JP2001236219A - ライセンス管理機能を代行するエージェント、そのエージェントを用いたライセンス管理システム及びライセンス管理機能を実現する半導体装置 - Google Patents

ライセンス管理機能を代行するエージェント、そのエージェントを用いたライセンス管理システム及びライセンス管理機能を実現する半導体装置

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JP2001236219A
JP2001236219A JP2000176843A JP2000176843A JP2001236219A JP 2001236219 A JP2001236219 A JP 2001236219A JP 2000176843 A JP2000176843 A JP 2000176843A JP 2000176843 A JP2000176843 A JP 2000176843A JP 2001236219 A JP2001236219 A JP 2001236219A
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Katsuya Nishioka
克也 西岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソフトウェアライセンスの不正使用を効果的
に防止し、かつ、利用者や管理者の作業負担を軽減する
ライセンス管理システム及びその管理システムを実現す
る半導体装置を提供する。 【解決手段】 所定のソフトウェアを実行するクライア
ント10と、ソフトウェアに対するライセンスを管理す
るライセンス管理サーバ30とが接続されたネットワー
ク100において、ライセンス要求及びその回答のやり
とりを代行するエージェント50を接続する。エージェ
ント50は、クライアント10から、それが実行するソ
フトウェアに対するライセンス要求を受信したときに、
ソフトウェアに対するライセンスを管理する一のランセ
ンス管理サーバ30を選択し、選択したライセンス管理
サーバ30にライセンス要求を送信し、そのライセンス
管理サーバ30からライセンス要求に対する回答を受信
し、クライアント10に転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続されたコンピュータ上で利用されるソフトウェアライ
センスの管理システム及びその管理システムを実現する
半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、LAN等のネットワークに接続さ
れたコンピュータで利用されるソフトウェアの多くは不
正使用を防止するためにライセンス管理が行なわれてい
る。
【0003】図10は従来のライセンス管理システムを
示した図である。図10において、ライセンス管理サー
バ30a'、30b'、30c'はソフトウェアのライセ
ンスを管理するものである。ライセンス管理サーバA
(サ-バA)30a'はアプリケーションAのライセンス
を、ライセンス管理サーバB(サーバB)30b'はア
プリケーションA及びアプリケーションBのライセンス
を、ライセンス管理サーバC(サーバC)30c'はア
プリケーションCのライセンスを管理している。このよ
うに、ライセンス管理サーバは1台または複数台のコン
ピュータより構成される。
【0004】クライアント10a、10bはアプリケー
ションを実行する際には、まず、実行アプリケーション
に基いて決定されるライセンス管理サーバにライセンス
要求を行なう。ここで、ライセンス要求とは、ライセン
ス管理サーバに対してアプリケーションの使用の許可を
求めることであり、ライセンス管理サーバはアプリケー
ションの使用を許可するときはクライアントに対してラ
イセンスを与える。クライアントは、サーバよりライセ
ンスを受け取った場合のみ、アプリケーションを実行す
ることができる。その後、クライアントがアプリケーシ
ョンの実行を終了すると、その実行の終了をサーバに通
知する。すなわち、ライセンスを返却する。このライセ
ンスの返却を「ライセンス解放」という。
【0005】例えば、クライアント10aがアプリケー
ションAを実行するときは、事前に決められたサーバA
30a'に対してライセンス要求を行なう。サーバB3
0b'は、契約で決定されるアプリケーションAの最大利
用可能数等を考慮し、クライアント10aについてアプ
リケーションAの利用の許否を判断する。その結果、サ
ーバA30a'はアプリケーションAの利用を許可する
ときは、クライアント10aに対してライセンスを付与
する。クライアント10aは、サーバB30a'よりラ
イセンスを受け取った場合のみ、アプリケーションAを
実行することができる。その後、クライアント10aは
アプリケーションAの実行を終了すると、サーバA30
a'に対してライセンス解放を行なう。
【0006】また、クライアント10bがアプリケーシ
ョンAを実行するときは、サーバB30b'に対してラ
イセンス要求を行なう。この場合、クライアント10b
がアプリケーションAに対してライセンス要求を行なう
ときは、サーバB30b'に対して行なうように事前に
