JP2001240085A - 包装袋 - Google Patents

包装袋

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JP2001240085A JP2000049394A JP2000049394A JP2001240085A JP 2001240085 A JP2001240085 A JP 2001240085A JP 2000049394 A JP2000049394 A JP 2000049394A JP 2000049394 A JP2000049394 A JP 2000049394A JP 2001240085 A JP2001240085 A JP 2001240085A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 腰のある積層フィルムで構成されていながら
も手で簡単に引裂き開封できる包装袋を提供すること。 【解決手段】 ループスティフネスが0.1〜0.2N
(ニュートン)の範囲にある矩形状の積層フィルムで構
成され、該積層フィルムの両端縁をその内面が対向する
ように接着した合掌熱接着部2とそれに平行な両端縁に
内方への折込部6とが形成された状態で合掌熱接着部2
の両端縁を接着した端縁熱接着部3a,3bとを設けた
包装袋であって、内面層がレーザーを吸収する層であ
り、該内面層がレーザーにより端縁熱接着部3a,3b
の一方に近い合掌熱接着部2に形成された切込4から端
縁熱接着部3a,3bの方向にV字状に延びる切目線5
b,5cが形成された構成とする。切目線5b,5cが
包装袋の表面から見えないため、外観を損なうことな
く、合掌熱接着部2の切込5aから切目線5b,5cに
沿って手で簡単に引き裂き開封できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湿気及び酸素遮断
性を必要とするもの、例えばお茶の葉類等を包装する際
に好適に利用されるデザインを損なわないガセット式の
包装袋に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、種々のタイ
プの包装袋がその機能に応じた用途でそれぞれ利用され
ている。それらの中でも易開封性を考慮した包装袋とし
ては、一軸延伸フィルムなどの引裂性の良いフィルムを
積層フィルムの構成中に使用し、端縁熱接着部に入れた
切込から引き裂くようにした四方シール袋や、引裂方向
性のあるフィルムの代わりに袋の内面にティアテープを
付けておき、そのティアテープを胴部に周回させて開口
を形成するピロー袋などが知られている。しかしなが
ら、ガセット式の包装袋の場合、その両サイドに折込部
が位置しているので上記のような開封手段では開封する
ことができない。また、実開平3−81857号公報、
実開平1−85242号公報に示されるように、袋の端
部や合掌熱接着部などに開封用粗面を形成することによ
る易開封方法が知られてはいるものの、端部に開封用粗
面の加工を施した袋では湿気及び酸素遮断性を損なう恐
れがある。また、腰のある積層フィルムでは手で簡単に
引き裂くことは困難で、内容物をこぼすことなく開封す
ることはできなかった。
【0003】一方、お茶の葉類等に利用されているガセ
ット袋の場合、店頭においては立てた状態で正面を向け
て陳列販売されることが多く、即席麺等の包装袋に使用
されている腰のない積層フィルムでは、包装袋自体にシ
ワが入るとともに、内容物が細片状の茶葉であるため、
時間経過につれて振動などにより下の方へ溜まり、袋自
体が下膨れする現象が発生することから、非常に見栄え
が悪くなる可能性があった。それを解消するため、従来
はバリアー層としてのアルミニウム箔の内外両面に延伸
フィルムを積層して腰を持たせる構成にしている。具体
的には、積層フィルムを15mm×150mmの帯状に
切断し、その帯状片の中央付近で直径80mmの円形ル
ープを作り、この円形ループを外側から15mm押し込
んだ時にかかる荷重をループスティフネスとして表現し
た場合に、前記積層フィルムのループスティフネスが
0.1N(ニュートン)以上という条件をクリアする
と、上記の問題点を解消することができた。また、ルー
プスティフネスが0.2Nを越えると、その積層フィル
ムでの製袋が困難になった。(ここで、本発明における
ループスティフネスの測定は、(株)東洋精機製作所製
の「ループステフネステスタ」を用いて行った。そし
て、この装置による測定単位はgなので、1kgF≒
9.8Nで換算した。)ところが、このように積層フィ
