JP2001246957A - 手動変速機のシフトレバー構造 - Google Patents
手動変速機のシフトレバー構造Info
- Publication number
- JP2001246957A JP2001246957A JP2000057529A JP2000057529A JP2001246957A JP 2001246957 A JP2001246957 A JP 2001246957A JP 2000057529 A JP2000057529 A JP 2000057529A JP 2000057529 A JP2000057529 A JP 2000057529A JP 2001246957 A JP2001246957 A JP 2001246957A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- shift
- cable
- manual transmission
- mass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/24—Providing feel, e.g. to enable selection
- F16H2061/246—Additional mass or weight on shift linkage for improving feel
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ケーブルレバーの剛性を低下させ
ることなく、車両・機種に応じたマス部を使用してより
細かなチューニングを容易に行うことができ、シフトレ
バーのシフトフィーリングを改善し得ることを目的とし
ている。 【構成】 このため、車室内に設けられるシフトレバー
と、手動変速機の外側に設けられるケーブルレバーと、
前記シフトレバーとケーブルレバーとを連絡するシフト
ケーブルとを有する手動変速機のシフトレバー構造にお
いて、ケーブルレバーの一端側に手動変速機の変速操作
機構を接続して設けるとともにケーブルレバーの中央部
位にシフトケーブルを接続して設け、ケーブルレバーの
他端側には別体に成形したマス部を溶着して設けてい
る。
ることなく、車両・機種に応じたマス部を使用してより
細かなチューニングを容易に行うことができ、シフトレ
バーのシフトフィーリングを改善し得ることを目的とし
ている。 【構成】 このため、車室内に設けられるシフトレバー
と、手動変速機の外側に設けられるケーブルレバーと、
前記シフトレバーとケーブルレバーとを連絡するシフト
ケーブルとを有する手動変速機のシフトレバー構造にお
いて、ケーブルレバーの一端側に手動変速機の変速操作
機構を接続して設けるとともにケーブルレバーの中央部
位にシフトケーブルを接続して設け、ケーブルレバーの
他端側には別体に成形したマス部を溶着して設けてい
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は手動変速機のシフ
トレバー構造に係り、特にシフトレバーのシフトフィー
リングを改善する手動変速機のシフトレバー構造に関す
るものである。
トレバー構造に係り、特にシフトレバーのシフトフィー
リングを改善する手動変速機のシフトレバー構造に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】車両においては、エンジンの動力を走行
条件に応じて所要に変換して取り出すために、手動変速
機や自動変速機を備えている。手動変速機は、複数段の
常時噛合式の変速ギヤを有しており、シフトレバーによ
って変速操作機構を動作させ、変速ギヤの係合状態を切
り換えることにより、内燃機関の動力を走行条件に応じ
て所要に変換して取り出している。
条件に応じて所要に変換して取り出すために、手動変速
機や自動変速機を備えている。手動変速機は、複数段の
常時噛合式の変速ギヤを有しており、シフトレバーによ
って変速操作機構を動作させ、変速ギヤの係合状態を切
り換えることにより、内燃機関の動力を走行条件に応じ
て所要に変換して取り出している。
【０００３】前記手動変速機のシフトレバー構造として
は、特開平７−７１５６９号公報に開示されるものがあ
る。この公報に開示される車両用手動変速機は、手動変