設定されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のライセンス管理
システムでは、ライセンス管理サーバが個々にライセン
スを管理しているため、正規に取得したライセンスを複
数のサーバで管理させるようにすることができ、このた
め、ライセンスを取得した数以上のソフトウェアを不正
に利用できる。例えば、アプリケーションAに対して取
得したライセンスをサーバA30a'、サーバB30b'
の双方で管理させた場合に、ライセンスを受けた数の2
倍の数のソフトウェアを不正に利用できる。
【0008】また、同方式のライセンス管理を行なう別
個のソフトウェアを利用する場合、ネットワーク上にそ
れぞれのソフトウェアのライセンス管理サーバが存在す
るため、ソフトウェアの利用者(ユーザ)は、クライア
ントにおいて、自分が使用するソフトウェアのライセン
スを管理するライセンス管理サーバをソフトウェア毎に
設定する必要がある。また、ライセンスの取得の際の条
件付けについて各ライセンス管理サーバにおいて行なう
必要がある。これらの設定は、クライアントやライセン
ス管理サーバ数の増加等にともなうネットワーク規模の
増大にともない煩雑となり、システム管理者の負担が増
大する。
【0009】本発明は上記課題を解決すべくなされたも
のであり、その目的とするところは、ソフトウェアライ
センスの不正使用を効果的に防止し、かつ、利用者や管
理者の作業負担を軽減するライセンス管理システム及び
その管理システムを実現する半導体装置を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るライセンス
管理エージェントは、所定のソフトウェアを実行する少
なくとも1つのクライアントと、ソフトウェアに対する
ライセンスを管理する少なくとも1つのライセンス管理
サーバとが接続されたネットワークに接続される。ライ
センス管理エージェントは、クライアントから、そのク
ライアントが実行するソフトウェアに対し、そのソフト
ウェアの使用許可を求める要求であるライセンス要求を
受信する受信手段と、ライセンス要求を受信したとき
に、ソフトウェアに対するライセンスを管理する一のラ
ンセンス管理サーバを選択する選択手段と、選択したラ
イセンス管理サーバにライセンス要求を送信する送信手
段と、ライセンス管理サーバからライセンス要求に応答
した使用許可についての回答を受信し、クライアントに
転送する転送手段とを備える。
【0011】ライセンス管理エージェントは、ソフトウ
ェア名、ライセンス管理サーバの識別番号、ライセンス
契約毎に付された許諾識別番号、及び、ライセンス許諾
の新旧を示す許諾世代番号のうちの少なくとも1つを収
集して、ライセンス管理サーバに関する情報であるサー
バ情報を作成する手段をさらに有してもよい。このと
き、選択手段は、そのサーバ情報を参照してライセンス
要求に対し、一のライセンス管理サーバを選択する。
【0012】また、ライセンス管理サーバが、それが管
理するライセンスの契約毎に付された許諾識別番号及び
ライセンス許諾の新旧を示す許諾世代番号を管理してい
る場合において、選択手段は、同一のソフトウェアの同
一許諾識別番号が複数のライセンス管理サーバにより管
理されているときは、ライセンス要求に対し、最新の許
諾世代番号を管理するライセンス管理サーバを選択する
ようにしてもよい。
【0013】また、選択手段は一のライセンス管理サー
バを選択する際の選択条件を設定できるようにしてもよ
い。
【0014】その選択条件には、好ましくは、クライア
ントのIPアドレス、ホスト名、クライアントを使用す
るユーザのユーザ名、利用時間帯のうちの少なくとも1
つが含まれる。
【0015】本発明に係るライセンス管理システムは、
(a)所定のソフトウェアに対するライセンスを管理す
る少なくとも1つのライセンス管理サーバ、及び、エー
ジェントからなる。このとき、エージェントは、所定の
ソフトウェアを利用するクライアントから、そのクライ
アントが実行するソフトウェアに対する使用許可を求め
る要求であるライセンス要求を受信する受信手段と、ラ
イセンス要求を受信したときに、ソフトウェアに対する
ライセンスを管理する一のライセンス管理サーバを選択
する選択手段と、選択したライセンス管理サーバにソフ
トウェアのライセンス要求を送信する送信手段と、送信
したライセンス要求に対してライセンス管理サーバから
回答を受信し、クライアントに転送する転送手段とから
なる。
【0016】ライセンス管理サーバは、好ましくは、ク
ライアントからのライセンス要求には応じず、エージェ
ントからのライセンス要求に対してのみ回答を送信す
る。
【0017】本発明に係る半導体装置は、所定のソフト
ウェアを実行する少なくとも1つのクライアントと、ソ
フトウェアに対するライセンスを管理する少なくとも1
つのライセンス管理サーバとが接続されたネットワーク
においてライセンス管理を行なうエージェントに使用さ
れる半導体装置である。その半導体装置は、クライアン
トから、そのクライアントが実行するソフトウェアに対
し、そのソフトウェアの使用許可を求める要求であるラ
イセンス要求を受信する受信機能と、ライセンス要求を
受信したときに、ソフトウェアに対するライセンスを管
