JP2001244873A - Avm配車システム - Google Patents

Avm配車システム

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JP2001244873A
JP2001244873A JP2000054030A JP2000054030A JP2001244873A JP 2001244873 A JP2001244873 A JP 2001244873A JP 2000054030 A JP2000054030 A JP 2000054030A JP 2000054030 A JP2000054030 A JP 2000054030A JP 2001244873 A JP2001244873 A JP 2001244873A
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JP
Japan
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mobile station
operation management
management communication
station
data
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Application number
JP2000054030A
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English (en)
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Eiji Nakada
英二 中田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意発呼方式によれば、リアルタイムにデー
タを収集することができる反面、データの送信途中で
も、他の移動局のデータ送信が即時に開始され、双方の
信号が衝突して、運用管理通信所において解読不能にな
るという課題があった。 【解決手段】 運用管理通信所から定期的に同期信号を
送信し、この同期信号を受信した移動局では該同期信号
で基準時刻の調整を行い、この同期信号間に時間区切り
タイミングによって複数のタイムスロットを形成し、こ
のタイムスロットの開始に同期して動態データを送信す
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばタクシー
等の多数の車両の運行状況を配車運用管理通信所側にお
いて管理し、運行管理の合理化を図るために、AVM
(Automatic Vehicle Monito
ring)方式を適用したAVM配車システムに関する
ものである
【0002】
【従来の技術】図8はAVM方式を適用したAVM配車
システムを示すシステム構成図であり、図において、1
01は運用管理通信所、102は運用管理通信所101
と電気的に接続された基地局無線機、103は移動局1
04を搭載した自動車、105は基地局無線機102か
ら移動局104にデータを送信する下り無線回線、10
6は移動局104から基地局無線機102にデータを送
信する上り無線回線、107は基地局無線機102に設
けられた無線機用アンテナである。
【0003】上記運用管理通信所101は、送受信デー
タを管理するパーソナルコンピュータ111と、送受信
データを表示するディスプレイ112とを有する。ま
た、移動局104は図9に示すように、GPSアンテナ
121を有するGPS受信機122、このGPS受信機
122の受信信号等を処理する移動局制御装置123、
この移動局制御装置123に接続され、無線機用アンテ
ナ124を有する移動局無線機125、この移動局無線
機125に接続されたスピーカマイク126、移動局無
線機125で受信し移動局制御装置123を介して伝達
したメッセージデータを合成音声に変換して、スピーカ
128から報音する音声合成装置127とを有する。
【0004】次に動作について説明する。運用管理通信
所101は、基地局無線機102から下り無線回線10
5を介して全ての移動局104に対し配車指令データ等
を送信する。一方、移動局104側からは、GPSアン
テナ121,GPS受信機122によるGPS利用の車
両位置検出手段により検出した自車位置、つまり、移動
局104の位置、実車、空車等の動態データを移動局無
線機125から無線機用アンテナ124、上り無線回線
106を介して基地局無線機102に送信する。
【0005】この場合、移動局104は、基地局無線機
102に動態データを送信する事象が生じたときには、
その事象の発生時点で送信する任意発呼方式が採用され
ているので、運用管理通信所101側ではリアルタイム
にデータを収集することができ、効率の良い運行管理を
