JP2001227931A - ガイド軸平行度測定調整装置 - Google Patents

ガイド軸平行度測定調整装置

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JP2001227931A JP2000040463A JP2000040463A JP2001227931A JP 2001227931 A JP2001227931 A JP 2001227931A JP 2000040463 A JP2000040463 A JP 2000040463A JP 2000040463 A JP2000040463 A JP 2000040463A JP 2001227931 A JP2001227931 A JP 2001227931A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価な接触式の平行度検出手段を用いてもシ
ャーシに歪みを生じにくく、適正に平行度検出及びその
維持ができるガイド軸平行度測定調整装置を提供する。 【解決手段】 光ピックアップ2を移動自在に支持する
平行に離間した第1,第2のガイド軸7,8をシャーシ
3面に沿わせて支持部によりシャーシ3面に対して垂直
な方向に可動的に支持させて設けた機器において、第
1,第2のガイド軸7,8間のシャーシ3面に対する平
行度を検出する接触式の平行度検出手段51〜54と、
その検出出力に応じて第1,第2のガイド軸7,8の支
持部を各々独立して駆動する平行用駆動手段36a〜3
6cと、平行度検出時にシャーシ3の歪みを補正する歪
み補正手段56とを備えることで、接触式の平行度検出
手段52による平行度の検出に際して、シャーシ歪みを
回避できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク装置、
特にDVD(Digital Versatile又は VideoDisk)
のような高密度記録媒体に対応する光ディスク装置のチ
ルト調整等に適したガイド軸平行度測定調整装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ディスク装置においては、ス
ピンドルモータにより光ディスクを回転駆動させながら
光ピックアップにより光ディスクに対して光ビームを照
射して情報の記録又は再生を行うようにしている。ま
た、光ビームを光ディスクの任意のトラック上に照射さ
せるために光ピックアップは半径方向に延設させた2本
のガイド軸(第1,第2のガイド軸)にガイドされてシ
ーク移動自在に設けられている。
【0003】ここに、従来のCD等の光ディスクに関し
ては、光ピックアップで使用するレーザ波長が780n
m前後であり、トラックピッチも1.6μm程度であ
り、比較的、光ディスク上の記録密度が低いため、光デ
ィスク面に対する光ピックアップの光学的傾き(チル
ト)の許容精度が大きく、各部品の単品精度を加工精度
内に抑えておけば、組立後の総合精度として光ピックア
ップのチルトが問題にならないレベルの製品となる。
【0004】しかしながら、近年では、記録密度を上げ
たDVD等の高密度記録の光ディスクが実用化される段
階にあり、高密度化に対応して、光ピックアップで使用
するレーザ波長が650nmの短波長となり、トラック
ピッチも0.74μm程度に狭くなり、厳しい規格条件
が要求されている。これに対応して、光ピックアップの
チルトが、従来のCDの約半分程度に抑えなくてはなら
ない、といった厳しい条件が課されるようになってきて
いる。
【0005】従来、このようなチルト調整装置に関して
は、各種提案が多数なされている。その代表例とし、例
えば、実開平2−46921号公報(実用新案登録掲載
公報第2519288号参照)や特開平9−22335
3号公報や特開平10−208372号公報等に示され
たスピンドルモータによる2軸調整方式や、例えば、特
開平9−198687号公報等に示された2点調整方式
や、例えば、特開平11−25466号公報中に示され
た3点調整方式などがある。
