JP2001230348A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2001230348A
JP2001230348A JP2000046818A JP2000046818A JP2001230348A JP 2001230348 A JP2001230348 A JP 2001230348A JP 2000046818 A JP2000046818 A JP 2000046818A JP 2000046818 A JP2000046818 A JP 2000046818A JP 2001230348 A JP2001230348 A JP 2001230348A
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JP
Japan
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buffer layer
stress buffer
semiconductor device
layer
semiconductor element
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Pending
Application number
JP2000046818A
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English (en)
Inventor
Toshiya Sato
俊也 佐藤
Masahiko Ogino
雅彦 荻野
Masanori Segawa
正則 瀬川
Takao Miwa
崇夫 三輪
Akira Nagai
永井  晃
Akihiro Yaguchi
昭弘 矢口
Ichiro Anjo
一郎 安生
Asao Nishimura
朝雄 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/11Manufacturing methods

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  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、接着強度が強く、ボイドレスで印刷
塗布することができる接着材を用いた耐リフロー性、温
度サイクル性、耐PCT性に優れたパッケージサイズが
チップサイズと等しい実装信頼性及び量産性に優れた半
導体装置を提供する。 【解決手段】電極パッドが形成された半導体素子の上の
電極パッド及び電極パッド周辺部以外の部分に応力緩衝
層を有し、該応力緩衝層の表面及び半導体素子表面及び
電極パッド上に連続した導体部を有し、前記応力緩衝層
の表面上の導体部上に外部電極を有し、該外部電極が存
在する領域以外の前記応力緩衝層及び導体部及び応力緩
衝層が存在する領域以外の半導体素子の上に導体部保護
層を有し、前記半導体素子及び前記応力緩衝層又は前記
導体部保護層の端面が同一面で外部に露出している半導
体装置において、該応力緩衝層が25℃で固体のエポキ
シ系樹脂組成物とカルボキシル基を有する架橋型アクリ
ロニトリルブタジエン系ゴム微粒子を含む半導体装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高密度実装モジュ
ールやマルチチップモジュール等に用いられるチップサ
イズパッケージを有する半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯情報端末機器の普及或いは電
子デバイスの小型化、高性能化に伴い、半導体装置も高
集積度化、高密度化、処理速度の高速化が要求されてい
る。これに対応して、半導体装置の実装方法はピン挿入
型から表面実装型へ、DIP(dual inline package)か
らQFP(quad flat package)やPGA(pin grid arra
y)などの多ピン化対応型パッケージが開発されている。
【0003】しかし、QFPタイプはパッケージの周辺
部に実装基板との接続リードが集中する上、リード自体
が細く変形し易いためピン数が増すに従い実装信頼性が
低下する。また、PGAタイプは実装基板と接続するた
めの端子が細長く、非常に密集するため電気特性的に高
速化が難しい。
【0004】高速化対応の半導体装置を実現するため半
導体素子と配線回路が形成された基板の間に応力緩衝層
を有し、配線回路が形成された基板の実装基板面側に外
部端子であるバンプ電極を有するBGA(ball grid arr
ay)タイプのパッケージが提案されている(米国特許第5
148265号)。
【0005】このパッケージは実装基板と接続するため
の端子がボール状半田で、QFPのようなリードの変形
がなく、パッケージ面全体に端子が分散でき端子間のピ
ッチも大きくとれ表面実装が容易である。また、PGA
に比べ外部端子であるバンプ電極の長さが短いために、
インダクタンス成分が小さく信号伝伝送の高速化が図れ
る。
【0006】また、パッケージサイズがチップとほぼ同
じ大きさのCSP(Chip scale package)が、日経BP社
発行(1998年2月)の「日経マイクロデバイス」(P
38〜P64)に開示されている。これは配線層が形成
されたポリイミドやセラミック基板上に個片に切断され
た半導体素子を接着後、前記配線層と半導体素子をワイ
ヤボンディングやシングルポイントボンディング、ギャ
ングボンディング、バンプボンディング等で電気的に接
続し、該接続部を樹脂封止した後に半田バンプ等の外部
端子を形成する。
【0007】また、特開平9‐232256号公報及び
特開平10‐27827号公報はCSPを大量生産する
製造方法を開示する。これらは半導体ウェハ上にバンプ
を形成し、配線基板を前記バンプを介して電気的に接続
した後、該接続部分に樹脂を封入し配線基板上に外部電
極を形成し、最後に個片に切断して半導体装置を製造す
る。また、日経BP社発行(1998年4月)の「日経マ
イクロデバイス」(P164〜P167)は半導体ウェ
ハ上にメッキによりバンプを形成しバンプ以外の部分を
樹脂を封止する。更に前記バンプ部分に外部電極を形成
し、最後に個片に切断して半導体装置を製造する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の要旨は以下のとおりである。
【0010】(1)電極パッドが形成された半導体素子
の上の電極パッド及び電極パッド周辺部以外の部分に応
