JP2001237294A - 特定環境用ロボット - Google Patents

特定環境用ロボット

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JP2001237294A
JP2001237294A JP2000045625A JP2000045625A JP2001237294A JP 2001237294 A JP2001237294 A JP 2001237294A JP 2000045625 A JP2000045625 A JP 2000045625A JP 2000045625 A JP2000045625 A JP 2000045625A JP 2001237294 A JP2001237294 A JP 2001237294A
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robot
slide mechanism
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work
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JP2000045625A
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Ryuzo Takatsuki
龍三 高月
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Tatsumo KK
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Tatsumo KK
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Publication date
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 真空環境用ロボットを簡単な構造とし、ま
た、真空チャンバと大気中の間でワークの搬送を行う場
合にチャンバの内容積を少なくすることができ、真空状
態への到達時間を短くする。 【解決手段】 ワークWを載せるハンドリング部4を有
するスライド機構3が、真空環境空間と駆動系載置空間
とを隔離する隔壁21を隔てて磁気的結合による駆動手
段(61,62)により駆動されるようにする。これに
より、スライド方式でありながら、真空空間からの駆動
系の隔離を十分確保することが可能になり、スカラ型ロ
ボットに比べ簡単な構造で搬送システムを構築すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体ウエハ、マス
ク、液晶ディスプレー用ガラス基板等のワークの搬送を
行うロボットに関するものであって、詳しくは真空チャ
ンバ内や真空チャンバと大気中の間でワークの搬送を行
うロードロックチャンバ内で使用される特定環境用ロボ
ットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、真空等の特定環境内で使用される
ロボットには、駆動軸部を大気と遮断するためのシール
が簡単である等の理由から、スカラ型ロボットを使用す
るのが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、スカラ型ロボ
ットは構造が複雑であるため、高価になってしまう欠点
があった。また、アームが階段状に重ねて構成されるた
め、アームが動作するための空間が多く必要であった。
このため、真空チャンバと大気中の間でワークの搬送を
行うロードロックチャンバでは、チャンバの容積が大き
くなり、大気中でワークを受け取った後、チャンバと大
気を遮断してチャンバ内を高真空にする工程において、
大気圧状態から真空状態にするのに時間がかかってしま
い、この時間が装置全体のワーク処理能力を低下させる
要因となっていた。また、ワークの入れ替え動作を行う
ために、搬送機構を二つ設けたダブルアーム式にした場
合、さらに多くのアームの動作空間が必要になる等の欠
点があった。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、従来
に比し簡単な構造として低コスト化を図った真空等の特
定環境用ロボットを提供することを目的とし、また、真
空チャンバと大気中の間でワークの搬送を行うロードロ
ックチャンバ内で使用する場合に、ロードロックチャン
バの内容積を少なくすることが可能で、真空状態への到
達時間を短くでき、装置全体の処理能力を高めることが
できる特定環境用ロボットを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に記載の本発明は、ワークを搬送する特定環境
