輝度情報(一実施例:符号101)と、
第2のユニットプロジェクタから得られる第2の輝度情
報(一実施例:符号102)とを比較し基準輝度情報と
しての第3の輝度情報(一実施例:符号103)を出力
する比較回路(一実施例:符号6)と、上記第3の輝度
情報に基づき画像信号(一実施例:符号106)もしく
はランプ(一実施例:符号4)等光源を含む照明光学系
の光量のいずれか一方、または両方を制御する制御回路
(一実施例:符号7、9、10)と、を備え、上記第3
の輝度情報を上記複数のユニットプロジェクタ間の共通
情報としこれに基づき複数のユニットスクリーン間の輝
度むらを抑えるようにした構成とする。
【0007】4)ユニットプロジェクタの輝度情報を検
知する検知手段(一実施例:符号5)と、複数のユニッ
トプロジェクタのうち第1のユニットプロジェクタ(一
実施例:符号13)から上記検知手段により得られる第
1の輝度情報(一実施例:符号101)と、第2のユニ
ットプロジェクタから得られる第2の輝度情報(一実施
例:符号102)とを比較し基準輝度情報としての第3
の輝度情報(一実施例:符号103)を出力する比較回
路(一実施例:符号6)と、該第3の輝度情報と上記第
1の輝度情報に基づき表示画像信号(一実施例:符号1
06)の出力振幅変換ゲインを求める回路(一実施例:
符号7)と、該求めたゲインにより画像信号の振幅を変
換する変換回路(一実施例:符号9)と、該振幅変換さ
れた画像信号に基づき表示デバイスを駆動する駆動回路
(一実施例:符号10)と、を備え、上記第3の輝度情
報を上記複数のユニットプロジェクタ間の共通情報とし
これに基づき上記表示デバイスを制御して複数のユニッ
トスクリーン間の輝度むらを抑えるようにした構成とす
る。
【0008】5)複数のユニットプロジェクタのうち第
1のユニットプロジェクタから得られる赤、緑、青色光
の第1の輝度情報を、予め設定した赤、緑、青色光の輝
度情報のそれぞれと比較し、輝度レベル差が最も大きい
色の輝度情報と第2のユニットプロジェクタの第2の輝
度情報とに基づき基準輝度情報の第3の輝度情報として
出力する比較回路と、上記第3の輝度情報に基づき画像
信号もしくはランプ(一実施例:符号4)等光源を含む
照明光学系の光量のいずれか一方、または両方を制御す
る制御回路と、を備え、上記第3の輝度情報を上記複数
のユニットプロジェクタ間の共通情報としこれに基づき
複数のユニットスクリーン間の赤、緑、青色光それぞれ
の輝度むらを抑えるようにした構成とする。
【0009】6)複数のユニットプロジェクタのうち第
1のユニットプロジェクタから得られる赤、緑、青色光
の第1の輝度情報と、第2のユニットプロジェクタから
得られる第2の輝度情報とに基づき基準輝度情報として
の第3の輝度情報を出力する回路と、該第3の輝度情報
に基づき画像信号もしくはランプ(一実施例:符号4)
等光源を含む照明光学系の光量のいずれか一方、または
両方を制御する制御回路と、を備え、上記第3の輝度情
報を上記複数のユニットプロジェクタ間の共通情報とし
これに基づき複数のユニットスクリーン間の赤、緑、青
色光それぞれの輝度むらを抑えるようにした構成とす
る。
【0010】7)複数のユニットプロジェクタに共通の
輝度情報であって予め設定した輝度レベルとの差が最大
となる輝度情報を基準輝度情報として出力する回路と、
該基準輝度情報に基づいて該複数のユニットプロジェク
タ内で表示デバイスもしくはランプ等光源を含む照明光
学系のいずれか一方、または両方を、複数のユニットス
クリーン間の輝度むらを抑えるように制御する回路とを
備える構成とする。
【0011】8)上記1)から7)のマルチスクリーン
表示装置にパーソナルコンピュータが接続されて成り、
該パーソナルコンピュータからの画像信号を該マルチス
クリーン表示装置に入力して画像表示可能にした構成と
する。
【0012】9)ユニットプロジェクタでランプ等光源
を含む照明光学系側からの光を表示デバイスに照射しユ
ニットスクリーンに表示した単位画像を複数合わせ全体
画像を形成するマルチスクリーン表示装置用のプロジェ
