JP2001228609A - ポジ型感光性ポリイミド樹脂組成物 - Google Patents
ポジ型感光性ポリイミド樹脂組成物Info
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- JP2001228609A JP2001228609A JP2000364293A JP2000364293A JP2001228609A JP 2001228609 A JP2001228609 A JP 2001228609A JP 2000364293 A JP2000364293 A JP 2000364293A JP 2000364293 A JP2000364293 A JP 2000364293A JP 2001228609 A JP2001228609 A JP 2001228609A
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- Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
Abstract
の密着性、現像性に優れたポジ型感光性樹脂組成物を提
供する。 【解決手段】 式(1)で示される溶媒可溶性ポリイミ
ド100重量部に対し、式(2)で示されるポリイミド
前駆体を1〜50重量部を含有し、かつ式(1)および
式(2)の総量100重量部に対し、オルトキノンジア
ジド化合物を1〜100重量部を含有するポジ型感光性
ポリイミド樹脂組成物。 (式中、R1及びR3は2価の有機基であり、R1の1〜
90モル%がフェノール性水酸基、カルボキシル基、チ
オフェノール基、スルホン基からなる群より選ばれた少
なくとも一種以上の基を1個以上有する2価の有機基で
あり、10〜99モル%がフェノール性水酸基、カルボ
キシル基、チオフェノール基またはスルホン基を有しな
い2価の有機基、R2及びR4はテトラカルボン酸および
その誘導体を構成する4価の有機基である。)
Description
ス、特に半導体装置などに用いるのに好適な感光性材料
に係り、特に基材との密着性、現像性等に優れるポジ型
感光性ポリイミド樹脂組成物に関する。
としては、例えば特開昭54−116216号公報及
び、特開昭54−116217号公報に記載されている
架橋性基を可溶性ポリイミド前駆体に化学的に結合する
方法や、特開昭54−145794号公報及び、特開昭
57−168942号公報に記載されている架橋性単量
体を混合する方法などがある。
化するネガ型であり、現像の際に有機溶媒を用いるため
安全性に問題があるほか、現像液により露光部の膨潤が
起こるため、高解像度の微細加工を行うのが難しいとい
う欠点がある。
る現像が可能なポジ型の感光性樹脂材料が開発され、注
目を集めている。例えば特開昭64−60630号公報
においてはヒドロキシル基を導入した有機溶媒可溶性の
ポリイミド樹脂にオルトキノンジアジド化合物を混合す
る方法が、さらに特開平3−209478号公報におい
ては有機溶媒可溶性ポリイミド樹脂として極めて透明性
に優れる樹脂を用いるため、オルトキノンジアジド化合
物を混合することで、極めて高感度、高解像度となる方
法がある。
る密着性が十分でなく、パターン形成の際シランカップ
リング剤等による基板の前処理をしないと現像時、ある
いは硬化後、樹脂が基板から剥離してしまうという問題
があった。また、オルトキノンジアジドを混合した際に
未露光部のアルカリ溶解性を抑制し、露光部との高溶解
速度差をつけるため、アルカリ親和性を極端に低下した
溶媒可溶性ポリイミド樹脂を用いている。
ド樹脂は優れた特性がある反面、その低密着性、低現像
性等、プロセス的に十分なものではなかった。
に鑑みてなされたものであって、アルカリ水溶液での現
像が可能、かつ基材との密着性、現像性に優れたポジ型
感光性樹脂組成物を提供しようとするものである。
決するため鋭意検討を行った結果、本発明を見出すに至
った。本発明は式(1)
以下の整数であり、式中R1はジアミンを構成する2価
の有機基を示し、R2はテトラカルボン酸およびその誘
導体を構成する4価の有機基を示し、且つ、R1は、そ
のジアミン成分の1〜90モル%がフェノール性水酸