空間と搬送駆動系載置空間とを隔離してなる特定環境用
ロボットにおいて、特定環境空間においてワークを搬送
するためのハンドリング部が設けられた、スライド移動
自在なスライド機構と、上記特定環境空間と搬送駆動系
載置空間とを隔離する隔壁と、上記スライド機構を磁気
的結合によって上記隔壁を隔ててスライド駆動する駆動
手段とを備えたものである。
【0006】上記構成においては、駆動手段の磁気的結
合によって隔壁を隔ててハンドリング部を有するスライ
ド機構をスライド駆動することにより、スライド方式で
ありながらワークを搬送する特定環境空間と搬送駆動系
載置空間の隔離を十分なものにすることが可能となる。
また、スライド機構はリニアガイド等を用いることで、
高い剛性を得ることが可能であり、従って、スカラ型ロ
ボットに比べて簡単な構造により搬送システムを構築す
ることが可能となる。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の特定環境用ロボットの磁気的結合による駆動手段をリ
ニアモータで構成したものである。この構成において
は、磁気的結合機能と駆動機能を併せ持ったリニアモー
タを用いるので、結合部及び駆動部分の構造を簡単にす
ることが可能である。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の特定環境用ロボットの磁気的結合による
駆動手段がマグネットカップリングで非接触に結合され
る構成としたものである。この構成においては、エアシ
リンダやベルト、ボールネジ等による駆動力をハンドリ
ング部に伝達することが可能であるため、様々な駆動方
式を選択することが可能となる。また、駆動手段が非接
触結合とされているため、塵の発生がなく、真空チャン
バ内をクリーンに保つことが可能となる。
【0009】請求項4に記載の発明は、スライド機構を
昇降可能にすべく昇降機構が設けられている。この構成
においては、スライド移動と昇降動作が可能であるた
め、固定の置き台等の上に載置されたワークを搬送する
ことが可能である。
【0010】請求項5に記載の発明は、スライド機構を
旋回可能にすべく旋回機構構が設けられている。この構
成においては、放射状に配置された複数のユニット間で
のワーク搬送が可能である。
【0011】請求項6に記載の発明は、スライド機構が
複数個設けられ、ワークを搭載するハンドリング部は上
下方向に複数個配置されているものである。この構成に
おいては、スライド機構及びハンドリング部が複数個設
けられているため、ロボットによるワークの入れ替え動
作が可能となり、搬送に要する時間を短縮することが可
能となる。
【0012】請求項7に記載の発明は、スライド機構が
旋回可能に構成されたロボットにおいて、駆動手段はモ
ータの回転運動を直線運動に変換して行うよう構成さ
れ、モータの回転力はスライド機構を支持する旋回軸を
貫通して設けられた伝達軸を介して伝達されるよう構成
されているものである。この構成においては、スライド
機構部にモータを置かないため、スライド機構を小さく
することが可能となり、特定環境空間、例えば真空チャ
ンバの容積を小さくすることが可能になる。
【0013】請求項8に記載の発明は、請求項1乃至請
求項7に記載の特定環境用ロボットの、特定環境空間、
例えば真空チャンバと搬送駆動系載置空間とを隔てる部
材の、ワークを挟む位置に透明体からなる窓が設けら
れ、この窓を通してワークを検出するための光センサが
設けられているものである。この構成においては、搬送
チャック上に載せられたワークを光センサにより検出で
きるため、ワークの搬送を確実なものとすることが可能
である。
【0014】また、上記のような特定環境用ロボットに
おいて、スライド機構が搭載されるスライド機構基台が
旋回機構の旋回軸と同心の円筒状に形成されていてもよ
い。このように、スライド機構基台を円筒状に構成する
ことにより、ロードロックチャンバ内で使用する際、円
筒状のスライド機構基台に隣接するようにチャンバの側
壁を設ければ、チャンバ内の容積を小さくすることが可
能であるため、大気圧から真空状態にする時間を短縮す
ることが可能となる。
【0015】また、上記のスライド機構基台がスライド
機構の移動に必要なエリアのみが切り欠かれた円筒状に
形成されていてもよい。これにより、ロードロックチャ
ンバの内容積を少なくすることが可能であり、さらに大
気圧から真空状態にする時間を短縮することが可能とな
る。
【0016】また、上記光センサが透過型で、光軸がワ
ークのスライド方向に対して平行方向に設けられたもの
とすればよい。これにより、上下方向に複数の搬送チャ
ックを設けた時でも、搬送チャックの段数だけセンサを
設ければ、各ワークを独立して検出することが可能とな
る。