クタ駆動回路において、複数のユニットプロジェクタの
うち第1のユニットプロジェクタから得られる第1の輝
度情報と、第2のユニットプロジェクタから得られる第
2の輝度情報とに基づき基準輝度情報としての第3の輝
度情報を出力する比較回路と、該第3の輝度情報に基づ
き画像信号もしくは上記照明光学系の光量のいずれか一
方、または両方を制御する制御回路と、を備え、上記第
3の輝度情報を上記複数のユニットプロジェクタ間の共
通情報とし複数のユニットスクリーン間の輝度むらを抑
えるようにプロジェクタを駆動する構成とする。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施例を示
す。本実施例はランプ等照明光学系の光の輝度レベルを
センサで検知し、該検知信号に基づき画像信号の振幅ゲ
インを変えることによって液晶パネルや反射型微小ミラ
ー型パネルなど表示デバイスの駆動状態を制御するよう
にしたものである。図中、13は、マルチスクリーン表
示装置を形成するための複数のユニットプロジェクタの
うちの1つを示し、内部に光学装置11と信号処理装置
12を備えている。該光学装置11は、ランプ4、集光
用レンズ(図示を省略)、表示デバイス3、投射レンズ
2などを備えて構成される。このうち、ランプ4等の光
源と集光用レンズ等は、上記表示デバイス3に光を照射
するための照明光学系を形成する。1は、上記表示デバ
イス3側からの光が上記投射レンズ2で投射されて単位
画像が表示されるユニットスクリーン、5はランプ4の
輝度を検知するための輝度センサである。また、信号処
理装置12中には、該輝度センサ5から得られる輝度情
報101と隣接ユニットプロジェクタ等の外部ユニット
プロジェクタからの輝度情報102とを比較する比較回
路6、該比較回路6から得られた情報103により表示
画像信号106の出力振幅レベルを変換する情報を形成
するための演算回路7、入力画像信号105を拡大もし
くは縮小、またはスキャンコンバート等の処理を行う画
像処理部8、上記演算回路7から得られた制御信号10
4により表示画像信号106の振幅等を変えるゲイン変
換回路9、上記表示デバイスを駆動するための駆動回路
10を備える。
【0014】また、図5は、複数のユニットプロジェク
タ間の接続例を示す。それぞれのユニットプロジェクタ
13A〜13Iは、比較回路6から出力される輝度情報
をユニットプロジェクタ間で相互にやり取り(授受)可
能にしたものである。つまり、輝度情報を複数のユニッ
トプロジェクタ13A〜13I間で閉ループ状態で授受
し、基準輝度情報を得るようにしている。本接続例は、
9面のユニットスクリーン面から成るマルチスクリーン
面のマルチスクリーン表示装置(9個のユニットプロジ
ェクタ13A〜13I及び9個のユニットスクリーンを
用いた構成から成る)の構成例である。
【0015】以下、第1の実施例の動作につき説明す
る。先ず、入力端子の入力1に入力画像信号105を入
力する。入力画像信号105は、画像処理部8で周波数
変換やスケーリング処理等を行われ、表示画像信号10
6に変換される。出力信号106は振幅ゲイン変換回路
に入力される。一方、光学装置11の輝度センサ5から
得られた輝度情報101が比較回路6に入力される。輝
度センサ5はランプ4の輝度を直接的に検知するように
なっている。比較回路6では、外部輝度情報(接続され
た別のユニットプロジェクタ側からの情報)(第2の輝
度情報)102と内部輝度情報(第1の輝度情報)10
1の比較を行い、輝度の低い方の情報を輝度情報(ユニ
ットプロジェクタ間授受用輝度情報)109として別の
接続されたユニットプロジェクタ側に出力する。該別の
ユニットプロジェクタ内でもその比較回路6において上
記と同様の比較・出力の各動作が行われる。順次この動
作を全ユニットプロジェクタについて閉ループで行い、
各ユニットプロジェクタの比較回路から出力される輝度
情報(ユニットプロジェクタ間授受用輝度情報)109
が全ユニットプロジェクタで等しくなったとき、すなわ
ち、使用されているランプ4の最低輝度レベルが決まっ
たとき、そのときの比較回路からの輝度情報103(第