速機において、変速ギヤ機構を切替操作するためのシフ
トコントロール系と、その一端が変速機本体から突出す
るように設けられたシフトセレクト用のギヤ側レバー部
材とを備え、シフトコントロール系が、車室内側に設け
られたシフトレバー部材と、シフトレバー部材の一端と
ギヤ側レバー部材の突出端との間に介設されたシフトロ
ッドとを備えて構成され、ギヤ側レバー部材に、シフト
コントロール系の慣性力に対抗するカウンタマスをアー
ム部材を介して接続するように構成し、シフトフィーリ
ングを悪化させることなく、ギヤ抜けを防止している。
は、特開平７−７１５６９号公報に開示されるものがあ
る。この公報に開示される車両用手動変速機は、手動変
速機において、変速ギヤ機構を切替操作するためのシフ
トコントロール系と、その一端が変速機本体から突出す
るように設けられたシフトセレクト用のギヤ側レバー部
材とを備え、シフトコントロール系が、車室内側に設け
られたシフトレバー部材と、シフトレバー部材の一端と
ギヤ側レバー部材の突出端との間に介設されたシフトロ
ッドとを備えて構成され、ギヤ側レバー部材に、シフト
コントロール系の慣性力に対抗するカウンタマスをアー
ム部材を介して接続するように構成し、シフトフィーリ
ングを悪化させることなく、ギヤ抜けを防止している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の手動
変速機のシフトレバー構造においては、図示しない車室
内にシフトレバー（図示せず）を設けるとともに、図８
に示す如く、手動変速機ＴＭの外側にケーブルレバー１
０２を設け、前記シフトレバー１０２とケーブルレバー
（図示せず）とをシフトケーブルによって連絡して設
け、シフトレバーのシフト操作をシフトケーブルを介し
てケーブルレバー１０２に伝達させるとともに、このケ
ーブルレバー１０２から手動変速機ＴＭ内の図示しない
変速操作機構を動作させ、変速ギヤの係合状態を所要に
切り換えている。
変速機のシフトレバー構造においては、図示しない車室
内にシフトレバー（図示せず）を設けるとともに、図８
に示す如く、手動変速機ＴＭの外側にケーブルレバー１
０２を設け、前記シフトレバー１０２とケーブルレバー
（図示せず）とをシフトケーブルによって連絡して設
け、シフトレバーのシフト操作をシフトケーブルを介し
てケーブルレバー１０２に伝達させるとともに、このケ
ーブルレバー１０２から手動変速機ＴＭ内の図示しない
変速操作機構を動作させ、変速ギヤの係合状態を所要に
切り換えている。
【０００５】そしてこのとき、同一の手動変速機を使用
していも、シフトレバーのシフトフィーリングには、車
両のシフトレバー比やシフトリンケージの態様（ケーブ
ル式あるいはロッド式）、またシンクロリングのサイズ
等が影響を及ぼし、特にシフト操作する際の２段入りと
称される同期時の特性が操作者に不快感を与えるという
不具合がある。
していも、シフトレバーのシフトフィーリングには、車
両のシフトレバー比やシフトリンケージの態様（ケーブ
ル式あるいはロッド式）、またシンクロリングのサイズ
等が影響を及ぼし、特にシフト操作する際の２段入りと
称される同期時の特性が操作者に不快感を与えるという
不具合がある。
【０００６】この不具合の解消及びシフトレバー振動の
伝播を抑えてシフトレバーのシフトフィーリングを改善
するために、シフトノブやケーブルレバーに重錘として
機能するマス部を設ける場合がある。
伝播を抑えてシフトレバーのシフトフィーリングを改善
するために、シフトノブやケーブルレバーに重錘として
機能するマス部を設ける場合がある。
【０００７】しかし、従来の手動変速機のシフトレバー
構造におけるケーブルレバー１０２は、図９及び図１０
に示す如く、ケーブルレバー１０２の本体部１０４とマ
ス部１１４とを鋳物等によって一体成形していた。
構造におけるケーブルレバー１０２は、図９及び図１０
に示す如く、ケーブルレバー１０２の本体部１０４とマ
ス部１１４とを鋳物等によって一体成形していた。
【０００８】この結果、車両・機種毎に相違するシフト
レバーのシフトフィーリングを改善するためには、重量
を種々変更させたマス部が必要となるが、マス部がケー
ブルレバーの本体部に一体成形されることにより、重量
を種々変更させたマス部を有するケーブルレバーを車両