力緩衝層を有し、該応力緩衝層の表面及び半導体素子表
面及び電極パッド上に連続した導体部を有し、前記応力
緩衝層の表面上の導体部上に外部電極を有し、該外部電
極が存在する領域以外の前記応力緩衝層及び導体部及び
応力緩衝層が存在する領域以外の半導体素子の上に導体
部保護層を有し、前記半導体素子及び前記応力緩衝層又
は前記導体部保護層の端面が同一面で外部に露出してい
る半導体装置において、該応力緩衝層が25℃で固体の
エポキシ系樹脂組成物とカルボキシル基を有する架橋型
アクリロニトリルブタジエン系ゴム微粒子を含む半導体
装置である。
【0011】(2)電極パッドが形成された半導体素子
の上に半導体素子保護層を有し、該電極パッド上に半導
体素子保護層を貫通する貫通孔を有し、該半導体素子保
護層の上の貫通孔及び貫通孔周辺部以外の部分に応力緩
衝層を有し、前記の応力緩衝層の表面及び半導体素子保
護層表面及び貫通孔内部及び電極パッド上に連続した導
体部を有し、応力緩衝層の表面の導体部上に外部電極を
有し、該外部電極が存在する領域以外の応力緩衝層及び
導体部、半導体素子保護層及び半導体素子保護層が存在
する領域以外の半導体素子の上に導体部保護層を有し、
半導体素子及び半導体素子保護層あるいは応力緩衝層あ
るいは導体部保護層の端面が同一面で外部に露出してい
る半導体装置において、該応力緩衝層が25℃で固体の
エポキシ系樹脂組成物とカルボキシル基を有する架橋型
アクリロニトリルブタジエン系ゴム微粒子を含む半導体
装置である。
【0012】(3)電極パッドが形成された半導体素子
の上の電極パッド及び該電極パッド周辺部以外の部分に
応力緩衝層を有し、該応力緩衝層の表面及び半導体素子
表面及び電極パッド上に連続した導体部を有し、応力緩
衝層表面上の導体部の上に外部電極を有し、外部電極が
存在する領域以外の応力緩衝層及び導体部応及び応力緩
衝層が存在する領域以外の半導体素子の上に導体部保護
層を有し、該応力緩衝層又は導体部保護層の端面が半導
体素子の端面よりも内側で外部に露出している半導体装
置において、該応力緩衝層が25℃で固体のエポキシ系
樹脂組成物とカルボキシル基を有する架橋型アクリロニ
トリルブタジエン系ゴム微粒子を含む半導体装置であ
る。
【0013】(4)電極パッドが形成された半導体素子
の上に半導体素子保護層を有し、該電極パッド上に半導
体素子保護層を貫通する貫通孔を有し、該半導体素子保
護層の上の貫通孔および貫通孔周辺部以外の部分に応力
緩衝層を有し、前記の応力緩衝層の表面及び半導体素子
保護層表面及び貫通孔内部及び電極パッド上に連続した
導体部を有し、前記応力緩衝層の表面の導体部上に外部
電極を有し、該外部電極が存在する領域以外の応力緩衝
層及び導体部、半導体素子保護層及び半導体素子保護層
が存在する領域以外の半導体素子の上に導体部保護層を
有し、該半導体素子保護層又は応力緩衝層あるいは導体
部保護層の端面が半導体素子の端面よりも内側で外部に
露出している半導体装置において、応力緩衝層が25℃
で固体のエポキシ系樹脂組成物とカルボキシル基を有す
る架橋型アクリロニトリルブタジエン系ゴム微粒子を含
む半導体装置である。
【0014】電極パッドが形成された半導体素子の上の
前記電極パッド及び電極パッド周辺部以外の部分に応力
緩衝層を有し、該応力緩衝層の表面に導体部を有し、該
導体部上に外部電極を有し、該導体部及び応力緩衝層が
存在する領域以外の半導体素子の上に導体部保護層を有
し、前記半導体素子及び前記応力緩衝層又は前記導体部
保護層の端面が同一面で外部に露出している半導体装置
において、該応力緩衝層が25℃で固体のエポキシ系樹
脂組成物とカルボキシル基を有する架橋型アクリロニト
リルブタジエン系ゴム微粒子を含む半導体装置である。
【0015】前記において、応力緩衝層が前記エポキシ
樹脂組成物100重量部に対して100〜200重量部
含む接着材であることが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の半導体素子は所定の大き
さのシリコンウェハ上に複数個規則的に形成されてお
り、各半導体素子表面上には所定のプロセスにより形成
されたロジック、メモリ、ゲートアレイ等の半導体集積回
路と半導体素子外部との電気信号の授受を行うための電
極が形成されている。
【0017】半導体集積回路面上に形成される半導体素
子保護層は半導体素子を外部環境から保護できるものな
ら特に制限はなく、ポリイミド、ポリアミド、ポリアミ
ドイミド、エポキシ樹脂、マレイミド樹脂、フェノール
樹脂、シアネート樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂及
びこれらを含む樹脂組成物等を用いることができる。こ
れらの樹脂組成物にはアクリルゴム、シリコーンゴム、
ニトリルブタジエンゴムなどのゴム成分や、ポリアミ
ド、ポリイミド等の有機質フィラやシリカ等の無機質フ
ィラを加えてもよい。
【0018】さらには半導体素子保護層は上記の樹脂組
成物を含む感光性材料により形成されていてもよい。
【0019】また、本発明の応力緩衝層は25℃で固体
のエポキシ系樹脂組成物、及びカルボキシル基をその分
子構造中に有する架橋型アクリロニトリルブタジエン系
ゴム微粒子からなる接着材であることが好ましい。
【0020】上記エポキシ樹脂組成物としては25℃で
固体であるエポキシ樹脂であれば特に制限されない。
【0021】例えば、ビスフェノールF,ビスフェノー
ルA,ビスフェノールS,ジヒドロキシナフタレン,ダイ
マー酸,レゾルシノール,ジシクロペンタジエンジフェノ
ール,ジシクロペンタジエンジキシレノール,テルペンジ
フェノール,ビフェニル等のジグリシジルエーテル、エ
ポキシ化フェノールノボラック,エポキシ化クレゾール
ノボラック,エポキシ化トリスフェニロールメタン,エポ
キシ化テトラフェニロールエタン,エポキシ化メタキシ
レンジアミン等の公知のエポキシ樹脂の中の一つ或いは
複数の組み合わせを用いることができる。また上記エポ
キシ系樹脂組成物にはエポキシ樹脂の硬化剤を添加する
ことが好ましい。硬化剤としては公知の化合物が適宜選
択して用いることができる。例えば、フェノールノボラ
ックやクレゾールノボラックなどの水酸基を有するノボ
ラック樹脂、無水ピロメリット酸、無水ベンゾフェノン
等の酸無水物及びアミン化合物等の公知の硬化剤の中の
一つ或いは複数の組み合わせを用いることができる。こ
れらの配合量はエポキシ基1個当たりのエポキシ当量に
対する硬化剤の活性水素1個当たりの等量が化学量論比
とすることが好ましい。。
