JP2001241585A - 管継手 - Google Patents
管継手Info
- Publication number
- JP2001241585A JP2001241585A JP2000049048A JP2000049048A JP2001241585A JP 2001241585 A JP2001241585 A JP 2001241585A JP 2000049048 A JP2000049048 A JP 2000049048A JP 2000049048 A JP2000049048 A JP 2000049048A JP 2001241585 A JP2001241585 A JP 2001241585A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- socket
- hose end
- pipe joint
- base
- hose
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Joints Allowing Movement (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Abstract
流通を支障なく行わせることができる管継手を提供す
る。 【解決手段】 適宜の施錠機構14を備え着脱自在に接
続できるソケット1とプラグ2とからなり、前記ソケッ
ト1に略へ字状に屈曲されたホースエンド28がその向
きを可変し得るように回転自在に取付けられた管継手で
あって、前記ソケット1を構成する主筒体10に、その
軸線に対して傾斜した向きで接続孔27を形成し、該接
続孔27内に前記ホースエンド28の基部28aを回転
自在に嵌合支持させ、更に、前記主筒体10内には内筒
体11を形成し、該内筒体11の先端に弁押体12を分
割形成した。
Description
に用いられる管継手に関する。
て迅速管継手が使用されている。一般に元栓は壁面や床
面に埋設されるようになっており、この元栓には管継手
のプラグが設けられ、一方ガス燃焼器具にガスを供給す
るガスホースの端部には管継手のソケットが設けられ、
使用時に、ソケットをプラグに接続することによりガス
燃焼器具にガスが供給できるようになっている。
による事故防止対策として、ホースエンドを略へ字状に
屈曲し、該ホースエンドをソケットにその向きを可変し
得るように回転自在に取り付けたものが知られている。
にアダプタが、その軸線が主筒体の軸線に対し傾斜する
ように取り付けられ、該アダプタに略へ字状に屈曲した
ホースエンドの基部が回転自在に嵌合保持されており、
該ホースエンドを回転させることにより、ホースエンド
の向きが、前記ソケットを構成する主筒体の軸線に対し
平行から直角までの範囲で可変し得るような構造となっ
ている。このような管継手によれば、ソケットに対しホ
ースエンドの向きを自由に変えることができるので、こ
のホースエンドに接続されるガスホースを例えば歩行の
邪魔にならない方向に向けて接続することができる。
れる管継手にあっては、壁面や床面に埋設されているプ
ラグにソケットを接続したとき、ソケットの壁面や床面
からの突出量をできるだ小さくすることが安全上好まし
いが、上記のような構造の管継手によれば、ソケットを
構成する主筒体にアダプタを介してホースエンドを取り
付けているため、アダプタの分ソケットの全長が長くな
り、ソケットをプラグに接続したとき、壁面や床面から
のソケットの突出量が大きくなってしまうといった問題
があった。
路にホースエンドの基部の流路の開口端部が主筒体の流
路の軸心線と交叉するように開口しているので、ホース
エンドの基部の開口端部前面でのガス流体の抵抗が増大
し、流量の低下を来すといった問題があった。
全長の短縮化が図れ、且つ流体の流通を支障なく行わせ
ることができる管継手を提供することにある。
するために、請求項1に記載の発明は、適宜の施錠機構
を備え着脱自在に接続できるソケットとプラグとからな
り、前記ソケットに略へ字状に屈曲されたホースエンド
がその向きを可変し得るように回転自在に取付けられた
管継手であって、前記ソケットを構成する内部に流通孔
を形成した主筒体には、その軸線に対して傾斜した向き
で前記流通孔に連なる接続孔が形成され、該接続孔内に
は前記ホースエンドの基部が回転自在に嵌合支持され、
更に、前記主筒体内には内筒体が形成され、該内筒体の
先端に弁押体が分割形成されていることを特徴とする。
部がソケットを構成する主筒体に形成された接続孔に嵌
合支持されるので、従来のアダプタを介して取り付けら
れる構造に比べソケットの全長を短くすることができ
る。また、主筒体内の内筒体の先端に形成されている弁
押体が、該内筒体と分割して形成されているので、主筒
体の成形にあたり、内部に形成される流通孔の内径を弁
押体により制限を受けることなく大きくすることがで
き、流体の流量を十分に確保することができる。
の前記主筒体内に形成された流通孔には、前記ホースエ
ンドの基部の先端面に全体に対向する流体溜まり空間が
形成されていることを特徴とする。
ースエンドの基端の前面に全体に対向するように形成さ
れた流体溜まり空間に入りホースエンド内に流れるの
で、ホースエンドの基端の前面での流体の抵抗が増大せ
ず、流体の流通を支障無く行わせることができる。
に記載の前記主筒体内に形成された流通孔の一端部に
は、前記ホースエンドの基部の先端面に向けて面が連な
るように傾斜するガイド面が形成されていることを特徴
とする。
イド面によりホースエンドの基部の先端面の前面にガイ
ドされることになり、流体の流通を円滑に行わせること
ができる。
手における実施の形態の一例を示したもので、図1は本
例の管継手の縦断面図、図2は本例の管継手のソケット
に取り付けられているホースエンドの向きの変更状態を
示す縦断面図である。
ト1に着脱自在に接続されるプラグである。プラグ2の
流通孔3内には,弁体4がスプリング5により前進方向
に付勢されて設けられている。スプリング5により前進
