JP2001237950A - 携帯情報機器 - Google Patents

携帯情報機器

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JP2001237950A
JP2001237950A JP2000047915A JP2000047915A JP2001237950A JP 2001237950 A JP2001237950 A JP 2001237950A JP 2000047915 A JP2000047915 A JP 2000047915A JP 2000047915 A JP2000047915 A JP 2000047915A JP 2001237950 A JP2001237950 A JP 2001237950A
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JP2000047915A
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Takeshi Ishihara
丈士 石原
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紛失防止のために特別の機器を用意し、携帯
しなくても済むようにした携帯情報機器を提供する。 【解決手段】 各々の機器間でIDを持って互いを認識
する認識機能と、短距離無線通信機能とを有する携帯電
話0101,0103、携帯PC0102、携帯情報端
末0104などの携帯情報機器において、各機器は常時
通信状態を維持し、いずれかの機器が他のいずれかの機
器から一定以上離れた時、例えば親機と子機が正常に通
信可能な範囲0105を越えたときに生じた通信エラー
を認識し、警報やメッセージによって報知するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器間での短距離
無線通信機能を内蔵し、各々の無線機がIDを持って互
いを認識することができる携帯電話や携帯情報端末(以
下、「PDA」という)や携帯PCなどの携帯情報機器
に係り、特にいずれかの機器がほかのいずれかの機器か
ら一定以上離れた時に警報やメッセージなどによって報
知する紛失防止機能を有する携帯情報機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近来携帯情報機器が普及し、複数の情報
機器を携帯することが珍しくなくなった。しかし、この
ような情報機器を携帯する場合、常に紛失の危険から免
れることができない。特にこれらの携帯情報機器にはプ
ライバシーに関わる情報や機密情報が含まれている場合
が多い。
【0003】紛失を防ぐ技術として例えば特開平10−
32651号公報に開示された発明が知られている。こ
の発明は、紛失を防ごうとしている機器の他に前記機器
とは別体の警報機を用意し、この警報機の警報によって
紛失を防止しようとするものであった。そのため、この
警報機を携帯する必要があった。
【0004】また、一般に紛失を判別する感度を調整し
ようとすると、電波発信器の強度を調整したり、電波受
信機に電波強度を測定する機能を追加しなければならな
かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】情報機器を携帯する場
合、常に紛失の危険から免れることができず、特にこれ
らの携帯情報機器にはプライバシーに関わる情報や機密
情報が含まれている場合が多く、もし、紛失すると被害
が大きいものとなる。また携帯電話などを紛失すると盗
用される危険性もある。更に、紛失を防ぐために別体の
警報機を用意して携帯するということは、面倒でもあ
り、余分なコストもかかるというを意味する。
【0006】一方、こういった携帯情報機器を相互接続
する手段として10m程度の通信距離をもつ短距離通信
機能が実現されている。この短距離通信機能は主に機器
間の無線データ交換や携帯電話や公衆回線に対する無線
接続手段として使用することが想定されている。
【0007】そこで、本発明の第1の目的は、この短距
離無線通信機能を利用し、紛失防止のために特別の機器
を用意し、携帯しなくても済むようにすることにある。
【0008】また、第2の目的は、紛失の判定を容易に
実現できるようにすることにある。
【0009】また、第3の目的は、感度調整を容易に実
現できるようにすることにある。
【0010】また、第4の目的は、どの機器を紛失した
かを判別しやすくすることにある。
【0011】また、第5の目的は、盗難時などの保護の