【0006】例えば、特開平11−25466号公報中
に示された3点調整方式の場合、主ガイド軸の一端を取
付けた固定支持部と、主ガイド軸の他端を高さ調整自在
に取付けた第1の可変支持部と、副ガイド軸の一端を高
さ調整自在に取付けた第2の可変支持部と、副ガイド軸
の他端を高さ調整自在に取付けた第3の可変支持部とか
らなる。そして、光ディスクをターンテーブル上に載せ
て読取り状態にしておき、光ピックアップをターンテー
ブル側に寄せた状態で光ディスクのジッタをモニタしな
がらこのジッタが最小となるように第1の可変支持部を
調整することで、光ピックアップのラジアルチルトを調
整する。同様の状態で、光ディスクのジッタをモニタし
ながらこのジッタが最小となるように第2の可変支持部
を調整することで、光ピックアップのタンジェンシャル
チルトを調整する。さらに、光ピックアップをターンテ
ーブルから離れる外周側に寄せた状態で光ディスクのジ
ッタをモニタしながらこのジッタが最小となるように第
3の可変支持部を調整することで、光ピックアップのタ
ンジェンシャルチルトを調整する、というものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
3点調整方式による場合、一対のガイド軸が光ディスク
面に対して垂直な方向において(シャーシ面に対して)
平行である保証がなく、ねじれがある場合には、光ピッ
クアップのディスク半径方向の位置によってタンジェン
シャルチルト量が変化してしまい、これを補正するため
には、複数のディスク半径位置でタンジェンシャルチル
トの調整を行わなければならず、調整が収束するまでに
長時間要してしまう。
【0008】即ち、DVD用の如き光ディスク装置にお
いては、光ピックアップを支持する2本のガイド軸には
精密な位置精度が必要であり、ガイド軸を支持する加工
精度だけでは不十分である。
【0009】このため、光ディスク装置の組立工程にお
いて、第1,第2のガイド軸の平行度調整を行うように
した提案が本出願人により特願平11−178007号
としてなされている。この提案例の内容を図4ないし図
9を参照して説明する。図4は既提案例の光ディスク装
置におけるスピンドルモータ1や光ピックアップ2を搭
載するためのシャーシ3周りの概略構成を示す分解斜視
図、図5はその平面図である。
【0010】光ディスク装置内において奥部に内蔵され
る概ね矩形状で脚用の同じ高さの4つの折曲片4を有す
るシャーシ3には、光ディスク装置内のほぼ中央となる
位置に位置させてスピンドルモータ1を取付けるための
取付穴5が形成されている。6は光ディスク(図示せ
ず)を搭載するためにスピンドルモータ1の先端に位置
するターンテーブルである。また、シャーシ3上には取
付穴5の両側に離間配置させて光ピックアップ2を光デ
ィスクの半径方向に移動自在に支持するために対をなす
ほぼ同一長さの丸棒状の第1,第2のガイド軸7,8が
平面的に見て平行な状態で取付けられている。これらの
第1,第2のガイド軸7,8の支持機構については後述
する。ここに、取付穴5を通る直線上位置に対物レンズ
9を有する光ピックアップ2の両側には、第1のガイド
軸7に対して2点支持方式で摺動自在な軸受部10が形
成され、第2のガイド軸8に対しては1点支持方式で摺
動自在な軸受部11が形成されている。また、シャーシ
3にあっては、光ピックアップ2等の半径方向への移動
動作を妨げないように取付穴5よりも外側には大きめな
開口部12が形成されている。
【0011】また、光ピックアップ2の軸受部10側外
方にはラック13が取付けられており、このラック13
に噛み合うリードスクリュー14が第1のガイド軸7と
平行にスクリューホルダ15とスクリューホルダ部16
とによりシャーシ3上に支持されている。リードスクリ
ュー14の一部にはリードギヤ17が取付けられ、この
リードギヤ17に噛み合うモータギヤ18を有するシー
クモータ19がブラケット20を介してシャーシ3に取
付けられている。よって、シークモータ19が回転する
と、モータギヤ18、リードギヤ17を介してリードス