ルムに腰を持たせると、積層フィルム自体の強度が非常
に大きくなってしまうため、さらに引き裂き難いものと
なり、従来のガセット袋はハサミを使用しないと開封で
きない不便極まりないものであった。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、腰のある積層
フィルムで構成されていながらも手で簡単に引裂き開封
できて切目線が表面から見えない包装袋を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の包装袋は、外面層とアルミニウム層と内面
層と熱接着性樹脂層を積層してなるループスティフネス
が0.1〜0.2N(ニュートン)の範囲にある矩形状
の積層フィルムで構成され、該積層フィルムの両端縁を
その内面が対向するように接着した合掌熱接着部と該合
掌熱接着部と平行な両端縁に内方への折込部とが形成さ
れた状態で該合掌熱接着部の両端縁を接着した一対の端
縁熱接着部とを設けることにより形成された包装袋であ
って、前記内面層がレーザーを吸収する層であり、該内
面層がレーザーにより前記端縁熱接着部の一方に近い合
掌熱接着部に形成された切込から前記端縁熱接着部の方
向にV字状に延びる切目線が形成されたことを特徴とす
るものである。
【0006】そして、上記の包装袋において、積層フィ
ルムの外面層と内面層を共にポリエステルフィルムで構
成することにより、積層フィルムに容易かつ安価に腰を
持たせることが可能となる。この特性を応用することに
より、店頭陳列時の外観を良好に保ったままで、易開封
が可能な従来にない機能を兼ね備えた湿気及び酸素遮断
性を必要とする内容物、特にお茶の葉類に適した包装袋
を作製できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。
【0008】図1は本発明に係る包装袋の第1実施形態
を示す斜視図、図2は図1に示す包装袋を開封した状態
で示す斜視図、図3は開封した包装袋から内容物を出す
状態を示す説明図、図4は本発明に係る包装袋の第2実
施形態を示す斜視図、図5は図1に示す包装袋を作製す
るのに用いられる連続した積層フィルムを示す平面図、
図6は積層フィルムの一構成例を示す断面図であり、2
は合掌熱接着部、3a,3bは端縁熱接着部、4は切
込、5,5a,5b,5c,5dは切目線、6は折込
部、7は開口、8はカット線、2’は合掌熱接着領域、
3a’,3b’は端縁熱接着領域、6’は折込部領域、
11は炭酸ガスレーザー吸収層、12はガスバリヤー
層、13は熱接着性樹脂層、14はプラスチックフィル
ム層、15は接着層、21は受け部をそれぞれ表す。
【0009】本発明に係る包装袋の第1実施形態は、図
1に示すとおりであり、炭酸ガスレーザー吸収層と内面
の熱接着性樹脂層を備えた積層フィルムからなり、合掌
熱接着部2と上側の端縁熱接着部3aと下側の端縁熱接
着部3bにより形成され、合掌熱接着部2と平行な両側
端に内方への折込部6が形成されたガセット式の袋であ
る。そして、一方の端縁熱接着部3aに近い合掌熱接着
部2の側端に切込4が形成されるとともに、切込4から
合掌熱接着部2をよぎる切目線5aと、その切目線5a
の内端から端縁熱接着部3aの内縁の両側部に達する直
線状の切目線5bおよび切目線5cが、積層フィルムを
構成する炭酸ガスレーザー吸収層にレーザーを照射する
ことにより形成されている。第1実施形態において、端
縁熱接着部3aの内縁と切込4間の距離および切目線5
bと切目線5cの端縁熱接着部3aの内縁に接する位置
間の距離は任意に設定することができる。
【0010】レーザーとしては、炭酸ガスレーザーの他
に、エキシマレーザーのような紫外線域のレーザーや、
アルゴンイオンレーザー、半導体レーザー、YAGレー
ザー等の可視光から近赤外線域のレーザーもあるが、炭
酸ガスレーザーは波長10.6μmの赤外線であり、こ
の波長の光は特定の包装材料、例えば、ポリエステル、
ナイロン、ポリカーボネート、セロファン等のフィルム
には吸収される。したがって、炭酸ガスレーザー光を集
光し、これらのフィルム面に照射することにより、フィ
ルムの被照射部分を、発熱・溶融・ミスト化、或いは、
発熱・分解・灰化などにより除去できるため切目線を形
成できるが、ポリエチレン、ポリプロピレン等のフィル
ムでは透過してしまって、吸収が少ないため加工が困難
である。したがって、これらの吸収のある材料と吸収の
ない材料を積層した後、炭酸ガスレーザーを照射するこ
とにより、吸収のある層のみを選択的に切目線を形成す
ることができる。
【0011】図1に示した包装袋を開封した状態は図2
