JP2001230682A - 複雑性を低減した系列推定技術のクリティカルパスを短縮する方法および装置 - Google Patents

複雑性を低減した系列推定技術のクリティカルパスを短縮する方法および装置

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JP2001230682A JP2000389807A JP2000389807A JP2001230682A JP 2001230682 A JP2001230682 A JP 2001230682A JP 2000389807 A JP2000389807 A JP 2000389807A JP 2000389807 A JP2000389807 A JP 2000389807A JP 2001230682 A JP2001230682 A JP 2001230682A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 状態数限定型系列推定(RSSE)等の複雑
性が低減された系列推定技術の処理時間を改良する方法
および装置を提供する。 【解決手段】 RSSEにおけるブランチメトリクスに
対するあり得る値が、事前計算されることにより、パイ
プライン化およびクリティカルパスの短縮化が可能とな
る。チャネルメモリにおけるあり得るすべてのシンボル
の組合せに対しブランチメトリクスを事前計算すること
により、フィードバックループからブランチメトリクス
ユニット(BMU)および判定帰還ユニット(DFU)
を除去することが可能となり、それによってクリティカ
ルパスが低減される。先取りブランチメトリクスユニッ
ト(LABMU)およびシンボル間干渉キャンセラ(I
SIC)が、チャネルメモリに対するあり得る値すべて
に対するブランチメトリクスを事前計算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概して、チャネル
等化および復号化技術に関し、特に、クリティカルパス
の短い系列推定技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ツイストペア導体を使用するローカルエ
リアネットワーク(LAN)のための伝送速度は、10
メガビット/秒(Mbps)から1ギガビット/秒(G
bps)まで累進的に増大してきた。例えば、ギガビッ
トイーサネット(登録商標)1000Base−T規格
は、125MHzのクロック速度で動作し、1Gbps
を送信するために4つの銅対を備えたカテゴリ5ケーブ
ルを使用する。コーディングゲインに達するために、送
信機により、周知の方法でトレリス符号化変調(TC
M)が使用される。受信機に到着する信号は、一般に、
シンボル間干渉(ISI)、クロストーク、エコーおよ
びノイズにより破損される。ジョイント(joint)
等化および復号化のためのアルゴリズムが、パイプライ
ン化することができない非線形フィードバックループを
組込んでいるため、1000Base−T受信機に対す
る主な挑戦は、チャネルの等化と、125MHzの要求
されたクロック速度での破損されたトレリス符号化信号
の復号化と、を連帯的に行うということである。
【0003】データ検出は、しばしば、出力シンボルま
たはビットを生成するために最尤系列推定(MLSE)
を使用することによって実行される。最尤系列推定器
(MLSE)は、周知の方法で、あり得るすべての系列
を考慮し、いずれの系列が実際に送信されたかを決定す
る。最尤系列推定器(MLSE)は、最適復号器であ
り、ジョイント等化および復号化を実行するために周知
のビタビアルゴリズムを適用する。最尤系列推定器(M
LSE)のビタビを用いる実現のより詳細な説明につい
ては、参照をもってその開示内容がすべて本明細書内に
援用されたものとする、Gerhard FettweisおよびHeinri
ch Meyrによる「High-Speed Parallel Viterbi Decodin
g Algorithm and VLSI-Architecture」IEEE Communicat
ion Magazine(May 1991)を参照のこと。
【0004】ビタビアルゴリズムを採用する最尤系列推
定器(MLSE)のハードウェア複雑性を低減するため
に、「状態数限定型系列推定(RSSE)」アルゴリズ
ム等の最適には及ばない多数の方式が提案または提唱さ
れてきた。判定帰還型系列推定(DFSE)および並列
判定帰還型等化(PDFE)技術の特別な場合と同様、
状態数限定型系列推定(RSSE)技術の説明について
は、例えば、それぞれ参照をもってそれらの開示内容が
すべて本明細書内に援用されたものとする、P.R. Chevi
llatおよびE. Eleftheriouによる「Decoding of Trelli
s-Encoded Signals in the Presence of Intersymbol I
nterference and Noise」IEEE Trans.Commun., vol. 3
7, 669-76, (July 1989)、M. V. EyubogluおよびS.U.H.
Qureshiによる「Reduced-State Sequence Estimation F
or Coded Modulation On Intersymbol Interferece Cha
nnels」IEEE JSAC, vol.7, 989-95 (Aug.1989)またはA.
Duel-HallenおよびC.Heegardによる「Delayed decision
-feedback sequence estimation」IEEE Trans. Commu
n., vol.37, pp.428-436, May 1989を参照のこと。Mア
ルゴリズムの説明については、例えば、参照をもってそ
の開示内容がすべて本明細書内に援用されたものとす
る、E. F. Haratschによる「High-Speed VLSIImplement
ation of Reduced Complexity Sequence Estimation Al
gorithms WithApplication to Gigabit Ethernet 1000
Base-T」Int’l Symposium on VLSI Technology, Syste
ms,and Applications, Taipei (Jun.1999)を参照のこ
と。
【0005】概して、状態数限定型系列推定(RSS
E)技術は、いくつかの状態をマージすることにより最
尤系列推定器(MLSE)の複雑性を低減する。RSS
E技術は、パイプライン化することができない非線形フ
ィードバックループを組込んでいる。これらフィードバ
ックループに関連するクリティカルパスは、高速実現の
ための制限要因である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】参照をもってその開示
内容がすべて本明細書内に援用されたものとする、19
99年6月4日に出願され「Method and Apparatus for
Reducing the Computational Complexity and Relaxin