理する一のランセンス管理サーバを選択する選択機能
と、選択したライセンス管理サーバにライセンス要求を
送信する送信機能と、ライセンス管理サーバからのライ
センス要求に対する回答を受信し、クライアントに転送
する転送機能とを備える。
【0018】半導体装置は、さらに、ソフトウェア名、
ライセンス管理サーバの識別番号、ライセンス契約毎に
付された許諾識別番号、及び、ライセンス許諾の新旧を
示す許諾世代番号のうちの少なくとも1つを収集して、
ライセンス管理サーバに関する情報であるサーバ情報を
作成する機能を有してもよい。この場合、選択機能は、
サーバ情報を参照してライセンス要求に対し、一のライ
センス管理サーバを選択するようにする。
【0019】ライセンス管理サーバが、それが管理する
ライセンスの契約毎に付された許諾識別番号及びライセ
ンス許諾の新旧を示す許諾世代番号を管理する場合にお
いて、好ましくは、選択機能は、同一のソフトウェアの
同一許諾識別番号が複数のライセンス管理サーバにより
管理されているときは、ライセンス要求に対し、最新の
許諾世代番号を管理するライセンス管理サーバを選択す
るようにする。
【0020】また、選択手段は一のライセンス管理サー
バを選択する際の選択条件を設定できるようにしてもよ
い。
【0021】その選択条件には、好ましくは、クライア
ントのIPアドレス、ホスト名、クライアントを使用す
るユーザのユーザ名、利用時間帯のうちの少なくとも1
つが含まれる。
【0022】本発明に係る別の半導体装置は、上記の半
導体装置により実現されるエージェントからのライセン
ス要求を受信する、ライセンス管理サーバに使用される
半導体装置であって、クライアントからのライセンス要
求には応じず、エージェントからのライセンス要求に対
してのみ上記回答を送信する機能を有する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照し、本発
明に係るライセンス管理システムの実施の形態を詳細に
説明する。
【0024】実施の形態1. (ライセンス管理システム全体の構成)図1は本発明に
係るライセンス管理システムの構成図である。ライセン
ス管理システムはクライアント(クライアントA、クラ
イアントB)10と、ライセンス管理サーバ(サーバ
A、サーバB、サーバC)30と、エージェント50と
からなり、これらはローカルエリアネットワーク(LA
N)100を介して接続されている。
【0025】クライアント10は一般にユーザが文書作
成プログラム等の所定のアプリケーションの実行を行な
う情報処理端末である。ライセンス管理サーバ(以下
「サーバ」と略す。)30は、クライアント10上で実
行される種々のアプリケーションのライセンスを管理し
ている。
【0026】エージェント50は、ラインセンス要求/
ライセンス解放等についてのクライアント10とサーバ
30間のやりとりを代行する機能を実現する。すなわ
ち、エージェント50は、クライアント10とサーバ3
0の間で、ライセンス要求/ライセンス解放及びそれら
に対する回答の受け渡しを中継する。エージェント50
はかかる機能を実現するためにサーバデータベースD
1、選択ポリシーD2、サーバリストD3を参照する。
これらの情報D1〜D3の詳細については後述する。
【0027】(ライセンス管理システム全体の動作)以
上のように構成されるライセンス管理システムにおい
て、例えば、クライアントAにおいてアプリケーション
Aを実行する場合の手順は次のようになる。クライアン
トAはアプリケーションAの利用許可を得るために、ア
プリケーションAのライセンス要求をエージェント50
に送信する(A1)。エージェント50はそのライセン
ス要求を受けると、所定の選択規則(以下「選択ポリシ
ー」という。)にしたがい、クライアントAのアプリケ
ーションAのライセンス要求に対するサーバAを選択
し、サーバAに対してライセンス要求を送信する(A
2)。サーバAはそのライセンス要求を受けると、アプ
リケーションAの利用許可の可否を判断し、許可/不許
可の判断結果をエージェント50に回答する(A3)。
エージェント50はその回答をライセンス要求したクラ
イアントAに転送する(A4)。クライアントAはエー
ジェント50を介してサーバAからアプリケーションA
の利用許可を受け取ったとき、すなわち、ライセンスが
付与されたときにアプリケーションAを実行することが
できる。
【0028】このように、本実施形態のライセンス管理
システムは、エージェント50を介してクライアント1
0及びサーバ30間のライセンス要求及びその応答に関
するやりとりを行なうことにより、ライセンスの不正利
用を防止する。また、この場合、クライアント10及び
サーバ30は互いに直接やりとりする必要がないため、
利用ソフトウェアが増加した場合であっても、エージェ
ント50において必要な設定変更の処理を行なえばよ
く、クライアント10及びサーバ30側における設定変
更処理を最小限に抑えることができ、ライセンス管理の
容易化が実現できる。
【0029】次に、上記機能を実現するためのエージェ
ント50及びライセンス管理サーバ30について詳細な
構成、制御を説明する。