ための機能を提供し、紛失時の捜索を容易にすることに
ある。
【0012】さらに、第6の目的は、 電池放電などに
よる通信エラーを紛失と誤判定しないようにすることに
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、各々の機器間でIDを持って互いを認識
する認識機能と、短距離無線通信機能とを有する携帯情
報機器において、各機器は常時通信状態を維持し、いず
れかの機器が他のいずれかの機器から一定以上離れた時
に生じた通信エラーを認識し、報知する制御手段を備
え、紛失防止のために特別の機器を用意し、携帯しなく
ても済むようにした。また、前記報知により紛失の判定
が淡々に行えるようになった。
【0014】前記制御手段は、いずれかの機器がほかの
いずれかの機器から一定以上離れたことを、通信エラー
が一定時間あるいは一定回数連続したことをもって認識
する。また、通信エラーとして認識するまでのエラー継
続時間あるいはエラー継続回数を選択する選択手段を備
え、当該選択手段の選択により報知する感度の調整を行
うように構成することもできる。これにより、感度調整
が容易となる。
【0015】また、表示手段をさらに備え、前記制御手
段は、どの機器と離れたかをIDによって認識し、離れ
た機器を前記表示手段に表示させて報知するようにして
も、音を発する手段をさらに備え、どの機器と離れたか
をIDによって認識し、機器ごとに前記音を鳴らし分け
て報知するように構成してもよい。その際、前記制御手
段は、前記一定以上離れたことを報知した後、再び接続
が再開した場合に前記報知を停止し、さらに機器が接近
したことを別途報知するようにすることもできる。その
結果、どの機器を紛失したかが容易に判別できる。
【0016】また、前記制御手段は、あらかじめ設定し
た入力がなければ使用不可とする機能を備え、報知後一
定時間経過しても接続が再開できない場合、あるいは報
知確認の操作がなされなかった場合、その機器について
前記あらかじめ設定した入力がなければ使用することが
できなくする。前記あらかじめ設定した入力とは、例え
ば、パスワードまたは暗証番号が使用できる。これによ
り、盗難時などの保護に対応でき、紛失時の捜索も容易
になる。
【0017】さらに、前記制御手段は、電池放電によっ
て通信を継続できなくなる場合は、相手の機器に通信終
了を報知してから通信を切断する。これにより、電池放
電などによる通信エラーを紛失と誤判定しないようにす
ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を用い
て説明する。
【0019】図1は本発明を適用した複数の携帯情報機
器の通信概念図、図2は本発明を適用した複数の携帯情
報機器においてエラーが発生した状態の通信概念図であ
る。
【0020】図1および図2において、0101は短距
離無線機能を内蔵しID020を持ち親機として動作し
ている携帯電話、0102は短距離無線機能を内蔵しI
D001を持ち子機として動作している携帯PC、01
03は短距離無線機能を内蔵しID155を持ち子機と
して動作している携帯電話、0104は短距離無線機能
を内蔵しID007を持ち子機として動作しているPD
A、0105は親機と子機が正常に通信可能な範囲を概
念的に表現した円である。
【0021】図3は各機器の受発信シーケンスを時系列
に表した図、図4は親機の呼び出しを子機が受信できな
かった場合の受発信シーケンスを時系列に表した図、図
5は子機の応答を親機が受信できなかった場合の受発信
シーケンスを時系列に表した図である。
【0022】図1の動作は以下のようになる。
【0023】図1の短距離無線通信機能を持つ各機器は
各々IDを持って互いを認識することができ、各々が親
機にも子機にもなることができる。これらのうちの一つ
の機器が親機となると、残りの機器が子機となる。親機
は通信したい子機に対してその子機のIDを信号に付加
して呼び出しを行い、子機は自分のIDを付加された呼
び出しに対して即座に応答することにより通信が成立す
る。ただし、ここにいう短距離無線通信機能とは、携帯
電話などで主として備えられている基地局に対する無線
通信手段とは異なり、各々の無線通信手段は使用周波数
帯域も異なるため独立して使用することができる。
【0024】短距離無線通信機能を内蔵する2つ以上の
機器、図1では携帯PC0102、PDA0104と、
2台の携帯電話0101と0103の計4つの機器を所
有する者が、携帯電話0101を親機としてその他の携
帯機器0102、0103、0104を紛失防止したい
子機として登録すると、親機である携帯電話0101