に示すとおりである。合掌熱接着部2の側端に形成され
た切込4の上部を摘んで上方に引っ張ることにより、切
込4の部分から合掌熱接着部2の積層フィルムが切目線
5aに沿って切れるとともに、切目線5aの内端から切
目線5bと切目線5cに沿って端縁熱接着部3aの内縁
の両側部に達するようにV字状に切れて、図2に示すよ
うに、端縁熱接着部3aを底辺とし切目線5bと切目線
5cがそれぞれ斜辺となる端縁熱接着部3aに隣接した
3角形状の開口7が形成できるので、開口7から内容物
を取り出すことができる。また、端縁熱接着部3aと切
目線5bと切目線5cに囲まれた部分は上方に折り返さ
れ、図3に示すように、細片状の葉類は勿論、液体など
を注ぎ出す場合の案内となって内容物を注ぎ出しやすく
なる。端縁熱接着部3aの内縁と切込4間の距離および
切目線5bと切目線5cの端縁熱接着部3aの内縁に接
する位置間の距離を変えることにより、3角形状の開口
7の形状を変えることができるので内容物の種類により
取り出し易い開口7の形状を設定すればよい。また、本
発明では、ループスティフネスが0.1N以上の積層フ
ィルムを使用しているので、折込部6が形成された袋の
左右両側端を手でつかんで握る力により図3の形状に保
持されやすくなり、非常に使い勝手のよいものとなる。
【0012】本発明に係る包装袋の第2実施形態は、図
4に示すように、合掌熱接着部2には切込4のみを施
し、それに対応する位置に略三角形状の受け部21が形
成されるよう、切目線5bと切目線5cの途中で合掌熱
接着部2の近くにおいて補助切目線5dを設けたもので
ある。この形態の包装袋では、切込4を形成する位置が
ずれたり、切込4からの引き裂きが、開封者の力の掛け
具合によって上下にずれたりした場合においても、確実
に開封が可能となる。
【0013】図1に示す包装袋を連続して製袋するため
の積層フィルムは図5に示すとおりである。連続した積
層フィルムはガセット式の包装袋を作製するための所定
巾を有しており、積層フィルムの両側部に所定巾の合掌
熱接着領域2’が設けられるとともに、袋の上下方向の
長さに相当する間隔をおいてカット線8が設けられてカ
ット線8を挟む上部に端縁熱接着領域3b' が、下部に
端縁熱接着領域3a'が設けられており、積層フィルム
の両側端に袋の上下方向の長さに相当する間隔をおいて
端縁熱接着領域3a' の下縁から一定間隔をおいた位置
に一対の切込4が形成され、それぞれの切込4から合掌
熱接着領域2’をよぎる切目線5aが形成され、切目線
5aの内端から端縁熱接着領域3a' の内端と両側の折
込部形成領域6’の外縁との交点に達する切目線5bお
よび切目線5cが形成された構成になっている。
【0014】図5に示す連続した積層フィルムを製袋機
にかけて、連続した積層フィルムの両側部の合掌熱接着
領域2’を合わせて熱接着するとともに、端縁熱接着領
域3b' にて熱接着してカット線8にてカットすること
により製袋が完了する。完成した包装袋に内容物を充填
した後に端縁熱接着領域3a' を熱接着することによ
り、図1に示す第1実施形態の包装袋ができあがる。所
定巾にスリットされた積層フィルムを使用して、製袋機
にて製袋する工程において積層フィルムに炭酸ガスレー
ザーを照射して所定位置に切目線を形成するとともに切
込を形成するものである。
【0015】本発明の実施形態の易開封性包装袋を作製
するための積層フィルムとしては図6に示す構成とする
ことができる。図6に示す積層フィルムは、外側から順
にプラスチックフィルム層14、接着層15、ガスバリ
ヤー層12、接着層15、炭酸ガスレーザー吸収層1
1、接着層15、熱接着性樹脂層13が積層され、内面
から炭酸ガスレーザーを照射することにより炭酸ガスレ
ーザー吸収層11に切目線5が形成された構成である。
具体的な積層構成例としては、ポリエステルフィルム
(PET)/押出ポリエチレン(EC)/アルミニウム
箔(Al)/EC/PET/EC/ポリエチレンフィル
ム(PEF)、2軸延伸ポリプロピレンフィルム(OP
P)/EC/Al/EC/PET/EC/PEF、PE
T/EC/Al/EC/2軸延伸ナイロンフィルム(O
N)/EC/PEF等である。
【0016】炭酸ガスレーザー吸収層11としては、前
述したように、ポリエステル、ナイロン、ポリカーボネ
ート、セロファン等のフィルムが使用できる。
【0017】熱接着性樹脂層13としては、ポリエチレ
ン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、シングルサイト触媒を用いて