【0022】更に、硬化促進剤を本発明の効果を損なわ
ない範囲で添加できる。例えば、芳香族ポリアミン、三
フッ化ホウ素トリエチルアミン錯体等の三フッ化ホウ素
のアミン錯体、2−アルキル−4−メチルイミダゾー
ル、2−フェニル−4−アルキルイミダゾール等のイミ
ダゾール誘導体、無水フタル酸、無水トリメリット酸等
の有機酸、ジシアンジアミド、トリフェニルフォスフィ
ン、ジアザビシクロウンデセン、等公知のものが使用で
きる。
【0023】また、本発明において、カルボキシル基を
その分子構造中に有する架橋型アクリロニトリルブタジ
エン系ゴム微粒子は、前記エポキシ樹脂組成物との接着
性、相溶性を向上する点から微粒子ゴムを表面処理して
もよい。
【0024】前記の微粒子ゴムはエポキシ樹脂100重
量部に対して、100〜200重量部とすることが好ま
しい。200重量部を越えると接着部材の表面状態が悪
くなり良好な接着性が得られず、被接着面上に配線など
の凹凸がある場合にはその間に接着材組成物が良好に埋
め込まれずボイド発生の原因となる。100重量部未満
では加熱圧着する過程で接着材組成物の流れだしが発生
する。
【0025】なお、応力緩衝層に用いる上記接着材は半
導体素子或いは半導体素子保護層上に形成後加熱硬化す
る必要がある。加熱硬化条件としては硬化後の物性が安
定する条件で有ればよく、例えば120〜200℃,1
0分〜5時間、好ましくは150〜180℃,30分〜
1時間加熱すればよい。
【0026】次に,本発明の接着材の製造方法について
説明する。まず、前記エポキシ樹脂を有機溶剤で溶解す
る。該有機溶剤としては、エポキシ樹脂組成物を均一に
溶解できるものであれば特に制限はない。例えば、ジメ
チルスルホキシド、N−メチルピロリドン、N、N−ジ
メチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトアミド、
テトラヒドロフラン、ジオキサン、モノグライム、ジグ
ライム、ベンゼン、トルエン、キシレン、メチルエチル
ケトン、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、セロソ
ルブアセテート、ブチルセロソルブアセテート、シクロ
ヘキサノン、ブチルラクトン、1−アセトキシ−2−メ
トキシエタン等等があり、これらの2種類以上の混合溶
剤であってもよい。 この工程で、接着材樹脂100重
量部に対してカップリング剤を0.001〜10重量部
加え混合することが好ましい。カップリング剤の添加量
が10重量部を越えると接着材のぬれ性が悪く接着力が
カップリング剤を低下する。
【0027】カップリング剤としては、γ−グリシドキ
シプロピルトリメトキシシラン,γ−グリシドキシプロ
ピルメチルジエトキシシラン,β−(3、4−エポキシ
シクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン等のエポキ
シシラン、ビニルトリエトキシシラン,ビニルトリメト
キシシラン,γ−メタクリロキシメトキシシラン等のビ
ニルシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン,
γ−アミノプロピルトリメトキシシラン,N−フェニル
−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン等のアミノシ
ラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン等の
メルカプトシラン等の各種のシラン系カップリング剤、
チタネート系カップリング剤及びアルミキレート、ジル
コアルミネート等の金属錯体系カップリング剤等があ
る。これらの中でシランカップリング剤が好ましく、エ
ポキシシラン系カップリング剤が特に好ましい。
【0028】次いで、上記のエポキシ樹脂組成物溶液の
エポキシ樹脂100重量部に対して、カルボキシル基を
その分子構造中に有する架橋型アクリロニトリルブタジ
エン系ゴム微粒子を100〜200重量部混合攪拌し接
着材組成物のワニスを作成する。カルボキシル基をその
分子構造中に有する架橋型アクリロニトリルブタジエン
系ゴム微粒子の混合攪拌は3本ロール、ヘンシェルミキ
サー等の一般の微粒子の混合方法を用いることができ
る。
【0029】接着材の特性を損なわない範囲で、酸化防
止剤、イオン捕捉剤等の有機成分或いは無機成分、必要
に応じて樹脂粒子、セラミック粉、ガラス粉、銀粉、銅
粉等のフィラー、その他の添加剤、例えば、コロイダル
シリカ、煙霧質シリカ、結晶シリカ、溶融シリカ、酸化
アルミニウム、酸化チタン、酸化ジルコニウム等の無機
物、更にこれらの末端に水酸基、メチル基、メトキシ
基、エチル基、エトキシ基等の官能基を有する無機化合
物微粒子を加えることもできる。
【0030】ここで、コロイダルシリカとは、高分子量
無水珪酸のコロイド溶液である。これはシリカゾルとし
て市販されているもので、通常水が分散媒であるが、有
機溶媒を分散媒として用いたオルガノシリカゾルも市販
されている。本発明では樹脂の溶解性の点から有機溶媒
に分散したオルガノシリカゾルが好ましい。また、煙霧
質シリカとはアエロジルとして市販されている乾式超微
細シリカであり、樹脂や溶媒への分散性の点から有機基
で修飾されたアエロジルが好ましい。その含有量は樹脂
組成物100重量部に対して0〜40重量部の範囲が好
ましく、40重量部を超えると硬化後の接着材の弾性率
が上昇し、応力の低減効果が小さく接着強度が低下す
る。
【0031】本発明において、応力緩衝層に用いる上記
接着材はフィルム状接着材に加工して用いることもでき
る。フィルム状接着材は主に接着材自身がフィルムであ
る単層のもの、或いは接着材が別のフィルムの両面に形
成された複層のものがある。
【0032】単層のフィルム状接着材の製造は例えば以
下のようにして行う。まず、上記で得た接着材組成物の
ワニスをガラス板、ステンレス板等の平板上、或いはポ
リエステル製フィルム(又はシート)等のベースフィル
ム上に均一に塗布する。この塗布方法は特に制限するも
のではなく、例えば、ドクターブレードやナイフコータ
ー、ダイコーター等の方法がる。前記の塗布工程の後、
加熱・乾燥し室温に冷やし、平板又はベースフィルムか
ら樹脂膜を剥がすと単層のフィルム状接着材が得られ
る。
【0033】別の製造方法として、ガラス布、炭素繊維
布、ポリアラミド布等のフィルム状(又はシート状)の
通気性クロスに、上記で得た接着材組成物のワニスを含
浸させ、これを加熱・乾燥させる方法もある。
【0034】フィルム状接着材はフィルム状基材の両面