基、カルボキシル基、チオフェノール基、スルホン基か
らなる群より選ばれた少なくとも一種以上の基を1個ま
たは複数個有し、10〜99モル%がフェノール性水酸
基、カルボキシル基、チオフェノール基またはスルホン
基を有しない2価の有機基である。)で示される繰り返
し単位を有する溶媒可溶性ポリイミド100重量部に対
し、式(2)
以下の整数であり、R3はジアミンを構成する2価の有
機基であり、R4はテトラカルボン酸およびその誘導体
を構成する4価の有機基である。)で示される繰り返し
単位を有するポリイミド前駆体を1〜50重量部を含有
し、且つ、式(1)で表される繰り返し単位および一般
式(2)で表される繰り返し単位の総量100重量部に
対し、オルトキノンジアジド化合物を1〜100重量部
を含有することを特徴とするポジ型感光性ポリイミド樹
脂組成物に関する。
される繰り返し単位を有するポリイミド前駆体に置い
て、R3のジアミンを構成する2価の有機基は、そのジ
アミン成分の1〜100モル%がシリコーンジアミンで
あり、さらに式(1)で表される溶媒可溶性ポリイミド
樹脂、および式(2)で示される繰り返し単位を有する
ポリイミド樹脂前駆体において、R2およびR4がシクロ
ブタン残基であることを特徴とするポジ型感光性ポリイ
ミド樹脂組成物に関するものである。以下に本発明を詳
細に説明する。
構成するジアミンは、そのジアミン成分の1〜90モル
%がフェノール性水酸基、カルボキシル基、チオフェノ
ール基、スルホン酸基からなる群より選ばれた少なくと
も1種類以上の基を、1個または複数個有する2価の有
機基であり、10〜99モル%がフェノール性水酸基、
カルボキシル基、チオフェノール基、スルホン酸基を有
しない2価の有機基であれば特に限定されない。
9モル%のジアミン成分は、それぞれ単独又は複数個で
あっても構わない。あえてその具体例を挙げれば、フェ
ノール性水酸基、カルボキシル基、チオフェノール基、
スルホン酸基を有するジアミンとしては、1,3-ジアミノ
-4-ヒドロキシベンゼン、1,3-ジアミノ-5-ヒドロキシベ
ンゼン、1,3-ジアミノ-4,6-ジヒドロキシベンゼン、1,4
-ジアミノ-2-ヒドロキシベンゼン、1,4-ジアミノ-2,5-
ジヒドロキシベンゼン、ビス(3-アミノ-4-ヒドロキシ
フェニル)エーテル、ビス(4-アミノ-3-ヒドロキシフ
ェニル)エーテル、ビス(4-アミノ-3,5-ジヒドロキシ
フェニル)エーテル、ビス(3-アミノ-4-ヒドロキシフ
ェニル)メタン、ビス(4-アミノ-3-ヒドロキシフェニ
ル)メタン、ビス(4-アミノ-3,5-ジヒドロキシフェニ
ル)メタン、ビス(3-アミノ-4-ヒドロキシフェニル)
スルホン、ビス(4-アミノ-3-ヒドロキシフェニル)ス
ルホン、ビス(4-アミノ-3,5-ジヒドロキシフェニル)
スルホン、2,2-ビス(3-アミノ-4-ヒドロキシフェニ
ル)ヘキサフルオロプロパン、2,2-ビス(4-アミノ-3-
ヒドロキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン、2,2-ビ
ス(4-アミノ-3,5-ジヒドロキシフェニル)ヘキサフル
オロプロパン、4,4'-ジアミノ-3,3'-ジヒドロキシビフ
ェニル、4,4'-ジアミノ-3,3'-ジヒドロキシ-5,5'-ジメ
チルビフェニル、4,4'-ジアミノ-3,3'-ジヒドロキシ-5,
5'-ジメトキシビフェニル、1,4-ビス(3-アミノ-4-ヒド
ロキシフェノキシ)ベンゼン、1,3-ビス(3-アミノ-4-
ヒドロキシフェノキシ)ベンゼン、1,4-ビス(4-アミノ
-3-ヒドロキシフェノキシ)ベンゼン、
キシ)ベンゼン、ビス[4-(3-アミノ-4-ヒドロキシフ
ェノキシ)フェニル]スルホン、ビス[4-(3-アミノ-4
-ヒドロキシフェノキシ)フェニル]プロパン、2,2-ビ
ス[4-(3-アミノ-4-ヒドロキシフェノキシ)フェニ
ル]ヘキサフルオロプロパン等のフェノール性水酸基を
有するジアミン、1,3-ジアミノ-4-カルボキシベンゼ
ン、1,3-ジアミノ-5-カルボキシベンゼン、1,3-ジアミ
ノ-4,6-ジカルボキシベンゼン、1,4-ジアミノ-2-カルボ
