JP2001231219A - 直流モータ、直流モータのブラシ装置、及び、車両用ワイパ装置。 - Google Patents

直流モータ、直流モータのブラシ装置、及び、車両用ワイパ装置。

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JP2001231219A
JP2001231219A JP2000041623A JP2000041623A JP2001231219A JP 2001231219 A JP2001231219 A JP 2001231219A JP 2000041623 A JP2000041623 A JP 2000041623A JP 2000041623 A JP2000041623 A JP 2000041623A JP 2001231219 A JP2001231219 A JP 2001231219A
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speed driving
low
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Yoshihiko Harada
佳彦 原田
Toshio Yamamoto
敏夫 山本
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Asmo Co Ltd
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Asmo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】低速駆動用ブラシ及び高速駆動用ブラシを有す
る直流モータにおいて、低回転駆動時のモータ出力を向
上でき、しかも電磁波ノイズや振動の発生を抑えるこ
と。 【解決手段】高速駆動用ブラシ6の回転方向の幅L1が
低速駆動用ブラシ5の回転方向の幅L2より狭くなるよ
うにした。そのため、低速駆動用ブラシ6を介して整流
子12(ロータ10)に駆動電源を供給して低回転駆動
する場合、高速駆動用ブラシ6が隣合う整流子片12a
を短絡する時間が短くなる。従って、短絡された整流子
片12a間に設けられるコイルに誘起電圧(逆起電力)
が生じるが、短絡する時間が短くなることで、その誘起
電圧(逆起電力)が小さく抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低速駆動用ブラシ
及び高速駆動用ブラシを備え、ロータに給電するブラシ
を低速駆動用ブラシ又は高速駆動用ブラシのいずれかに
切り替えて、モータの回転速度を切り替える直流モー
タ、直流モータのブラシ装置、及び、車両用ワイパ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、この種の直流モータの一例を示
す。直流モータ21は、そのヨークハウジング22内
に、複数個のマグネット(図示略)、ブラシ装置23等
を備えている。ブラシ装置23は、それぞれ同一形状及
び同一材料よりなるコモンブラシ24、低速駆動用ブラ
シ25及び高速駆動用ブラシ26を備え、各ブラシ24
〜26は、ブラシホルダ27に設けられた保持筒27a
によりそれぞれ保持されている。そして、低速駆動用ブ
ラシ25及び高速駆動用ブラシ26は、ピッグテール2
8を介して直流駆動電源(図示略)の陽極に接続され、
コモンブラシ24は、ピッグテール28を介して直流駆
動電源の陰極に接続される。
【0003】直流モータ21のロータ30は、回転軸3
1、該回転軸31に固定されるロータコア(図示略)、
該コアの複数スロットに跨って巻線を施してなるコイル
(図示略)、前記ブラシ24〜26に摺接してコイルに
駆動電源を供給する整流子32とを備えている。整流子
32は、回転方向に12個の整流子片32aを有してお
り、隣合う整流子片32a間にコイルの各端末がそれぞ