3の輝度情報)(最低輝度レベルのユニットプロジェク
タ間授受用輝度情報109と同じ)に基づいて演算回路
7は表示画像信号106の振幅ゲイン値を決定する。ラ
ンプ4の輝度情報101をX、比較回路6で求まった最
低輝度レベル値をYとしたとき、演算回路7では、表示
画像信号106の振幅をY/X倍するようにゲイン値を
決める。ただし、液晶パネルなどの表示デバイスでは表
示できる輝度が画像信号の振幅レベルと一致しない場合
もあり、この場合は、予め補正した輝度情報を用いてゲ
イン値を決めるようにしてもよい。ゲイン調整された表
示画像信号107は駆動回路10に入力され、該駆動回
路10により表示デバイス3が駆動され、各ユニットス
クリーンの輝度レベルが等しくなるようにされる。ユニ
ットスクリーン間の情報のやり取りで求める上記全ユニ
ットスクリーンに共通の基準輝度情報(第3の輝度情報
103と同じ)は、初期調整時の輝度情報等に対する差
分や比率に基づき求めた輝度情報であってもよく、例え
ば、初期輝度情報Zを比較回路6のメモリ部に記憶した
初期輝度情報Zに対する検知したランプの輝度情報Xの
比X/Zが最小となるものでもかまわない。
【0016】以上のように、経時変化するユニットプロ
ジェクタ内のランプの輝度レベルに応じて表示画像信号
の振幅を補正することにより、マルチスクリーン全体の
輝度レベルを、例えば図6に示した101’の輝度レベ
ルに統一することが可能となり、むらを抑えた画像を維
持できる。
【0017】図2は、本発明の第2の実施例を示す。本
第2の実施例では、輝度センサ5をランプ4に対し集光
用レンズや偏光板(いずれも図示を省略)などの光学部
品14を介して配し、該部の輝度を検知するようにした
構成例である。他の部分の構成は、上記第1の実施例の
場合とほぼ同様である。つまり、比較回路6では、外部
輝度情報(第2の輝度情報)102と内部輝度情報(第
1の輝度情報)101の比較を行い、輝度の低い方の情
報を輝度情報(ユニットプロジェクタ間授受用輝度情
報)109として別のユニットプロジェクタ側に出力す
る。該接続された別のユニットプロジェクタ内でも比較
回路6で上記のような比較・出力の各動作が行われる。
順次この動作が全ユニットプロジェクタについて閉ルー
プで行われ、各ユニットプロジェクタ内の各比較回路6
から出力される輝度情報(ユニットプロジェクタ間授受
用輝度情報)109が全ユニットプロジェクタで等しく
なったとき、すなわち、使用されているランプ4の最低
輝度レベルが決まったとき、そのときの比較回路からの
輝度情報103(第3の輝度情報)(最低輝度レベルの
ユニットプロジェクタ間授受用輝度情報109と同じ)
に基づいて演算回路7は表示画像信号106の振幅ゲイ
ン値を決定する。ランプ4の輝度情報101をX、比較
回路6で求まった最低輝度レベル値をYとした場合、演
算回路7では、表示画像信号106の振幅をY/X倍す
るようにゲイン値を決める。表示できる輝度が画像信号
の振幅レベルと一致しない表示デバイスの場合は、予め
補正した輝度情報を用いてゲイン値を決めるようにす
る。ゲイン調整された表示画像信号107は駆動回路1
0に入力され、該駆動回路10により表示デバイス3が
駆動され、各ユニットスクリーンの画像の輝度レベルが
等しくなるようにされる。ユニットスクリーン間の情報
のやり取りで求める上記全ユニットスクリーンに共通の
基準輝度情報(第2の実施例の場合も第3の輝度情報1
03)は、初期調整時の輝度情報等に対する差分や比率
に基づき求めた輝度情報であってもよいことも、上記第
1の実施例の場合と同様である。また、上記第2の実施
例の構成においては、輝度センサ5が偏光板等の光学部
品14の経時変化も含めた輝度レベルを検知できるた
め、前記第1の実施例に比べ、より一層高精度に輝度む
らを抑えられる。
【0018】図9は、上記第1、第2の実施例における
表示画像の輝度制御の動作を説明する図である。本第
1、第2の実施例では、本図9に示すように、ランプの
輝度を検知することによってランプ故障も判断できるよ
うになっている。例えば、比較回路6は、ユニットプロ
