JP2001249536A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP2001249536A
JP2001249536A JP2000057003A JP2000057003A JP2001249536A JP 2001249536 A JP2001249536 A JP 2001249536A JP 2000057003 A JP2000057003 A JP 2000057003A JP 2000057003 A JP2000057003 A JP 2000057003A JP 2001249536 A JP2001249536 A JP 2001249536A
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JP2000057003A
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Hiroyuki Tokimatsu
宏行 時松
Seiko Itagaki
板垣  整子
Satoru Haneda
哲 羽根田
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Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像後の現像剤の入れ替えが良好に行われ、
現像剤担持体上に現像ゴーストが残り、プリント像にゴ
ースト像が生じるのを防止すると共に、現像前のトナー
の帯電量の均一化を図り、現像ローラ上のトナーのフィ
ルミングの発生を防止する現像装置を提供すること。 【解決手段】 現像後の現像剤担持体に対して、現像剤
を介して除電ローラを当接すると共に、現像剤担持体と
除電ローラとの間に振動電界を形成して、現像剤或いは
現像剤担持体を放電により除電することを特徴とする現
像装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、FAX等の電子写真方式の画像形成に用いられる現
像装置、静電像の現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現像剤として一成分現像剤(以下単にト
ナーともいう)があり種々の利点を有しているが、これ
を担持して搬送し、像形成体(例えば電子写真用に用い
る感光体ドラム)に現像剤を供給する可動現像剤担持手
段である現像剤担持体(現像ローラ)に均一に適量塗布
することが困難であり、従来より現像ローラに当接した
現像剤規制部材(ブレード)によって現像剤の薄層を現
像ローラ上に形成して現像域に搬送し感光体ドラム上の
潜像を現像している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の方法を
用いる現像装置では、 現像後の現像ローラ上のトナーの入れ替えが良好に
行われず、次の現像時にそれがゴースト像になって現れ
るという問題点がある。
【0004】 また、前記ブレードによる摩擦帯電に
よって、現像ローラ及びトナーが帯電するが、その帯電
は不均一で、トナーの劣化、現像ローラ上にトナーのフ
ィルミングが生じる等の問題点が発生する。この問題点
を解決するため、コロナ放電によるトナー帯電の均一化
が図られたが、現像前のトナーの帯電量の過多や帯電不
均一となりやすく、現像ローラ上のトナーのフィルミン
グの発生が完全に解決されていない。
【0005】本発明は上記の問題点を解決し、現像後の
現像剤の入れ替えが良好に行われ、現像剤担持体上に現
像ゴーストが残り、プリント像にゴースト像が生じるの
を防止すると共に、現像前のトナーの帯電量の均一化を
図り、現像ローラ上のトナーのフィルミングの発生を防
止する現像装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、非磁性1成
分現像剤の薄層を保持する現像剤担持体を、潜像を担持
する像形成体と接触させて前記像形成体上の潜像の現像
を行う現像装置において、現像後の現像剤担持体に対し
て、現像剤を介して除電ローラを当接すると共に、前記
現像剤担持体と前記除電ローラとの間に振動電界を形成
して、前記現像剤或いは前記現像剤担持体を放電により
除電することを特徴とする現像装置(第1の発明)によ
って達成される。
【0007】また、上記目的は、非磁性1成分現像剤の
薄層を保持し回転する現像剤担持体と、前記現像剤担持
体上の現像剤量を規制する現像剤規制部材とを有する現
像装置において、前記現像剤担持体上の現像剤は、潜像
を担持する像形成体と接触して前記像形成体上の潜像の
現像を行うと共に、前記薄層に形成された現像剤を介し
て前記現像剤担持体に、帯電ローラを当接させることを
特徴とする現像装置(第2の発明)によって達成され
る。
【0008】また、上記目的は、非磁性1成分現像剤の
薄層を保持し回転する現像剤担持体と、前記現像剤担持
体上の現像剤量を規制する現像剤規制部材とを有する現
像装置において、前記薄層に形成された現像剤を介して
前記現像剤担持体に帯電ローラを当接させると共に、前
記現像剤担持体と前記帯電ローラとの間に振動電界を形
成させるもので、前記振動電界は、前記現像剤担持体上
