JP2001231054A - 映像信号の多重・分離方法、伝送方法及び装置 - Google Patents

映像信号の多重・分離方法、伝送方法及び装置

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JP2001231054A
JP2001231054A JP2000040189A JP2000040189A JP2001231054A JP 2001231054 A JP2001231054 A JP 2001231054A JP 2000040189 A JP2000040189 A JP 2000040189A JP 2000040189 A JP2000040189 A JP 2000040189A JP 2001231054 A JP2001231054 A JP 2001231054A
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luminance
color difference
signal
frequency component
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Yoshio Sugimori
吉夫 杉森
Hidehiko Kikuchi
秀彦 菊地
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Nippon Television Network Corp
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Nippon Television Network Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決すべき課題】 720p方式の信号を最小限の画
質の劣化に押さえつつ、480p方式の信号に変換する
ことにより、従来からある480p方式の制作システム
であっても720p方式の信号を扱うことが出来る技術
を提供すること。 【課題を解決するための手段】 720p方式の輝度成
分から、480p方式に必要とされる輝度成分と、48
0p方式に必要とされる輝度成分以上の水平高域成分及
び垂直高域成分とを抽出する。一方、720p方式の色
差成分から、480p(4:2:0p)方式に必要とさ
れる色差成分を抽出する。そして、抽出した輝度の水平
高域成分及び垂直高域成分を周波数変換し、抽出した色
差成分に多重化し、480p(4:2:2p)方式の色
差成分を生成し、この色差成分と、480p方式に必要
とされる輝度成分とから480p(4:2:2p)方式
の映像信号を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は映像信号の多重・分
離の技術に関し、特に720p方式の相当の映像信号を
480p(4:2:2p)方式相当の信号形式に変換し
て伝送する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高画質化に伴い、多くのテレビジ
ョン方式が提案されている。中でも、720p方式(水
平1280画素、垂直720画素、60Hz順次走査)
及び480p方式(水平720画素、垂直480画素、
60Hz順次走査)の制作システムは、HDTV方式の
制作システム等に比べて価格面で有利であるため、普及
の可能性を秘めている。又、480p方式は、480p
(4:2:2p)方式と480p(4:2:0p)方式
とがあるが、480p(4:2:0p)方式が主流とな
っている。しかしながら、480p(4:2:2p)方
式は、現状の4:2:2iのシステムにもう1台4:
2:2iのシステムを追加することにより、480p
(4:2:2p)のシステムが出来るというメリットが
ある。
【0003】
【解決しようとする課題】ところで、720p方式の制
作システムは、480p方式の制作システムに比べて高
価なものである。一方、720p方式と480p方式と
では信号形式が全く異なるため、480p方式の制作シ
ステムで720p方式の信号をそのまま扱うことは不可
能である。
【0004】そこで、本発明の目的は上記問題点を解決
し、720p方式の信号を最小限の画質の劣化に押さえ
つつ、480p方式の信号に変換することにより、従来
からある480p方式の制作システムであっても720
p方式の信号を扱うことが出来る技術を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記本発明の目的は、映
像信号の多重・分離方法であって、720p方式の輝度
