JP2001233543A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2001233543A
JP2001233543A JP2000040972A JP2000040972A JP2001233543A JP 2001233543 A JP2001233543 A JP 2001233543A JP 2000040972 A JP2000040972 A JP 2000040972A JP 2000040972 A JP2000040972 A JP 2000040972A JP 2001233543 A JP2001233543 A JP 2001233543A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
unit
paper
image forming
cutting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000040972A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Sugiura
正朗 杉浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000040972A priority Critical patent/JP2001233543A/ja
Publication of JP2001233543A publication Critical patent/JP2001233543A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジャム発生時に、搬送ローラを傷めることな
く、用紙を容易に取り除くことができる画像形成装置を
提供する。 【解決手段】 各カッター刃41は、ジャム発生時にそ
の原因となった用紙を切断するものであり、各搬送ロー
ラ31a,31b,31cに対応して設けられる。ま
た、各カッター刃41は、当該搬送ローラの上流側の所
定の位置に、用紙の搬送方向に略垂直な方向であって搬
送路を搬送する用紙を含む平面と平行な方向に沿って移
動可能に設けられる。各搬送センサ32a,32b,3
2cは、搬送路上における用紙の有無を検知するもので
あり、各カッター刃41に対応して設けられている。制
御部は、ジャム発生時に各搬送センサ32a,32b,
32cから用紙がある旨の信号を受けたときに当該搬送
サンサに対応するカッター刃41の移動動作を制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
等の画像形成装置に関し、特に、本体カセット部及び複
数の給紙段を有するオプションカセット部を備えた画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の画像形成装置であるレーザ
ビームプリンタの概略正面図である。このレーザビーム
プリンタには、図8に示すように、本体カセット部92
のほかに、三つの給紙段を有するオプションカセット部
93が設けられている。本体カセット部92には一つの
カセット92aが、オプションカセット部93には三つ
のカセット93a,93b,93cがそれぞれ、開放自
在に取り付けられている。各カセット92a,93a,
93b,93cにはさまざまなサイズの用紙が収容さ
れ、画像形成動作が開始すると、所定のカセットに収容
された用紙が給紙ローラ及び搬送ローラを介して装置本
体部91の画像形成部に搬送される。
【0003】また、用紙の搬送路上にはいくつかのセン
サが設けられ、レーザビームプリンタの制御部は、これ
らのセンサからの信号に基づいて、用紙が正常に搬送さ
れているか否かを監視している。例えば、オプションカ
セット部93の最下段のカセット93aから給紙された
用紙Aが、図8の点線で示すように、搬送路上で詰まっ
てしまったとする。この場合、制御部は、用紙が正常に
搬送されておらず、ジャムが発生したと判断する。そし
て、このジャムの原因となった用紙よりも先に搬送され
た用紙を排出した後、画像形成部の動作を停止させると
共に、表示部にジャムが発生した旨のメッセージを表示
させる。その後、ユーザは、各カセットを開けて、ジャ
ムの原因となった用紙を取り除くジャム処理を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ジャムの原
因となった用紙を取り出す場合、搬送ローラは一方向に
しか回転することができないため、ジャム処理は慎重に
行う必要がある。また、図8に示すように、用紙が大き
なサイズであり、複数の給紙段をまたがって搬送路上に
残ってしまったような場合には、複数のカセットの中に
は開放できないものもある。図8の例では、カセット9
3b,93cである。このとき、かかる開放できないカ
セットを無理やり引き出そうとすると、ある搬送ローラ
は回転可能な方向とは逆の方向に回転してしまい、当該
搬送ローラを傷めてしまうことがあった。
【0005】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
であり、ジャム発生時に、搬送ローラを傷めることな
く、用紙を容易に取り除くことができる画像形成装置を
提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1記載の発明は、用紙束から用紙を一枚ずつ
給紙する給紙手段と、前記給紙手段により給紙された用
紙を搬送路に沿って搬送する搬送手段と、前記搬送手段
により搬送された用紙に画像を形成する画像形成手段と
を備える画像形成装置において、搬送路近傍の所定の位
置に、用紙の搬送方向に略垂直な方向であって搬送路を
搬送する用紙を含む平面と平行な方向に沿って移動可能
に設けられた、搬送路上で用紙が詰まったときに用紙を
切断する用紙切断手段を備えることを特徴とするもので
ある。
【0007】上記の目的を達成するための請求項2記載
の発明は、各カセットに収容された用紙束から用紙を一
枚ずつ給紙する複数の給紙手段と、前記各給紙手段に対