れ接続されている。そして、モータ21の低回転駆動時
には、コモンブラシ24及び低速駆動用ブラシ25を介
してロータ30(整流子32)に駆動電源が供給され、
モータ21の高回転駆動時には、コモンブラシ24及び
高速駆動用ブラシ26を介してロータ30(整流子3
2)に駆動電源が供給される。
【0004】ここで、前記ブラシ装置23において、低
速駆動用ブラシ25は、コモンブラシ24と対向する位
置、即ち180°ずらした位置に配置されている。一
方、高速駆動用ブラシ26は、その低速駆動用ブラシ2
5に対して回転方向に70°ずらして配置されている。
【0005】即ち、図9に示すように、コモンブラシ2
4及び低速駆動用ブラシ25は、各ブラシ24,25が
短絡する整流子片32aのコイルを通過する磁束量が最
大で、その磁束量が変化しない位置(コモンブラシ24
の位置を90°とした場合、低速駆動用ブラシ25の位
置は270°)に配置される。一方、高速駆動用ブラシ
26は、有効磁束量を減らしてロータ30の回転速度を
高めるため低速駆動用ブラシ25に対して回転方向に所
定角度、即ち該ブラシ26が短絡する整流子片32aの
コイルを通過する磁束量の変化の大きい位置(200
°)に配置される。
【0006】このように各ブラシ24〜26を配置する
ことにより、コモンブラシ24及び低速駆動用ブラシ2
5を介してロータ30に電源供給を行うと該ロータ30
が低回転し、コモンブラシ24及び高速駆動用ブラシ2
6を介してロータ30に電源供給を行うと該ロータ30
が高回転することが一般に知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、各ブラシ2
4〜26が隣合う整流子片32aを跨ぐとき、各ブラシ
24〜26が隣合う整流子片32aを短絡、即ちコイル
を閉ループにする。このとき、各ブラシ24〜26に電
源が供給されていれば、そのコイルは整流されることに
なる。
【0008】しかしながら、例えば、モータ21を低回
転駆動する場合、コモンブラシ24及び低速駆動用ブラ
シ25には電源が供給されるが、高速駆動用ブラシ26
には電源が供給されない。つまり、高速駆動用ブラシ2
6はフローティング状態になるので、該ブラシ26によ
り短絡された整流子片32aのコイルは、単に閉ループ
になるだけである。
【0009】このとき、高速駆動用ブラシ26により閉
ループになったコイルに磁束が通過すると、このコイル
に誘起電圧(逆起電力)eが生じる。そのため、この誘
起電圧(逆起電力)eにより、コイルにはロータ30の
回転方向とは逆方向の力(ブレーキ力)が生じる。
【0010】ここで、コイルを通過する磁束量を
「Φ」、時間を「t」、巻線の巻数を「N」とすると、
誘起電圧(逆起電力)eは、 e=−N・dΦ/dt である。上記式によれば、巻線の巻数Nは回転中に変化
しないので、誘起電圧(逆起電力)eは、磁束量Φの変
化(dΦ/dt)が大きいほどが大きくなることがわか
る。そのため、高速駆動用ブラシ26の配置上、該ブラ
シ26にて短絡される整流子片32aのコイルにおいて
通過する磁束量Φの変化(dΦ/dt)が大きくなるの
で、誘起電圧(逆起電力)eは大きくなる。そのため、
このコイルには大きなブレーキ力が発生し、モータ21
の出力が低下してしまう。しかも、誘起電圧(逆起電
力)eが大きいと、高速駆動用ブラシ26が整流子片3
2aから離れるときに火花が生じ、電磁波ノイズや振動
が発生してしまう。
【0011】又、図10は、コモンブラシ24及び低速
駆動用ブラシ25を介してコイルに印加される駆動電源
電圧と、高速駆動用ブラシ26による誘起電圧(逆起電
力)eを合成した電圧波形、即ちロータ30の回転に有
効な電圧波形を示す。同図10によれば、駆動電源電圧
が正の場合において、誘起電圧(逆起電力)eが発生す
る箇所A1では図中破線で示す本来の駆動電源電圧レベ