に、前記フィルム状接着材が接してなる複層(基材も一
層として数える。)のフィルム状接着材でもよい。前記
のフィルム状基材としては、ポリイミド,ポリアミド,ポ
リサルフォン,ポリフェニレンサルファイド,ポリエーテ
ルエーテルケトン、ポリアリレート等のエンジニアリン
グプラスチックの耐熱性フィルム、銅箔,アルミ箔,ステ
ンレス箔等の金属箔等がある。
【0035】さらにはポリイミド、エポキシ樹脂、ポリ
エチレンテレフタレート、セルロース、アセテート、ポ
リテトラフルオルエチレン等のフィルム或いは多孔質フ
ィルムを用いることができる。
【0036】前記耐熱性フィルムは接着材樹脂のガラス
転位温度(Tg)より高いTgをもつフィルムが好まし
く、通常は200℃以上、好ましくは250℃以上のも
のを使用する。また、この耐熱性フィルムは吸水率が2
重量%以下、熱膨張係数が3×10-5/℃以下のもの
が更に好ましい。このような特性を満たす耐熱性フィル
ムには例えばポリイミドフィルムがある。
【0037】耐熱性フィルムは接着材樹脂との接着性を
増すためにアルカリ処理、シランカップリング処理等の
化学処理、サンドブラスト等の物理的処理、プラズマ処
理、コロナ処理等の表面処理を施すことが好ましい。
【0038】本発明における複層のフィルム状接着材の
製造は、次のようにして行う。まず、前記接着材組成物
のワニスを前記耐熱性フィルムの基材上に均一に塗布す
る。塗布方法は例えば、ドクターブレード、ナイフコー
ター、ダイコーター等を用いた手段がある。また、耐熱
性フィルム又は金属箔等の基材を前記接着材組成物のワ
ニス液中に浸漬することによってもできる。前記の塗布
工程後、加熱・乾燥して複層のフィルム状接着材が得ら
れる。加熱・乾燥の条件は前記単層のフィルム状接着材
の条件と同様である。
【0039】基材の両面に耐熱性接着材ワニスを塗布す
る場合、両側に塗布される耐熱性接着材は同一でも異な
っていてもよい。
【0040】複層のフィルム状接着材の別の製造方法に
ついて説明する。まず、単層のフィルム状接着材の製造
方法と同様に前記接着材組成物のワニスをポリエステル
製フィルム(又はシート)等のベースフィルム上に均一
に塗布する。この際の塗布方法は前記と同じである。前
記の塗布工程後、加熱・乾燥したのち、前記耐熱性基材
フィルムに接着材面が接するように貼り合せる。貼り合
せる方法は接着材面と基材フィルム面がボイド等の発生
がなく密着していればよく、例えばラミネータを用いて
もよい。さらに、基材フィルムの両面にフィルム状接着
材を貼り合せてもよい。また、両面に異なる組成のフィ
ルム状接着材を貼り合せてもよい。貼り合せる温度、圧
力、速度等の条件は接着材組成物のガラス転移温度、軟
化点等の熱物性に応じて適宜決めればよい。
【0041】本発明において、導体部は半導体素子保護
層或いは応力緩衝層上或いは貫通孔に直接、蒸着やメッ
キにより導体層を形成した後エッチングにより導体部を
形成し作成する。該導体部は金或いは銅、アルミニウム
及びそれらの導電体の最表面上に金メッキを施したもの
で形成されることが好ましい。
【0042】各層間の導体部と導体部を導通させる導体
部も金或いは銅、アルミニウム及びそれらの導電体の最
表面上に金メッキを施したもので形成されることが好ま
しい。また、導体部はエポキシ系樹脂、シリコン系樹
脂、ポリイミド系樹脂等のバインダ中にカーボン、グラ
ファイト、金、銀、銅、ニッケル、銀メッキ銅や銀メッ
キガラス等の導電性微粉末を配合した導電性樹脂により
形成することもできる。
【0043】貫通孔はHe‐Neレーザ、Arレーザ、
YAGレーザ、炭酸ガスレーザ等のレーザを用いて加工
される。また、別の方法として半導体素子保護層或いは
応力緩衝層に感光性材料を用い露光、現像、エッチング
により貫通孔を形成することもできる。
【0044】外部電極は錫,亜鉛,鉛を含む半田合金、
銀、銅又は金、或いはそれらを金で被覆しボール状に形
成したもので、加熱溶融或いは加熱せずに接触、振動で
半導体装置を電気的接続することができる。この他にモ
リブデン,ニッケル,銅,白金,チタン等の1つ或いは
これらを2つ以上組み合わせた合金、若しくは2つ以上
の多重膜とした構造の端子でもよい。
【0045】以下、本発明を実施例により具体的に説明
する。
【0046】
【実施例1〜7】エポキシ樹脂、硬化剤、硬化促進剤、
ゴム、及び溶媒を表1の実施例1〜7に示す割合で用
い、接着材組成物を作製した。
【0047】
【表1】
【0048】表中でエピコート1002、エピコート1
003、エピコート1004(いずれも油化シェル株式
会社製)は25℃で固形のエポキシ樹脂であり、XER
-91(JSR株式会社製)はカルボキシル基をその分
子構造中に含有する架橋型アクリロニトリルブタジエン
系ゴム微粒子である。
【0049】作成した接着材を半導体素子が形成されて
いるシリコンウェハ上に電極パッドの周辺をマスクする
メタルマスクを用いて印刷塗布する。その後150℃で
15分予備乾燥した後180℃で60分の後硬化を行っ
た。ここで、印刷塗布、乾燥、硬化の際のボイドの発生
の有無を観察した。なお、サンプル数は各10枚であ
る。更に半導体素子が形成されたシリコンウェハと接着
材との接着強度を接着材をシリコンウェハから垂直に引
き剥がすピール強度で評価した。その結果を併せて表1
に示した。
【0050】その後、真空蒸着により0.5μmの銅の
薄膜を接着材および貫通孔内部に形成し、更に銅の膜厚
が10μmになるまで電気メッキにより銅膜形成を行っ
た。
【0051】その後、メッキ膜上に感光性レジスト(P
‐RS300S:東京応化株式会社製)を塗布後、90
℃/30分ベークし、パターンを露光現像しエッチング
マスクを形成した。次いで、40℃の塩化鉄水溶液(塩
化鉄濃度は40ーボーメ:比重約1.38)中で銅をエ
ッチングし、レジストを剥離させ導通部を形成した。
【0052】次いで、導体部及び応力緩衝層上に感光性
のソルダレジスト剤(PSR4000:太陽インキ株式
会社製)をスピンコートし80℃/20分間相互、露光
現像してランドを形成し、更に150℃/60分で硬化
させた。
【0053】作成したランド部にフラックスを塗布しΦ
0.6mmの共晶半田ボール(Pb63:Sn37)を
載せ240℃5秒の赤外線リフロー加熱により外部電極
を形成した。
【0054】その後半導体装置が動作する最小単位にな
るようダイサー(DAD520:DISCO株式会社
製)に厚さ200μmのダイシングソウを取り付け、半
導体素子が形成されたシリコンウェハ、接着材、ソルダ
ーレジストを同一面で切り出し、図1に示す半導体素子