g the Critical Path of Reduced State SequenceEstim
ation (RSSE) Techniques」と題された米国特許出願第
09/326,785号は、所定数の状態に対しRSS
E技術のハードウェア複雑性を低減すると共にクリティ
カルパス問題を緩和する状態数限定型系列推定(RSS
E)アルゴリズムを開示している。開示されたRSSE
アルゴリズムは、処理時間が大幅に改良されたことを示
しているが、多くの高速アプリケーションに対して追加
の処理ゲインが必要である。従って、処理時間が改善さ
れた状態数限定型系列推定(RSSE)アルゴリズムが
必要とされている。更に、超大規模集積(VLSI)技
術を用いる高速実現により適した状態数限定型系列推定
(RSSE)アルゴリズムが必要とされている。
【0007】
【課題を解決するための手段】概して、所定の数の状態
に対し、RSSE技術等の複雑性が低減された系列推定
技術の処理時間を改良する方法および装置が開示されて
いる。本発明の1つの特徴に従って、状態数限定型系列
推定(RSSE)技術におけるブランチメトリクスに対
する可能な値が、先取り方式で事前計算されることによ
り、パイプライン化およびクリティカルパスの短縮化が
可能となる。これにより、本発明は、従来からの最適ビ
タビ復号器と同様の遅延を提供する。本発明に従ってチ
ャネルメモリにおけるあり得るすべてのシンボルの組合
せに対しブランチメトリクスを事前計算することによ
り、フィードバックループからブランチメトリクスユニ
ット(BMU)および判定帰還ユニット(DFU)を除
去することが可能となり、それによってクリティカルパ
スが低減される。例示的な実現において、ブランチメト
リクスユニット(BMU)および判定帰還ユニット(D
FU)の機能は、クリティカルパスから除去されている
先取りブランチメトリクスユニット(LABMU)およ
びシンボル間干渉キャンセラ(ISIC)によって実行
される。
【0008】チャネルメモリに対するあり得るすべての
値に対しブランチメトリクスを事前計算するために先取
りブランチメトリクスユニット(LABMU)を提供す
る状態数限定型推定器(RSSE)が開示されている。
各復号化サイクルの開始時に、1組のマルチプレクサ
(MUX)は、対応する生残りパスセル(SPC)にお
ける生残りシンボルに基づいて適当なブランチメトリク
スを選択し、その後それらは加算比較選択ユニット(A
CSU)に送信される。この時、クリティカルパスは、
1つのMUX、ACSCおよびSPCからなる。開示さ
れたRSSEは、1次元と多次元のトレリス符号両方に
対して利用することができる。
【0009】多次元ブランチメトリクスの事前計算が計
算上非常に費用がかかる多次元トレリス符号に対し、計
算上の負荷を低減する修正されたRSSEが開示されて
いる。多次元トレリス符号の各次元に対するメトリクス
は、別々に事前計算される。そして、適当な1次元ブラ
ンチメトリクスが、その次元の対応する生残りパスセル
(SPC)における対応する生残りシンボルに基づいて
選択される。そして、多次元ブランチメトリクスユニッ
トが、その選択された1次元ブランチメトリクスを結合
して、多次元ブランチメトリクスを形成する。本発明の
他の態様によれば、チャネルメモリを短縮することによ
り計算上の複雑性を低減するために、プレフィルタリン
グ技術が使用される。ポストカーソルチャネルメモリ長
を切捨てて1にする1000Base−Tギガビットイ
ーサネット実現のために、特定の実現の例が提供されて
いる。
【0010】生残りパスセル内の生残りメモリユニット
に対する新規なメモリ分割された生残りメモリアーキテ
クチャもまた、開示されている。ゼロレイテンシの判定
帰還ユニット(DFU)またはマルチプレクサユニット
(MUXU)において必要とされる生残りシンボルの記
憶のためのレイテンシを防止するために、状態数限定型
系列推定(RSSE)に対しハイブリッド生残りメモリ
構成が開示されている。長さLのチャネルメモリに対す
るRSSE実現において、(i)従来からのRSSEの
判定帰還ユニット(DFU)におけるシンボル間干渉キ
ャンセルのため、および(ii)本発明によるRSSE
のマルチプレクサ(MUSU)におけるブランチメトリ
クスの選択のために、Lまでの復号化サイクルに対応す
る生残りシンボルが利用される。本発明は、Lまでの復
号化サイクルに対応する生残りをレジスタ交換アーキテ
クチャ(REA)に格納し、後の復号化サイクルに対応
する生残りがトレースバックアーキテクチャ(TBA)
かまたはレジスタ交換アーキテクチャ(REA)に格納
される。シンボルは、レジスタ交換アーキテクチャ(R
EA)からトレースバックアーキテクチャ(TBA)ま
で移動される前に、ワードサイズを低減するために情報
ビットにマップされる。1000Base−T実現にお
いて、第2メモリ区分のトレースバックアーキテクチャ
(TBA)によってもたらされるレイテンシにより、1
000Base−T規格において受信機に対して指定さ
れる密なひとまとまりのレイテンシの侵害がもたらされ
るため、レジスタ交換アーキテクチャ(REA)が生残
りメモリ全体に対して使用される。
【0011】
【発明の実施の形態】上述したように、状態数限定型系
列推定(RSSE)等の複雑性が低減された系列推定技
術の処理スピードは、再帰的なフィードバックループに
よって制限される。本発明の1つの特徴によれば、かか
る状態数限定型系列推定(RSSE)技術の処理スピー
ドは、先取り方式でブランチメトリクスを事前計算する
ことによって向上される。ブランチメトリクスの事前計
算は、遅延が従来からのビタビ復号器におけるのと同じ
程度であるように、クリティカルパスを短縮する。本発
明の他の特徴によれば、事前計算の計算上の負荷が、多
次元トレリス符号に対して大幅に低減される。チャネル
メモリを短縮することにより、プレフィルタリングは計
算上の複雑性を低減することができる。本発明のRSS
E技術により、ギガビットイーサネット1000Bas
e−T規格等、高速通信システムに対するRSSEの実
現が可能となる。
【0012】トレリス符号化変調 上述したように、RSSE技術は、符号化されていない
信号を等化するか、またはトレリス符号化変調(TC
M)を用いて符号化されている信号を連帯的に復号化お
よび等化するために使用される場合、ビタビアルゴリズ
ムの計算上の複雑性を低減する。本発明は、本明細書に
おいて、トレリス符号化信号の復号化および等化を用い
て示されているが、当業者には明らかとなるように、符
号化されていない信号の等化にも適用される。TCM
は、帯域限定チャネルに対する結合された符号化および
変調方式である。TCMのより詳細な説明については、
例えば、参照をもってその開示内容がすべて本明細書内
に援用されたものとする、G.Ungerboeckによる「Trelli
s-Coded Modulation With Redundant Signal Sets」IEE
E Comm., Vol. 25, No. 2, 5-21 (Feb. 1987)を参照の
こと。図1は、トレリス符号化通信システムの等価離散
時間型モデルを示す。
【0013】図1に示すように、mビットからなる情報
シンボルXnが、TCM符号器110に供給される。レ
ートm’/(m’+1)の符号器であるTCM符号器1