応して設けられた、当該給紙手段により給紙された用紙
を搬送路に沿って搬送する搬送手段と、前記各搬送手段
により搬送された用紙に画像を形成する画像形成手段と
を備える画像形成装置において、前記複数の給紙手段の
うち少なくとも一つの給紙手段に対応して設けられ且つ
搬送路近傍の所定の位置に、用紙の搬送方向に略垂直な
方向であって搬送路を搬送する用紙を含む平面と平行な
方向に沿って移動可能に設けられた、搬送路上で用紙が
詰まったときに用紙を切断する用紙切断手段を備えるこ
とを特徴とするものである。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項2記載の画
像形成装置において、前記各用紙切断手段は、当該用紙
切断手段に対応する前記搬送手段の上流側に設けられた
ことを特徴とするものである。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項2又は3記
載の画像形成装置において、搬送路上でジャムが発生し
たことを検知するジャム検知手段と、前記各用紙切断手
段に対応して設けられた、搬送路上における用紙の有無
を検知する用紙検知手段と、前記各用紙切断手段を駆動
する複数の駆動手段と、前記ジャム検知手段からの信号
を受けた場合、前記画像形成手段の動作を緊急停止させ
ると共に、前記用紙検知手段から用紙がある旨の信号を
受けたときに前記駆動手段を制御して前記用紙切断手段
を移動させる制御手段と、を具備することを特徴とする
ものである。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項4記載の画
像形成装置において、前記各用紙切断手段が搬送路外の
所定の待機位置に存在しないときに、当該用紙切断手段
に対応する前記給紙手段により給紙される用紙を収容す
る前記カセットの開放を禁止する開放禁止手段を備える
ことを特徴とするものである。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項4又は5記
載の画像形成装置において、前記各用紙切断手段に対応
して設けられた、当該用紙切断手段が搬送路外の所定の
待機位置に存在するか否かを検知する待機位置検知手段
を備え、前記制御手段は、前記各待機位置検知手段から
当該用紙切断手段が待機位置に存在しない旨の信号を受
けたときに、当該用紙切断手段に対応する前記給紙手段
よりも上流側に位置する他の前記給紙手段からの給紙動
作を禁止することを特徴とするものである。
【0012】請求項7記載の発明は、請求項6記載の画
像形成装置において、前記制御手段は、前記各待機位置
検知手段から当該用紙切断手段が待機位置に存在しない
旨の信号を受けたときに、その旨の警告を表示手段に表
示させることを特徴とするものである。
【0013】請求項8記載の発明は、請求項6又は7記
載の画像形成装置において、前記制御手段は、電源オン
時に前記各待機位置検知手段から当該用紙切断手段が待
機位置に存在しない旨の信号を受けたときに、当該待機
位置検知手段から当該用紙切断手段が待機位置に存在す
る旨の信号を受けるまで当該用紙切断手段の移動を制御
することを特徴とするものである。
【0014】請求項9記載の発明は、請求項6、7又は
8記載の画像形成装置において、前記各待機位置検知手
段からの信号に基づいて、前記各用紙切断手段毎に当該
用紙切断手段が移動した回数を計数する計数手段を備
え、前記制御手段は、前記計数手段の計数する前記各用
紙切断手段の使用回数が所定の基準回数に達したとき
に、当該用紙切断手段を交換する旨の警告を表示手段に
表示させることを特徴とするものである。
【0015】請求項10記載の発明は、請求項4〜9の
いずれか1項に記載の画像形成装置において、前記各カ
セットに収容されている用紙のサイズを検知する複数の
用紙サイズ検知手段を備え、前記制御手段は、ジャム発
生時に、前記各用紙サイズ検知手段で検知された用紙サ
イズについての情報に基づいて前記用紙切断手段の移動
動作を実行するか否かを判断することを特徴とするもの
である。
【0016】請求項11記載の発明は、請求項4〜10
のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記制
御手段は、ジャム発生時に、前記各用紙検知手段で検知
された用紙の有無についての情報に基づいて、用紙があ
る旨の信号を送った前記用紙検知手段に対応する前記用
紙切断手段を選定し、その選定した前記用紙切断手段の
移動を制御することを特徴とするものである。
【0017】請求項12記載の発明は、請求項4〜11
のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記制
御手段は、前記用紙切断手段の移動動作が終了したとき
に、当該用紙切断手段で切断された用紙を取り除く旨の
指示を表示手段に表示させることを特徴とするものであ
る。
【0018】請求項13記載の発明は、請求項1〜12
のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記各
用紙切断手段は、往方向及び復方向のいずれの方向に沿
って移動するときでも用紙を切断することができるもの
であることを特徴とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態
である画像形成装置の概略制御ブロック部、図2はその
画像形成装置の概略構成図、図3はその画像形成装置に
おいて多段給紙装置から給紙された用紙が搬送される様
子を説明するための図、図4はその画像形成装置におけ
る用紙切断部の概略正面図、図5はその画像形成装置に
おいて用紙切断部によるカセットのロック状態を説明す
るための図、図6はその画像形成装置の操作部及び表示
部を説明するための図である。尚、本実施形態では、画
像形成装置としてレーザービームプリンタを用いた場合
を考える。
【0020】本実施形態の画像形成装置は、図1及び図
2に示すように、装置本体部10と、多段給紙装置20
と、搬送部30と、三つの用紙切断部40と、操作部5