キシベンゼン、1,4-ジアミノ-2,5-ジカルボキシベンゼ
ン、ビス(4-アミノ-3-カルボキシフェニル)エーテ
ル、ビス(4-アミノ-3,5-ジカルボキシフェニル)エー
テル、ビス(4-アミノ-3-カルボキシフェニル)スルホ
ン、ビス(4-アミノ-3,5-ジカルボキシフェニル)スル
ホン、4,4'-ジアミノ-3,3'-ジカルボキシビフェニル、
4,4'-ジアミノ-3,3'-ジカルボキシ-5,5'-ジメチルビフ
ェニル、4,4'-ジアミノ-3,3'-ジカルボキシ-5,5'-ジメ
トキシビフェニル、1,4-ビス(4-アミノ-3-カルボキシ
フェノキシ)ベンゼン、1,3-ビス(4-アミノ-3-カルボ
キシフェノキシ)ベンゼン、ビス[4-(4-アミノ-3-カ
ルボキシフェノキシ)フェニル]スルホン、ビス[4-
(4-アミノ-3-カルボキシフェノキシ)フェニル]プロ
パン、2,2-ビス[4-(4-アミノ-3-カルボキシフェノキ
シ)フェニル]ヘキサフルオロプロパン等のカルボキシ
ル基を有するジアミン、1,3-ジアミノ-4-メルカプトベ
ンゼン、1,3-ジアミノ-5-メルカプトベンゼン、1,4-ジ
アミノ-2-メルカプトベンゼン、ビス(4-アミノ-3-メル
カプトフェニル)エーテル、2,2-ビス(3-アミノ-4-メ
ルカプトフェニル)ヘキサフルオロプロパン等のチオフ
ェノール基を有するジアミン、1,3-ジアミノベンゼン-4
-スルホン酸、1,3-ジアミノベンゼン-5-スルホン酸、1,
4-ジアミノベンゼン-2-スルホン酸、ビス(4-アミノベ
ンゼン-3-スルホン酸)エーテル、4,4'-ジアミノビフェ
ニル)3,3'-ジスルホン酸、4,4'-ジアミノ-3,3'-ジメチ
ルビフェニル-6,6'-ジスルホン酸等のスルホン酸基を有
するジアミン、更にこれらの基を複数個有するビス(4-
アミノ-3-カルボキシ-5-ヒドロキシフェニル)エーテ
ル、ビス(4-アミノ-3-カルボキシ-5-ヒドロキシフェニ
ル)メタン、ビス(4-アミノ-3-カルボキシ-5-ヒドロキ
シフェニル)スルホン、2,2-ビス(4-アミノ-3-カルボ
キシ-5-ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2-ビス(4-
アミノ-3-カルボキシ-5-ヒドロキシフェニル)ヘキサフ
ルオロプロパン等が挙げられる。
オフェノール基、スルホン酸基を有しないジアミンとし
ては、4,4-メチレン-ビス(2,6-エチルアニリン)、4,
4'-メチレン-ビス(2-イソプロピル-6-メチルアニリ
ン)4,4'-メチレン-ビス(2,6-ジイソプロピルアニリ
ン)、ビス[4-(3-アミノフェノキシ)フェニル]スル
ホン、2,2-ビス[4-(3-アミノフェノキシ)フェニル]
プロパン、2,2-ビス[4-(3-アミノフェノキシ)フェニ
ル]ヘキサフルオロプロパン、4,4'-ジアミノ-3,3'-ジ
メチルジシクロヘキシルメタン、4,4'-ジアミノジフェ
ニルエーテル、4,4'-ジアミノジフェニルメタン、1,4-
ビス(4-アミノフェノキシ)ベンゼン、1,3-ビス(4-ア
ミノフェノキシ)ベンゼン、、ビス[4-(4-アミノフェ
ノキシ)フェニル]スルホン、2,2-ビス[4-(4-アミノ
フェノキシ)フェニル]プロパン、2,2-ビス[4-(4-ア
ミノフェノキシ)フェニル]ヘキサフルオロプロパンな
どを挙げることができる。
チレン-ビス(2,6-エチルアニリン)、4,4'-メチレン-
ビス(2-イソプロピル-6-メチルアニリン)4,4'-メチレ
ン-ビス(2,6-ジイソプロピルアニリン)、ビス[4-(3
-アミノフェノキシ)フェニル]スルホン、2,2-ビス[4
-(3-アミノフェノキシ)フェニル]プロパン、2,2-ビ
ス[4-(3-アミノフェノキシ)フェニル]ヘキサフルオ
ロプロパン等が好ましい。また、以下に示すシロキサン
含有ジアミン成分とし、
どを挙げることができる。
ン酸およびその誘導体は特に限定されないが、あえてそ
の具体例を挙げれば、1,2,4,5-ベンゼンテトラカルボン
酸、3,3',4,4'-ビフェニルテトラカルボン酸、3,3',4,
4'-ベンゾフェノンテトラカルボン酸、ビス(3,4-ジカ
ルボキシフェニル)エーテル、2,2-ビス(3,4-ジカルボ