【0030】(エージェントの構成)図2はエージェン
ト50の機能ブロック図である。エージェント50にお
いて、通信受信部51はクライアント10からの要求を
受信し、その受信した要求の種類を判断する。受信する
要求にはライセンス要求とライセンス解放が含まれる。
サーバ選択部53はクライアント10からの要求がライ
センス要求であったときにサーバデータベースD1と選
択ポリシーD2を参照してライセンス要求する一のサー
バ30を選択する。ライセンス解放部55は、クライア
ント10からの要求がライセンス解放であったときにラ
イセンス解放をサーバ30に通知する。ライセンス要求
送信部57は選択した一のサーバ30に対してライセン
ス要求を送信する。回答受信部59はそのライセンス要
求に対する回答をサーバ30から受信し、回答送信部6
1は、その回答をクライアントに転送する。サーバDB
作成部63は、サーバリストD3を参照してサーバデー
タベースD1を作成する。
【0031】次に、エージェント50が参照する情報D
1〜D3について説明する。サーバデータベースD1
は、どのサーバ30がどのアプリケーションを管理して
いるかを特定する情報を格納する。図3の(a)に、サ
ーバデータベースD1に含まれる情報の一例を示す。サ
ーバデータベースD1にはアプリケーション名、許諾I
D、許諾世代番号、ライセンスサーバ名、要求可否ステ
ータス、ライセンス数のそれぞれの情報が含まれる。ラ
イセンスサーバ名にはアプリケーション名で指定される
アプリケーションプログラムのライセンスを管理するサ
ーバの名前が記録される。要求可否ステータスは、その
サーバ30がそのアプリケーションに対して正当なライ
センスを有するか否かを示すステータスであり、「O
K」のときに正当なライセンスを有し、「NG」のとき
に不当なライセンスを有することを示す。すなわち、要
求可否ステータスはそのサーバ30にそのアプリケーシ
ョンに対するライセンス要求が可能か否かを示す。ライ
センス数は、アプリケーションに対してライセンスされ
た数、すなわち、そのアプリケーションを同時に利用可
能なクライアントの数を示す。
【0032】選択ポリシーD2は、ライセンスの取得
(付与)条件、すなわち、ライセンス要求を行なうサー
バを選択する際の条件を規定する選択ポリシーを管理す
る。図3の(b)に、選択ポリシーD2に含まれる情報
の一例を示す。この図において、1行目の選択ポリシー
は、クライアントAからアプリケーションB(図中では
「AppB」で示している)のライセンス要求があったとき
にサーバBが選択されることを定義し、また、2行目の
選択ポリシーは、クライアントBからアプリケーション
Bのライセンス要求が9:00から12:00の間にあ
ったときにサーバCが選択されることを定義する。な
お、選択ポリシーはクライアント10のホスト名、実行
するアプリケーション名、利用時間の他に、クライアン
ト10のIPアドレスやユーザ名等を参照して定めても
よい。
【0033】サーバリストD3は、ネットワーク上に存
在するサーバに関する情報、例えば、サーバのホスト名
等を管理する。図3の(c)に、サーバリストD3に含
まれる情報の一例を示す。図に示すように、サーバリス
トD3には、ネットワーク上にある利用可能な全てのサ
ーバのサーバ名(ここでは、サーバA、サーバB、サー
バC)が格納されている。なお、サーバ名はサーバを特
定することができるサーバに固有の情報であればよい
(本実施形態で述べるホスト名、クライアント名、ソフ
トウェア名等についても同様とする)。
【0034】(エージェントの制御)図4にエージェン
ト50の制御を示すフローチャートを示す。エージェン
ト50は起動直後、サーバリストD3よりサーバの情報
を取得し、情報を取得したサーバに対して、管理してい
るソフトウェア名、許諾世代番号を問い合わせ、サーバ
データベースD1を作成する(S11)。ここで、同じ
ソフトウェアに対して同じ許諾IDが複数のサーバに存
在するときは、最新の許諾世代番号を管理するサーバ
を、そのソフトウェアに対する正当なサーバ(「O
K」)としてサーバデータベースD1に登録する。他
方、他の古い許諾世代番号のライセンスを管理するサー
バについては選択対象外すなわち正当でない(「N
G」)として登録する。
【0035】その後、クライアント10から要求を受信
するのを待つ(S12)。クライアント10から要求を
受信すると、受信した要求の種類を判断し(S13)、
要求の種類がライセンス解放通知であれば(S14)、
該当するサーバ30に対して、ライセンス利用終了の通
知を行ない、ステップS12へ戻る。要求の種類がライ
センス要求であれば(S14)、要求されたソフトウェ
アライセンス名、要求元クライアント名、ユーザ名に基
いて、選択ポリシー情報D2を参照して、ライセンスの
要求を行なうべき一のサーバをサーバデータベースD1
に登録されたサーバの中から選択する(S15)。この
選択処理の詳細は後述する。選択した結果、利用可能な
サーバが存在するときは(S16)、選択したサーバへ
ライセンス要求を行なう(S17)。その後、サーバ3
0からの回答を受け(S18)、その回答をクライアン
ト10へ転送する(S19)。一方、利用可能なサーバ
30がないときは(S16)、ステップS12へ戻り、