0と、表示部60と、コントロールユニット70とを備
える。装置本体部10には、画像を用紙に形成する画像
形成部(不図示)が設けられている。
【0021】多段給紙装置20は、図2に示すように、
本体カセット部21と、オプションカセット部22と、
四つの給紙ローラ(給紙手段)23a,23b,23
c,23dとを有する。本体カセット部21は装置本体
部10と一体に構成されているが、オプションカセット
部22は装置本体部10とは別体のセパレートユニット
装置である。このユニット装置と装置本体とを位置決め
し、ユニット装置の上に装置本体部10を取り付けるこ
とにより、装置本体部10と組み合わされた多段給紙装
置20を持つレーザビームプリンタが構成される。特
に、本実施形態では、オプションカセット部22として
三つの給紙段を有するものを用いる。ここで、各給紙段
には、用紙束を収容するためのカセット22a,22
b,22cが取り付けられる。各カセット22a,22
b,22cは、図2の右方向に引き出すことにより、開
放可能に構成されている。一方、本体カセット部21に
は、一つのカセット21aが取り付けられている。した
がって、本画像形成装置は、合計四つのカセット22
a,22b,22c,21aを有する。
【0022】また、各カセット22a,22b,22
c,21aに対応して、カセットに収容された用紙のサ
イズを検知する用紙サイズ検知手段が設けられている。
この用紙サイズ検知手段は、図5に示すように、当該カ
セットに設けられたダイヤル29と、図示しないスイッ
チボタンとを有する。ユーザは、当該カセットに収容す
る用紙サイズに応じて、ダイヤル29を所定の位置に回
す。そして、そのカセットを本体カセット部21又はオ
プションカセット部22の所定の給紙段にセットする
と、ダイヤル29がスイッチボタンを押す。コントロー
ルユニット70は、かかるスイッチボタンからの信号を
受け取り、これにより、当該カセットに収容された用紙
のサイズを認識することができる。
【0023】四つの給紙ローラ23a,23b,23
c,23dはそれぞれ、各カセット22a,22b,2
2c,21aに対応して設けられている。各給紙ローラ
23a,23b,23c,23dは、当該カセットに収
容された用紙束から用紙を一枚ずつ搬送部30に給紙す
るものである。
【0024】搬送部30は、四つの搬送ローラ(搬送手
段)31a,31b,31c,31dと、三つの搬送セ
ンサ(用紙検知手段)32a,32b,32cとを有す
る。四つの搬送ローラ31a,31b,31c,31d
はそれぞれ、各カセット22a,22b,22c,21
aに対応して設けられている。すなわち、搬送ローラ3
1a,31b,31cはオプションカセット部22に、
搬送ローラ31dは本体カセット部21に設けられてい
る。この搬送ローラは、当該カセットから送られた用紙
又は当該カセットよりも下方に位置する搬送ローラから
送られた用紙を、搬送路に沿ってさらに下流側に搬送す
るものである。ここで、搬送路とは、各カセットに収容
された用紙を画像形成部に搬送するための経路であり、
図2及び図3では一定鎖線で示している。また、「下
流」とは、搬送路全体の中で画像形成部に近い側の部分
をいい、「上流」とは、搬送路全体の中で給紙カセット
に近い側の部分をいう。
【0025】図3にオプションカセット部22の最下段
に設けたカセット22aから給紙を行うときの様子を示
す。この給紙動作では、まず、最下段のカセット22a
に収容された用紙束上に給紙ローラ23aを当接させ、
給紙ローラ23aを回転させる。これにより、用紙束の
うち一番上の用紙が一枚だけ分離し、給紙ローラ23a
により搬送路に沿って搬送ローラ31aまで送り出され
る。その後、用紙は各搬送ローラ31b,31c,31
dにより順次、下流側に搬送されながら、画像形成部に
到達する。ここで、各搬送ローラ31a,31b,31
c,31dは、図3において矢印で示すように一方向に
しか回転しないような仕組みになっている。
【0026】また、オプションカセット部22に設けら
れた三つの搬送ローラ31a,31b,31cの下流側
近傍には、それぞれ搬送センサ32a,32b,32c
が設けられている。この搬送センサ32a,32b,3
2cは、搬送路上の当該搬送ローラ近傍における用紙の
有無を検知するものである。かかる搬送センサ32a,
32b,32cからの信号はコントロールユニット70
に送られる。
【0027】尚、本実施形態では図示するのを省略した
が、通常、かかる搬送センサと同様のセンサが、搬送路
上のさらに下流側のいくつかの位置に設けられている。
コントロールユニット70は、これら各センサからの信
号が予めメモリに記憶されている所定のタイミングで順
次送られてきたか否かを判断することにより、ジャムが
発生したか否か、及びジャムの発生時にはその位置を認
識することができる。すなわち、搬送センサ32a,3
2b,32cは、本発明の用紙検知手段としての役割と
共に、ジャム検知手段としての役割を果たす。
【0028】三つの用紙切断部40は、オプションカセ
ット部22の各給紙段、したがって各搬送ローラ31
a,31b,31cに対応して設けられており、各用紙
切断部40は当該搬送ローラの上流側に配置されてい
る。各用紙切断部40は、図3、図4及び図5に示すよ
うに、カッター刃41と、カッター保持部42と、移動
レール43と、突起部44と、ホームポジションセンサ
(待機位置検知手段)45と、ステッピングモータ(駆
動手段)46とを有する。カッター刃41は、ジャムが
発生したときにその原因となった用紙を切断するもので
あり、カッター保持部42に保持される。カッター保持
部42には、カッター刃41が着脱自在に取り付けられ
る。カッター刃41が劣化して切れ具合が悪くなったと
きには新しいものと交換する必要がある。
【0029】移動レール43は、当該搬送ローラの上流
側の所定位置に、用紙の搬送方向と略垂直な方向であっ
て搬送される用紙を含む平面と平行な方向に敷設されて
いる。移動レール43には、図4に示すように、カッタ
ー保持部42の上部が移動レール43の長手方向に沿っ