の現像剤が前記帯電ローラに引きつけられるピーク値1
と、前記現像剤担持体側に押しつけられるピーク値2と
を有し、前記ピーク値1の時間が前記ピーク値2の時間
より短いことを特徴とする現像装置(第3の発明)によ
って達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。なお、本欄の記載は請求項の技術的範囲や用語の
意義を限定するものではない。また、以下の、本発明の
実施の形態における断定的な説明は、ベストモードを示
すものであって、本発明の用語の意義や技術的範囲を限
定するものではない。
【0010】本発明の各請求項にかかわる現像装置を用
いる画像形成装置の一実施形態の画像形成プロセス及び
各機構について、図1を用いて説明する。図1は、本発
明の各請求項に共通する現像装置を用いる画像形成装置
の一実施形態を示すカラー画像形成装置の要部断面構成
図である。
【0011】図1において、10は各色毎の像形成体で
ある感光体ドラム、11は各色毎の帯電手段であるスコ
ロトロン帯電器、12は各色毎の画像書込手段である露
光光学系、13は各色毎の現像手段である現像装置、1
4aは転写ベルト、14cは各色毎の転写手段である1
次転写器、14mは転写ベルトの除電手段である除電
器、14bは転写ベルトの押圧手段である押圧弾性板、
17は定着手段である定着装置、190は各色毎の像形
成体のクリーニング手段であるクリーニング装置、19
0aは転写ベルトのクリーニング手段であるクリーニン
グ装置である。
【0012】本実施形態においては、各色毎の像形成体
である感光体ドラム10、各色毎の帯電手段であるスコ
ロトロン帯電器11、各色毎の画像書込手段である露光
光学系12及び各色毎の現像手段である現像装置13及
び像形成体のクリーニング手段であるクリーニング装置
190は、これらを1組としてイエロー(Y)、マゼン
タ(M)、シアン(C)および黒色(K)の各色毎の画
像形成ユニット100が4組設けられ、図1の矢印にて
示す時計方向に回転される転写ベルト14aの回転方向
に対して、転写ベルト14aの下側に、形成される色と
順序に従ってY、M、C、Kの順に配置される。
【0013】各色毎の像形成体である感光体ドラム10
は、例えばアルミ材によって形成される円筒状の金属基
体の外周に、表面にオーバーコート層(保護層)を設け
た有機感光体層(OPC)を該金属基体の外周に形成し
たものであり、後述するように、当接状態とされる転写
ベルト14aの移動により転写ベルト14aからの駆動
力を受けて従動回転され、接地した状態で図1の矢印で
示す反時計方向に各色毎の感光体ドラム10が回転され
る。
【0014】有機感光体層は、電荷発生物質(CGM)
を主成分とする電荷発生層(CGL)と電荷輸送物質
(CTM)を主成分とする電荷輸送層(CTL)とに機
能分離された二層構成の感光体層とされる。なお有機感
光体層は、電荷発生物質(CGM)と電荷輸送物質(C
TM)を1つの層中に含有する単層構成とされてもよ
く、該単層構成又は前記二層構成の感光体層には、通常
バインダー樹脂が含有される。
【0015】各色毎の帯電手段であるスコロトロン帯電
器11は、それぞれ所定の電位に保持された制御グリッ
ドとコロナ放電電極による使用されるトナー(現像時の
トナー)と同極性(本実施形態においてはマイナス極
性)のコロナ放電とによって帯電作用(本実施形態にお
いてはマイナス帯電)を行い、感光体ドラム10に対し
一様な電位を与える。スコロトロン帯電器11のコロナ
放電電極としては、その他鋸歯状電極や針状電極を用い
ることも可能である。
【0016】各色毎の画像書込手段である露光光学系1
2は、感光体ドラム10上での露光位置が、前述した各
色毎のスコロトロン帯電器11に対して感光体ドラム1
0の回転方向下流側に位置するようにして感光体ドラム
10の周辺に配置される。露光光学系12は、レーザ光
源(不図示)から発光されるレーザ光を回転多面鏡(不
図示)により回転走査し、fθレンズ(不図示)、反射
ミラー(不図示)等より成り、別体の画像読み取り装置
によって読み取られメモリに記憶された各色の画像デー
タに従って感光体ドラム10の感光体層を像露光し、各
色毎の感光体ドラム10上に静電潜像を形成する。
【0017】各色毎の現像手段である現像装置13は、
イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及び黒
色(K)の、本実施形態においてはマイナス荷電の非磁
性一成分現像剤(トナー)をそれぞれ収容し、それぞれ
感光体ドラム10の周面に対し当接(接触)して、現像
位置において感光体ドラム10の回転方向と同方向に回
転する、例えばステンレス等の軸の周面に、硬度45°
(JIS A)で抵抗107Ω・cmのウレタン、シリ
コン等のソリッドゴムで形成される現像剤担持体である
現像ローラ131を備え、現像ローラ131に対して直
流電圧の現像バイアス電圧を印加することにより、接触
の一成分反転現像を行い、感光体ドラム10上の潜像部
にトナー像を形成する。また、現像ローラ131に当接
してトナー供給部材である供給ローラ132が設けら
れ、供給ローラ132により現像ローラ131へのトナ