次のクライアント10からの要求を待つ。
【0036】図5は、上記のサーバ選択処理(ステップ
S15)の詳細を示すフローチャートである。エージェ
ント50がサーバ10を選択する際、要求するソフトウ
ェア名、要求元クライアント名、アプリケーションを実
行するユーザのユーザ名といった所定の情報をクライア
ント30から取得する(S151)。次に、選択ポリシ
ーD2から選択ポリシーを読み込み(S152)、先に
取得した所定の情報に一致する選択ポリシーを検索する
(S153)。
【0037】一致するポリシーがなければ(S15
4)、エージェント50が持つサーバデータベースD1
を参照し、該当するアプリケーションのライセンスを管
理するサーバで且つ要求可否ステータスが「OK」であ
るサーバの中から一のサーバを選択する(S157)。
一致する選択ポリシーがあるときは(S154)、その
選択ポリシーにより一のサーバ30を選択し、そのサー
バ30の正当性を確認する(S155)。例えば、図3
の(b)に示す選択ポリシーの場合、クライアントAが
要求するソフトウェアが「アプリケーションB」であれ
ば、1番目の選択ポリシーが一致し、ライセンス要求を
行なう一のサーバとしてサーバBが選択される。図3の
(a)に示すサーバデータベースより、アプリケーショ
ンBに対するサーバBの要求可否ステータスは「OK」
であるため、サーバBの正当性が確認される。
【0038】ステップS157で該当するサーバが存在
した場合、又は、ステップS155での正当性の確認の
結果、選択されたサーバに対してライセンス要求が可能
である場合は、その選択されたサーバをライセンス要求
を行なうサーバとして決定し、それ以外の場合は該当サ
ーバなしという決定を行なう(S156)。
【0039】このようにしてエージェント50はライセ
ンス要求を行なう一の選択サーバを決定することができ
る。
【0040】(ライセンス管理サーバの構成)本実施形
態のライセンス管理サーバ30は、クライアント10か
ら直接ライセンス要求があっても、それには応答せず、
エージェント50からの要求に対してのみ応答する。サ
ーバ30は後述のライセンスファイル内に各ソフトウェ
アに固有の許諾IDと許諾世代番号を保持している。各
サーバ30はそれが管理するアプリケーションの情報を
含むライセンスファイルを備える。図6に各サーバ30
に対するライセンスファイルの具体例を示す。
【0041】図6の(a)はサーバA30aが格納する
ライセンスファイル、図6の(b)はサーバB30bが
格納するライセンスファイル、図6の(c)はサーバC
30cが格納するライセンスファイルをそれぞれ示す。
図6の(a)に示すように、ライセンスファイルは、ア
プリケーション名、暗号部分、利用期限、ライセンス
数、許諾ID、許諾世代番号のそれぞれの情報からなっ
ている。アプリケーション名は、正式にライセンスを取
得しているアプリケーションの名前の情報である。暗号
部分は、アプリケーションの利用の正当性を示すための
情報を公開鍵方式等の手段によって暗号化した情報であ
る。利用期限はライセンスの有効期限を示す。ライセン
ス数はライセンス許諾された利用本数、すなわち、一時
に使用可能なクライアント10の数である。許諾IDは
ソフトウェアの使用許諾契約毎に採番された識別番号で
ある。許諾世代番号は、使用許諾契約に基いてライセン
スが発行される度に更新される世代番号であり、その時
点で有効なライセンスファイルを示すための情報であ
る。
【0042】図7はライセンス管理サーバ30の機能ブ
ロック図である。ライセンスファイル読み込み部31は
ライセンスファイルD11を読み込み、ライセンスファ
イルD11の正当性を判断するとともに、ライセンス付
与の状態を示す情報を管理するライセンスステータスD
12を管理する。ライセンスステータスD12は、例え
ば、ライセンスを許可中の端末数またはライセンス付与
が可能な残りの端末数等のライセンス付与の状況等を示
す情報を含む。受信処理部33はエージェント50から
の要求を受信し、その内容を判断する。ライセンス制御
部35はエージェント50からの要求の内容に応じてラ
イセンス付与等の所定の処理を行なう。送信処理部37
は所定の処理により得られた結果をエージェント50に
回答する。
【0043】(ライセンス管理サーバの制御)図8は、
ライセンス管理サーバ30の制御を示すフローチャート
である。サーバ30は起動時にライセンスファイルD1
1を読み込み(S31)、そのライセンスファイルD1
1の正当性を確認する(S32)。ライセンスファイル
D11が不正なものであれば(S33)、処理は中止す
る。ライセンスファイルD11が正当であれば(S3
3)、ライセンスステータスD12の初期化を行ない
(S34)、受信待ちの状態になる(S35)。なお、
ライセンスファイルD11の正当性は、ライセンスファ
イルに含まれるデータの暗号化部分により判断される。
クライアント10からの通信要求があると(S35)、
通信相手を判別し(S36)、通信相手がエージェント
50以外の場合(S37)、通信の確立は行なわず、再
度受信待ち状態となる。一方、通信相手がエージェント
50の場合(S37)、通信の確立を行ない、通信要求