キシフェニル)ヘキサフルオロプロパン、ビス(3,4-ジ
カルボキシフェニル)スルホンの様な芳香族テトラカル
ボン酸及びこれらの二無水物並びにこれらのジカルボン
酸ジ酸ハロゲン化物などを挙げることができる。溶解性
の観点からは3,3',4,4'-ビフェニルテトラカルボン酸、
3,3',4,4'-ベンゾフェノンテトラカルボン酸、2,2-ビス
(3,4-ジカルボキシフェニル)ヘキサフルオロプロパ
ン、ビス(3,4-ジカルボキシフェニル)スルホンなどの
テトラカルボン酸及びこれらの二無水物並びにこれらの
ジカルボン酸ジ酸ハロゲン化物が好ましい。
ボン酸、3,4-ジカルボキシ-1,2,3,4-テトラヒドロ-1-ナ
フタレンコハク酸、2,3,5-トリカルボキシシクロペンチ
ル酢酸、ビシクロ(2,2,2)オクト-7-エン-2,3,5,6-テト
ラカルボン酸、テトラヒドロフラン-2,3,4,5-テトラカ
ルボン酸の様な脂環式テトラカルボン酸及びこれらの二
無水物並びにこれらのジカルボン酸ジ酸ハロゲン化物等
を挙げることができる。
族テトラカルボン酸及びこれらの二無水物並びにこれら
のジカルボン酸ジ酸ハロゲン化物を挙げることもでき
る。
十分な感度を得るために、透明性の高いポリイミド樹脂
を得るには、シクロブタン-1,2,3,4-テトラカルボン酸
及びその二無水物並びにそのジカルボン酸ジ酸ハロゲン
化物などが好ましい。
は、特に限定はされない。一般には、N-メチルピロリ
ドン、ジメチルアセトアミドなどの極性溶媒中でテトラ
カルボン酸二無水物とジアミンとの反応からポリイミド
前駆体を合成し、脱水閉環する方法がとられる。
応温度は−20〜150℃、好ましくは−5〜100℃
の任意の温度を選択することができる。
化するには、ポリイミド前駆体を溶液状態のまま150
℃〜250℃で加熱すればよく、脱水閉環で生成した水
を取り除くためトルエン、またはキシレンなどを添加し
共沸脱水すること等も可能である。
化する更に簡便な方法として、触媒イミド化がある。
酸とトリエチルアミン、ピリジン、イソキノリン、イミ
ダゾール等の三級アミンを添加し、0℃〜250℃の任
意の温度でイミド化を行うことができる。
成するジアミンは、特に限定しないが、R3を構成する
ジアミン成分の1〜100モル%のシリコーンジアミン
を用いると基板への密着性を向上させるために好まし
く、特に5〜100モル%がシリコーンジアミンである
ことが好ましい。
も構わない。あえてその具体例を挙げれば、シリコーン
含有ジアミン成分としては、
以上を混合して使用することもできる。
は、4,4-メチレン-ビス(2,6-エチルアニリン)、4,4'-
メチレン-ビス(2-イソプロピル-6-メチルアニリン)4,
4'-メチレン-ビス(2,6-ジイソプロピルアニリン)、ビ
ス[4-(3-アミノフェノキシ)フェニル]スルホン、2,
2-ビス[4-(3-アミノフェノキシ)フェニル]プロパ
ン、2,2-ビス[4-(3-アミノフェノキシ)フェニル]ヘ
キサフルオロプロパン、4,4'-ジアミノ-3,3'-ジメチル
ジシクロヘキシルメタン、4,4'-ジアミノジフェニルエ
ーテル、4,4'-ジアミノジフェニルメタン、1,4-ビス(4
-アミノフェノキシ)ベンゼン、1,3-ビス(4-アミノフ
ェノキシ)ベンゼン、ビス[4-(4-アミノフェノキシ)
フェニル]スルホン、2,2-ビス[4-(4-アミノフェノキ
シ)フェニル]プロパン、2,2-ビス[4-(4-アミノフェ
ノキシ)フェニル]ヘキサフルオロプロパンなどを挙げ
ることができる。
ン酸及びその誘導体は特に限定されないが、あえてその
具体例を挙げれば、1,2,4,5-ベンゼンテトラカルボン
酸、3,3',4,4'-ビフェニルテトラカルボン酸、3,3',4,
4'-ベンゾフェノンテトラカルボン酸、ビス(3,4-ジカ
ルボキシフェニル)エーテル、2,2-ビス(3,4-ジカルボ
キシフェニル)ヘキサフルオロプロパン、ビス(3,4-ジ
カルボキシフェニル)スルホンの様な芳香族テトラカル
ボン酸及びこれらの二無水物並びにこれらのジカルボン
酸ジ酸ハロゲン化物などを挙げることができる。
ボン酸、3,4-ジカルボキシ-1,2,3,4-テトラヒドロ-1-ナ
フタレンコハク酸、2,3,5-トリカルボキシシクロペンチ