ーの供給と回収とが行われる。現像に用いられるトナー
の電荷量は5〜15μC/g前後が好ましい。
【0018】上記現像装置13に用いられる非磁性一成
分現像剤(トナー)としては、従来のトナーと同様の方
法で得られる球形の絶縁性のトナーを用いることができ
る。球形トナーは現像性を高め良質の画像を得る上で好
ましい。好ましいトナーは、スチレン系樹脂、ビニル系
樹脂、エチル系樹脂、ロジン変性樹脂、アクリル系樹
脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂
等の樹脂やパルミチン酸、ステアリン酸等の脂肪酸ワッ
クス等の樹脂の重合剤を用い、それにカラー顔料等の着
色成分や必要に応じて帯電制御剤等を加えて、従来公知
のトナー粒子製造方法と同様の方法によって作ることが
できる平均粒径が20μm以下、好ましくは10μm以
下、特に好ましくは1〜7μmの粒子からなるものであ
る。また、必要に応じて粒子の流動性を良くするための
流動化剤や像形成体面の清浄化に役立つクリーニング剤
等が混合される。流動化剤としては、コロイダルシリ
カ、シリコンワニス、金属石鹸あるいは非イオン表面活
性剤等を用いることができ、クリーニング剤としては、
脂肪酸金属塩、有機基置換シリコンあるいはフッ素酸等
の表面活性剤等を用いることができる。
【0019】転写ベルト14aは体積抵抗が1012〜1
15Ω・cmの無端ベルトであり、例えば変性ポリイミ
ド、熱硬化ポリイミド、エチレンテトラフルオロエチレ
ン共重合体、ポリフッ化ビニリデン、ナイロンアロイ等
のエンジニアリングプラスチックに導電材料を分散し
た、厚さ0.1〜1.0mmの半導電性フィルム基体の
外側に、好ましくはトナーフィルミング防止層として厚
さ5〜50μmのフッ素コーティングを行った、2層構
成のシームレスベルトである。転写ベルト14aの基体
としては、この他に、シリコンゴム或いはウレタンゴム
等に導電材料を分散した厚さ0.5〜2.0mmの半導
電性ゴムベルトを使用することもできる。転写ベルト1
4aは、駆動ローラ14d及び従動ローラ14eに内接
して張架され、画像形成時には、不図示の中間転写体駆
動モータよりの駆動をうけて駆動ローラ14dが回転さ
れ、各色毎の転写位置の上流側に配設される押圧弾性板
14bにより感光体ドラム10に転写ベルト14aが押
圧され、転写ベルト14aが図1の矢印で示す時計方向
に回転される。この際、転写ベルト14aの移動に従動
して転写ベルト14aの駆動力を受けて感光体ドラム1
0が従動回転される。
【0020】各色毎の転写手段である1次転写器14c
は、好ましくはコロナ放電器により構成され、転写ベル
ト14aを挟んで各色毎の感光体ドラム10に対向して
設けられ、転写ベルト14aと各色毎の感光体ドラム1
0との間に各色毎の転写域(符号なし)を形成する。各
色毎の1次転写器14cにはトナーと反対極性(本実施
形態においてはプラス極性)の直流電圧を印加し、転写
域に転写電界を形成することにより、各色毎の感光体ド
ラム10上のトナー像を転写ベルト14a上に転写す
る。
【0021】各色毎の除電手段である除電器14mは、
好ましくはコロナ放電器により構成され、1次転写器1
4cにより帯電された転写ベルト14aを除電する。
【0022】転写ベルトの押圧手段である押圧弾性板1
4bは、ウレタン等のゴムブレードにより形成され、各
色毎の転写位置の上流側に配設され、画像形成時に転写
ベルト14aを感光体ドラム10に押圧し、転写ベルト
14aの移動に従動して感光体ドラム10を回転させ
る。
【0023】定着手段である定着装置17は、少なくと
も一方のローラの内部にヒータを有する定着ローラ17
aと圧着ローラ17bとの2本のローラで構成され、定
着ローラ17aと圧着ローラ17bとの間で熱と圧力と
を加えることにより転写材上のトナー像を定着する。
【0024】各色毎の像形成体のクリーニング手段であ
るクリーニング装置190及び転写ベルトのクリーニン
グ手段であるクリーニング装置190aとは同様な構造
を有し、クリーニング装置190及びクリーニング装置
190aのそれぞれに設けられるクリーニング部材であ
るクリーニングブレード191により、クリーニング装
置190は各色毎の感光体ドラム10の転写残トナー
を、またクリーニング装置190aは転写ベルト14a
の転写残トナーをそれぞれクリーニングする。
【0025】次に画像形成プロセス(画像形成工程)を
説明する。画像記録のスタートにより不図示の中間転写
体駆動モータの始動により搬送ベルト14aが回動さ
れ、搬送ベルト14aと当接状態とされ、搬送ベルト1
4aに従動回転される、イエロー(Y)の画像形成ユニ
ット100の感光体ドラム10が図1の矢印で示す反時
計方向へ回転され、同時にYのスコロトロン帯電器11
の帯電作用によりYの感光体ドラム10に電位の付与が
開始される。
【0026】Yの感光体ドラム10は電位を付与された
あと、Yの露光光学系12によって第1の色信号すなわ
ちYの画像データに対応する電気信号による画像書込が
開始され、Yの感光体ドラム10の表面に原稿画像のY
の画像に対応する静電潜像が形成される。
【0027】前記の潜像はYの現像装置13の現像ロー
ラ131により接触の状態で反転現像されYの感光体ド