【0017】また、上記光センサの光軸がワークのスラ
イド方向に対して直角方向に設けられているものでもよ
い。これにより、上下に複数の搬送チャックを設けた場
合でも、スライド機構を動作させてワークが一枚ずつセ
ンサの光軸を遮ることが可能な位置にセンサを設けれ
ば、一つのセンサで複数のワークを検出することが可能
である。
【0018】また、上記のような特定環境用ロボットに
おいて、真空チャンバと駆動機構載置空間を隔てる部材
の、ワークに対向した位置に透明体からなる窓が設けら
れ、この窓を通してワークを検出するための反射型光セ
ンサが設けられているものでもよい。この構成において
は、一方向からワークの検出が可能であるため、一枚の
ワークに対して検出用の窓は一個所設けるだけでよい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
真空環境用ロボットについて図面を参照して説明する。
図1乃至図4は第1実施形態に係る真空環境用ロボット
を示す。これらの図において、ロボット機構1は、真空
環境空間においてワークWを搭載し搬送するためのハン
ドリング部4,4’を有した第1スライド機構3と第2
スライド機構3’を備えている。これら各スライド機構
3,3’は、スライド機構基台2上部にリニアガイド3
0によってスライド自在に設けられている。ここに、ワ
ークWはウエハを対象としており、ハンドリング部4,
4’は、ウエハの外形寸法よりわずかに大きい窪みが設
けられ、この窪みにウエハを落し込み、外縁部を保持し
て搬送するよう構成されている。
【0020】また、各ハンドリング部4及び4’は上下
方向に配置され、上部のハンドリング部4の支持腕5
は、下部のハンドリング部4’の移動に邪魔にならない
ようワークWの搬送領域を避けたコの字状に形成されて
いる。第1スライド機構3と第2スライド機構3’は、
機械的構成は同一であるので、以下では主に第1スライ
ド機構3を対象にして説明する。これら機構は対に設け
られ、対応番号を付している。
【0021】スライド機構3は、ワークWが搬送される
真空環境空間とスライド機構3の搬送駆動系載置空間と
を隔離する隔壁21を隔てて磁気的結合によって駆動さ
れるものであり、外部移動子61及び内部移動子62か
らなるマグネットカップリング6を備えている。外部移
動子61は支持腕5の下部に固定され、支持腕5はリニ
アガイド30のリニアブロック30a上に固定されてい
る。内部移動子62は、スライド機構基台2上部の非磁
性体からなる隔壁21を隔ててスライド機構基台2内部
に設けられている。これらの外部移動子61及び内部移
動子62は各々内部に数個の永久磁石が設けられ、磁気
的結合によって隔壁21を隔てて一体的に動作するよう
構成されている(駆動手段)。内部移動子62は、スラ
イド機構基台2内部に設けられたリニアガイド7によっ
てスライド自在に設けられ、外部移動子61と同一線上
を移動するように構成されている。
【0022】本実施形態によるスライド機構3の駆動系
は、ベルト駆動方式とされている。スライド機構基台2
上壁のスライド方向の両端にプーリ8が設けられ、この
プーリ8間にベルト81が張設され、ベルト81の一部
が結合部材63によって内部移動子62に結合されてい
る。スライド機構基台2の中央付近に設けられた駆動プ
ーリ82がベルト81と噛合され、この噛合を確実にす
るためとベルト81の張力を調整するために駆動プーリ
82両側にアイドラ83が設けられている。この駆動プ
ーリ82は、スライド機構基台2を支持している基台支
持軸9(旋回軸)を貫通して設けられた伝達軸84の先
端に設けられ、基台支持軸9の下部に設けられたスライ
ドモータ85により駆動されるよう構成されている。
【0023】また、スライド機構基台2は、スプライン
軸からなる基台支持軸9上部に固定されている。この基
台支持軸9はスプラインナット92によって上下動可能
に支持され、スプラインナット支持筒体100の下部に
設けられた昇降機構11により上下に駆動されるよう構
成されている。この昇降機構11はボールネジ111a
とモータ112によって構成され、基台支持軸9の下部
に固定された昇降板113にボールネジナット111b
が固定され、スプラインナット支持筒体100の下端部
には支柱114により支えられた支持部材115が設け
られ、この支持部材115にボールネジサポート111
cが固定され、ボールネジ111a下端にプーリ116
が設けられている。この支持部材115にはボールネジ
111aを駆動するための昇降モータ112が設けられ
ており、昇降モータ112の出力軸にはプーリ117が
設けられ、このプーリ117とボールネジ111a下端
に設けられたプーリ116の間にベルト118が張設さ
れている。
【0024】一方、スプラインナット支持筒体100の