は、登録された各子機に対して定期的に呼び出しを行
い、子機はその呼び出しに対して応答する。
【0025】図3は各機器の受発信シーケンスを時系列
に表現した図であり、まず親機であるID020の携帯
電話0101が子機の一つであるID155の携帯電話
0103に対して呼び出し(シーケンス0301)をお
こない、それを受信したID155の子機である携帯電
話0103が応答(シーケンス0302)する。これに
よって親機である携帯電話0101は子機である携帯電
話0103が近傍に存在することを確認し、子機である
携帯電話0103は親機が近傍に存在することを確認す
る。
【0026】同様にして親機である携帯電話0101が
子機の一つであるID007のPDA0104に対して
呼び出し(シーケンス0303)をおこない、それをう
けて子機であるPDA0104が応答(シーケンス03
04)する。
【0027】更に親機である携帯電話0101が子機の
一つであるID001の携帯PC0102に対して呼び
出し(シーケンス0305)をおこない、それをうけて
子機である携帯PC0102が応答(シーケンス030
6)する。
【0028】更に親機である携帯電話0101が子機の
一つであるID155の携帯電話0103に対して呼び
出し(シーケンス0307)をおこない、それをうけて
子機である携帯電話0103が応答(シーケンス030
8)する。
【0029】この様にして全ての子機に対しても同様な
呼び出し応答が実施され、その後も一定期間毎にすべて
の子機との間で同様な呼び出し応答が実施される。
【0030】図2は図1においてPDA0104が親機
である携帯電話0101と通信可能な範囲を逸脱してエ
ラーが発生した状態の通信概念図であり、その動作は以
下のようになる。
【0031】親機である携帯電話0101は定期的に各
子機に対して通信を試みるがPDA0104からは応答
が得られない為、子機であるPDA0104が離れてし
まったと判断しアラームを鳴らしたり図6の様なメッセ
ージを表示したりして警報する。
【0032】また子機であるPDA0104も定期的に
受けるはずの親機である携帯電話0101からの呼び出
しを受信できないと親機である携帯電話0101から離
れてしまったと判断しアラームを鳴らしたりメッセージ
を表示したりして警報する。
【0033】この通信エラーには2つのケースが考えら
れる。
【0034】一つ目は図4に示すように、親機の呼び出
しを子機が正常に受信できなかった場合であり、その動
作は以下のようになる。
【0035】まず親機であるID020の携帯電話01
01が子機の一つであるID007のPDA0104に
対して呼び出しをおこなうが、子機であるPDA010
4はこの呼び出しを正常に受信することができない(シ
ーケンス0401)。このため子機であるPDA010
4は親機にたいして応答することができない。このため
親機である携帯電話0101は子機であるPDA010
4がある程度以上離れてしまったと判断できる。
【0036】一方、子機であるPDA0104は親機で
ある携帯電話0101からの呼び出し周期を越えて正常
な呼び出しが受信できなかったことで、親機からある程
度以上放れてしまったと判断できる。
【0037】二つ目は図5のように子機は親機の呼び出
しを正常に受信して親機に対して応答したが、親機の方
が子機の応答を正常に受信できない場合であり、その動
作は以下のようになる。
【0038】まず親機であるID020の携帯電話01
01が子機の一つであるID007のPDA0104に
対して呼び出し(シーケンス0501)をおこない、子
機であるPDA0104は呼び出し(シーケンス050
1)を正常に受信する。それをうけて子機であるPDA
0104が応答するが、親機である携帯電話0101は
この応答を正常に受信することができない(シーケンス
0502)。
【0039】これによって子機である携帯電話0103
は親機が近傍に存在すると判断するが、親機である携帯
電話0101は子機であるPDA0104がある程度以
上離れてしまったと判断する。
【0040】このとき親機は呼びだそうとした子機かあ
るいは親機自身が置き忘れられたものと判断し警報を鳴
らす。一方子機はまだ親機が近傍に存在すると判断して
警報を鳴らさない。
【0041】この状態は親機と子機とが電波の正常に届
くぎりぎりの距離に位置するときに生じやすい。しか
し、この場合においても親機と子機がさらに離れること
によって、子機側も呼び出しを正常受信できなくなるた
め図4の状態に移行する。
【0042】また、この実施の形態によれば親機を置き
忘れたときは全ての子機と親機が一斉に報知するため、