10は、m’入力ビットに対して動作し、m’+1符号
化ビットを生成する。それらは、採用されたサイズ2
m+1の信号コンステレーションから2m'+1部分集合(各
々のサイズが2m-m')の1つを選択するために使用さ
れ、符号化されていないビットは、選択された部分集合
内の1つのシンボルanを選択するために使用される。
例示的な実現では、シンボルanに対する変調方式とし
て、Zレベルパルス振幅変調(Z−PAM)が使用され
る。しかしながら、本発明の技術は、当業者には明らか
となるように、PSKまたはQAM等の他の変調方式に
適用することも可能である。選択されたシンボルa
nは、等価離散時間型チャネルに送信される。1次元チ
ャネルとすると、時刻nにおけるチャネル出力znは、
次のように与えられる。
【数1】 ここで、qnはISIによって破損された信号であり、
{fi},i∈[0,..,L]は、等価離散時間型チ
ャネルインパルス応答の係数であり(f0=1は、一般
性を失わずに仮定されている)、Lはチャネルメモリの
長さであり、{wn}はゼロ平均および変数σ2を含むホ
ワイトガウスノイズを表す。
【0014】トレリス符号器およびチャネルの連結は、
結合された符号およびチャネル状態を定義する。それ
は、次の式で得られる。
【数2】 ここで、μnは符号状態であり、αn=(an-L,..,
n-1)は時刻nにおけるチャネル状態である。受信信
号に対する最適な復号器は、結合された符号およびチャ
ネル状態によって定義されるスーパトレリスに対しビタ
ビアルゴリズムを適用する最尤系列推定器(MLSE)
である。ビタビアルゴリズムの計算および記憶要件は、
状態の数に比例する。スーパトレリスの状態の数は、以
下の式で与えられる。
【数3】 ここで、Sは符号状態の数である。
【0015】ビタビアルゴリズムは、すべての状態に対
し効率よくパスメトリクスを累積することにより、最尤
データ系列を探索する。入力anにおける状態ξnからの
遷移に対するブランチメトリックは、以下の式で与えら
れる。
【数4】
【0016】一般に加算比較選択(ACS)計算と呼ば
れる以下のパスメトリック計算に従って、先行状態{ξ
n}から状態{ξn+1}に入るすべてのパスから、最尤パ
スが選択される。
【数5】
【0017】ビタビアルゴリズムの実現を、図2に示
す。図2に示すビタビ実現200は、主成分ブランチメ
トリックユニット(BMU)210と、加算比較選択ユ
ニット(ACSU)220と、生残りメモリユニット
(SMU)230と、から構成されている。ブランチメ
トリックユニット(BMU)210は、式(4)に従っ
て状態遷移に対しメトリクスを計算する。ACSユニッ
ト(ACSU)220は、各状態に対し式(5)を計算
し、生残りメモリユニット(SMU)230は、生き残
っているパスを追跡する。BMU210およびSMU2
30におけるデータフローは、厳密に正方向送りされ、
スループットを向上させるためにいかなるレベルでもパ
イプライン化することができる。式(5)におけるAC
S演算の再帰に、トレリスの次のステップが復号化され
る前に判断が行われることが必要であるため、高速処理
に対するボトルネックはACSU220である。
【0018】RSSE技術は、トレリスのためにLチャ
ネル係数{fi},i∈[0,..,L]の最初のKの
みが考慮されるようにチャネルメモリを切捨てることに
より、最尤系列推定器(MLSE)の複雑性を低減す
る。参照をもってその開示内容すべてが本明細書内に援
用されたものとする、A. Duel-HallenおよびC. Heegard
による「Delayed decision-feedback sequence estimat
ion」IEEE Trans. Commun., vol. 37, pp. 428-436, Ma
y 1989を参照のこと。更に、各々が参照をもってその開
示内容すべてが本明細書内に援用されたものとする、P.
R.ChevillatおよびE.Eleftheriouによる「Decoding of
Trellis-Encoded Signals in the Presence of Intersy
mbol Interference and Noise」IEEE Trans. Comm., Vo
l. 37, 669-676 (Jul. 1989)と、M. V. Eyubogluおよび
S. U. Qureshiによる「Reduced-State Sequence Estima
tion for Coded Modulation on Intersymbol Interfere
nceChannels」IEEE JSAC, Vol. 7, 989-995 (Aug. 198
9)と、に述べられている集合分割原理は、信号アルファ
ベットに適用される。低減された結合チャネルおよび符
号状態は、RSSEにおいて次の式で与えられる。
【数6】 ここで、Jn-iはデータシンボルan-iが属している部分
集合である。異なる部分集合Jn-iの数は、2miによっ
て与えられる。ここで、miは時刻n−iにおける部分
集合分割の深さを定義する。
【数7】 であることが必要である。
【0019】低減されたスーパトレリスにおける状態の
数は、以下のように与えられる。
【数8】
【0020】RSSEにおいて、入力anにおける低減
された状態ρnに対するブランチメトリックは、以下の
修正された形態をとる。
【外6】 式(10)において、仮の判定として状態ρnのパス履
歴と関連するデータシンボルをとることにより、状態ρ
nに対しISI推定値u(ρn)が計算される。状態ρ
n+1に対する最適パスメトリックは、次の式を計算する
ことによって得られる。
【数9】
【0021】RSSEは、各状態が、低減されたトレリ
スでは考慮されないISIを説明するためにそれ自体の
生残りパスからの判定帰還を使用する、最適状態には及
ばないトレリス復号化アルゴリズムとして見ることがで
きる。
【0022】図3は、RSSEの実現のためのアーキテ
クチャを示す。図3に示すように、判定帰還ユニット
(DFU)340の判定帰還セル(DFC)は、式(1
0)に従ってSMU330の対応する生残りパスセル
(SPC)における生残りを考慮することにより、R個
のISI推定値を計算する。BMU310における各ブ
ランチメトリックセル(BMC)は、1つの状態を離れ
るb=2m'の遷移に対するメトリクスを計算する。各状
態に対し、最適パス選択は、式(11)に従ってACS
セル(ACSC)において実行される。ビタビ復号化と
は対照的に、ACSCセルだけでなく、DFC、BMC
およびSPCセルがクリティカルループ内にある。ビタ
ビアルゴリズムの並列処理のための技術は、式(4)に
おけるブランチメトリック計算が式(5)におけるAC
S機能の判定に依存しない、という事実を利用する。こ
のように、スループットのk倍の増大を得るために、先
取り方式でkのトレリスステップに対してブランチメト
リクスを計算することができる。参照をもってその開示
内容が本明細書内に援用されたものとする、G. Fettwei
sおよびH. Meyrによる「High-Speed Viterbi Processo
r: A Systolic Array Solution」IEEE JSAC, Vol. 8, 1