上端部はクロスローラーベアリング101により回転可
能に支持され、該支持筒体の側壁にはプーリ102が設
けられている。クロスローラーベアリング101の外輪
はロボット支持筒103に固定されている。このロボッ
ト支持筒103の内壁にはリング状の永久磁石121と
ポールピース122が設けられている。これに対向する
旋回軸9の外周面には磁性体からなる磁性体シャフト1
23がスプラインナット支持筒体100と回転一体に設
けられ、ポールピース122と磁性体シャフト123に
は微少な隙間124が形成され、この隙間124には磁
性流体が注入され、磁性流体シール機構12を形成し、
真空チャンバV内と大気圧の外部を回転可能に遮断して
いる。なお、耐圧性を向上させるべく、ポールピース1
12と永久磁石121は4層設けられている。また、磁
性体シャフト123の上方とスライド機構基部2の下面
とは伸縮可能なベローズ104で連結され、真空チャン
バVと外部とを遮断しつつスライド機構基部2を昇降可
能としている。
【0025】上記ロボット支持筒103の上部には真空
チャンバ底壁に固定するための円盤状のフランジ103
aが設けられている。このフランジ103aの下面には
ロボット機構1を旋回させるための旋回モータ130を
含む旋回機構13が設けられ、旋回モータ130の出力
軸にはプーリ131が設けられている。また、同フラン
ジ103a下面には減速機132が設けられ、この減速
機132の入力軸と出力軸には各々プーリ133,13
4が設けられている。プーリ131とプーリ133の間
とプーリ134とプーリ102の間には、各々ベルト1
35,136が張設され、旋回モータ130の駆動力は
減速機132を介してスプラインナット支持筒体100
の側壁に設けられたプーリ102を駆動し、ロボット機
構1を旋回可能としている。
【0026】次に、上記のように構成されたロボットの
動作を説明する。スライド機構3を動作させるには、基
台支持軸9下部に設けられたスライドモータ85を駆動
させると、回転力は出力軸に設けられたプーリ86から
ベルト87を介して伝達軸84の下端に設けられたプー
リ88に伝えられ、伝達軸84を介して伝達軸84上端
に設けられた駆動プーリ82が回転させられる。駆動プ
ーリ82の回転力はスライド機構基台2の上壁に設けら
れたプーリ8に張設されたベルト81を移動させる。こ
れによりベルト81の一部が固定された内部移動子62
がスライド移動される。内部移動子62が移動される
と、磁気的力によって結合されている外部移動子61も
一体となって移動するため、スライド機構3に設けられ
たハンドリング部4がスライド移動される。なお、スラ
イド方向の停止位置はスライドモータ85の出力軸の反
対側に設けられたロータリーエンコーダにより制御され
る。
【0027】このように、スライド機構3は、隔壁21
を隔てたスライド機構基台2の内部から駆動するため、
駆動系載置空間と特定環境空間との遮蔽を簡単かつ確実
に行うことができる。また、スカラ型ロボットに比べて
構造を簡単にすることができる。
【0028】また、昇降機構11の動作については、昇
降モータ112を駆動させると、プーリ117とプーリ
116間に張設されたベルト118を介してボールネジ
111aが回転し昇降板113に固定されたボールネジ
ナット111bが移動され、昇降板113を昇降させ
る。これにより昇降板113に固定された基台支持軸9
も移動し基台支持軸9上部に設けられたスライド機構基
台2が昇降移動される。なお、上下方向の停止位置は昇
降モータ112の出力軸の反対側に内蔵されたロータリ
ーエンコーダにより制御されるように構成されている。
【0029】このように昇降機構11を設けることによ
り、上下動が不可能な台又はピン上に置かれたワークW
を受け取る場合に、ワークWの下部にハンドリング部4
を挿入し、その状態で昇降機構11を上昇させ、ハンド
リング部4にワークWを載せた状態でハンドリング部4
を収縮させれば、ワークWを受け取ることができる。ワ
ークWを台又はピンの上に載せるには、上記と逆の動作
を行えばよい。
【0030】次に、旋回機構13の動作については、旋
回モータ130を駆動すると、駆動力は出力軸に設けら
れたプーリ131からベルト135、プーリ133を介
して減速機132に伝達される。そして、旋回モータの
130回転力はロボット機構1を回転させるのに適した
スピードに減速され、減速機132の出力軸に設けられ
たプーリ134を介してスプラインナット支持筒体10
0側壁に設けられたプーリ102を駆動し、ロボット機
構1を旋回させる。なお、旋回方向の停止位置は旋回モ
ータ130の出力軸の反対側に内蔵されたロータリーエ
ンコーダにより制御されるように構成されている。
【0031】このように、旋回機構13を設けることに
より、ロボットに対して放射状に配置された処理ユニッ