成分から、480p方式に必要とされる輝度成分と、4
80p方式に必要とされる輝度成分以上の水平高域成分
及び垂直高域成分とを抽出する工程と、720p方式の
色差成分から、480p(4:2:0p)方式に必要と
される色差成分を抽出する工程と、前記抽出した輝度の
水平高域成分及び垂直高域成分を周波数変換し、前記抽
出した色差成分に多重化し、480p(4:2:2p)
方式の色差成分を生成する工程と、を有することを特徴
とする映像信号の多重・分離方法によって達成される。
【0006】尚、分離方法として、480p(4:2:
2p)方式の色差成分から、輝度の水平高域成分及び垂
直高域成分に相当する成分を抽出し、周波数変換する工
程と、前記周波数変換されて戻された輝度の水平高域成
分及び垂直高域成分を480p方式の輝度成分に加算
し、720p相当の輝度成分を生成する工程とを有する
ことが好ましい。
【0007】また、前記抽出される輝度の水平高域成分
及び垂直高域成分は、480p(4:2:2p)方式に
おける色差信号の帯域幅と480p(4:2:0p)方
式における色差信号の帯域幅との差に相当するものであ
ることが好ましい。
【0008】また、多重化されていることを示す識別情
報を、輝度信号、又は色差信号に多重化される輝度の水
平高域成分及び垂直高域成分又はいずれか一方に埋め込
むことが好ましい。
【0009】上記本発明の目的は、映像信号の伝送方法
であって、720p方式の輝度成分から、480p方式
に必要とされる輝度成分と、480p方式に必要とされ
る輝度成分以上の水平高域成分及び垂直高域成分とを抽
出する工程と、720p方式の色差成分から、480p
(4:2:0p)方式に必要とされる色差成分を抽出す
る工程と、前記抽出した輝度の水平高域成分及び垂直高
域成分を周波数変換し、前記抽出した色差成分に多重化
し、480p(4:2:2p)方式の色差成分を生成す
る工程と、前記抽出された480pの輝度成分と、前記
生成された480p(4:2:2p)方式の色差成分と
を、480p(4:2:2p)方式の映像信号として伝
送する工程とを有することを特徴とする映像信号の伝送
方法によって達成される。
【0010】尚、分離方法として、伝送されてきた48
0p(4:2:2p)方式の色差成分から、輝度の水平
高域成分及び垂直高域成分に相当する成分を抽出し、周
波数変換する工程と、前記伝送されてきた480p
(4:2:2p)方式の色差成分から、輝度の水平高域
成分及び垂直高域成分に相当する成分をカットし、48
0p(4:2:0p)方式の色差成分に戻す工程と、前
記周波数変換されて戻された輝度の水平高域成分及び垂
直高域成分を480p方式の輝度成分に加算し、720
p相当の輝度成分を生成する工程とを有することが好ま
しい。
【0011】また、前記抽出される輝度の水平高域成分
及び垂直高域成分は、480p(4:2:2p)方式に
おける色差信号の帯域幅と480p(4:2:0p)方
式における色差信号の帯域幅との差に相当するものであ
ることが好ましい。
【0012】また、輝度信号、又は色差信号に多重化さ
れる輝度の水平高域成分及び垂直高域成分、又はいずれ
か一方に多重化されていることを示す識別情報を埋め込
み、受信側で前記識別情報を検出することによって、受
信側で多重化されている映像信号と多重化されていない
映像信号を区別することが好ましい。
【0013】上記本発明の目的は、映像信号のエンコー
ダであって、720p方式の輝度成分から、480p方
式に必要とされる輝度成分と、480p方式に必要とさ
れる輝度成分以上の水平高域成分及び垂直高域成分とを
抽出する第一の抽出手段と、720p方式の色差成分か
ら、480p(4:2:0p)方式に必要とされる色差
成分を抽出する第二の抽出手段と、前記抽出した輝度の
水平高域成分及び垂直高域成分を周波数変換し、前記抽
出した色差成分に多重化し、480p(4:2:2p)
方式の色差成分を生成する手段と、を有することを特徴
とする映像信号のエンコーダによって達成される。
【0014】尚、前記第一の抽出手段は、480p
(4:2:2p)方式における色差信号の帯域幅と48
0p(4:2:0p)方式における色差信号の帯域幅と
の差に相当する輝度の水平高域成分及び垂直高域成分を
抽出するように構成されていることが好ましい。
【0015】また、上記エンコーダは、輝度信号、又は
色差信号に多重化される輝度の水平高域成分及び垂直高
域成分、又はいずれか一方に、多重化されていることを
示す識別情報を埋め込む手段を有することが好ましい。
【0016】上記本発明の目的は、映像信号のデコーダ
であって、480p(4:2:2p)方式の色差成分か
ら、輝度の水平高域成分及び垂直高域成分に相当する成