ジェクタ内の比較輝度情報(第1の輝度情報、第2の輝
度情報の少なくともいずれか)が異常のときにこれを判
断し正常な比較結果情報としての第3の輝度情報を出力
しない構成にしてある。この場合、マルチスクリーン全
体の画面はランプ故障によって極端には暗くならないよ
うにしてある。本第1、第2の実施例のような構成によ
れば、図6に示すように各ユニットスクリーン間で輝度
レベルがばらばらに変化する場合も、表示画像の輝度レ
ベルを101’のようなレベルに補正できるので、ユニ
ットスクリーン間で輝度差をほとんどなくすことができ
る。
【0019】図3は、本発明の第3の実施例を示す。図
中、13はユニットプロジェクタであり、該ユニットプ
ロジェクタ13は光学装置11と信号処理装置12とを
備えて成る。光学装置11は、赤、緑、青の3原色光そ
れぞれに液晶パネル等の表示デバイスを設けた、いわゆ
る3板式の構成例であって、1はスクリーン、2はレン
ズ、3r、3g、3bは赤、緑、青色光用の表示デバイ
ス、4はランプ、15Aは青色光を透過するダイクロイ
ックミラー、15Bは赤色光を透過するダイクロイック
ミラー、14A、14B、14Cはミラー、16r、1
6g、16bは分光された光を偏光する偏光板などの光
学部品、5r、5g、5bは該ランプの輝度を検知する
輝度センサ、6は、輝度センサ5r、5g、5bから得
られる輝度情報101r、101g、101bと外部輝
度情報102を比較する比較回路、7は比較回路6から
得られた情報103により表示画像信号106の振幅レ
ベルを変換するゲイン値等を決める演算回路、9は該演
算回路7から得られた制御信号104により画像振幅を
変える振幅レベル変換回路、8は入力画像信号105を
拡大・縮小、スキャンコンバートなどで処理する画像処
理部、10は表示デバイス3r、3g、3bを駆動する
ための駆動回路、14A、14B、14Cは光を反射す
るミラー、15A、15Bは特定波長域の光を反射する
ダイクロイックミラー、16r、16g、16bは偏光
板などの光学フィルタ、17は各原色光の画像を合成す
るためのプリズムである。
【0020】以下、上記第3の実施例の動作について説
明する。本第3の実施例においても、上記第1、第2の
実施例の場合と同様、入力画像信号105を画像処理部
8が出力信号フォーマット106に変換して、振幅ゲイ
ン変換回路9に入力する。一方、ユニットプロジェクタ
の光学部分11では、ランプ4から発する光を15Aで
青色光を分離(分光)し、15Bで赤色光と緑色光を分
離(分光)する。また、これら分光された光がそれぞれ
表示デバイス3r、3g、3bに入射し、該デバイスを
通過した光をプリズム17で合成し画像を表示する。こ
こで、表示デバイス3r、3g、3bに入射するそれぞ
れの光から、輝度センサ5r、5g、5bにより輝度を
検知して輝度情報101r、101g、101bを得、
これを比較回路6に入力する。比較回路6では初期調整
状態の赤、緑、青色光の輝度情報を記憶し、検知した
赤、緑、青、の輝度情報101r、101g、101b
のうち初期状態に対して最低の輝度レベルmを出力す
る。また、該比較回路6は、最低レベルの輝度情報mと
外部輝度情報102とを比較し、低レベルの方の輝度情
報を外部輝度情報109として出力する。該出力された
外部輝度情報109は、上記第1、第2の実施例でも示
したように、例えば、複数のユニット部(ユニットプロ
ジェクタ)が連鎖状に接続された状態で該ユニット部間
を伝送される。この輝度情報109の値がすべて同じ値
になったとき、輝度情報の最小値Mが決められる。演算
回路7では、この輝度情報の最小値Mと、表示デバイス
3r、3g、3bに入射する赤、緑、青色光の輝度情報
Cr、Cg、Cbとに基づき表示画像信号106の振幅
ゲインを決める。例えば、表示デバイスの輝度特性が線
形に変わるものとすれば、赤、緑、青それぞれに対応す
る信号の振幅ゲインはM/Cr倍、M/Cg倍、M/C
b倍となる。また、表示デバイスの輝度特性が非線形に
変化するものであれば、上記振幅ゲインは上記値を補正
した値となる。
【0021】このように演算回路7の設定値に基づき、