の内容を判断し(S38)、その要求内容がライセンス
の利用情報確認であれば(S39)、ライセンスステー
タスD12を参照してライセンスの利用状況の確認を行
なう(S40)。要求内容が管理情報確認であれば(S
39)、管理情報の確認を行なう(S42)。その後、
確認結果を要求元エージェント50に送信する(S4
1)。例えば、利用状況を確認した結果、クライアント
10の利用が可能であれば許可を送信し、既に契約数の
クライアント30の利用があり、新たなクライアント1
0の利用が不可能であれば不許可を送信する。また、図
中には示してないが、エージェント50からライセンス
の開放の通知があったときは、サーバ30はライセンス
の解放の結果に基きライセンスステータスD12を更新
する。
【0044】以上説明してきたように、エージェント5
0を介して、クライアント10とライセンス管理サーバ
30間でライセンス要求のやり取りを行なうことで、多
数のアプリケーションプログラムを利用する場合、多数
のクライアントやライセンス管理サーバがある場合にお
いても、ライセンス管理のための煩雑な作業を低減で
き、ライセンス管理の容易化が実現できる。また、ライ
センス管理サーバ30が管理するライセンスファイルか
ら、ライセンスファイルの正当性を判断してサーバデー
タベースを作成しておき、これを参照してライセンス要
求を行なうサーバを決定するため、ライセンスの不正利
用を確実に防止できる。
【0045】実施の形態2.以下に実施の形態1で示し
たライセンス管理システムを実現する半導体装置につい
て説明する。
【0046】エージェント50は実際には図9の(a)
に示すようなハードウェア構成を有する情報処理装置に
よって構成されている。この図に示すように、エージェ
ント50は、プログラムを実行するCPU(中央演算処
理装置)500を有し、CPU500がバス501を介
してプログラム及びデータを格納するRAM(ランダム
アクセスメモリ)503やROM(読み出し専用メモ
リ)505、情報を表示する表示部513、キーボード
やマウス等からなりユーザが操作を行なう操作部51
1、ネットワークに接続するためのネットワークインタ
フェース部515、外部の情報機器と接続するための外
部インタフェース部517に接続されて構成される。ま
た、エージェント50は、補助記憶装置としてのハード
ディスク装置507や、情報記録媒体であるCD−RO
Mからプログラムやデータの読み込みを行なうための装
置であるCDドライブ509を備える。
【0047】エージェント50の機能を制御するCPU
500や、CPU500が実行するプログラムやデータ
を格納するRAM503及びROM505は、図9の
(b)に示すような、半導体基板上に多数の回路や素子
が集積して形成されたデバイスである半導体装置であ
る。
【0048】実施の形態1で示したエージェント50の
各機能は、半導体装置であるCPU500がRAM50
3及びROM505に格納されたプログラムを実行する
ことにより実現される。この場合、半導体装置であるR
AM503またはROM505には、図2に示すような
各機能部を実現し、図4、図5に示す制御を行なうため
のプログラムが格納される。また、CPU500、RA
M503及びROM505は、一体化されて1つの半導
体装置(いわゆる「システムLSI」)として実現され
てもよく、この場合は、その半導体装置は図2に示すよ
うな各機能部を実現し、図4、図5に示すような制御を
行なうように設計される。なお、サーバDB(D1)、
選択ポリシーD2、サーバリストD3の各情報は、RA
M503、ROM505等のメモリやハードディスク5
07上に格納される。
【0049】エージェント50と同様、サーバ30もま
た図9の(a)に示すようなハードウェア構成を有する
情報処理装置によって実現される。この場合も、サーバ
30を構成するCPUやメモリ(RAM、ROM)は、
図7に示すような各機能部を実現し、図8に示すような
制御を行なうためのプログラムが格納され、または、そ
のような制御を行なうようにプログラムされた半導体装
置により実現される。
【0050】
【発明の効果】本発明のライセンス管理エージェントに
よれば、クライアントとライセンス管理サーバ間におい
て、ライセンス要求及びそれに対する回答のやりとりを
それらに代わって行なうため、アプリケーションプログ
ラムの追加、ライセンス管理サーバの追加、変更、ライ
センスの変更等に伴う種々の設定変更をエージェントに
おいて行なえばよいため、これらの設定変更における煩
雑な作業を低減することができ、ライセンス管理の容易
化が実現できる。
【0051】ライセンス管理エージェントは、ソフトウ
ェア名、ライセンス管理サーバの識別番号、ライセンス
契約毎に付された許諾識別番号、及び、ライセンス許諾
の新旧を示す許諾世代番号等に基いて、ライセンス管理
サーバに関する情報であるサーバ情報を作成し、これに
基いてライセンス要求を行なうサーバを選択してもよ
く、これにより、不正なライセンス使用を確実に防止で
きる。
【0052】また、ライセンス管理エージェントは、同
一の許諾識別番号を有するソフトウェアが複数のサーバ
で管理されている場合においても、最新の許諾世代番号