て移動可能に取り付けられている。カッター保持部42
は、コントロールユニット70によって制御されたステ
ッピングモータ46により移動レール43の長手方向に
沿って左右に移動する。したがって、カッター刃41
も、カッター保持部42と共に移動レール43の長手方
向に沿って移動することができる。
【0030】カッター保持部42は、移動を行わないと
きには、図4における移動レール43の左端に位置して
いる。カッター保持部42がこの左端の位置に位置して
いるときは、カッター刃41は、搬送路から外れてお
り、用紙の搬送を邪魔することはない。この左端の位置
を待機位置(ホームポジション)という。また、この待
機位置の近傍には、ホームポジションセンサ45が設け
られている。ホームポジションセンサ45は、カッター
刃41が待機位置に位置しているか否かを検知するもの
であり、その検知した信号はコントロールユニット70
に送られる。
【0031】用紙の切断動作時には、カッター刃41
は、まず、待機位置から図4の右側に向かって移動し、
これにより、ジャムの原因となった用紙が切断される。
このとき、カッター刃41は当該搬送ローラの上流を移
動するので、切断された用紙は当該カセットに落ちるこ
とになる。その後、カッター刃41は、図4の左側に向
かって移動し、待機位置に戻ってくる。このように、ジ
ャムが発生したときに、カッター刃41を用いて用紙を
切断することにより、当該カセットを引き出せなくなる
という事態を回避することできると共に、当該カセット
を引き出しても当該搬送ローラが無理やり逆回転してし
まうことがないので、搬送ローラを傷めることもない。
【0032】また、図5に示すように、カッター保持部
42の下面には突起部44が設けられている。一方、こ
の突起部44に対向するカセットの所定位置には、カッ
ター保持部42の移動経路と平行に凹状レール26が形
成されている。カッター保持部42の移動時には、突起
部44の先端部は、凹状レール26内を通過することに
なる。これにより、用紙の切断動作中には、当該カセッ
トの開放が禁止される。また、カッター保持部42が待
機位置に位置するときは、突起部44と凹状レール26
の係合状態が解かれ、当該カセットは開放可能となる。
この突起部44及び凹状レール26は、本発明の開放禁
止手段に対応するものである。
【0033】操作部50及び表示部60は、図2に示す
ように、装置本体部10の上面の前側に設けられてい
る。操作部50は、所定の設定項目についての設定等を
行うためのものである。具体的には、操作部50には、
図6に示すように、装置本体部10をオンライン状態に
切り替えるオンラインボタン51、どのカセットに収容
されている用紙を使用するかを選択するためのカセット
選択ボタン(不図示)、カッター選定ボタン52、各種
の設定項目を設定するためのMENUボタン53、その
設定を実行するためのENTERボタン54等が設けら
れている。カッター選定ボタン52は、ジャム発生時
に、その原因となった用紙の存在位置に対応したカッタ
ー刃41を選定し、その選定されたカッター刃41を用
いて用紙の切断動作を行う旨を指示するものである。す
なわち、カッター選定ボタン52が押されていると、コ
ントロールユニット70は、ジャム発生時に、当該選定
されたカッター刃41だけを移動させ、選定されなかっ
たカッター刃41については移動させない。一方、カッ
ター選定ボタン52が押されていないと、コントロール
ユニット70は、ジャム発生時にすべてのカッター刃4
1を移動させる。
【0034】また、表示部60は、図6に示すように、
液晶表示部61と、各種のLED表示部62a,62
b,62cとを有する。液晶表示部61には、所定の各
メッセージが表示される。LED表示部62aは、印刷
可能状態であることを表示するものであり、LED表示
部62bは、装置本体部10がジョブを受け付けたこと
を表示するものである。そして、LED表示部62c
は、ジャム等によるプリント動作を中断したことを表示
するものである。また、図6には、本装置の絵が描かれ
た部分があるが、このうち各カセットを表す部分はLE
D表示部63となっている。かかる各カセットに対応す
るLED表示部63は、ジャム発生時に切断された用紙
が当該カセットにあること等を表示するものである。
【0035】コントロールユニット70は、本画像形成
装置の各部の制御を統括するものであり、制御部71
と、カウンタ72とを有する。制御部71は、例えば、
コンピュータ本体から送られた画像データに基づいて、
用紙の搬送動作を制御しながら、画像形成部に画像形成
を実行させる。また、制御部71は、ジャムが発生した
と判断すると、画像形成部の動作を緊急停止させると共
に、後述するジャム発生時の処理を実行する。
【0036】また、カウンタ72は、各カッター刃41
毎に、そのカッター刃41の使用回数を計数するもので
ある。制御部71は、各カッター刃41毎に、そのカッ
ター刃41に対応するホームポジションセンサ45か
ら、当該カッター刃41が待機位置に存在しない旨の信
号が送られた後に待機位置に存在する旨の信号が送られ
る度に、カウンタ72の計数する当該カッター刃41の
使用回数を1だけ増加させる。したがって、カウンタ7
2の計数する回数は、当該カッター刃41によって切断
動作が行われた総回数を表す。カッター刃41を何度も
使用すると、カッター刃41の磨耗が進み、切れ味が鈍
ってくる。このようなときには、カッター刃41を交換
しなければならない。制御部71は、カウンタ72の計
数する各カッター刃41の使用回数が、カッター刃41
の寿命の目安となる所定の基準回数に達したか否かを判
断し、基準回数に達したと判断すると、当該カッター刃
41を交換する旨のメッセージを液晶表示部61に表示
させる。
【0037】次に、本実施形態の画像形成装置において
ジャムが発生したときの処理について説明する。図7は
本実施形態の画像形成装置におけるジャム発生時におけ
る処理手順を説明するためのフローチャートである。
【0038】例えば、コンピュータ本体から本画像形成
装置に画像データが送られてくると、制御部71は、本