方向に付勢された弁体4は、流通孔3内に突設された弁
座6に当接して流通孔3を閉じ、スプリング5の弾発力
に抗して後退し流通孔3を開くようになっている。弁体
4には弁体4と弁座6との間をシールするシールリング
7が装着されている。またプラグ2の外周には、後述す
る施錠機構を構成するロックボールが係止する環状溝8
が設けられている。
して設けた主筒体10により構成されている。この主筒
体10の内部には内筒体11が先端側に向けて突設され
ており、この内筒体11の先端には、前記ソケット1と
プラグ2との接続時に、プラグ2に内蔵されている弁体
4に当接しこれを押圧して後退させる弁押体12が突設
されている。前記内筒体11と弁押体12とは別体に分
割して形成されており、内筒体11と弁押体12との接
合固定手段にあっては、材質の弾性変形を利用した無理
込め、螺着、溶着、接着剤による接着等、特に限定され
るものではない。この弁押体12には前記流通孔9に連
通する連通孔13が形成されている。また内筒体11の
後端は主筒体10と一体となって内筒体11と主筒体1
0との間が袋状となっている。
に接続する施錠機構であり、本例では次のような構成と
なっている。
端部に、周方向に複数の貫通孔15が形成され、これら
貫通孔15には直径が主筒体10の筒壁の厚さより大き
いロックボール16が求遠心方向に出没自在に嵌合して
いる。
て前記ロックボール16を求心方向に押圧移動させ、後
退してその押圧を解除し遠心方向への移動を可能にする
スリーブ17が軸方向に摺動自在に嵌合しており、この
スリーブ17はスプリング18により前進方向に付勢さ
れている。19は前記スリーブ17の内面に形成された
ロックボール押圧面、20は同じくスリーブ17の内面
に形成されたロックボール押圧解除凹部である。
には可動筒体21が軸方向に摺動自在に嵌合しており、
前進位置にてその外周面で前記ロックボール16を支
え、その求心方向への移動即ち主筒体10内への没入を
阻止し、後退してロックボール16から外れ、ロックボ
ール16の求心方向への移動を可能とするようになって
おり、この可動筒体21はスプリング22により前進方
向に付勢されている。
との関係にあっては、可動筒体21が前進位置にあると
き、ロックボール16は可動筒体21に求心側から支え
られて遠心方向に移動し、主筒体10の外方へ突出した
ロックボール16は後退位置にあるスリーブ17のロッ
クボール押圧解除凹部20に入り、ロックボール押圧面
19とロックボール押圧解除凹部20との間に形成され
る段部33が前記ロックボール16に係合してスリーブ
17はその前進が阻止され後退位置に保持される状態と
なり、そして可動筒体21が後退して前記ロックボール
16から外れると、ロックボール16はスリーブ17に
押されて求心方向に移動し、これによりスリーブ17が
前進してその内周面に形成したロックボール押圧面19
によりロックボール16を求心方向に押さえ、ロックボ
ール16の遠心方向への移動を阻止するようになってい
る。
1とプラグ2との接続時にソケット1に挿入されたプラ
グ2の先端に当接し、プラグ2に押されて後退するよう
になっている。この可動筒体21の先端には、前記プラ
グ2の先端に当接し可動筒体21とプラグ2との間をシ
ールするパッキン23が設けられている。また可動筒体
21の内周面には、可動筒体21の内周面と内筒体11
の外周面との間をシールするシールリング24が装着さ
れている。また、可動筒体21は、その後端外周に突設
したストッパー部25が主筒体10の内周に突設したス
トッパー部26に当接することにより前進方向への抜け
止めが図られている。
連通する接続孔27が、その軸線Bが主筒体10の軸線
Aに対して傾斜した向きで形成されている。この接続孔
27内には、略へ字状に屈曲された基部28aを有する
ホースエンド28の該基部28aが係止部材29を介し
て回転自在に嵌合支持され、該ホースエンド28を回転
させることにより、ホースエンド28の向き、即ちホー
スエンド28の軸線Cが、前記ソケット1を構成する主
筒体10の軸線Aに対し平行から直角までの範囲で可変
し得るようになっている。前記基部28aの外周には、
基部28aと接続孔27との間をシールするシールリン
グ30が装着されている。
記接続孔27に嵌合したホースエンド28の基部28a
の先端面の前面に全体に対向する流体溜まり空間31
が、基部28aの先端面にほぼ平行する向きで形成され
ている。また、前記主筒体10内に形成された流通孔9
の一端部には、前記ホースエンド28の基部28aの先
端面に向けて面が連なるように傾斜するガイド面32が
形成されている。
ト1へのホースエンド28の取り付けは、ソケット1を
構成する主筒体10に形成された傾斜した接続孔27内
にホースエンド28の基部28aを嵌込み支持させるだ
けなので、アダプタ等が不要になり、その分ソケット1
の長さを短くすることができ、小形化を図ることができ
る。また、アダプタやアダプタと主筒体との間をシール
するシールリング等が不要になる分、部品点数を少なく
することができ、コストダウンを図ることができる。
形成されている弁押体12が、該内筒体11と分割して
形成されているので、主筒体10の成形にあたり、内部
に形成される流通孔9の内径を弁押体12により制限を
受けることなく大きくすることができ、流体の流量を十
分に確保することができる。
記接続孔27に嵌合したホースエンド28の基部28a
の先端面の前面に全体に対向する流体溜まり空間31
が、基部28aの先端面にほぼ平行する向きで形成され
ているので、流通孔9を流れる流体が流体溜まり空間3
1に入りホースエンド28内に流れることになり、ホー
スエンド28の基部28aの先端面の前面での流体の抵
抗が増大せず、流体の流通を支障無く行わせることがで
きる。
孔9の一端部には、前記ホースエンド28の基部28a
の先端面に向けて面が連なるように傾斜するガイド面3
2が形成されているので、流通孔9を流れる流体がガイ