クリュー14が回転し、このリードスクリュー14に噛
み合っているラック13により光ピックアップ2が第
1,第2のガイド軸7,8に従い、光ディスクに対して
半径方向にシーク移動することとなる。その回転方向に
応じて中心方向又は外周方向に移動する。
【0012】次に、第1,第2のガイド軸7,8の支持
機構について説明する。まず、第1のガイド軸7のスピ
ンドルモータ1側の一端は、シャーシ3に取付けられた
固定的支持機構21により微小な範囲で上下方向(シャ
ーシ3面に対して垂直な方向)に回動可能に支持されて
いる。具体的な構造としては、例えば、第1のガイド軸
7の一端を球体状として固定的支持機構21中に嵌合さ
せればよい(例えば、特開平9−198687号公報中
の図3参照)。また、第1のガイド軸7の他端は、第1
の支持機構22により上下方向に可動的に支持されてい
る。即ち、第1のガイド軸7は固定的支持機構21によ
り支持された部分を中心として上下方向に回動変位可能
に第1の支持機構22により支持されている。
【0013】この第1の支持機構22は、第1のガイド
軸7の他端側を横方向の動きを規制した状態で上下方向
にのみ変位可能に受けるようシャーシ3にねじ止めされ
た枠状のホルダ部23と、ホルダ部23内に位置する第
1のガイド軸7を下方向(シャーシ3側)に押え付ける
ようにシャーシ3にねじ止めされた板ばね24と、第1
のガイド軸7の真下位置にてシャーシ3のねじ穴25
(図6参照)にねじ止めされて第1のガイド軸7に対し
て進退自在な調整用の止めねじ26とよりなる。この止
めねじ26のシャーシ3の外部に露出する下端には六角
形状の調整ビット27が係止し得る六角形状の凹部(図
示せず)が形成されている。従って、第1のガイド軸7
は板ばね24により押えられているため、止めねじ26
の頂部に接した位置(高さ)に規制されるので、この止
めねじ26の位置(高さ)を調整することにより、第1
のガイド軸7の一端の高さを任意に調整し得ることとな
る。
【0014】また、第2のガイド軸8のディスク半径方
向の外周側一端は第2の支持機構28、内周側他端は第
3の支持機構29により上下方向に可動的に支持されて
いる。これらの第2,第3の支持機構28,29も構造
的・機能的には第1の支持機構22と同様である。な
お、第1,第2の支持機構22,28用の板ばね24は
一体に形成されている。
【0015】このような支持機構21,22,28,2
9により支持された第1,第2のガイド軸7,8に関し
て、既提案例のチルト調整装置では、光ディスク装置内
に組込む前に工場内で、例えば図7及び図8に示すよう
な平行度検出手段を用いて第1,第2のガイド軸7,8
間の上下方向の平行度(光ディスク面やシャーシ3面に
対する垂直方向の平行度)を調整した後、例えば図9に
示すような調整治具を用いて3点調整方式に準じてラジ
アルチルト調整、さらに、タンジェンシャルチルト調整
を行うことで、チルト調整がなされるように構成されて
いる。
【0016】図7は、平行度検出手段としてオートコリ
メータ31を用いた例を示している。ここに、スピンド
ルモータ1、光ピックアップ2、第1,第2のガイド軸
7,8が実装されたシャーシ3を搭載する調整基準台3
2と三角状ミラー33とが併用される。調整基準台32
には3箇所に点在させてシャーシ3を載せるための基準
突起34a,34b,34cが設けられ、シャーシ3に
は基準突起34a,34bに嵌合して位置決め及び位置
ずれを防止するための基準穴35a,35bが形成され
ている。オートコリメータ31は基準突起34a,34
b,34c基準(従って、シャーシ3基準)に平行度を
検出するものである。また、調整基準台32内には第
1,第2,第3の支持機構22,28,29における止
めねじ26a,26b,26cの凹部に係止可能な調整
ビット27a,27b,27cが埋設され、各々外部の
調整つまみ36a,36b,36cの回動操作により止
めねじ26a,26b,26cを各々独立して上下動さ
せ得るように構成されている。従って、調整つまみ36