体カセット部21又はオプションカセット部22の所定
のカセットに収容された用紙の搬送動作を制御しなが
ら、画像形成動作を行う。ここでは、オプションカセッ
ト部22のカセットに収容された用紙を搬送している場
合を考える。このとき、制御部71は、常時、各搬送セ
ンサ32a,32b,32c等からの信号に基づいてジ
ャムが発生したか否かを判断している(S1)。制御部
71は、ジャムが発生したと判断すると、画像形成部の
動作及びオプションカセット部22の当該カセットから
の用紙の搬送動作を緊急停止させる(S2)。その後、
制御部71は、ユーザによって予め操作部50のカッタ
ー選定スイッチ52が押されているか否かを判断する
(S3)。カッター選定スイッチ52が押されていない
ときには、ステップS6に移行する。
【0039】一方、カッター選定スイッチ52が押され
ていると、制御部71は、用紙サイズ検知手段から得ら
れた用紙サイズについての情報に基づいて、現在使用し
ていた用紙、すなわちジャムを起こした用紙が複数の給
紙段にまたがるサイズのものであるか否かを判断する
(S4)。ジャムを起こした用紙のサイズが複数の給紙
段にまたがるサイズであると判断すると、制御部71
は、各搬送センサ32a,32b,32cからの信号に
基づいて当該用紙の有無を調べ、用紙が存在する旨の信
号を送った搬送センサに対応する用紙切断部40を選定
する。こうして選定された用紙切断部40のカッター刃
41が移動制御すべきものとして特定される。その後
は、ステップS6に移行する。
【0040】また、ステップS4において、ジャムを起
こした用紙のサイズが複数の給紙段にまたがるサイズで
ないと判断された場合は、カッター刃41により用紙を
切断するまでもなく、各カセットを自由に開放すること
が可能であるので、制御部71は、「カセットを開けて
用紙を取り除いてください。」というメッセージを液晶
表示部61に表示させる(S5)。すなわち、ユーザ
は、このメッセージに従い、通常のジャム処理を行うこ
とになる。
【0041】ステップS6の処理では、制御部71は、
所定のカッター刃41の動作を制御することにより、用
紙の切断処理を実行させる。具体的には、ステップS3
の判断が否定的である場合、すなわち、カッター選定ボ
タン52が押されていない場合には、制御部71は、す
べてのステッピングモータ46の駆動を制御する。これ
により、三つのカッター刃41が移動レール43に沿っ
て左右に移動して、用紙の切断動作がなされる。また、
ステップS4の判断が肯定的である場合には、制御部7
1は、その判断の際に選定されたカッター刃41に対応
するステッピングモータ46のみを駆動する。これによ
り、選定されたカッター刃41だけが移動レール43に
沿って左右方向に移動し、用紙が自動的に切断される。
【0042】また、制御部71は、かかるカッター刃4
1の移動制御時に、当該カッター刃41に対応するホー
ムポジションセンサ45からの信号に基づいて、当該カ
ッター刃41が待機位置に到達したか否かを判断してい
る(S7)。カッター刃41が待機位置に到達していな
い場合には、そのカッター刃41は移動レール43に沿
って移動中であるため、突起部44及び凹状レール26
によるロック機構により、当該カッター刃41に対応す
るカセットは開放できない。そして、制御部71は、待
機位置に到達していないカッター刃41に対応する給紙
ローラよりも上流側に位置する他の給紙ローラからの給
紙動作を禁止する(S8)。これは、当該他の給紙ロー
ラから給紙動作を実行すると、給紙された用紙とまだ待
機位置に到達していないカッター刃41とがぶつかって
しまうからである。
【0043】尚、何らかの原因により、カッター刃41
の移動開始後一定時間を経過しても、当該カッター刃4
1が待機位置に到達しない場合には、制御部71は、ド
アオープン又は電源再投入によりリセットを行う旨のメ
ッセージを液晶表示部61に表示させる。ユーザがかか
るリセット動作を行うと、制御部71は、もう一度、当
該カッター刃41を待機位置に戻すように制御する。す
なわち、制御部71は、リセット後の電源投入時に、ホ
ームポジションセンサ45からカッター刃41が待機位
置に存在しない旨の信号を受けると、本装置を初期状態
に復帰させるべく、当該ホームポジションセンサ45か
らカッター刃41が待機位置に存在する旨の信号を受け
るまで、当該カッター刃41の移動を制御する。
【0044】ステップS7において移動制御しているす
べてのカッター刃が待機位置に到達したと判断される
と、制御部71は、カセットを開けて切断された用紙を
取り除く旨のメッセージを液晶表示部61に表示させる
(S9)。ここで、カッター選定ボタン52が押されて
いるときは、切断された用紙はステップS4の判断の際
に選定されたカッター刃41に対応するカセットに存在
するので、制御部71は、当該カセットに対応するLE
D表示部63を点灯させる。これにより、ユーザはその
点灯したカセットだけを開放すればよいので、無駄な手
間が省けるという利点がある。こうして、ユーザが切断
された用紙を取り除くと、ジャム処理が終了する。
【0045】その後、制御部71は、ステップS7にお
いて待機位置に到達したと判断された各カッター刃41
について、カウンタ72の計数する使用回数を1だけ増
加させる。そして、カウンタ72の計数する各カッター
刃41の使用回数が所定の基準回数に達したか否かを判
断する(S10)。すべてのカッター刃41についてカ
ウンタ72の計数回数が基準回数に達していないと判断
されると、図7のフローが終了する。一方、カウンタ7
2の計数する使用回数が基準回数に達したと判断される
と、制御部71は、当該カッター刃41は寿命がきてい
ると認識する。そして、当該カッター刃41を交換する
旨のメッセージを液晶表示部61に表示させると共に、
当該カッター刃41に対応するカセットを表すLED表
示部63を点灯させる(S11)。これにより、図7の
フローが終了する。
【0046】本実施形態の画像形成装置では、搬送路近
傍の所定の位置に、用紙の搬送方向に略垂直な方向であ
って搬送路を搬送する用紙を含む平面と平行な方向に沿