この場合も対応可能である。
【0043】また、親機においてこれらの通信エラー発
生時に即座に警報を鳴らすことなく、同一子機に対する
通信エラーが連続して発生した場合のみ警報を鳴らした
り、最初の通信エラーが発生してから一定時間経過して
から再度エラー発生子機に対して呼び出しを行い、それ
もエラーであった場合に警報を鳴らすようにしたり、子
機において親機からの呼び出し周期を越えて正常な呼び
出しが受信できなかった場合に即座に警報を鳴らすこと
なく、呼び出し周期の数倍以上の期間の間正常な呼び出
しが受信できなかった場合に警報を鳴らすようにするこ
とによって、ノイズなどによる誤動作を防止できる。
【0044】あるいは、利用者が警報を発する感度を設
定できるようにし、その設定感度が高いときは1回目の
エラー発生時に即座に警報を鳴らし、設定感度が低いと
きには上記のように数回連続のエラーあるいは一定時間
のエラー後に警報を鳴らすようにする。感度設定の詳細
を以下に示す。
【0045】図7は、この感度設定のユーザー操作画面
である。
【0046】図8は本発明の実施形態に係る携帯情報機
器の構成を示すブロック図である。
【0047】図8において、0801はCPU、080
2は割り込みコントローラ、0803はメモリ回路、0
804はキー入力装置、0805は表示装置、0806
はI/Oポート、0807はコンピュータバス、080
8は無線通信装置、0809はA/Dコンバータ、08
10は電池、0811は電池電圧信号を示す。
【0048】図8において、CPU0801はメモリ0
803上のプログラムを、コンピュータバス0807経
由で読み出すことによって動作し、ユーザーがキー入力
装置0804を操作したことを、割り込みコントローラ
0802によって検知することができ、どのキーを押さ
れたかをI/Oポート0806によって識別することが
できる。また、CPU0801は表示装置0805にデ
ータを送ることで、任意の画像情報を表示装置0805
に表示することができ、無線通信装置0808にデータ
を転送/受信することで、無線通信を行うことができ
る。また、CPU0801は電池0810からの電池電
圧信号0811の信号をA/Dコンバータ0809でデ
ジタル変換して読み出すことによって、電池残量を検出
することができる。
【0049】図8の感度設定操作における動作は以下の
ようになる。CPU0801は図7のような感度設定画
面を表示装置に表示させ、キー入力装置0804へのキ
ー操作を割り込みコントローラ0802からの割り込み
によって検知すると、I/Oポート0806より操作さ
れたキーの種類を読み取り、キーの種類に応じて感度設
定の値を変更してメモリ0803に保存し、同時に図7
の画面の感度設定表示も変更する。
【0050】図9は、感度設定操作におけるCPU08
01の具体的な制御処理例を示すフローチャートであ
り、その動作は次のようになる。
【0051】CPU0801は現在の感度設定情報をメ
モリ0803に保持する。まず表示装置0805に感度
設定画面(図7)を表示し、メモリ0803から読み出
した感度設定値を表示する(ステップ901)。その状
態でキー入力割り込みを待ち受け(ステップ902)、
キー入力があると入力されたキーを判定し(ステップ9
03)、感度アップを指示するキーであった場合、メモ
リ0803の感度設定値を1増加させて記録し、同時に
表示装置0805に変更された感度設定値を表示する
(ステップ904)。一方、感度ダウンを指示するキー
であった場合、メモリ0803の感度設定値を1減少さ
せて記録し、同時に表示装置0805に変更された感度
設定値を表示する(ステップ905)。CPU0801
は以後この感度設定値をもとに警報感度を調節する。
【0052】図6は、例えば親機である携帯電話010
1の表示装置0805に警報時に表示されるメッセージ
の一例0601である。上記警報時に親機である携帯電
話0101は、通信エラーを発生した子機のID、ある
いはIDと関連づけて設定された名称を表示する。ま
た、子機の場合通信エラーを発生した時は親機のID、
あるいはIDと関連づけて設定された名称を表示する。
【0053】あるいは、子機毎に定めておいたメロディ
や音声を再生することによって、どの子機を紛失したの
かを認識しやすくする。
【0054】また、警報を発した後も、親機は定期的な
呼び出しを継続し、子機は定期的な呼び出しがくるのを
待ち受け、再度接近して正常な通信が再開した場合は警
報を停止し、さらに再接近したことを音か表示装置のメ
ッセージで利用者に報知する。
【0055】また、警報を発した後、利用者が特定のボ