振幅ゲイン変換回路9で表示画像信号106の振幅を
赤、緑、青それぞれで個別に振幅変換し、出力画像信号
107を得る。この結果、図7の101”のように補正
される。以上のように、赤、緑、青それぞれの輝度情報
を監視し、かつ、ユニットスクリーン間で輝度変化が最
大のものに全スクリーンの輝度を合わせることで、色調
変化と画面間の輝度むらを抑えることができる。
【0022】また、マルチスクリーンの輝度情報の最低
レベル値を求める方法ついては、1箇所に集中して輝度
が最低レベルになるものを選択してもよい。また、上記
第3の実施例では、輝度が最低レベルとなった色の輝度
情報を基に全ての色信号につき輝度補正したが、この
他、比較回路で赤、緑、青、それぞれの最低輝度レベル
を求め、各色別に輝度補正するようにしてもよい。この
場合、スクリーン全体の色調は初期状態と異なることに
なるが、ユニットスクリーン画面間の輝度むら、色むら
は抑えられる。
【0023】図10は、第3の実施例における制御のフ
ローチャートを示す。第3の実施例では、赤、緑、青色
光の各輝度レベルが大幅変化した場合は光学系の不良と
して認識できるようになっている。これにより、第1、
第2の実施例の場合と同様、画面が極端に暗くなること
を防ぐことが可能となる。
【0024】図4は、ユニットプロジェクタ間の他の接
続例を示す図である。本構成では各ユニットプロジェク
タ13A〜13Iが、ランプの輝度情報101を共通の
比較回路6’に伝送し、該比較回路6’において一括し
て情報を処理するようになっている。該比較回路6’
は、各ユニットプロジェクタ13A〜13Iから出力さ
れた輝度情報101から最低レベルの輝度情報Mを出力
し、該輝度情報Mを全てのユニットプロジェクタ13A
〜13Iに伝送する。各ユニットプロジェクタ13A〜
13Iでは、該輝度情報Mと内部で得られるランプの輝
度情報101の値Cとを、例えば上記第1、第2、第3
の実施例で述べたような演算回路7に入力する。該演算
回路7では、表示画像信号106の振幅変換データ(変
換ゲイン)M/C倍を形成するか、または、表示デバイ
ス3の特性に合わせた変換データ(変換ゲイン)を形成
する。ゲイン変換部9では、該変換データ(変換ゲイ
ン)に基づき表示画像信号106の振幅変換を行う。ま
た、上記第3の実施例に示すように、赤、緑、青色光の
輝度情報101r、101g、101bを比較回路6’
に伝送し、該輝度情報の中から輝度レベルの最も低いも
の、あるいは、輝度レベルの下がり幅の最も大きいもの
を基準輝度情報として出力するようにしてもよい。この
ようにして、輝度情報を一箇所に集中させそこで比較す
る構成によれば、輝度情報を一元的に管理でき、かつ、
全スクリーンの輝度制御条件の変更も容易に可能とな
る。以上、上記各実施例の構成によれば、マルチスクリ
ーンにおいて輝度むら、色むらを抑えた画像表示を達成
できる。
【0025】なお、上記各実施例では基準輝度情報に基
づき表示デバイスを制御する構成としたが、この他、ラ
ンプ電源等照明光学系、または表示デバイスとランプ電
源等照明光学系の両方を制御するようにしてもよい。ま
た、輝度情報の検知は、レンズ(投射レンズ)2の出射
側で行ってもよいし、ランプ等光源の電源部等で電流等
から検知するようにしてもよい。画像信号も、振幅ゲイ
ンの他のパラメータを変えて制御してもよい。また、基
準輝度情報も、最低レベルや最小比レベルのものに限定
されない。また、比較回路は、複数のユニットプロジェ
クタのうち第1のユニットプロジェクタから得られる
赤、緑、青色光の第1の輝度情報を、予め設定した赤、
緑、青色光の輝度情報のそれぞれと比較し、輝度レベル
差が最も少ない色の輝度情報と第2のユニットプロジェ
クタの第2の輝度情報とに基づき第3の輝度情報として
出力する構成であってもよいし、または、複数のユニッ
トプロジェクタに共通の輝度情報であって予め設定した
輝度レベルとの差が最大となる輝度情報を基準輝度情報
として出力するものであってもよい。さらに、上記各構
成のマルチスクリーン表示装置にパーソナルコンピュー