ル酢酸、ビシクロ(2,2,2)オクト-7-エン-2,3,5,6-テト
ラカルボン酸、テトラヒドロフラン-2,3,4,5-テトラカ
ルボン酸の様な脂環式テトラカルボン酸及びこれらの二
無水物並びにこれらのジカルボン酸ジ酸ハロゲン化物を
挙げることができる。
族テトラカルボン酸及びこれらの二無水物並びにこれら
のジカルボン酸ジ酸ハロゲン化物を挙げることもでき
る。
十分な感度を得るために、透明性の高いポリイミド樹脂
を得るために、シクロブタン-1,2,3,4-テトラカルボン
酸及びその二無水物並びにそのジカルボン酸ジ酸ハロゲ
ン化物などが好ましい。
特に限定はされない。一般には、N-メチルピロリド
ン、ジメチルアセトアミドなどの極性溶媒中でテトラカ
ルボン酸二無水物とジアミンとを反応、重合させて得る
ことができる。
応温度は−20〜150℃、好ましくは−5〜100℃
の任意の温度を選択することができる。
溶媒可溶性ポリイミド100重量部に対して1〜100
重量部であり、配合量が1重量部より少ないと、得られ
る組成物のパターン形成時の密着性が不十分となり、ま
た100重量部より多いと、塗膜が相分離しやすくなる
ため、白化現象が発生したり、塗膜が形成されても未露
光部のアルカリ溶解性が高すぎるため良好なパターン形
状が得られない。
脂組成物を構成するオルトキノンジアジド化合物として
は、分子内にオルトキノンジアジド基を含有する化合物
であれば良く、特に限定されない。例えばオルトベンゾ
キノンジアジド化合物、オルトナフトキノンジアジド化
合物、オルトキノリンキノンジアジド化合物などが挙げ
られ、これらはいわゆるフェノールノボラック系ポジ型
感光性組成物で用いられるもので、中でもオルトナフト
キノンジアジド化合物を用いるのが一般的である。
常、オルトキノンジアジドスルホン酸エステルとして用
いられる。
エステルは、通常オルトキノンジアジドスルホン酸クロ
ライドと、フェノール性水酸基を有する化合物との縮合
反応によって得られる。
ライドを構成するオルトキノンジアジドスルホン酸成分
としては、例えば、1,2-ナフトキノン-2-ジアジド-4-ス
ルホン酸、1,2-ナフトキノン-2-ジアジド-5-スルホン
酸、1,2-ナフトキノン-2-ジアジド-6-スルホン酸などを
挙げることができる。
合物としては、例えば、2,4-ジヒドロキシベンゾフェノ
ン、2,3,4-トリヒドロキシベンゾフェノン、2,2',4,4'-
テトラヒドロキシベンゾフェノン、2,3,4,4'-テトラヒ
ドロキシベンゾフェノン、2,2-ビス(4-ヒドロキシフェ
ニル)プロパン、2,2-ビス(2,3,4-トリヒドロキシフェ
ニル)プロパン、4,4'-ジヒドロキシフェニルスルホン
などを挙げることができる。
基の一部、あるいは全部を、上記オルトキノンジアジド
スルホン酸基で置換、反応した2置換体、3置換体、4
置換体、5置換体、6置換体を単独、或いはそれらの混
合物として用いるのが一般的である。
は、上記有機溶媒可溶性ポリイミドおよびポリイミド前
駆体の総量100重量部に対して1〜100重量部であ
り、配合量が1重量部より少ないと、得られる組成物の
露光時の感度が著しく低くなり、パターン形成ができな
い。また、100重量部より多いと、得られる組成物よ
り形成される膜の機械的性質、電気的特性などが低下す
る。
物は、電気・電子デバイスなどに用いられる場合、有機
溶媒に溶解された溶液として用いられる。この有機溶媒
は、ポリイミド、ポリイミド前駆体、オルトキノンジア
ジド化合物を均一に溶解するものであれば、特に限定さ
れない。その具体例としては、例えば、N,N-ジメチルホ
ルムアミド、N.N-ジメチルアセトアミド、N-メチルピロ
リドン、N-ビニルピロリドン、ジメチルスルホキシド、
m-クレゾール、γ-ブチロラクトンなどが挙げられる。
害しない限りは、他の有機溶媒を混合して使用してもよ
い。そのような有機溶媒の具体例としては、エチルセロ
ソルブ、ブチルセロソルブ、エチルカルビトール、ブチ
ルカルビトール、エチルカルビトールアセテート、ブチ
ルカルビトールアセテート、エチレングリコールなどが
挙げられる。有機溶媒可溶性ポリイミドを反応、重合し