a,36b,36cが平行用駆動手段として機能する。
【0017】次に、第1,第2のガイド軸7,8のシャ
ーシ3面に対する平行度調整の手順について説明する。
まず、図8(a)に示すように、第1,第2のガイド軸
7,8の外周側位置に三角状ミラー33を第1のガイド
軸7側が基準となるように(三角形の底辺側となるよう
に)置き、オートコリメータ31の十字線のレチクルを
通して三角状ミラー33からの反射光の様子を検出しな
がら、調整つまみ36aを操作して第1の支持機構22
における止めねじ26aの高さ位置を調整することで第
1のガイド軸7の一端側のラジアル調整、即ち、第1の
ガイド軸7が水平状態となるように調整する。さらに、
調整つまみ36bを操作して第2の支持機構28におけ
る止めねじ26bの高さ位置を調整することで第2のガ
イド軸8の一端側のタンジェンシャル調整、即ち、第2
のガイド軸8の一端側が第1のガイド軸7と同じ高さと
なるように調整する。このような調整後、今度は、図8
(b)に示すように、第1,第2のガイド軸7,8の外
周側位置に三角状ミラー33を第2のガイド軸8側が基
準となるように(三角形の底辺側となるように)置き、
オートコリメータ31の十字線のレチクルを通して三角
状ミラー33からの反射光の様子を検出しながら、調整
つまみ36cを操作して第3の支持機構29における止
めねじ26cの高さ位置を調整することで第2のガイド
軸8の他端側のラジアル調整、即ち、第2のガイド軸8
が水平状態となるように調整する。このような調整によ
り、第1,第2のガイド軸7,8はシャーシ3面に対し
て平行な状態に調整され、ねじれ等のない状態となる。
【0018】図9は平行度調整後に使用されるチルト調
整用の調整治具41を示す分解斜視図である。この調整
治具41は調整基準台32と同様に基準突起42a,4
2b,42cを有するとともに光ピックアップ2の対応
する位置に検出光学系の受光素子からの信号を取り出し
得るモニタ用のフィクスチャ43が搭載された治具台4
4と、この治具台44のフィクスチャ43に接続された
治具回路45とを備えている。治具回路45の出力はジ
ッタメータ(図示せず)に接続されている。また、治具
台44には第1,第2,第3の支持機構22,28,2
9における止めねじ26a,26b,26cの凹部に係
止可能な調整ビット27a,27b,27cを先端に有
するステッピングモータ46a,46b,46cが取付
けられ、これらのステッピングモータ46a,46b,
46cの回転駆動により止めねじ26a,26b,26
cを各々独立して上下動させ得るように構成されてい
る。これらのステッピングモータ46a,46b,46
cは、制御回路47による制御の下、各々のドライバ4
8a,48b,48cにより駆動される。
【0019】ここで、平行度調整後のチルト調整の手順
について説明する。このチルト調整は、平行度調整済み
の第1,第2のガイド軸7,8等を有するシャーシ3を
治具台44上に搭載するとともに、ターンテーブル6上
にDVD規格の光ディスク49を搭載してスピンドルモ
ータ1により回転させ、光ピックアップ2を稼働させる
状態で行われる。このとき、光ピックアップ2は例えば
ディスク半径方向の中周位置付近に位置するように制御
される。
【0020】まず、回転駆動されている光ディスク49
に対して光ピックアップ2の対物レンズ9によりレーザ
光を集光照射し、その反射光を検出光学系の受光素子に
より受光検出するが、その検出出力をフィクスチャ43
を介して治具回路45に取り込み、ジッタメータに出力
することで、そのジッタが最小となるように制御回路4
7、ドライバ48a,48bを通じてステッピングモー
タ46a,46bを同時に同じ量(同じステップ数)だ
け駆動させることで、止めねじ26a,26bも同じ量
だけ回転させることにより、ラジアルチルトの調整を行
う。即ち、第1,第2のガイド軸7,8は高さ方向の平
行度が調整されており、半径方向の位置によってタンジ
ェンシャルチルトが変化することはないので、半径方向
の或る1点のモニタでジッタが最小となるように第1,