ルから大きく下降し、駆動電源電圧が負の場合におい
て、誘起電圧(逆起電力)eが発生する箇所A2では図
中破線で示す本来の駆動電源電圧レベルから大きく上昇
してしまう。つまり、モータ21の回転に有効な電圧の
面積が小さくなってしまう。従って、同図10からも解
るように、モータ21の出力が低下してしまう。
【0012】尚、モータ21を高回転駆動する場合、上
記と逆になり、低速駆動用ブラシ25がフローティング
状態になる。このとき、該ブラシ25により短絡された
整流子片32aのコイルには磁束が通過する。しかしな
がら、低速駆動用ブラシ25の配置上、該ブラシ25に
て短絡される整流子片32aのコイルにおいて通過する
磁束量Φは変化しないので、誘起電圧(逆起電力)eは
生じない。そのため、上記した低回転時の問題は発生し
ない。
【0013】従って、このような理由により、低速駆動
用ブラシ25及び高速駆動用ブラシ26を有するモータ
21において、低回転駆動している時のモータ出力が低
下し、又、電磁波ノイズや振動が発生するという問題が
あった。
【0014】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、低速駆動用ブラシ及
び高速駆動用ブラシを有する直流モータ、直流モータの
ブラシ装置、及び、車両用ワイパ装置において、低回転
駆動時のモータ出力を向上でき、しかも電磁波ノイズや
振動の発生を抑えることができる直流モータ、直流モー
タのブラシ装置、及び、車両用ワイパ装置を提供するこ
とにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、整流子に摺接する低速駆
動用ブラシ及び高速駆動用ブラシを備え、低回転駆動時
には前記低速駆動用ブラシ及び前記整流子を介してロー
タに駆動電源を供給し、高回転駆動時には前記高速駆動
用ブラシ及び前記整流子を介してをロータに駆動電源を
供給する直流モータにおいて、前記高速駆動用ブラシの
前記整流子側の回転方向の幅を、前記低速駆動用ブラシ
の回転方向の幅より狭くした。
【0016】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の直流モータにおいて、前記高速駆動用ブラシを、前記
低速駆動ブラシより低抵抗材料で形成した。請求項3に
記載の発明は、請求項1又は2に記載の直流モータにお
いて、前記高速駆動用ブラシの反整流子側を前記低速駆
動用ブラシと同一形状とし、該ブラシの整流子側の回転
方向の幅を狭くした。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の直流モータにおいて、前記高速駆動用ブラシの回転方
向の一方の側面を、該ブラシの長手方向の全長にわたっ
て段差の無い平面とした。
【0018】請求項5に記載の発明は、整流子に摺接す
る低速駆動用ブラシ及び高速駆動用ブラシを備え、低回
転駆動時には前記低速駆動用ブラシ及び前記整流子を介
してロータに駆動電源を供給し、高回転駆動時には前記
高速駆動用ブラシ及び前記整流子を介してをロータに駆
動電源を供給する直流モータのブラシ装置において、前
記高速駆動用ブラシの前記整流子側の回転方向の幅を、
前記低速駆動用ブラシの回転方向の幅より狭くした。
【0019】請求項6に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれかに記載の直流モータを備えた車両用ワイパ装置
である。 (作用)請求項1,5に記載の発明によれば、高速駆動
用ブラシの少なくとも整流子側の回転方向の幅を低速駆
動用ブラシのそれより狭くしたので、低速駆動用ブラシ
を介して整流子(ロータ)に駆動電源を供給して低回転
駆動する場合、使用されていない高速駆動用ブラシが整
流子における隣合う整流子片を短絡する時間が短くな
る。従って、短絡された整流子片間に設けられるコイル
に誘起電圧(逆起電力)が生じるが、短絡する時間が短