ト間の搬送が可能になる。
【0032】なお、本実施形態では各機構の駆動をモー
タによって行っているが、駆動手段はモータに限られる
ものではなく、エアシリンダ等を使用してもよい。ま
た、駆動力の伝達方式に関しても、ベルトに限られず、
ギアを使用したり、回転軸に直接モータを設けるダイレ
クトドライブ方式を使用してもよい。
【0033】また、スライド機構3の駆動においては、
駆動機構とマグネットカップリング機構を併せ持つマグ
ネットカップリング式のロッドレスシリンダを使用して
もよい。
【0034】図5は本発明の第2実施形態に係る真空環
境用ロボットを示す。本実施形態では、スライド機構3
が搭載されるスライド機構基台2が、旋回機構の旋回軸
と同心の円筒状に形成されている。その他の構成は第1
実施形態と同じである。
【0035】このようにスライド機構基台2を円筒状に
構成することにより、ロードロックチャンバ内で使用す
る際、チャンバVの側壁を円筒状のスライド機構基台2
に隣接するように構成することで、チャンバV内の容積
を小さくすることが可能となり、大気圧から真空状態に
する時間を短縮することができる。
【0036】なお、本実施形態では、スライド機構基台
2を一体的に円筒上に形成しているが、非円筒状に形成
されたスライド機構基台2に円筒状に形成するための別
部材を設けて円筒状に形成してもよい。
【0037】図6乃至図8は、本発明の第3実施形態に
係る真空環境用ロボットを示す。本実施形態では、磁気
的結合によって隔壁を隔ててスライド機構を駆動する駆
動手段が、リニアモータ14で構成されたものである。
また、スライド機構3が搭載されるスライド機構基部2
は、スライド機構の移動に必要なエリアのみが切り欠か
れた円筒状に形成されている。
【0038】そして、真空チャンバと駆動系載置空間と
を隔てる隔壁状の部材22には、ワークWを間に挟む位
置に透明体からなる窓23a及び23bが設けられ、上
記窓23a及び23bを通してワークWを検出するため
の対になった透過型光センサ15a(投光側)、15b
(受光側)が設けられている。透過型光センサ15a、
15bの光軸15cはワークWのスライド方向に対して
平行方向に設けられている。なお、上記とは投光と受光
が逆方向の対になった透過型光センサ15a’、15
b’が設けられている。
【0039】さらにまた、スライド機構3を動作させる
リニアモータ14は永久磁石からなる移動子141とコ
イルからなるコイルレール142により構成されてい
る。移動子141は、支持腕5の下部に固定され、コイ
ルレール142はスライド機構基台2上部の非磁性体か
らなる隔壁21を隔ててスライド機構基台2内部に設け
られ、コイルレール142の配線142aは基台支持軸
9の中央に設けられた穴から外部に導出されている。
【0040】上記リニアモータ14によりスライド機構
3を動作させるには、移動子141に設けられた永久磁
石の磁極に合わせてコイルレール142のコイルに流れ
る電流の方向を切替えて行くことによって、移動子を移
動させ、スライド機構3を移動させる。なお、スライド
方向の停止位置は、リニアセンサにより移動子141の
位置を検知して制御すればよい。
【0041】透過型光センサ15a,15bは上下のハ
ンドリング部4,4’に対応して2系統設けられ、ハン
ドリング部4,4’にワークが載せられていると、透過
型光センサ15a,15bの光軸15cを遮ることで、
ワークWの存在を確認することができるようにされてい
る。これにより、ワークWの有無信号をロボットのコン
トローラ等に送信し、ロボット起動時のワークWの有無
や動作時のハンドリングミス等を検出し、異常があった
時はロボットの動作を停止させて、ワークWやロボット
機構の破損等を防止することが可能となる。なお、昇降
機構11及び旋回機構13の構成及び動作は、第1実施
形態のものと同じである。
【0042】本実施形態においては、磁気的結合によっ
て隔壁21を隔ててスライド機構3を駆動する駆動手段
が、磁気的結合機能と駆動機能を併せ持ったリニアモー
タ14で構成されているので、磁気的結合部及び駆動部
分を簡単な構造にすることができる。
【0043】また、スライド機構基台2がスライド機構
3の移動に必要なエリアのみが切り欠かれた円筒状に形
成されており、ロードロックチャンバ内で使用する場合
は、第2実施形態のものよりさらにロードロックチャン
バの内容積を少なくすることが可能となり、大気圧から
真空状態にする時間をより短縮することができる。
【0044】さらに、ハンドリング部4上に載せられた
ワークWを透過型光センサ15a,15bにより検出で
きるため、ワークWの搬送を確実なものとすることが可
能である。また、透過型光センサ15a,15bの光軸
15cがワークWのスライド方向に対して平行方向に設