第2の支持機構22,28によりラジアルチルトの調整
を同時に行うことで短時間で適正に調整できる。例え
ば、最小自乗法によりジッタに関する2次曲線を求め、
ジッタが最小となる最小点を含む2次曲線の軸位置を求
め、この位置となるようにステッピングモータ46a,
46bの駆動ステップ数を制御すればよい。このとき、
止めねじ26a,26bをステッピングモータ46a,
46bを通じて同時に同じ量だけ駆動させればよいの
で、制御が簡単(同一ステップ数だけ駆動させればよ
い)な上に、第1,第2のガイド軸7,8間の平行度を
維持できる。
【0021】このようなラジアルチルトの調整後、同様
に、回転駆動されている光ディスク49に対して光ピッ
クアップ2の対物レンズ9によりレーザ光を集光照射
し、その反射光を検出光学系の受光素子により受光検出
するが、その検出出力をフィクスチャ43を介して治具
回路45に取り込み、ジッタメータに出力することで、
そのジッタが最小となるように制御回路47、ドライバ
48b,48cを通じてステッピングモータ46b,4
6cを同時に同じ量(同じステップ数)だけ駆動させる
ことで、止めねじ26b,26cも同じ量だけ回転させ
ることにより、タンジェンシャルチルトの調整を行う。
即ち、第1,第2のガイド軸7,8は平行度が調整・維
持されているので、半径方向の位置によってタンジェン
シャルチルトが変化することはなく、半径方向の或る1
点のモニタでジッタが最小となるように第2,第3の支
持機構28,29によりタンジェンシャルチルトの調整
を同時に行うことで短時間で適正に調整できる。
【0022】また、既提案例では、平行度検出手段とし
てオートコリメータを用いたが、この他に、例えば,ダ
イヤルゲージ、レーザ変位計、接触式ポテンショメータ
等の変位センサを用いて第1,第2のガイド軸7,8の
平行度を調整するようにしてもよい旨が言及されてい
る。即ち、各支持機構21,22,28,29に対応す
る第1,第2のガイド軸7,8部分に4つの変位センサ
を配設し、これらの変位センサにより検出される4点の
高さが等しくなるように第1,第2,第3の支持機構2
2,28,29の止めねじ26a,26b,26cの高
さ位置を個別に調整するようにしてもよい。
【0023】ところが、既提案例方式において、平行度
を測定・調整する上で、平行度検出手段として、オート
コリメータ31のような非接触式の変位計を用いた場合
には、調整装置が高価になってしまう。一方、接触式ポ
テンショメータ等の接触式の変位計を用いた場合には、
調整装置は安価となるが、接触式の変位計が接触してい
るガイド軸(第1又は第2のガイド軸7又は8)を介し
てシャーシ3に歪みが発生し、正確な計測ができなくな
り、平行度調整後の精度が維持できなくなってしまう問
題がある。特に、シャーシ3には光ピックアップ2移動
用の大きめな開口部12等が形成されているので、面方
向の接触を受けることにより歪みを生じやすい。
【0024】そこで、本発明は、安価な接触式の平行度
検出手段を用いてもシャーシに歪みを生じにくく、適正
に平行度検出及びその維持ができるガイド軸平行度測定
調整装置を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
被移動体を移動自在に支持する平行に離間した第1,第
2のガイド軸をシャーシ面に沿わせて支持部により前記
シャーシ面に対して垂直な方向に可動的に支持させて設
けた機器において、前記第1,第2のガイド軸の前記シ
ャーシ面に対する平行度を検出する接触式の平行度検出
手段と、この平行度検出手段の検出出力に応じて前記第
1,第2のガイド軸の前記支持部を各々独立して駆動す
る平行用駆動手段と、前記平行度検出手段による検出時
に前記シャーシの歪みを補正する歪み補正手段と、を備
える。
【0026】従って、接触式の平行度検出手段による平
行度の検出に際して、シャーシはシャーシ面に垂直な方
向に力を受けて歪みを生じ得るが、その歪みを補正し得
る歪み補正手段を備えているので、シャーシ歪みを回避
でき、よって、シャーシの歪みのない状態で正確に平行