くなることで、その誘起電圧(逆起電力)が小さく抑え
られる。この誘起電圧(逆起電力)は、回転方向と逆方
向の力(ブレーキ力)を発生させるものであるので、誘
起電圧(逆起電力)が小さくなることで、ブレーキ力が
小さく抑えられる。その結果、モータの出力を向上する
ことができる。しかも、誘起電圧(逆起電力)が小さく
抑えられるので、高速駆動用ブラシが整流子片から離れ
るときの花火の発生が抑えられ、電磁波ノイズや振動の
発生を抑えることができる。
【0020】請求項2に記載の発明によれば、高速駆動
用ブラシが低速駆動ブラシより低抵抗材料で形成され
る。従って、高速駆動用ブラシの回転方向の幅が狭くな
る分、該ブラシの整流子片との接触抵抗値が増加するこ
とが懸念されるが、その高速駆動用ブラシを低抵抗材料
で形成すれば、該ブラシの接触抵抗値は小さくなる(供
給電流量増加)。従って、モータの出力低下を確実に防
止することができる。
【0021】請求項3に記載の発明によれば、高速駆動
用ブラシの反整流子側が低速駆動用ブラシと同一形状に
形成され、該ブラシの整流子側の回転方向の幅が狭くな
るように形成される。従って、各ブラシを保持する保持
筒を備えたブラシホルダにおいて、同一形状の保持筒に
より両ブラシをそれぞれ保持することができる。しか
も、高速駆動用ブラシの全体を狭く形成しないので、該
ブラシの放熱効果を著しく悪化させるものではない。
【0022】請求項4に記載の発明によれば、高速駆動
用ブラシの回転方向の一方の側面は該ブラシの長手方向
の全長にわたって段差の無い平面に形成される。つま
り、ブラシは、モータ回転時において、その側面が保持
筒の内側面に押し付けられるので、保持筒内でがたつか
ない。従って、幅狭のブラシでも安定して保持すること
ができる。
【0023】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
〜4のいずれかに記載の直流モータ直流モータは電磁波
ノイズ及び振動の発生が抑えられるので、車載ラジオに
比較的近い位置に備えられる車両用ワイパ装置に使用す
れば、その車載ラジオに電磁波ノイズが混入することを
抑えることができる。又、振動が抑えられるので、車両
用ワイパ装置から車室内に伝播する振動を小さく抑える
ことができ、車室内の静粛性の向上に貢献できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図面に従って説明する。図1に示すように、直
流モータ1は、そのヨークハウジング2内に、複数個の
マグネット(図示略)、ブラシ装置3等を備えている。
ブラシ装置3は、それぞれ同一材料よりなるコモンブラ
シ4、低速駆動用ブラシ5及び高速駆動用ブラシ6を備
えている。低速駆動用ブラシ5は、コモンブラシ4と対
向する位置、即ち180°ずらした位置に配置されてい
る。高速駆動用ブラシ6は、その低速駆動用ブラシ5に
対して回転方向に70°ずらして配置されている。
【0025】即ち、図3に示すように、コモンブラシ4
及び低速駆動用ブラシ5は、各ブラシ4,5が短絡する
後述する整流子片12aのコイルを通過する磁束量が最
大で、その磁束量が変化しない位置(コモンブラシ4の
位置を90°とした場合、低速駆動用ブラシ5の位置は
270°)に配置される。一方、高速駆動用ブラシ6
は、有効磁束量を減らしてロータ30の回転速度を高め
るため低速駆動用ブラシ5に対して回転方向に所定角
度、即ち該ブラシ6が短絡する整流子片12aのコイル
を通過する磁束量の変化の大きい位置(200°)に配
置される。そして、各ブラシ4〜6は、ブラシホルダ7
に設けられた各ブラシ4〜6に対応した形状の保持筒7
a,7bによりそれぞれ保持されている。
【0026】又、図2に示すように、前記各ブラシ4〜
6はともに略四角柱形状に形成されているが、本実施形
態では、コモンブラシ4及び低速駆動用ブラシ5が同一