た溶液にポリイミド前駆体溶液、オルトキノンジアジド
化合物を溶解させても良く、貧溶媒を使用して沈殿回収
した有機溶媒可溶性ポリイミド樹脂、ポリイミド前駆体
樹脂を、前記オルトキノンジアジド化合物と共に、前記
有機溶媒に溶解させてもよい。
の有機溶媒溶液の濃度は、ポリイミドおよびオルトキノ
ンジアジド化合物が有機溶媒に均一に溶解している限り
は、特に限定されない。加工面の容易さから、1〜50
重量%の範囲が一般的である。
物は、シリコーンウェハーなどの基材上に回転塗布した
後、80〜130℃で予備乾燥して膜を形成することが
できる。この際、本組成物から得られる塗膜は密着性が
高く、シラン系のカップリング剤などを処理した基板を
用いる必要がない。
クを装着し、光を照射し、アルカリ現像液で現像するこ
とにより、露光部が洗い出される。さらに現像後、蒸留
水を用いてリンスを行うことで、端面のシャープなレリ
ーフパターンが得られる。この際使用される照射光とし
ては紫外線、可視光線等が使用できるが、200〜50
0nmの波長の光が望ましい。現像液としては、アルカ
リ水溶液であればどのようなものでもよく、苛性カリウ
ム、苛性ソーダなどのアルカリ金属水酸化物の水溶液、
テトラメチルアンモニウムヒドロキサイド、テトラエチ
ルアンモニウムヒドロキサイド、コリンなどの水酸化四
級アンモニウムの水溶液、エタノールアミン、プロピル
アミン、エチレンジアミンなどのアミン水溶液を例とし
て挙げることができる。本組成物は、露光部の溶解性が
高く、上記現像は室温で容易に行うことができる。
る基板を200〜400℃で熱処理を行うことにより、
耐熱性、耐薬品性、電気特性に優れ、良好なレリーフパ
ターンを有するポリイミド塗膜を得ることができる。
ジ型感光特性を有し、しかもアルカリ水溶液によるエッ
チングが容易であり、所定パターンを有するマスクを用
いて露光することにより、微細形状かつ寸法精度の高い
レリーフパターンを有するポリイミド樹脂塗膜を容易に
得ることができる。
プリング剤などによる基材の前処理なしに、レリーフパ
ターン形成が可能であり、かつ溶媒可溶性ポリイミドお
よびオルトキノンジアジド化合物のみの混合組成物に比
べ現像速度の向上がなされ、パターン形成プロセスの大
幅な効率化が図れる。
物は、半導体素子用の層間絶縁膜、パッシベーション
膜、バッファーコート膜、多層プリント基板用絶縁膜な
どに用いることができる。
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。実施例および比較例の評価結果は表1および表2に
示した。
カルボキシベンゼン(以下、DABAと略記する)4.
56g、ビス[4-(3-アミノフェノキシ)フェニル]ス
ルホン(以下、BAPSと略記する)30.27g、シ
クロブタンテトラカルボン酸二無水物(以下、CBDA
と略記する)19.22gをN-メチルピロリドン(以
下、NMPと略記する)305.81g中室温で6時間
反応した。
水酢酸、ピリジンを加え40℃で3時間、脱水閉環反応
を行った。この溶液をメタノール中に投入後、ろ別乾燥
して、ポリイミド粉末を得た。得られたポリイミドの数
平均分子量は39000(繰り返し単位換算でn=7
0)であった。尚、数平均分子量は(株)センシュー科
学製GPCシステムSSC−7200により測定した。
その際、標準物質としてはポリエチレングリコールを用
いた。以下に記載する数平均分子量も同様にして測定し
た。
0.81g、CBDA4.76gをNMP88.22g
中室温で6時間反応させポリイミド前駆体のNMP溶液
を得た。得られたポリイミド前駆体の数平均分子量は3
5000(繰り返し単位換算でm=55)であった。
樹脂の20%NMP溶液20gとポリイミド前駆体の1
5%NMP溶液2.67gを混合し、溶媒可溶性ポリイ
ミドとポリイミド前駆体の割合を10:1とした混合溶
液に、ナフトキノン系ポジ型感光剤(2,3,4,4'-テトラ
ヒドロキシベンゾフェノンの1,2-ナフトキノン-2-ジア
ジド-5-スルホン酸の3モル置換化合物)1.32gを
加え、室温で1時間攪拌後、0.4μmのフィルターに
よりろ過し、本発明のポジ型感光性ポリイミド樹脂組成
物の溶液を得た。