度の検出を行えるとともに、検出・調整後の平行度の精
度を維持できる。
【0027】請求項2記載の発明は、請求項1記載のガ
イド軸平行度測定調整装置において、前記歪み補正手段
は、前記接触式の平行度検出手段が前記ガイド軸に接触
する位置の反対側に配設された弾性部材よりなる。
【0028】従って、歪み補正手段として弾性部材を用
い、この弾性部材を接触式の平行度検出手段がガイド軸
に接触する位置の反対側の位置に設けたことにより、シ
ャーシに発生する歪みを容易に相殺することができ、結
局、請求項1記載の発明を簡単で小型にして容易に実現
できる。
【0029】請求項3記載の発明は、被移動体を移動自
在に支持する平行に離間した第1,第2のガイド軸をシ
ャーシ面に沿わせて支持部により前記シャーシ面に対し
て垂直な方向に可動的に支持させて設けた機器におい
て、前記第1,第2のガイド軸の前記シャーシ面に対す
る平行度を検出する接触式の平行度検出手段と、この平
行度検出手段の検出出力に応じて前記第1,第2のガイ
ド軸の前記支持部を各々独立して駆動する平行用駆動手
段と、前記平行度検出手段による検出時に前記シャーシ
の面精度が相対的に高い部分でこのシャーシの姿勢を保
持する保持機構と、を備える。
【0030】従って、接触式の平行度検出手段による平
行度の検出に際して、シャーシはシャーシ面に垂直な方
向に力を受けて歪みを生じ得るが、シャーシの面精度が
相対的に高い部分、例えば、両側面でこのシャーシの姿
勢を保持する保持機構を備えているので、シャーシ面精
度に左右されることなく平行度の検出及びその調整が可
能となる。
【0031】請求項4記載の発明は、請求項1,2又は
3記載のガイド軸平行度測定調整装置において、前記被
移動体を光ピックアップとし、前記第1,第2のガイド
軸が前記光ピックアップを光ディスクの半径方向に移動
自在に支持する軸である。
【0032】従って、請求項1,2又は3記載のガイド
軸平行度測定調整装置をDVD等を用いる光ディスク装
置に適用することにより、第1,第2のガイド軸の精密
な位置精度を確保して良好に動作させ得る。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
に基づいて説明する。図4ないし図9に示した既提案例
と同一部分については同一符号を用いて示し、説明も省
略する(以降の実施の形態でも同様とする)。本実施の
形態は、光ピックアップ2を被移動体とするものであ
る。本実施の形態は、平行度検出手段として、図7に示
した非接触式のオートコリメータ31に代えて、図1に
示すように、接触式の変位計51,52,53,54を
用いることを基本とする。これらの変位計51,52,
53,54は各々第1,第2のガイド軸7,8上の支持
部近傍に設定された測定点55a,55b,55c,5
5dにて上方から第1,第2のガイド軸7,8に当接し
得るように配設されている。ここでは、変位計51が基
準用とされている。さらに、基準突起42cにより1点
支持される側のガイド軸、例えば、第1のガイド軸7の
支持機構22側の測定点55bの下面側(測定点55b
とは反対側)に対応する位置は、前記変位計54に対向
するようにして歪み補正手段としての弾性部材56が設
けられている。弾性部材56とし、具体的には、フィク
スチャーピンが用いられているが、ゴム、リーフスプリ
ング、エアーダンパー、オイルダンパー等で代用しても
よい。この他の機構(調整つまみ36a,36b,36
cによる平行用駆動手段等)は、既提案例とほぼ同様で
ある。
【0034】このような構成において、第1,第2のガ
イド軸7,8のシャーシ3面(光ディスク面)に対する
平行度を調整するには、まず、第1の測定点55aの高
さを変位計51により計測した後、他の3つの測定点5
5b,55c,55dの高さを基準点の高さ(第1の測
定点55aの高さ)に一致するように、各々変位計5
2,53,54により測定しながら、対応する調整つま
み36a,36b,36cを調整することにより行う。
【0035】このとき、本実施の形態のように、平行度