形状に形成される一方、高速駆動用ブラシ6は、その回
転方向の幅L1が低速駆動用ブラシ5(コモンブラシ
4)の回転方向の幅L2に対して狭く設定されている。
尚、高速駆動用ブラシ6の回転方向の幅L1は、具体的
には、低速駆動用ブラシ5(コモンブラシ4)の回転方
向の幅L2の70〜80[%]に設定されている。又、
高速駆動用ブラシ6の回転方向の幅L1以外の外形寸法
(軸方向の長さ及び長手方向の全長(径方向の長さ))
は、低速駆動用ブラシ5のそれと同一である。
【0027】そして、このような低速駆動用ブラシ5及
び高速駆動用ブラシ6は、それぞれピッグテール8を介
して直流駆動電源(図示略)の陽極に接続され、コモン
ブラシ4は、ピッグテール8を介して直流駆動電源の陰
極に接続される。
【0028】直流モータ1のロータ10は、回転軸1
1、該回転軸11に固定されるロータコア(図示略)、
該コアの複数スロットに巻線を施してなるコイル(図示
略)、前記ブラシ4〜6に摺接してコイルに駆動電源を
供給する整流子12とを備えている。整流子12は、回
転方向に12個の整流子片12aを有しており、隣合う
整流子片12a間にコイルの各端末がそれぞれ接続され
ている。そして、モータ1の低回転駆動時には、コモン
ブラシ4及び低速駆動用ブラシ5を介してロータ10
(整流子12)に駆動電源が供給され、モータ1の高回
転駆動時には、コモンブラシ4及び高速駆動用ブラシ6
を介してロータ10(整流子12)に駆動電源が供給さ
れる。
【0029】このように構成した直流モータ1では、コ
モンブラシ4及び低速駆動用ブラシ5を介してロータ1
0(整流子12)駆動電源を供給し、該モータ1を低回
転駆動する場合、高速駆動用ブラシ6は回転方向の幅L
1が狭く形成されているので、フローティング状態(駆
動電源電圧が印加されていない状態)となっている該ブ
ラシ6が隣合う整流子片12aを短絡する時間が短くな
る。すると、短絡された整流子片12a間のコイルが閉
ループになる時間が短くなる。
【0030】そのため、高速駆動用ブラシ6により短絡
された整流子片12a間のコイルに磁束が通過すると、
このコイルに誘起電圧(逆起電力)eが生じるが、その
誘起電圧(逆起電力)eは小さい。従って、コイルに発
生するロータ10の回転方向とは逆方向の力(ブレーキ
力)が小さく抑えられるので、モータ1の出力が向上す
る。
【0031】又、図4は、コモンブラシ4及び低速駆動
用ブラシ5を介してコイルに印加される駆動電源電圧
と、高速駆動用ブラシ6による誘起電圧(逆起電力)e
を合成した電圧波形、即ちロータ10の回転に有効な電
圧波形を示す。同図4によれば、駆動電源電圧が正の場
合において、誘起電圧(逆起電力)eが発生する箇所A
1では図中破線で示す本来の駆動電源電圧レベルからの
下降幅が小さくなり、駆動電源電圧が負の場合におい
て、誘起電圧(逆起電力)eが発生する箇所A2では図
中破線で示す本来の駆動電源電圧レベルからの上昇幅が
小さくなる。つまり、モータ1の回転に有効な電圧の面
積が、従来(図10参照)と比べて大きくなる。従っ
て、同図4からも解るように、本実施形態では、モータ
1の出力が向上する。
【0032】しかも、上記したように、コイルに発生す
る誘起電圧(逆起電力)eのピーク値も小さくなるの
で、高速駆動用ブラシ6が整流子片12aから離れると
きの火花の発生が抑えられ、電磁波ノイズや振動の発生
を抑えることができる。
【0033】尚、高回転駆動時において、高速駆動用ブ
ラシ6の整流子片12aとの接触面積が小さくなること
により、整流子片12aとの接触抵抗が大きくなって、
該ブラシ6から整流子片12aへの電流量が減少するこ
とが懸念される。
【0034】ここで、図5は、低速駆動用ブラシ5(コ
モンブラシ4)の整流子片12aとの接触面積に対する
相互間の接触抵抗の変化を示す。同図5によれば、接触
面積が0〜20[%]程度まで接触抵抗が急激に小さく