を得た。
【0055】得られた半導体装置をJEDECの耐リフ
ロー性評価法レベル1及びレベル2に基づき、耐リフロ
ー性を評価した。具体的には、レベル2は85℃/60
%RHの恒温恒湿層で168時間吸湿後、最高温度24
5℃の赤外線リフロー炉にてリフロー処理を3回行い、
半導体装置内の発泡現象による剥離、ボイド等の欠陥の
発生を顕微鏡で観察した。またレベル1は85℃/85
%RHの恒温恒湿層で168時間吸湿後、レベル2同様
最高温度245℃の赤外線リフロー炉にてリフロー処理
を3回行い、半導体装置内の発泡現象による剥離、ボイ
ド等の欠陥の発生を顕微鏡で観察した。リフロー試験に
かけた半導体装置の個数は各30個とした。剥離、ボイ
ドの発生した半導体装置の個数を耐リフロー性不良とし
て表1に示す。
【0056】更に得られた半導体装置をプレッシャクッ
カテストPCT(121℃/100%RH、2atm)
を400時間行い、配線基板やはんだボールの電気的導
通を測定した。PCTにかけた半導体装置の個数は各3
0個とした。測定の結果導通していないサンプルの数を
耐湿性不良として表1に示す。
【0057】更に得られた半導体装置を実装基板にはん
だボールを介して接続実装し、温度サイクル試験にかけ
た。試験条件は-55℃/10分、150℃/10分、-
55℃/10分の繰り返しを1000回行い、配線基板
や半田ボールの電気的導通を測定した。温度サイクル試
験に供試した半導体装置の個数は各30個とした。測定
の結果、導通不良のサンプルの数を温度サイクル性不良
として表1に示す。
【0058】
【比較例1〜6】エポキシ樹脂、硬化剤、硬化促進剤、
ゴム、及び溶媒を表2の比較例1〜6に示す割合で用
い、接着材組成物を作製した。
【0059】
【表2】
【0060】表中でエピコート828、エピコート83
4(いずれも油化シェル株式会社製)はそれぞれ25℃
で液状、半固形のエポキシ樹脂であり、#5001(帝
国化学株式会社製)は溶媒に可溶の高分子アクリルゴ
ム、E-500(東レダウコーニング株式会社製)はシ
リコーン微粒子である。更に、前記の接着材組成物を用
いて実施例1〜7の場合と同様の方法で図1に示す半導
体装置を作成した。同様にして接着強度、ボイド発生の
有無を評価した。また、 得られた半導体装置は実施例
1〜7の場合と同様にして耐リフロー性、耐湿性、温度
サイクル性を評価した。得られた結果を表2に示す。
【0061】表1の実施例1〜3及び表2の比較例1〜
2から、25℃で固形のエポキシ樹脂を用いて作成した
接着材を図1に示す半導体装置の応力緩衝層として用い
た半導体装置(実施例1〜3)は、25℃で液状あるい
は半固形のエポキシ樹脂を用いて作成した接着材を図1
に示す半導体装置の応力緩衝層として用いた半導体装置
(比較例1〜2)と比較して、耐リフロー性、耐湿性、
温度サイクル性ともに優れている。
【0062】更に表1の実施例1及び表2の比較例3か
ら、カルボキシル基をその分子構造中に含有する架橋型
アクリロニトリルブタジエン系ゴム微粒子を用いて作製
した接着材を図1に示す半導体装置の応力緩衝層として
用いた半導体装置(実施例1)は、高分子アクリルゴム
を用いて作製した接着材を図1に示す半導体装置の応力
緩衝層として用いた半導体装置(比較例3)と比較し
て、耐リフロー性、耐湿性、温度サイクル性ともに優れ
ている。
【0063】更に表1の実施例1及び表2の比較例4か
ら、カルボキシル基をその分子構造中に含有する架橋型
アクリロニトリルブタジエン系ゴム微粒子を用いて作製
した接着材を図1に示す半導体装置の応力緩衝層として
用いた半導体装置(実施例1)は、シリコーンゴム微粒
子を用いて作成した接着材を図1に示す半導体装置の応
力緩衝層として用いた半導体装置(比較例4)と比較し
て、耐リフロー性、耐湿性、温度サイクル性ともに優れ
ている。
【0064】表1の実施例1及び実施例4〜7及び表2
の比較例5〜6から、エポキシ樹脂100重量部に対し
てカルボキシル基を有する架橋型アクリロニトリルブタ
ジエン系ゴム微粒子を100〜200重量部用いて作成
された接着材を図1に示す半導体装置の応力緩衝層とし
て用いた場合には、100重量部より少ない場合(比較
例5)と比較して耐リフロー性及び温度サイクル性に優
れ、200重量部より多い場合(比較例6)と比較して
耐リフロー性に優れている。
【0065】上記のように、本発明の25℃で固体のエ
ポキシ系樹脂組成物とカルボキシル基を有する架橋型ア
クリロニトリルブタジエン系ゴム微粒子を前記エポキシ
樹脂100重量部に対して100〜200重量部含む接
着材を図1に示す半導体装置の応力緩衝層として用いる
ことにより、耐リフロー性、耐湿性、温度サイクル性に
優れた半導体装置を提供できる。
【0066】
【実施例8〜14】エポキシ樹脂、硬化剤、硬化促進
剤、ゴム、及び溶媒を表3の実施例8〜14に示す割合
で用い、実施例1〜7と同様にして接着材組成物を得
た。
【0067】
【表3】
【0068】半導体素子が形成されているシリコンウェ
ハ上に感光性ポリイミド(日立化成工業株式会社製:H
D‐6000)をスピンコートを用いて塗布し、その
後、露光/現像を行い半導体素子上の電極パッド上に5
0μmの貫通孔を形成し、350℃で30分ベークし、
膜厚5μmのポリイミド保護膜を形成した。
【0069】作成した接着材をポリイミド保護膜および
半導体素子上に電極パッドの周辺をマスクするメタルマ
スクを用いて印刷塗布する。その後150℃で15分予
備乾燥した後180℃で60分の後硬化を行った。ここ
で、印刷塗布、乾燥、硬化の際のボイドの発生の有無を
観察した。なお、サンプル数は各10枚である。さらに
ポリイミド保護膜と接着材との接着強度をピール強度
(ポリイミド保護膜から接着材を垂直に引き剥がす)で
評価した。その結果を併せて表3に示した。
【0070】その後、実施例1〜7と同様にして銅膜形
成、導通部の形成、ランド形成しフラックス塗布、赤外
線リフロー加熱、外部電極の形成、ダイサーによる切り
出しを行い、図2に示す半導体装置を得た。
【0071】得られた半導体装置は実施例1〜7と同様
にして、 耐リフロー性、プレッシャクッカテストPC
T温度サイクル試験を評価した。結果を表3に示す。
【0072】
【比較例7〜12】エポキシ樹脂、硬化剤、硬化促進
剤、ゴム、及び溶媒を表4の比較例7〜12に示す割合
で用い、実施例1〜7と同様にして接着材を作成し、実
施例8〜14と同様にして図2に示す半導体装置を作成
した。さらに同様にして接着強度、ボイド発生の有無を
評価した。その結果を表4に示す。
【0073】