けられているため、上下方向に複数のハンドリング部4
を設けた場合でも、ハンドリング部4の段数だけセンサ
を設ければ、各ワークWを独立して検出することができ
る。
【0045】また、本実施形態では、スライド機構基台
2に透明体からなる窓23a及び23bを設けてスライ
ド機構基台2の内部に透過型光センサ15a,15bを
設けている。従って、透過型光センサ15a,15bは
真空環境にさらされることがなくなり、特殊な真空環境
用センサを使用する必要がない。
【0046】なお、本実施形態では、第1スライド機構
3用の透過型光センサ15a,15bと第2スライド機
構3’用の透過型光センサ15a’,15b’で受光側
と投光側を逆に設けることで互いのセンサの光が干渉し
て、誤動作を起こすことがないようにしている。
【0047】図9、図10は本発明の第4実施形態に係
る真空環境用ロボットを示す。この実施形態では、第3
実施形態の真空環境用ロボットにおける、透過型光セン
サ15a,15bの光軸15cがワークWのスライド方
向に対して直角方向に設けられたものであり、その他の
構成は第3実施形態のものと同じである。
【0048】本実施形態における透過型光センサ15a
(投光側)は、スライド機構基台2の上壁に膨出しワー
ク上面まで突出した形状に設けられたセンサ室24の内
部に設けられている。センサ室24の下面の透過型光セ
ンサ15aの光軸15c部分には透明体からなる窓23
aが設けられ、この透過型光センサ15aに対向したス
ライド機構基台2の上面22にも透明体からなる窓23
bが設けられ、スライド機構基台2の内部には透過型光
センサ15b(受光側)が設けられている。
【0049】本実施形態においては、上下に複数のハン
ドリング部4を設けた場合でも、スライド機構3を動作
させてワークWの一枚ずつ透過型光センサの光軸15c
を遮ることが可能な位置に透過型光センサ15a,15
bを設けることにより、一式の透過型光センサ15a,
15bで複数のワークWを検出することができる。
【0050】図11、図12は、本発明の第5実施形態
に係る真空環境用ロボットを示す。この実施形態は、リ
ニアモータ14の移動子141に磁気浮上機構を設け、
リニアモータ14にリニアガイドの機能も持たせたもの
である。また、ワークW検出用のセンサは第4実施形態
と同じく、透過型光センサ15a,15bの光軸15c
がワークWのスライド方向に対して直角方向に設けられ
ているが、センサ室24を円盤状に形成し、スライド機
構基台2の局所的な出っ張りをなくすよう形成されてい
る。その他の構成は第4実施形態のものと同じである。
【0051】本実施形態では、移動子141をコイルレ
ール142が囲繞するように設けられ、移動子141に
は永久磁石が垂直部141aと水平部141bに組み込
まれ、コイルレール142には上記永久磁石の極性に合
せ吸引又は反発力を発生させ、移動子141と隔壁21
に一定空間を保って移動子141をスライド移動させる
ことが可能なようにコイルが設けられている。
【0052】このように本実施形態では、真空チャンバ
内のスライド機構に機械的な接触部がないため、塵の発
生がない。また、リニアモータ14とリニアガイドが一
体的に形成されているため、スライド機構3を簡素な構
成とすることができる。また、センサ室24を円盤状に
形成しスライド機構基台2の局所的な出っ張りを無くす
ことで、真空チャンバの内容積を小さくすることが可能
である。
【0053】なお、本発明に係る真空環境用ロボット
は、上記の各種実施形態に限られるものではなく、各請
求項の組み合せ等により様々な実施形態を構築すること
が可能である。また、ワークに関しても、ウエハに限定
されるものではなくハンドリング部の形状や大きさを変
えることにより、マスクや液晶用ガラス基板等さまざま
な基板に対応することが可能である。また、搬送駆動系
載置空間とワーク搬送空間とを遮蔽することができるた
め、真空環境以外にも、水中や引火性雰囲気中等の特殊
雰囲気中で使用することも可能である。
【0054】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の発明によ
れば、スライド方式のロボットでありながら、真空等の
特定環境からの駆動系の隔離を十分なものにすることが
でき、また、スライド機構はリニアガイド等によって保
持されることで高い剛性を得ることが可能となる。従っ
て、スカラ型ロボットに比べ簡単な構造で搬送システム
を構築することができる。
【0055】請求項2に記載の発明によれば、上記の効
果に加えて、さらに、結合部及び駆動部分の構造を簡単
にすることができる。
【0056】請求項3に記載の発明によれば、さらに、
エアシリンダやベルト、ボールネジ等による駆動力をス
ライド機構に伝達することが可能であるため、様々な駆