を管理するライセンス管理サーバをライセンス要求を行
なうサーバとして選択することにより、不正なライセン
ス使用を確実に防止できる。
【0053】また、ライセンス管理エージェントは、一
のライセンス管理サーバを選択する際の選択条件を設定
できる。これにより、クライアント毎、ユーザ毎に優先
的に選択されるライセンス管理サーバを指定することが
でき、柔軟なライセンス管理の運用が可能となる。具体
的には、クライアントのIPアドレス、ホスト名、クラ
イアントを使用するユーザのユーザ名、利用時間帯等に
基き優先的に選択されるライセンス管理サーバを指定で
きる。
【0054】本発明のライセンス管理システムによれ
ば、クライアントとライセンス管理サーバ間において、
ライセンス要求及びそれに対する回答のやりとりをエー
ジェントを介して行なうため、アプリケーションプログ
ラムの追加、ライセンス管理サーバの追加、変更、ライ
センスの変更等に伴う種々の設定変更をエージェントに
のみおいて行なえばよいため、これらの設定変更におけ
る煩雑な作業を低減でき、ライセンス管理の容易化が実
現できる。このとき、ライセンス管理サーバはエージェ
ントからのライセンス要求に対してのみ回答するように
してもよく、これによりライセンス要求以外の無駄な処
理を防止できる。
【0055】本発明の半導体装置によれば、アプリケー
ションプログラムの追加、ライセンス管理サーバの追
加、変更、ライセンスの変更等に伴う種々の設定変更に
おける煩雑な作業を低減することができ、ライセンス管
理の容易化が実現できるライセンス管理エージェントを
提供できる。
【0056】また、本発明の半導体装置によれば、不正
なライセンス使用を確実に防止できるライセンス管理エ
ージェントを提供できる。
【0057】また、本発明の半導体装置によれば、柔軟
なライセンス管理の運用が可能となるライセンス管理エ
ージェントを提供できる。
【0058】また、本発明の別の半導体装置によれば、
ライセンス要求以外の無駄な処理を防止できるライセン
ス管理サーバを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るライセンス管理システムの構成
図。
【図2】 エージェントの機能ブロック図。
【図3】 サーバデータベースに格納される情報
(a)、選択ポリシーに格納される情報(b)、サーバ
リストに格納される情報(c)の具体例を示した図。
【図4】 エージェントの制御を示すフローチャート。
【図5】 エージェントの制御におけるサーバ選択処理
を示すフローチャート。
【図6】 サーバAのライセンスファイル(a)、サー
バBのライセンスファイル(b)及びサーバCのライセ
ンスファイル(c)の具体例を示した図。
【図7】 ライセンス管理サーバの機能ブロック図。
【図8】 ライセンス管理サーバの主制御を示すフロー
チャート。
【図9】 エージェントのハードウェア構成を示した図
(a)、エージェント、ライセンス管理サーバの機能を
実現する半導体装置の外観図(b)。
【図10】 従来のライセンス管理システムを説明した
図。
【符号の説明】
10 クライアント、 30 ライセンス管理サーバ、
50 エージェント、 100 ローカルエリアネッ
トワーク、 D1 サーバデータベース、 D2 選択
ポリシー、 D3 サーバリスト。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のソフトウェアを実行する少なくと
    も1つのクライアントと、上記ソフトウェアに対するラ
    イセンスを管理する少なくとも1つのライセンス管理サ
    ーバとが接続されたネットワークに接続され、 上記クライアントから、そのクライアントが実行するソ
    フトウェアに対し、そのソフトウェアの使用許可を求め
    る要求であるライセンス要求を受信する受信手段と、 上記ライセンス要求を受信したときに、上記ソフトウェ
    アに対するライセンスを管理する一のランセンス管理サ
    ーバを選択する選択手段と、 該選択したライセンス管理サーバに上記ライセンス要求
    を送信する送信手段と、 上記ライセンス管理サーバから上記ライセンス要求に応
    答した使用許可についての回答を受信し、上記クライア
    ントに転送する転送手段とを備えたことを特徴とするラ
    イセンス管理エージェント。
  2. 【請求項2】 ソフトウェア名、ライセンス管理サーバ
    の識別番号、ライセンス契約毎に付された許諾識別番
    号、及び、ライセンス許諾の新旧を示す許諾世代番号の
    うちの少なくとも1つを収集して、上記ライセンス管理
    サーバに関する情報であるサーバ情報を作成する手段を
    さらに有し、 上記選択手段は該サーバ情報を参照して上記ライセンス
    要求に対し、上記一のライセンス管理サーバを選択する
    ことを特徴とする請求項1記載のライセンス管理エージ
    ェント。
  3. 【請求項3】 上記ライセンス管理サーバは、それが管
    理するライセンスの契約毎に付された許諾識別番号及び
    ライセンス許諾の新旧を示す許諾世代番号を管理し、上
    記選択手段は、同一のソフトウェアの同一許諾識別番号