って移動可能に設けられた、用紙を切断するカッター刃
を備えることにより、ジャム発生時に、カッター刃を移
動して用紙を切断することができる。このため、カセッ
トを引き出せなくなるという事態を回避することできる
と共に、カセットを引き出しても搬送ローラが無理やり
逆回転してしまうことがないので、搬送ローラを傷める
こともない。
【0047】また、カッター選定ボタンが押されている
場合、制御部は、ジャム発生時に、用紙サイズの大小に
応じてカッター刃を使用するか否かを判断すると共に、
カッター刃を使用すると判断したときに、ジャムを起こ
した用紙の存在位置に対応するカッター刃を選定する。
これにより、その選定されたカッター刃のみを用いて用
紙の切断処理を行うことができるので、カッター刃の無
意味な動作を省くことができる。
【0048】更に、ホームポジションセンサからの信号
に基づいてカッター刃の使用回数を計数するカウンタを
設け、制御部は、カウンタの計数する使用回数が所定の
基準回数に達したときに、カッター刃を交換する旨のメ
ッセージを表示部に表示することにより、カッター刃の
適切な交換時期をユーザに知らせることができる。
【0049】尚、本発明は上記の実施形態に限定される
ものではなく、その要旨の範囲内において種々の変形が
可能である。
【0050】上記の実施形態では、カッター刃の待機位
置を、図4における移動レール上の左端の位置に設定し
た場合について説明したが、例えば、カッター刃の待機
位置を、図4における移動レール上の左端の位置と右端
の位置との二つ位置に設定するようにしてもよい。この
場合、二つの待機位置のそれぞれにカッター刃が存在す
ることが検知するために、ホームポジションセンサも二
つ設ける必要がある。また、カッター刃としては、移動
レール上の往方向及び復方向のいずれの方向に沿って移
動するときでも用紙を切断することができるものを用い
る。これにより、一回の切断動作時には、カッター刃は
往方向又は復方向に沿って移動だけでよく、カッター刃
の動作時間を短縮することができると共に、カッター刃
の寿命の目安となる基準回数を約二倍に設定することが
できるので、カッター刃の交換時期が長くなるというメ
リットがある。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明の画像形成装
置によれば、搬送路近傍の所定の位置に、用紙の搬送方
向に略垂直な方向であって搬送路を搬送する用紙を含む
平面と平行な方向に沿って移動可能に設けられた、用紙
を切断する用紙切断手段を備えることにより、ジャム発
生時に、用紙切断手段を移動して用紙を切断することが
できる。このため、カセットを引き出せなくなるという
事態を回避することできると共に、カセットを引き出し
ても搬送ローラが無理やり逆回転してしまうことがない
ので、搬送ローラを傷めることもない。
【0052】また、制御手段は、ジャム発生時に、各用
紙サイズ検知手段からの信号に基づいて複数の用紙切断
手段の移動動作を実行させるか否かを判断すると共に、
用紙切断手段の移動動作を実行させると判断したとき
に、各用紙検知手段からの信号に基づいて、ジャムを起
こした用紙の存在位置に対応する用紙切断手段を選定す
る。これにより、その選定された用紙切断手段のみを用
いて用紙の切断処理を行うことができるので、用紙切断
手段の無意味な動作を省くことができる。
【0053】更に、各待機位置検知手段からの信号に基
づいて当該用紙切断手段の使用回数を計数する計数手段
を設け、制御手段は、計数手段の計数する使用回数が所
定の基準回数に達したときに、当該用紙切断手段を交換
する旨の警告を表示手段に表示することにより、用紙切
断手段の適切な交換時期をユーザに知らせることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である画像形成装置の概略
制御ブロック部である。
【図2】その画像形成装置の概略構成図である。
【図3】その画像形成装置において多段給紙装置から給
紙された用紙が搬送される様子を説明するための図であ
る。
【図4】その画像形成装置における用紙切断部の概略正
面図である。
【図5】その画像形成装置において用紙切断部によるカ
セットのロック状態を説明するための図である。
【図6】その画像形成装置の操作部及び表示部を説明す
るための図である。
【図7】その画像形成装置におけるジャム発生時におけ
る処理手順を説明するためのフローチャートである。
【図8】従来の画像形成装置の概略正面図である。
【符号の説明】
10・・・ 装置本体部、20・・・ 多段給紙装置、21・・・
本体カセット部、21a・・・ カセット、22・・・ オプシ
ョンカセット部、22a,22b,22c・・・カセッ
ト、23a,23b,23c,23d・・・ 給紙ローラ、
26・・・ 凹状レール、29・・・ ダイヤル、30・・・ 搬送
部、31a,31b,31c,31d・・・搬送ローラ、
32a,32b,32c・・・ 搬送センサ、40・・・ 用紙
切断部、41・・・ カッター刃、42・・・ カッター保持
部、43・・・ 移動レール、44・・・ 突起部、45・・・ ホ
ームポジョンセンサ、46・・・ ステッピングモータ、5
0・・・操作部、51・・・ オンラインボタン、52・・・ カ
ッター選定ボタン、53・・・ MENUボタン、54・・・
ENTERボタン、60・・・ 表示部、61・・・ 液晶表示
部、62a,62b,62c,63・・・ LED表示部、
70・・・ コントロールユニット、71・・・ 制御部、72
・・・ カウンタ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙束から用紙を一枚ずつ給紙する給紙
    手段と、前記給紙手段により給紙された用紙を搬送路に
    沿って搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送さ
    れた用紙に画像を形成する画像形成手段とを備える画像
    形成装置において、搬送路近傍の所定の位置に、用紙の
    搬送方向に略垂直な方向であって搬送路を搬送する用紙