行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のAVM配車シス
テムは以上のように構成されているので、任意発呼方式
によれば、リアルタイムにデータを収集することができ
る反面、図10に示すように、ある移動局からの任意発
呼による動態データの送信途中でも、他の移動局から動
態データの送信が即時に開始され、双方の信号が衝突A
して、運用管理通信所101においては動態データの受
信・復調・判読が不能になることがあるという課題があ
った。
【0007】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、運用管理通信所と多数の移動局間
の動態データの送信における信号の衝突Aを低減して、
動態データの送信効率の向上を図るともに、配車管理を
誤り無く、簡単かつ円滑に行うことのできるAVM配車
システムを得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るAVM配
車システムは、送受信機能を有する運用管理通信所よ
り、基地局無線機および下り無線回線を介して移動局に
データを送信し、前記移動局から上り無線回線および前
記基地局無線機を介して前記運用管理通信所に動態デー
タを送信するAVM配車システムにおいて、前記運用管
理通信所から定期的に同期信号を送信し、この同期信号
を受信した移動局では該同期信号で基準時刻の調整を行
い、この同期信号間に時間区切りタイミングによって複
数のタイムスロットを形成し、このタイムスロットの開
始に同期して動態データを送信するものである。
【0009】この発明に係るAVM配車システムは、同
期信号中に通話規制データを格納して送信し、この通話
規制データを受信して通話を禁止された移動局は、運用
管理通信所へ通話要求信号を出し、この通話要求信号に
対する運用管理通信所からの通話許可信号を受けて通話
を可能としたものである。
【0010】この発明に係るAVM配車システムは、運
用管理通信所は移動局から非常信号の送信を受けると、
移動局に対しマイクプレス制御信号を送信して該移動局
の無線機送信機能を遠隔制御し、移動局側の車内音声を
モニタ聴取可能としたものである。
【0011】この発明に係るAVM配車システムは、受
信したメッセージデータを合成音声に変換して報音する
音声合成手段を移動局制御装置内に設けたものである。
【0012】この発明に係るAVM配車システムは、通
常時は運用管理通信所からの送話音声が全ての移動局の
スピーカから聞けるようにしておき、特定の移動局との
み個別通話を行う場合、他の移動局に対しスピーカ閉鎖
制御信号を送信して該他の移動局には運用管理通信所か
らの送話音声が聞こえなくするようにしたものである。
【0013】この発明に係るAVM配車システムは、待
機車の先頭または末尾の移動局をハナ番登録データとし
て運用管理通信所に送信し、運用管理通信所は前記ハナ
番登録データを受信してハナ番登録として管理を行うと
ともに、ハナ番登録を行った移動局車番を格納した着信
確認信号を返送し、同時に、登録していない移動局側で
もこれを表示閲覧できるようにしたものである。
【0014】この発明に係るAVM配車システムは、運
用管理通信所は多数の道案内文の要素語集を記載したシ
ョートカットパネルを表示画面上に表示させ、この表示
された要素語集を選択して道案内文を生成するものであ
る。
【0015】この発明に係るAVM配車システムは、運
用管理通信所は同期信号の間隔より長い時間、移動局1
局と通話が行われた場合、その通話の終了後、無線ポー
リングによって全ての移動局のデータを順次収集するも
のである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明のAVM配車システムを
適用する移動局14の構成を示すブロック図である。図
において、1はGPSアンテナ2を有するGPS受信
機、3は移動局制御装置、4は移動局制御装置3に接続
され、無線機用アンテナ5を有する移動局無線機、6は
移動局無線機4に接続されたスピーカマイク、7は移動
局無線機4で受信したメッセージデータを合成音声に変
換する音声合成装置であり、上記のGPS受信機1とと
もに移動局制御装置3に内蔵されている。上記音声合成
装置7は例えばカード式のものである。なお、運用管理
通信所101および基地局無線機102の構成は前記図
10に示す従来と同じであるから重複説明を省略する。
【0017】図2はこの発明の実施の形態1を示すタイ
ミングチャートである。運用管理通信所101からは定
期的に基地局無線機102、下り無線回線105を介し
て同期信号Cを全ての移動局14に送信する。この同期
信号Cを受信した全ての移動局14は内部の時計機構の
基準時刻の調整を行う。そして、例えば所定時間経過す
る毎の時間区切りタイミングTによって複数のタイムス