重合したエチレン−αオレフイン共重合体等が使用でき
る。これらのフィルムは炭酸ガスレーザーを殆ど吸収せ
ずに透過する性質を有しており炭酸ガスレーザーを照射
しても切目線は形成されない。
【0018】ガスバリヤー層12としては、アルミニウ
ム箔が最も好ましいが、アルミニウム蒸着層を有するプ
ラスチックフィルム等を使用することも可能である。
【0019】プラスチックフィルム層14としては、ポ
リエステルフィルム、2軸延伸ポリプロピレンフィル
ム、2軸延伸ナイロンフィルム等が使用できる。
【0020】ここで、縦長のピロー袋やガセット袋にて
販売される袋、特にお茶の葉のようにその多くが店頭に
立てかけた状態で陳列販売されるような袋に使用される
場合、表面にシワが発生しにくく、また時間経過や振動
により内容物が下の方へ溜まり、袋自体が下膨れする現
象が発生することを防止するためにも、その袋自体の強
度が重要となり、炭酸ガスレーザー吸収層11及びプラ
スチックフィルム14に腰のあるフィルム、すなわちポ
リエステルフィルムが好適なものである。なお、本発明
でいうポリエステルフィルムとは主に2軸延伸ポリエチ
レンテレフタレートのことをいうものである。
【0021】そこで、次に示す層構成の6種類の積層フ
ィルムについて、その強度を示すループスティフネスを
測定し、さらに、製袋したガセット袋に内容物(茶葉1
00g)を入れ、その下部を机等の平面板に高さ10c
mから垂直に自然に10回落下させた状態での下膨れを
調べるために、胴部の最大厚みの変化を測定するととも
に、外観を目視にてチェックした。その測定結果を表1
に示す。表中、TDとMDは図6に示す積層フィルムの
製袋時の流れ方向と幅方向を示す。また、ガセット袋の
サイズは、縦240mm、横65mm、折込み25mm
である。なお、下記に示されるPEは押出ポリエチレン
層、PEFはポリエチレンフィルム層、LMはドライラ
ミネート(接着剤)層である。
【0022】(1)PET(12μm)/PE(15μm)/
Al(7μm)/PE(15μm)/PET(12μm)/
PE(15μm)/PEF(50μm) (2)PET(12μm)/PE(15μm)/Al(7μ
m)/PE(15μm)/PET(12μm)/PE(15μ
m)/PEF(25μm) (3)PET(12μm)/LM/Al(7μm)/LM/
PET(12μm)/LM/PEF(50μm) (4)PET(12μm)/PE(15μm)/Al(7μ
m)/PE(15μm)/ON(15μm)/PE(15μ
m)/PEF(50μm) (5)PET(12μm)/LM/Al(7μm)/LM/
ON(15μm)/LM/PEF(35μm) (6)PET(12μm)/PE(15μm)/Al(7μ
m)/PEF(40μm)
【0023】
【表1】
【0024】本発明の包装袋が対象とするものは、湿気
及び酸素遮断性を必要とするもの、例えばお茶の葉類等
である。お茶の葉類としては、例えば、煎茶、焙じ茶、
玉露、かぶせ茶、てん茶、嬉野茶、青柳茶、各種中国茶
等の不発酵茶;包種茶、鉄観音茶、ウーロン茶等の半発
酵茶;紅茶等の発酵茶;阿波番茶、碁石茶、プアール茶
等の後発酵茶を挙げることができる。また、海苔類とし
て、乾燥海苔、焼き海苔等が挙げられる。菓子類とし
て、クッキー、あめ、煎餅、スナック、チョコレート等
が挙げられる。調味料類として、コショウ、砂糖等が挙
げられる。乳製品類として、粉乳、クリーム、牛乳、ヨ
ーグルト等が挙げられる。ジュース類としては、ミカ
ン、リンゴ、ブドウ、バナナ、パイナップル、桃、グレ
ープフルーツ等の果汁や、トマト、野菜等、上記の混合
物が挙げられる。粉末類として、スリゴマ、きな粉、そ
ば粉、小麦粉、米粉、インスタントティー、粉末ジュー
ス等が挙げられる。詰め替え洗剤として、ボディーシャ
ンプー、リンス、衣類洗剤等が挙げられる。嗜好飲料と
して、コーヒー、ココア等が挙げられる。油類として、
サラダ油、ゴマ油、大豆油、菜種油、米ぬか油、コーン
油等が挙げられる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、外面層
とアルミニウム層と内面層と熱接着性樹脂層を積層して
なるループスティフネスが0.1〜0.2N(ニュート
ン)の範囲にある矩形状の積層フィルムで構成され、該
積層フィルムの両端縁をその内面が対向するように接着
した合掌熱接着部と該合掌熱接着部と平行な両端縁に内
方への折込部とが形成された状態で該合掌熱接着部の両
端縁を接着した一対の端縁熱接着部とを設けることによ
り形成されたガセット式の包装袋であって、前記内面層