ド面32によりホースエンド28の基部28aの先端面
の前面にガイドされることになり、流体の流通を円滑に
行わせることができる。
よれば、ホースエンドは、その基部がソケットを構成す
る主筒体に形成された接続孔に嵌合支持されるので、従
来のアダプタを介して取り付けられる構造に比べソケッ
トの全長を短くすることができる。また、主筒体内の内
筒体の先端に形成されている弁押体が、該内筒体と分割
して形成されているので、主筒体の成形にあたり、内部
に形成される流通孔の内径を弁押体により制限を受ける
ことなく大きくすることができ、流体の流量を十分に確
保することができる。更には、従来のアダプタを介して
取り付けられる構造に比べ、アダプタやアダプタと主筒
体との間をシールするシールリング等が不要になる分、
部品点数を少なくすることができ、コストダウンを図る
ことができる。
記主筒体内に形成された流通孔には、前記ホースエンド
の基部の先端面に全体に対向する流体溜まり空間が形成
されているので、流通孔を流れる流体がホースエンドの
基端の前面に全体に対向するように形成された流体溜ま
り空間に入りホースエンド内に流れることになり、ホー
スエンドの基端の前面での流体の抵抗が増大せず、流体
の流通を支障無く行わせることができる。
記主筒体内に形成された流通孔の一端部には、前記ホー
スエンドの基部の先端面に向けて面が連なるように傾斜
するガイド面が形成されているので、流通孔を流れる流
体がガイド面によりホースエンドの基部の先端面の前面
にガイドされることになり、流体の流通を円滑に行わせ
ることができる。
す縦断面図。
ホースエンドの向きの変更状態を示す縦断面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 適宜の施錠機構を備え着脱自在に接続で
きるソケットとプラグとからなり、前記ソケットに略へ
字状に屈曲されたホースエンドがその向きを可変し得る
ように回転自在に取付けられた管継手であって、前記ソ
ケットを構成する内部に流通孔を形成した主筒体には、
その軸線に対して傾斜した向きで前記流通孔に連なる接
続孔が形成され、該接続孔内には前記ホースエンドの基
部が回転自在に嵌合支持され、更に、前記主筒体内には
内筒体が形成され、該内筒体の先端に弁押体が分割形成
されていることを特徴とする管継手。 - 【請求項2】 前記主筒体内に形成された流通孔には、
前記ホースエンドの基部の先端面に全体に対向する流体
溜まり空間が形成されていることを特徴とする請求項1
に記載の管継手。 - 【請求項3】 前記主筒体内に形成された流通孔の一端
部には、前記ホースエンドの基部の先端面に向けて面が
連なるように傾斜するガイド面が形成されていることを
特徴とする請求項1又は2に記載の管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000049048A JP2001241585A (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | 管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000049048A JP2001241585A (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | 管継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001241585A true JP2001241585A (ja) | 2001-09-07 |
JP2001241585A5 JP2001241585A5 (ja) | 2007-01-18 |
Family
ID=18571037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000049048A Pending JP2001241585A (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | 管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001241585A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2180222A2 (en) | 2008-10-23 | 2010-04-28 | Yugen Kaisha Hama International | Tube fitting |
JP2011075053A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Nitto Kohki Co Ltd | 管継手の雌型継手部材 |
JP2015086885A (ja) * | 2013-10-28 | 2015-05-07 | 日東工器株式会社 | 管継手 |
-
2000
- 2000-02-25 JP JP2000049048A patent/JP2001241585A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2180222A2 (en) | 2008-10-23 | 2010-04-28 | Yugen Kaisha Hama International | Tube fitting |
JP2011075053A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Nitto Kohki Co Ltd | 管継手の雌型継手部材 |
JP2015086885A (ja) * | 2013-10-28 | 2015-05-07 | 日東工器株式会社 | 管継手 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061128 |
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