ロットSを形成し、このタイムスロットの開始に同期し
て送信すべき動態データがあれば、上り無線回線106
を介して動態データを送信する。
【0018】一方、上記動態データの送信が行われてい
るタイムスロットS内で他の移動局が動態データの発呼
動作を行うと、その時点では動態データの送信は行わ
ず、発呼動作があったことをメモリに記憶する。そし
て、時間区切りタイミングTで次のスロットSが開始さ
れると、発呼動作があったことをメモリから読み出し、
動態データの送信を行う。
【0019】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、運用管理通信所101から定期的に送信される同期
信号Cで全ての移動局14の時間合わせを行い、時間区
切りタイミングTによって複数のタイムスロットSを形
成し、このタイムスロットSの開始に同期して送信すべ
き動態データがあれば送信を行うことにより、他車が動
態データを送信しているときに発呼動作を行っても該送
信中の動態データの送信が終わり、時間区切りタイミン
グTで次のタイムスロットSが開始されるまでは動態デ
ータの送信は行われない。このため、送信データの衝突
を極力低減することができる。
【0020】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2を示す運用管理通信所101と移動局14間の通信
動作の説明図である。通常は運用管理通信所101から
全ての移動局14に例えば上記同期信号Cに格納して通
話規制信号を送信する。この通話規制信号を受信中の移
動局14はブレストーク(通話)使用禁止状態となる。
そして、移動局14が通信を行いたい場合は、運転者が
車内のスピーカマイク6を握る等の動作を行うと、移動
局14から運用管理通信所101に対し通話要求信号が
送出されるように構成されている。
【0021】この通話要求信号を受けた運用管理通信所
101は該信号の受信後、例えば14秒後に通話許可信
号を移動局14に送信する。この通話許可信号を受信し
た移動局14は、通話権を取得して通話可能(通話許可
中)となり、運用管理通信所101との間で通話信号・
音声通話が可能となる。そして、通話後、運転者がスピ
ーカマイク6を離す、あるいは通話の終了後例えば30
秒経過すると、運用管理通信所101は再び通話規制信
号を送信し該通話規制信号を受信した移動局14を通話
規制中とする。
【0022】なお、災害等の発生によって、運用管理通
信所101から通話規制信号が送信されなくなった場
合、例えば5分経過しても通話規制信号を受信しない
と、移動局14側は自動的に通話規制が解除され、各移
動局14においては、それぞれ任意に通話できるように
なるといったセーフティ機能を具備している。
【0023】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、通常は移動局14を通話規制しておくことにより、
送信データの衝突を低減して、効率よくデータ送信を行
うことができる。
【0024】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3を示す運用管理通信所101と非常車両の移動局1
4間の通信動作の説明図である。例えば強盗に遭遇した
運転者が秘密の操作スイッチ(車内の確認しにくく、か
つ運転者が操作しやすい場所に設けられている)を操作
して、緊急発生データを送信すると、この緊急発生デー
タを受信した運用管理通信所101では当該移動局に対
してマイクプレス制御信号(以下、PT制御信号と称す
る)を送信し、このPT制御信号で移動局14の移動局
制御装置3を遠隔制御して、車室内のスピーカマイク6
により集音した車内音声を例えば1分間送信させ、自動
的(強制的)にプレストーク状態を終了させる。
【0025】そして、再び所望時に手動操作によりPT
制御信号を送信し、このPT制御信号で移動局14の移
動局制御装置3を遠隔制御して、車室内のスピーカマイ
ク6により集音した車内音声を例えば1分間送信させ
る。
【0026】このようにして、運用管理通信所101は
強盗に遭遇した移動局14に対して数回PT制御信号を
送信して、移動局14を遠隔操作して車室内の通話を認
知した後、移動局14の遠隔操作を時限解除によって終
了する。
【0027】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、運用管理通信所101は強盗に遭遇した移動局14
の車内の通話を聞き、車内の様子を認知することがで
き、強盗等に対する対策を適切かつ迅速に行うことがで
きる。
【0028】実施の形態4.この発明の実施の形態4
は、図1に示すように、各移動局14において受信した
運用管理通信所101からのメッセージデータを、合成
音声に変換して報音する音声合成装置7を例えばカード
式に構成して移動局制御装置3に内蔵し、合成音を移動