520-1534 (Oct. 1990)か、または米国特許第5,04
2,036号を参照のこと。しかしながら、SMU33
0のSPCにおいて生残っているシンボルが式(10)
における判定帰還計算に必要であるため、RSSE技術
に対し、式(9)のブランチメトリック計算は、ACS
U320のACSCの判定に依存する。このように、上
述したG. FettweisおよびH. Meyrにおいて述べられてい
るブロック処理技術は、RSSEの処理をスピードアッ
プするために採用することができない。
【0023】ブランチメトリクスの事前計算 RSSEにおけるクリティカルパスは、ビタビアルゴリ
ズムにおけるよりも多くの演算を含む。特に、BMCに
おけるブランチメトリック計算は、処理時間という意味
で非常に費用がかかる可能性がある。それは、適切なコ
ーディングゲイン性能を達成するために、テーブルルッ
クアップを求めるかまたは実行することにより、ユーク
リッド距離を求めなければならないためである。また、
DFC340−nにおける式(10)の計算は、クリテ
ィカルパスに対し重大な負担をかける可能性がある。本
発明に従ってチャネルメモリにおける可能なシンボルの
組合せすべてに対しすべてのブランチメトリクスを事前
計算することにより、フィードバックループからBMU
310およびDFU340を除去することが可能とな
る。これにより、可能性として、RSSEにおけるクリ
ティカルパスの大幅な低減が可能となる。
【0024】原則として、チャネル状態αn
(an-L,..,an-1)は、U=(2m+1Lの異なる値
をとることができる。
【外7】
【0025】
【外8】
【0026】
【外9】 図1に示すトレリス符号器は、チャネルメモリαnにお
けるすべてのシンボルの組合せすべてが可能でない場合
があった。従って、事前計算されなければならないブラ
ンチメトリクスの数は、M未満である場合があった。事
前計算されなければならないブランチメトリクスの実際
の数は、低減されたスーパトレリスから決定されなけれ
ばならない。
【0027】
【外10】
【0028】
【外11】 式(14)における選択関数は、2mLから1のマルチプ
レクサを用いて実現することができる。
【0029】なお、式(12)および(13)は共に、
式(11)における再帰的AC関数における判定から独
立している。これにより、式(12)および(13)に
おける事前計算は、厳密に正方向送りされ、いかなるレ
ベルでもパイプライン化することができる。加算比較選
択セル(ACSC)および生残りパスセル(SPC)に
加えて、式(14)における選択関数のみがクリティカ
ルパル内にある。
【0030】本発明によるブランチメトリクスの事前計
算を伴うRSSE400のアーキテクチャを、図4に示
す。
【外12】 そして、先取りBMU(LABMU)410において事
前計算されたM=2bUのブランチメトリクスはすべ
て、MUXユニット(MUXU)430に送信される。
そして、各復号化サイクルの開始時に、MUXユニット
(MUXU)430における各マルチプレクサ(MU
X)430−nが、対応するSPC450−nにおける
生残りシンボルに基づいて適当なブランチメトリクスを
選択し、その後それらはACSU440に送信される。
MUXユニット(MUXU)430における各マルチプ
レクサ(MUX)430−nは、対応する生き残りパス
セル(SPC)450−nからLまでのシンボルをと
る。ACSU440およびSMU450は、図3の従来
からのRSSE300におけるものと同様に具体化され
てもよい。LABMU410の出力は、パイプラインレ
ジスタ460に配置される。この時、クリティカルパス
は、MUX430と、ACSC440−nと、SPC4
50−nとから構成されている。MUX430は、SP
C450−nにおけるシンボルに依存する式(14)に
従ってブランチメトリックを選択する。事前計算される
ブランチメトリクスの数が、チャネルメモリLおよび情
報ビットmの数によって指数関数的に増大するが、この
技術は、小さいm(小さいシンボルコンステレーション
サイズに対応する)および短いLに対して適している。
【0031】多次元トレリス符号に対する事前計算 大きい信号コンステレーションのための有意なコーディ
ングゲインは、多次元TCMを用いて達成することがで
きる。図5は、多次元チャネルに対する多次元トレリス
符号化変調の使用を示す。
【外13】 ここで、{wn,j},j∈[0,..,B]は、非相関
独立ホワイトガウスノイズ源である。各チャネルに対す
る送信方式として、Z−PAMが考慮される。以下の結
果は、他の変調方式に対しても同様に有効である。かか
る等価離散時間型チャネルは、例えば、B=4、m=
8、m’=2、S=8、Z=5の場合の、銅によるギガ
ビットイーサネット1000Base−Tにおいて見る
ことができる。参照をもってその開示内容すべてが本明
細書内に援用されたものとする、K. Azadetによる「Gig
abit Ethernet Over Unshielded Twisted Pair Cable
s」Int’l Symposium on VLSI Technology, Systems, a
nd Applications, Taipei (Jun.1999)を参照のこと。
【0032】情報ビットmの数によって、ブランチメト
リクスの事前計算の複雑性が指数関数的に増大するた
め、図4に示すような多次元ブランチメトリクスの事前
計算が、大きい信号コンステレーションサイズに対して
計算上費用がかかり過ぎる場合がある。しかしながら、
符号の1次元成分に対してのみブランチメトリクスの事
前計算を実行することにより、複雑性を大幅に低減する
ことができる。
【0033】次元jにおける1次元ブランチメトリック
は、以下の式を計算することによって事前計算される。
【外14】
【0034】
【外15】 これらCの入力an,jの各々は、式(16)および(1
7)に従うシンボル間干渉のキャンセル後に(zn,j
がスライスされる対応する部分集合の点に対応する。従
って、B次元すべてを考慮すると、合計N=B×C×V
の1次元ブランチメトリクスが事前計算されなければな
らない。これは、「ブランチメトリクスの事前計算」と
題されたセクションで上述したような、多次元事前計算
に必要な事前計算の数より大幅に少なくすることができ
る。C=2、L=1およびZ=5のギガビットイーサネ
ット1000Base−Tの場合、1次元事前計算によ
り、合計4×2×5=40の1次元ブランチメトリック
事前計算が生じるのに対し、多次元事前計算の結果は、
3×29=4096の4次元ブランチメトリック計算と
なる。
【0035】RSSEにおける更なる処理に対する適当
な1次元ブランチメトリクスの選択は、次の式で与えら
れる。
【外16】 これは、多次元事前計算に必要な2mLから1のMUXに
比較されるVから1のMUXを使用することによって実
現することができる(例えば、上記1000Base−
Tの例では、5から1のMUXが256から1のMUX
と比較される必要がある)。適当な1次元ブランチメト
リクスが選択された後、多次元ブランチメトリックは次
の式で与えられる。
【数10】
【0036】図6は、多次元RSSEに対する1次元事
前計算のためのアーキテクチャ600を示す。