【表4】
【0074】得られた半導体装置は実施例1〜7の場合
と同様にして耐リフロー性、耐湿性、温度サイクル性を
評価した。得られた結果を表4に示す。
【0075】表3の実施例8〜10及び表4の比較例7
〜8から、25℃で固形のエポキシ樹脂を用いて作成し
た接着材を図2に示す半導体装置の応力緩衝層として用
いた半導体装置(実施例8〜10)は、25℃で液状あ
るいは半固形のエポキシ樹脂を用いて作成した接着材を
図2に示す半導体装置の応力緩衝層として用いた半導体
装置(比較例7〜8)と比較して、耐リフロー性、耐湿
性、温度サイクル性ともに優れている。
【0076】更に表3の実施例8及び表4の比較例9か
ら、カルボキシル基を有する架橋型アクリロニトリルブ
タジエン系ゴム微粒子を用いて作成した接着材を図2に
示す半導体装置の応力緩衝層として用いた場合(実施例
8)は、高分子アクリルゴムを用いて作製した接着材を
図2に示す半導体装置の応力緩衝層として用いた半導体
装置(比較例9)と比較して、耐リフロー性、耐湿性、
温度サイクル性ともに優れている。
【0077】更に表3の実施例8及び表4の比較例10
から、カルボキシル基を有する架橋型アクリロニトリル
ブタジエン系ゴム微粒子を用いて作成した接着材を図2
に示す半導体装置の応力緩衝層として用いた場合(実施
例8)は、シリコーンゴム微粒子を用いて作成した接着
材を図2に示す半導体装置の応力緩衝層として用いた半
導体装置(比較例10)と比較して、耐リフロー性、耐
湿性、温度サイクル性ともに優れている。
【0078】更に表2の実施例8及び実施例11〜14
及び比較例11〜12から、エポキシ樹脂100重量部
に対してカルボキシル基を有する架橋型アクリロニトリ
ルブタジエン系ゴム微粒子を100〜200重量部用い
て作成された接着材を図2に示す半導体装置の応力緩衝
層として用いた場合には、100重量部より少ない場合
(比較例11)と比較して耐リフロー性及び温度サイク
ル性に優れ、200重量部より多い場合(比較例12)
と比較して耐リフロー性に優れている。
【0079】本発明の25℃で固体のエポキシ系樹脂組
成物とカルボキシル基を有する架橋型アクリロニトリル
ブタジエン系ゴム微粒子を前記エポキシ樹脂100重量
部に対して100〜200重量部含む接着材を図2に示
す半導体装置の応力緩衝層として用いることにより、耐
リフロー性、耐湿性、温度サイクル性に優れた半導体装
置を提供できる。
【0080】
【実施例15〜21】エポキシ樹脂、硬化剤、硬化促進
剤、ゴム、及び溶媒を表5の実施例15〜21に示す割
合で用い、実施例1〜7と同様にして接着材を得た。
【0081】
【表5】
【0082】作成した接着材を半導体素子が形成されて
いるシリコンウェハ上に実施例1〜7と同様に印刷、塗
布して接着材層を形成した。ここで、貼り付けの際のボ
イドの発生の有無を観察した。なお、サンプル数は各1
0枚である。さらに半導体素子が形成されたシリコンウ
ェハと接着材との接着強度をピール強度(接着材をシリ
コンウェハから垂直に引き剥がす)で評価した。その結
果を表5に示した。
【0083】次いで、YAGレーザを用いてダイサーに
よる切り出し線の中心から両側400μmのスクライブ
ラインを形成した。
【0084】その後、実施例1〜7と同様にして銅膜の
形成を行い導体部の形成を行った。
【0085】次いで、導体部及び応力緩衝層上に感光性
のソルダレジスト剤(PSR4000:太陽インキ株式
会社製)をスピンコートし80℃/20分間相互、露光
現像してランドおよびダイサーによる切り出し線の中心
から両側200μmのスクライブラインを形成し、更に
150℃/60分で硬化させた。
【0086】その後フラックス塗布、赤外線リフロー加
熱、外部電極の形成、ダイサーによる切り出しを行い、
図3に示す半導体装置を得た。
【0087】得られた半導体装置を実施例1〜7と同様
にして、 耐リフロー性、PCT試験を評価した。結果
を表5に示す。
【0088】
【比較例13〜18】エポキシ樹脂、硬化剤、硬化促進
剤、ゴム、及び溶媒を表6の比較例13〜18に示す割
合で用い、実施例1〜7と同様にして接着材を作成し、
実施例15〜21と同様にして図3に示す半導体装置を
作成した。上記と同様にして接着強度(ピール強度)、
ボイド発生の有無を評価した。その結果を表6に示す。
【0089】
【表6】
【0090】得られた半導体装置は実施例1〜7の場合
と同様にして耐リフロー性、耐湿性、温度サイクル性を
評価した。得られた結果を表6に示す。
【0091】表5の実施例15〜17及び表6の比較例
13〜14から、25℃で固形のエポキシ樹脂を用いて
作成した接着材を図3に示す半導体装置の応力緩衝層と
して用いた場合(実施例15〜17)は、25℃で液状
又は半固形のエポキシ樹脂を用いて作成した接着材を図
3に示す半導体装置の応力緩衝層として用いた場合(比
較例13〜14)と比較して、耐リフロー性、耐湿性、
温度サイクル性ともに優れている。
【0092】また、表5の実施例15及び表6の比較例
15から、カルボキシル基を有する架橋型アクリロニト
リルブタジエン系ゴム微粒子を用いて作成した接着材を
図3に示す半導体装置の応力緩衝層として用いた場合
(実施例15)は、高分子アクリルゴムを用いて作成し
た接着材を図3に示す半導体装置の応力緩衝層として用
いた場合(比較例15)と比較して、耐リフロー性、耐
湿性、温度サイクル性ともに優れている。
【0093】更に実施例15及び比較例16から、カル
ボキシル基を有する架橋型アクリロニトリルブタジエン
系ゴム微粒子を用いて作成した接着材を図3に示す半導
体装置の応力緩衝層として用いた場合(実施例15)
は、シリコーンゴム微粒子を用いて作成した接着材を図
3に示す半導体装置の応力緩衝層として用いた場合(比
較例16)と比較して、耐リフロー性、耐湿性、温度サ
イクル性ともに優れている。
【0094】更に実施例15及び実施例18〜21及び
比較例17〜18から、エポキシ樹脂100重量部に対
してカルボキシル基を有する架橋型アクリロニトリルブ
タジエン系ゴム微粒子を100〜200重量部用いて作
成された接着材を図3に示す半導体装置の応力緩衝層と
して用いた場合は、100重量部より少ない場合(比較
例17)と比較して耐リフロー性及び温度サイクル性に
優れ、200重量部より多い場合(比較例18)と比較
して耐リフロー性に優れている。
【0095】本発明の25℃で固体のエポキシ系樹脂組
成物とカルボキシル基を有する架橋型アクリロニトリル
ブタジエン系ゴム微粒子をエポキシ樹脂100重量部に