局無線機4を介してスピーカマイク6より報音させるも
のである。
【0029】この実施の形態4によれば、音声合成装置
7を移動局制御装置3に内蔵したことにより、音声合成
装置7の専用設置スペースを必要としなくなり、移動局
14の小型軽量化に極めて有効である。また、移動局無
線機4を介して音声合成装置7より出力した合成音声を
スピーカマイク6で聴取することにより、合成音声を聴
取する専用のスピーカが不要となり、より構成を簡略化
することができ、省スペースが図れる。
【0030】実施の形態5.この発明の実施の形態5
は、通常時は運用管理通信所101からの送信音声を受
信した全ての移動局14は、この送信音声の受信によ
り、スピーカが作動し、その音声が聞こえる状態になっ
ている。しかし、特定の指定移動局14に対してのみ通
話を行う場合には、その他の移動局14に対しスピーカ
閉鎖制御信号(スピーカミュート信号)を、指定移動局
14には呼出およびスピーカ開放信号を送信する。
【0031】この実施の形態5によれば、通常時は全て
の移動局14は運用管理通信所101からの送信音声を
受信して、その音声を聞くことができるが、特定時には
指定移動局以外は運用管理通信所101からの音声を聞
くことができない状態が作られ、運用者が望むような秘
話交信系をスピーカ閉鎖制御信号による規制が時限解除
されるような構成となっている場合には、例えば1分間
毎に具現化することができる。
【0032】実施の形態6.図5は例えば移動体として
のタクシー10−1〜10−3がタクシー乗り場に待機
する状態を示すこの発明の実施の形態6の説明図であ
り、待機するタクシーに搭載された移動局14は全て待
機登録のための送信を行い、この送信データを受信した
運用管理通信所101では待機登録車として、ディスプ
レイに登録表示する。そして、待機場所で先頭および末
尾になったタクシー10−1、10−3の移動局14
は、「ハナ番設定登録」の送信データを運用管理通信所
101に送信する。送信データを受信した運用管理通信
所101では、「ハナ番設定登録」車として管理するよ
うに移行し、かつ、着信確認(ACK)信号を自動返送
する。この着信確認信号は全移動局側で受信でき、その
情報(どの待機場所で何号車がハナ番設定をしている
か)は移動局制御装置3の表示部において閲覧(視認)
できる。
【0033】この実施の形態6によれば、上記着信確認
信号にはハナ番設定を行った移動局車番が格納されてお
り、もし虚偽のハナ番設定をする移動局14が存在すれ
ば、他のタクシーの運転者が係る移動局14を搭載した
タクシーの運転者に対し注意を促すなど、運転者同士の
「牽制」作用が見込めるとともに、全自動配車におい
て、顧客所在地に対する好適車(顧客所在地に対し最も
近くに在留するタクシーの番号)検索において、有効活
用できる。
【0034】実施の形態7.図6はこの発明の実施の形
態7において用いる道案内(誘導)文の要素語集を記憶
したテーブル図を示す。運用管理通信所101では、顧
客からの配車要請を受けると、その顧客の位置を確認す
るとともに、その位置に近走すべきタクシーに対し、そ
のタクシーの位置から顧客位置までの道順誘導するため
の配車指示伝文(道案内情報メッセージ)を迅速に作成
して送信することが必要である。
【0035】この実施の形態7によれば、顧客からの配
車要請を受けると、運用管理通信所101はパーソナル
コンピュータ内のメモリ(図示せず)から道案内文の要
素語集を読み出して、図6に示すようにディスプレイ
(図示せず)に表示する。そこで、運用管理通信所10
1を操作する運用者は、このディスプレイの表示内容を
見ながら道案内文の要素語をマウス等のポインテイング
デバイスで選択することにより、例えば、「直進し20
0m先の交差点を右折れし、更に直進150m先の信号
機の所」という配車指示伝文を簡単かつ迅速に作成する
ことができる。この結果、特にキーボードのブラインド
タイプができない運用者にとって、配車指示伝文の作成
に極めて有効となる。
【0036】実施の形態8.図7はこの発明の実施の形
態8を説明するタイミング図であり、運用管理通信所1
01は1つの移動局14との通話が定期的に出力する同
期信号Cの周期より長くなると、その通話終了後、最初
の同期信号Cから次の同期信号Cの間において、無線ポ
ーリングによって全ての移動局14から順次に通信を行
って該移動局の動態データを受信・復調・判読し、しか
る後、通常の定期的な同期信号送信動作に戻るようにし
たものである。
【0037】以上のように、この実施の形態8によれ
ば、運用管理通信所101は無線ポーリングによって全
ての移動局14の動態データを迅速に受信・復調・判読
することにより、通話時間が同期信号Cの周期より長く
なっても、全ての移動局14の動態データを短時間に最
新の情報に更新把握することができ、配車管理を常に適