【外17】 MUXU630は、各状態に対し、SPC660−nに
おける生残りシンボルに依存する適当な1次元ブランチ
メトリクスを選択する。各多次元BMC(MD−BM
C)640−nは、選択された1次元ブランチメトリク
スを使用することによって多次元ブランチメトリクスを
計算する。この時、クリティカルパスは、1つのMUX
630、MD−BMC640、ACSC650およびS
PC660からなる。MD−BMC640は、B−1の
加算を実行し、その結果、次元Bの数が一般に低いため
クリティカルパス全体に対し負担が小さい。
【0037】プレフィルタリング ブランチメトリクスの事前計算に対する複雑性がチャネ
ルメモリLと共に指数関数的に増大することを示した。
しかしながら、図7に示すプレフィルタ710を使用す
ることにより、チャネルメモリを短縮することができ
る。各々参照をもってその開示内容すべてが本明細書内
に援用されたものとする、E. F. Haratschによる「High
-Speed VLSI Implementation of Reduced Complexity S
equence Estimation Algorithms With Application to
Gigabit Ethernet 1000 Base-T」Int'l Symposium on V
LSI Technology, Systems, and Applications, Taipei
(Jun. 1999)および1999年6月4日に出願され、「M
ethod and Appratus for Reducing the Computational
Complexity and Relaxing the Critical Path of Reduc
ed State Sequence Estimation (RSSE) Techniques」と
題された米国特許出願第09/326,785号に述べ
られているように、ホワイトマッチドフィルタの後の等
価離散時間型チャネルが最小フェーズであるため、チャ
ネルメモリは、判定帰還型プレフィルタ(DFP)によ
りRSSEに対する大幅な性能損失無しに低い値のLに
切捨てることができる。代替的に、プレフィルタ710
は、参照をもってその開示内容がすべて本明細書内に援
用されたものとする、D. D. FalconerおよびF. R. Mage
eによる「Adaptive Channel Memory Truncation for Ma
ximum-Likelihood Sequence Estimation」The Bell Sys
tems Technical Journal,Vol. 52, No. 9, 1541-62 (No
v. 1973)に述べられているもの等、線形フィルタとして
実現することができる。
【0038】このように、ブランチメトリクスの事前計
算が非常に費用がかかる大きいチャネルメモリを備えた
チャネルに対し、その事前計算が可能であるようにチャ
ネルメモリを切捨てるために、プレフィルタを使用する
ことができる。
【0039】1000Base−Tギガビットイーサネ
ット例 以下は、1000Base−Tギガビットイーサネット
受信機に対する特定の実現の一例である。本明細書で使
用されている1000Base−Tギガビットイーサネ
ット規格および関連用語と計算とについては、例えば、
参照をもってその開示内容が本明細書内に援用されたも
のとするM. Hatamian等による「Designconsidertaions
for Gigabit Ethernet 1000 Base-T twisted pair tran
sceivers」Proc. CICC, Santa Clara, CA, pp. 335-34
2, May 1998を参照のこと。
【0040】1000Base−Tギガビットイーサネ
ット実現のための判定帰還型プレフィルタを、図8に示
す。1000Base−Tギガビットイーサネット実現
のための図6の1D−LABMUユニットの1つによる
1次元ブランチメトリクスの先取り計算を、図9に示
す。図10は、1000Base−Tギガビットイーサ
ネット実現のための図6のマルチプレクサによる1次元
ブランチメトリクスの選択を示す。最後に、図11は、
SMUに対して例示的な14のマージ深さが利用され
る、1000Base−Tギガビットイーサネット実現
に対する状態1のレジスタ交換ネットワーク(SPC
n)を示す。
【0041】判定帰還型プレフィルタ ワイヤ対jのポストカーソルメモリ長を14から1に切
捨てる判定帰還型プレイフィルタ800を図8に示す。
判定帰還型プレフィルタ800は、ポストカーソルチャ
ネルインパルス応答のテイルを除去するためにそれ自体
のスライサによって得られる仮の判定を使用するため、
判定帰還等化器(DFE)の構成に似ている。
【0042】1次元ブランチメトリクスの事前計算 有効なポストカーソルチャネルメモリが判定帰還型プレ
フィルタ800の後のものである場合、各ワイヤ対にお
ける1次元ブランチメトリクスの先取り事前計算に対す
る計算上の複雑性は大したものではない。
【外18】 これを、図9に示す。図9では、スライサ910−n
が、1次元部分集合AまたはBにおける最も近接した点
に対する差を計算する。1つの加算、スライシングおよ
び平方に対し1クロックサイクル時間がある。なお、ブ
ランチメトリクスを事前計算する計算上の複雑性は、チ
ャネルメモリと共に指数関数的に増大する。チャネルメ
モリが2であった場合、1次元ブランチメトリクスはワ
イヤ対毎に事前計算されなければならず、チャネルメモ
リが3であった場合、この数は250に増大する。
【0043】1次元ブランチメトリクスの選択
【外19】 これは、図10に示すように5:1MUX1010によ
って行われる。合計で、64のかかるマルチプレクサが
必要である。
【0044】4次元ブランチメトリクスの計算 4D−BMU640は、1次元ブランチメトリクスを合
計することにより、トレリスにおける状態遷移に対応す
る4次元ブランチメトリクスを計算する。4D−BMU
640は、クリティカルループ内にある。「多次元トレ
リス符号の事前計算」と題されたセクションで上述した
例に示すように、4次元ブランチメトリクスの先取り事
前計算によりクリティカルループから4D−BMU64
0を取出すことは、計算上の複雑性という意味で実際的
でない。考慮しなければならない可能性が多すぎるとい
うことが容易に分かる。
【0045】加算比較選択 各状態に対し、4方向ACSが実行されなければならな
い。処理をスピードアップするために、P. J. Blackお
よびT. H. Mengによる「A 140-Mb/s, 32-state,radix-4
Viterbi decoder」IEEE JSSC, vol. 27, pp. 1877-185
5, Dec. 1992において提案されているアーキテクチャが
選択された。ここでは、並列な6つの比較により、4つ
の候補の中で最小パスメトリックが選択される。状態メ
トリック正規化は、モジュロ演算を用いて行われる。A.
P. Hekstraによる「An Alternative To Metric Rescal
ing In Viterbi Decoders」IEEE Trans. Commun., vol.