分を抽出する抽出手段と、前記抽出した成分を周波数変
換し、480p(4:2:0p)方式以上の輝度の水平
高域成分及び垂直高域成分に変換する変換手段と、前記
周波数変換された輝度の水平高域成分及び垂直高域成分
を480p方式の輝度成分に加算し、720p相当の輝
度成分を生成する生成手段とを有することを特徴とする
映像信号のデコーダによって達成される。
【0017】尚、デコーダは、前記輝度信号又は色差信
号から、埋め込まれた識別情報を検出する検出手段と、
前記検出手段により前記識別情報が検出された場合には
前記抽出手段は抽出処理を行い、前記識別情報が検出さ
れなかった場合には前記抽出手段は抽出処理を行わない
ように構成されていることが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。まず、本実施の形態における多重化方法
を説明する。図1は本実施の形態の多重化方法を説明す
るための図である。
【0019】一般に720方式の映像信号の輝度成分の
出力は水平1280画素、垂直720画素である。ここ
で、上述の720pの映像信号の輝度成分を図1に示す
と、水平1280Lpw、垂直720Lphで囲まれる
長方形の領域が720pの輝度成分である。そして、水
平720Lpw、垂直480Lphで囲まれる長方形の
領域が480P方式の規格で必要な輝度成分である。
【0020】ところで、映像において高解像度の要求は
高まるばかりであり、伝送信号中に多くの輝度成分の情
報を持つことが有利である。しかしながら、720p方
式の制作システムは、480p方式の制作システムに比
べて高価なものであり、また、720p方式と480p
方式とでは信号形式が全く異なるため、480p方式の
制作システムで720p方式の信号をそのまま扱うこと
は不可能である。
【0021】一方、480p方式は、480p(4:
2:2p)方式から480p(4:2:0p)方式へと
移行しているが、4:2:2iの機材を二台用意するこ
とにより使用可能となる480p(4:2:2p)方式
もコストの面では有利となる。また、人間の目は、色成
分や輝度の高域成分が多少失われた画像であっても、そ
れを感知し難いという特性を持っている。例えば、図1
においては、水平、垂直ともに高域な成分(水平・垂直
高域成分)は、他の低域の成分よりも重要度が低い。
【0022】そこで、720p方式の輝度成分を生か
し、かつ4:2:2iの機材を二台用意することにより
使用可能となる480p(4:2:2p)方式の信号形
式で480p(4:2:0p)方式以上の輝度成分(7
20pの輝度に近い)を持たせるため、以下の信号処理
を行う。 (1) 720pの輝度信号中、水平720Lpw以下
でかつ垂直480Lph以下の輝度成分(480pの輝
度成分)を切り取る。 (2) 720pの輝度信号中、水平360Lpw以下
でかつ垂直480Lph以上の垂直高域成分(VH)
と、水平720Lpw以上1080Lpw以下でかつ垂
直240Lph以下の水平高域成分(HH)とを切り取
る。 (3) 720pの色差信号中、480p(4:2:0
p)の相当の色差成分Cb,Cr(水平360Lpw以
下でかつ垂直240Lph以下)を切り取る。 (4) 切り取った垂直高域成分(VH)と水平高域成
分(HH)とを周波数変換し、周波数変換された垂直高
域成分(VH)と水平高域成分(HH)とを色信号C
b,Crの垂直高域に重畳する。
【0023】このような工程(エンコード)を経ること
により生成された信号は、信号形式としては480p
(4:2:2p)方式の信号形式をしており、実施的な
内容は輝度成分が480p(4:2:0p)方式よりも
720pに近い量を有しており、720p方式に近い画
質を得ることが出来る。さらに、信号形式は480p
(4:2:2p)方式であるので、既に設置されている
4:2:2iの機材にさらに一台4:2:2iの機材を
追加することにより、使用可能となる。尚、上述の如く
エンコードされた画像信号は、上述の逆の処理が行われ
てデコードされる。
【0024】次に、上述の多重化方法を実現する装置
(エンコーダ)について説明する。図2は本実施の形態
における多重化方法を実施するエンコーダのブロック図
である。
【0025】図2中、21は720pの輝度信号のうち
垂直720Lph以上の成分をカットするローパスフィ
ルタ、22はローパスフィルタ21の出力から水平10
80Lpw以上の成分をカットするローパスフィルタ、
23はローパスフィルタ22の出力から水平360Lp
w以上の成分をカットするローパスフィルタ、24はロ
ーパスフィルタ23の出力から垂直480Lph以上の