タンを押すなど警報確認の操作をした場合は警報を停止
し、親機の場合はエラーの発生した子機に対する呼び出
しを停止し、子機の場合は親機の呼び出しの待ち受け及
び応答を停止する。
【0056】また、上記のように警報を発した後一定時
間たっても、通信が再開するか、警報確認の操作をする
かのいずれもなかった場合、警報を発した機器は拾得者
などに使用されないようにその機能を停止し、あらかじ
め指定されたパスワードを入力しない限り使用できない
ようにする。
【0057】また、親機が電池放電などによって通信を
継続できなくなったときは、呼び出しの通信にのせて通
信中断の信号を送信し、子機は了解の信号を乗せた応答
を返して通信を中断する。親機は了解信号ののった応答
が帰ってきてから通信を中断する。子機が電池放電など
によって通信を継続できなくなったときは、応答の通信
にのせて通信中断の信号を送信し、親機は了解の信号を
乗せた呼び出しを発信し、その子機に対する通信を中断
する。子機は了解信号ののった呼び出しが帰ってきてか
ら通信を中断する。感度設定の詳細を以下に示す。
【0058】図8の親機側の電池放電時における動作は
以下のようになる。CPU0801はA/Dコンバータ
0809により定期的に電池電圧を監視し、電池残量が
一定以下になると無線通信装置0808から子機に対し
て通信中断信号を送信し、子機からの中断了解信号を受
信すると、通信を中止する。
【0059】図10は、親機側の電池放電時におけるC
PU0801の具体的な制御処理例を示すフローチャー
トであり、その動作は次のようになる。
【0060】CPU0801は一定時間毎にA/Dコン
バータ0809によって電池0810の電圧を読み取り
(ステップ1001)、その電圧から電池残量を算出し
て電池残量が一定値以上あるかどうか確認をする(ステ
ップ1002)。その結果、電池残量が一定以上残って
いた場合はそのまま何もせず、一定時間まって再度電池
電圧をチェックする(ステップ1001,1002)。
一方、電池残量が一定以下であった場合は全子機に対し
て通信中断信号を送信する(ステップ1003)。その
後、全子機からの通信中断信号を受信すると(ステップ
1004)、通信を中断する(ステップ1005)。C
PU0801は全子機からの中断了解信号を受信するま
で通信中断信号を再送信するが(ステップ1006)、
最初の通信中断信号送信から一定時間経過した時には全
子機の中断了解信号を受信で出来ていない場合でも通信
を中断する(ステップ1004,1005)。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、機器間での短距離無線
通信機能を内蔵した携帯情報機器において、その短距離
通信機能を利用し、いずれかの機器が他のいずれかの機
器から一定以上離れた時に生じた通信エラーを認識して
その旨報知するので、紛失防止のために特別の機器を用
意し携帯しなくても済ますことができる。
【0062】また、報知により紛失の判定を容易に実現
することができ、通信エラーとして認識するまでのエラ
ー継続時間あるいはエラー継続回数を選択手段によって
選択することにより、報知する感度の調整も容易に行え
る。
【0063】また、表示手段や音を発する手段をさらに
備え、前記制御手段は、どの機器と離れたかをIDによ
って認識し、離れた機器を前記表示手段に表示もしくは
機器ごとに前記音を鳴らし分けて報知するので、どの機
器を紛失したかが容易に判別できる。
【0064】また、あらかじめ設定した入力がなければ
使用不可とする機能を備え、報知後一定時間経過しても
接続が再開できない場合、あるいは報知確認の操作がな
されなかった場合、その機器を前記あらかじめ設定した
入力がなければ使用することができなくするので、盗難
などに際して十分なの保護機能を発揮できる。
【0065】さらに、電池放電によって通信を継続でき
なくなる場合は、相手の機器に通信終了を報知してから
通信を切断するので、電池放電などによる通信エラーを
紛失と誤判定しないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯情報機器の通信概念図である。
【図2】携帯情報機器でエラーが発生した状態の通信概
念図である。
【図3】各機器の受発信状態を時系列に表現した図であ
る。
【図4】エラー時の各機器の受発信状態を時系列に表現
した図である。
【図5】エラー時の各機器の受発信状態を時系列に表現
した図である。
【図6】置き忘れの警報表示の一例を示す図である。
【図7】感度調整の表示の一例を示す図である。