・機種毎に設ける必要があり、部品点数が増加すること
となり、コストが大となって経済的に不利であるという
不都合がある。
レバーのシフトフィーリングを改善するためには、重量
を種々変更させたマス部が必要となるが、マス部がケー
ブルレバーの本体部に一体成形されることにより、重量
を種々変更させたマス部を有するケーブルレバーを車両
・機種毎に設ける必要があり、部品点数が増加すること
となり、コストが大となって経済的に不利であるという
不都合がある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、車室内に設けられるシフト
レバーと、手動変速機の外側に設けられるケーブルレバ
ーと、前記シフトレバーとケーブルレバーとを連絡する
シフトケーブルとを有する手動変速機のシフトレバー構
造において、前記ケーブルレバーの一端側に手動変速機
の変速操作機構を接続して設けるとともにケーブルレバ
ーの中央部位にシフトケーブルを接続して設け、ケーブ
ルレバーの他端側には別体に成形したマス部を溶着して
設けたことを特徴とする。
述不都合を除去するために、車室内に設けられるシフト
レバーと、手動変速機の外側に設けられるケーブルレバ
ーと、前記シフトレバーとケーブルレバーとを連絡する
シフトケーブルとを有する手動変速機のシフトレバー構
造において、前記ケーブルレバーの一端側に手動変速機
の変速操作機構を接続して設けるとともにケーブルレバ
ーの中央部位にシフトケーブルを接続して設け、ケーブ
ルレバーの他端側には別体に成形したマス部を溶着して
設けたことを特徴とする。
【００１０】
【発明の実施の形態】上述の如く発明したことにより、
ケーブルレバーの他端側に別体に成形したマス部を溶着
する際には、車両のシフトレバー比やシフトリンケージ
の態様、またシンクロリングのサイズ等に応じて予め重
量を設定したマス部を溶着し、ケーブルレバーの剛性を
低下させることなく、車両・機種に応じたマス部を使用
してより細かなチューニングを容易としている。
ケーブルレバーの他端側に別体に成形したマス部を溶着
する際には、車両のシフトレバー比やシフトリンケージ
の態様、またシンクロリングのサイズ等に応じて予め重
量を設定したマス部を溶着し、ケーブルレバーの剛性を
低下させることなく、車両・機種に応じたマス部を使用
してより細かなチューニングを容易としている。
【００１１】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【００１２】図１及び図２はこの発明の第１実施例を示
すものである。図１及び図２において、２は図示しない
手動変速機の外側に設けられるケーブルレバーである。
すものである。図１及び図２において、２は図示しない
手動変速機の外側に設けられるケーブルレバーである。
【００１３】このケーブルレバー２は、板状部材によっ
て本体部４を形成し、本体部４の一端４ａ側の高さ位置
を他端４ｂ側の高さ位置よりも大とすべく中央部位に段
差６を形成する。
て本体部４を形成し、本体部４の一端４ａ側の高さ位置
を他端４ｂ側の高さ位置よりも大とすべく中央部位に段
差６を形成する。
【００１４】また、前記本体部４の一端４ａ側に第１取
付孔部８を設けるとともに、段差部６と他端４ｂ間に第
２取付孔部１０を設け、他端４ｂ側には第３取付孔部１
２を設ける。
付孔部８を設けるとともに、段差部６と他端４ｂ間に第
２取付孔部１０を設け、他端４ｂ側には第３取付孔部１
２を設ける。
【００１５】そして、前記ケーブルレバー２の一端側に
図示しない手動変速機の変速操作機構（図示せず）を接
続して設けるとともに、ケーブルレバー２の中央部位に
図示しないシフトケーブルを接続して設け、ケーブルレ
バー２の他端側には別体に成形したマス部１４を溶着し
て設ける構成とする。
図示しない手動変速機の変速操作機構（図示せず）を接
続して設けるとともに、ケーブルレバー２の中央部位に
図示しないシフトケーブルを接続して設け、ケーブルレ
バー２の他端側には別体に成形したマス部１４を溶着し
て設ける構成とする。
【００１６】詳述すれば、前記ケーブルレバー２の一端
側、つまり前記本体部４の一端４ａ側に形成した第１取
付孔部８に取付器具１６をメタルフローによって溶着し
て設け、この取付器具１６に図示しない手動変速機の変