37, pp. 1220-1222, Nov. 1989を参照のこと。
【0046】生残りメモリ ビタビ符号化において、通常、トレースバックアーキテ
クチャ(TBA)は、レジスタ交換アーキテクチャ(R
EA)より電力消費が大幅に少ないため、生残りメモリ
に対して好ましいアーキテクチャである。R. Cypherお
よびC. B. Shungによる「Generalized Trace-Back Tech
niques For Survivor Memory ManagementIn The Viterb
i Argorithm」Journal of VLSI Signal Processing, vo
l. 5, pp. 85-94, 1993を参照のこと。しかしながら、
トレースバックアーキテクチャ(TBA)はレイテンシ
をもたらすため、ゼロレイテンシのDFUまたはMUX
Uに必要な生残りシンボルを格納するためには使用する
ことができない。このように、ハイブリッド生残りメモ
リ配置は、メモリ長Lのチャネルに対する状態数限定型
系列推定(RSSE)実現に対して有利であるように見
える。Lまでの符号化サイクルに対応する生残りは、レ
ジスタ交換アーキテクチャ(REA)に格納され、後の
復号化サイクルに対応する生残りは、トレースバックア
ーキテクチャ(TBA)に格納される。シンボルは、レ
ジスタ交換アーキテクチャ(REA)からトレースバッ
クアーキテクチャ(TBA)に移動される前に、ワード
サイズを低減するために情報ビットにマップされる。し
かしながら、1000Base−Tにおいて、生残りメ
モリ全体に対してレジスタ交換アーキテクチャ(RE
A)が使用されなければならない。それは、トレースバ
ックアーキテクチャ(TBA)によってもたらされるレ
イテンシが、1000Base−T規格における受信機
に対して指定された密なひとまとまりのレイテンシの侵
害をもたらすためである。同様に、第1のレジスタ交換
アーキテクチャ(REA)から第2のレジスタ交換アー
キテクチャ(REA)に移動されたシンボルは、ワード
サイズを低減するために情報ビットにマップされる。
【0047】生残りメモリアーキテクチャを図11に示
す。この図には、状態1に対応する第1行のみが示され
ている。
【外20】 状態数限定型系列推定(RSSE)によって見られるチ
ャネルメモリは1つであるため、第1列のみが、12ビ
ットで表されMUXUに供給される4次元シンボルを格
納する。この第1列の後、生残りシンボルは情報ビット
にマップされ、その後8ビットとして格納される。マー
ジ深さが14である場合、このアーキテクチャは、ハイ
ブリッドメモリ分割を採用しないSMUにおける134
4のレジスタに比較して928のレジスタが必要であ
り、その場合すべての判定が12ビットの4次元シンボ
ルとして格納される。
【0048】本明細書で示し述べた実施の形態および変
形態様は、単に本発明の原理を例示するものであり、本
発明の範囲および精神を逸脱することなく種々の変更態
様が当業者によって実現され得る、ということは理解さ
れなければならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来からのトレリス符号化通信システムの等価
離散時間型モデルを示す図である。
【図2】ビタビアルゴリズムの従来からの実現を示す図
である。
【図3】状態数限定型推定器(RSSE)の従来からの
実現に対するアーキテクチャを示す。
【図4】本発明によるブランチメトリクスの事前計算を
伴う状態数限定型推定器(RSSE)のアーキテクチャ
を示す図である。
【図5】多次元チャネルのために多次元トレリス符号化
変調の使用を示す図である。
【図6】本発明による多次元状態数限定型系列推定器
(RSSE)の1次元事前計算のためのアーキテクチャ
を示す図である。
【図7】本発明によるチャネルメモリを短縮するために
プレフィルタリング技術を利用する、状態数限定型系列
推定器(RSSE)のアーキテクチャを示す図である。
【図8】ポストカーソルチャネルメモリ長を14から1
に切捨てる1000Base−Tギガビットイーサネッ
ト実現のための判定帰還型プレフィルタを示す図であ
る。
【図9】1000Base−Tギガビットイーサネット
実現のための図6の1D−LABMUユニットのうちの
1つによる1Dブランチメトリクスの先取り事前計算を
示す図である。
【図10】1000Base−Tギガビットイーサネッ
ト実現のための図6のマルチプレクサによる1Dブラン
チメトリクスの選択を示す図である。
【図11】1000Base−Tギガビットイーサネッ
ト実現のための状態1に対する新規なメモリ分割された
レジスタ交換ネットワーク(SPC−n)を示す図であ
る。
フロントページの続き (72)発明者 エリック フランツ ハーラッチェ アメリカ合衆国 07720 ニュージャーシ ィ,ブラッドリー ビーチ,オーシャン パーク アヴェニュー 100ビー

Claims (59)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分散チャネルから受信される信号を、複
    雑性を低減した系列推定技術を用いて処理し、該チャネ
    ルはチャネルメモリを有している方法であって、 該チャネルメモリのあり得る値各々に対しブランチメト
    リクスを事前計算するステップと、 対応する状態からの過去の判定に基づいて該事前計算さ
    れたブランチメトリクスの1つを選択するステップと、 所定の状態に対する最適のパスメトリックを有するパス
    を選択するステップと、を含む方法。
  2. 【請求項2】 【外1】
  3. 【請求項3】 前記パスメトリックは、ある時間の前記
    対応するブランチメトリクスの累積である請求項1記載
    の方法。
  4. 【請求項4】 【外2】
  5. 【請求項5】 前記最適パスメトリックは、最小または
    最大パスメトリックである請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記複雑性が低減された系列推定技術
    は、状態数限定型系列推定(RSSE)技術である請求
    項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記状態数限定型系列推定(RSSE)
    技術は、判定帰還型系列推定(DFSE)技術である請
    求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記状態数限定型系列推定(RSSE)
    技術は、並列判定帰還等化(PDFE)技術である請求
    項6記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記複雑性を低減した系列推定技術は、
    ビタビアルゴリズムの実現である請求項1記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記複雑性を低減した系列推定技術
    は、Mアルゴリズムの実現である請求項1記載の方法。
  11. 【請求項11】 対応する状態からの前記過去の判定
    は、対応する生残りパスセル(SPC)からの過去のシ
    ンボルに基づく請求項1記載の方法。
  12. 【請求項12】 対応する状態からの前記過去の判定
    は、対応する加算比較選択セル(ACSC)からの過去
    の判定に基づく請求項1記載の方法。
  13. 【請求項13】 分散チャネルから受信される多次元ト
    レリス符号信号を、複雑性を低減した系列推定技術を用
    いて処理し、該チャネルはチャネルメモリを有している