ー上にスピンコーターを用いて直接塗布し、ホットプレ
ート上120℃で3分間加熱し、厚さ約2μmの塗膜を
得た。この塗膜にテストマスク(凸版テストチャート:
1〜50μmのライン幅を有するパターンを多数配置し
たマスク)を通してCanon(株)製紫外線照射装置
PLA−501により、紫外光を1分間照射した。この
露光面での紫外線照射強度は波長350nmで5mW/
cm2((株)オーク製作所製紫外線照度計UV−M0
1による測定)であった。露光後、およそ23℃のアル
カリ現像液(東京応化(株)製、NMD-3)に140
秒間浸漬することで、完全に露光部のみの溶出が確認で
きた。現像、リンス後の膜厚は約2μmであった。得ら
れたレリーフパターンを光学顕微鏡により観察し、現
像、リンス中に剥がれを起こさなかった最小のラインパ
ターンよりパターン密着性を評価した。その結果、ライ
ン幅で14μmまでパターン剥離なく形成された。以下
の比較例に示す可溶性ポリイミドもしくはポリイミド前
駆体を単独で用いる方法に比べ、現像時間の短縮、密着
力向上によるパターン解像性の向上が確認された。
コンウェハー上に塗布し、120℃3分間プリベークを
行った後、170℃60分間、350℃30分間循環乾
燥炉で加熱し硬化塗膜を得た。この塗膜中にカッターに
て碁盤目(11×11本)を入れ、セロテープ(登録商
標)剥離テストを行った。塗膜の剥がれは全く観測され
ず、硬化後の塗膜の密着性も非常に優れていることが観
測された。
アミン成分をBAPS、ビス(γ-アミノプロピル)テ
トラメチルジシロキサン(APTS)に変え、それぞれ
モル比で95:5となるように仕込んだ他は、実施例1
と同じ条件で行い、ポリイミド前駆体のNMP溶液を得
た。得られたポリイミド前駆体の数平均分子量は278
00(繰り返し単位換算でm=44)であった。さら
に、実施例1と同様のポリイミド樹脂の20%NMP溶
液20gとこのポリイミド前駆体の15%NMP溶液
2.67gを混合し、溶媒可溶性ポリイミドとポリイミ
ド前駆体の割合を10:1とした混合溶液に、ナフトキ
ノン系ポジ型感光剤(2,3,4,4'-テトラヒドロキシベン
ゾフェノンの1,2-ナフトキノン-2-ジアジド-5-スルホン
酸の3モル置換化合物)1.32gを加え、実施例1と
同様の方法で本発明のポジ型感光性ポリイミド樹脂組成
物の溶液を得た。
ー上にスピンコーターを用いて直接塗布し、ホットプレ
ート上120℃で3分間加熱し、厚さ約2μmの塗膜を
得た。この塗膜にテストマスクを通してCanon
(株)製紫外線照射装置PLA−501により、実施例
1と同様の照射強度の紫外光を1分間照射した。露光
後、およそ23℃のアルカリ現像液(東京応化(株)
製、NMD-3)に140秒間浸漬することで露光部の
みの溶出が確認できた。現像、リンス後の膜厚は約2μ
mであった。その結果、ライン幅で3μmまでパターン
剥離なく形成された。さらに現像時間を210秒として
も、3μmまでパターン剥離がないことが確認された。
比較例に示す可溶性ポリイミドもしくはポリイミド前駆
体を単独で用いる方法に比べ、現像時間の短縮、パター
ン解像性の向上が確認された。
コンウェハー上に塗布し、120℃3分間プリベークを
行った後、170℃60分間、350℃30分間循環乾
燥炉で加熱し硬化塗膜を得た。この塗膜中にカッターに
て碁盤目(11×11本)を入れ、セロテープ剥離テス
トを行った。塗膜の剥がれは全く観測されず、硬化後の
塗膜の密着性も非常に優れていることが観測された
(5.0g)をNMP(29.6g)中に溶解し、さら
にナフトキノン系ポジ型感光剤(2,3,4,4'-テトラヒド
ロキシベンゾフェノンの1,2-ナフトキノン-2-ジアジド-
5-スルホン酸の3モル置換化合物)1.5gを加え、実
施例1と同様の方法で感光性ポリイミド樹脂組成物の溶
液を得た。
ハー上にスピンコーターを用いて直接塗布し、ホットプ
レート上120℃で3分間加熱し、厚さ約2μmの塗膜
を得た。この塗膜にテストマスクを通してCanon
(株)製紫外線照射装置PLA−501により、実施例
と同様の照射強度の紫外光を一分間照射した。露光後、
およそ23℃のアルカリ現像液(東京応化(株)製、N