速操作機構（図示せず）を接続して設ける。
側、つまり前記本体部４の一端４ａ側に形成した第１取
付孔部８に取付器具１６をメタルフローによって溶着し
て設け、この取付器具１６に図示しない手動変速機の変
速操作機構（図示せず）を接続して設ける。
【００１７】また、前記ケーブルレバー２の中央部位、
つまり前記本体部４の段差部６と他端４ｂ間に形成した
第２取付孔部１０にピン状の取付具１８をメタルフロー
によって溶着して設け、この取付具１８に図示しないシ
フトケーブルを接続して設ける。
つまり前記本体部４の段差部６と他端４ｂ間に形成した
第２取付孔部１０にピン状の取付具１８をメタルフロー
によって溶着して設け、この取付具１８に図示しないシ
フトケーブルを接続して設ける。
【００１８】更に、前記ケーブルレバー２の他端側、つ
まり前記本体部４の他端４ｂ側に形成した第３取付孔部
１２に別体に成形したマス部１４をメタルフローによっ
て溶着して設けるものである。
まり前記本体部４の他端４ｂ側に形成した第３取付孔部
１２に別体に成形したマス部１４をメタルフローによっ
て溶着して設けるものである。
【００１９】そしてこのとき、マス部１４は、図１及び
図２に示す如く、円柱状マス１４−１と、この円柱状マ
ス１４−１の一端面、つまり図１において下面から下方
向に延びる取付軸部１４−２とからなり、この取付軸部
１４−２を前記本体部４の他端４ｂ側に形成した第３取
付孔部１２に挿通させつつ、メタルフローによって溶着
する。
図２に示す如く、円柱状マス１４−１と、この円柱状マ
ス１４−１の一端面、つまり図１において下面から下方
向に延びる取付軸部１４−２とからなり、この取付軸部
１４−２を前記本体部４の他端４ｂ側に形成した第３取
付孔部１２に挿通させつつ、メタルフローによって溶着
する。
【００２０】また、前記マス部１４の円柱状マス１４−
１は、前記本体部４の他端４ｂ側形状に略合致した形状
を有し、溶着後には、図１及び図２に示す如く、前記本
体部４の他端４ｂ側から長手方向にマス部１４の円柱状
マス１４−１が突出していない状態となる。
１は、前記本体部４の他端４ｂ側形状に略合致した形状
を有し、溶着後には、図１及び図２に示す如く、前記本
体部４の他端４ｂ側から長手方向にマス部１４の円柱状
マス１４−１が突出していない状態となる。
【００２１】次に作用を説明する。
【００２２】前記ケーブルレバー２の他端側、つまり前
記本体部４の他端４ｂ側に形成した第３取付孔部１２に
別体に成形したマス部１４をメタルフローによって溶着
する際には、車両のシフトレバー比やシフトリンケージ
の態様、またシンクロリングのサイズ等に応じてマス部
１４の予め重量を設定し、所要重量を有するマス部１４
を溶着する。
記本体部４の他端４ｂ側に形成した第３取付孔部１２に
別体に成形したマス部１４をメタルフローによって溶着
する際には、車両のシフトレバー比やシフトリンケージ
の態様、またシンクロリングのサイズ等に応じてマス部
１４の予め重量を設定し、所要重量を有するマス部１４
を溶着する。
【００２３】これにより、前記ケーブルレバー２の剛性
を低下させることなく、車両・機種に応じたマス部１４
を使用してより細かなチューニングを容易に行うことが
でき、シフトレバーのシフトフィーリングを改善し得
て、実用上有利である。
を低下させることなく、車両・機種に応じたマス部１４
を使用してより細かなチューニングを容易に行うことが
でき、シフトレバーのシフトフィーリングを改善し得
て、実用上有利である。
【００２４】また、前記マス部１４を別体に成形したこ
とにより、車両・機種毎にマス部１４のみを準備してお
けばよく、部品点数が増加する惧れがなく、製作が容易
で、コストを低廉に維持し得て、経済的にも有利であ
る。
とにより、車両・機種毎にマス部１４のみを準備してお
けばよく、部品点数が増加する惧れがなく、製作が容易
で、コストを低廉に維持し得て、経済的にも有利であ
る。
【００２５】図３及び図４は、この発明の第２実施例を
示すものである。
示すものである。
【００２６】この第２実施例において、上述の第１実施
例のものと同一機能を果たす箇所には、同一符号を付し
て説明する。
例のものと同一機能を果たす箇所には、同一符号を付し
て説明する。
【００２７】この第２実施例の特徴とするところは、前