成分をカットするローパスフィルタ、25はローパスフ
ィルタ23の出力とローパスフィルタ24との出力を加
算する加算器、26は加算器25の出力を低域側にシフ
トする垂直周波数変換部である。
【0026】また、27はローパスフィルタ22の出力
から水平720Lpw以上の成分をカットするローパス
フィルタ、28はローパスフィルタ27の出力から垂直
480Lph以上の成分をカットするローパスフィルタ
である。
【0027】また、29はローパスフィルタ22の出力
とローパスフィルタ27の出力とを加算する加算器、3
0は加算器29の出力から垂直240Lph以上の成分
をカットするローパスフィルタ、31はローパスフィル
タ30の出力を水平低域側にシフトする水平周波数変換
部であり、32は水平周波数変換部31の出力を垂直高
域側にシフトする垂直周波数変換部である。
【0028】また、33は720pの色差信号Cbから
水平360Lpw以上の成分をカットするローパスフィ
ルタ、34はローパスフィルタ33の出力から垂直24
0Lph以上の成分をカットするローパスフィルタであ
る。である。
【0029】また、35は720pの色差信号Crから
水平360Lpw以上の成分をカットするローパスフィ
ルタ、36はローパスフィルタ35の出力から垂直24
0Lph以上の成分をカットするローパスフィルタであ
る。
【0030】また、37は垂直周波数変換部26の出力
とローパスフィルタ34の出力とを加算する加算器、3
8は水平周波数変換部31の出力とローパスフィルタ3
6の出力とを加算する加算器である。そして、39は、
加算器37の出力と、ローパスフィルタ28の出力と、
加算器38の出力と、ローパスフィルタ36の出力とを
多重化する多重化回路である。
【0031】また、40,41,42,43及び44
は、720p方式の信号から走査線及び水平画素を間引
きして、480p(4:2:2p)方式の信号にダウン
コンバートするダウンコンバータである。
【0032】このような構成においてエンコーダは以下
のように動作する。まず、カメラ等からの720pの画
像信号のうち輝度信号Yが、ローパスフィルタ21に入
力される。ローパスフィルタ21では入力された輝度信
号のうち垂直720Lph以上の成分がカットされる。
ローパスフィルタ21の出力は、ローパスフィルタ22
に入力され、水平1080Lpw以上の成分がカットさ
れる。そして、ローパスフィルタ22の出力は、ローパ
スフィルタ23、ローパスフィルタ27及び加算器29
に入力される。
【0033】ローパスフィルタ23では、ローパスフィ
ルタ22の出力信号のうち水平360Lpw以上の成分
がカットされ、ローパスフィルタ24及び加算器25に
出力される。ローパスフィルタ24では、ローパスフィ
ルタ23の出力信号のうち垂直480Lph以上の成分
がカットされ、加算器25に出力される。そして、加算
器25により、ローパスフィルタ23の出力(水平36
0Lpw以下、かつ垂直720Lph以下の輝度成分)
とローパスフィルタ24の出力(水平360Lpw以
下、かつ垂直480Lph以下の輝度成分)とが減算さ
れ(ローパスフィルタ23の出力信号−ローパスフィル
タ24の出力信号)、水平0〜360Lpw、かつ垂直
480〜720Lphの輝度成分、すなわち図1のVH
に相当する輝度成分が加算器25より出力される。さら
に、加算器25の出力信号は、垂直周波数変換部26に
入力され、入力された水平0〜360Lpw、かつ垂直
480〜720Lphの信号を、水平0〜360Lp
w、かつ垂直240〜480Lphの帯域に周波数変換
する。この周波数変換は、入力された信号に240Lp
hのキャリアをかけることにより行われる。そして、垂
直周波数変換部26の出力は、ダウンコンバータ40に
より、720p方式の信号から480p方式の信号にダ
ウンコンバートされる。
【0034】一方、ローパスフィルタ27では、ローパ
スフィルタ22の出力信号のうち水平720Lpw以上
の成分がカットされ、ローパスフィルタ28及び加算器
29に入力される。ローパスフィルタ28では、ローパ
スフィルタ27の出力信号のうち垂直480Lph以上
の成分がカットされ、水平0〜720Lpw、かつ垂直
0〜480Lphの輝度成分、すなわち図1のYに相当
する輝度成分が出力される。そして、ローパスフィルタ
28の出力は、ダウンコンバータ41により、720p
方式の信号から480p方式の信号にダウンコンバート
される。
【0035】また、加算器29では、ローパスフィルタ
22の出力(水平0〜1080Lpw以下、かつ垂直0
〜720Lph以下の輝度成分)とローパスフィルタ2
7の出力(水平0〜720Lpw以下、かつ垂直0〜7