なるが、接触面積が20[%]より大きくなると接触抵
抗が減少幅は小さくなる。従って、低速駆動用ブラシ5
(コモンブラシ4)の接触面積が通常、80〜100
[%]とすると、該ブラシ4,5の回転方向の幅L2よ
り70〜80[%]狭い幅L1の高速駆動用ブラシ6の
接触面積は56〜80[%]程度となるが、その接触抵
抗値は大きく悪化(上昇)せず、小さい値のままであ
る。
【0035】従って、高速駆動用ブラシ6の回転方向の
幅L1を狭くしても接触抵抗値が大きく悪化しないの
で、ロータ10に供給する駆動電源の電流量がほとんど
減少しない。その結果、高速駆動用ブラシ6を介してロ
ータ10(整流子12)に駆動電源を供給する高回転駆
動時において、該ブラシ6の回転方向の幅L1を狭くし
ても、モータ1の出力が大きく低下するものではない
(ほとんど、低下しない)。尚、そのモータ1の出力低
下を問題視する場合には、図5の一点鎖線でに示すよう
に、単位当たりの抵抗値が低い低抵抗材料で高速駆動用
ブラシ6を形成することにより、該ブラシ6の接触抵抗
値を小さくすれば、該ブラシ6の供給電流量を増加で
き、モータ1の出力低下を確実に防止することができ
る。
【0036】又、上記したように、本実施形態のモータ
1は電磁波ノイズ及び振動の発生が抑えられるので、該
モータ1を、図6に示す車両15に搭載する車両用ワイ
パ装置16の駆動源に好適である。つまり、車両用ワイ
パ装置16は、車載ラジオ17に比較的近い位置に備え
られることから、その車載ラジオ17に電磁波ノイズが
混入することを抑えることができる。又、振動が抑えら
れるので、車両用ワイパ装置16から車室内に伝播する
振動を小さく抑えることができ、車室内の静粛性の向上
に貢献できる。
【0037】上記したように、本実施の形態によれば、
以下の効果を有する。 (1)高速駆動用ブラシ6の回転方向の幅L1を、低速
駆動用ブラシ5の回転方向の幅L2より狭くした。その
ため、低速駆動用ブラシ5を介して整流子12(ロータ
10)に駆動電源を供給して低回転駆動する場合、高速
駆動用ブラシ6が隣合う整流子片12aを短絡する時間
が短くなる。従って、短絡された整流子片12a間に設
けられるコイルに誘起電圧(逆起電力)eが生じるが、
短絡する時間が短くなることで、その誘起電圧(逆起電
力)eが小さく抑えられる。この誘起電圧(逆起電力)
eは、回転方向と逆方向の力(ブレーキ力)を発生させ
るものであるので、誘起電圧(逆起電力)eが小さくな
ることで、ブレーキ力が小さく抑えられる。その結果、
モータ1の出力を向上することができる。
【0038】(2)誘起電圧(逆起電力)eが小さく抑
えられるので、高速駆動用ブラシ6が整流子片12aか
ら離れるときの花火の発生が抑えられ、電磁波ノイズや
振動の発生を抑えることができる。
【0039】(3)高速駆動用ブラシ6の形状を変更す
るだけでモータ1の出力を向上でき、電磁波ノイズや振
動の発生を抑えることができるので、構成を複雑化しな
い。又、高速駆動用ブラシ6及び低速駆動用ブラシ5の
材料を変更しなくてもよいので、容易に実施できる。
【0040】(4)高速駆動用ブラシ6の回転方向の幅
L1を該ブラシ6の長手方向の全長にわたり同様に狭く
したので、該ブラシ6の形状が簡単になり、該ブラシを
容易に形成することができる。
【0041】(5)高速駆動用ブラシ6の回転方向の幅
L1以外の外形寸法を低速駆動用ブラシ5のそれと同一
としたので、高速駆動用ブラシ6や、該ブラシ6を保持
するブラシホルダ7の保持筒7bなどの該ブラシ6の周
辺部材の寸法を大きく変更しなくてすむ。しかも、低速
駆動用ブラシ5を削るなどして高速駆動用ブラシ6を容
易に形成することができる。この場合、両ブラシ5,6
を形成する型が1つですむ。
【0042】尚、本発明の実施の形態は、以下のように
変更してもよい。 ○上記実施形態では、高速駆動用ブラシ6の回転方向の
幅L1を該ブラシ6の長手方向の全長にわたり同様に狭