がレーザーを吸収する層であり、該内面層がレーザーに
より前記端縁熱接着部の一方に近い合掌熱接着部に形成
された切込から前記端縁熱接着部の方向にV字状に延び
る切目線が形成された構成としたので、アルミニウム層
の内側に積層されたレーザー吸収層に形成された切目線
が包装袋の表面から見えないため、外観を損なうことな
く、合掌熱接着部の切込から切目線に沿って手で簡単に
引き裂き開封することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る包装袋の第1実施形態を示す斜視
図である。
【図2】図1に示す包装袋を開封した状態で示す斜視図
である。
【図3】開封した包装袋から内容物を出す状態を示す斜
視図である。
【図4】本発明に係る包装袋の第2実施形態を示す斜視
図である。
【図5】図1に示す包装袋を作製するのに用いられる連
続した積層フィルムを示す平面図である。
【図6】積層フィルムの一構成例を示す断面図である。
【符号の説明】
2 合掌熱接着部 2’合掌熱接着領域 3a, 3b 端縁熱接着部 3a’, 3b’ 端縁熱接着領域 4 切込 5,5a,5b,5c, 5d 切目線 6 折込部 6’折込部領域 7 開口 8 カット線 11 炭酸ガスレーザー吸収層 12 ガスバリヤー層 13 熱接着性樹脂層 14 プラスチックフィルム層 15 接着層 21 受け部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 77/38 B65D 77/38 81/24 81/24 G 85/50 85/50 D (72)発明者 細井 直樹 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 3E035 AA01 AA02 AA03 AA11 AA16 BA08 BB08 BC02 BD02 CA04 3E064 AA08 AA13 BA17 BA27 BA29 BA30 BA36 BA54 BC07 BC08 EA30 FA01 FA04 FA05 FA06 GA02 HN06 HP01 HP10 3E067 AA12 AB24 AC01 BA13A BA24A BB12A BB14A BB15A BB16A BB25A BB26A BC03A CA05 CA06 CA24 EA01 EA06 EB02 EB07 FA01 FB07 FC01 GD02 3E086 AA02 AB02 AC13 AC15 AD08 BA04 BA13 BA15 BA24 BA33 BB02 BB05 BB51 CA01 CA07 CA13 CA23 4F100 AB10B AJ05 AK01A AK01D AK04 AK04G AK07 AK07G AK41A AK41C AK45 AK48 AK63 AK63G AK68 AK68G BA04 BA07 BA10A BA10D DA02 GB17 GB23 JD03 JD04 JD14C JK01 JL12D YY00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外面層とアルミニウム層と内面層と熱接
    着性樹脂層を積層してなるループスティフネスが0.1
    〜0.2N(ニュートン)の範囲にある矩形状の積層フ
    ィルムで構成され、該積層フィルムの両端縁をその内面
    が対向するように接着した合掌熱接着部と該合掌熱接着
    部と平行な両端縁に内方への折込部とが形成された状態
    で該合掌熱接着部の両端縁を接着した一対の端縁熱接着
    部とを設けることにより形成された包装袋であって、前
    記内面層がレーザーを吸収する層であり、該内面層がレ
    ーザーにより前記端縁熱接着部の一方に近い合掌熱接着
    部に形成された切込から前記端縁熱接着部の方向にV字
    状に延びる切目線が形成されたことを特徴とする包装
    袋。
  2. 【請求項2】 積層フィルムの外面層と内面層が共にポ
    リエステルフィルムで構成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の包装袋。
  3. 【請求項3】 湿気及び酸素遮断性を必要とするものの
    包装に用いられることを特徴とする請求項1または2に
    記載の包装袋。
  4. 【請求項4】 湿気及び酸素遮断性を必要とするものが
    お茶の葉類であることを特徴とする請求項3に記載の包
    装袋。
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