検出手段として接触式の変位計51,52,53,54
を使用すると、調整基準台32の基準突起34cによる
1点支持部において、第1のガイド軸7を介して接触式
の変位計52の負荷がシャーシ3に加わることにより、
シャーシ3の面精度を歪ませる。この歪みが発生するこ
とにより、測定点55bの位置が測定点55aの高さ
(基準点高さ)に対して変化し調整後に平行度を維持す
ることができなくなってしまう。
【0036】ここに、本実施の形態にあっては、接触式
の変位計52の接触点(測定点55b)の反対側に弾性
部材56が配設され、この接触点の反対側で第1のガイ
ド軸7に対応する部分を受けるため、接触式の変位計5
2の負荷に基づき発生するシャーシ3の歪みを補正する
ことができる。この結果、平行度の測定を正常に実施
し、測定点55a,55b,55c,55dを正確に測
定することができるため、平行度の調整も正確に行うこ
とが可能となり、かつ、平行度調整後の位置精度を維持
することができる。
【0037】なお、基準突起42a,42bと基準突起
42cとを入れ替え、支持機構21,29側を1点支持
とした場合には、接触式の変位計51の接触を受ける測
定点55aに対応する位置に弾性部材56を配設すれば
よい。
【0038】本発明の第二の実施の形態を図2に基づい
て説明する。前述した実施の形態では、シャーシ3の面
精度のばらつきによりシャーシ3の姿勢が変化してしま
うことがある。このため、第1,第2のガイド軸7,8
の平行度検出・調整時に若干のばらつきが生じてしまう
ことがある。
【0039】このようなことから、本実施の形態では、
図2に示すように、シャーシ3を調整基準台32の基準
突起34a,34b,34cで保持した後、シャーシ3
において相対的に剛性(面精度)の高い箇所(本実施の
形態では、シャーシ3の両側の側面3s)を左右方向に
可動的で保持機構としてのクランプ61,62により挟
み込むようにして保持させるようにしたものである。6
1a,62aはクランプに際してシャーシ3を傷つけな
いようにする弾性部材である。このように、シャーシ3
の両側の側面3sをクランプ61,62により保持した
状態で平行度の検出・調整を行わせることにより、シャ
ーシ3の姿勢を一定にし、かつ、接触式の変位計51,
52,53,54による負荷を相殺することができる。
【0040】よって、本実施の形態によれば、第1,第
2のガイド軸7,8の測定点55a,55b,55c,
55dの平行度を正確に測定できることになり、かつ、
調整後の平行度を維持することも可能となる。なお、ク
ランプ61,62によるクランプがしっかりしている場
合には、弾性部材56は必ずしも必要としない。
【0041】また、本実施の形態では、シャーシ3の側
面3sのほぼ全長に渡る長さ(幅)のクランプ61,6
2を用いたが、図3に示すように、基準突起34cによ
り1点支持となっている側面3s部分のみを保持する長
さ(幅)のクランプ61,62としてもよい。これによ
れば、クランプ61,62自体を小さくできるため、装
置自体を小型化することができる。
【0042】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、接触式の
平行度検出手段による平行度の検出に際して、シャーシ
はシャーシ面に垂直な方向に力を受けて歪みを生じ得る
が、その歪みを補正し得る歪み補正手段を備えているの
で、シャーシ歪みを回避することができ、よって、シャ
ーシの歪みのない状態で正確に平行度の検出を行えると
ともに、検出・調整後の平行度の精度を維持できる。
【0043】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載のガイド軸平行度測定調整装置において、歪み補正手
段として弾性部材を用い、この弾性部材を接触式の平行
度検出手段がガイド軸に接触する位置の反対側の位置に
設けたので、シャーシに発生する歪みを容易に相殺する
ことができ、結局、請求項1記載の発明を簡単で小型に
して容易に実現することができる。
【0044】請求項3記載の発明によれば、接触式の平