ラム10の回転に応じイエロー(Y)のトナー像が形成
される。
【0028】上記の画像形成プロセスによって像形成体
であるYの感光体ドラム10上に形成されたYのトナー
像が、Yの転写域(符号なし)において、第1の転写手
段であるYの1次転写器14cによって、転写ベルト1
4a上に転写される。
【0029】次いで転写ベルト14aは、Yのトナー像
と同期が取られ、マゼンタ(M)の画像形成ユニット1
00によりMのスコロトロン帯電器11の帯電作用によ
り電位が付与され、Mの露光光学系12によって第2の
色信号すなわちMの画像データに対応する電気信号によ
る画像書込が行われ、Mの現像装置13の現像ローラ1
31による接触の反転現像によってMの感光体ドラム1
0上にMのトナー像が、Mの転写域(符号なし)におい
て、第1の転写手段であるMの1次転写器14cによっ
て、前記のYのトナー像の上からMのトナー像が重ね合
わせて形成される。
【0030】同様のプロセスにより、Y、Mの重ね合わ
せトナー像と同期が取られ、シアン(C)の画像形成ユ
ニット100によりCの感光体ドラム10上に形成され
た、第3の色信号によるCの画像データに対応するCの
トナー像が、Cの転写域(符号なし)において、第1の
転写手段であるCの1次転写器14cによって、前記の
Y、Mのトナー像の上からCのトナー像が重ね合わせて
形成され、更にY、M、Cの重ね合わせトナー像と同期
が取られ、黒色(K)の画像形成ユニット100により
Kの感光体ドラム10上に形成された、第4の色信号に
よるKの画像データに対応するKのトナー像が、Kの転
写域(符号なし)において、第1の転写手段であるKの
1次転写器14cによって、前記のY、M、Cのトナー
像の上からKのトナー像が重ね合わせて形成され、転写
ベルト14a上にY、M、C及びKの重ね合わせカラー
トナー像が形成される。
【0031】転写後の各色毎の感光体ドラム10の周面
上に残った転写残トナーは、各色毎の像形成体のクリー
ニング手段であるクリーニング装置190によりクリー
ニングされる。
【0032】転写ベルト14a上の重ね合わせカラート
ナー像形成と同期して転写材収納手段である給紙カセッ
ト(不図示)から、転写材給送手段としてのタイミング
ローラ(不図示)を経て記録紙Pが第2の転写手段であ
る2次転写器14gの転写域(符号なし)へと搬送さ
れ、トナーと反対極性(本実施形態においてはプラス極
性)の直流電圧が印加される2次転写器14gにより、
転写ベルト14a上の重ね合わせカラートナー像が記録
紙P上に一括して転写される。
【0033】カラートナー像が転写された記録紙Pは、
鋸歯状電極板から成る分離手段である除電電極16bに
より除電され、定着装置17へと搬送され、定着ローラ
17aと圧着ローラ17bとの間で熱と圧力とを加えら
れることにより記録紙P上のトナー像が定着された後、
装置外部のトレイ(不図示)へ排出される。
【0034】転写後の転写ベルト14aの周面上に残っ
た転写残トナーは、転写ベルト14aを挟んで従動ロー
ラ14eに対向して設けられる転写ベルトのクリーニン
グ手段であるクリーニング装置190aによりクリーニ
ングされる。
【0035】上記において、転写材を転写ベルト14a
上を搬送させ、各色毎の画像形成ユニット100により
形成されたトナー像を、各色毎の第1の転写手段により
順次転写材上に転写して、転写材上に重ね合わせカラー
トナー像を形成し、定着するようにしてもよい。この際
は、第2の転写手段による転写は不要である。
【0036】実施形態1 本発明の請求項1にかかわる現像装置について、図2を
用いて説明する。図2は、本発明の請求項1にかかわる
現像装置の拡大断面構成図である。
【0037】図2によれば、各色毎の現像手段である現
像装置13は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シア
ン(C)及び黒色(K)の、本実施形態においてはマイ
ナス荷電の非磁性一成分現像剤(トナー)をそれぞれ収
容し、それぞれ感光体ドラム10の周面に対し当接(接
触)し、現像位置において感光体ドラム10の回転方向
(図2の時計方向)と順方向(図2の反時計方向)に回
転する現像ローラ131を備える。現像ローラ131に
当接してトナー供給部材である供給ローラ132が設け
られ、供給ローラ132により、現像ローラ131への
トナーの供給と、現像ローラ131からのトナーの回収
とが行われる。供給ローラ132は、供給部において現
像ローラ131と平行に設けられ、現像ローラ131と
同方向(図2の反時計方向)に回転される。
【0038】現像剤担持体である現像ローラ131は、
例えばステンレス等の軸の周面に、硬度45°(JIS
A)で体積抵抗が107Ω・cmのウレタン、シリコ
ン等のソリッドゴムで形成される。現像時、現像ローラ
131に対して、使用するトナー極性と同極性(本実施
形態においてはマイナス極性)で、−250V程度の直
流電圧の現像バイアスVB1を印加して、接触の一成分
反転現像を行い、感光体ドラム10上の潜像部にトナー
像を形成する。
【0039】トナー供給部材である供給ローラ132
は、ステンレス等の導電性芯金(符号なし)の外側(外