くしたが、少なくとも整流子12側が狭くなっていれば
よい。その一例を、図7に示す。同図7に示すように、
高速駆動用ブラシ6aは、反整流子12側が低速駆動用
ブラシ5と同一形状に形成され、整流子12側の回転方
向の幅L1が狭くなるように形成されている。この場
合、ブラシ6aの回転方向の一方の側面6bは、該ブラ
シ6aの長手方向の全長にわたって段差の無い平面とな
っている。このようにすれば、低速駆動用ブラシ5と同
一形状の保持筒7a(図1参照)により高速駆動用ブラ
シ6aを保持することができるので、部品点数を増加さ
せない。又、このとき、ブラシ6aの一方の側面6bは
その長手方向の全長にわたり段差の無い平面であるの
で、回転時にその側面6bが保持筒7aの内側面に押し
付けられる。そのため、幅狭のブラシ6aでも保持筒7
aでがたつかず、安定して保持される。又、この高速駆
動用ブラシ6aは全体を狭く形成しないので、該ブラシ
の放熱効果を著しく悪化させるものではない。更に、低
速駆動用ブラシ5を削る(この場合、ブラシ6aの他方
の側面のみを削る)などしてこの高速駆動用ブラシ6a
を容易に形成することができる。
【0043】○上記実施形態では、高速駆動用ブラシ6
の回転方向の幅L1以外の外形寸法を低速駆動用ブラシ
5のそれと同一としたが、適宜変更してもよい。例え
ば、高速駆動用ブラシ6の回転方向の幅L1を狭くした
分に応じて、該ブラシ6の軸方向の長さを大きく設定し
てもよい。
【0044】○上記実施形態では、ブラシ装置3を、コ
モンブラシ4、低速駆動用ブラシ5及び高速駆動用ブラ
シ6の3つのブラシを用いた構成としたが、低速駆動用
ブラシ5及び高速駆動用ブラシ6を有するその他の構成
としてもよい。例えば、2つの低速駆動用ブラシ5と2
つの高速駆動用ブラシ6を用いて構成してもよい。又、
低速駆動用ブラシ5と高速駆動用ブラシ6の切り替えに
よりモータ1の回転速度を2つの速度に切り替える構成
であったが、高速駆動用ブラシ6とは異なる回転速度を
得るための複数の高速駆動用ブラシを設け、それぞれの
高速駆動用ブラシに実施してもよい。
【0045】○上記実施形態では、直流モータ1を車両
用ワイパ装置16の駆動源として使用したが、車両15
のその他の装置の駆動源として使用してもよい。又、車
両15以外の装置の駆動源として使用してもよい。
【0046】上記各実施の形態から把握できる請求項以
外の技術的思想について、以下にその効果とともに記載
する。 (イ) 請求項1又は2に記載の直流モータにおいて、
前記高速駆動用ブラシの回転方向の幅を、該ブラシの長
手方向の全長にわたり同様に狭くしたことを特徴とする
直流モータ。このようにすれば、高速駆動用ブラシの回
転方向の幅を該ブラシの長手方向の全長にわたり同様に
狭くしたので、該ブラシの形状が簡単になり、該ブラシ
を容易に形成することができる。
【0047】(ロ) 請求項1又は2、上記(イ)に記
載の直流モータにおいて、前記高速駆動用ブラシの回転
方向の幅以外の外形寸法を、前記低速駆動用ブラシの回
転方向の幅以外の外形寸法と同一としたことを特徴とす
る直流モータ。このようにすれば、高速駆動用ブラシの
回転方向の幅以外の外形寸法を低速駆動用ブラシのそれ
と同一としたので、高速駆動用ブラシや該ブラシの周辺
部材の寸法を大きく変更しなくてすむ。しかも、低速駆
動用ブラシを削るなどして高速駆動用ブラシを容易に形
成することができる。この場合、両ブラシを形成する型
が1つですむ。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
低速駆動用ブラシ及び高速駆動用ブラシを有する直流モ
ータ、直流モータのブラシ装置、及び、車両用ワイパ装
置において、低回転駆動時のモータ出力を向上でき、し
かも電磁波ノイズや振動の発生を抑えることができる直
流モータ、直流モータのブラシ装置、及び、車両用ワイ