記ケーブルレバー２の他端側、つまり前記本体部４の他
端４ｂ側にマス部２２を溶着する際に、このマス部２２
を回転軸方向にオフセットさせた点にある。
記ケーブルレバー２の他端側、つまり前記本体部４の他
端４ｂ側にマス部２２を溶着する際に、このマス部２２
を回転軸方向にオフセットさせた点にある。
【００２８】すなわち、意匠上のレイアウト変更、例え
ばシフトノブの形状変更による重量変化によってシフト
フィーリングに影響が出る場合に、ケーブルレバー２側
を変更せずに、マス部２２のみをオフセットさせて対処
するものである。
ばシフトノブの形状変更による重量変化によってシフト
フィーリングに影響が出る場合に、ケーブルレバー２側
を変更せずに、マス部２２のみをオフセットさせて対処
するものである。
【００２９】そしてこのとき、前記マス部２２は、図３
及び図４に示す如く、断面砲弾状とした柱状マス２２−
１と、この柱状マス２２−１の一端面、つまり図３にお
いて下面の偏心位置から下方向に延びる取付軸部２２−
２とからなり、前記柱状マス２２−１の平面上側面を本
体部４の一端４ａ側に位置させた状態で、取付軸部２２
−２を前記本体部４の他端４ｂ側に形成した第３取付孔
部１２に挿通させつつ、メタルフローによって溶着す
る。
及び図４に示す如く、断面砲弾状とした柱状マス２２−
１と、この柱状マス２２−１の一端面、つまり図３にお
いて下面の偏心位置から下方向に延びる取付軸部２２−
２とからなり、前記柱状マス２２−１の平面上側面を本
体部４の一端４ａ側に位置させた状態で、取付軸部２２
−２を前記本体部４の他端４ｂ側に形成した第３取付孔
部１２に挿通させつつ、メタルフローによって溶着す
る。
【００３０】さすれば、意匠上のレイアウト変更、例え
ばシフトノブの形状変更による重量変化によってシフト
フィーリングに影響が出る場合でも、前記マス部２２の
みの形状及び取付状態の変更によって対処することがで
き、使い勝手を向上し得るものである。
ばシフトノブの形状変更による重量変化によってシフト
フィーリングに影響が出る場合でも、前記マス部２２の
みの形状及び取付状態の変更によって対処することがで
き、使い勝手を向上し得るものである。
【００３１】また、上述第１実施例のものと同様に、前
記ケーブルレバー２の剛性を低下させることなく、車両
・機種に応じたマス部２２を使用してより細かなチュー
ニングを容易に行うことができ、シフトレバーのシフト
フィーリングを改善し得て、実用上有利である。
記ケーブルレバー２の剛性を低下させることなく、車両
・機種に応じたマス部２２を使用してより細かなチュー
ニングを容易に行うことができ、シフトレバーのシフト
フィーリングを改善し得て、実用上有利である。
【００３２】更に、前記マス部２２を別体に成形したこ
とにより、上述第１実施例のものと同様に、車両・機種
毎にマス部２２のみを準備しておけばよく、部品点数が
増加する惧れがなく、製作が容易で、コストを低廉に維
持し得て、経済的にも有利である。
とにより、上述第１実施例のものと同様に、車両・機種
毎にマス部２２のみを準備しておけばよく、部品点数が
増加する惧れがなく、製作が容易で、コストを低廉に維
持し得て、経済的にも有利である。
【００３３】なお、この発明は上述第１及び第２実施例
に限定されるものではなく、種々の応用改変が可能であ
る。
に限定されるものではなく、種々の応用改変が可能であ
る。
【００３４】例えば、この発明の第２実施例において
は、ケーブルレバー２の他端側、つまり本体部４の他端
４ｂ側にマス部２２を溶着する際に、このマス部２２を
本体部４の他端４ｂから突出させる構成としたが、ケー
ブルレバー２の本体部４の他端４ｂに取り付けられるマ
ス部３２の重心位置を異ならしめ、意匠上のレイアウト
変更、例えばシフトノブの形状変更による重量変化に積
極的に対処する特別構成とすることも可能である。
は、ケーブルレバー２の他端側、つまり本体部４の他端
４ｂ側にマス部２２を溶着する際に、このマス部２２を
本体部４の他端４ｂから突出させる構成としたが、ケー
ブルレバー２の本体部４の他端４ｂに取り付けられるマ
ス部３２の重心位置を異ならしめ、意匠上のレイアウト
変更、例えばシフトノブの形状変更による重量変化に積
極的に対処する特別構成とすることも可能である。