周面)に、ウレタン、シリコン等の発泡ゴムで発泡ゴム
層を形成して構成される。また現像時、供給ローラ13
2に対して、使用するトナー極と同極性(本実施形態に
おいてはマイナス極性)で、−500V程度の直流電圧
の供給ローラバイアスVK1を印加する。
【0040】133は現像剤層(トナー層)の高さ及び
量を規制するため設けられた現像剤規制部材であるブレ
ードであり、例えば板状のステンレス鋼やゴム材よりな
る帯状の弾性板133aと、弾性板133aの先端部で
現像ローラ131との当接部に取り付けられ、例えばス
ポンジやウレタンゴムの発泡剤よりなる帯状の弾性体1
33bと、より構成される。ブレード133は先端を現
像ローラ131の回転方向上流に向けて配置される、い
わゆるカウンタタイプの現像剤規制部材である。なお、
ブレード133は先端を現像ローラ131の回転方向下
流に向けて配置される、いわゆるトレイルタイプの現像
剤規制部材も用いることができる。このブレード133
によって現像ローラ131上には1層又は2層程度の薄
層の現像剤層が形成される。
【0041】134は現像剤を内蔵するホッパ部で、現
像ケーシング138内に囲まれている。ホッパ部134
内部には図上で反時計方向に回転するレバー状の撹拌部
材134aがあって、現像の作動に伴い撹拌部材134
aは回動してホッパ部134内の現像剤は撹拌搬出さ
れ、現像剤の補給がなされる。
【0042】138は現像ケーシングであり、現像ケー
シング138はホッパ部134内の撹拌部材134aの
作動域に沿って形成されているが、現像ローラ131近
くでは外方に突き出した突出部138aがあって、突出
部138aにブレード133が取り付け支持されてい
る。ホッパ部134から搬出された現像剤は、現像ロー
ラ131、ブレード133、供給ローラ132の間で摩
擦帯電される。
【0043】135は本実施形態において設けられる除
電ローラであり、除電ローラ135は現像ローラ131
に当接し、現像領域の現像ローラ131の回転方向下流
側で現像ケーシング138の入り口近傍に設けられる。
除電ローラ135は、導電性の芯金の周囲に導電カーボ
ン粉体を分散した導電性のスポンジ状の弾性体を有し、
表面は高抵抗(106〜1010Ω/cm2)の薄い保護層
で覆われた構成の弾性ローラである。除電ローラ135
は現像ローラ131に現像を終えて回収されたトナー層
を介して当接し従動回転する。除電ローラ135には、
使用するトナー極と同極性(本実施形態においてはマイ
ナス極性)で、−100V程度の直流電圧に、周波数1
kHz、ピーク間電圧1kVp-pの交流電圧を重畳した
除電ローラバイアスVJ1を印加し、現像ローラ131
と除電ローラ135との間に振動電界を発生させる。現
像ローラ131と除電ローラ135との間に発生する振
動電界の交流放電により現像ローラ131と一成分現像
剤(トナー)とが除電され、供給ローラ132から現像
ローラ131への一成分現像剤(トナー)の供給と、現
像ローラ131から供給ローラ132への一成分現像剤
(トナー)の回収とが良好に行われる。
【0044】上記の現像ローラ131への直流電圧と除
電ローラ135への直流電圧の電位差は一定で、現像ロ
ーラ131への直流電圧よりさらに絶対値で高いマイナ
ス極性の直流電圧を除電ローラ135に印加することが
好ましい。しかし、現像ローラ131と一成分現像剤
(トナー)を同電位にするとトナーは除電ローラ135
へも付着するようになるので、同極性としてトナーの電
荷量を低くしゴースト像が出ない条件が保持されるよう
にすることが必要である。このことから、除電ローラ1
35への直流電圧は現像ローラ131への直流電圧より
高い値とすることが好ましい。
【0045】上記により、現像後の現像剤担持体及び現
像後の残留トナーの除電が行われて、現像後の現像剤担
持体上の現像剤の入れ替えが良好に行われ、現像剤担持
体上の現像パターンが除去され、現像ゴーストの発生を
防止する現像装置が可能となる。
【0046】実施形態2 本発明の請求項2にかかわる現像装置について、図3を
用いて説明する。図3は、本発明の請求項2にかかわる
現像装置の拡大断面構成図である。
【0047】図3によれば、各色毎の現像手段である現
像装置13は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シア
ン(C)及び黒色(K)の、本実施形態においてはマイ
ナス荷電の非磁性一成分現像剤(トナー)をそれぞれ収
容し、それぞれ感光体ドラム10の周面に対し当接(接
触)し、現像位置において感光体ドラム10の回転方向
(図3の時計方向)と順方向(図3の反時計方向)に回
転する現像ローラ131を備える。現像ローラ131に
当接してトナー供給部材である供給ローラ132が設け
られ、供給ローラ132により、現像ローラ131への
トナーの供給と、現像ローラ131からのトナーの回収
とが行われる。供給ローラ132は、供給部において現
像ローラ131と平行に設けられ、現像ローラ131と
同方向(図3の反時計方向)に回転される。
【0048】現像剤担持体である現像ローラ131は、
例えばステンレス等の軸の周面に、硬度45°(JIS
A)で体積抵抗が107Ω・cmのウレタン、シリコ