    が複数のライセンス管理サーバにより管理されている場
    合、上記ライセンス要求に対し、最新の許諾世代番号を
    管理するライセンス管理サーバを選択することを特徴と
    する請求項1記載のライセンス管理エージェント。
  4. 【請求項4】 上記選択手段は一のライセンス管理サー
    バを選択する際の選択条件を設定可能であることを特徴
    とする請求項1記載のライセンス管理エージェント。
  5. 【請求項5】 上記選択条件には、クライアントのIP
    アドレス、ホスト名、クライアントを使用するユーザの
    ユーザ名、利用時間帯のうちの少なくとも1つが含まれ
    ることを特徴とする請求項4記載のライセンス管理エー
    ジェント。
  6. 【請求項6】 (a)所定のソフトウェアに対するライ
    センスを管理する少なくとも1つのライセンス管理サー
    バ、及び、 (b)所定のソフトウェアを利用するクライアントか
    ら、そのクライアントが実行するソフトウェアに対する
    使用許可を求める要求であるライセンス要求を受信する
    受信手段と、該ライセンス要求を受信したときに、上記
    ソフトウェアに対するライセンスを管理する一のライセ
    ンス管理サーバを選択する選択手段と、該選択したライ
    センス管理サーバに上記ソフトウェアのライセンス要求
    を送信する送信手段と、該送信したライセンス要求に対
    して上記ライセンス管理サーバから回答を受信し、上記
    クライアントに転送する転送手段とからなるエージェン
    トを備えたことを特徴とするライセンス管理システム。
  7. 【請求項7】 上記ライセンス管理サーバは、上記クラ
    イアントからのライセンス要求には応じず、上記エージ
    ェントからのライセンス要求に対してのみ上記回答を送
    信することを特徴とする請求項6記載のライセンス管理
    システム。
  8. 【請求項8】 所定のソフトウェアを実行する少なくと
    も1つのクライアントと、上記ソフトウェアに対するラ
    イセンスを管理する少なくとも1つのライセンス管理サ
    ーバとが接続されたネットワークにおいてライセンス管
    理を行なうエージェントに使用される半導体装置であっ
    て、 上記クライアントから、そのクライアントが実行するソ
    フトウェアに対し、そのソフトウェアの使用許可を求め
    る要求であるライセンス要求を受信する受信機能と、 ライセンス要求を受信したときに、上記ソフトウェアに
    対するライセンスを管理する一のランセンス管理サーバ
    を選択する選択機能と、 該選択したライセンス管理サーバに上記ライセンス要求
    を送信する送信機能と、 上記ライセンス管理サーバからのライセンス要求に対す
    る回答を受信し、上記クライアントに転送する転送機能
    とを備えたことを特徴とする半導体装置。
  9. 【請求項9】 ソフトウェア名、ライセンス管理サーバ
    の識別番号、ライセンス契約毎に付された許諾識別番
    号、及び、ライセンス許諾の新旧を示す許諾世代番号の
    うちの少なくとも1つを収集して、上記ライセンス管理
    サーバに関する情報であるサーバ情報を作成する機能を
    さらに有し、 上記選択機能は、上記サーバ情報を参照して上記ライセ
    ンス要求に対し、上記一のライセンス管理サーバを選択
    することを特徴とする請求項8記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 上記ライセンス管理サーバが、それが
    管理するライセンスの契約毎に付された許諾識別番号及
    びライセンス許諾の新旧を示す許諾世代番号を管理する
    場合において、上記選択機能は、同一のソフトウェアの
    同一許諾識別番号が複数のライセンス管理サーバにより
    管理されているときは、上記ライセンス要求に対し、最
    新の許諾世代番号を管理するライセンス管理サーバを選
    択することを特徴とする請求項8記載の半導体装置。
  11. 【請求項11】 上記選択手段は一のライセンス管理サ
    ーバを選択する際の選択条件を設定可能であることを特
    徴とする請求項8記載の半導体装置。
  12. 【請求項12】 上記選択条件には、クライアントのI
    Pアドレス、ホスト名、クライアントを使用するユーザ
    のユーザ名、利用時間帯のうちの少なくとも1つが含ま
    れることを特徴とする請求項11記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】 請求項8記載の半導体装置により実現
    されるエージェントからのライセンス要求を受信する、
    ライセンス管理サーバに使用される半導体装置であっ
    て、 上記クライアントからのライセンス要求には応じず、上
    記エージェントからのライセンス要求に対してのみ上記
    回答を送信する機能を有することを特徴とする半導体装
    置。
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