20Lph以下の輝度成分)とが減算され(ローパスフ
ィルタ22の出力信号−ローパスフィルタ27の出力信
号)、水平720〜1080Lpw、かつ垂直0〜72
0Lphの輝度成分が出力される。そして、加算器29
の出力は、ローパスフィルタ30により垂直240Lp
hの成分がカットされ、水平720〜1080Lpw、
かつ垂直0〜240Lphの輝度成分、すなわち図1の
HHに相当する信号成分が出力される。さらに、ローパ
スフィルタ30の出力信号は、水平周波数変換部31に
入力され、入力された水平720〜1080Lpw、か
つ垂直0〜240Lphの輝度成分を、水平0〜360
Lpw、かつ垂直0〜240Lphの帯域に周波数変換
される。この周波数変換は、入力された信号に720L
pwのキャリアをかけることにより行われる。そして、
水平周波数変換部31の出力信号は、垂直周波数変換部
32により、水平0〜360Lpw、かつ垂直240〜
480Lphの輝度成分に周波数変換される。この周波
数変換は、入力された信号に240Lphのキャリアを
かけることにより行われる。そして、垂直周波数変換部
32の出力は、ダウンコンバータ42により、720p
方式の信号から480p方式の信号にダウンコンバート
される。
【0036】一方、色差信号Cbは、ローパスフィルタ
33により、信号のうち水平360Lpw以上の成分が
カットされ、さらにローパスフィルタ34により、信号
のうち垂直240Lph以上の成分がカットされ、水平
0〜360Lpw、かつ垂直0〜240Lphの帯域の
色差信号Cbとなる。そして、ローパスフィルタ34の
出力は、ダウンコンバータ43により、720p方式の
信号から480p方式の信号にダウンコンバートされ
る。
【0037】また、色差信号Crは、ローパスフィルタ
35により、信号のうち水平360Lpw以上の成分が
カットされ、さらにローパスフィルタ36により、信号
のうち垂直240Lph以上の成分がカットされ、水平
0〜360Lpw、かつ垂直0〜240Lphの帯域の
色差信号Crとなる。そして、ローパスフィルタ36の
出力は、ダウンコンバータ44により、720p方式の
信号から480p方式の信号にダウンコンバートされ
る。
【0038】加算器37では、周波数変換され、ダウン
コンバートされた輝度成分VH(水平0〜360Lp
w、かつ垂直240〜480Lph)と、ローパスフィ
ルタ34の出力信号(色差信号Cb)とが加算(多重)
される。加算器38では、周波数変換され、ダウンコン
バートされた輝度成分HH(水平0〜360Lpw、か
つ垂直240〜480Lph)と、ローパスフィルタ3
4の出力信号(色差信号Cr)とが加算(多重)され
る。そして、多重化回路39により、輝度信号Yと、輝
度成分VHが多重化された色差信号Cbと、輝度成分H
Hが多重化された色差信号Crとが多重化されて480
p(4:2:2p)方式相当の映像信号が出力される。
【0039】尚、上記説明においては理想的なローパス
フィルタを用いた場合で説明したが、実際には急峻なロ
ーパスフィルタは実現不可能なので、通過させる帯域に
ついてある程度余裕を持って対処する必要がある。
【0040】また、本実施の形態では、輝度成分VHを
色差信号Cbに、輝度成分HHを色差信号Crにそれぞ
れ多重したが、輝度成分VHを色差信号Crに、輝度成
分HHを色差信号Cbにそれぞれ多重しても良い。
【0041】続いて、上述エンコーダにより多重された
映像信号をデコードするデコーダについて説明する。図
3はデコーダのブロック図である。
【0042】図3中、51は色差信号Cbのうち垂直2
40Lph以上の成分をカットするローパスフィルタ、
52はローパスフィルタ51と色差信号Cbとを加算す
る加算器、53は加算器52の出力を垂直高域側にシフ
トする垂直周波数変換部、54は色差信号Crのうち垂
直240Lph以上の成分をカットするローパスフィル
タ、55はローパスフィルタ54と色差信号Crとを加
算する加算器、56は加算器55の出力を垂直高域側に
シフトする垂直周波数変換部、57は垂直周波数変換部
56の出力を水平高域側にシフトする水平周波数変換
部、58は垂直周波数変換部53の出力と水平周波数変
換部57と輝度信号Yとを加算する加算器、 59,6
0,61,62及び63は、480p方式の信号から走
査線及び水平画素を挿入して、720p方式の信号にア
ップコンバートするアップコンバータである。
【0043】次に、上述の構成におけるデコーダの動作
を説明する。まず、ローパスフィルタ51,54は、入
力された色差信号Cb及び色差信号Crから垂直240
Lph以上の成分をカットする。加算器52,55で