ン等のソリッドゴムで形成される。現像時、現像ローラ
131に対して、使用するトナー極性と同極性(本実施
形態においてはマイナス極性)で、−250V程度の直
流電圧の現像バイアスVB1を印加して、接触の一成分
反転現像を行い、感光体ドラム10上の潜像部にトナー
像を形成する。
【0049】トナー供給部材である供給ローラ132
は、ステンレス等の導電性芯金(符号なし)の外側(外
周面)に、ウレタン、シリコン等の発泡ゴムで発泡ゴム
層を形成して構成される。また現像時、供給ローラ13
2に対して、使用するトナー極と同極性(本実施形態に
おいてはマイナス極性)で、−500V程度の直流電圧
の供給ローラバイアスVK1を印加する。
【0050】133は現像剤層(トナー層)の高さ及び
量を規制するため設けられた現像剤規制部材であるブレ
ードであり、例えば板状のステンレス鋼やゴム材よりな
る帯状の弾性板133aと、弾性板133aの先端部で
現像ローラ131との当接部に取り付けられ、例えばス
ポンジやウレタンゴムの発泡剤よりなる帯状の弾性体1
33bと、より構成される。ブレード133は先端を現
像ローラ131の回転方向上流に向けて配置される、い
わゆるカウンタタイプの現像剤規制部材である。なお、
ブレード133は先端を現像ローラ131の回転方向下
流に向けて配置される、いわゆるトレイルタイプの現像
剤規制部材も用いることができる。このブレード133
によって現像ローラ131上には1層又は2層程度の薄
層の現像剤層が形成される。
【0051】134は現像剤を内蔵するホッパ部で、現
像ケーシング138内に囲まれている。ホッパ部134
内部には図上で反時計方向に回転するレバー状の撹拌部
材134aがあって、現像の作動に伴い撹拌部材134
aを回動してホッパ部134内の現像剤が撹拌搬出さ
れ、現像剤の補給がなされる。
【0052】138は現像ケーシングであり、現像ケー
シング138はホッパ部134内の撹拌部材134aの
作動域に沿って形成されているが、現像ローラ131近
くでは外方に突き出した突出部138aがあって、突出
部138aにブレード133が取り付け支持されてい
る。ホッパ部134から搬出された現像剤は、現像ロー
ラ131、ブレード133、供給ローラ132の間で摩
擦帯電される。
【0053】136は本実施形態において設けられる帯
電ローラであり、帯電ローラ136は現像ローラ131
に当接し、現像領域の現像ローラ131の回転方向上流
側で感光体ドラム10の近傍に設けられる。帯電ローラ
136は、導電性の芯金の周囲に導電性のスポンジ状の
弾性体を有し、表面は高抵抗(106〜1010Ω/c
2)の薄い保護層で覆われた構成の弾性ローラであ
る。帯電ローラ136は、現像前のトナー層を担持する
現像ローラ131にトナー層を介して当接し従動回転す
る。帯電ローラ136には使用するトナー極と同極性
(本実施形態においてはマイナス極性)で、−100V
程度の直流電圧の帯電ローラバイアスVT1が印加され
る。これによる現像ローラ131と帯電ローラ136と
の間に発生する電界により一成分現像剤(トナー)を帯
電する。
【0054】上記現像ローラ131の直流電圧と帯電ロ
ーラ136の直流電圧の出力電圧差により、一成分現像
剤(トナー)は均一に30〜300Vに帯電する。この
直流電圧差は画像濃度に関係するので、濃度調整の上、
一定に設定がなされる。
【0055】この場合、現像ローラ131への直流電圧
よりさらに絶対値で高いマイナス極性の直流電圧を帯電
ローラ136に印加することが好ましく、両者の絶対値
の差が500〜200Vとなるように設定することが現
像ローラ131上の一成分現像剤(トナー)を均一なト
ナー帯電量とすることで好ましい。
【0056】上記により、現像前、現像剤担持体上に均
一なトナー帯電量を有する現像剤層を形成し得て、現像
剤担持体上のフィルミングやトナーの劣化を防止する現
像装置が可能となると共に、環境変化による現像剤の帯
電量変化を防止して、ゴースト像の発生を防止し、極め
て優れた画質の画像が得られ、また高速現像が可能な現
像装置が可能となる。
【0057】実施形態3 本発明の請求項3または4にかかわる現像装置につい
て、図4または5を用いて説明する。図4は、本発明の
請求項3または4にかかわる現像装置の拡大断面構成図
であり、図5は、帯電ローラバイアスの波形を示す図で
ある。
【0058】図4によれば、各色毎の現像手段である現
像装置13は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シア
ン(C)及び黒色(K)の、本実施形態においてはマイ
ナス荷電の非磁性一成分現像剤(トナー)をそれぞれ収
容し、それぞれ感光体ドラム10の周面に対し当接(接
触)し、現像位置において感光体ドラム10の回転方向
(図4の時計方向)と順方向(図4の反時計方向)に回
転する現像ローラ131を備える。現像ローラ131に
当接してトナー供給部材である供給ローラ132が設け
られ、供給ローラ132により、現像ローラ131への
トナーの供給と、現像ローラ131からのトナーの回収
とが行われる。供給ローラ132は、供給部において現
像ローラ131と平行に設けられ、現像ローラ131と