【００３５】すなわち、前記マス部３２を、柱状マス３
２−１と、この柱状マス３２−１の一端面、つまり図５
及び図６の下面において、柱状マス３２−１の重心位置
に対して偏心させた位置から下方向に延びる取付軸部３
２−２とにより構成し、図５あるいは図６に示す如く、
ケーブルレバー２への取付位置Ｌに対するマス部３２の
重心位置を積極的に変更し、意匠上のレイアウト変更、
例えばシフトノブの形状変更による重量変化によってシ
フトフィーリングに影響が出る場合に、ケーブルレバー
２側を変更せずに、マス部３２の取付状態を変更して対
処することができるものである。
２−１と、この柱状マス３２−１の一端面、つまり図５
及び図６の下面において、柱状マス３２−１の重心位置
に対して偏心させた位置から下方向に延びる取付軸部３
２−２とにより構成し、図５あるいは図６に示す如く、
ケーブルレバー２への取付位置Ｌに対するマス部３２の
重心位置を積極的に変更し、意匠上のレイアウト変更、
例えばシフトノブの形状変更による重量変化によってシ
フトフィーリングに影響が出る場合に、ケーブルレバー
２側を変更せずに、マス部３２の取付状態を変更して対
処することができるものである。
【００３６】また、この発明の第１及び第２実施例にお
いては、ケーブルレバー２へマス部１４を溶着する際の
第３取付孔部１２を１個設ける構成としたが、第３取付
孔部４２を複数個設ける特別構成とすることも可能であ
る。
いては、ケーブルレバー２へマス部１４を溶着する際の
第３取付孔部１２を１個設ける構成としたが、第３取付
孔部４２を複数個設ける特別構成とすることも可能であ
る。
【００３７】すなわち、不連続あるいは連続、この改良
案においては、５個連続する第３取付孔部４２を設け、
重量変化に応じて第３取付孔部４２の取付位置を任意に
選択し、シフトフィーリングを向上させることができ、
実用上有利である。
案においては、５個連続する第３取付孔部４２を設け、
重量変化に応じて第３取付孔部４２の取付位置を任意に
選択し、シフトフィーリングを向上させることができ、
実用上有利である。
【００３８】更に、上述した第３取付孔部４２を長孔と
して無段階調節可能な構成とすることも可能である。
して無段階調節可能な構成とすることも可能である。
【００３９】更にまた、上述した第１の改良案の重心位
置を異ならしめたマス部３２のものと、第２の改良案の
第３取付孔部４２のものとを併用する構成とすることも
可能である。
置を異ならしめたマス部３２のものと、第２の改良案の
第３取付孔部４２のものとを併用する構成とすることも
可能である。
【００４０】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの本発明によ
れば、車室内に設けられるシフトレバーと、手動変速機
の外側に設けられるケーブルレバーと、シフトレバーと
ケーブルレバーとを連絡するシフトケーブルとを有する
手動変速機のシフトレバー構造において、ケーブルレバ
ーの一端側に手動変速機の変速操作機構を接続して設け
るとともにケーブルレバーの中央部位にシフトケーブル
を接続して設け、ケーブルレバーの他端側には別体に成
形したマス部を溶着して設けたので、ケーブルレバーの
剛性を低下させることなく、車両・機種に応じたマス部
を使用してより細かなチューニングを容易に行うことが
でき、シフトレバーのシフトフィーリングを改善し得
て、実用上有利である。また、前記マス部を別体に成形
したことにより、車両・機種毎にマス部のみを準備して
おけばよく、部品点数が増加する惧れがなく、製作が容
易で、コストを低廉に維持し得て、経済的にも有利であ
る。
れば、車室内に設けられるシフトレバーと、手動変速機
の外側に設けられるケーブルレバーと、シフトレバーと
ケーブルレバーとを連絡するシフトケーブルとを有する
手動変速機のシフトレバー構造において、ケーブルレバ
ーの一端側に手動変速機の変速操作機構を接続して設け
るとともにケーブルレバーの中央部位にシフトケーブル
を接続して設け、ケーブルレバーの他端側には別体に成
形したマス部を溶着して設けたので、ケーブルレバーの
剛性を低下させることなく、車両・機種に応じたマス部
を使用してより細かなチューニングを容易に行うことが
でき、シフトレバーのシフトフィーリングを改善し得