    を含む平面と平行な方向に沿って移動可能に設けられ
    た、搬送路上で用紙が詰まったときに用紙を切断する用
    紙切断手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 各カセットに収容された用紙束から用紙
    を一枚ずつ給紙する複数の給紙手段と、前記各給紙手段
    に対応して設けられた、当該給紙手段により給紙された
    用紙を搬送路に沿って搬送する搬送手段と、前記各搬送
    手段により搬送された用紙に画像を形成する画像形成手
    段とを備える画像形成装置において、前記複数の給紙手
    段のうち少なくとも一つの給紙手段に対応して設けられ
    且つ搬送路近傍の所定の位置に、用紙の搬送方向に略垂
    直な方向であって搬送路を搬送する用紙を含む平面と平
    行な方向に沿って移動可能に設けられた、搬送路上で用
    紙が詰まったときに用紙を切断する用紙切断手段を備え
    ることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記各用紙切断手段は、当該用紙切断手
    段に対応する前記搬送手段の上流側に設けられたことを
    特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 搬送路上でジャムが発生したことを検知
    するジャム検知手段と、 前記各用紙切断手段に対応して設けられた、搬送路上に
    おける用紙の有無を検知する用紙検知手段と、 前記各用紙切断手段を駆動する複数の駆動手段と、 前記ジャム検知手段からの信号を受けた場合、前記画像
    形成手段の動作を緊急停止させると共に、前記用紙検知
    手段から用紙がある旨の信号を受けたときに前記駆動手
    段を制御して前記用紙切断手段を移動させる制御手段
    と、 を具備することを特徴とする請求項2又は3記載の画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 前記各用紙切断手段が搬送路外の所定の
    待機位置に存在しないときに、当該用紙切断手段に対応
    する前記給紙手段により給紙される用紙を収容する前記
    カセットの開放を禁止する開放禁止手段を備えることを
    特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記各用紙切断手段に対応して設けられ
    た、当該用紙切断手段が搬送路外の所定の待機位置に存
    在するか否かを検知する待機位置検知手段を備え、前記
    制御手段は、前記各待機位置検知手段から当該用紙切断
    手段が待機位置に存在しない旨の信号を受けたときに、
    当該用紙切断手段に対応する前記給紙手段よりも上流側
    に位置する他の前記給紙手段からの給紙動作を禁止する
    ことを特徴とする請求項4又は5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記各待機位置検知手
    段から当該用紙切断手段が待機位置に存在しない旨の信
    号を受けたときに、その旨の警告を表示手段に表示させ
    ることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、電源オン時に前記各待
    機位置検知手段から当該用紙切断手段が待機位置に存在
    しない旨の信号を受けたときに、当該待機位置検知手段
    から当該用紙切断手段が待機位置に存在する旨の信号を
    受けるまで当該用紙切断手段の移動を制御することを特
    徴とする請求項6又は7記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記各待機位置検知手段からの信号に基
    づいて、前記各用紙切断手段毎に当該用紙切断手段が移
    動した回数を計数する計数手段を備え、前記制御手段
    は、前記計数手段の計数する前記各用紙切断手段の使用
    回数が所定の基準回数に達したときに、当該用紙切断手
    段を交換する旨の警告を表示手段に表示させることを特
    徴とする請求項6、7又は8記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記各カセットに収容されている用紙
    のサイズを検知する複数の用紙サイズ検知手段を備え、
    前記制御手段は、ジャム発生時に、前記各用紙サイズ検
    知手段で検知された用紙サイズについての情報に基づい
    て前記用紙切断手段の移動動作を実行するか否かを判断
    することを特徴とする請求項4〜9のいずれか1項に記
    載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、ジャム発生時に、前
    記各用紙検知手段で検知された用紙の有無についての情
    報に基づいて、用紙がある旨の信号を送った前記用紙検
    知手段に対応する前記用紙切断手段を選定し、その選定
    した前記用紙切断手段の移動を制御することを特徴とす
    る請求項4〜10のいずれか1項に記載の画像形成装
    置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、前記用紙切断手段の
    移動動作が終了したときに、当該用紙切断手段で切断さ
    れた用紙を取り除く旨の指示を表示手段に表示させるこ
    とを特徴とする請求項4〜11のいずれか1項に記載の
    画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記各用紙切断手段は、往方向及び復
    方向のいずれの方向に沿って移動するときでも用紙を切
    断することができるものであることを特徴とする請求項