    方法であって、 該チャネルメモリのあり得る値各々に対しおよび該多次
    元トレリス符号の各次元に対し1次元ブランチメトリッ
    クを事前計算するステップと、 対応する状態からの過去の判定に基づいて該事前計算さ
    れた1次元ブランチメトリックの1つを選択するステッ
    プと、 該選択された1次元ブランチメトリクスを結合すること
    により多次元ブランチメトリックを取得するステップ
    と、を含む方法。
  14. 【請求項14】 【外3】
  15. 【請求項15】 【外4】
  16. 【請求項16】 対応する状態からの前記過去の判定
    は、対応する生残りパスセル(SPC)からの過去のシ
    ンボルに基づいている請求項13記載の方法。
  17. 【請求項17】 対応する状態からの前記過去の判定
    は、対応する加算比較選択セル(ACSC)からの過去
    の判定に基づいている請求項13記載の方法。
  18. 【請求項18】 分散チャネルから受信される多次元ト
    レリス符号信号を、複雑性を低減した系列推定技術を用
    いて処理し、該チャネルはチャネルメモリを有している
    方法であって、 該チャネルメモリのあり得る値各々に対しおよび該多次
    元トレリス符号の各次元に対し1次元ブランチメトリッ
    クを事前計算するステップと、 該1次元ブランチメトリックを結合して少なくとも2次
    元ブランチメトリクスにするステップと、 対応する状態からの過去の判定に基づいて該少なくとも
    2次元ブランチメトリクスの1つを選択するステップ
    と、を含む方法。
  19. 【請求項19】 【外5】
  20. 【請求項20】 複雑性を低減した系列推定器での更な
    る処理のための特定の状態および入力に対応する適当な
    少なくとも2次元ブランチメトリクスの前記選択は、該
    状態および該少なくとも2次元に対する前記生残りシン
    ボルに基づいており、前記選択を、前記次元に対する前
    記状態、入力および異なるチャネル割当についての事前
    計算された少なくとも2次元ブランチメトリクスすべて
    の間で実行する請求項18記載の方法。
  21. 【請求項21】 対応する状態からの前記過去の判定
    は、対応する生残りパスセル(SPC)からの過去のシ
    ンボルに基づいている請求項18記載の方法。
  22. 【請求項22】 対応する状態からの前記過去の判定
    は、対応する加算比較選択セル(ACSC)からの過去
    の判定に基づいている請求項18記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記選択された少なくとも2次元ブラ
    ンチメトリックを結合することにより多次元ブランチメ
    トリックを取得するステップを更に含む請求項18記載
    の方法。
  24. 【請求項24】 分散チャネルから受信される信号を、
    複雑性を低減した系列推定技術を用いて処理し、該チャ
    ネルはチャネルメモリを有している方法であって、 該信号をプレフィルタリングすることにより該チャネル
    メモリを短縮するステップと、 該短縮されたチャネルメモリのあり得る値各々に対しブ
    ランチメトリクスを事前計算するステップと、 対応する状態からの過去の判定に基づいて該事前計算さ
    れたブランチメトリクスの1つを選択するステップと、 所定の状態に対する最適パスメトリックを有するパスを
    選択するステップと、を含む方法。
  25. 【請求項25】 前記プレフィルタリングするステップ
    は、仮の判定を用いて重要性の低いタップをキャンセル
    する低複雑性キャンセルアルゴリズムで重要性の低いタ
    ップを処理するステップと、状態数限定型系列推定(R
    SSE)技術で重要性の高いタップを処理するステップ
    と、を更に含む請求項24記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記低複雑性キャンセルアルゴリズム
    は、判定帰還型フィルタ(DFP)技術である請求項2
    4記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記低複雑性キャンセルアルゴリズム
    は、線形等化器技術を利用する請求項24記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記低複雑性キャンセルアルゴリズム
    は、軟判定帰還型プレフィルタ(DFP)技術である請
    求項24記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記低複雑性キャンセルアルゴリズム
    は、前記重要性の低いタップに関連するシンボル間干渉
    を低減する請求項24記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記重要性の高いタップは、タップ数
    Uより少ないタップからなり、UはL未満の所定数であ
    る請求項24記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記複雑性を低減した系列推定技術
    は、判定帰還型系列推定(DFSE)技術である請求項
    24記載の方法。
  32. 【請求項32】 前記複雑性を低減した系列推定技術
    は、並列判定帰還等化(PDFE)技術である請求項2
    4記載の方法。
  33. 【請求項33】 前記複雑性を低減した系列推定技術
    は、状態数限定型系列推定(RSSE)技術である請求
    項24記載の方法。
  34. 【請求項34】 前記複雑性を低減した系列判定技術
    は、ビタビアルゴリズムの実現である請求項24記載の
    方法。
  35. 【請求項35】 前記複雑性を低減した系列判定技術
    は、Mアルゴリズムの実現である請求項24記載の方
    法。
  36. 【請求項36】 対応する状態からの前記過去の判定
    は、対応する生残りパスセル(SPC)からの過去のシ
    ンボルに基づく請求項24記載の方法。
  37. 【請求項37】 対応する状態からの前記過去の判定
    は、対応する加算比較選択セル(ACSC)からの過去
    の判定に基づく請求項24記載の方法。
  38. 【請求項38】 分散チャネルから受信される信号を、
    複雑性を低減した系列推定技術を用いて処理し、該チャ
    ネルはチャネルメモリを有している方法であって、 該信号をプレフィルタリングすることにより該チャネル
    メモリを短縮するステップと、 該短縮されたチャネルメモリのあり得る値各々に対しお
    よび多次元トレリス符号の各次元に対し1次元ブランチ
    メトリックを事前計算するステップと、 該1次元ブランチメトリックを結合して少なくとも2次
    元ブランチメトリクスにするステップと、 対応する状態からの過去の判定に基づいて該少なくとも
    2次元ブランチメトリクスの1つを選択するステップ
    と、を含む方法。
  39. 【請求項39】 長さLのチャネルメモリを有するチャ
    ネルのための複雑性を低減した系列推定器に対するハイ
    ブリッドな生残りメモリアーキテクチャであって、Lま
    での復号化サイクルに対応する生残りを格納するレジス
    タ交換アーキテクチャ(REA)と、後の復号化サイク
    ルに対応する生残りを格納するトレースバックアーキテ