て、実用上有利である。また、前記マス部を別体に成形
したことにより、車両・機種毎にマス部のみを準備して
おけばよく、部品点数が増加する惧れがなく、製作が容
易で、コストを低廉に維持し得て、経済的にも有利であ
る。
【図１】この発明の第１実施例を示すケーブルレバーの
正面図である。
正面図である。
【図２】ケーブルレバーの平面図である。
【図３】この発明の第２実施例を示すケーブルレバーの
正面図である。
正面図である。
【図４】ケーブルレバーの平面図である。
【図５】この発明の他の第１の実施例を示すマス部の重
心をケーブルレバーへの取付位置よりも外側に位置させ
た状態の概略説明図である。
心をケーブルレバーへの取付位置よりも外側に位置させ
た状態の概略説明図である。
【図６】マス部の重心をケーブルレバーへの取付位置よ
りも内側に位置させた状態の概略説明図である。
りも内側に位置させた状態の概略説明図である。
【図７】この発明の他の第２の実施例を示すケーブルレ
バーのマス部取付側の概略平面図である。
バーのマス部取付側の概略平面図である。
【図８】この発明の従来技術を示す手動変速機の概略図
である。
である。
【図９】ケーブルレバーの正面図である。
【図１０】ケーブルレバーの平面図である。
２ ケーブルレバー ４ 本体部 ４ａ 一端 ４ｂ 他端 ６ 段差 ８ 第１取付孔部 １０ 第２取付孔部 １２ 第３取付孔部 １４ マス部 １６ 取付器具 １８ 取付具 １４−１ 円柱状マス １４−２ 取付軸部
Claims (2)
- 【請求項１】 車室内に設けられるシフトレバーと、手
動変速機の外側に設けられるケーブルレバーと、前記シ
フトレバーとケーブルレバーとを連絡するシフトケーブ
ルとを有する手動変速機のシフトレバー構造において、
前記ケーブルレバーの一端側に手動変速機の変速操作機
構を接続して設けるとともにケーブルレバーの中央部位
にシフトケーブルを接続して設け、ケーブルレバーの他
端側には別体に成形したマス部を溶着して設けたことを
特徴とする手動変速機のシフトレバー構造。 - 【請求項２】 前記ケーブルレバーは、他端側にマス部
を溶着する際に、このマス部を回転軸方向にオフセット
させた請求項１に記載の手動変速機のシフトレバー構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000057529A JP2001246957A (ja) | 2000-03-02 | 2000-03-02 | 手動変速機のシフトレバー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000057529A JP2001246957A (ja) | 2000-03-02 | 2000-03-02 | 手動変速機のシフトレバー構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001246957A true JP2001246957A (ja) | 2001-09-11 |
Family
ID=18578298
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000057529A Pending JP2001246957A (ja) | 2000-03-02 | 2000-03-02 | 手動変速機のシフトレバー構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001246957A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008107284A1 (de) * | 2007-03-06 | 2008-09-12 | Schaeffler Kg | Zusatzmasse für schaltwelle eines schaltgetriebes |
| DE102014215914A1 (de) * | 2014-08-12 | 2016-02-18 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Schaltdom und Schaltarretierung zur Erzeugung von variablen Schaltkräften |