    1〜12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JP2000040972A 2000-02-18 2000-02-18 画像形成装置 Withdrawn JP2001233543A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000040972A JP2001233543A (ja) 2000-02-18 2000-02-18 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000040972A JP2001233543A (ja) 2000-02-18 2000-02-18 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001233543A true JP2001233543A (ja) 2001-08-28

Family

ID=18564273

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000040972A Withdrawn JP2001233543A (ja) 2000-02-18 2000-02-18 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001233543A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007140253A (ja) * 2005-11-21 2007-06-07 Noritsu Koki Co Ltd 画像形成装置
JP2011177948A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Canon Inc プリント装置、およびプリント装置におけるジャム回復方法
JP2011177942A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Canon Inc プリント装置およびプリント制御方法
JP2016002756A (ja) * 2014-06-19 2016-01-12 株式会社リコー 搬送制御装置、画像形成装置、搬送制御方法及び制御プログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007140253A (ja) * 2005-11-21 2007-06-07 Noritsu Koki Co Ltd 画像形成装置
JP2011177948A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Canon Inc プリント装置、およびプリント装置におけるジャム回復方法
JP2011177942A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Canon Inc プリント装置およびプリント制御方法
US8371672B2 (en) 2010-02-26 2013-02-12 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus and method for duplex printing
JP2016002756A (ja) * 2014-06-19 2016-01-12 株式会社リコー 搬送制御装置、画像形成装置、搬送制御方法及び制御プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5760671B2 (ja) 搬送装置
US20070231043A1 (en) Label-printing apparatus and label-printing program recorded on a computer readable recording medium
JP4404094B2 (ja) 印刷装置及び印刷方法
JP3436382B2 (ja) ロール紙供給装置
JP2023132573A (ja) 画像記録装置
JP2001233543A (ja) 画像形成装置
JP2002060109A (ja) 用紙排出装置およびプリンタ
JP2013244656A (ja) プリンターおよびその印刷制御方法
JP2021138061A (ja) 記録装置、制御方法、およびプログラム
US9493018B2 (en) Printing apparatus with cut unit configured to cut a sheet according to an operator's instructions
JP2015112736A (ja) エラー処理装置
JP2011073820A (ja) 重送判断機能を備えた記録装置
US11396194B2 (en) Printer configured to rotate discharge roller when determining that second print control subsequent to first print control can be performed
JP2009131995A (ja) プリンタ
JPH06255191A (ja) 記録装置
US11897256B2 (en) Image forming apparatus
JP2005001887A (ja) 印刷装置、印刷装置の制御方法およびプログラム
JP4266615B2 (ja) 印字条件の設定方法および印字装置
JP3731407B2 (ja) 給紙方法及び記録装置
JP2001096861A (ja) 給紙方法及び記録装置
JP2023090377A (ja) 画像形成装置
JPH09249341A (ja) 画像形成装置
JP6407120B2 (ja) 印刷装置および印刷装置の制御プログラム
JP2000117691A (ja) カッター付きプリンタ
JP2022183989A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060421

A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070501