同方向(図4の反時計方向)に回転される。
【0059】現像剤担持体である現像ローラ131は、
例えばステンレス等の軸の周面に、硬度45°(JIS
A)で体積抵抗が107Ω・cmのウレタン、シリコ
ン等のソリッドゴムで形成される。現像時、現像ローラ
131に対して、使用するトナー極性と同極性(本実施
形態においてはマイナス極性)で、−250V程度の直
流電圧の現像バイアスVB1を印加して、接触の一成分
反転現像を行い、感光体ドラム10上の潜像部にトナー
像を形成する。
【0060】トナー供給部材である供給ローラ132
は、ステンレス等の導電性芯金(符号なし)の外側(外
周面)に、ウレタン、シリコン等の発泡ゴムで発泡ゴム
層を形成して構成される。また現像時、供給ローラ13
2に対して、使用するトナー極と同極性(本実施形態に
おいてはマイナス極性)で、−500V程度の直流電圧
の供給ローラバイアスVK1を印加する。
【0061】133は現像剤層(トナー層)の高さ及び
量を規制するため設けられた現像剤規制部材であるブレ
ードであり、例えば板状のステンレス鋼やゴム材よりな
る帯状の弾性板133aと、弾性板133aの先端部で
現像ローラ131との当接部に取り付けられ、例えばス
ポンジやウレタンゴムの発泡剤よりなる帯状の弾性体1
33bと、より構成される。ブレード133は先端を現
像ローラ131の回転方向上流に向けて配置される、い
わゆるカウンタタイプの現像剤規制部材である。なお、
ブレード133は先端を現像ローラ131の回転方向下
流に向けて配置される、いわゆるトレイルタイプの現像
剤規制部材も用いることができる。このブレード133
によって現像ローラ131上には1層又は2層程度の薄
層の現像剤層が形成される。
【0062】134は現像剤を内蔵するホッパ部で、現
像ケーシング138内に囲まれている。ホッパ部134
内部には図上で反時計方向に回転するレバー状の撹拌部
材134aがあって、現像の作動に伴い撹拌部材134
aを回動してホッパ部134内の現像剤が撹拌搬出さ
れ、現像剤の補給がなされる。
【0063】138は現像ケーシングであり、現像ケー
シング138はホッパ部134内の撹拌部材134aの
作動域に沿って形成されているが、現像ローラ131近
くでは外方に突き出した突出部138aがあって、突出
部138aにブレード133が取り付け支持されてい
る。ホッパ部134から搬出された現像剤は、現像ロー
ラ131、ブレード133、供給ローラ132の間で摩
擦帯電される。
【0064】136は本実施形態において設けられる帯
電ローラであり、帯電ローラ136は現像ローラ131
に当接し、現像領域の現像ローラ131の回転方向上流
側で感光体ドラム10の近傍に設けられる。帯電ローラ
136は、導電性の芯金の周囲に導電性のスポンジ状の
弾性体よりなり、体積抵抗が105Ω・cm以下の第1
層と、該第1層の表面(外周面)の体積抵抗が106Ω
・cm以上の薄い保護層としての第2層とにより構成さ
れる弾性ローラである。帯電ローラ136は、現像前の
トナー層を担持する現像ローラ131にトナー層を介し
て当接し従動回転する。帯電ローラ136には、図5に
示すように、使用するトナー極と同極性(本実施形態お
いてはマイナス極性)で、−500V程度の直流電圧
に、周波数1kHz、ピーク間電圧1kVp-pの交流電
圧を重畳した帯電ローラバイアスVT2を印加し、現像
ローラ131と帯電ローラ136との間に振動電界を発
生させる。この現像ローラ131と帯電ローラ136と
の間に発生する振動電界により一成分現像剤(トナー)
を帯電する。前述したように、現像時、現像ローラ13
1への現像バイアスVB1による直流電圧は、使用する
トナー極と同極性(本実施形態においてはマイナス極
性)の−250Vである。
【0065】現像ローラ131と帯電ローラ136との
間に振動電界を形成させる帯電ローラバイアスVT2の
振動電界は、例えば図5に矩形波で示すように、現像ロ
ーラ131上の一成分現像剤(トナー)が帯電ローラ1
36側に引きつけられる(図5に実線矢印で示す)電圧
値V1(V:ボルト)で示すピーク値1と、現像ローラ
131上の一成分現像剤(トナー)が現像ローラ131
側に押しつけられる(図5に一点鎖線矢印で示す)電圧
値V2(V:ボルト)で示すピーク値2とを有し、ピー
ク値1の時間T1(msec)がピーク値2の時間T2
(msec)より短くなるように設定する。これによ
り、現像ローラ131上の一成分現像剤(トナー)が帯
電ローラ136側に引きつけられるよりも現像ローラ1
31側に押しつけられる力が多く作用し、現像ローラ1
31上に良好なトナー層の形成が成される。
【0066】上記の如く、帯電ローラバイアスの直流電
圧と交流電圧との組み合わせにより、トナーの均一帯電
を得ることができる。又、現像後に生じた現像ローラ上
の電荷蓄積やトナーの帯電量変化を除去して、先の現像
ゴーストを解消する効果も有する。
【0067】上記現像ローラ131の直流電圧と帯電ロ
ーラ136の直流電圧の出力電圧差により、一成分現像
剤(トナー)は均一に30〜300Vに帯電する。この
直流電圧差は画像濃度に関係するので、濃度調整の上、
一定に設定がなされる。
【0068】この場合、現像ローラ131への直流電圧