| JP2019035310A (ja) * | 2017-08-22 | 2019-03-07 | アイシン精機株式会社 | 車両用ドアロック装置 |
-
2000
- 2000-03-02 JP JP2000057529A patent/JP2001246957A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008107284A1 (de) * | 2007-03-06 | 2008-09-12 | Schaeffler Kg | Zusatzmasse für schaltwelle eines schaltgetriebes |
| DE102014215914A1 (de) * | 2014-08-12 | 2016-02-18 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Schaltdom und Schaltarretierung zur Erzeugung von variablen Schaltkräften |
| DE102014215914B4 (de) * | 2014-08-12 | 2017-03-02 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Schaltdom und Schaltarretierung zur Erzeugung von variablen Schaltkräften |
| JP2019035310A (ja) * | 2017-08-22 | 2019-03-07 | アイシン精機株式会社 | 車両用ドアロック装置 |
| JP7022881B2 (ja) | 2017-08-22 | 2022-02-21 | 株式会社アイシン | 車両用ドアロック装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2001246957A (ja) | 手動変速機のシフトレバー構造 | |
| EP1717490A2 (en) | Shift mechanism of transmission | |
| JP2003106449A (ja) | 自動車用手動変速機のシフト装置 | |
| KR100387468B1 (ko) | 수동변속기용 변속조작기구 | |
| JPH07280090A (ja) | 変速機のシフト位置決め機構 | |
| JPH04282059A (ja) | 変速機のシフトレバー装置 | |
| JPH0637236Y2 (ja) | 歯車式変速機の変速装置 | |
| JP2003276462A (ja) | トランスファー用切替装置 | |
| JPH0729339Y2 (ja) | 手動変速装置 | |
| JP3960773B2 (ja) | 風向調節装置 | |
| JPH06265018A (ja) | 変速機の変速操作装置 | |
| KR910000666Y1 (ko) | 차량용 변속기 | |
| KR20030027596A (ko) | 각도 조절형 변속레버 | |
| JP2004108468A (ja) | 手動変速機のシフト機構 | |
| KR960007428Y1 (ko) | 진동 전달 방지를 위한 트랜스밋션 기어 변환레버의 연결구조 | |
| KR100323426B1 (ko) | 차량용 변속조작기구 | |
| JP2561396Y2 (ja) | 作業用走行機体における変速装置 | |
| JPH032764Y2 (ja) | ||
| JP2583934Y2 (ja) | 変速切換装置 | |
| KR19990035671A (ko) | 가변식 기어 시프트 레버 | |
| KR19990040244A (ko) | 변속레버의 각도조절구조 | |
| JPH11287324A (ja) | 変速機のシフト装置 | |
| KR19990031415A (ko) | 차량용 자동 변속레버 어셈블리 | |
| JPH0566365U (ja) | シフトフォーク支持構造 | |
| ITMI20012249A1 (it) | Dispositivo di selezione e di cambio per selezionare e |