パ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態の直流モータのブラシ装置を示す
図である。
【図2】 (a)は、コモンブラシ及び低速駆動用ブラ
シの斜視図であり、、(b)は高速駆動用ブラシの斜視
図である。
【図3】 各ブラシの作用を説明するための図である。
【図4】 モータの回転に有効な電圧を示す図である。
【図5】 ブラシの整流子片との接触面積に対する接触
抵抗の変化を示す図である。
【図6】 車両用ワイパ装置の模式図である。
【図7】 別例の高速駆動用ブラシの斜視図である。
【図8】 従来の直流モータのブラシ装置を示す図であ
る。
【図9】 各ブラシの作用を説明するための図である。
【図10】 モータの回転に有効な電圧を示す図であ
る。
【符号の説明】
5…低速駆動用ブラシ、6,6a…高速駆動用ブラシ、
6b…側面、10…ロータ、12…整流子、L1,L2
…幅。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H613 AA02 AA03 BB04 BB15 BB35 GA09 GA10 GB01 GB08 GB09 GB12 KK01 QQ05 QQ06 SS05 SS07 5H623 AA03 BB06 JJ08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 整流子に摺接する低速駆動用ブラシ及び
    高速駆動用ブラシを備え、低回転駆動時には前記低速駆
    動用ブラシ及び前記整流子を介してロータに駆動電源を
    供給し、高回転駆動時には前記高速駆動用ブラシ及び前
    記整流子を介してをロータに駆動電源を供給する直流モ
    ータにおいて、 前記高速駆動用ブラシの前記整流子側の回転方向の幅
    を、前記低速駆動用ブラシの回転方向の幅より狭くした
    ことを特徴とする直流モータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の直流モータにおいて、 前記高速駆動用ブラシを、前記低速駆動ブラシより低抵
    抗材料で形成したことを特徴とする直流モータ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の直流モータにお
    いて、 前記高速駆動用ブラシの反整流子側を前記低速駆動用ブ
    ラシと同一形状とし、該ブラシの整流子側の回転方向の
    幅を狭くしたことを特徴とする直流モータ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の直流モータにおいて、 前記高速駆動用ブラシの回転方向の一方の側面を、該ブ
    ラシの長手方向の全長にわたって段差の無い平面とした
    ことを特徴とする直流モータ。
  5. 【請求項5】 整流子に摺接する低速駆動用ブラシ及び
    高速駆動用ブラシを備え、低回転駆動時には前記低速駆
    動用ブラシ及び前記整流子を介してロータに駆動電源を
    供給し、高回転駆動時には前記高速駆動用ブラシ及び前
    記整流子を介してをロータに駆動電源を供給する直流モ
    ータのブラシ装置において、 前記高速駆動用ブラシの前記整流子側の回転方向の幅
    を、前記低速駆動用ブラシの回転方向の幅より狭くした
    ことを特徴とする直流モータのブラシ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかに記載の直流モ
    ータを備えた車両用ワイパ装置。
JP2000041623A 2000-02-18 2000-02-18 直流モータ、直流モータのブラシ装置、及び、車両用ワイパ装置。 Pending JP2001231219A (ja)

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