よりさらに絶対値で高いマイナス極性の直流電圧を帯電
ローラ136に印加することが好ましく、両者の絶対値
の差が500V〜2kVとなるように設定することが現
像ローラ131上の一成分現像剤(トナー)を均一なト
ナー帯電量とすることで好ましい。
【0069】上記により、現像前、現像剤担持体上に均
一なトナー帯電量を有する現像剤層を形成し得て、現像
剤担持体上のフィルミングやトナーの劣化を防止する現
像装置が可能となると共に、環境変化による現像剤の帯
電量変化を防止して、ゴースト像の発生を防止し、極め
て優れた画質の画像が得られ、また高速現像が可能な現
像装置が可能となる。
【0070】
【発明の効果】請求項1によれば、現像後の現像剤担持
体及び現像後の残留トナーの除電が行われて、現像後の
現像剤担持体上の現像剤の入れ替えが良好に行われ、現
像剤担持体上の現像パターンが除去され、現像ゴースト
の発生を防止する現像装置が可能となる。
【0071】請求項2ないし4によれば、現像前、現像
剤担持体上に均一なトナー帯電量を有する現像剤層を形
成し得て、現像剤担持体上のフィルミングやトナーの劣
化を防止する現像装置が可能となると共に、環境変化に
よる現像剤の帯電量変化を防止して、ゴースト像の発生
を防止し、極めて優れた画質の画像が得られ、また高速
現像が可能な現像装置が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各請求項に共通する現像装置を用いる
画像形成装置の一実施形態を示すカラー画像形成装置の
要部断面構成図である。
【図2】本発明の請求項1にかかわる現像装置の拡大断
面構成図である。
【図3】本発明の請求項2にかかわる現像装置の拡大断
面構成図である。
【図4】本発明の請求項3または4にかかわる現像装置
の拡大断面構成図である。
【図5】帯電ローラバイアスの波形を示す図である。
【符号の説明】
10 感光体ドラム 11 スコロトロン帯電器 12 露光光学系 13 現像装置 14a 転写ベルト 131 現像ローラ 132 供給ローラ 133 ブレード 134 ホッパ部 135 除電ローラ 136 帯電ローラ 138 現像ケーシング P 記録紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H073 AA09 BA03 BA06 BA15 BA45 CA02 2H077 AD06 AD13 AD17 AD31 AD36 AD37 CA09 CA10 EA14 EA15 FA25

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性1成分現像剤の薄層を保持する現
    像剤担持体を、潜像を担持する像形成体と接触させて前
    記像形成体上の潜像の現像を行う現像装置において、 現像後の現像剤担持体に対して、現像剤を介して除電ロ
    ーラを当接すると共に、 前記現像剤担持体と前記除電ローラとの間に振動電界を
    形成して、前記現像剤或いは前記現像剤担持体を放電に
    より除電することを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 非磁性1成分現像剤の薄層を保持し回転
    する現像剤担持体と、前記現像剤担持体上の現像剤量を
    規制する現像剤規制部材とを有する現像装置において、 前記現像剤担持体上の現像剤は、潜像を担持する像形成
    体と接触して前記像形成体上の潜像の現像を行うと共
    に、 前記薄層に形成された現像剤を介して前記現像剤担持体
    に、帯電ローラを当接させることを特徴とする現像装
    置。
  3. 【請求項3】 非磁性1成分現像剤の薄層を保持し回転
    する現像剤担持体と、前記現像剤担持体上の現像剤量を
    規制する現像剤規制部材とを有する現像装置において、 前記薄層に形成された現像剤を介して前記現像剤担持体
    に帯電ローラを当接させると共に、 前記現像剤担持体と前記帯電ローラとの間に振動電界を
    形成させるもので、 前記振動電界は、前記現像剤担持体上の現像剤が前記帯
    電ローラに引きつけられるピーク値1と、前記現像剤担
    持体側に押しつけられるピーク値2とを有し、前記ピー
    ク値1の時間が前記ピーク値2の時間より短いことを特
    徴とする現像装置。
  4. 【請求項4】 前記帯電ローラは導電性芯金の周囲に体
    積抵抗が105Ω・cm以下の第1層と、第1層の外側
    に体積抵抗が106Ω・cm以上の第2層からなること
    を特徴とする請求項3に記載の現像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007086447A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Konica Minolta Business Technologies Inc 現像装置及び画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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