対して100〜200重量部含む接着材を図3に示す半
導体装置の応力緩衝層として用いることにより、耐リフ
ロー性、耐湿性、温度サイクル性に優れた半導体装置を
提供できる。
【0096】
【実施例22〜28】エポキシ樹脂、硬化剤、硬化促進
剤、ゴム、及び溶媒を表7の実施例22〜28に示す割
合で用い、実施例1〜7と同様にして接着材を得た。
【0097】
【表7】
【0098】次に、半導体素子が形成されているシリコ
ンウェハ上に感光性ポリイミド(日立化成工業株式会社
製:HD‐6000)をスピンコートにより塗布し、そ
の後、露光/現像を行い半導体素子上の電極パッド上に
50μmの貫通孔およびダイサーによる切り出し線の中
心から両側600μmのスクライブラインを形成し、3
50℃で30分ベークし、膜厚5μmのポリイミド保護
膜を形成した。
【0099】その後実施例15〜21と同様にして接着
材の形成及びスクライブラインの形成を行った。ここ
で、貼り付けの際のボイドの発生の有無(サンプル数は
各10枚である。)を観察した。ポリイミド保護膜と接
着材との接着強度をピール強度(接着材をポリイミド保
護膜から垂直に引き剥がす)で評価した。その結果を表
7に示した。
【0100】また、実施例8〜14と同様にして銅膜形
成を行い、導体部の形成、ソルダレジスト層の形成、フ
ラックス塗布、赤外線リフロー加熱、外部電極の形成、
ダイサーによる切り出しを行い、図4に示す半導体装置
を得た。得られた半導体装置を実施例1〜7と同様にし
て、 耐リフロー性、PCT試験を評価した。結果を表
7に示す。
【0101】
【比較例19〜24】エポキシ樹脂、硬化剤、硬化促進
剤、ゴム、及び溶媒を表8の比較例19〜24に示す割
合で用い、実施例1〜7と同様にして接着材を作成し、
実施例22〜28と同様にして図4に示す半導体装置を
作成した。さらに同様にして接着強度、ボイド発生の有
無を評価した。その結果を表8に示す。
【0102】
【表8】
【0103】得られた半導体装置は実施例1〜7の場合
と同様にして、耐リフロー性、耐湿性、温度サイクル性
を評価した。得られた結果を表8に示す。
【0104】表7の実施例22〜24及び表8の比較例
19〜20から、25℃で固形のエポキシ樹脂を用いて
作成した接着材を図4に示す半導体装置の応力緩衝層と
して用いた場合(実施例22〜24)は、25℃で液状
又は半固形のエポキシ樹脂を用いて作成した接着材を図
4に示す半導体装置の応力緩衝層として用いた場合(比
較例19〜20)と比較して、耐リフロー性、耐湿性、
温度サイクル性ともに優れている。
【0105】更に実施例22及び比較例21から、カル
ボキシル基を有する架橋型アクリロニトリルブタジエン
系ゴム微粒子を用いて作成した接着材を図4に示す半導
体装置の応力緩衝層として用いた場合(実施例22)
は、高分子アクリルゴムを用いて作成した接着材を図4
に示す半導体装置の応力緩衝層として用いた場合(比較
例21)と比較して、耐リフロー性、耐湿性、温度サイ
クル性ともに優れている。
【0106】また、実施例22及び比較例22から、カ
ルボキシル基を有する架橋型アクリロニトリルブタジエ
ン系ゴム微粒子を用いて作成した接着材を図4に示す半
導体装置の応力緩衝層として用いた場合(実施例22)
は、シリコーンゴム微粒子を用いて作成した接着材を図
4に示す半導体装置の応力緩衝層として用いた場合(比
較例22)と比較して、耐リフロー性、耐湿性、温度サ
イクル性ともに優れている。
【0107】また、実施例22及び実施例25〜28及
び比較例23〜24から、エポキシ樹脂100重量部に
対してカルボキシル基を有する架橋型アクリロニトリル
ブタジエン系ゴム微粒子を100〜200重量部用いて
作成された接着材を図4に示す半導体装置の応力緩衝層
として用いた場合は、100重量部より少ない場合(比
較例23)と比較して耐リフロー性及び温度サイクル性
に優れ、200重量部より多い場合(比較例24)と比
較して耐リフロー性に優れている。
【0108】こ本発明の25℃で固体のエポキシ系樹脂
組成物とカルボキシル基を有する架橋型アクリロニトリ
ルブタジエン系ゴム微粒子を前記エポキシ樹脂100重
量部に対して100〜200重量部含む接着材を図4に
示す半導体装置の応力緩衝層として用いることにより、
耐リフロー性、耐湿性、温度サイクル性に優れた半導体
装置を提供できる。
【0109】
【発明の効果】以上のように、特定の樹脂組成物を用い
ると共に、接着材中に微粒子ゴムを存在させた接着材を
用いることにより耐リフロー性、耐湿性、温度サイクル
性などの信頼性の高い半導体装置を得ることができる。
【0110】本発明は上記の状況に鑑みなされたもの
で、(1)配線層に樹脂基板を用いた場合に接着材を介
してチップを接着するため発泡や剥離などの不良、
(2)基板と半導体ウェハの間を封止した樹脂の硬化収
縮による半導体ウェハおよび半導体装置の反りなどの実
装信頼性の問題の解消。また、各々のチップ毎に基板上
に位置決めし接着し電気的に接続して樹脂封止する半導
体装置の製造工程の簡略化による量産性の向上及びパッ
ケージサイズとチップサイズの整合により小型の半導体
装置を提供する。本発明により得られる半導体装置は優
れた高集積度化、高密度化、処理速度の高速化に対応で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体装置の1例を示す断面模式
図である。
【図2】本発明による半導体装置の別の1例を示す断面
模式図である。
【図3】本発明による半導体装置の別の1例を示す断面
模式図である。
【図4】本発明による半導体装置の別の1例を示す断面
模式図である。
【符号の説明】
1…半導体素子、2…電極パッド、3…応力緩衝層、4
…導体部、5…導体部保護層、6…外部電極、7…半導
体素子、8…電極パッド、9…半導体素子保護層、10
…応力緩衝層、11…導体部、12…導体部保護層、1
3…外部電極、14…半導体素子、15…電極パッド、
16…応力緩衝層、17…導体部、18…導体部保護
層、19…外部電極、20…半導体素子、21…電極パ
ッド、22…半導体素子保護層、23…応力緩衝層、2