は、入力された色差信号Cb及び色差信号Crからロー
パスフィルタ51,54の出力信号を減算する。
【0044】一方、ローパスフィルタ51,54の出力
は、アップコンバータ59,61により、480p方式
の信号から720p方式の信号にアップコンバートさ
れ、720p方式の色差信号Cb及び色差信号Crに変
換される。
【0045】垂直周波数変換部53では、加算器52の
出力(水平0〜360Lpw、垂直240〜480Lp
h)を、垂直方向に周波数変換して水平0〜360Lp
w、垂直480〜720Lphの帯域に変換、すなわち
図1のVHに相当する信号成分に変換される。そして、
垂直周波数変換部53の出力は、アップコンバータ60
により、480p方式の信号から720p方式の信号に
アップコンバートされる。
【0046】また、垂直周波数変換部56では、加算器
55の出力(水平0〜360Lpw、垂直240〜48
0Lph)を、垂直方向に周波数変換して水平0〜36
0Lpw、垂直0〜240Lphの帯域に変換する。さ
らに、この信号を水平周波数変換部57により、水平7
20〜1080Lpw、垂直0〜240Lphの帯域に
変換、すなわち図1のHHに相当する信号成分に変換さ
れる。そして、水平周波数変換部57の出力は、アップ
コンバータ62により、480p方式の信号から720
p方式の信号にアップコンバートされる。
【0047】加算器58では、アップコンバータ63に
より、480p方式の信号から720p方式の信号にア
ップコンバートされた輝度信号Y(水平0〜720Lp
w、垂直0〜480Lph)と、アップコンバータ60
の出力(水平0〜360Lpw、垂直480〜720L
ph)と、アップコンバータ62の出力(水平720〜
1080Lpw、垂直0〜240Lph)とが加算さ
れ、720p相当の輝度信号を得る。
【0048】尚、上記説明においては理想的なローパス
フィルタを用いた場合で説明したが、実際には急峻なロ
ーパスフィルタは実現不可能なので、通過させる帯域に
ついてある程度余裕を持って対処する必要がある。
【0049】上述の実施の形態では、水平方向の高域成
分、垂直方向の高域成分とも色差信号に多重したが、状
況により、水平方向の高域成分又は垂直方向の高域成分
のいずれか一方のみを多重するようにしても良い。この
場合には、デコードする側も、多重化された一方のみの
信号成分のみ抽出する構成とすれば良い。
【0050】第二の実施の形態について説明する。第二
の実施の形態は、色差信号に輝度成分が多重化されてい
ることを示すパイロット信号(識別信号)を挿入するこ
とを特徴とする。
【0051】図4は第二の実施の形態のブロック図であ
る。尚、第一の実施の形態と同様なものについては同じ
番号を付し、説明を省略する。図4中、100及び10
1は本信号が輝度成分の一部が色差成分に多重化されて
いることを示すパイロット信号を発生するパイロット信
号発生回路である。このパイロット信号発生回路100
及び101は、図5に示す如く、相反する信号、例えば
+Xと−Xの信号を順番に発生するものである。そし
て、パイロット信号発生回路100及び101で発生さ
れたパイロット信号は、加算器37及び38に入力され
て、色信号Cb及び色信号Crに多重される。
【0052】多重されるパイロット信号は、画素、ライ
ン、フレーム全ての方向で反転しており、各方向で最高
周波数となる。従って、映像としてパイロット信号が目
立たず、パイロット信号の挿入方法としては最適であ
る。
【0053】一方、デコード側では、パイロット信号を
検出することにより、入力された映像信号が多重化され
た信号であるかを判断することが出来、適切な処理が可
能となる。
【0054】尚、第二の実施の形態では、パイロット信
号を色信号Cb及び色信号Crに多重したが、輝度信号
Yに多重しても良い。この場合、図6に示されるように
ローパスフィルタ28の後段にパイロット信号を加算す
る加算器200を新たに設け、この加算器にパイロット
信号発生回路100のパイロット信号を入力して、輝度
信号Yにパイロット信号を多重する。このように構成し
ても、上述の場合と同様な効果を得ることが出来る。
【0055】
【発明の効果】本発明の変換技術(多重化)によれば、
720p方式の信号を最小限の画質の劣化に押さえつ
つ、480p方式の信号に変換することが可能となる。
その結果、480p方式の制作システムであっても72
0p方式の信号を扱うことが出来るという優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本実施の形態の多重化方法を説明するた
めの図である。
【図2】図2は本実施の形態における多重化方法を実施