切に行うことができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、運用
管理通信所から定期的に同期信号を送信し、この同期信
号を受信した移動局では該同期信号で基準時刻の調整を
行い、この同期信号間に時間区切りタイミングによって
複数のタイムスロットを形成し、このタイムスロットの
開始に同期して動態データを送信するように構成したの
で、複数の移動局からの送信データの衝突低減を図るこ
と、運用管理通信所は複数の移動局からの動態データの
収集を円滑に行うこと等ができ、配車管理を適切に行う
ことができるという効果がある。
【0039】この発明によれば、同期信号中に通話規制
データを格納し、この通話規制データを受信して通話を
禁止された移動局は、運用管理通信所へ通話要求信号を
出し、この通話要求信号に対する運用管理通信所からの
許可を受けて通話が可能となるように構成したので、上
りデータ送信専用無線周波数がない場合でも、複数の移
動局からの動態データの収集を円滑かつ効率的に実施す
ることができるという効果がある。
【0040】この発明によれば、運用管理通信所は移動
局より非常信号を受けると、移動局に対しマイクプレス
制御信号を送信して該移動局の無線機送信機能を遠隔制
御し、移動局側の車内音声をモニタ聴取可能に構成した
ので、運用管理通信所は強盗に遭遇した移動車の車内の
通話を聞き、車内の様子を認知することができ、強盗等
に対する対策を適切かつ迅速に行うことができるという
効果がある。
【0041】この発明によれば、受信したメッセージデ
ータを合成音声に変換して報音する音声合成手段を移動
局内に設けて構成したので、音声合成手段の専用設置ス
ペースを必要としなくなり、移動局の小型軽量化に極め
て有効である。また、移動局無線機を介して音声合成装
置より出力した合成音声をスピーカマイクで聴取するよ
うに構成したので、合成音声を聴取する専用のスピーカ
が不要となり、より構成を簡略化することができ、省ス
ペースが図れるという効果がある。
【0042】この発明によれば、通常時は運用管理通信
所からの送話音声が全ての移動局のスピーカから聞ける
ようにしておき、特定の移動局とのみ個別通話を行う場
合、他の移動局に対しスピーカ閉鎖制御信号を送信して
該他の移動局には運用管理通信所からの送話音声が聞こ
えなくするように構成したもので、運用者が望むような
秘話交信系をスピーカ閉鎖制御信号による規制が時限解
除されるような構成となっている場合には、例えば1分
間毎に具現化することができるという効果がある。
【0043】この発明によれば、待機車の先頭または末
尾の移動局をハナ番登録データとして運用管理通信所に
送信し、運用管理通信所は前記ハナ番登録データを受信
してハナ番登録として管理を行うとともに、ハナ番登録
を行った移動局車番を格納した着信確認信号を返送し、
同時に、登録していない移動局側でもこれを表示閲覧で
きるように構成したので、待機車は先頭車および末尾車
のみを配車対象とすることができ、配車管理を誤りなく
適切に行うことができるという効果がある。また、虚偽
のハナ番設定をする移動局が存在すれば、他のタクシー
の運転者が、係る移動局を搭載したタクシーの運転者に
対し注意を促すなど、運転者同士の「牽制」作用が見込
める等の効果がある。
【0044】この発明によれば、運用管理通信所は表示
画面上に多数の道案内(誘導)文の要素語集を記載した
ショートカットパネルを表示させ、この表示された要素
語集を選択して道案内(誘導)文を生成するように構成
したので、キーボードのブラインドタイプができない運
用者にとっても、配車指示伝文の作成に極めて簡単かつ
迅速に作成できるという効果がある。
【0045】この発明によれば、運用管理通信所からの
同期信号の間隔より長い時間、移動局1局と運用管理通
信所との通信が行われた場合、無線ポーリングによって
全ての移動局のデータを順次収集するように構成したの
で、通話時間が同期信号の周期より長くなっても、運用
管理通信所は全ての移動局のデータを適切に把握するこ
とができ、配車管理を常に適切に行うことができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のAVM配車システムに適用する移
動局の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1を示すタイミングチ
ャートである。
【図3】 この発明の実施の形態2を示す運用管理通信
所と移動局間の通信動作の説明図である。
【図4】 この発明の実施の形態3を示す運用管理通信
所と非常車両の移動局間の通信動作の説明図である。
【図5】 タクシーがタクシー乗り場に待機する状態を
示すこの発明の実施の形態6の説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態7において用いる道案