【図8】本発明の実施形態に係る携帯情報端末の構成を
示すブロック図である。
【図9】感度設定操作におけるCPUの具体的な制御処
理手順を示すフローチャートである。
【図10】親機側の電池放電時におけるCPUの具体的
な制御処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
0101 携帯電話 0102 携帯PC 0103 携帯電話 0104 携帯情報端末 0105 親機と子機が正常に通信可能な範囲を表す円 0106 警報時に表示されるメッセージの一例
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/725 H04B 7/26 109S Fターム(参考) 5B019 CA05 GA10 HB10 HE15 HF10 5B089 GA25 HA11 JA35 5K027 AA11 BB04 CC08 EE01 EE11 FF12 FF25 5K067 AA32 BB04 DD17 EE02 EE25 FF02 FF17 FF23 FF25 FF32

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々の機器間でIDを持って互いを認識
    する認識機能と、短距離無線通信機能とを有する携帯情
    報機器において、 各機器は常時通信状態を維持し、いずれかの機器が他の
    いずれかの機器から一定以上離れた時に生じた通信エラ
    ーを認識し、報知する制御手段を備えていることを特徴
    とする携帯情報機器。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、いずれかの機器がほか
    のいずれかの機器から一定以上離れたことを、通信エラ
    ーが一定時間あるいは一定回数連続したことをもって認
    識することを特徴とする請求項1記載の携帯情報機器。
  3. 【請求項3】 通信エラーとして認識するまでのエラー
    継続時間あるいはエラー継続回数を選択する選択手段を
    備え、当該選択手段の選択により報知する感度の調整を
    行うことを特徴とする請求項2記載の携帯情報機器。
  4. 【請求項4】 表示手段をさらに備え、前記制御手段
    は、どの機器と離れたかをIDによって認識し、離れた
    機器を前記表示手段に表示させて報知することを特徴と
    する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の携帯情報
    機器。
  5. 【請求項5】 音を発する手段をさらに備え、前記制御
    手段は、どの機器と離れたかをIDによって認識し、機
    器ごとに前記音を鳴らし分けて報知することを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれか1項に記載の携帯情報機
    器。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記一定以上離れたこ
    とを報知した後、再び接続が再開した場合に前記報知を
    停止し、さらに機器が接近したことを別途報知すること
    を特徴とする請求項1、4および5のいずれか1項に記
    載の携帯情報機器。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、あらかじめ設定した入
    力がなければ使用不可とする機能を備えていることを特
    徴とする請求項1記載の携帯情報端末。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、報知後一定時間経過し
    ても接続が再開できない場合、あるいは報知確認の操作
    がなされなかった場合、その機器は前記あらかじめ設定
    した入力がなければ使用することができなくすることを
    特徴とする請求項7記載の携帯情報機器。
  9. 【請求項9】 前記あらかじめ設定した入力はパスワー
    ドまたは暗証番号であることを特徴とする請求項7また
    は8記載の携帯情報端末。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、電池放電によって通
    信を継続できなくなる場合は、相手の機器に通信終了を
    報知してから通信を切断することを特徴とする請求項1
    記載の携帯情報機器。
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