タを接続し、該パーソナルコンピュータからの画像信号
を該マルチスクリーン表示装置に入力して表示可能にし
た表示システム構成も本発明の実施例範囲内である。さ
らにまた、本発明は、上記各構成と実質的に同じ範囲の
技術思想または構成要件の発明一切をその範囲内に含
む。
【0026】
【発明の効果】本発によれば、ランプ、光学系部品等の
経時的変化によるユニットスクリーン間の輝度むらまた
は色むらを抑えた画像表示が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図3】本発明の第3の実施例を示す図である。
【図4】ユニットプロジェクタ間の接続例を示す図であ
る。
【図5】ユニットプロジェクタ間の接続例を示す図であ
る。
【図6】ユニットスクリーンのランプにおける輝度の経
時変化例を示す図である。
【図7】ユニットスクリーンのランプにおける色別輝度
の経時変化例を示す図である。
【図8】ランプの経時変化による色度変化例を示す図で
ある。
【図9】第1、第2の実施例における動作フローチャー
トを示す図である。
【図10】第3の実施例における動作フローチャートを
示す図である。
【符号の説明】
1…ユニットスクリーン、 2…投射レンズ、3、3
r、3g、3b…表示デバイス、4…ランプ、 5…輝
度センサ、 6、6’…比較回路、7…演算回路、8…
画像処理部、 9…ゲイン変換部、 10…駆動回路、
11…光学装置、12…信号処理装置、 13、13A
〜13I…ユニットプロジェクタ、14…光学部品、
14A、14B、14C…ミラー、15A、15B…ダ
イクロイックミラー、 16r…赤色光用光学部品、1
6g…緑色光用光学部品、 16b…青色光用光学部
品、17…プリズム、101…第1の輝度情報、101
A、101B、101C…各ユニットスクリーン用のラ
ンプの輝度情報、101r、101g、101b…ラン
プの色別輝度情報、102…第2の輝度情報、 103
…第3の輝度情報、104…ゲイン制御信号、 105
…入力画像信号、106…表示画像信号、107…ゲイ
ン調整された表示画像信号、 108…表示デバイス駆
動信号、109…ユニットプロジェクタ間授受用輝度情
報。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/00 360 H04N 5/74 D 5C082 H04N 5/74 9/31 A 5G435 9/31 G02F 1/1335 530 (72)発明者 山口 貴幸 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディアシステ ム事業部内 (72)発明者 山本 清 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディアシステ ム事業部内 Fターム(参考) 2H088 EA12 EA18 HA06 HA12 HA13 HA18 HA21 HA23 HA24 HA28 MA04 2H091 FA02Y FA14Z FA26Z FA41Z LA15 LA18 MA07 2H093 NA56 NA61 NB23 NC02 NC11 NC42 NC52 NC56 NC58 ND05 ND09 NG02 5C058 AA05 AA06 AB03 BA06 BA23 BA35 BB25 EA03 EA26 5C060 BA04 BC05 DA04 EA01 GB02 HB16 JA19 JB06 5C082 AA03 AA21 AA34 BA02 BA12 BA34 BD00 BD07 CA11 CA81 CB03 MM10 5G435 AA00 BB06 BB12 FF02 GG03 GG04 GG08 GG11 GG23 GG46

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユニットプロジェクタの表示デバイスから
    の出射光を用いてユニットスクリーンに表示した単位画
    像を複数合わせ全体画像を形成するマルチスクリーン表
    示装置において、 ユニットプロジェクタ内の上記表示デバイスもしくは照