4…導体部、25…導体部保護層、26…外部電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀬川 正則 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 三輪 崇夫 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 永井 晃 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 矢口 昭弘 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 安生 一郎 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 (72)発明者 西村 朝雄 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 Fターム(参考) 4M109 AA02 BA07 EA02 EB02 EB04 EB06 EB14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電極パッドが形成された半導体素子の上の
    電極パッド及び電極パッド周辺部以外の部分に応力緩衝
    層を有し、該応力緩衝層の表面及び半導体素子表面及び
    電極パッド上に連続した導体部を有し、前記応力緩衝層
    の表面上の導体部上に外部電極を有し、該外部電極が存
    在する領域以外の前記応力緩衝層及び導体部及び応力緩
    衝層が存在する領域以外の半導体素子の上に導体部保護
    層を有し、前記半導体素子及び前記応力緩衝層又は前記
    導体部保護層の端面が同一面で外部に露出している半導
    体装置において、該応力緩衝層が25℃で固体のエポキ
    シ系樹脂組成物とカルボキシル基を有する架橋型アクリ
    ロニトリルブタジエン系ゴム微粒子を含むことを特徴と
    する半導体装置。
  2. 【請求項2】電極パッドが形成された半導体素子の上に
    半導体素子保護層を有し、該電極パッド上に半導体素子
    保護層を貫通する貫通孔を有し、該半導体素子保護層の
    上の貫通孔及び貫通孔周辺部以外の部分に応力緩衝層を
    有し、前記の応力緩衝層の表面及び半導体素子保護層表
    面及び貫通孔内部及び電極パッド上に連続した導体部を
    有し、応力緩衝層の表面の導体部上に外部電極を有し、
    該外部電極が存在する領域以外の応力緩衝層及び導体
    部、半導体素子保護層及び半導体素子保護層が存在する
    領域以外の半導体素子の上に導体部保護層を有し、半導
    体素子及び半導体素子保護層あるいは応力緩衝層あるい
    は導体部保護層の端面が同一面で外部に露出している半
    導体装置において、該応力緩衝層が25℃で固体のエポ
    キシ系樹脂組成物とカルボキシル基を有する架橋型アク
    リロニトリルブタジエン系ゴム微粒子を含むことを特徴
    とする半導体装置。
  3. 【請求項3】電極パッドが形成された半導体素子の上の
    電極パッド及び該電極パッド周辺部以外の部分に応力緩
    衝層を有し、該応力緩衝層の表面及び半導体素子表面及
    び電極パッド上に連続した導体部を有し、応力緩衝層表
    面上の導体部の上に外部電極を有し、外部電極が存在す
    る領域以外の応力緩衝層及び導体部応及び応力緩衝層が
    存在する領域以外の半導体素子の上に導体部保護層を有
    し、該応力緩衝層又は導体部保護層の端面が半導体素子
    の端面よりも内側で外部に露出している半導体装置にお
    いて、該応力緩衝層が25℃で固体のエポキシ系樹脂組
    成物とカルボキシル基を有する架橋型アクリロニトリル
    ブタジエン系ゴム微粒子を含むことを特徴とする半導体
    装置。
  4. 【請求項4】電極パッドが形成された半導体素子の上に
    半導体素子保護層を有し、該電極パッド上に半導体素子
    保護層を貫通する貫通孔を有し、該半導体素子保護層の
    上の貫通孔および貫通孔周辺部以外の部分に応力緩衝層
    を有し、前記の応力緩衝層の表面及び半導体素子保護層
    表面及び貫通孔内部及び電極パッド上に連続した導体部
    を有し、前記応力緩衝層の表面の導体部上に外部電極を
    有し、該外部電極が存在する領域以外の応力緩衝層及び
    導体部、半導体素子保護層及び半導体素子保護層が存在
    する領域以外の半導体素子の上に導体部保護層を有し、
    該半導体素子保護層又は応力緩衝層あるいは導体部保護
    層の端面が半導体素子の端面よりも内側で外部に露出し
    ている半導体装置において、応力緩衝層が25℃で固体
    のエポキシ系樹脂組成物とカルボキシル基を有する架橋
    型アクリロニトリルブタジエン系ゴム微粒子を含むこと
    を特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかにおいて、前記応
    力緩衝層が25℃で固体のエポキシ系樹脂組成物とカル
    ボキシル基を有する架橋型アクリロニトリルブタジエン
    系ゴム微粒子を前記エポキシ樹脂組成物100重量部に
    対して100〜200重量部含む接着材であることを特
    徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】電極パッドが形成された半導体素子の上の
    前記電極パッド及び電極パッド周辺部以外の部分に応力
    緩衝層を有し、該応力緩衝層の表面に導体部を有し、該
    導体部上に外部電極を有し、該導体部及び応力緩衝層が
    存在する領域以外の半導体素子の上に導体部保護層を有
    し、前記半導体素子及び前記応力緩衝層又は前記導体部
    保護層の端面が同一面で外部に露出している半導体装置
    において、該応力緩衝層が25℃で固体のエポキシ系樹
    脂組成物とカルボキシル基を有する架橋型アクリロニト
    リルブタジエン系ゴム微粒子を前記エポキシ樹脂組成物
    100重量部に対して100〜200重量部含む接着材
    であることを特徴とする半導体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6953708B2 (en) 2002-08-29 2005-10-11 Infineon Technologies Ag Method of producing a semiconductor component having a compliant buffer layer
CN100449743C (zh) * 2005-09-29 2009-01-07 南茂科技股份有限公司 芯片结构与堆叠式芯片封装结构

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