するエンコーダのブロック図である。
【図3】図3は本実施の形態における多重化方法を実施
するデコーダのブロック図である。
【図4】図4は第二の実施の形態におけるブロック図で
ある。
【図5】図5は第二の実施の形態におけるパイロット信
号を説明する為の図である。
【図6】図6は第二の実施の形態における他の実施の形
態を説明する為の図である。
【符号の説明】
21〜24 ローパスフィルタ 25 加算器 26 周波数変換部 39 多重化回路 40 ダウンコンバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 9/66 Fターム(参考) 5C057 AA01 AA06 BA11 BB01 DA03 EA02 EA07 EA17 EE01 GC01 GJ01 GJ02 GL01 5C063 AA10 AB05 AC01 BA03 CA21 5C066 AA01 AA03 BA08 CA01 CA06 DD01 GA02 GA05 JA01 KC02 KE02 KF06

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号の多重・分離方法であって、 720p方式の輝度成分から、480p方式に必要とさ
    れる輝度成分と、480p方式に必要とされる輝度成分
    以上の水平高域成分及び垂直高域成分とを抽出する工程
    と、 720p方式の色差成分から、480p(4:2:0
    p)方式に必要とされる色差成分を抽出する工程と、 前記抽出した輝度の水平高域成分及び垂直高域成分を周
    波数変換し、前記抽出した色差成分に多重化し、480
    p(4:2:2p)方式の色差成分を生成する工程と、
    を有することを特徴とする映像信号の多重・分離方法。
  2. 【請求項2】 480p(4:2:2p)方式の色差成
    分から、輝度の水平高域成分及び垂直高域成分に相当す
    る成分を抽出し、周波数変換する工程と、 前記周波数変換されて戻された輝度の水平高域成分及び
    垂直高域成分を480p方式の輝度成分に加算し、72
    0p相当の輝度成分を生成する工程とを有することを特
    徴とする請求項1に記載の映像信号の多重・分離方法。
  3. 【請求項3】 前記抽出される輝度の水平高域成分及び
    垂直高域成分は、480p(4:2:2p)方式におけ
    る色差信号の帯域幅と480p(4:2:0p)方式に
    おける色差信号の帯域幅との差に相当するものであるこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の映像信号
    の多重・分離方法。
  4. 【請求項4】 色差信号に多重化される輝度の水平高域
    成分及び垂直高域成分、又はいずれか一方に、多重化さ
    れていることを示す識別情報を埋め込むことを特徴とす
    る請求項1から請求項3のいずれかに記載の映像信号の
    多重・分離方法。
  5. 【請求項5】 多重化されていることを示す識別情報を
    輝度信号に埋め込むことを特徴とする請求項1から請求
    項3のいずれかに記載の映像信号の多重・分離方法。
  6. 【請求項6】 映像信号の伝送方法であって、 720p方式の輝度成分から、480p方式に必要とさ
    れる輝度成分と、480p方式に必要とされる輝度成分
    以上の水平高域成分及び垂直高域成分とを抽出する工程
    と、 720p方式の色差成分から、480p(4:2:0
    p)方式に必要とされる色差成分を抽出する工程と、 前記抽出した輝度の水平高域成分及び垂直高域成分を周
    波数変換し、前記抽出した色差成分に多重化し、480
    p(4:2:2p)方式の色差成分を生成する工程と、 前記抽出された480pの輝度成分と、前記生成された
    480p(4:2:2p)方式の色差成分とを、480p
    (4:2:2p)方式の映像信号として伝送する工程と
    を有することを特徴とする映像信号の伝送方法。
  7. 【請求項7】 伝送されてきた480p(4:2:2
    p)方式の色差成分から、輝度の水平高域成分及び垂直
    高域成分に相当する成分を抽出し、周波数変換する工程
    と、 前記伝送されてきた480p(4:2:2p)方式の色
    差成分から、輝度の水平高域成分及び垂直高域成分に相
    当する成分をカットし、480p(4:2:0p)方式
    の色差成分に戻す工程と、 前記周波数変換されて戻された輝度の水平高域成分及び
    垂直高域成分を480p方式の輝度成分に加算し、72