    クチャ(TBA)と、を具備し、前記レジスタ交換アー
    キテクチャ(REA)から前記トレースバックアーキテ
    クチャ(TBA)へ移動されるシンボルは、情報ビット
    にマップされる生残りメモリアーキテクチャ。
  40. 【請求項40】 前記複雑性を低減した系列推定技術
    は、状態数限定型系列推定(RSSE)技術である請求
    項39記載の生残りメモリアーキテクチャ。
  41. 【請求項41】 前記複雑性を低減した系列推定技術
    は、ビタビアルゴリズムの実現である請求項39記載の
    生残りメモリアーキテクチャ。
  42. 【請求項42】 前記複雑性を低減した系列推定技術
    は、Mアルゴリズムの実現である請求項39記載の生残
    りメモリアーキテクチャ。
  43. 【請求項43】 長さLのチャネルメモリを有するチャ
    ネルのための複雑性を低減した系列推定器に対するハイ
    ブリッドな生残りメモリアーキテクチャであって、Lま
    での復号化サイクルに対応する生残りを格納する第1の
    レジスタ交換アーキテクチャ(REA)と、後の復号化
    サイクルに対応する生残りを格納する第2のレジスタ交
    換アーキテクチャ(REA)と、を具備し、前記第1の
    レジスタ交換アーキテクチャ(REA)から前記第2の
    レジスタ交換アーキテクチャ(REA)へ移動されるシ
    ンボルは、情報ビットにマップされる生残りメモリアー
    キテクチャ。
  44. 【請求項44】 前記複雑性を低減した系列推定技術
    は、状態数限定型系列推定(RSSE)技術である請求
    項43記載の生残りメモリアーキテクチャ。
  45. 【請求項45】 前記複雑性を低減した系列推定技術
    は、ビタビアルゴリズムの実現である請求項43記載の
    生残りメモリアーキテクチャ。
  46. 【請求項46】 前記複雑性を低減した系列推定技術
    は、Mアルゴリズムの実現である請求項43記載の生残
    りメモリアーキテクチャ。
  47. 【請求項47】 チャネルメモリを有する分散チャネル
    から受信した信号を処理する、複雑性を低減した系列推
    定器であって、該チャネルメモリのあり得る値各々に対
    しブランチメトリクスを事前計算する先取りブランチメ
    トリクスユニットと、対応する状態からの過去の判定に
    基づいて該事前計算されたブランチメトリクスの1つを
    選択するマルチプレクサと、所定の状態に対し最適パス
    メトリックを有するパスを選択する加算比較選択ユニッ
    トと、を具備する複雑性を低減した系列推定器。
  48. 【請求項48】 対応する状態からの前記過去の判定
    は、対応する生残りパスセル(SPC)からの過去のシ
    ンボルに基づく請求項47記載の複雑性を低減した系列
    推定器。
  49. 【請求項49】 対応する状態からの前記過去の判定
    は、対応する加算比較選択セル(ACSC)からの過去
    の判定に基づく請求項47記載の複雑性を低減した系列
    推定器。
  50. 【請求項50】 チャネルメモリを有する分散チャネル
    から受信した信号を処理する、複雑性を低減した系列推
    定器であって、 該チャネルメモリのあり得る値各々に対しおよび多次元
    トレリス符号の各次元に対し1次元ブランチメトリック
    を事前計算する先取りブランチメトリクスユニットと、 対応する状態からの過去の判定に基づいて該事前計算さ
    れた1次元ブランチメトリックの1つを選択するマルチ
    プレクサと、 該選択された1次元ブランチメトリクスを結合すること
    により多次元ブランチメトリックを取得する多次元ブラ
    ンチメトリックセルと、を具備する複雑性を低減した系
    列推定器。
  51. 【請求項51】 対応する状態からの前記過去の判定
    は、対応する生残りパスセル(SPC)からの過去のシ
    ンボルに基づくこ請求項50記載の複雑性を低減した系
    列推定器。
  52. 【請求項52】 対応する状態からの前記過去の判定
    は、対応する加算比較選択セル(ACSC)からの過去
    の判定に基づく請求項50記載の複雑性を低減した系列
    推定器。
  53. 【請求項53】 チャネルメモリを有する分散チャネル
    から受信した信号を処理する、複雑性を低減した系列推
    定器であって、該チャネルメモリのあり得る値各々に対
    しおよび多次元トレリス符号の各次元に対し1次元ブラ
    ンチメトリックを事前計算する先取りブランチメトリク
    スユニットと、該1次元ブランチメトリックを結合して
    少なくとも2次元ブランチメトリクスにする手段と、対
    応する状態からの過去の判定に基づいて該少なくとも2
    次元ブランチメトリックの1つを選択するマルチプレク
    サと、該選択された少なくとも2次元ブランチメトリッ
    クを結合することにより多次元ブランチメトリックを取
    得する多次元ブランチメトリックセルと、を具備する複
    雑性を低減した系列推定器。
  54. 【請求項54】 対応する状態からの前記過去の判定
    は、対応する生残りパスセル(SPC)からの過去のシ
    ンボルに基づく請求項53記載の複雑性を低減した系列
    推定器。
  55. 【請求項55】 対応する状態からの前記過去の判定
    は、対応する加算比較選択セル(ACSC)からの過去
    の判定に基づく請求項53記載の複雑性を低減した系列
    推定器。
  56. 【請求項56】 チャネルメモリを有する分散チャネル
    から受信した信号を処理する、複雑性を低減した系列推
    定器であって、該チャネルメモリを短縮するプレフィル
    タと、該チャネルメモリのあり得る値各々に対しブラン
    チメトリクスを事前計算する先取りブランチメトリクス
    ユニットと、対応する状態からの過去の判定に基づいて
    該事前計算されたブランチメトリクスの1つを選択する
    マルチプレクサと、所定の状態に対する最適パスメトリ
    ックを有するパスを選択する加算比較選択ユニットと、
    を具備する複雑性を低減した系列推定器。
  57. 【請求項57】 対応する状態からの前記過去の判定
    は、対応する生残りパスセル(SPC)からの過去のシ
    ンボルに基づく請求項56記載の複雑性を低減した系列
    推定器。
  58. 【請求項58】 対応する状態からの前記過去の判定
    は、対応する加算比較選択セル(ACSC)からの過去
    の判定に基づく請求項56記載の複雑性を低減した系列
    推定器。
  59. 【請求項59】 チャネルメモリを有する分散チャネル
    から受信した信号を処理する、複雑性を低減した系列推
    定器であって、該チャネルメモリを短縮するプレフィル
    タと、 該短縮されたチャネルメモリのあり得る値各々に対しお
    よび多次元トレリス符号の各次元に対し1次元ブランチ
    メトリックを事前計算する多次元先取りブランチメトリ
    クスユニットと、 該1次元ブランチメトリックを結合して少なくとも2次
    元ブランチメトリクスにする手段と、 対応する状態からの過去の判定に基づいて該少なくとも
    2次元ブランチメトリクスの1つを選択するマルチプレ
    クサと、を具備する複雑性を低減した系列推定器。
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