MD-3)に150秒間浸漬して、現像を行った。しか
し現像中に全てのパターン剥離が確認された。
NMP溶液30gに、ナフトキノン系ポジ型感光剤(2,
3,4,4'-テトラヒドロキシベンゾフェノンの1,2-ナフト
キノン-2-ジアジド-5-スルホン酸の3モル置換化合物)
1.35gを加え、実施例1と同様の方法でポジ型感光
性ポリイミド樹脂組成物の溶液を得た。
ー上にスピンコーターを用いて直接塗布し、ホットプレ
ート上120℃で3分間加熱し、厚さ約2μmの塗膜を
得た。この塗膜にテストマスクを通してCanon
(株)製紫外線照射装置PLA−501により、実施例
1と同様の照射強度の紫外光を1分間照射した。露光
後、およそ23℃のアルカリ現像液(東京応化(株)
製、NMD-3)に150秒間浸漬して、現像を行っ
た。しかし現像中に露光部の大幅な膜べりが確認され、
シリコン基板上にはパターンはほとんど残っていなかっ
た。
ング剤をスピンコーターを用いて塗布した。さらに比較
例1の感光性ポリイミド溶液をスピンコーターを用いて
塗布し、ホットプレート上120℃で3分間加熱し、厚
さ約2μmの塗膜を得た。この塗膜にテストマスクを通
してCanon(株)製紫外線照射装置PLA−501
により、実施例1と同様の照射強度の紫外光を1分間照
射した。露光後、およそ23℃のアルカリ現像液(東京
応化(株)製、NMD-3)にて現像を行ったところ、
露光部を完全に溶出するためには200秒間の浸漬が必
要であった。その結果、ライン幅で3μmまでパターン
剥離なく形成された。さらに現像時間を300秒とした
場合、10μmまでパターン剥離なく形成されていた。
る溶媒可溶性ポリイミド樹脂溶液とポリイミド前駆体溶
液を混合して得られた物をベース樹脂とすることによ
り、基材の前処理なしに高いパターン密着性が得られ、
現像性(高現像速度)に優れるポジ型感光性ポリイミド
樹脂組成物を見出した。
Claims (4)
- 【請求項1】 式(1) 【化1】 (式中、繰り返し単位nは3以上1000以下の整数で
あり、式中R1はジアミンを構成する2価の有機基を示
し、R2はテトラカルボン酸およびその誘導体を構成す
る4価の有機基を示し、且つ、R1は、そのジアミン成
分の1〜90モル%がフェノール性水酸基、カルボキシ
ル基、チオフェノール基、スルホン基からなる群より選
ばれた少なくとも一種以上の基を1個または複数個有
し、10〜99モル%がフェノール性水酸基、カルボキ
シル基、チオフェノール基またはスルホン基を有しない
2価の有機基である。)で示される繰り返し単位を有す
る溶媒可溶性ポリイミド100重量部に対し、式(2) 【化2】 (式中、繰り返し単位mは3以上1000以下の整数で
あり、R3はジアミンを構成する2価の有機基であり、
R4はテトラカルボン酸およびその誘導体を構成する4
価の有機基である。)で示される繰り返し単位を有する
ポリイミド前駆体を1〜50重量部を含有し、且つ、式
(1)で表される繰り返し単位および一般式(2)で表
される繰り返し単位の総量100重量部に対し、オルト
キノンジアジド化合物を1〜100重量部を含有するこ
とを特徴とするポジ型感光性ポリイミド樹脂組成物。 - 【請求項2】式(2)で示される繰り返し単位を有する
ポリイミド前駆体に於いて、R3のジアミンを構成する
2価の有機基は、そのジアミン成分の1〜100モル%
がシリコーンジアミンである請求項1に記載のポジ型感
光性ポリイミド樹脂組成物。 - 【請求項3】式(1)で示される繰り返し単位を有する
溶媒可溶性ポリイミド樹脂、および式(2)で示される
繰り返し単位を有するポリイミド樹脂前駆体において、
R2、およびR4がシクロブタン残基である請求項1又は
請求項2に記載のポジ型感光性ポリイミド樹脂組成物。 - 【請求項4】オルトキノンジアジド化合が、式(1)で
表される繰り返し単位および式(2)で表される繰り返
し単位の総量100重量部に対し、5〜50重量部を含
有する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のポジ型
感光性ポリイミド樹脂組成物。
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