    0p相当の輝度成分を生成する工程とを有することを特
    徴とする請求項6に記載の映像信号の伝送方法。
  8. 【請求項8】 前記抽出される輝度の水平高域成分及び
    垂直高域成分は、480p(4:2:2p)方式におけ
    る色差信号の帯域幅と480p(4:2:0p)方式に
    おける色差信号の帯域幅との差に相当するものであるこ
    とを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の映像信号
    の伝送方法。
  9. 【請求項9】 色差信号に多重化される輝度の水平高域
    成分及び垂直高域成分、又はいずれか一方に、多重化さ
    れていることを示す識別情報を埋め込み、受信側で前記
    識別情報を検出することによって、受信側で多重化され
    ている映像信号と多重化されていない映像信号を区別す
    ることを特徴とする請求項6から請求項8のいずれかに
    記載の映像信号の伝送方法。
  10. 【請求項10】 多重化されていることを示す識別情報
    を輝度信号に埋め込み、受信側で前記識別情報を検出す
    ることによって、受信側で多重化されている映像信号と
    多重化されていない映像信号を区別することを特徴とす
    る請求項6から請求項8のいずれかに記載の映像信号の
    伝送方法。
  11. 【請求項11】 映像信号のエンコーダであって、 720p方式の輝度成分から、480p方式に必要とさ
    れる輝度成分と、480p方式に必要とされる輝度成分
    以上の水平高域成分及び垂直高域成分とを抽出する第一
    の抽出手段と、 720p方式の色差成分から、480p(4:2:0
    p)方式に必要とされる色差成分を抽出する第二の抽出
    手段と、 前記抽出した輝度の水平高域成分及び垂直高域成分を周
    波数変換し、前記抽出した色差成分に多重化し、480
    p(4:2:2p)方式の色差成分を生成する手段と、
    を有することを特徴とする映像信号のエンコーダ。
  12. 【請求項12】 前記第一の抽出手段は、480p
    (4:2:2p)方式における色差信号の帯域幅と48
    0p(4:2:0p)方式における色差信号の帯域幅と
    の差に相当する輝度の水平高域成分及び垂直高域成分を
    抽出するように構成されていることを特徴とする請求項
    11に記載の映像信号のエンコーダ。
  13. 【請求項13】 色差信号に多重化される輝度の水平高
    域成分及び垂直高域成分、又はいずれか一方に、多重化
    されていることを示す識別情報を埋め込む手段を有する
    ことを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の映
    像信号のエンコーダ。
  14. 【請求項14】 多重化されていることを示す識別情報
    を輝度信号に埋め込む手段を有することを特徴とする請
    求項11又は請求項12に記載の映像信号のエンコー
    ダ。
  15. 【請求項15】 映像信号のデコーダであって、 480p(4:2:2p)方式の色差成分から、輝度の
    水平高域成分及び垂直高域成分に相当する成分を抽出す
    る抽出手段と、 前記抽出した成分を周波数変換し、480p(4:2:
    0p)方式以上の輝度の水平高域成分及び垂直高域成分
    に変換する変換手段と、 前記周波数変換された輝度の水平高域成分及び垂直高域
    成分を480p方式の輝度成分に加算し、720p相当
    の輝度成分を生成する生成手段とを有することを特徴と
    する映像信号のデコーダ。
  16. 【請求項16】 前記色差成分に埋め込まれた識別情報
    を検出する検出手段と、前記検出手段により前記識別情
    報が検出された場合には前記抽出手段は抽出処理を行
    い、前記識別情報が検出されなかった場合には前記抽出
    手段は抽出処理を行わないように構成されていることを
    特徴とする請求項15に記載の映像信号のデコーダ。
  17. 【請求項17】 前記輝度成分に埋め込まれた識別情報
    を検出する検出手段と、前記検出手段により前記識別情
    報が検出された場合には前記抽出手段は抽出処理を行
    い、前記識別情報が検出されなかった場合には前記抽出
    手段は抽出処理を行わないように構成されていることを
    特徴とする請求項15に記載の映像信号のデコーダ。
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