    明光学系のいずれか一方、または両方を、該複数のユニ
    ットプロジェクタに共通の基準輝度情報に基づき制御し
    て複数のユニットスクリーン間の輝度むらを抑えるよう
    にすることを特徴とするマルチスクリーン表示装置。
  2. 【請求項2】ユニットプロジェクタの表示デバイスから
    の出射光を用いてユニットスクリーンに表示した単位画
    像を複数合わせ全体画像を形成するマルチスクリーン表
    示装置において、 光の輝度情報を複数のユニットプロジェクタ間で比較
    し、該比較結果に基づき上記表示デバイスもしくは照明
    光学系のいずれか一方、または両方を制御して複数のユ
    ニットスクリーン間の輝度むらを抑えるようにしたこと
    を特徴とするマルチスクリーン表示装置。
  3. 【請求項3】ユニットプロジェクタ内で照明光学系側か
    らの光を表示デバイスに照射しユニットスクリーンに表
    示した単位画像を複数合わせ全体画像を形成するマルチ
    スクリーン表示装置において、 複数のユニットプロジェクタのうち第1のユニットプロ
    ジェクタから得られる第1の輝度情報と、第2のユニッ
    トプロジェクタから得られる第2の輝度情報とを比較し
    基準輝度情報として第3の輝度情報を出力する比較回路
    と、 上記第3の輝度情報に基づき画像信号もしくは上記照明
    光学系の光量のいずれか一方、または両方を制御する制
    御回路と、 を備え、 上記第3の輝度情報を上記複数のユニットプロジェクタ
    間の共通情報としこれに基づき複数のユニットスクリー
    ン間の輝度むらを抑えるようにしたことを特徴とするマ
    ルチスクリーン表示装置。
  4. 【請求項4】ユニットプロジェクタ内で照明光学系側か
    らの光を表示デバイスに照射しユニットスクリーンに表
    示した単位画像を複数合わせ全体画像を形成するマルチ
    スクリーン表示装置において、 上記ユニットプロジェクタの輝度情報を検知する検知手
    段と、 複数のユニットプロジェクタのうち第1のユニットプロ
    ジェクタから上記検知手段により得られる第1の輝度情
    報と、第2のユニットプロジェクタから得られる第2の
    輝度情報とを比較し基準輝度情報としての第3の輝度情
    報を出力する比較回路と、 該第3の輝度情報と上記第1の輝度情報に基づき画像信
    号の出力振幅変換ゲインを求める回路と、 該求めたゲインにより画像信号の振幅を変換する変換回
    路と、 該振幅変換された画像信号に基づき上記表示デバイスを
    駆動する駆動回路と、 を備え、 上記第3の輝度情報を上記複数のユニットプロジェクタ
    間の共通情報としこれに基づき上記表示デバイスを制御
    して複数のユニットスクリーン間の輝度むらを抑えるよ
    うにしたことを特徴とするマルチスクリーン表示装置。
  5. 【請求項5】上記比較回路は、上記複数のユニットプロ
    ジェクタで最低レベルの輝度情報を上記第3の輝度情報
    として出力する構成である請求項3または請求項4に記
    載のマルチスクリーン表示装置。
  6. 【請求項6】上記第1、第2の輝度情報の比較結果情報
    を複数のユニットプロジェクタ間で閉ループ状態で授受
    し、スクリーン全体の基準輝度情報として上記第3の輝
    度情報を得る構成である請求項3から5のいずれかに記
    載のマルチスクリーン表示装置。
  7. 【請求項7】上記比較回路は、上記第3の輝度情報を保
    存可能な構成である請求項3または請求項4に記載のマ
    ルチスクリーン表示装置。
  8. 【請求項8】ユニットプロジェクタ内で照明光学系側か
    らの光を赤、緑、青色光用の各表示デバイスに照射しユ
    ニットスクリーンに表示した単位画像を複数合わせ全体
    画像を形成するマルチスクリーン表示装置において、 複数のユニットプロジェクタのうち第1のユニットプロ
    ジェクタから得られる赤、緑、青色光の第1の輝度情報