内文の要素語集を記憶したテーブル図である。
【図7】 この発明の実施の形態8を説明するタイミン
グ図である。
【図8】 AVM方式を適用したAVM配車システムを
実施する全体の構成図である。
【図9】 従来のAVM配車システムに適用する移動局
の構成を示すブロック図である。
【図10】 従来の発呼タイミングチャートである。
【符号の説明】
1 GPS受信機、2 GPSアンテナ、3 移動局制
御装置、4 移動局無線機、5 無線機用アンテナ、6
スピーカマイク、7 音声合成装置、10−1〜10
−3 タクシー(移動体)、14 移動局、101 運
用管理通信所、102 基地局無線機、104 移動
局、107 基地局無線機。
フロントページの続き Fターム(参考) 5H180 AA14 BB04 BB15 FF05 FF10 FF13 FF25 FF27 5K033 AA01 BA02 BA06 BA14 CA01 CA11 CB01 CB15 DA01 DA19 EA06 EC03 5K067 AA03 AA34 AA35 AA42 BB26 EE22 EE71 FF00 FF25 FF26 GG03 HH23 JJ20 JJ52 JJ56 JJ66

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送受信機能を有する運用管理通信所よ
    り、基地局無線機および下り無線回線を介して移動局に
    データを送信し、前記移動局から上り無線回線および前
    記基地局無線機を介して前記運用管理通信所に動態デー
    タを送信するAVM配車システムにおいて、前記運用管
    理通信所から定期的に同期信号を送信し、この同期信号
    を受信した移動局では該同期信号で基準時刻の調整を行
    い、この同期信号間に時間区切りタイミングによって複
    数のタイムスロットを形成し、このタイムスロットの開
    始に同期して動態データを送信することを特徴とするA
    VM配車システム。
  2. 【請求項2】 同期信号中に通話規制データを格納して
    送信し、この通話規制データを受信して通話を禁止され
    た移動局は、運用管理通信所へ通話要求信号を出し、こ
    の通話要求信号に対する運用管理通信所からの通話許可
    信号を受けて通話が可能となることを特徴とする請求項
    1記載のAVM配車システム。
  3. 【請求項3】 運用管理通信所は移動局から非常信号の
    送信を受けると、移動局に対しマイクプレス制御信号を
    送信して該移動局の無線機送信機能を遠隔制御し、移動
    局側の車内音声をモニタ聴取可能としたことを特徴とす
    る請求項1記載のAVM配車システム。
  4. 【請求項4】 受信したメッセージデータを合成音声に
    変換して報音する音声合成手段を移動局制御装置内に設
    けたことを特徴とする請求項1記載のAVM配車システ
    ム。
  5. 【請求項5】 通常時は運用管理通信所からの送話音声
    が全ての移動局のスピーカから聞けるようにしておき、
    特定の移動局とのみ個別通話を行う場合、他の移動局に
    対しスピーカ閉鎖制御信号を送信して該他の移動局には
    運用管理通信所からの送話音声が聞こえなくすることを
    特徴とする請求項1記載のAVM配車システム。
  6. 【請求項6】 待機車の先頭または末尾の移動局をハナ
    番登録データとして運用管理通信所に送信し、運用管理
    通信所は前記ハナ番登録データを受信してハナ番登録と
    して管理を行うとともに、ハナ番登録を行った移動局車
    番を格納した着信確認信号を返送し、同時に、登録して
    いない移動局側でもこれを表示閲覧できることを特徴と
    する請求項1記載のAVM配車システム。
  7. 【請求項7】 運用管理通信所は多数の道案内文の要素
    語集を記載したショートカットパネルを表示画面上に表
    示させ、この表示された要素語集を選択して道案内文を
    生成することを特徴とする請求項1記載のAVM配車シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 運用管理通信所は同期信号の間隔より長
    い時間、移動局1局と通話が行われた場合、その通話の
    終了後、無線ポーリングによって全ての移動局のデータ
    を順次収集することを特徴とする請求項1記載のAVM
    配車システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011059945A (ja) * 2009-09-09 2011-03-24 Hitachi Kokusai Electric Inc 配車処理システム
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