動方式を選択することが可能であり、また、塵の発生が
なく真空チャンバ内をクリーンに保つことが可能であ
る。
【0057】請求項4に記載の発明によれば、さらに、
スライドと昇降動作が可能であるため、固定の置き台等
の上に載置されたワークを搬送することが可能である。
【0058】請求項5に記載の発明によれば、さらに、
放射状に配置された複数のユニット間の搬送が可能であ
る。
【0059】請求項6に記載の発明によれば、さらに、
スライド機構が複数個設けられているため、ロボットに
よるワークの入れ替え動作が可能となり、搬送に要する
時間を短縮することが可能となる。
【0060】請求項7に記載の発明によれば、さらに、
スライド機構部にモータを設けないため、スライド機構
を小さくすることが可能となり、真空チャンバの容積を
小さくすることが可能になる。
【0061】請求項8に記載の発明によれば、さらに、
搬送チャック上に載せられたワークを光センサにより検
出できるため、ワークの搬送を確実なものとすることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態による真空環境用ロボ
ットの斜視図。
【図2】 同ロボットの平面図。
【図3】 図2のA−A断面図。
【図4】 第1実施形態によるスライド機構基台の内部
構造を示す斜視図。
【図5】 本発明の第2実施形態による真空環境用ロボ
ットの斜視図。
【図6】 本発明の第3実施形態による真空環境用ロボ
ットの斜視図。
【図7】 第3実施形態によるスライド機構基台の内部
構造を示す斜視図。
【図8】 図6のB−B断面図。
【図9】 本発明の第4実施形態による真空環境用ロボ
ットの斜視図。
【図10】 図9のC−C断面図。
【図11】 本発明の第5実施形態による真空環境用ロ
ボットの斜視図。
【図12】 図11のD−D断面図。
【符号の説明】
1 ロボット機構 2 スライド機構基台 3 スライド機構 4 ハンドリング部 6 マグネットカップリング 9 基台支持軸(旋回軸) 11 昇降機構 13 旋回機構 14 リニアモータ 15a 透過型光センサ(投光側) 15b 透過型光センサ(受光側) 15c 光軸 21 隔壁 23a 窓 23b 窓 30 リニアガイド 84 伝達軸 W ワーク

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを搬送する特定環境空間と搬送駆
    動系載置空間とを隔離してなる特定環境用ロボットにお
    いて、 特定環境空間においてワークを搬送するためのハンドリ
    ング部が設けられた、スライド移動自在なスライド機構
    と、 上記特定環境空間と搬送駆動系載置空間とを隔離する隔
    壁と、 上記スライド機構を磁気的結合によって上記隔壁を隔て
    てスライド駆動する駆動手段とを備えたことを特徴とす
    る特定環境用ロボット。
  2. 【請求項2】 上記駆動手段はリニアモータであること
    を特徴とする請求項1に記載の特定環境用ロボット。
  3. 【請求項3】 上記駆動手段はマグネットカップリング
    で非接触に結合される構成であることを特徴とする請求
    項1に記載の特定環境用ロボット。
  4. 【請求項4】 上記スライド機構を昇降可能とする昇降
    機構をさらに備えていることを特徴とする請求項1乃至
    請求項3のいずれかに記載の特定環境用ロボット。
  5. 【請求項5】 上記スライド機構を旋回可能とする旋回
    機構をさらに備えていることを特徴とする請求項1乃至
    請求項4のいずれかに記載の特定環境用ロボット。
  6. 【請求項6】 上記スライド機構は複数個設けられ、上
    記ハンドリング部は上下方向に複数個配置されているこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載
    の特定環境用ロボット。
  7. 【請求項7】 上記スライド機構が旋回可能に構成さ
    れ、 上記駆動手段はモータの回転運動を直線運動に変換する
    機構を有し、上記モータの回転力が上記スライド機構を
    支持する旋回軸を貫通して設けられた伝達軸を介して伝
    達されるよう構成されていることを特徴とする請求項5
    又は請求項6に記載の特定環境用ロボット。
  8. 【請求項8】 上記特定環境空間と搬送駆動系載置空間
    を隔てる部材には、ワークを挟んで透明体からなる窓が
    設けられ、この窓を通してワークを検出するための光セ
    ンサが設けられていることを特徴とする請求項1乃至請
    求項7のいずれかに記載の特定環境用ロボット。
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