    を、予め設定した赤、緑、青色光の輝度情報のそれぞれ
    と比較し、輝度レベル差が最も大きい色の輝度情報と第
    2のユニットプロジェクタの第2の輝度情報とに基づき
    基準輝度情報の第3の輝度情報として出力する比較回路
    と、 上記第3の輝度情報に基づき画像信号もしくは上記照明
    光学系の光量のいずれか一方、または両方を制御する制
    御回路と、 を備え、 上記第3の輝度情報を上記複数のユニットプロジェクタ
    間の共通情報としこれに基づき複数のユニットスクリー
    ン間の赤、緑、青色光それぞれの輝度むらを抑えるよう
    にしたことを特徴とするマルチスクリーン表示装置。
  9. 【請求項9】ユニットプロジェクタ内で光源側からの光
    を赤、緑、青色光用の各表示デバイスに照射しユニット
    スクリーンに表示した単位画像を複数合わせ全体画像を
    形成するマルチスクリーン表示装置において、 複数のユニットプロジェクタのうち第1のユニットプロ
    ジェクタから得られる赤、緑、青色光の第1の輝度情報
    と、第2のユニットプロジェクタから得られる第2の輝
    度情報とに基づき基準輝度情報としての第3の輝度情報
    を出力する回路と、 上記第3の輝度情報に基づき画像信号もしくは上記照明
    光学系の光量のいずれか一方、または両方を制御する制
    御回路と、 を備え、 上記第3の輝度情報を上記複数のユニットプロジェクタ
    間の共通情報としてこれに基づき複数のユニットスクリ
    ーン間の赤、緑、青色光それぞれの輝度むらを抑えるよ
    うにしたことを特徴とするマルチスクリーン表示装置。
  10. 【請求項10】上記比較回路は、上記第1または第2の
    輝度情報が異常のときにこれを判断し上記第3の輝度情
    報を出力しない構成である請求項3から9のいずれかに
    記載のマルチスクリーン表示装置。
  11. 【請求項11】ユニットプロジェクタの表示デバイスか
    らの出射光を用いてユニットスクリーンに表示した単位
    画像を複数合わせ全体画像を形成するマルチスクリーン
    表示装置において、 複数のユニットプロジェクタに共通の輝度情報であって
    予め設定した輝度レベルとの差が最大となる輝度情報を
    基準輝度情報として出力する回路と、該基準輝度情報に
    基づき該複数のユニットプロジェクタ内で上記表示デバ
    イスもしくは照明光学系のいずれか一方、または両方
    を、複数のユニットスクリーン間の輝度むらを抑えるよ
    うに制御する回路とを備えたことを特徴とするマルチス
    クリーン表示装置。
  12. 【請求項12】請求項1から11のいずれに記載のマル
    チスクリーン表示装置にパーソナルコンピュータが接続
    されて成り、該パーソナルコンピュータからの画像信号
    を該マルチスクリーン表示装置に入力して表示可能にし
    たことを特徴とする表示システム。
  13. 【請求項13】ユニットプロジェクタで照明光学系側か
    らの光を表示デバイスに照射しユニットスクリーンに表
    示した単位画像を複数合わせ全体画像を形成するマルチ
    スクリーン表示装置用のプロジェクタ駆動回路におい
    て、 複数のユニットプロジェクタのうち第1のユニットプロ
    ジェクタから得られる第1の輝度情報と、第2のユニッ
    トプロジェクタから得られる第2の輝度情報とに基づき
    基準輝度情報としての第3の輝度情報を出力する比較回
    路と、 上記第3の輝度情報に基づき画像信号もしくは上記照明
    光学系の光量のいずれか一方、または両方を制御する制
    御回路と、 を備え、 上記第3の輝度情報を上記複数のユニットプロジェクタ
    間の共通情報とし複数のユニットスクリーン間の輝度む
    らを抑えるようにユニットプロジェクタを駆動すること
    を特徴とするプロジェクタ駆動回路。
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