行度検出手段による平行度の検出に際して、シャーシは
シャーシ面に垂直な方向に力を受けて歪みを生じ得る
が、シャーシの面精度が相対的に高い部分、例えば、両
側面でこのシャーシの姿勢を保持する保持機構を備えて
いるので、シャーシ面精度に左右されることなく平行度
の検出及びその調整が可能となる。
【0045】請求項4記載の発明によれば、請求項1,
2又は3記載のガイド軸平行度測定調整装置をDVD等
を用いる光ディスク装置に適用することにより、第1,
第2のガイド軸の精密な位置精度を確保して良好に動作
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す分解斜視図で
ある。
【図2】本発明の第二の実施の形態を示す分解斜視図で
ある。
【図3】その変形例を示す分解斜視図である。
【図4】既提案例の内容を示す分解斜視図である。
【図5】その平面図である。
【図6】支持機構の一部の構造を示す断面図である。
【図7】平行度調整機構を示す分解斜視図である。
【図8】その調整手順を示す概略平面図である。
【図9】チルト調整機構を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
2 光ピックアップ、被移動体 3 シャーシ 7 第1のガイド軸 8 第2のガイド軸 36a〜36c 平行用駆動手段 49 光ディスク 51〜54 平行度検出手段 56 弾性部材、歪み補正手段 61,62 保持機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 廣 東京都大田区蒲田本町1丁目9番11号 株 式会社エイト工業内 Fターム(参考) 2F065 AA45 CC00 DD02 EE00 FF67 PP11 5D117 AA02 GG03 JJ13 KK08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被移動体を移動自在に支持する平行に離
    間した第1,第2のガイド軸をシャーシ面に沿わせて支
    持部により前記シャーシ面に対して垂直な方向に可動的
    に支持させて設けた機器において、 前記第1,第2のガイド軸の前記シャーシ面に対する平
    行度を検出する接触式の平行度検出手段と、 この平行度検出手段の検出出力に応じて前記第1,第2
    のガイド軸の前記支持部を各々独立して駆動する平行用
    駆動手段と、 前記平行度検出手段による検出時に前記シャーシの歪み
    を補正する歪み補正手段と、を備えることを特徴とする
    ガイド軸平行度測定調整装置。
  2. 【請求項2】 前記歪み補正手段は、前記接触式の平行
    度検出手段が前記ガイド軸に接触する位置の反対側に配
    設された弾性部材よりなることを特徴とする請求項1記
    載のガイド軸平行度測定調整装置。
  3. 【請求項3】 被移動体を移動自在に支持する平行に離
    間した第1,第2のガイド軸をシャーシ面に沿わせて支
    持部により前記シャーシ面に対して垂直な方向に可動的
    に支持させて設けた機器において、 前記第1,第2のガイド軸の前記シャーシ面に対する平
    行度を検出する接触式の平行度検出手段と、 この平行度検出手段の検出出力に応じて前記第1,第2
    のガイド軸の前記支持部を各々独立して駆動する平行用
    駆動手段と、 前記平行度検出手段による検出時に前記シャーシの面精
    度が相対的に高い部分でこのシャーシの姿勢を保持する
    保持機構と、を備えることを特徴とするガイド軸平行度
    測定調整装置。
  4. 【請求項4】 前記被移動体を光ピックアップとし、前
    記第1,第2のガイド軸が前記光ピックアップを光ディ
    スクの半径方向に移動自在に支持する軸であることを特
    徴とする請求項1,2又は3記載のガイド軸平行度測定
    調整装置。
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